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2025年4月15日火曜日

スタジオでの珍現象。


朝散歩から南海放送スタジオへ直接入る。6:15頃、スタジオに入ると朝陽が昇ってきてスタジオに差していい気分!で、そのまま準備を整えて、ディレクター津田さんのGOサインで収録開始。

いつものように喋っていたら目の前の天井がユラユラと揺れているのが目に入る。
喋りながら意識は(ナニ?アレ?)と分からなかったけれど(おぉ!太陽の日差しが堀端の水面に反射して、スタジオに入った角度が天井だったのか!)と、「水面反射、水影」という現象と分かったものの喋っていたので、その様子が写真に撮れず、収録続行。

スタジオ天井にユラユラと動く水影を見ながらの収録に(10年以上も南海放送ラジオに通っているけど)初めて気がついた。たぶん、季節や時間で太陽が昇る角度は違うので、この時期だけの現象かもしれない。

この日に風録したのは「今年度もエールラボえひめの事務局はFM愛媛に決まり、私もディレクターとして参画がきまった。そしてFM愛媛でのラジオ番組「エールラボえひめ」は毎週最終ぢ曜日の16:55からに引越しした。」

「6市町(松山市、伊予市、東温市、久万高原町、砥部町、松前町)の特産品で作ったピクルスの第二弾(第一弾は野菜)「6つのまちのくだもの自慢ピクルス」が4月16日から発売開始!」

「撮影支援した「劇場版トリリオンゲーム」の興行収入が20億円を超えて、「真夏の方程式(33.1億円)」以来の10億円超作品となった。ちなみに愛媛県で撮影された映画の最高興行成績は「世界の中心で、愛をさけぶ」の85億円。」など

こうしてアウトプットすると、整理しながら喋ることになる=振り返りになるので、ホント、あれゆる方面でお世話になっいて、面白がってくれて大感謝。

協働と共創について言語化してみた。


「協働」という言葉を聞き始めたのは10年前?もっと前?
それまで上下関係、主従関係と「縦型、垂直型」だった仕事などの取り組みが、互いに目的を共有し、役割と責任をもって資源(ヒトモノカネなど)を持ち寄り、対等にパートナーして取り組もうと「横型、水平型」へとシフトしたイメージ。

その結果として創出されたのは、一緒に築き上げた達成感や単独では成し得なかったコトなど。
ただ、あえて言うと「協働」はプロセスや状態のことで目的ではなく、目的への手段だった。
その重要さは、愛媛県庁に「男女参画・県民協働課」があった過去。

そこに新たな概念として「官民共創」が愛媛県に注入される。
「共創と協働は何が違うのか?」
協働とは多様な立場が協力しあい、「取り組む状態/姿勢」を表すのに対して、「共創」は多様な立場が協力しあい
新たな価値を創造する(≒実利)」という結果に重きが置かれている点。

協働を深化/進化させると共創という感じか。
でも、そもそも論として、なんで今でも“それなり”に取り組んでいるのに、あえて官民共創を挙げるのか?

たぶん(きっと必ず)、愛媛は確実に人口がさらに減少し、産業や経済、文化、観光、教育などあらゆる分野で行き詰まることが予測される中で、官も産も学も民も単独では成果や効果に限りがあると分かり、共創(≒実利)を目的に利害関係を超えて新しい価値を創出しないとジリ貧なんだろうなと推察、いやホント。

そこでのポイントは「自分ごと化」「自分たちごと化」という当事者意識だけど、最大の難敵である「人々の無意識/無関心」をどうやっつけるか?
「一緒に考えましょう!」と言われた宿題は手探りの最中!

2025年4月14日月曜日

12年ぶり。


撮影支援をした「劇場版トリリオンゲーム」の興行収入が、2月14日の公開から20億円に達する見込み。この調子が続けば最終興行収入は25億円辺りと予測される。

えひめフィルム・コミッションにとっては「真夏の方程式(2013)」以来、12年ぶりのヒット映画(=ヒットとは、日本映画製作者連盟の映画産業統計に残る劇場公開されて10億円以上の興行収入を記録した作品)。
ちなみに
「真夏の方程式」は33.1億円の大ヒット!高浜駅、高浜港周辺で撮影した。伊予鉄道さんにとても協力していただいた思い出。

12年間の間にもバスカヴィル家の犬、離婚しようよ、笑うマトリョーシカ、がんばっていきまっしょい(アニメ版)などの作品があったけれど、10億円未満だったり、テレビ作品、配信作品だったり・・・と、“モノサシ”に合わなかった作品が多かった。

