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2015年6月24日水曜日

ダシにぎり!?

えひめダシ部は続く。今度は「中予圏域」で、松山、伊予、中島、松前、八幡浜、上灘、下灘の漁協女性部がダシ初心者の私に色々と教えてくれる。この辺りで「ダシ」といえば「いりこ+昆布」が定番とのこと。そして、ハモ、エビ、タイ、タコ、イカなど、出てくる美味しい資源類。

ただ誰もが感じている「魚介類は手間がやっかい」という課題。確かに魚は丸ごと売っているけど、肉は丸ごと売ってなくて部位だな。その分の手間が省けている事実。どうしたら手間なく感嘆に美味しく地域の味を後世にバトンタッチできるか?一年に一回しか登場しない郷土料理より、毎週食卓にならぶ地域の味を郷土料理とよびたい(笑)。

「地域の特産を入れたおにぎりは?」と誰かがいう。宇和島で「地にぎり」として展開した事例があるけど、ここでは「ダシにぎり」か!ハモにぎり、エビにぎり、タイにぎり、タコにぎり、イカにぎり・・・。山菜を入れてもいいかもね。アイデアが固まるまでもう少し!

2015年6月23日火曜日

えひめダシ部スタート!

えひめダシ部。漁協女性部今治地区の総会に参加。総会では各地の参加者が「料理」を持ち寄るのが恒例で、今年は「ダシ」がきいた料理も!とお願いしたところ「ちらし寿司」「鯛めし」「醤油めし」「イカめし」「鱧の吸い物」「いぎす豆腐」「白子のゼリーよせ」などが並ぶ。保存料、添加物なしの郷土料理!

そこへ登場が、ふなや料理長の久保田さん。以前に「絵画な食卓浮世絵編」でお世話になりました。今回は全ての味を試食いただき、「上白糖より氷砂糖」「揚げるコツは量を少なく」「盛付けは皿の余白を活かす」「メリハリをつける」など、一つ一つの料理に助言いただきました。

女性部歴、料理歴何十年のベテランでも欲しているのは「プロの視点」で、聞き逃さぬようメモが走る。家庭料理は自分が「ものさし(自己判断)」になるからスキルアップが難しい。この機会を逃すまい!と、この後、縦横無尽の料理質問が久保田さんに寄せられたのは言うまでもありません。大成功!

2015年6月22日月曜日

JK is Back!

2:00am起床、3:00am出発、周辺が真っ暗の中、松山自動車道から徳島自動車道、淡路島で日の出を見ながら、神戸淡路鳴門自動車道に入り、阪神高速を走り続け8:00am過ぎに関西国際空港へ到着。半年ぶりに帰国するJKこと、長女の迎えを長女には内緒で家族全員で(まさか!と驚く長女の表情はご想像の通り:笑)。飛行機で素早く往復もできたけど、「道中も楽しめる」という妻の提案で日帰りのロングドライブ。

文化や気候、習慣などの異なった環境に単身で暮らし、試行錯誤、四苦八苦で頑張っている長女、タフになっている感あり。再開後数秒で姉弟3人で近況開始。

久しぶりの家族5人水入らず。水族館など一通りの遊びを終えて帰路へ。また同じ道をたどったけど、行きは4人、帰りは5人だから、会話のスクランブル度が高く(あー、この感覚)と思う。夕陽が沈むのも確認し、渋滞にも巻き込まれ、我が家へ着いたのは21:30。往復10時間!720kmのドライブ。一人で長時間運転してくれた妻に感謝の父の日の備忘録。

2015年6月20日土曜日

リアリティを持つ。

新企画の基礎情報に、今の愛媛県、将来の愛媛県を調べる。まずは「人口減少」について。一体どれほど人が減るのだろうか?

