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2020年5月22日金曜日

おいしい課題

鯛めし、地魚のフライ、地域で育てた野菜、海辺で採ったヒジキなど。何かの撮影の時に食べた「ロケ弁」の話。「ロケ弁」というジャンルの弁当は存在せず、ロケ(屋外撮影)の時に食べるからロケ弁。一般的には「幕内弁当(ご飯と色々なおかずの詰合せ)」という和イメージだけど、最近では洋食、中華、創作料理とバラエティ豊かで、撮影中の楽しみの一つ。

ビュッフェ(ケータリング)禁止となった撮影現場。その代わりに活躍が期待される弁当だけど「おかずは肉系と魚系で半分に分けてください」「安価な弁当と高価なお重弁当の両方を頼みたいです」「野菜中心のベジタリアン用弁当を探しています」「ご飯は大盛り無料、小盛にも対応で!」「地産地消の弁当希望です」などの要望に答えられるか。撮影現場には女性スタッフも多くなり細かい配慮も必要。

個人的には大量に出る「ゴミ問題」が気になる。器、フタ、バラン、箸、箸袋、紙製おしぼり&袋、飲料など一人1回の食事で出るゴミの量を200gとすると50人の場合10kg/回!美味しいけど悩みどころ。撮影現場に役立つエコ循環はないだろうか?プラ製よりも紙製の方が良いのか?撮影再開に向けて色々と意見交換をすると具体的な課題が出てくるから面白いけど悩ましい・・・。

2020年5月21日木曜日

大いなる無駄、余計のススメ。

松山百点から
王道より邪道(外道は「道」を外すことなので良くない!と大仁田厚氏の言葉)、本流より支流、大道より小道、マジョリティよりマイノリティに共感するのは「人」を感じるから。ビートルズよりもローリングストーン、巨人よりも阪神に共感するのも「人間臭さ」を感じるからか。会社員→公務員→NPOなのも「稼ぎ方」を自分なりに考えた結果、今の所落ち着き良し(大変だけど!)

閑話休題。フィルム・コミッション、いよココロザシ大学の傍で「ご当地モナカ」を面白がったり、「えひめレゴ部」で楽しんだり、「NICECREAM」の参画に特別な理由はなく、探しても時間の無駄。側から見れば「無駄、余計」と思われるけど、本人は楽しんでるのだから心配無用。そして、これら「無駄、余計」には関わっていなかったら気づかない、得られないコトが多いのだから不思議(ホント)

ご当地モナカだったら「商品開発のヒント」、レゴだったら「発想や創造など情操教育の育み機会」、NICECREAMだったら「ベンチャーの醍醐味実感」など。無駄、余計な事は成果や効果が出にくいことも多いけど、そもそも「成果や効果創出を目的していない(はず)」のだから後付けでもOK!コンチキショーな世の中で、どうしようもない状況だけど、楽しめるか否か?は自分の気持ち次第。

2020年5月20日水曜日

街中だからできる授業

解禁と言って、いきなりドッーン!と海外へ行き、到着した先で予期せぬ事態に巻き込まれる可能性があるなら、まずは手堅く国内旅行と思いたいけど、訪れた先は閑散としていて自粛ムードが続いているよう・・・。温泉に入り、美味しい食事をしても話題はドヨーンとした沈んだ雰囲気に飲み込まれる。いつ旅行や観光は浮上するのか?は端にいる身でも(簡単にはいかないよね・・・)と思わざるを得ない。

5月14日に放送されたクローズアップ現代「観光復活へ 知られざるシナリオ」を観た友人知人も多いようで話題になる。星野リゾート代表の言葉で個人的に響いたのは(1)観光産業は海外移転できない産業で地域に密着した産業である。(2)1時間圏内のマーケットに対して訴求する魅力を作るべき。の2点。1時間圏内というと松山なら東は西条市、南は西予市辺りか、イメージすると意外と近い。