そんなヒット作品は1年間に劇場公開される全作品のわずか5%しかなく、かつヒットするかは誰にも分からず(最近では誰も知らなかった「侍タイムスリッパー」のヒットが記憶に新しい)、“運”も多分にあると思ってる。

でも、運に任せて恵まれるなんて気の遠い話。
ましてや残り95%の作品を支援しているフィルム・コミッションの方が多く、また、それらの作品のPR予算は限られている。

常々「作戦が必要!」と言っているのは、5%の作品はテレビやネット、誌面などで大々的に宣伝できるのに対して、PR予算が限られる作品には「金がないなら知恵を絞れ!」という感じ。

ロケ地マップ、ロケ地ツアー、先行試写会、イベントはテッパンになってきたけど、他にもFCが関係者にインタビューしたり、広報誌に掲載したり、地元雑誌に取材してもらったり、ロケ弁を紹介したり(笑)・・・色々なアイデアをプロデューサーに尋ねたらいい。

そのうち1つ
だけでもできたら、そこかで2つめを“こじ開ける”こともできるかも!?
がんばれフィルム・コミッション!

自分のご機嫌を取れるのは自分。


「何にもなかった日なんてあるわけがない。」と思っていて、大抵、そういう人は「イベント(≒特別なこと)」が無かった・・・と言う。

毎日がイベントのような特別な日が続く人っているかな?仮にいても、そのうち疲れてしまうと思う。
いわゆる「幸せホルモン(ドーパミン、セロトニンなど)」の効果も薄れてしまうかも。

何もないと感じた時こそ、問いを立てたり、内省する絶好の機会。
特別なコトよりも、ごくフツーな誰でも得られる些細な日常に目を向けると(おぉ!身近でも幸せを感じられることが多い!)と気づくはず。

聖人君子ではないし、ニヒリズム(虚無主義)のペシミスト(悲観論者)と思ってるから、面倒なこと、嫌なこと、呆れたことも思い出す。ごくフツーなこと。
そんなコトは消えないけど、小さくできるのは、多くの小さな幸せの感じ方を知ってるから。
人よりも多少は多くの経験をしてきて得た知恵みたいなもの。

解像度をあげて周りをみてごらん。と、伝えたい。
「桜が舞い散るのを見ました。椿の花がキレイでした。掃除をしたら気分が晴れました。快眠でした。快便でした。自分にご褒美しました。信号を待たずに行けました。夕陽がキレイでした。会計がゾロ目でした。時計を見たら5:55でした。」などなど、自分を楽しませる些細なできごとは、そこら中にある!

そんなコトを上手に見つけられるのは大人よりも子ども達かもしれない。
先日、春編が終わったココ大付属学園で「インチキ、四葉のクローバーあげる。」と持ってきてくれた。

自分のご機嫌を取れるのは自分しかいないのだから、他人に委ねるのはもったいないよ!

2025年4月13日日曜日

4月の私は人気者!

何のイベントだったのだろう?

追われていた報告書が完成して提出準備に郵便局へ。
ついでに100円分の定額小為替も必要だったので、その旨を伝えると「そっ、そうですか?」と声が詰まったので(何かな?)と思ったら、100円分の定額小為替の発行に200円が必要だった件。

「何だか・・・ですね。」と私。「えっ、まぁ・・・」と、どう対応したらいいか分からなかった郵便局員さん。
郵便代金も値上がりして、(年賀)ハガキを送る人も減って郵便局の存在、役割はどうなるんだろう・・・と後にする。

翌朝7時30分過ぎ、いつもより遅めの朝散歩。
報告書を郵便ポストへ投函しがてら城山公園内を歩いていると、広島、香川、高知、徳島などの県外ナンバー車が停車していて、近づいたら写真のようなだった。
準備中だったので、何のイベントが分からなかったけど、洋服が多かったから中古服販売などのイベントだったのかな?

