日記を検索

2022年1月2日日曜日

配信作品を観ながら。


品素な食生活&正月を心配して義母がおせちを作ってくれて義兄が届けてくれる(涙)。親戚とも初詣のみで会食はナシ。以前は何かと理由を作っては会っていたけど今は一年に一度。その間に子どもたちは大きくなり、卒業や進学、就職などでオジさんは成長にビックリ。「今年の夏はパッー!と会いたいね」となる。この三世代に渡る親族の“固い繋がり”に驚いて25年になる。

大晦日からNETFLIX、Amazonで映画三昧。独断と偏見だけど、NETFLIXのオリジナル作品は内容はさておき、キャスティング、ロケ地、演出にド派手を感じるのは気のせいか?キャスティングに(えっ、こんな役にこの人使うの?贅沢”!)とか、ロケ地もCGかもしれないけど色々な場所が登場するし、演出もド派手としか形容できない大掛かりに見えるのはCG?規模が違うと思うのは気のせい?

そんな作品が映画館ではなく画面で見れて見放題2000円/月ほど。映画館で一般鑑賞の1900円と同等なんだから、映画館のメリットを十分に分かってるつもりでもググッと傾く。NETFLIXが東京に巨大なデジタルスタジオを構えたというニュースが一年前。今後はAmazonもディズニーも同等の設備投資をするのは時間の問題で、FCや地域のロケ地は今後どうなるの?と考えながら見るから物語が時々入ってこなかったり。時間を巻き戻せるのも配信のいいところ。

2022年1月1日土曜日

2022年も頑張らない!


2022年寅年、明けましておめでとうございます。と、言っても普段のように昨日からの翌日なだけなのに気持ちや意識がシャキ!とするのは本当に不思議。2021年も公私にわたって目まぐるしい一年だったけど、2022年はどうなるかな。分かっているのは1月4日から7日まで「ココ大付属学園【冬】」が続くこと。そして終われば各地への出張行脚。出張が終われば報告書を作成→提出すれば、もう年度末。冬は過ぎ春になっている!

年度をまたぎ「ココ大付属学園【春】」が開校予定。その後はお誘いいただいた大学での非常勤講師が始まる予定(愛大以来の4年ぶり)。ココ大の総会を経て、6月に11回目の開校記念日。6月には学長日記も5000回を達成できるか!?7月は「えひめフィルム・フィルムコミッション」の満20周年!よくぞ、ここまで頑張ってきたと自分を褒めたい!そして夏休みに入ると予定通りなら「ココ大付属学園【夏】」が開校かも。

この頃までには撮影なども複数終わっているはず。きっとヘロヘロと思うけど踏ん張っているはず。桝井プロデューサー率いる「アルタミラピクチャーズポスター展」も開催できたらいな。そろそろ海外の映画祭にも赴き、日本のロケ地を紹介できるかな・・・。いや、もしかしたら縁もゆかりも全くない地域で「何か」している可能性もある。と、想像しただけで一年があっ!と言う間に過ぎてしまうじゃないか!抱負は「今年も頑張らない!」

2021年12月31日金曜日

4761回目で2021年は終了。


2021年は362回/年の投稿で終了!2011年1月26日から累計4761回目の投稿。すると、あと239回で5000回の日記になる!ココ大の開校が6月だから2回/日で5ヶ月投稿できれば5月末には5000回、それは無理でも6月には5000回目の投稿ができるかも。一時は読者の拡大を狙ったものの3.8万回/日という驚きを超えて恐ろしい閲覧数になりビビってしまい、閲覧範囲を縮小してコツコツと書き続けて丸10年。

誰のためもでもなく、“自分を整える為”に書いている日々。毎日、気持ちを吐き出すことで思考が整理できたり気分がリセットとしたり、悶々さが消化されたり、時には気持ちを奮い立たせたり・・・。誰にでもあるストレス解消法の一つが私の場合は書くことになる。勢いを借りて物語を執筆するぞ!と意気込んだもののネタだけで進まず・・・。好きなジャンルの劇中劇をFCを主人公にして書きたい。

