大洲市役所にて。4年目となる「まちづくりワークショップ」の打合せ、肱川大橋架け替えに合わせ、住民主体の「まち育て」を醸成しています。今年からはカリキュラム(全6回)も刷新するので作戦会議中。これまで松山市、今治市、久万高原町、四国中央市などで「まちづくりワークショップ」を行っていますが、大洲市では「体験」が組み込まれているのが特徴。座学だけでは学びも半分程度かな、昨年度は「おおず撮影日和」を行いました。
今年は舞台を「肱北地区」とし、公民館ともガッチリタッグ!打合せをしていると「女性も参加したいかも」という言葉にピン!ときた私。女性もまちづくりへ主体的に関わっていただけるなら素晴らしい!だって、PTAなどで女性陣が活躍している場面は多々見ており、常々「まちづくりに活かせたら」と思っていたから。
大洲でも「南予博覧会(2016)」「えひめ国体(2017)」が控えています。大洲へ訪れる方々を想定し、どんな大洲市と思って帰ってもらいたいか?カリキュラムを大急ぎで作成中!今年も楽しくなる!
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2015年6月14日日曜日
2015年6月13日土曜日
親孝行準備。
砥部焼の絵付け体験もいいかもね。 |
閑話休題。「しゃぶ辰の母と父」が松山へ2泊3日の観光旅行にやってくるというので、プランを計画中。「おもてなし科」として立派に務めあげるぞ!と、言っても(どこへ連れて行こうか?)と色々迷う。「モノではなくてコトを求めている」と教えているだけに、物見遊山的ではつまらないと思ってる。だけど、初松山・愛媛なので「テッパン的」な観光地から始めるか?思考がウロウロ。
食事はやはり「瀬戸内」のものでしょう。「じゃこてん」「みかんジュース」は外せない。海鮮BBQもいいかねも(と、自分が食べたい)。しゃぶ辰の母も父もニューヨークはマンハッタン、イーストビレッジに30年以上暮らしていたけど、今は静岡県の山間部で家庭菜園などをして自適生活。わざわざ来ていただくのだから、親孝行しないとね。
2015年6月12日金曜日
可能性に賭けてみた。
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よく見ると・・・。 |
妄想も同じ。妄想から一歩踏み出せそうな予感がした新製品を見つけたので、迷ったけどクリック!京都が本社のベンチャーAtmophが提供する「Atmoph Window」。未だこの世にないけど、可能性に賭けてみた。フィルム・コミッションとしても、愛媛の魅力を発掘・再評価する立場から見ると「Atmoph Window」が担える役割は大きいと見た!
Kickstaterデビューの内容は「こちら」に書きました。安くない(834ドル)未知の製品をクリックした理由は「想像させてくれたこと」が一番。製品の説明を聞いても、ときめかないけど、製品の存在で得られそうな「心地よい生活」を感じたのでクリック。
2015年6月11日木曜日
立体編集・構成力。
なんだかんだ言って「ココ大授業」や「おもてなし科」で一番学んでいるのは私自身で「観光交流・誘客促進」というより「魅力資源の磨き方」を考えさせられます。ここでいう「磨き方」というのは「魅力資源はそのままでは輝かない」ので誰かが磨き、さらに編集・構成すること。
ベンスケが「学長、松山・砥部が特集されてましたよ!」とANECANという女性誌を見せてくれました。そこには東京発1泊2日の「松山・砥部編」「宇和島編」プランが紹介されていて参考になる。そう!こういうことなんだよね、と痛感。【資源見つかる→資源の魅力を最大限に磨き上げる→魅力資源化→魅力資源を他の資源と組合わせる(点と点)→受入体制や導線を整える(点と線で面)→世に発信する】、これは編集力・構成力、もう一つ言えばプロデュース力だ。
点でしかないものを繋いで価値を増幅させ、周囲からも資源を持込むと価値が多面化する。一面しかできないのは編集が足りないから。二面、三面へと増やすには経験や工夫、知恵が必要。これを「立体編集・構成力」と名付ける。
2015年6月10日水曜日
調べれば見つかる。
調べると色々とあるものです。「おもてなし科」で砥部町を調査することになり、地図やインターネット、書籍などで調べると「絵付け体験」「ギャラリー」「56基のオブジェクト」「動物園」「坂村真民記念館」「陶街道」「伝統産業会館」「酒蔵」「カフェ」「こどもの城」「村の駅五本松」など。調べて初めて知った場所やモノ、コトも多く、また一つ賢くなりました。
写真は「砥部焼の絵付け体験」の様子。知識や情報だけでなく、実際に体験して感じて自分の言葉になってはじめて伝えられる感想。みんな真剣です。隣では「ろくろ体験」組がいて、上手に作っていました。ちなみに砥部焼の発祥は砥石の産地だったからです。と、いうことで「砥部焼について7つのアンケート」への協力もお願いいたします。
今回もお世話になったのが安岡さん。伝統産業会館では研修生から出る縦横無尽の質問に答え、村の駅では西岡さんと引き合わせてくれたり、窯業技術センターでは砥部焼に関する助言と助けてもらっています。調べると必ず地域資源は見つかる、来週は伊予市へGO!