国立社会保障・人口問題研究所では愛媛県の人口を138万(2015)→133万(2020)→121万(2030)→107万(2040)と減との予測。25年後は今よりも31万人(23%)減る。5人に1人は確実に減る計算。そして着目すべきは「世代別増減」で【0-14歳人口】17万(2015)→11万(2040)【15-64歳人口】79万(2015)→55万(2040)【65歳以上人口】42万(2015)→42万(2040)と、生産人口が24万人(31%)減ということ。単純に言えば24万人分の労力、知識、税金がなくなる。内閣府の計算では愛媛県の一人当たりの所得平均は247万円/年だから、24万人×247万円=5928億円分が2040年にはないという計算。

出る数字以外に入る数字があったり、単純計算だから怪しいけど、この数字の精度・正確さが問題ではなくて、人口減少を現実的に自分ごと化しないとね。という話題。6/16の愛媛新聞では県内の65歳以上の割合(高齢化率)が29.54%(419,554人)になり、特に久万高原町では45.54%ということ。むむむ・・・。

2015年6月19日金曜日

普段のお供に。

砥部焼窯元訪問は続く。「砥部焼観光センター(炎の里)」で数々の品を見て回り「ウォーミングアップ」、スギウラ工房を見つけてニヤリとしたり、梅山窯の伝統柄を見たり。すると一つ気がつく。

「値段の幅が大きい」。一つ例にすると、並んだ「お猪口(おちょこ)」の値段が1,500円〜30,000円まであるのにビックリ。並んでいるだけでは「全てお猪口」ですが、小心者は30,000円のお猪口は(壊れたら・・)などの心配がよぎり手が出にくい、もはや「芸術品」。1,500円だったら(毎日のお供に)という感覚かな。そして隣棚にある「陶房遊」さんの品をみて多様な柄を見入る。

陶房遊の松田さんにお話を伺うと、多様な柄のレパートリーは伝統柄から現代柄まで100種類ほどあり、尽きることはないとのこと。ただ「流行は追わない」とのこと。ギャラリーにはドット、線、水玉、草、波、カニ、幾何学、果物などの絵柄がたくさん。「あえて、特定のデザインに偏らないようにしています」と松田さん。日常使いにこだわる作戦勝ち!

2015年6月18日木曜日

映画撮影のタイミング。

ココ大ラヂオ第90回目の収録、もうすぐ100回だ!90回目の話題は杉浦副学長からの提案で「愛媛での映画撮影」について。「ぼくは坊さん」「陽光桜」「喧嘩の凡て(仮称)」と立て続けに映画がやってきた愛媛。その理由は?という話題だったので私の出番!で答は「単なる偶然」です(笑)。身も蓋もなくてスミマセン!

撮影、特に映画の場合は企画がすんなり通り、ハイ撮影!ということは滅多にありません。企画から撮影まで数年かかるなんて普通。数十年もあります(構想ウン十年というやつ)。「ぼくは坊さん」は数年前、「陽光桜」は去年、「喧嘩の凡て(仮称)」は3年前に話がありました。企画から撮影まで時間を要するのは「人と予算の確保」が大変だから。

製作スタッフは映画に携わると数カ月は動けません。それに腕のいい製作スタッフは次から次へと声がかかるので、(あの人と組みたい!)と思ったらスケジュール調整が必要です(仕事は忙しい人に任せろ論)。そして予算、これはプロデューサーの役割ですが、ヒト・モノ・カネが揃って始めて撮影開始。予算確保に奔走していると、あっ!という間に1年なんて過ぎてしまいます。そんなタイミングが重なったのが、この半年間というわけ。

2015年6月17日水曜日

松に貫かれる家。

伊予市の魅力資源探索は「伊予市観光ボランティアガイド」の向井さん、山下さんらに同行していただきました。伊予市観光ボランティアは発足して3年目、「まだまだ勉強中なので・・。」と謙遜されていましたが、おもてなし科にとっては貴重な存在でした。お姫様の話、燈台の話、貿易港の話、かつお節の話、石手寺の奥の院の話、豪商の話など、知らずに歩くのと知って歩くのは雲泥の差。知る機会をいただき感謝。愛媛人経験値アップ!(笑)

道中、休憩で立ち止まったのが「松に貫かれる家」。なるほど珍百景に出てきそうな家、思わずパチリ。元々、松があったのか?それとも家を建てる時に松を植えたのか?テレビで「竹」が家の中を貫いた家は見たことがありますが松とは!なるほど珍百景スタッフ!どうでしょう?

