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2025年4月30日水曜日

ブロッコリーの木。


地域の魅力資源を発掘しよう!と言っても、「見つからないです。」「ありません。」と返答されること多し。ならば「自分たちで作ればいい!」という話。

「向こうに見える馬島をご案内します。」と、いうことで船着場まで徒歩移動。
定期船に乗り「あの島が馬島です。」と指さした先をみると、ごくごく普通の島が見える。
だけど、頂上付近に“ひょっこり”とした1本の木が目立つ。
でも、よくある景色だし、さほど気にしてなかったこの時。

船は10分ほどで馬島へ到着。そして馬島を案内してくださるタケルさんと合流して島巡り。
タケルさんは移住者で、オンライン塾の講師のほか、子ども達の感性を育む活動をされていて月2回、子ども達はわざわざ船に乗ってやってくる。
自然と共に過ごす&学んでいる、このプログラムは有料だから、子どもをココに通わせる親の教育方針に興味津々となる。
「ココ大付属学園」と似ているけど、こちらの方がもっとワイルド。

島内に暮らす住民は13人(と言っていた記憶)で高齢者が多いものの、案内された所(海岸、キャンプ場、遊歩道など)はどこも草木の手入れがされていて「誰が手入れをしてるんですか?」と尋ねると「私と仲間です。」とタケルさん。

そして「これからあそこを目指します!」と指をさしたのは、船から見えた山(要害山/ようがいざん。標高110m)。
で尋ねる。「頂上の木が一本目立ちますよね?」
「ブロッコリーの木です。」
「ブロッコリーの木??」
「と、私たちが呼んでるだけですけど(笑)」
「なにそれ!面白い、行きましょう!」
と20分ほどあがった所にあった「ブロッコリーの木」という愛称の木。

「ブロッコリーの木」がある展望台周辺もタケルさん達が整備していて、言われてみると「ブロッコリー」にしか見えなくなり、「ブロッコリーの木」が地域づくりのシンボルになる予感しかなかった件。

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