1時間かけて来てもらえる魅力は何か?個人的には「学び」がキーワードと思っており、これまでの授業から思い出すと「ラーニングBAR」「盛りつけ学」「閉店後の本屋さん」など、暮らしている地域では体験できないこと、そこへ赴かないと得られないことが共通項目。訪れる・参加することが目的となる動機は「学べるぞ!得られるぞ!」という欲求と再確認。

2020年5月19日火曜日

新しい鑑賞

他者との接触、共有が多い高頻度接触部位(テーブル、椅子の背もたれ、ドアノブ、電気のスイッチ、電話、キーボード、タブレット、タッチパネル、レジ、蛇口、手すり、エレベーターのボタン、券売機など)には特に注意して消毒する。公演の前後、休憩中の他に公演主催者と調整の上、公演中も定期的に換気を行うこと。施設の入口には消毒液を極力設置するようにして不足が生じるなら入口数を制限することも検討する。

現金の取扱いをできるだけ減らすため、オンラインチケットの販売やキャッシュレス決済を推奨する。多くの者が触れるようなサンプル品・見本品は取り扱わない。テーブル、椅子等の物品の消毒を定期的に行い、トイレではハンドドライヤーはウイルスを拡散するため使用しない。パンフレット・チラシ・アンケート等は極力手渡しによる配布は避ける。プレゼント、差し入れ等は控えるよう呼び掛ける。

3密にならぬ工夫として「開場・休憩時間の延長」「入場時のチケット確認(もぎり)の簡略化」「入場待機列の設置」「日時や座席の指定予約による人数調整」「大人数での来館の制限」などが公演主催には求められる。5月14日に公益財団法人全国公立文化施設協会が出した感染拡大予防ガイドライン。演者がフェイスシールドを被り演じるなんてこともありそうで、天界はどうかと。

2020年5月18日月曜日

地域づくり設計図

現場に乗り込むとこんな感じ。当事者の話を聞くと左上の「現在の不安」があり、でも暮らし続けるには現状から未来を描かなくてはならず、10年後の2030年を「美しい「自然と絆が織りなす地域」というビジョンを描くも「それは何?」となるので【守りたいもの(伝統文化、歴史、自然、産業遺跡など)の保存】と定義し、それらは「活用して保存したい」となる。その結果「現状が改善し収入や生きがいも得られたらGOOD!」が目的。

10年後、どうしたら目的は達成できるか?は設計図を描かなければならず、短期目線、中期目線、長期目線でイメージしましょう!となり、それぞれに「ミニゴール」を設定し、長い道のりで息切れしないようにする。短期目線はイメージしやすいけど意外と方向性(戦略)と手段(戦術)がゴチャゴチャになりがちなので「優先順位をつけながら」考えましょうとなる。

でも「優先順位のつけ方が分からない・・・」なら、「できるコト、したいコト、しなくてはならないコト」以外に「この事業は誰対して行うのか?(狙いたいか?)」を同時に考える必要があって、漠然とターゲットを考えるのではなく、どんな人をどんな位置へ誘うか?を考えるのが左下の三角形。「こういうのもオンライン化できないの?」と言われるも「ムムッー!」と頭抱える。

2020年5月17日日曜日

片隅にて。

映画の片隅にいる身として応援したミニシアター・エイド基金よりメール来る。総額は2万9926人から3億3102万5487円が集まり終了。118劇場103団体が基金に参加していたので1団体あたり約303万円が分配されるとのこと。決済会社代行手数料が1655万1274円(5%)、実費手数料が1933万2038円(85万円+(総額-1億円)の0.8%*サーバーおよび専従者)。クラウドファンディングが上手にいくとスゴい事例としてメモ。

そして、例えば118劇場が、上映に合わせて新しい機材を入れたり、消毒材など仕入れを地域で直接行うと、仮に100万円なら1億1800万円の直接効果。その1億1800万円が使われた先々で原料の生産や更に仕入れなどが各地で発生すると(根拠ないけど)10倍の11億8000万円の第一次波及効果が発生すると妄想でき、更にそのために設備投資や雇用などが生まれると10倍なら118億円の効果・・・。大雑把だけど波及効果とはこんな感じ。

とは言え安心できないのも事実で、客席が100席の場合、ソーシャルディスタンスで仮に2席間隔にした場合、満席は33人。満席になっても59,400円(1800円×33席)とは・・・。(33席でも満席にならないよ!1回1席だってある!)という指摘もあり難題。密室では同じの演劇やコンサートはどうするんだろう?