こういうイベント、とてもいいと思う。準備中から活気を感じた。
出店者も来場者も県内外から来るし、城山公園は雰囲気が良いから買わなくてもブラブラ、休憩するだけでもいいと思う。

そんな光景を横目に郵便ポストへ向かう。
投函後は8時に開店したばかりのスーパーで朝食を買ってアパートに戻り、今度はメール送信で済ます報告書の準備。

そして明日は対面で提出する報告書があるから整える。
で、ココで終わり・・・とならず。次は総会準備!
「忙しい!」とは言わず、(4月の私は人気者!)と思うようにしてる(爆)

どうでもいい話。


「カツカレーのカツは先に食べますか?それとも後に残して食べますか?」
「先にカレーと一緒に食べるかな。」
「なんでですか?」
「だって、カツはアツアツだし、後で・・・と思ってる間に“何か”が起こって食べれないかもしれないでしょ?」
「“何か?”ってナニですか?」
「例えば、カツを残してる間に地震が起こるかもしれないし、こぼすかもしれない。」
「〇〇〇さんは後で食べるタイプ?」
「食べるモノで変わます。」
「なんだよ!それ。それだったら私もそうだよ。ご飯とカレーとカツを一緒に食べるよ!」
「デザートを先に食べる人なんていないでしょ?」
「そういう話じゃないよ。デザートは食後だよ、普通。」
「じゃあ、仕事は?メールが届いたらいつ返信する人?」
「なるべく早く。泉谷さんは?」
「24時間以内。緊急だったら直ぐに返信。」
「緊急だったら電話じゃないんですか?」
「電話は本当に本当に緊急の時だけ。基本メール。じゃないと“言った言わない”で困るのが嫌だから。あと、電話って人の作業を中断させるから気を使うよね。この前、資料をダウンロードしたら、その会社から1日で10回以上の電話が鳴って、その後もメールがきたから「電話は不要です。」と返信しても電話がくるから電話主の名前を“取らなくていい電話”にしちゃった。」
「やりますね。」
「仕事も同じ、面倒な作業ほど先に着手した方が面倒な気持ちが軽減されるから良いと思うけどね。どうせ、しないといけないんだから。」
「ですね。でも、そう簡単には取りかかれない、終わらない面倒な作業もあるじゃないですか?」
「そんな時は“午前中ははココまで!午後はココまで!”と区切りをつければいいよ。自分のご機嫌を取りながら進めればいいと思う。」
「ありがとうございます。」
「で、なんでこんな話になったんだっけ?」
雑談から仕事に話になった昼食待ちの時間。

2025年4月12日土曜日

地域おこし協力隊×フィルムコミッション


メモメモ。
総務省によると、
2024年度の地域おこし協力隊数が、前年度比710人増の7910人だったと発表。

受入れ自治体も12カ所増えて1176団体となり、こちらも最多数となった。

政府は26年度までに隊員数を1万人へ引き上げる目標を打ち出している。

隊員数は20~30代が60%以上を占め、40代が20%、50代が10%だった。男女比は男性60%、女性40%。協力隊が最も多い都道府県は北海道で1307人。

19~23年度に任期を終えた隊員8034人の定住状況を調査した結果、約70%の5539人が活動地域に住んでいたことも分かった。 

今では認知度も高まり、地域での職種も増えてきた。

そして4年前から「地域おこし協力隊とフィルム・コミッションは相性がいい」とも言ってきた。
すると現在(募集は4/22まで)、「栃木県佐野市でフィルムコミッション事業を担当する地域おこし協力隊を募集」してるではないか!


<業務内容>

(1)フィルム制作会社等との下見及び打ち合わせ、ロケ現場の立ち合い及び記録写真撮影

(2)ロケ素材の収集、登録及び更新に関する業務

(3)エキストラ募集の支援業務

(4)外部関係機関との連絡調整に関する業務

(5)フィルムコミッション専用ホームページの維持管理及び更新

(6)ロケ地マップなどの作成

(7)その他フィルムコミッション事業運営に関する業務

いやぁ、スゴい!
50代の地域おこし協力隊は10%とのことだけど、もしも、愛媛県でフィルム・コミッションに携われなくなったら、他地域でもできることを知った!

13年間ありがとう。


自分の学習能力の低さ、記憶力低下を嘆くしかない。
追われていた報告書作成も終盤、(よし!書類をスキャンしたら終わりだ!)と、ゴールが見えてスキャナーと書類をセット。
いざ!開始ボタンを押すと「ギュルルル〜!」と嫌な音が出て(紙詰まりか?)と思って駆動部分を開けたら、用紙送りのゴムローラーが溶けてた・・・。

Oh!No!去年も同じトラブルだったよ!すっかり忘れてた。
去年はダマしダマし使い、使い終わった後は修理もせず片付けて放置のままだった。
それも昨日と同じタイミングではないか!ホント、アホ。

そして、去年は1つのゴムローラーだけが溶けていたのに、今年は新たに2つがベトベト&ネチャネチャで溶けてた!残る1つも時間の問題でフニャ〜となってた(笑)