聞けば面白く学べる素材は多い伊予市。ただ、あえて言うと「来訪者用に整備されていない」場所やモノが多かった。魅力的な資源は道路沿い、神社横や奥に多く、木々や雑草で覆われ見えにくかったり。日常を優先させるなら、それも良し、来訪者を優先させるなら、それも良し。どっちつかずが一番もったいないと思ったり。ボランティアガイドさんがもっと輝きますように!

2015年6月16日火曜日

4時を過ぎたから。

郡中港駅から始まった伊予市の魅力資源調査も終わり、たどり着いたのは郡中駅。ここまできたなら「からきのがんす」を買わねばと数人で立ち寄り購入完了(ちなみに「がんす」とは白身魚を石臼でミンチにし七味唐辛子などを入れた揚げ物、ルーツは呉とのこと)。そして数メートル先の「肉の一色」が目に入りのぞいてみると、おばさまの術中にハマる。

「あっ!4時を過ぎたから(←スゴいポイント!)値引きできるわっ!この豚ロース梅しそ巻は美味しいのよ!このギョーザも美味しいの!」とおば様。商品を見渡すと「半額」の文字が目に入り尋ねると「これは昨日のモノだから半額、でも美味しいのよ!」と計りに乗せると「本当だったら500円だけど、半額だから250円!」。

おばさまの素晴らしいコミュニケーションに「はい、買います!」と伝え、写真撮影の許可を尋ねるとOK。おばさま、満面の笑みです。これぞ「買う気にさせた、おもてなし」。今日も名も知らぬ素敵な愛媛人と楽しいひと時。

だけじゃない。

知らないことを知るのは楽しい。アンケートでは見えない思いや裏側が垣間見えるのがヒアリング。砥部焼取材が始まり「きよし窯」の山田ひろみさんを訪ねる。新聞やテレビなどで紹介のように山田さんは女性初の砥部焼伝統工芸士(加装部門)、そして女性陶芸家グループ「とべりて」の代表。男性中心の砥部焼を女性の視点で開拓されています。

砥部焼の魅力は?と尋ねると「手づくりの良さ」と山田さん。「でも、手づくりだと受注数に限界があるのでは?」と聞くと「(納期は必要だけど)1万個はいけますよ」とサラリ山田さん。窯元は夫婦・家族経営が多いと聞いていたので、対応数は1000個程度と勝手に思い込んでいたので1万という数に驚く。

そして「器だけじゃない砥部焼の広がり」も確認。インテリアはもちろん、建材や日用品、美容器具までありました。私達が知っている砥部焼は「ほんの一部」ということを知る。知らないのはもったいない!

2015年6月15日月曜日

八十八景プロジェクト。

「四国八十八景プロジェクト」、今までありそうでなかった取組なので期待しています。他は蒼々たるメンバー(掘繁先生を始め、香川、徳島、愛媛から大学の先生、整備局、運輸局など)で、恐縮している最年少委員。しかし!会議でのモットーは「積極的発言」、色々発言してきました。

ジャパン・フィルムコミッション四国ブロック長として出席してきましたが、愛媛で思い浮かべると「空中展望台から見る道後温泉」「堀之内公園から見る松山城」「糸山公園から見る来島海峡大橋」「亀老山展望台から見るしまなみ海道」があります。もっと多くありますが、選定基準として検討中なのが「良い眺め(アングル)でも、見える場所が私有地や行きにくい場所はいかがなものか?」というもの。誰でも行ける所でないとね、ということです。

四国八十八景プロジェクトで選定された場所は、それなりの経済効果が期待できます。良いこともありますが不安要素もあります。「どっ!と人が押し寄せ、疲れとゴミしか残らなかった」ではもったいない。委員として選定基準もですが、選定が及ぼす影響も考慮しないとね。

2015年6月14日日曜日

LOVE大洲!