自分のためとは言え、ありがたいことに毎日、欠かさず読んでくださっている方がいるから意欲が持続しているのも事実。今年も付き合ってくださり、ありがとうございました。
願わくば読んだことで自身の振り返りの一助になればと思ったり。明日もごく普通に書くはずなのに、今日が一区切りなんて不思議なもの。

2021年振り返り(3位-1位)


【第3位】ココ大付属学園始まる。
これまでもココ大では子ども対象、親子対象の授業はあったものの、ココ大付属学園のような40日以上の長期活動は経験がなく(ココ大らしさをどう体現できるだろう?)と悩んだ日々。そして創作や表現など感性の育みに寄り添う「想像力×創造力」というコンセプトに辿り着く。ココ大を企画した10年前、ココ大付属学園、ココ大、ココ大大学院の3部構想だったので2つ叶う。子ども達、保護者、スタッフ、ハーモニープラザ、松山市に大感謝!

【第2位】夫婦(家族)それぞれに進路
色々な夫婦がいる中で、私たち夫婦は海外で知り合い、色々な価値観を目の当たりにしてきたから周りと“少し異なる”と認識せざるを得なくて、それは子育てにも影響して、かつての自分達がそうしてもらったように、我が子達が進みたい道を応援しているつもり。一先ず長女も長男も“好き”なコトが見つかったよう。そして妻も私も“進むべき道”は見えていて、進むと色々な縁に出会い、新たな道が拓けるから不思議。

【第1位】毎日“家”キャンプ
春から二拠点活動になり単身生活も慣れた。冷蔵庫のない生活も冬は何の問題もナシ。冬は寒いけどエアコンとヒーターでしのげそう。昨今人気の「ソロキャンプ」を自宅で実践中で(私はどこに向かっているのだろうか?)と思うのも楽しい。寝袋ではなく布団で寝てます。コンロ式のストーブ購入を考えるもガスコンロで湯を沸かすのが最も効率的と知り止める、危うかった。結婚して25年間、毎日握っていた包丁の出番ゼロ。

2021年12月30日木曜日

話題は多い。

12/27の表彰式(一段目左から5人目が西山監督)

ョートショートフィルムフェスティバル&アジア2021「バーティカルシアター部門」で最優秀賞を受賞した西山将貴さんが「愛顔のえひめ文化・スポーツ賞」を受賞。12月27日に愛媛県庁での表彰式後に立ち寄ってくれる。彼とは既に自主制作をしていた高校生の時に出会い、その後は海外でも映画を制作し、頭角を表したと思ったら、アジア圏で才能が認められる。既成概念にとらわれない彼の作り方、作品は今後、もっと注目されるに違いない!

「呪術廻戦0」が12/24から全国418館で公開、上映3日間で190万人の動員、計26億円の興収をあげる。初日アンケートでは98%が良いと高評価。歴代2位の記録とのことだけど、歴代1位の「鬼滅の刃」は3日間で342万人の動員、46億円の興収だから次元が違うと。最終は100億円以上とのことでアニメ作品の強さを痛感(ちなみに2021年の興収上位3作はアニメ作品)。愛媛県に「呪術高等専門学校愛媛分校」なんてどうですかね。

2/19(土)に札幌市、北九州市、福岡市、広島市のFCが広島市に集合して「映像、広島、この指とまれ」と題して市民や地域とFCはどう紡げるか?それぞれが資源を持ち寄り、どんな効果や成果を創出できるか?ゲストを交えてのクロストーク機会が決定。
文化庁とJFC主催で不特定多数の方に行うのは設立以来、記憶がないので初だと思う。JFCの可能性が地域に浸透してきた証の一つ。私はイントロダクションを担当、新しい1歩。

2021年振り返り(6位-4位)