写真は「砥部焼の絵付け体験」の様子。知識や情報だけでなく、実際に体験して感じて自分の言葉になってはじめて伝えられる感想。みんな真剣です。隣では「ろくろ体験」組がいて、上手に作っていました。ちなみに砥部焼の発祥は砥石の産地だったからです。と、いうことで「砥部焼について7つのアンケート」への協力もお願いいたします。
今回もお世話になったのが安岡さん。伝統産業会館では研修生から出る縦横無尽の質問に答え、村の駅では西岡さんと引き合わせてくれたり、窯業技術センターでは砥部焼に関する助言と助けてもらっています。調べると必ず地域資源は見つかる、来週は伊予市へGO!
2015年6月9日火曜日
何のプロか?
授業後恒例の記念撮影前のOFFショット、みなさんの力の抜けた笑顔が素敵です。このような安心・安全な雰囲気を作ることはファシリテーターに求められます。ファシリテーションとは「目的へ参加者の主体的な参加を促し合意形成、相互理解を支援し意識を醸成させること」かな。単なる「雰囲気づくり・場づくりではない」という心の師匠の発言に改めて共感。
「あなたは何のプロ?」と問われたら私の場合は「考えるプロ」「教えるプロ」「ファシリテーションのプロ」「楽しむプロ」と言いたい。ここで言うプロは「能力が求められ対価を払ってくれる顧客がいる」こと。プロはやると元気になるし、アマチュアはやると疲弊する。この言葉は響く。
スター・ウォーズ以外では「ライフ・イズ・ビューティフル」が大好き。どんなことがあっても「どれだけ楽しめるか?」です。これから続く人のためにも、やらねばならないことがあるんです。と、書くと(学長、大丈夫ですか?)と心配してくださる方がいますが、元気です(笑)
「あなたは何のプロ?」と問われたら私の場合は「考えるプロ」「教えるプロ」「ファシリテーションのプロ」「楽しむプロ」と言いたい。ここで言うプロは「能力が求められ対価を払ってくれる顧客がいる」こと。プロはやると元気になるし、アマチュアはやると疲弊する。この言葉は響く。
スター・ウォーズ以外では「ライフ・イズ・ビューティフル」が大好き。どんなことがあっても「どれだけ楽しめるか?」です。これから続く人のためにも、やらねばならないことがあるんです。と、書くと(学長、大丈夫ですか?)と心配してくださる方がいますが、元気です(笑)
2015年6月8日月曜日
実は凶作。
既に参加者から「こんな」「あんな」感想がアップされていますが、6月6日に砥部町七折で行った「青いダイヤ・赤いダイヤ」授業は盛況なうちに終わりました。この場を借りて参加いただいた皆さま、組合の皆さま、ありがとうございました。随所に(へぇー!)と驚くことがあり、また一つ愛媛の魅力を知ることができました。
最初の(へぇー)は、梅の実は「フルーツ」のような甘い香りだけど食べると渋いこと。そして、次の(へぇー)は、先生の渡部祐衣さんは2年間の研修期間を経て生産者になったこと。そして、梅干は3日3晩干すから「梅干し」ということ、干さなかったら「梅漬け」です。梅肉を和えたサラダ、鶏肉は絶品だったこと。梅干しは名脇役でした。
とは言え、現実は課題も多く、今年は昨年に続いての凶作。5月の高温で実が落ちてしまい今年の収穫量は半分以下とのこと。今回お願いした量(18kg)もギリギリでした。魅力も課題もある七折小梅の現実。参加者の満足した様子を見ると、どうしたら来年も再来年も楽しめるだろうか?と作戦が必要と痛感。
最初の(へぇー)は、梅の実は「フルーツ」のような甘い香りだけど食べると渋いこと。そして、次の(へぇー)は、先生の渡部祐衣さんは2年間の研修期間を経て生産者になったこと。そして、梅干は3日3晩干すから「梅干し」ということ、干さなかったら「梅漬け」です。梅肉を和えたサラダ、鶏肉は絶品だったこと。梅干しは名脇役でした。
