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2017年11月3日金曜日

街が起きる。

先日の産経新聞に続き、松山百店、昨日は日経新聞も取り上げられた花園町。それだけ可能性があるということ。私の役目はとにかく、花園町を訪れることが目的になる動機を構築しないと辞任です(笑)。任期は2年、今まで以上に多くの方と折衝することになり、摩擦があったり滑らかだったり、そして「泉谷さん、稼げてますか?」と言われる始末。「(まだ)稼げてません・・・」というのが事実です。

街中で暮らし始め、今まで見えなかった光景を楽しむ。何と言っても素晴らしいのは地上25mほどの高さからの眺めはヌケもよく、映画やテレビの「実景」としても使えそう。早朝の花園町通りも素敵、車も走っていない大通りに路面電車がゴトゴト走る景色は絵になります。マンガのような「二度のガン見」をしたのは「30分500円」の駐車場。30分50円と勘違いし(安い!)と思ったら大間違い、ビックリ!

部活なのか学生が大急ぎで自転車を漕いでるし、駅前にはトランクを引っ張る旅行者が
迷っていて案内したり、ホテルからはビジネスマンが出てきて、コンビニ前には疲れた人がコーヒー飲んでるし、でも周りの建物は未だ眠ってるし。朝6時過ぎの光景。郊外に住んでいたら知らないことばかり。映画の原作になるなと(日常を取り上げた映画も多いし)。

2017年11月2日木曜日

ストレスフリー実験開始。

大冒険中の長男はハロウィーンパーティーに出かけたり、「宇和島屋」へ行ったりと次々と起こるクエストに積極的に参加している模様。友達も増えているとのことはコミュニケーションがとれていると解釈できるので、異文化多文化に触れて心身ともに成長してほしいと思う父と母。

引越し完了!断捨離したはずなのに部屋に荷物を入れてみると溢れてしまった・・・。広さが半分になったので予想はしていたけど、コンパクトに暮らすというのが生半可ではないと。その代わりに手に入れたのは「眺め」と「蚊がいない」「洗濯物が早く乾く」こと(笑)。朝焼けのお堀の景色は、一直線の道路に電灯が均等間隔で光り、水面に写っているのがいい。散歩しなきゃ!

でコンパクト生活に合わせた買物をしたら「4888円(幸せが末広がりまくり)」な、お会計にパチリ、えぇ、前向きに生きましょう。店員さん、ご協力ありがとうございました(笑)徒歩3分生活はリスク軽減、ストレスフリーへの一歩に繋がり、注力すべきことに集中できるか!これもまた実験の一つです(実験のその1はNPO法人で飯は喰えるか?というもの←結論はNPO法人に関係なく、その人に能力があれば喰える!)

2017年11月1日水曜日

経験の垢。

どんなことでも即決!が信条だったのに最近は悩みつづけ時間ギリギリの判断も多くなり「経験のアカ」がこびりついてしまったのか、イカーン!と思うこの頃。責任を負うことも多くなり(何かあっても私が責任とればいいんでしょ!)的に軽く考えるのではダメになりました。良くも悪くも判断がその後に及ぼす影響力まで考えるようになったということでしょう。

どうしたら「経験の垢」は落とせるのだろうと考える。いつの間にか経験の差で自分の優位性を保ってしまったり、先に経験したことでこの先の可能性を摘んでしまったり、経験による先読みで予定調和にしてしまったり、経験自体はいいことなのに「経験の使い方」を間違えると「余計なこと」になってしまい【経験の垢】として自分にこびりついてしまい、経験した価値が活かせないかと。

「喋らない、行動しない、考えな」ければ、問題は起きないけど何の解決も起きない。単に距離を置いてるだけ。答の一つは「謙虚(≒素直)であること」なんだろうと。頭では理解できるものの、経験の垢≒虚栄、見栄だから日々の意識から変えないとねと、自戒を込めてネジを巻き直す。変な責任感を追わず(自分は楽しいのか?)が基本。肝心の経験の垢すり方法は見つからず。

2017年10月31日火曜日

落ちたり上がったり。

台風一過のトワイライト(昼でも夜でもない)時間。「うまくいく」と「うまくいかない」も同じでなんとも言えない悶々の日々、例えば提案していた案が不採用になること二連続!これは偏に提案力不足で「思考や行動を広げすぎず、もっと腰を据えて企画立案に注力しなさい!」と言われているようでギクッ!としたり。えぇ、企画立案が得意でも落選は多々あります。精進します!

