日記を検索

2020年5月16日土曜日

コモディティ化への反発

働き方について、正社員の他にパートタイム、派遣社員、アルバイト、業務代行などが広く認知され多様化し、時に我慢やストレスを抱える「終身雇用」が安心・安全の保障ではなく、副業や複業などの選択が緩和やアイデンティティ(自己同一性)の実感につながるのなら(働き方だけでなく、様々な場面や状況にも波及するのでは?)と15年前に出版された本の今日の日付で妄想する。

商品開発では、これまではメーカーが自社のリソースを活用して魅力化し商品やサービスを消費者へ提供し、その魅力は顧客の想像を超えていたから特徴やステイタス(差別化)として認知され購入されていたものの、情報化社会による顧客の進化、差別化とうたっても追いつかれる品質にコモディティ化を起こし、差別化によって確立していたブランドが消耗したり、陳腐化、埋没してしまうのは業界あるある。

「働き方」「商品開発」に共通するのは「勤め先や商品の魅力は、すり減る・薄れる」だけど、要は「何もしなかったらすり減る」ことで、何かで「増やすこと」もできるなら、それは勤め先や商品(メーカー)だけが魅力を作り、提供することではなく、関係する人々(従業員や派遣社員、パート、業者、消費者など)それぞれが魅力を自分ごと化できると、直接関係なくとも魅力的に見えるし持続すると・・・。一体型の魅力創出はコモディティ化しにくいのか。

0 件のコメント:

コメントを投稿