【第6位】若い人たちと急接近!
いつの間にか、多方面で若い人たちと出会ったり話す機会が多かった一年。愛媛県の新採職員や大学での授業、研修やインターンなど400名以上のZ世代と直接やりとりができたのは大きな収穫。実は我が子や甥っ子たちも“Z世代”で、これまでの何気ない会話から彼らの価値観に気づき、照らし合わせると合致したからビックリ!そして今はZ世代から相談を受けてる最中、彼らは未来の塊です。

【第5位】低登山にハマる。
運動不足解消は自分にしかできないと、テクテク黙々と散歩を続けること1年10ヶ月。そして気分転換に松山城に登ってみたら20分という絶妙な時間で山頂広場(132m)に着くことを発見しボッ〜とする20分があれば登ろうとなる。そして上京すれば高尾山も近く、連れて行ってもらったら山頂(599m)からの眺めにハマる。電車賃だけで楽しめるアクティビティ。そしてウォーキングアプリがあるから続けられていることもある。

【第4位】JFC理事長奔走。
理事長就任が2019年11月。その後、コロナウイルスの影響で撮影体制や撮影現場は一変してしまう。そしてフィルム・コミッションやJFCも影響を受けてしまう(海外へ行けないなど)。ならば全国ネットワークの強みを生かしてオンラインに移行することで以前よりも手軽・気軽に意見交換ができるようになった他、集まれないのなら私が各FCへ赴き悩みに直接答えて不安の払拭。「トップではなくセンターでいたい」と宣言したことを実行中。

【こぼれ話】忘れてしまう日常だから。


2021年は2日間だけだった「ココ大付属学園【冬】」は終わったけど(年明けに4日間ある)、子ども達は大いに笑わせてくれた。
(1)煎餅を食べる子ども達。ワイワイと「この味が好きー!」など、4種類の味で盛り上がる。すると、一人「超おいしい!」と言ってきて「おかわり!」と言うので「明日も食べられるかね、今日はおしまい」と言うとジタンダを踏む。よほど好みにあったのか翌日はお金を持ってきて「50円で買いたい!」とまで。そんなに美味しいの?と食べてみたら味は「チーズ味のカールを煎餅状にした感じ」。

(2)片付けを手伝ってくれた子ども達。手に作品を持ちながら片付けをしていると、「あれ!私のがない!」と言い出して「えっ!もしかしてゴミ袋に入れちゃった!?」となる。慌てて見るも捨てた痕跡なし。うーむ、どこに?と思っていたらお友達が「手に持ってるよー!」と指さして本人照れ笑い。「それ“灯台下暗し”って言うんだよ?」と言うと「トウダイ?なにそれ、大きいの?」となる。

(3)研修生の松山東雲女子大学生から片時も離れなかったこども。喋ったり遊んだり創ったりと、きっと、これまで出会ったことのない人種だったんだろうな・・・と推察。学生の最終日、「お別れの挨拶はできた?」と尋ねるとコクンとうなづいて保護者と帰る。その後、学生に聞いたら「帰り際にずっとバイバイしてくれました。」とジ〜ンとくる話。子ども、学生の双方にとってのひと時。

2021年12月29日水曜日

2021年振り返り(9位-7位)


2021年も残り3日、振り返るチャンスでもあるので内省してみる。

【第9位】ラジオを年間でやり通す。
南海放送ラジオでの「週刊ココ大ラヂオ」は今年も50回ほどの放送、NHK松山放送局の「ラジオまどんな」では今年6回ほどの放送を実施。昨年も一昨年もこのペースで続けており、振り返るとビックリするほど続いている。これも南海放送さん、NHK松山放送局さんのおかげ。以前名刺を渡した人に「あれ!ご本人?聞いてるよ!」と見知らぬ方から声をかけられてびっくり。情報発信の基礎である「誰でもアクセスできること」を忠実に実行。

【第8位】道後JIN六媛の開発に携わる。
「初回が完売で再度蒸留しました!」と水口酒造の水口さんの言葉が嬉しかった件。6市町の特産物を活用した“ご当地JIN”開発のコーディネーターとして1年半、水口酒造さんの開発力に大感謝!各市町の原料は松山市(伊台・五明こうげんぶどう)、東温市(赤い雫)、伊予市(中山栗)、砥部町(七折小梅)、久万高原町(りんご)、松前町(はだか麦)+ジュニパーベリー、シナモン、ローズマリー、ペパーミント、ラベンダー、アンジェリカルート。久しぶりの商品開発が成功して良かった!