とは言え、現実は課題も多く、今年は昨年に続いての凶作。5月の高温で実が落ちてしまい今年の収穫量は半分以下とのこと。今回お願いした量(18kg)もギリギリでした。魅力も課題もある七折小梅の現実。参加者の満足した様子を見ると、どうしたら来年も再来年も楽しめるだろうか?と作戦が必要と痛感。
2015年6月7日日曜日
地域資源調査中。
おもてなし科も残り2ヵ月、「地域資源」に一つでも多く触れて感じることを目的に、自分たちで訪れて学びたい所を検討中。すると「伊予市」「砥部町」「東温市」が出てきました。松山市周辺にも地域資源は抱負ということに気づいてくれて嬉しい。実は伊予市も砥部町も独自の「散策(観光)マップ」を出しており、参考になります。
伊予市にはボランティアガイドさんがいまして案内していただけそうだし、伊予市は海産物加工メーカーが多く、企業見学も打診中、明治25年創業のパン屋もあるから小腹が空いてもOK。砥部町はやはり砥部焼、約100あると言われる窯元を訪れても絵付け体験もできる。周辺には砥部動物園や七折小梅もあり、愛媛を訪れる方々にとって今回の調査は役に立つはず。
問題は「情報」として地域資源を知っていても実際は「訪れたことがない」という事実。一つの地域資源だけを楽しむのはもったいないので複数を組み合せるなどの作戦が必要なのか?それとも二次交通や距離、食事の問題なのか?又は全てなのか!調査します。
伊予市にはボランティアガイドさんがいまして案内していただけそうだし、伊予市は海産物加工メーカーが多く、企業見学も打診中、明治25年創業のパン屋もあるから小腹が空いてもOK。砥部町はやはり砥部焼、約100あると言われる窯元を訪れても絵付け体験もできる。周辺には砥部動物園や七折小梅もあり、愛媛を訪れる方々にとって今回の調査は役に立つはず。
問題は「情報」として地域資源を知っていても実際は「訪れたことがない」という事実。一つの地域資源だけを楽しむのはもったいないので複数を組み合せるなどの作戦が必要なのか?それとも二次交通や距離、食事の問題なのか?又は全てなのか!調査します。
インターンシップ説明会にて。
NPOの理事会の様子。 |
全て覚えてないけど、昨日のインターンシップ説明会で個別面談にきてくれた35名の学生さんたちとのやりとり。一通りの説明が終わると質問が次から次へと。インターンシップ研修の受入先となるNPOも増え、興味をもってくれる学生も増えよいことです。
ココ大は設立当初から受入れ、今年で4回目。今年のテーマは「企画立案法を学ぶ」。大学では教えていないことを教えます。社会に出たら「企画力」は求められるのに、大学ではどうして教えないのか?と思う。なおかつ、NPO単独では効果も成果も限定的なのも昨今の事実。この辺は、えひめリソースセンターで担おう。
2015年6月6日土曜日
妄想実現3要素。
愛媛県漁政課から請け負った「漁食普及」を目的した授業会議。今回の先生は昨年、「めで鯛めし」でもお世話になった中村和憲さん。言わずと知れた料理研究家であり作曲家です。テレビ局で料理番組の収録を終えてお越しいただきました。
「魚の油は肉の油と違って人間の温度が低いから体内で固まらない」「つい話してしまうような話題性」「お手軽でないと再現できない」「実験できるのがココ大らしさ」など、飛び交う意見の中でキーワードを発見。この、アイデアを一面に散らかし、その中からキーワードを拾うのって楽しい。この際にTipsとして「冷蔵庫あるある」も一つ解決させよう!