一年に一回しか出番がないから機械がスネたとしか思えず、でもどうしようもなく、準備したのにバラして廃棄処分に。13年間ありがとう!と役目を果たしたということで(今回は果たしてないけど・・・)。

でも、肝心の書類スキャンはできず、こうなったらスマホで撮影し、フォトショップで補正してPDFで保存となる。代替え法を知っていて良かった。

そして、一年に一回(一定期間)しか出番がないと言えば「自転車」も同じだった。
一年間、屋外で放置された自転車は汚れがヒドく、部屋にいれて洗い最低限のキレイになったけどタイヤは空気が抜けて運転できず。

自転車を押しながら自転車屋さんに行き、空気を入れていただき、1年ぶりに息を吹き返した自転車。
機械のメンテナンスは定期的に必要ということ。

話を戻して、もうスキャナーを買うこともないだろう。断捨離!

2025年4月11日金曜日

いよいよ発売「6つのまちのくだもの自慢ピクルス」。


松山市、伊予市、東温市、久万高原町、松前町、砥部町の特産品(松山市/伊台・五明こうげんぶどう、カラマンダリン、伊予市/キウイフルーツ、東温市/いちご、久万高原町/りんご、松前町/いちじく、砥部町/七折小梅)を活用した商品開発を行い、松山圏域の話題、活性化につなげようというプロジェクト。

2021年10月に水口酒造さんに協力していただき6市町の特産品を活用した「道後ジン 六媛」を、2024年10月にはグッドモーニングファームさんに協力していただき「6つのまちのやさい自慢ピクルス」を販売。
どちらも好評で「道後ジン 六媛」は初回予定を超える売れ行きを記録したり。

そして今回は「6つのまちのやさい自慢ピクルス」とは素材を変えて、「6つのまちのくだもの自慢ピクルス」が完成し、令和7年4月16日(水曜日)から販売開始!
限定300本とのことで、売れ行きによって追加製造が決まる!

開発の経緯はあんなこんなと色々しました。
これまでの計6年間、毎年担当者が変わる中で私だけは変わらず、よく頑張りました!と自分で自分を褒める(涙)。

やはり、地域の可能性を信じていたからで(必ず美味しいモノが開発できる!)と疑わなかったから。
この6年間で得た知識と経験は今後の商品開発にも活かされること間違いなし!

値段は2,484円/本と安くない。
毎日の食卓に並べることは難しいからこそ、特別感を出したく、お土産でも、特別な日でも、ハレの日でも、ご褒美でも、プチ贅沢として活用されたらと願い。
そして、買った人が新しい食べ方や楽しみ方を発信してくれたら・・・完璧!

奇遇と言わず、何を言おうか?


松山東雲女子大学での「NPO・ボランティア論」も4年目。
「応援ボランティア」というテーマを掲げて、ボランティアには色々な形や内容があることを体験しながら学ぶユニークな授業(にしてるつもり)。大学側もOK言ってるし!

15回の講座はざっくり4部構成になっていて、1つ目は「NPO・ボランティア概論」、2つ目は「ゲスト講師を招いての応援ボランティア体験」、3つ目は「ロケハンボランティア体験」、4つ目は「ココ大付属学園でのボランティア体験」。

アカデミックに学ぶことも必要だけど、先入観で固まっている「ボランティア像」をほぐすこと大事。
「ボランティアは発意による無償の行動」なので、直感なワクワク感が大切。
余計なコトを考える隙も時間も与えないワクワク感!

今回のゲスト講師は「程野商店さん」と「エフエム愛媛」さんという豪華さ!
2社でコラボ商品を検討したいとのことで、通常の商品開発の延長では面白さに欠けると思い、話を進めては戻り、違う切り口で進めては戻り、全然違う話もぶっ込みながら90分の打合せで「尖った構成&振り切った構成」になる予感が持てた。

ちなみにこれまで「河内晩柑(2022)」「萬翠荘(2023)「道後一会(2024)」を取り上げて、学生たちは「私たちは〇〇だったら食べる、行く、響く」と自らをペルソナ化してPRアイデアを考えた。

で、程野商店さんといえば「松山あげ」。
「私、いなりや成の近くに住んでます。この前行きました。」と何気なく伝えたら、ゲスト講師は程野商店の役員さん、いなりや成の社長さんだった件!
これを奇遇と言わず、何を言おうか?

学生達もゲスト講師も実り多い授業になりますように!