【第7位】ソロ活動が多くなる。
コロナウイルスの影響もあり、ココ大として動くには制限がかかった一年。とは言え事業や活動はしなくてはならず、これまでの経験や実績を生かそうとソロ活動に注力する。「道後JIN六媛」もその一つだし、校長、講師やファシリテーターもその一つ。アドバイザーなどの役割も拝命したり。何の資格もないのに実績から声をかけてくださる方々に大感謝。これも何処の馬の骨かもわからなかったのに一番最初に採用してくれた愛媛県から始まった物語。

【2日目】プロジェクトは成功を求めて常に変化する。


2日目にして早速予定変更!午後のプログラムをなくして、自由時間にする。一般的に大人の世界では「決めたことは実行!」が基本で変えることは“よくないこと”と捉えられる節があるけど、そう思う人は残念な人。ココ大付属学園をプロジェクトと見ると「プロジェクトは成功を求めて常に変化する」というPMの大原則に沿えば、生き物であり常に変化するのは予め想定されていること。

子ども達は「とにかく走り回りたい!体を動かしたい」。コロナウイルスの影響もあるのか、思いっきり伸び伸びできる機会が制限されている様子で、その発散というか取り戻そうとする意欲なのか弾けたい!「外は寒いよ・・・」と声をかけても「全然!寒くない!暑いよ!」と上着を脱いだり、半袖になったり、頭から湯気を出す子もいたり。何かに取り憑かれたように数メートルでもダッシュする子ども達。

初日だった昨日、「もっと外で遊びたい!」というリクエストがあり、現場判断で即対応。「大人が事前に決めたコト」と「子ども達がしたいコト」のどちらが優先されるべきかと言えば当然子ども達。たくさん動けば転んで擦りむいたり、ぶつかって打ったりもある。でも誰一人として友達を責めないのが素晴らしかった件。「体力不足が露呈しました・・・」は、一緒に過ごしてくれた大学生たち、お疲れ様でした。

2021年12月28日火曜日

昨日までの自分を超えろ。


NICECREAMの拠点が関東に移ってから私自身の特段な関わりはなくなり、上京した際に家でNICECREAMを食べて「やっぱり、美味しいー!」と悦に入る程度だった。そこへコロナウイルスの影響で予想外のことが次々と起きて輸入の難しさを実感。今、思い出せば某大手商社へプレゼンした時に「リスクをどうお考えですか?」と社長自らの質問に「輸入時のリスク」と答えたことが本当になるとは・・・。

リスク対策には色々な手段があるけど、妻は最も困難と思えた「国産NICECREAMの開発」を選ぶ。ただ、リスク対策にもリスクはあるので、最もリスクが低いと思えたのは「既存品を代替品にしてNICECREAM化する」なんだけど、彼女のビジョンは違い、これまでに取引をしていた関係者らと意見交換をして協力者を得て「自分たちのオリジナルNICECREAMを創ろう!」となる。熱い!