妄想は一人で膨らますのも楽しいけど、仲間と共有できるともっと楽しい。そして、実現できたら更に楽しい。そのためには「妄想を描ききること」「必要な資源(リソース)を調達できること」「運営管理ができること」が必要です。授業は8月2日(日)10時〜12時30分、コムズにて行います。詳細は後日!うふふっー!
「魚の油は肉の油と違って人間の温度が低いから体内で固まらない」「つい話してしまうような話題性」「お手軽でないと再現できない」「実験できるのがココ大らしさ」など、飛び交う意見の中でキーワードを発見。この、アイデアを一面に散らかし、その中からキーワードを拾うのって楽しい。この際にTipsとして「冷蔵庫あるある」も一つ解決させよう!
妄想は一人で膨らますのも楽しいけど、仲間と共有できるともっと楽しい。そして、実現できたら更に楽しい。そのためには「妄想を描ききること」「必要な資源(リソース)を調達できること」「運営管理ができること」が必要です。授業は8月2日(日)10時〜12時30分、コムズにて行います。詳細は後日!うふふっー!
2015年6月5日金曜日
文章脂肪率について。
文章を書くのが苦手。という人は意外と多く私も苦手だった一人。業務上の書類作成などはできましたが、いわゆる「感想文」的な自分の気持ちを入れた文章は苦手でした。同じ文章でも「議事録」「感想文」「エッセイ」「コラム」「論文」と世にはカテゴリーが色々あり、違いも分からず困ったこともありました。
そんな私も克服できた理由を考えると3つ。「小中学生の時、赤川次郎氏、井上ひさし氏などの作品が大好きで文体を真似て自分のものにした」。「議事録、感想文、コラム、論文でも型があることを知った」。「新聞への投稿、ブログを書き続け経験値をあげた」。赤川次郎氏の軽快な文体、サクッとした構成に影響されていると思います。そんな経験を活かした「文章の書き方術」。
そんな私も克服できた理由を考えると3つ。「小中学生の時、赤川次郎氏、井上ひさし氏などの作品が大好きで文体を真似て自分のものにした」。「議事録、感想文、コラム、論文でも型があることを知った」。「新聞への投稿、ブログを書き続け経験値をあげた」。赤川次郎氏の軽快な文体、サクッとした構成に影響されていると思います。そんな経験を活かした「文章の書き方術」。
「起承転結」という先人の知恵を参考にするのが近道。「①きっかけ・背景」→「②導入(ざっくり概要)」→「③展開(事例・詳細)」「④→まとめ(意見)」が基本。そして各所に固有名詞や事例、数字、値、感じたことなどを入れたら具体的になる。そして、ひたすら書く。書くうちに余分な言葉、表現は削られ文章脂肪率10%になる(笑)。
2015年6月4日木曜日
拠点化妄想中!
「この時がいいねと君がいったから6月4日はココ大記念日--俵万智風--」。本日、4回目の設立日を迎えたココ大は静かでした。以前から4年は5年への序章と位置づけていたので4つのカップケーキでささやかに祝う。
2015年度は8つのプロジェクトを動かす予定で仕事は大入りです。ありがとうございます。増員できたら仕事も拡充できますが精一杯です。スタッフからは「もっと働ける」と思われているかもしれませんが、私はこれに「えひめリソースセンター」「講演・研修」「ジャパン・フィルムコミッション」もあるので、ここら辺で一区切りです。
今後の希望や願いを周りに言い始めました。それは「市内中心部に数坪の拠点」を持ちたいと思っています。そこでは愛媛の魅力が学べたり入手でき、通勤前や後にフラッと立ち寄れる雰囲気があり、壁には本やフィルム・コミッションの経験が形になっています。愛媛の魅力の他にCSRやコミュニティビジネス、創業などの話題もあがっています。あー、考えるだけで面白い。その為にはバリバリ仕事をしないとね。
2015年度は8つのプロジェクトを動かす予定で仕事は大入りです。ありがとうございます。増員できたら仕事も拡充できますが精一杯です。スタッフからは「もっと働ける」と思われているかもしれませんが、私はこれに「えひめリソースセンター」「講演・研修」「ジャパン・フィルムコミッション」もあるので、ここら辺で一区切りです。