2020年5月16日土曜日

コモディティ化への反発

働き方について、正社員の他にパートタイム、派遣社員、アルバイト、業務代行などが広く認知され多様化し、時に我慢やストレスを抱える「終身雇用」が安心・安全の保障ではなく、副業や複業などの選択が緩和やアイデンティティ(自己同一性)の実感につながるのなら(働き方だけでなく、様々な場面や状況にも波及するのでは?)と15年前に出版された本の今日の日付で妄想する。

商品開発では、これまではメーカーが自社のリソースを活用して魅力化し商品やサービスを消費者へ提供し、その魅力は顧客の想像を超えていたから特徴やステイタス(差別化)として認知され購入されていたものの、情報化社会による顧客の進化、差別化とうたっても追いつかれる品質にコモディティ化を起こし、差別化によって確立していたブランドが消耗したり、陳腐化、埋没してしまうのは業界あるある。

「働き方」「商品開発」に共通するのは「勤め先や商品の魅力は、すり減る・薄れる」だけど、要は「何もしなかったらすり減る」ことで、何かで「増やすこと」もできるなら、それは勤め先や商品(メーカー)だけが魅力を作り、提供することではなく、関係する人々(従業員や派遣社員、パート、業者、消費者など)それぞれが魅力を自分ごと化できると、直接関係なくとも魅力的に見えるし持続すると・・・。一体型の魅力創出はコモディティ化しにくいのか。

2020年5月15日金曜日

破壊的創造。

これまでの常識から考えると、にわかに信じがたいけど「大人数で行う対面オーディションの禁止」となると、どうなるのか?オンラインでエントリーして顔がズラリと揃った画面で各人がPRすることになるのか?「挨拶の握手、ハグ、キスの禁止」はこれまで疑ったことのない文化が否定されるのと同じだから無意識でしてしまいそうだけど禁止。当然、マスクしてるからキスはできないけど・・・。

マスクはキチンと口と鼻を覆えるものとし、手袋、ゴーグル、フェイスシールド、指サック(ボタンなどのタッチポイント用)を使用すること。当然、これらは使い捨てとなり、間違っても共有してはいけない。同じく、電話や文具なども共有してはダメ。食事もビュッフェは絶対にダメ!一人一人の個包装で提供、器などは環境に配慮されたリユースの活用も選択肢の一つ。

三度見してしまったのが「ディレクターズチェアの排除」。プラスチックの椅子の方が消毒しやすいからという理由。撮影現場の象徴と言えるディレクターズチェアが排除なんてビックリ。そして撮影はとにかく短期間で効率的に行うこと、そして必要な人数に絞ること。なぜなら「新しい制作手順は非効率的」だから。当分の間と思うけど、その間に文化が破壊され新しい常識(ニューノーマル)の誕生か!?

2020年5月14日木曜日

もったいない。

一言で言えば「全国に空白地域があり、地域課題の把握も解決もできない。」ということか。フリーランスや個人事業主対象のセーフティネットが発動される中で「NPO(公益活動)はどうなの?」となっており、新型コロナウィルス感染症緊急経済対策にはNPO法人も対象(例:持続化給付金)と言われているけど「他にも活用できる資金があるじゃないか!」と「休眠預金の活用」が挙げられる。