一方で面白い!と感じる依頼や相談が入り妄想が楽しい。「ラーニングBarのような〇〇を」「心理学を組合せた地域づくり講座を」「ビジネス書などを教科書にした授業を」「伐採後に広がる絶景を見ながらおにぎりを食べませんか?」など。どれもビジネスモデルや採算性ウンヌンではなく「直感で面白いと感じるかどうか」で、ロジカルに考えることも大切だけどエモーショナルも大切にしたい。これも右脳と左脳の間(はざま)。

授業だって面白い!11/2(日)大西茶園さんをお招きし、お茶の可能性を試食で確かめるし、11/18(土)は興居島でしまのテーブルごごしまさんによる島のドレッシングの可能性、午後からはごごにゃんファームにて早生みかん収穫体験11/19(日)は無茶々園さんによるこれまでとこれからの取り組みを試食で体験。これだって「日常と非日常」の間(はざま)。普段はどちらかに振れてしまうから、気持ち的にバランスを欲するのかも。

2017年10月30日月曜日

見えないデザイン。

デザインは地域資源と同じで「目に見える」「目に見えない」があり、有形物、無形物という考え方も同じ。分かりやすい有形物だけに注目が集まるけど、それは表層的であって、デザインの場合は「行為、内側、工夫」などの見えないデザインよって成立するのが「見えるデザイン≒結果」かと。
*ちなみに地域資源の場合は「方言、伝統、風習、味など」が見えない資源≒感じる資源。

松山工業高校で建築を学ぶ学生が5分間のプレゼンテーションで、時計片手に「茶屋」を組み立てる。組み木技法を駆使し釘を使わず壁を一面作り上げる様子、3分で完成。全ての完成は20分という「モバイル茶屋」。出来上がりに審査員一同(おぉ〜)となるけど、組み立て行為に無駄がなく、組み木も美しいが完成したら「見えない」デザイン。日本人の技術、意識ってすごいなと感心。

実は「屋根がありません」がオチなんだけど、そこは問題なく「モバイル茶屋」がお城下マルシェに登場したら面白いなと思ったり。この「モバイル茶屋」は市民賞(ピープルズチョイス)を受賞。最優秀賞は4つの機能を持った屋台と道後温泉飛鳥の湯に浮かばせる雲が受賞。我らが花園町では「4つの機能を持った屋台」を具体的に検討しなくてはならず、どうやったら実現できるかな?

2017年10月29日日曜日

ご縁あって

ナニナニ、一般的に1年間に自転車事故に合う確率は0.3%(日常で走る3500万台中、13万台が事故)。自転車を50年間乗り続けた場合、事故に合う確率は14%、事故で加害者になる確率は3%。50年間の事故確率を17%とし、ハインリッヒの法則を強引に当てはめ、13万回(17%)を1とすると377万回(29倍)の軽微な事故、3900万回(300倍)のヒヤリがあるのか。*ホント、強引です。

また「通勤時間は短い方がいい」なんて記事をネットでもよく見るようになり、往復30分の今でも短いと思っていたけど、毎月約13時間、1年156時間と思うと、有酸素運動のつもりとはいえ、もったいない気もしたり。そんなことを思っていたら、良い物件とご縁があり引越し決定!持ち家を持たない我が家のヤドカリ生活。今度は事務所から徒歩3分!事故に合う確率も通勤時間も極端に少なくなった。

不安は事務所に行く機会が増えるのか?減るのか?有酸素運動と位置付けていた自転車に変わる運動をしなければならないこと。時間が少し確保できたからといってダラダラしないか心配なこと。それにしても断捨離というのは大変で、したつもりでも一向に終わらない。超コンパクト生活に再び戻る。