今後の希望や願いを周りに言い始めました。それは「市内中心部に数坪の拠点」を持ちたいと思っています。そこでは愛媛の魅力が学べたり入手でき、通勤前や後にフラッと立ち寄れる雰囲気があり、壁には本やフィルム・コミッションの経験が形になっています。愛媛の魅力の他にCSRやコミュニティビジネス、創業などの話題もあがっています。あー、考えるだけで面白い。その為にはバリバリ仕事をしないとね。
幸せ者です。
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写真は松本理事から拝借! |
問題点も2つ浮き彫りに。一つ目は「自主事業比率の低さ」。設立当初からの課題ですが、改善中の真っ最中。コラボ授業、有料授業の強化で高めるぞ!もう一つは「寄付」の少なさ。ココ大の活動理念・存在意義をもっと積極的に発信し、活動への共感を高めます。
総会後の懇親会は松山城が見える近所へ。私は本当に幸せ者だと実感。私には足りない所がたくさんあり、ダメでふがいないリーダーの代表格ですが、その足りない所に「人がいる(適材適所)」ってスゴイと思う。「私ができる」「得意です」と、言ってくれる仲間に乾杯!
2015年6月3日水曜日
おもてなしを学ぶ。
梅雨に入り、晴れ間を狙って研修生18名と中島へGO。研修生に聞けば、「初めて、中島へは10年ぶり、20年ぶり、30年ぶり」と「連れ応えのある」面々。フェリーに約1時間乗り到着すると小田美恵さんが出迎え、かれこれ7〜8年のお付き合い。
小田さんが経営される宝山亭は民宿、8年前にオープンし県内外からの観光客の他に、学生の合宿、瞑想・ヨガなどの教室、地域の懇談などで利用される居心地の良い場所。そこで今回は経営者、女将として「おもてなし(≒ホスピタリティ)」についての講話。「小田さんが考えるホスピタリティとは何ですか?」と私、すると「他者を愛せるか?という問い」と小田さん。利害を超えて他者の喜びを自分の喜びに変換する、学びました。そして「経験第一主義」は全くの同感。酸いも甘いも多くの経験から学ぶことは座学ではできません。
今までサービス利用者でしたが、民宿の実状、経営の裏側などを赤裸々に語っていただいた小田さん。ただ、残念なことに、諸事情によりこのままだと宝山亭は秋に閉館する予定。うーん、買い取るほどの財力も知恵もない。このままでは惜しい・・・。
小田さんが経営される宝山亭は民宿、8年前にオープンし県内外からの観光客の他に、学生の合宿、瞑想・ヨガなどの教室、地域の懇談などで利用される居心地の良い場所。そこで今回は経営者、女将として「おもてなし(≒ホスピタリティ)」についての講話。「小田さんが考えるホスピタリティとは何ですか?」と私、すると「他者を愛せるか?という問い」と小田さん。利害を超えて他者の喜びを自分の喜びに変換する、学びました。そして「経験第一主義」は全くの同感。酸いも甘いも多くの経験から学ぶことは座学ではできません。
今までサービス利用者でしたが、民宿の実状、経営の裏側などを赤裸々に語っていただいた小田さん。ただ、残念なことに、諸事情によりこのままだと宝山亭は秋に閉館する予定。うーん、買い取るほどの財力も知恵もない。このままでは惜しい・・・。
2015年6月2日火曜日
学び続ける。
2013年8月22日、MOOCsについて書きました。あれからJMOOCが立ち上がり、気にしていた所に「旅館経営教室」の開講を知り、申込みました。オンライン学習には今ひとつ懐疑的でしたが、gaccoが提供しているサービスはシンプルで敵ながらあっぱれ(笑)。10万人の会員がいるとのこと。
旅館経営教室は「おもてなし科」の参考になると思っていましたが、「サービス業全体」に共通する内容で経営者にとっては学ぶべき点が多く満足。カリキュラムは5週間に渡り提供され、1回のカリキュラムは10本の動画(約10分/本)で学ぶ「反転学習(講義を宿題として映像で学び、実習を教室で学ぶ方式)」を基本にしています。
一日かけて、10本の講義映像を見たらヘロヘロになりましたが、とても面白かった!この品質を無料で提供されると、後発組はこれ以上の品質で勝負しないと厳しい!と実感。学ぶのをやめない。早速、「ビジネスプラン」「インタラクティブ・ティーチング」も申込み自分力をあげる!