大洲市役所にて。4年目となる「まちづくりワークショップ」の打合せ、肱川大橋架け替えに合わせ、住民主体の「まち育て」を醸成しています。今年からはカリキュラム(全6回)も刷新するので作戦会議中。これまで松山市、今治市、久万高原町、四国中央市などで「まちづくりワークショップ」を行っていますが、大洲市では「体験」が組み込まれているのが特徴。座学だけでは学びも半分程度かな、昨年度は「おおず撮影日和」を行いました。

今年は舞台を「肱北地区」とし、公民館ともガッチリタッグ!打合せをしていると「女性も参加したいかも」という言葉にピン!ときた私。女性もまちづくりへ主体的に関わっていただけるなら素晴らしい!だって、PTAなどで女性陣が活躍している場面は多々見ており、常々「まちづくりに活かせたら」と思っていたから。

大洲でも「南予博覧会(2016)」「えひめ国体(2017)」が控えています。大洲へ訪れる方々を想定し、どんな大洲市と思って帰ってもらいたいか?カリキュラムを大急ぎで作成中!今年も楽しくなる!

2015年6月13日土曜日

親孝行準備。

砥部焼の絵付け体験もいいかもね。
もうダメだ。アンパンマンの名前さえ、うる覚え。みなさんの温かい応援を実感(笑)。ありがとうございます。

閑話休題。「しゃぶ辰の母と父」が松山へ2泊3日の観光旅行にやってくるというので、プランを計画中。「おもてなし科」として立派に務めあげるぞ!と、言っても(どこへ連れて行こうか?)と色々迷う。「モノではなくてコトを求めている」と教えているだけに、物見遊山的ではつまらないと思ってる。だけど、初松山・愛媛なので「テッパン的」な観光地から始めるか?思考がウロウロ。

食事はやはり「瀬戸内」のものでしょう。「じゃこてん」「みかんジュース」は外せない。海鮮BBQもいいかねも(と、自分が食べたい)。しゃぶ辰の母も父もニューヨークはマンハッタン、イーストビレッジに30年以上暮らしていたけど、今は静岡県の山間部で家庭菜園などをして自適生活。わざわざ来ていただくのだから、親孝行しないとね。

2015年6月12日金曜日

可能性に賭けてみた。

よく見ると・・・。
アイデアを考えても「どうやって実現させるか?」と悩みます。自分の範疇外はサッパリ。その時は知識・技術・経験を持つ外部の力を借りますが「相手の仕様や条件に合わせる」必要があり、時に合わせるのは大変。現在の案件実現も自前では難しく、どのサービスを活用すべきか?思案中。

妄想も同じ。妄想から一歩踏み出せそうな予感がした新製品を見つけたので、迷ったけどクリック!京都が本社のベンチャーAtmophが提供する「Atmoph Window」。未だこの世にないけど、可能性に賭けてみた。フィルム・コミッションとしても、愛媛の魅力を発掘・再評価する立場から見ると「Atmoph Window」が担える役割は大きいと見た!

