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2025年12月7日日曜日

カツカレーを食べながら。

美味しければ他は求めてはいけないのかも。

話によると客人は、内子町のからりに興味津々だったようで、1時間以上滞在し、一つ一つの店や商品を吟味して、見たことがない&触れたことのない野菜などに驚いていた・・・とのこと。

私たちは愛媛で暮らしているけれど、そもそも日本には47都道府県あり、自分が住んでいる所以外では46ヵ所。

その中から(訪れよう!)と思うと、46ヵ所から選ばれないといけない。
すると、どうしたら選ばれるのだろう?となるも、「海がキレイです。」「山が素敵です。」「食べ物が美味しいです。」「自然が豊かです。」と言っても、大抵の日本各地はキレイで素晴らしい自然が多いし、食事も美味しい。ついでにホテルなどのクオリティも高い。

差別化が難しい。
うーん・・・と悩み、産業はどうか?となる。

内子町なら和蝋燭。
7月にNYの父と母と和蝋燭の旅に内子を案内したのを思い出す。
産業なら、各地それぞれに違うかも・・・となる。

でも、産業といっても、発展すれば大規模にして生産性をあげるために工場になり、伝統産業と言いつつも、良くも悪くも地元色はなくなる。

かつては隆盛を誇っても、文化や経済の発展、生活様式の変化と共に需要が薄れ零細となった地元ならではの価値。珍しくなったことが価値になり、取り上げられる。

こう言うモノやヒトがたくさんあると、地方でも勝ち筋はあるのかな?と思ったり。難しいコトは重々承知です。

写真は「内子豚のロースカツカレー」。
ご当地カレーで、とても美味しかった。
だけど、写真だけでは、美味しさ、特徴、差別化は伝わらず。

そもそも、そんなコト思う私がナンセンス野郎なのか・・・。
美味しければ他は求めてはいけないのかも。
この不思議な悶々感はなんなんだろうと。

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