2025年4月10日木曜日

根気がない、自分らしくないと。


締切迫る資料作成に追われているのに、息抜きに見た「ザ・ノンフィクション」が面白くて前編をTVerで見てしまった。

以前はキッチンカーで夢を実現しようとする若者を取り上げていたけど現実は厳しく、夢との狭間で揺れ動く若者が印象的だった。

今回は「パン屋になる!」と夢を描き上京した若者二人の成長物語。
決してご都合主義のハッピーエンドにならないのがノンフィクションの良いところ。

今回の主人公である男性(20歳)は愛媛県出身で、グッ!と引き寄せられてしまう。
と言うのも絵に描いたようなダメっぷりで、遅刻常習だし、必要なことを覚えないし、確認しないし、言い訳多いし、設定?と思うほど(だからこそ、どう長するのか?を視聴者は期待する)。

そんな彼と真逆でコントラストをクッキリつけているのが、もう一人の主人公である女性(20歳)の努力姿。なんでも積極的に挑戦する姿は出来過ぎのよう。
最後はどうなるのだろう(後半はまだ)。

先日も河原デザイン・アート専門学校の学生と過ごしたけれど、20歳で社会に(半強制的に)出され、仕事して成果を求められたら戸惑うのも無理はないは分かるけど、それが理不尽が多い社会と学ばされ、我慢&辛抱を無理やり飲み込まされた我々とは違うんだろうな。

「カラフルな日常がグレーになり、白黒になり、やがて真黒になった。」って何かで絶望を表現してた記憶。

退職代行サービスの「モームリ」は、4月7日の退職相談依頼が244件(うち新卒39名)/日と発表。この調子だと4月は約3000件の退職相談数になると予測。退職を代行依頼って・・・。

方や「我慢&辛抱、根気が足りない」って言うし、方や「精神論ではない、自分らしくない!」など言うし、関わらない方がいいかもと思ったり。

愛媛ファン集合。


「私は宮城県出身愛媛県在住です。私は愛知県出身愛媛県在住です。私は香川県出身愛媛県在住です。私は熊本県在住です。私は東京都出身愛媛県在住です。私は愛媛県にUターンです。」

と、オンライン上で自己紹介が続いた「新生エールラボえひめ」チーム。
だからアクセスも愛媛県内外からあり、DX化の賜物ですね。となる。

すると、やはり「故郷」と言うのは、社会情勢や経済状況、価値観などによって昔(と言っても30年ほど前)と今では捉え方が大きく異なったと思った件。

生まれ育った土地/地域だからと言って、生まれた土地/地域が好きとは限らない。
もちろん、生まれた土地/地域が好きな人もたくさんいる。
でも、好きな土地/地域は一つしか選べないのだろうか?

話の整理の一つに「好き」を定義しないとならず、「旅(訪れて)で地域を好き」もあれば「暮らして好き」になったのもあるし、「予期せぬ意図せぬご縁で好きになる」もある。
そして、これらの関係性には「直接」と「間接」の2種類ある。

すると、人ぞれぞれだから色々な事情があるわけだから、「生まれ育った土地/地域だから・・・」は関係ないんじゃないの?が持論。
ただ、色々な事情で愛媛に関わるようになり、かつ仕事でも愛媛に直接かかわるようになったのだから「愛媛ファン」の方がいいんじゃないの?と。その方が楽しめるし。

「地域づくりは、わか者、よそ者、ばか者が興す」って今でも言うのかしら?
愛媛に移住したばかりの2001年頃、盛んに言われていたフレーズ。

愛媛ファンなエールラボえひめチーム。今年度も頑張ろうね!とキックオフ会議終了。

2025年4月9日水曜日

売り方上手。


「はい、どうぞ。」と、高知県からの土産でいただいたのはジプロック(それもジプロックのチャックだけでなく結束バンドでねじられて)だったので、てっきり何かの「お裾分け」と思ってたら、製造者情報や値段、賞味期限などが明記された、れっきとした商品だった!