Kickstaterデビューの内容は「こちら」に書きました。安くない(834ドル)未知の製品をクリックした理由は「想像させてくれたこと」が一番。製品の説明を聞いても、ときめかないけど、製品の存在で得られそうな「心地よい生活」を感じたのでクリック。

2015年6月11日木曜日

立体編集・構成力。

なんだかんだ言って「ココ大授業」や「おもてなし科」で一番学んでいるのは私自身で「観光交流・誘客促進」というより「魅力資源の磨き方」を考えさせられます。ここでいう「磨き方」というのは「魅力資源はそのままでは輝かない」ので誰かが磨き、さらに編集・構成すること。

ベンスケが「学長、松山・砥部が特集されてましたよ!」とANECANという女性誌を見せてくれました。そこには東京発1泊2日の「松山・砥部編」「宇和島編」プランが紹介されていて参考になる。そう!こういうことなんだよね、と痛感。【資源見つかる→資源の魅力を最大限に磨き上げる→魅力資源化→魅力資源を他の資源と組合わせる(点と点)→受入体制や導線を整える(点と線で面)→世に発信する】、これは編集力・構成力、もう一つ言えばプロデュース力だ。

点でしかないものを繋いで価値を増幅させ、周囲からも資源を持込むと価値が多面化する。一面しかできないのは編集が足りないから。二面、三面へと増やすには経験や工夫、知恵が必要。これを「立体編集・構成力」と名付ける。

2015年6月10日水曜日

調べれば見つかる。

調べると色々とあるものです。「おもてなし科」で砥部町を調査することになり、地図やインターネット、書籍などで調べると「絵付け体験」「ギャラリー」「56基のオブジェクト」「動物園」「坂村真民記念館」「陶街道」「伝統産業会館」「酒蔵」「カフェ」「こどもの城」「村の駅五本松」など。調べて初めて知った場所やモノ、コトも多く、また一つ賢くなりました。

写真は「砥部焼の絵付け体験」の様子。知識や情報だけでなく、実際に体験して感じて自分の言葉になってはじめて伝えられる感想。みんな真剣です。隣では「ろくろ体験」組がいて、上手に作っていました。ちなみに砥部焼の発祥は砥石の産地だったからです。と、いうことで「砥部焼について7つのアンケート」への協力もお願いいたします。

今回もお世話になったのが安岡さん。伝統産業会館では研修生から出る縦横無尽の質問に答え、村の駅では西岡さんと引き合わせてくれたり、窯業技術センターでは砥部焼に関する助言と助けてもらっています。調べると必ず地域資源は見つかる、来週は伊予市へGO!

2015年6月9日火曜日

何のプロか?

授業後恒例の記念撮影前のOFFショット、みなさんの力の抜けた笑顔が素敵です。このような安心・安全な雰囲気を作ることはファシリテーターに求められます。ファシリテーションとは「目的へ参加者の主体的な参加を促し合意形成、相互理解を支援し意識を醸成させること」かな。単なる「雰囲気づくり・場づくりではない」という心の師匠の発言に改めて共感。

「あなたは何のプロ?」と問われたら私の場合は「考えるプロ」「教えるプロ」「ファシリテーションのプロ」「楽しむプロ」と言いたい。ここで言うプロは「能力が求められ対価を払ってくれる顧客がいる」こと。プロはやると元気になるし、アマチュアはやると疲弊する。この言葉は響く。

スター・ウォーズ以外では「ライフ・イズ・ビューティフル」が大好き。どんなことがあっても「どれだけ楽しめるか?」です。これから続く人のためにも、やらねばならないことがあるんです。と、書くと(学長、大丈夫ですか?)と心配してくださる方がいますが、元気です(笑)

2015年6月8日月曜日

実は凶作。

既に参加者から「こんな」「あんな」感想がアップされていますが、6月6日に砥部町七折で行った「青いダイヤ・赤いダイヤ」授業は盛況なうちに終わりました。この場を借りて参加いただいた皆さま、組合の皆さま、ありがとうございました。随所に(へぇー!)と驚くことがあり、また一つ愛媛の魅力を知ることができました。

最初の(へぇー)は、梅の実は「フルーツ」のような甘い香りだけど食べると渋いこと。そして、次の(へぇー)は、先生の渡部祐衣さんは2年間の研修期間を経て生産者になったこと。そして、梅干は3日3晩干すから「梅干し」ということ、干さなかったら「梅漬け」です。梅肉を和えたサラダ、鶏肉は絶品だったこと。梅干しは名脇役でした。

