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2017年10月22日日曜日

助言の質について。

松山商業高校での作戦会議後は「なでしこドリームプロジェクト」。一人一人の自己実現に(何かしたい!)と思う足音は確実に聞こえているのに、どうやら邪魔をしているのは「もっともらしい正論」とココでも話題に。「人が来なかったらどうするの?」「それで儲かるの?」「借入は審査が大変!」など、事業の相談にコンサルやアドバイザーから指摘されたとのこと。「きっと将来を案じての助言ですよ」と伝えるのが精一杯と私。

内心は(ひどいなー)と思ったり。期待と不安が入り混じる中で「気持ちの後押し」が欲しい期待も含めての相談だったはずなのに正論っぽいことを言い、助言者としての優位性を保ってどうするの?一緒に考えてこそ助言者のはずなのに。なので、その方は「したい事業を引っ込めてしまった」とのこと。と書くのも、同じような相談を先日も受け、助言者や相談窓口機能に問題があるんじゃないの?と考えたり。

彼らの言っていることは正しい、しかし適切ではない。自分の立場(視点)からモノゴトを考えるのではなく、相談者の立場(状況)から助言/相談を受けるべきなのに、これまでの経験や知識が相談者よりも豊富だからか、覆い被せるような意見で相談者の気持ちを萎縮させてしまう傾向あり。その結果「相談の相談」がきてしまうので、しっかり相談に対応してね!と辛口エール。

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