2015年6月1日月曜日
砥部焼についてお願い。
本年度、ココ大が取組むキーワードの一つ「砥部焼」。展示会や青空市などで少しずつ買い集めた砥部焼などを集めてパチリ。形も色も様々(手前の水色器は私がろくろを回して作りました)、釉薬や絵付けで多種多様で、ここまでくると「何をもって砥部焼というか?(=定義)」と思うほど。ここは「砥部の石でつくり、砥部で焼いたら砥部焼」としよう!
砥部焼というと「唐草文様」が代表的ですが、砥部焼の窯元・屋号は100はあると言われ、写真のように多種多様にあることから、ニーズも多種多様にあると思います。そこで「現状把握」としてアンケートを取らせていただきたい!愛媛県人なら誰の家にも砥部焼はあるのか?どんな砥部焼を持っているのか?など、気になる所であります。
「頑丈さ」が良い所であれば「重い」が残念と言われ、縁が丸く柔らかいと称されれば、野暮ったいとも言われる。どんなニーズがあるのか?アンケートから妄想して仮説を立てるつもりです。回答は3分で終わりますので、一人でも多くの方にご協力いただきたいと思います。アンケートはコチラから。
「頑丈さ」が良い所であれば「重い」が残念と言われ、縁が丸く柔らかいと称されれば、野暮ったいとも言われる。どんなニーズがあるのか?アンケートから妄想して仮説を立てるつもりです。回答は3分で終わりますので、一人でも多くの方にご協力いただきたいと思います。アンケートはコチラから。
2015年5月31日日曜日
挑戦してナンボ。
ベトナムで作られた愛媛の米。 |
「学長、食べてみて!」といただいた米。愛媛産の稲苗をベトナムで育てた米。ベトナムで事業を興している弟分が愛媛県とベトナムの架け橋にと注力している農業。今まで誰もしたことがなく、リスクを伴う事業に果敢に挑む彼の気概に元気をもらう。「味はまだまだ」と言っていたけど無問題。物事は最初からうまくいかないのが常。前向きな挑戦や取組に関われることは嬉しい、そして美味しい(笑)。
昨日も県知事がテレビで愛媛の魅力を紹介していたけど、こうした魅力にどれほどの愛媛県人が触れたり、自分の言葉で発信しているのだろう。実は県外への発信も必要だけど、県内での魅力実感も重要だから、フラリと気軽に立ち寄れる2坪ほどのカウンター型アンテナショップが往来の多い所にあったらと思ったり。(そう思うんだったらやろうよ!)と弟分が言いそう。
撮影現場にて。
何度経験しても緊張するのが「よーい、スタート!」という撮影の始まり合図。数日前から撮影が始まった「喧嘩の凡て(仮称)」の現場。撮影が始まってから初めて現場を訪れましたが、20代〜30代のスタッフが多い!そして女性も多い!西ヶ谷プロデューサーと「我々は年長者ですね。」と複雑に思う。10年前の撮影隊はみんな年上(当たり前だけど)で、私世代は助手やチーフでした。これからの日本映画を引っ張っていく映画人を見れて感慨にふける。
「えひめ映画部」でも触れましたが、真利子哲也監督はココ大授業でもお世話になったし、東京国際映画祭でもお会いしたりと、ご縁があった監督。ならば「満足できる撮影をしてほしい」と思う一人。できることは些細だけど、「いるだけで安心です」と言われFC冥利に尽きる。
(愛媛・松山で映画撮影してるんだ)と思っている方、撮影本数は決して多くない(年に1〜3本)ですが、愛媛と言えば「近代映画の父」伊藤大輔氏と「脚本家」伊丹万作氏を輩出し、日本映画監督協会の発起人でもあります。映画を通して愛媛の魅力を再評価です!