2017年10月28日土曜日

もしもオープンカフェ

盛り上がったので妄想する。例えば年12回オープンカフェの場合、一回500円の飲食×200回/日=10万円/日の売上。10万円/回×3回/月=30万円/月×4回=120万円/年。アルバイトを750円/時人×2名×6時間=9000円/回×3回×4回=約11万円/年。フードコストを売上の40%とすると120万円-48万円=72万円。その他諸費用が売上の10%とすると12万円。120万円-12万円-72万円-11万円=25万円/年、1回あたり約2万円の利益。初期費用を12万円とすると初年度は1万円/回の利益。

ここでの問題は2つ「(1)500円で満足していただける提供品を原価200円以内で可能か?」「(2)200回の清算を実現する周知、浸透策をどうするか?」月1回のマルシェも活用すれば何とかなるかな。200円の品を500円で売って300円の利益か!なんていう人は浅く、300円の中には人件費、商材費の他に「維持費」「空間占有費」など花園町を美しく維持する費用も含まれてます。

ただ、どうにもこうにも手元に残る金額は心細い(涙)。となるとパッ!と思いつくのが「開催スポンサー」や「場所提供など」。100%自力運営がいいに決まっているけど、端からみれば「公共空間という名の媒体」なわけで、誰かにとっては興味あるコトではないかと。個人的にはパブリックアートとか古本市とか、ボードゲームとか読書とか、ゆっくりできる空間がいいなと。妄想は続く。

2017年10月27日金曜日

まさにつれづれ

「業態変わりました?」と問われたら「手段を変えてます」と答えています。【愛媛の魅力を発掘、共有、発信】は愛媛に来てから16年、何一つ変えていません。業態が変わったように見えるのはFCの基本である「(基本的に)断らない」が根底にあり、その結果と自己分析。FCが撮影依頼を断れば撮影はナシではなく、他地域で撮影されるだけなので、地域で撮影できるよう踏ん張らないといけない。それが「断らない≒どうしたら実施できるか?」につながる。

だから依頼(相談)がくると、俄然と燃えるタイプです。ただこう見えても小さな主義主張はあって、それは【(依頼内容は)愛媛の魅力を創出するか否か】で、自分の中で答が出ればするし、出なかったらお断りする。だから「何でもする」とは似て非なる。FCは愛媛の場所、ココ大授業は、愛顔の食卓はモノを唯一無二の価値として、映画映像作品、授業、販売という手法で提案している。

だから、手段は違っても「なぜ?」は自分なりに答えられるけど、コトが大きいほど、利害関係者や認証プロセスなどが増え、色々な思惑が入り、気づかぬうちに大切なことが「変わってしまう」こと。写真のような、実ったみかん(果実)を「今」収穫か?それとも「もう少し先」に収穫か?考え抜くこと!と、もう一人の自分が私に問うわけです。

2017年10月26日木曜日

ドレッシングな授業誕生

前回お世話になった授業からはや2年、今度は【愛顔の食卓】として「しまのテーブルごごしま」ドレッシング(興居島みかんドレッシングプルミエクリュ、ブラッドビーツドレッシングルミエクリュ))の販売が決定したのを機に藤内さんに相談「ドレッシングの美味しさを引き出すために、しまのテーブルごごしまで授業をお願いします!」すると、はにかむ藤内さん。そして「昼食づくりを兼ねてサラダをみんなで作れたらいいかもね!」と快諾いただきました。11月18日(土)10時25分発興居島行きフェリーに乗船すべし!

商談終了後は電動自転車(初体験の電動自転車、山道楽々!驚愕技術)で5分、カネミ農園さんを訪問(「にがいよ、レモン果汁など」の生産者)。山内さんに園地へ連れていっていただき「早生みかん摘み取り実習」。同じ園地、同じ木でも、茂りや傾き、実のつき方、日のあたり角度で甘さは異なり、全て美味しいと感じてしまう私はまだまだ修行が足りず。写真は園地に立つ、藤内さん、山内さん。

授業では藤内さんがこだわって取り寄せている野菜をたくさん並べるつもりです。そしてドレッシングの味が際立つように、お好きに盛り付けしていただく予定です。大きさ、色、形状、置き方で同じサラダでも異なる「作品」になること間違いなし!ドレッシングは2種類あります。そして特製カレーと一緒に食べれば興居島の恵を満喫できること間違いナシ!授業内容は随時アップしてゆきますので、お誘いします!