「革新的(≒社会的インパクト)がなければならない!」「事業費の20%は自己負担でなければならない!」などのルールがある一方で「誰一人取り残さない!」「草の根活動支援」なども掲げており、地域(社会)課題の改善に取り組もうとする際、サービスを受ける当事者から対価を仮に得ることはできても、その金額は少額で補填しなければ充当できないケースが多いと思うのは甘い考えか(全額を支払えない人は対象外が正しいのか・・・)。

仮に事業費が1000万円の場合、200万円が自己負担だから工面しなければならず、仮にホームレス支援の場合、対象者はお金をもっていないから対価はもらえないし、DV支援の場合、着の身着のままで飛び出してきた人は所持金が少ない。「働いて返せば?」は働ける人の論理、当分の間、300億円-500億円/年が出ると言われるのに活用されないのはもったいないなと・・・。

2020年5月13日水曜日

事態に備え更新。

SNSの一部で話題になっていた「5月11日に大地震がある!?」に感化され、我が家の「避難グッズ」を総点検したのが数日前。前回はいつ点検したかも分からず、あちこちに点在(一箇所に荷物をまとめるのはNGと教えてもらい点在させた)させたものの「どこだ?」とコントのように探して「あった!」と宝探し気分。全部で3袋出てきたものをザッー!と出してみると・・・。

賞味期限が数年前に切れたインスタント麺、同じく賞味期限が切れていた乾パン(でも、食べられるよね?と保管続行)、そして非常食(そのまま食べるのもどうかと思い、夕食時にドリアに使われる)。サイズが合わなくなった洋服など、月日の経過に大笑い。意外と忘れがちなのが爪切り、歯ブラシ、マスクなどの衛生セット。今のご時世なら消毒系も必要なので加えて入れ替え終了。

「72時間は自力で過ごすこと」は政府の指針。「72時間サバイブ」授業を思い出す。今や地震だけでなく、台風やウィルス、津波なども想定しなくてはならないとは映画のようだけど現実。実は家での被災だけでなく外出先での被災も想定しないとならず「考える時間があってよかったね」と長女。そして5月11日午前2時23分頃に伊予灘で震度2の地震が起きる。

2020年5月12日火曜日

独断と偏見で。

Facebook上で腕立て、本、音楽、映画などを紹介する企画の連絡を多方面からいただきましたが、辞退させていただきました(謝)。理由は「一つ受けると全てを引き受けないといけないな・・・」と思ったこと。またFBが企画だらけになるので、遠慮した次第です。お誘いいただいた方、ありがとうございます。この場でお礼申し上げます。見てるだけなら楽しい企画!

と、言ってる傍らではNHKラジオ「まどんな映画館」では映画の紹介をして恐縮です。昨日は【旅】をテーマに「LIFE(2014)」「サバイバルファミリー(2017)」「日本をゆっくり走ってみたよ〜あの娘のために日本一周〜(2017)」の3本を紹介。3本の中で支援したのは「日本をゆっくり走ってみたよ」で、当時の撮影支援などを紹介。この作品はアマゾンプライムのオリジナル作品。

「地上波ではできない作品」とインタビューで語っていた主演の濱田岳さん。やはりスポンサーかな?劇場公開しても激しく大ヒット!ではく、この先も長く好まれる作品だからかな?愛媛は2話〜3話に早速登場、旅の設定では10日〜12日目、松山城、道後温泉、しまなみ海道、四国カルストなどが登場。岡田留美さんとも盛り上がり成功。「次のテーマはどうします?」とディレクター。

2020年5月11日月曜日

たかが水、されど水。

たかが水、されど水。東京タワーの形をした容器にいれた水が500円で売られていたら、東京スカイツリーの形をした容器に入っていた水もあって、(アレッ!?通天閣にも似たような水が売っていたような・・・)と思った当時。「ご当地モナカ評論家」としての肩書きで言うと「お城」の形をしているモナカは、各地のお城で「〇〇城モナカ」として販売してるけど、実は数パターン(製造元の違い)しかなく共通していること多し。