「えひめ映画部」でも触れましたが、真利子哲也監督はココ大授業でもお世話になったし、東京国際映画祭でもお会いしたりと、ご縁があった監督。ならば「満足できる撮影をしてほしい」と思う一人。できることは些細だけど、「いるだけで安心です」と言われFC冥利に尽きる。
(愛媛・松山で映画撮影してるんだ)と思っている方、撮影本数は決して多くない(年に1〜3本)ですが、愛媛と言えば「近代映画の父」伊藤大輔氏と「脚本家」伊丹万作氏を輩出し、日本映画監督協会の発起人でもあります。映画を通して愛媛の魅力を再評価です!
2015年5月30日土曜日
家族しみじみ。
男三人、香港へ弾丸ツアー。かたやきソバの森、天津麺の湖、麻婆豆腐定食の海、えび天の山に驚愕ながらも克服する。あっ、外国の話ではなく近所の中華料理店です。我が家の金曜日は「一週間お疲れさま会」が普通で、仕事、勉強、部活などで満身創痍を互いに労う口実で外食(笑)。
一方、妻はマレーシアへ赴き、長女の学校生活について先生らと意見交換。家庭訪問がないので、こちらから学校訪問。報告を聞き長女なりに踏ん張っている姿を先生や周りから伺うことができて安堵。そして今さらながら、生徒を支えているのは教員、親、友人ということ。コミュニケーションを取りながら、異国の地でゼロから信頼関係を築き上げている長女を誇りに思う。
押入と布団で滑り台を作ったら布団が破けたり、6畳間でお追いかけっこしたり、家中で宝探しした日々が懐かしい・・・。今日も我が家はそれぞれが自由に動く。気持ちで繋がるって本当に大切と思う朝。写真は東野にある久松家屋敷跡。
一方、妻はマレーシアへ赴き、長女の学校生活について先生らと意見交換。家庭訪問がないので、こちらから学校訪問。報告を聞き長女なりに踏ん張っている姿を先生や周りから伺うことができて安堵。そして今さらながら、生徒を支えているのは教員、親、友人ということ。コミュニケーションを取りながら、異国の地でゼロから信頼関係を築き上げている長女を誇りに思う。
押入と布団で滑り台を作ったら布団が破けたり、6畳間でお追いかけっこしたり、家中で宝探しした日々が懐かしい・・・。今日も我が家はそれぞれが自由に動く。気持ちで繋がるって本当に大切と思う朝。写真は東野にある久松家屋敷跡。
2015年5月29日金曜日
愛媛大学に登場。
実は愛媛大学から「非常勤講師」と「研究員」という肩書きを拝命しており、昨日は「愛媛大学リーダーズスクール」に登場。先週は妻が登場したので、学生にとっては(一体この夫婦は何者?)と不思議だったみたいです。(実際に授業後に30分の質問攻めでした)
今回は家族ぐるみの友人、丸山智子さんと講義。「企画立案」を私が、「プロジェクトマネジメント(事業運営管理)」を智子さん。自分が知っていることを他者から学ぶことは気づきが多い!なぜなら「言葉や表現が違うから」。「プロジェクトマネジメント」は時に運営管理能力だけが評価される勘違いが生まれるけど、全ては成功のため。成功のために明確にするのが「目的と目標」、そして「課題」。
NPOにもプロジェクトマネジメントは必要ですが、意識しているNPOは少ない。人も時間も資源も足りない中で「プロジェクトマネジメントの前に優先事項がある!」と言う人がいたら、その人は残念な人。実は日常はプロジェクトに置き換えることができ、マネジメントが必要なのです。早速、ELSにレポートが掲載。
今回は家族ぐるみの友人、丸山智子さんと講義。「企画立案」を私が、「プロジェクトマネジメント(事業運営管理)」を智子さん。自分が知っていることを他者から学ぶことは気づきが多い!なぜなら「言葉や表現が違うから」。「プロジェクトマネジメント」は時に運営管理能力だけが評価される勘違いが生まれるけど、全ては成功のため。成功のために明確にするのが「目的と目標」、そして「課題」。
NPOにもプロジェクトマネジメントは必要ですが、意識しているNPOは少ない。人も時間も資源も足りない中で「プロジェクトマネジメントの前に優先事項がある!」と言う人がいたら、その人は残念な人。実は日常はプロジェクトに置き換えることができ、マネジメントが必要なのです。早速、ELSにレポートが掲載。
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