2017年10月25日水曜日

知識や技術は。

友人の砥部焼作家の悩みは「磁器の原材料となる石の減少」よりも「3Dプリンターの登場」に戦々恐々。理由を尋ねると「手間不要でPC一つ、ボタン一つで好みの器が作れるから、作家不要になる」とのこと。
でも砥部焼は「手づくり」が魅力の一つ、マシンで成形される器とは別モノと思うんだけど、生業にされている方からすると、将来を脅かす存在とのこと。

私が職人技の高さ、課題を改善したコトを提示できなかった為に「これは3Dプリンターで精巧に作れるよ」「(3Dプリンターなら)形状も質感も重さも本物と見分けつきません」「(3Dプリンターなら)もっと簡単に安く作れます」という「本物に似ているかどうか」の意見交換になってしまい反省。職人の技や経験などはいづれ「無用の長物」になるのか・・・。人の知識や技術が全てデータ化されたら、砥部焼の作家ロボット誕生か!?

「チャーリーとチョコレート工場」でチャーリーのお父さんは工場での仕事がロボットに代わられ閑職になったけど、最後は「ロボットのメンテナンス係」になったっけ。うーむ「人のよって価値と感じる所は違う」ことはハッキリしてるんだけど、同じ価値観の人だけに売れればそれでOKか?と問われたらNOだから、いかに「異なる価値感を持つ人へ訴えるか?」という難題を突きつけられる。こちらから近づかないとね。

2017年10月24日火曜日

撮影支援について。

下半期に突入、気づけば来週から11月!上半期は「リバース(TBS)」「日本をゆっくり走ってみたよ(Amazon)*予告編に道後温泉、しまなみ海道など登場」「全力疾走(NHK)」「鉄道デカ特捜班(仮称)」の4つのドラマ撮影を支援。今もそれなりに忙しく、現在も数本預かる・・。うーむ!踏ん張るしかない!それにしてもAmazonなどのWEB専用ドラマの内容と質が劇場用と変わらぬということは色々と考えさせられる・・。

JFC(ジャパン・フィルムコミッション)は一FCではできないコトを担うのも役割の一つで、その一つに「海外へ日本各地の魅力的な撮影候補地を提案する」とある。設立当初に掲げていた「ハリウッド映画の支援」は既に日常化しており、アジア映画だって普通に支援。JFC加盟の130FCから寄せられた写真を見ながら「日本の風景はすごいな・・」と改めて思う。これだけの資源があれば海外撮影はワンサカくるはず!だけど「インセンティブ(撮影の動機付け=資金援助)」がないから実際には少ない。

個人的には海外への注力も大切だけど、海外が好きな「ジャパニメーション」などアニメの世界観に日本各地を登場させたい。少々時代や風景がズレててもいいから地名や名称が出たらFCとしては大満足。そしてそれがネットで配信されたら・・・FCも時代と共に進化しないと、と思ったり。

2017年10月23日月曜日

10月22日備忘録。

10月22日は色々と考えさせられる日だったと備忘録。台風の中「べこや」でバイトを終えた娘、二階から外を見ると伊予鉄バスがジュンク堂付近で立ち往生。暴風雨の中、運転手、伊予鉄道の社員、警察、進級グループの学生さんらがびしょ濡れになりながらバスを押したり、交通整理をしたり(私も!)と思ったそうですが、既に大勢がいたので見守ったとのこと。「とっさの出来事に対応できるか?問われるね」と話す。

そんな長女、電車で帰ろうとしたら暴風雨で伊予鉄道郊外線ストップ!帰る手段を失い義兄に迎えにきてもらう。末っ子は部活の行きで傘が折れ壊れる、帰りは危険とのことで部長さんに送ってもらう。私が免許と車を持っていれば・・・と思ったり。人の優しさに触れた大雨。そんな私はというと食卓から動くコトなく黙々と作業、そして「ワサビもなかのお粥」なるものを食べて過ごす(お湯を入れたら中に詰まった具が溢れ出る)