たかが水、されど水。我が家にあった「NETFLIX」「COACH」の水、堂々と貼られたラベルから一見凄そうな水に思えるけど中身は一緒でただの水。記念品と思うけど、受け取った側に色々とイメージを想起させてしまうスゴさを再確認。ブランドってこういうことなんだなとメモ。ブランドの認識には機能的価値と情緒的価値の認知が欠かせないと誰かが言ってた。

モノ・コトにとって機能的、情緒的な価値が対象物への価値ならば、普遍的な価値や特殊的な価値は対象物を取り巻く事象の価値。複雑で理解に数分要するのはNG(謎解きじゃないから)で、瞬間的な理解(認識)を想起させないといけない。企画の極意は【言わずして伝えられるか?(≒説明なしの訴求)】東京タワーの水、NETFLIX、COACHの水からメモメモ。

2020年5月10日日曜日

授業再開に向けて悶々。

急務で通り道の店に入り、マスクを外して「すみません〜」と声をかけると店奥の店主が立ち上がり「マスクは外さんといてください!今、コロナですから!」と店奥から手を横に振って注意される。慌ててマスクをし直して話すも店主は店奥から出てこず、会話にならなかったので出る。(そうか、こういう事態なんだな・・・)とコロナウィルスの影響を体験する。*飲食店ではありません。

路上で知人とバッタリ、立ち話。「50人以下のイベントは感染防止策を徹底すれば可能だからココ大は大丈夫でしょ?」との旨を言われ「ココ大授業は20名以下/回ですけど、実際には難しいですよね・・・」と返答する。このシーズンなら「茶」「梅」などの授業でワイワイだったかもしれないけど、今授業をしても雑念も多く「目的の学び」は得難いだろうと推察。

「密接、密集、密閉」の3密を何故か「密着、密集、密閉」と勘違いしてた私。すると笑われて「密談もダメ、密告もダメ、濃密もダメ」と話が脱線する。仮に授業ができてもソーシャルディスタンスなどの対策はどうしようかと。「南予通信大学」のようなオンラインも一手だけど、スクーリングとの併用が効果的。白鳥は寝ているよう(長い首を上手にたたむ姿を初めて見た!)で、色々と雑念が多い中でどこ吹く風。

2020年5月9日土曜日

新しい価値。

5/9は【アイスクリームの日】。日本アイスクリーム協会の前身が東京オリンピック開催年の1964年にアイスクリームのシーズンインとなる連休明けの9日に合わせてアイスクリームを施設などへプレゼントしたことが由来とのこと。実は7/3は【ソフトクリームの日】で、1951年7月3日に進駐軍主催のカーニバルでソフトクリームが販売されたのを機に日本ソフトクリーム協議会が制定。

これまでソフトクリームとして販売してきたNICECREAMですが、この度「ジェラート(NICECREAMホームプレミア)」が誕生!ちなみにアイスクリームは英語、ジェラートはイタリア語なので意味は同じ!1Lサイズだから家族でも食べられるし、海外からは「カップは小さいから大きくてGOOD!」とサムズアップ。「ジェラート」と表現しているのはイタリア製の機械で製造しているから!

NICECREAMをアイスクリームと表現しない理由はイメージあるから。というのもアイスクリームはアイスミルクやラクトアイスと同じ「乳製品」が一般的で食品衛生法でもそうだから。だけどNICECREAMは乳も卵もグルテンも不使用だから「氷菓」になる(見た目と異なるから驚かれる)。食感はというと「アイスクリームのようでシャーベットのよう」という良いところドリも魅力。

2020年5月8日金曜日

業界驚き3発。

最初の驚きは「Fukushima50」のネット配信。関係者とお会いした時は未だ決められていなかったのだろうと。劇場公開と比較してどれほどの鑑賞があるのか?興味津々。
次の驚きは全米公開予定だった「トロールズ ミュージック パワー」が劇場公開できずネット配信に切り替えたら、購入後48時間で19.99ドル(約2158円/1$=108円換算)だったにもかかわらず3週間で1億ドル(約108億円)の大ヒット。ちなみに2019年に日本で公開された洋画1位の「アナと雪の女王2」は約128億円。