商品自体は「乾燥菊芋(食物繊維が豊富で血糖値の上昇をおだやかにするなど健康志向と相性の良い食物)」で、スープやサラダに入れて食べたら美味しそう(菊芋自体に味はない)

こんなダイナミックな売り方があるんだ!とマーケティング視点で見ると面白くてつづる。
道の駅などの直売所、産直市で見かけるのは透明な袋に入った品で、最近は“外装(見た目)”も意識してか、手土産などにも通じるオシャレさもあるけど、その真逆。
包装などの資材代は高く、利益を圧迫してしまうのは「愛顔の食卓」で痛いほど学んだ。

とても良い意味で「買うなら買ってみろ!私は商品の質一本で勝負だ!」と言わんばかりの潔さが時代に抗っていて好感が持てた。

そして、食べ終わってもジプロックは再利用できるではないか!そこまで気を使っているのか!?と勝手に思って「売り方上手だな・・・」とうなる。

別日。家庭菜園を楽しまれている星川さんからツヤッツヤの新玉ねぎをいただく。
瑞々しさもあり、新玉ねぎは炒めたりせず、生のまま薄くスライスして、水でさらした後はポン酢と鰹節がシャキシャキの食感を楽しむのがベスト。

大都会では絶対に得られない恵。

こんなコトもあった!


ココ大付属学園春休み編の写真を整理していたら、(あぁ!こんなコトもあった!)とニヤけてしまった写真。

その一。
子どもたちは出席をとる10時までは自習をする子が多く、国語、算数、英語などの演習問題に向かうのだけど、自分の席ではなく私の隣や前に陣取り、私の邪魔をしながら問題を解く子が多い。

「自分の席で勉強した方がはかどるでしょ?」「いやだね!」などのやりとりをしていて、ふと「発表、金曜日、牛乳をローマ字で書きなさい。」と言う英語のドリルが目に入った。
発表=アナウンス、金曜日=フライデー、牛乳=ミルクと思いきや、発表=happyou、金曜日=kinyoubi、牛乳=gyuunyuuと書いていて、(設問はこれでいいのか?)と思った件。

その二。
片付けは躊躇してはならず、思い切って処分するのが鉄則。そうしないとわずか11日間でも膨大な量の資材(ダンボール、空き箱、布切れ端、新聞紙、各種芯など)が貯まるから。

でも、子ども達には“そんなコト”関係なく、ゴミ袋にいれたそばからゴソゴソと興味あるブツを取り出しては、子ども達になりに再利用を楽しんでる。だから結局、片付かない・・・。

その中でも、各場面で華やかに彩ってくれた「造花」が色褪せてくたびれてしまい、ゴミ袋に入れて、次の作業へ移り、20分後に戻ったら、造花をドレスのようにまとった女の子がドヤ顔で「インチキ、見て〜」と立っていた。

「かわいいね!」と伝えると、そのままの格好でハーモニープラザ内を闊歩したとのこと。
こんなコトができるのって子どもの時だけかもと思ったり。

写真の整理をしなかったら思い出さなかった日々。

2025年4月8日火曜日

話題の多かった春休みだったかな?


11日間のココ大付属学園春休みが、アッ!と言う間に終了。
3月で6年生が卒業し、4月から新一年生がやってきた今回。色々と心配(新一年生との出会い、怪我や事故など)もしたけど、過ぎてみたら特になく一安心。

心配事の91.4%は起こらない・・・と言うけれど、結局残りの8.6%を心配してしまうのが人の性。ただ、何が起こるか分からないのに闇雲に不安になってもしょうがいないので、8.6%で起こりそうなコトを1つ、2つ想像して対処できるよう心の準備さえしておけばいい。

例えば、怪我したら保険の申請が直ぐに必要だな。とか、モノが壊れたら〇〇○さんに直ぐに言おう。とか。それだけで随分と心が軽くなるし、この先も不安が消えないわけだから「意識の演習」と思っておけばいい。

話を戻して。
奇跡な天候に恵まれたレインボーハイランドピクニック、桜がキレイだった松山城&城山公園ピクニック、パパイズムの本格ピザづくり体験、体育館でドッチボール&バスケットボール、外に出れば鬼ごっこや卓球、部屋に戻ればレゴ、ドミノ、ピタゴラ装置、木工作、ダンボール工作、プラ板づくり、土曜日はe-Sports体験、昼寝もしてたし、読書もしてた。
文具や玩具、お菓子、平岡米などたくさんの寄付もいただいた。

片付けながら、夏編の仕込みも始まった(笑)。
と、言うのも2ヶ月後の6月には募集が始まるから!それまでに色々と終わらせなければ。
「インチキ、今年の夏も鹿島に行くの?」「行こう!」と、それだけで喜びはしゃぐ子供たち。
夏は色々なスポーツ体験もするし、夏祭りもあるし、これまで以上に楽しくなるはず!

写真はお堀の桜。
こちらも満開が終わり散り始めた。
子ども達にとって春休みも話題が多かったな?と思いたい11日間が終了。

今春も10kg食べました。


今春も10kgの平岡米を寄付いただき、毎日6合〜8合を炊いた(冬も夏も寄付いただき大感謝!)