選挙はというと期日前投票を済ませていたので問題ナシ。「入場券ナシ」でも期日前投票ができるのなら・・・と色々考えるけど思考をそこに省かないぞ!杉浦綾さんの「おかゆうつわ展」は好評につき10/24(水)まで延長!投じた1票がヘンな方向へ行きませんように!と子供たちとも語った10月22日。

2017年10月22日日曜日

助言の質について。

松山商業高校での作戦会議後は「なでしこドリームプロジェクト」。一人一人の自己実現に(何かしたい!)と思う足音は確実に聞こえているのに、どうやら邪魔をしているのは「もっともらしい正論」とココでも話題に。「人が来なかったらどうするの?」「それで儲かるの?」「借入は審査が大変!」など、事業の相談にコンサルやアドバイザーから指摘されたとのこと。「きっと将来を案じての助言ですよ」と伝えるのが精一杯と私。

内心は(ひどいなー)と思ったり。期待と不安が入り混じる中で「気持ちの後押し」が欲しい期待も含めての相談だったはずなのに正論っぽいことを言い、助言者としての優位性を保ってどうするの?一緒に考えてこそ助言者のはずなのに。なので、その方は「したい事業を引っ込めてしまった」とのこと。と書くのも、同じような相談を先日も受け、助言者や相談窓口機能に問題があるんじゃないの?と考えたり。

彼らの言っていることは正しい、しかし適切ではない。自分の立場(視点)からモノゴトを考えるのではなく、相談者の立場(状況)から助言/相談を受けるべきなのに、これまでの経験や知識が相談者よりも豊富だからか、覆い被せるような意見で相談者の気持ちを萎縮させてしまう傾向あり。その結果「相談の相談」がきてしまうので、しっかり相談に対応してね!と辛口エール。

2017年10月21日土曜日

怖さもあったり。

誰にでも最初はある。研究会9回目にして初プレゼンテーション。上手に発表できたグループもあれば、思うように発表できなかったグループもあったり。演習なので失敗したり、納得しなかったことから改善の芽に気づく機会。構成の問題、時間オーバーもあったりしたけどOK!誰も最初から上手なわけがなく、誤魔化したり、できる素振りで「その場を取り繕う、偽る」方がもったいない。

次のステップの資金稼ぎにアルバイトを始めた長女。「小さな失敗は毎日あるけど、繰り返さないよう周りに確認してるよ」とのこと。「誰にでも最初(≒失敗)はある」とこちらでも同じ。仕事も同じだし、暮らしの中、学校生活にだって最初はある。最初から上手な人なんて・・・と思う派です。すると「いつまでも最初気分では困る」という正論っぽい指摘をする人がいるけど、成長の速度は個々に違うのだ!

聞けば松山商業高校には「地域ビジネス科」という学科が今年から誕生したとのこと。高校から地域について考え事業について学ぶなんて・・・。1年生なのに「プロジェクトマネジメント」を学ぶなんて・・・。最初はチンプンカンプンと思うけど、将来に役立つはずと信じる!私がPMなどの訓練を受けたのが29歳ですからね、将来が楽しみでもあり、怖さもあったり。みっちり4時間with高校生!

2017年10月20日金曜日

美味しく学ぶ旅を。

ぼんやりしたイメージがパッ!と鮮やかに見える時があって、今回は1月は「ひじき」、2月は「いちご、庄大根」、3月は「キウイ、玉ねぎ」、4月は「筍」、5月は「お茶、じゃがいも」、6月は「ブルーベリー」、7月は「桃、りんご」、8月は「すいか」、9月は「ぶどう」、10月は「栗、梨」、11月は「みかん、さつま芋」、12月は「伊予柑」と、1年を通して何かしらの「○○狩り」が愛媛では可能!と気がついた!いつ来ても何か体験できるってスゴい!