話題は「トロールズ ミュージック パワー」の制作が大手で、上映予定だった劇場も世界最大のシネコンチェーンという「大手同士」のバトル。ちなみに世界最大手の劇場は中国資本で、コロナウィルスの影響で経営危機!?と一部の記事。でも、そんなことは消費者には全く関係なく、「いつでもどこでも好きな時に鑑賞」できればOKとサラリ100億円超。

トドメの驚きは過去2作が大ヒットし、3作目もメガヒット間違いなし!と言われた「唐人街探案3(邦題:僕はチャイナタウンの名探偵3)」、予想通り前売券だけで約3億元(約47億円)の売上、20ヵ国以上で公開予定だったのにコロナウィルスで公開延期。ちなみに「唐人街探案3」には妻夫木聡、長澤まさみらが出演し、日本では巨大セットを組んで撮影されたFC的にいうと大ニュース映画。日本で公開は未定・・・。

2020年5月7日木曜日

知らなさすぎで猛省。

4月7日に緊急事態宣言が発令してから丸1ヵ月、この間に自宅鑑賞した映画などは31本以上。1日1本を目標にコツコツと観る(この調子で腹筋や腕立てもすればいいのに・・・と思うけど、それはできない・・・)。ちなみに我が家はAmazonPrime、NetFlixにも入っていたけど今はPrimeのみ。1ヵ月観た感想は?と問われたら「作品の存在を知らなすぎる!」と言わざるを得ない・・・。

ドキュメンタリー好き、なおかつ現代美術好きなので「バンクシー・ダズ・NY」を観たら「第83回アカデミー長編ドキュメンタリー賞ノミネート」で「バンクシー初監督作品」と聞いたら観ずにはいられなかった「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」は、バンクシーの作品と同じテーマである“虚構の価値”が創り上げられていく過程が虚構で面白い。(主人公の才能の無さには笑いが出る)

一部で話題になった「東京ラブストーリー」のリメイクは、眩しすぎて痒くてて観れなかった。広島が舞台のご当地映画「恋のしずく」は、こういう設定、流れは安心して観れる。予想外に面白かったのが「映画版・深夜食堂」、てっきり「孤独のグルメ」と同じスタイルかと思ってた。そしてスタジオ撮影だから美術、大道具・小道具さんの細部にわたる世界観の出し方(汚れ、傷、設置物など)に唸ったり。

2020年5月5日火曜日

世の中はコンチクショーですが。

想像力をつけたいなら私だったら3つ。(1)空想すること。漫画でも小説でもビジネス書でも図鑑でも何でもいいから読んで、物語の続編やスピンオフを勝手に作る。(2)自分に問いを立てること。世の中は基本的にコンチキショーだから不思議でおかしなことばかり。どうして?なぜ?など、全てのモノゴトに疑問を持つこと。そして自分なりの考えを持ったら話すこと。すると(そんな意見もあるね!)と気づく。

(3)日記を書く。自分の考えを記す、書く時は何かしらの「信条」があってもいい。学長日記の場合は【飾らないこと】で、素に思うことを日々書き綴ることで「気持ちデータベース」ができあがる。すると、自分は存在しているのにDB上にもう一人の自分が構築されていて、振り返ることで当時の気持ちや当時からの成長を実感したり、甘い意識に猛省することも多々あり。

問題は「想像力が欠如していることを当人が気づかない」ことや「想像力は不要と思う」こと。想像できないことが世間とのモレヌケズレを起こして残念になったり、呆れてしまったり。そして時に自分も犯してしまう愚かさ、これが世の中はコンチクショーと思う所以。そう思えるのも想像力があるからと開き直り感もあるけど、想像力があればコンチクショーでも少しは期待できる。