とは言え、現実は課題も多く、今年は昨年に続いての凶作。5月の高温で実が落ちてしまい今年の収穫量は半分以下とのこと。今回お願いした量(18kg)もギリギリでした。魅力も課題もある七折小梅の現実。参加者の満足した様子を見ると、どうしたら来年も再来年も楽しめるだろうか?と作戦が必要と痛感。

2015年6月7日日曜日

地域資源調査中。

おもてなし科も残り2ヵ月、「地域資源」に一つでも多く触れて感じることを目的に、自分たちで訪れて学びたい所を検討中。すると「伊予市」「砥部町」「東温市」が出てきました。松山市周辺にも地域資源は抱負ということに気づいてくれて嬉しい。実は伊予市も砥部町も独自の「散策(観光)マップ」を出しており、参考になります。

伊予市にはボランティアガイドさんがいまして案内していただけそうだし、伊予市は海産物加工メーカーが多く、企業見学も打診中、明治25年創業のパン屋もあるから小腹が空いてもOK。砥部町はやはり砥部焼、約100あると言われる窯元を訪れても絵付け体験もできる。周辺には砥部動物園や七折小梅もあり、愛媛を訪れる方々にとって今回の調査は役に立つはず。

問題は「情報」として地域資源を知っていても実際は「訪れたことがない」という事実。一つの地域資源だけを楽しむのはもったいないので複数を組み合せるなどの作戦が必要なのか?それとも二次交通や距離、食事の問題なのか?又は全てなのか!調査します。

インターンシップ説明会にて。

NPOの理事会の様子。
(生)仕事で大切にしていることは?→(私)楽しむことです。(生)学生のうちにしていた方がよいことは?→(私)失敗などの経験です。(生)なぜNPOですか?→(私)市民が直接関われる事業はNPOが適切と思ったから。(生)企画や発想の源は?→(私)世の中に興味を持ち社会の?を考えること。(生)自分たちの活動を広めたいのですか?→(私)活動を通して生み出している価値を考えて。(生)なぜ愛媛ですか?→(私)ご縁です。

全て覚えてないけど、昨日のインターンシップ説明会で個別面談にきてくれた35名の学生さんたちとのやりとり。一通りの説明が終わると質問が次から次へと。インターンシップ研修の受入先となるNPOも増え、興味をもってくれる学生も増えよいことです。

ココ大は設立当初から受入れ、今年で4回目。今年のテーマは「企画立案法を学ぶ」。大学では教えていないことを教えます。社会に出たら「企画力」は求められるのに、大学ではどうして教えないのか?と思う。なおかつ、NPO単独では効果も成果も限定的なのも昨今の事実。この辺は、えひめリソースセンターで担おう。

2015年6月6日土曜日

妄想実現3要素。

愛媛県漁政課から請け負った「漁食普及」を目的した授業会議。今回の先生は昨年、「めで鯛めし」でもお世話になった中村和憲さん。言わずと知れた料理研究家であり作曲家です。テレビ局で料理番組の収録を終えてお越しいただきました。

「魚の油は肉の油と違って人間の温度が低いから体内で固まらない」「つい話してしまうような話題性」「お手軽でないと再現できない」「実験できるのがココ大らしさ」など、飛び交う意見の中でキーワードを発見。この、アイデアを一面に散らかし、その中からキーワードを拾うのって楽しい。この際にTipsとして「冷蔵庫あるある」も一つ解決させよう!

妄想は一人で膨らますのも楽しいけど、仲間と共有できるともっと楽しい。そして、実現できたら更に楽しい。そのためには「妄想を描ききること」「必要な資源(リソース)を調達できること」「運営管理ができること」が必要です。授業は8月2日(日)10時〜12時30分、コムズにて行います。詳細は後日!うふふっー!