最後の平岡米は「うなぎのタレ味」でいただく。
「インチキ、最後は白米がいい!」という子もいれば「インチキ!最後は焼肉のタレ味がいい!」という子もいて、そんな些細なことで言い争いをするのだから平和です。

だから、どっちの意見でもない「うなぎのタレ味」で締める。
そして子どもの言う通りにしなかったから「インチキ!ひどいー!」と言われる始末。理不尽さを学ぶんだ!
実は海苔も用意していたのだけど、湿気てしまってたのは予想外。特に味付け海苔。

大人が一生懸命というか真摯に向き合っていると、子ども達もマネ/お手伝いしたがる傾向があり、毎日、精米し研いで炊飯セットをすると「今日は何味にするの?」と近寄ってきたし、炊きあがれば「手伝いたい!」「(自分専用の)おにぎり作りたい!」「味見したい!」「(欲しい人へ)配りたい!」など集まってくる子ども達。

何度も書くけど、子ども達は美味しそうなお昼ご飯(≒エネルギー)を毎日持ってきてる。
でも、エネルギーの消費が超絶早く、用意したお昼ご飯だけでは足りない子が多い。
食べ盛りとも言えて、男の子も女のもパクパク&モリモリ食べた。

大活躍してくれた精米機は平岡家に返却し、一升炊きの炊飯器は夏休みまでお休み。
「知ってた?炊飯器でケーキとか料理もできるんだって!」と、子ども達に話題を振ったら「じゃあ、インチキ。お米は炊けないじゃん?」と、同時には作れないことを冷静に指摘されたのはナイショ!

今春もごちそうさまでした!

2025年4月7日月曜日

25歳。


長男くんが気分転換に松山へ。
義兄姉宅にお世話になっていて、食事に誘っていただいたら長男くんの誕生日まで祝ってくれた(涙)。

長男くんは25歳になった。
済美高校の2年生時に自主退学し、シアトルのカレッジで学び、その後はフィレンツェで絵の勉強をして卒業。昨年帰国して画家になる!と奮闘中。

私が25歳の時は、松山で働き始めた頃。
前年の24歳で結婚したばかりで、仕事も結婚生活もおぼつかなかった頃。

その後、1998年に長女が誕生し、2000年に長男くんが誕生。あっという間に25年が経っていた。その後、2004年には次男くんが誕生。

親がこんな感じだから、枠や既成にとらわれず、自分が進みたい道を歩んできた我が子達。
長男くんは小さい頃から絵を描くのが好きで、キース・ヘリングの絵を模写したり、スターウォーズのキャラを描いたり。

スポーツも好きで得意だったから、将来はどんな道に進むのかな?と思っていたら、スポーツではなくアートの道でした。

25歳だからと言って、すぐに将来を決める必要がないのは私自身の経験から。
その後、2000年にネットイヤーに転職したものの、フィルム・コミッションの存在を知り、2001年に愛媛県に移住して2002年に「えひめフィルム・コミッション」の設立に参画、愛媛県観光課に就職した時は30歳だった。

画家になりたいと言っても一筋縄ではいかないのは彼も承知で、紆余曲折しながらの道になるはず。
本人が楽しめるなら、親としてはそれ以上望むことはなく、なんなら楽しさに便乗させてもらおうかなと(笑)。
人生は楽しんだ者勝ち!

2024年度は27件。


うーん、3月末に立て続けに2本の撮影を逃してしまった。
一つはミュージックビデオ。愛媛でファンタジーな場所を求めていたけど、ファンタジーというフワッ!としたイメージを突き詰められなかったのが敗因か?力不足!

もう一つはイベント兼撮影で、色々な場所の提案を受けたけれど、どこも実施は難しい所=撮影としては面白い所とは思えたけど、結局「撮影は難しい」と数回伝えたら他へ行ってしまった。
押し通せば良かったのか?だけど、こういった撮影は地域に話題も負担もかけて、最後は負担の方が大きくなる傾向があるから、ご縁がなかったと思う。

そういえば「ストリート系店舗のPRビデオを撮影したいです。どうしたらいいですか?」「公道撮影なら道路使用許可、道路占有許可が必要になるかもです。資料を拝見させてください。」「ないです!ガチャ!」と名前も名乗らず要点だけ尋ねられて切られてしまった先日。