で、それらを日本人だけではなく「外国人も楽しめるプログラム化」したら、反響が大きいだろうなと。でも、今までウリにしてこなかった理由を考えると「気づいていない」「面倒だから」「儲からないから」「取りまとめ役がいない」と推測。市民先生を再度、調べ直すと大勢いるではないか!となると、これは「ココ大しか」できないはず!と妄想。うーむ、授業の新しい柱になるかっ!

これまでのフルーツ狩りは無駄ではなかった!と後付けで思ったり(笑)。あとは前後の脈略や肉付けをどうすればいいかだな!周辺の魅力を深堀すればいいかな。というとやっぱり「旅行商品化」を考えてしまう。あ”ー!旅行業の免許とバスがあれば毎週のごとく、授業へ出発して生産者や園地を尋ねられるのに。旅行会社と組んで「美味しく学ぶ旅」はいかがでしょうか?

2017年10月19日木曜日

プレゼンテーション。

プレゼンテーションは「聞き手が再生できるか否か」が伝わる、伝わらないの分かれ道。「意識」してしまうと難しく、原稿を何回も読むとゲシュタルト崩壊を起こす(笑)。プレゼンテーションって「舞台の上」ですることと思いがちだけど、実は色々な場面、場所で伝えていると再確認。昨日も新聞記者の取材に応え、記者が記事として「再現」してくれる。本日はNHKラジオの「ラジオまどんな」に生出演(≒生プレゼン)

週末は自己表現を検討している女性達へプレゼン講座、来週は審査員を前にした10分間のプレゼンが控え、月末はプレゼンの審査会、来月は新商品の記者発表も控えているし、市民が半年間の研究成果を野志市長へプレゼンするのでお手伝い。実はあらゆる場面で「人に伝えて」いて受け手が再現できれば人に広まりやすい(再生されやすい)と思ったり。そのためには場数(経験)も大切だけど「傾聴(真摯に聞く姿勢)」がもっと大切!

しっかり聞けば、しっかり理解できるし、しっかり質問もできる。質問もキチンと胸元へ投げ込むことができれば受け取りやすく、投げやすく(返答もしやすく)なる。審査会で悲劇なのはプレゼンの質が貧弱だけでなく、審査員の質も悪いと何一つ奇跡は起こらず、誰も嬉しくない悲劇な時間と空間になるだけ。そういった場面が多いから改善依頼が多いのか??

2017年10月18日水曜日

面河ウーロン茶だ!

我らが「面河ウーロン茶(仮称)」の販売作戦会議第三回。「ティーパックが手軽でいい」「現状では面河らしさが感じにくい」「無償では続かない」「作られた場所、作った人の顔が見えるように」「ワンコイン(500円)で買える気軽さ」「商品の物語を紹介」「面河らしいデザイン重視」など200以上挙がった意見を各人の主観で絞り込む。

(これが福祉!?)と思われるけど、福祉を「人々が幸福で安心に暮らせるよう取り組むこと」とするならば、幸福を得るための安心は何か?を考えると「お金、やりがい、生きがい、達成感、地域への愛着など」があり、それらをエイッ!と一つに凝縮したのが3年目となる本プログラム。そして具体的に「面河ウーロン茶の販売」へ結実したというわけ。人口600人の面河地区では今後の人口増は望めなく、取り掛かれることは何でもする!という意気込み。

お茶といえば、同じ境遇(地域特産のお茶があるのに衰退の一途・・・)から商品化となり【愛顔の食卓】での販売や授業(*写真)にまで至った「まぼろしの石鎚黒茶」。戸田久美さんの話を伺うと、面河と同じ熱量を感じて、面河ウーロン茶のいい参考になる!と思ったり。面河ウーロン茶は12月17日の「お城下マルシェ」で試飲会の予定、果たして売れるのか!?作戦会議もいよいよ終盤に差し掛かる!