2020年5月4日月曜日

年1度のSW振り返り。

May the 4th be with you.初公開から42年、世界中のSWファンにとって記念日。NYのフリマで出会った数体のフィギュアの衝撃から30年弱。今は収集魂はなくなったけど、集めたお宝(と、思っているが妻は虎視眈々と販売を目論む・・・)は屋根裏にヒッソリと。いづれ「出張!なんでも鑑定団」でフリップを高々と挙げるのが夢(ナント、小さい夢か・・・)

物語がヒットする条件の一つに「悪役は主人公よりもカッコ良くなければならない」があり、その典型であるSW。目の前に精巧に作られたダースベイダーの頭部の置物があるけど造形美が素晴らしい。悪役(敵)の方がカッコいい作品を作品を探してみるとバットマンならジョーカー、スパイダーマンならヴェノム、ウルトラマンだったらゼットン、ガンダムならザクという感じか。

調子にのって、SWの日に合わせエミフルMASAKIで愛媛CATVさんと1日限りでコレクションの展示をさせてもらったのが良い思い出。どうやって一日一日を過ごすかは人それぞれだけど、誰にでも必ずおとずれる一日をどうやったら楽しく過ごせるか?は毎朝の検討事項。少なくとも今日一日はSWの本などをひっくり返して42年間に浸るのもあり。1年に1度のSW振り返り。

2020年5月3日日曜日

その時まで辛抱。

「なかなか、撮影に伊方町へお越しくださいとは言えない状況でして・・・」と担当者。その通りで伊方町の素敵な春は過ぎてしまった・・・。次は夏だけど、その頃には事態が終息してくれていることを願うばかり。第3回目となる「佐田岬ワンダービューコンペティション」はググッ!と作品に種類の幅が出て推したい作品の魅力を製作者に代わり代弁したり(笑)賛否両論が出るのは健全。

たかが「映像」されど「映像」。BGMで聞く音楽も、自宅で観る映画も、一人の読書も共通しているのは「誰かの創作物」を楽しんでいること。もしも、この創作環境が失われたら、存在を疑わない「作品」がないなんてあり得ない。創作は脈々と流れる系譜や才能などの世代交代があり、それぞれの分野が絡んで相乗効果を生んでいるから失われたら文化的価値の喪失大。

佐田岬ワンダービューコンペティションに話を戻して、昨年のグランプリは愛媛、準グランプリ、佳作は埼玉、大阪、東京、福岡と県外受賞者も多くビックリ。市民が参加できる動画コンテストは今後も増える予感。「愛顔感動ものがたり」でも審査員をつとめましたが、こういうのを足がかりに創作への興味関心を期待したい。ただ、今は辛抱!

2020年5月2日土曜日

撮影が恋しい。

長澤まさみ主演の「潔く柔く(2013)」のエンドロール。よく知る名前がズラリと並び、撮影を思い出す。この作品は「病院」の設定で愛媛県庁本館が登場、念願の1階から2階が使われ感無量だったのを思い出す。長澤まさみの出演で愛媛県庁が病院として使われるのは「世界の中心で、愛をさけぶ」以来2度目。(これ、意外とスゴいことなんじゃないの?)と思ったり。ちなみに病院という設定では「陽光桜」でも登場。

「そのときは彼によろしく(2007)」も長澤まさみ主演。撮影は結局、関東圏で行われたけど「セカチュー」と同じメンバーだったから「愛媛で撮影できないでしょうか?」と県内を駆けまわり廃バスが似合う水辺を探したっけ・・・。先日は「三丁目の夕日(2005)」で最後までお世話になった担当者がプロデューサーになって再会。先方も私が理事長になったことに驚き「お互い、歳を重ねましたね」と。

話を戻して愛媛県庁本館と言えば「怪人二十面相・伝(2009)」の撮影も忘れられない。100人以上のエキストラの中には髪を切られて物語の世界観に合わせられた方が多数。松たか子さん扮する主人公に向かってフラッシュや押し寄せる人混みの演技。撮影は非日常の異世界へ行けるから楽しい。今の状況では控える撮影が実現するか分からないけど、改めて撮影は面白いと痛感。