最近はスマホでも十分な画質で撮影できるし、Youtubeで撮影方法も学べるから可能性は広がったけど、同時に困った案件も増えている感じ。10年前にはなかった。

凸凹色々な撮影相談に対応した一年間。
結局、昨年度は27件の撮影実績だったけど、撮影までつながらず相談案件も含めれば50件程度だったし、撮影したことを報告しない撮影隊もいるので実際は30件/年ほどか。
ちなみに2023年度は37本だった。

2024年はなんと言っても「笑うマトリョーシカ」「がんばっていきまっしょい(アニメ版)」「トリリオンゲーム」が話題で、本数だけをみると昨年よりも見劣りするけど1本のボリュームがすごかった。

2025年は既に撮影が決まっている作品があったり、公開を控える作品があったりバタバタな予感しかない!

2025年4月6日日曜日

お粗末にもほどがある。


東京商工リサーチによると、テレビなどの映像・動画制作会社の倒産が急増しているとのこと。
2024年度に負債1,000万円以上で倒産した映像・動画制作会社は58件(前年度の1.5倍)。
過去10年で最も多く、50件を超えたのは15年ぶり。

背景にはネットメディアの台頭で、テレビの存在感が薄まり、広告出稿に依存していた収益構造が
営業不振に陥り、制作予算が縮小と推察。

倒産58件の内訳は、映画・ビデオ制作が34件。次いでテレビ番組制作17件、アニメーション制作6件と続く。

そこへフジテレビ(だけの話じゃないけど)性加害事件が大炎上。おぞましい。
フジテレビの親会社「フジ・メディア・ホールディングス」の国内取引先は、テレビ番組制作業は391社、映画・ビデオ制作業は181社、アニメーション制作業は90社。
計662社以外にも子会社、孫請会社などの下請け企業も多いだろうから、いづれ“関連倒産”という報道も時間の問題か・・・。

「風が吹けば桶屋が儲かる」的な話だけど、直接関係ないのに倒産に追い込まれたら恨むよな。

そして、岐阜県関市を舞台にした“ご当地映画「名もない池」”のトラブル続報が笑ってしまうほどお粗末。

交付した2000万円の補助金全額を4月15日までに返還を求める関市に対して、映画企画会社の代理人弁護士「(2000万円を返還したら)興行自体が破滅的になります。」とコメント。
そもそも、補助金を先に全額渡してしまう関市の甘さにも一抹の責任を感じるけど・・・。

ChatGPTで脚本を書いたと言われていて革新的!国際映画祭で、AIに可能性を感じた一人だけど、画期的=品質保証ではないからな・・・。

淡路島で上映だけかと思いきや、シネマルナティックでも上映してた!怖いモノみたさで・・・。

接待地獄。

皮ごとバナナ、ブロッコリー、目玉焼き、ケーキの丼!

子ども達の見守りで体育館に行ったら、不思議な世界へ迷い込んでしまい、小学生女子(それも低学年の)「接待地獄」に陥ってしまった件。

最初はバナナ、目玉焼き、野菜にホールケーキが乗った「ケーキ丼」をご馳走をなり、「ごちそうさまでした。美味しかったです。」と、言ったのがマズかった・・・。

ドーナッツ、パンケーキ、ホールケーキが2つ、ブドウ、生野菜、エビフライ、オレンジやイチゴ、キウイなどのフルーツ盛り、9カン寿司が次々と並べられ「ご馳走をどうぞ」とドヤ顔の子ども達。

ちなみにイチゴはココで農家さんが自家栽培している極上のイチゴと説明を受けた。
寿司は松山沖で採れた新鮮なネタ、農家さんが作ったシャリとのこと。

飲み物はお茶のほか、ビールまで注いでくれ「インチキはビールを飲まないんだけど・・・ジュースはありませんか?」と言うと「いいの!飲みなさいー!」と、昭和時代を彷彿させる強制さ&強引さ(笑)

ちゃんと、“食べるフリ”をしなければならず、パクパク食べて終わりかと思ったら「ソーセージ、肉、ポテトセット」が更に出てきて「スミマセン、もうお腹がパンパンなんですけど・・・」「もっと食べれるでしょー!」と「食えや!食えや!」な強引の小学生女子。

「もう帰ってもいいですか?」と伺うと、「まだダメー!」と、接待は続くも、歪んだ大人の接待のような「見返り」は何も求められず、ひたすら「食べて!食べて!」だったひと時。

助け船はチャイム!
遊び時間終了の合図で、一斉に片付けが始まったものの、「インチキも片付けて!」と、接待の見返りは強制的な片付けだった件。