2017年10月17日火曜日

最初で最後。

基本的にFBの友達申請は「ご縁」と思っていますが、ご時世なのか「選挙応援」「ねずみ講(ネットワークビジネス)」などのお誘い申請も多くなり、それらの類はお断りしています。
そしてメールでは「あなたのアカウントが乗っ取られた」「不当な支払いが発生した」などがアップル名義で来るもんだから困ったものです。そのエネルギーをもっと社会のために活用したら?と言いたい一人。

NPO法人は、法第2条2項2号において、(1) 宗教の教義を広め、儀式行事を行い、及び信者を教化育成することが主たる目的とするものでないこと。(2) 政治上の主義を推進し、支持し、又はこれに反対することを主たる目的とするものでないこと。(3) 特定の公職の候補者若しくは公職にある者又は政党を推薦し、支持し、又はこれらに反対することを目的とするものでないこと。と定められているので、法人、私は一切関与しません。

自分や社会に問うて欲しいと切に願います。後先考えない発言や行動は「自分らしさだ!」なんて勘違いしている人もいるけど「考えが浅い」だけ。この一週間の内容と量は凄まじく(逆効果なんじゃないの?)とも思ったり。大丈夫!私は私なりの意見がありますから!と言いたい。こういうことを書くのは過去6年間、3250回の学長日記で最初で最後。

2017年10月16日月曜日

雨なら雨なりに。

雨と分かっていた中、お越しくださった方、寒かったのに出店いただいた方、ありがとうございました。ココ大と花園まちづくりプロジェクト協議会の立場を混ぜて書くと、ボランティアで運営を手伝ってくれた友人、早朝から設営をしてくれた大学生らなどを含め、本当にありがたく大感謝!「雨なりに楽しむ」は「雨宿り」で知らず知らずに近づいた「見ず知らずの方」とも会話が増えると判明(笑)。

初登場の「えひめがゆ」は好評でした。「こもねっと(宇和島市)」の鯛の一夜干し入りの「鯛がゆ」に「塩みかん(八幡浜市)」を入れた味は冷えた体に沁みたそうです。「ききみかんジュース」も好評で「この味は〇〇ね!」「味が全然違う!」など、味の正誤に一喜一憂してこちらでも会話は弾む。「射的」は意外と女性(女の子)が高得点上位を占めました(ちなみに女子大学生が最高得点)

今後も雨開催はあるはずなので「雨なりに楽しむ」をどう際立たせるか?と考えると、買物以外に「何もしない(冬であれば火鉢で温まる、夏ならば日よけ)」もアリと思ったり、ワークショップを増やせばいいのかな?と思ったり。西通りと東通りの回遊性や美術館などがある堀之内との連携、雨天時開催の特典もアリか。まだまだ凸凹あって、成長中。来月は11月19日(日)9時!

2017年10月15日日曜日

ゼロ→MAX!

謝ります。11:30と少々早めの昼食に「連れて来られた」場所は、ごくごく普通の地域に多々ある喫茶店の佇まいで、正直に言いまして期待値はゼロでした(そもそも情報がないままの入店)。
店内の雰囲気は奥にカウンターがあり初老のエプロン姿のマスターが「いらっしゃいませ!」と声をかけてくれ、辺りを見回すと「雑誌、新聞」「置物」「近所で採れた野菜」などがあり、これも「よくある」光景。まだ期待値ゼロ。

期待値が少し上がったのはメニューで「タイカレー」「ガパオライス」とタイ料理がメニューの一番上(一押し)にあり、肉は「キジ肉」という珍しさ。4人全員が「キジ肉タイカレー」を注文。「なんでココでタイカレーなんですかね?」「なんでキジ肉なんでしょうね(←キジ肉に関しては鬼北町の特産と紹介)」など、雑談してると「お待たせしました」と出てきたのが写真のタイカレー&サラダ。

サフランライスにココナッツミルクのルー、ナス、ピーマン、カボチャ、半熟卵、唐辛子、キジ肉唐揚げが鎮座。食べてみれば期待値がゼロから一気にMAXに。オリジナルか既製品か尋ねませんでしたが美味しかったし「媚びていない辛さ(←ココ重要)」にしびれる。一気にテンションがあがり終わる。辺りを見回すとおば様、おじ様、勤め人などで満席!これも一つの「発掘」、ココは鬼北町下大野14-4「風」というお店。