今まで、ココナッツミルク以外にアーモンドミルク、オーツミルク、豆腐、豆乳、米粉などの植物性ソフトクリームを食べてきたけど、NICECREAMを超える味はなかったと思う。でも、今回0号ができたことでスタートラインに立てたことにエール!ゼロイチの大変さを知っているので本当にすごいこと。大好きなコピーのホンダCM「昨日までの自分を超えろ」がピッタリのエピソード。

【1日目】子ども達から教わること。


4ヵ月ぶりの再会だから、モジモジしたり、照れたり、喋ってくれないかもしれない・・・なんて淡い気持ちを抱いてました。が、保護者が見えなくなった途端に「インチキ〜〜〜!」と叫ばれたり、「チキン〜〜〜!」と突進されたり、笑顔でパンチを浴びたり、淡い気持ちは絶望に変わり、やはり子供たちは怪獣だった件。(エッ!ココってそんな所?)と、初参加の子供たちのドン引きした顔が印象的でした。

髪をバッサリ切った子、少し身長が伸びた子、半袖なのに「暑いー!」など、怪獣なんだけど可愛い子どもたち。そして初参加の子ども達も最初こそ「インチキ?でいいの?」と細い声で尋ねてくれましたが、帰り際は「インチキーーー!またね!」と声を大にして帰る様に打ち解けてくれて安堵。
ちなみに写真は右側が「えひめジェンガ」に夢中になってる様子。左側はレゴに夢中になってる様子。私はコレでいいと思ってます。

大人の役割を子ども達が教えてくれる。保護者から離れた子ども達は「自分の意志」で次の行動を考える。その行動のために、何をするべきか?考える。考えると段取りする。段取りを考えると計画する。子ども達なりに考えることに大人の入れ知恵は少ない方がいい。「ケンカしても最初は自分達で解決してもらえるかな?」と尋ねると「わかった!」と子ども達、全員かわいい怪獣!

2021年12月27日月曜日

2021年の撮影終了。


えひめフィルム・コミッションに撮影相談のあった2021年最後の撮影が終了。「順調すぎるぐらいでした!」と関係者。良かったです、愛媛県の魅力発信に叶いますように!ホッとするのも束の間、来月に入れば“相談の予約対応(実は多い!)”が控えている。撮影隊も私がドタバタしているのを気にしてくれるのはありがたいけど、撮影相談の予約と言うものは基本的にはありません(笑)。

2021年もフィルム・コミッション(FC)はコロナウイルスの影響を大いに受けました。地域あってのFCなので撮影隊が来たくても地域からNGが出れば来ることはできません。地域からNO!なんてことは今までなく、これまでは基本的にウェルカム!で、まさか来県NGなんて想像できませんでした。このNGが一時的、そして止むを得ずであって欲しいです。地域で撮影が行われなかったらFCの存在意義が揺らぎます。

もしも、FCがなかったら。(諸説ありますが)2000年まで日本にFCはありませんでした。それまで地域の名士や自治体が相談に乗っていましたが、それでは対応できなくなったこと、撮影の実績を活かせていなかったことなどの解決が求められていた所にフィルム・コミッションは対応でき、瞬く間に全国に広がりました。2022年、各地のFCから明るい話題が全国に知れ渡りますように!写真は撮影現場へ差し入れのミカン。

スイッチON!


ハーモニープラザの所長や責任者、関係者にご挨拶してスイッチON!
8/31に終わった「ココ大付属学園【夏】」から4ヵ月。本日から「ココ大付属学園【冬】」に衣替えして開校!大きい部屋、小さい部屋のレイアウトを考え、倉庫から荷物を出す。たかが4ヵ月前なんだけど色々と忘れていることも多く、子供たちからのメッセージが見つかったり、探し物がなかったり(笑)。でもこの感覚が嬉しい!

松山東雲女子大学生も到着!準備を手伝ってくれる。彼女たちは全員「将来は子供たちに関わりたい」と思っているから話が早い。でも「子供たちは時に怪獣ですからね、スキを見せたら襲われるよ」と、実際に襲われて餌食になった学生たちがいたことを紹介。とは言え「一緒に過ごしながら感性を見守って欲しい」とお願い。子供たちの興味関心を引き出せてこそ、感性は伸びると信じてる一人。

テキパキと作業をしていただき休憩。一息いれながら一人一人の話を聞く。各人の背景は異なるけれど「とにかく子供に携わる仕事がしたかった」が全員共通の意識。子供たちにどんな形で関わっていくかはそれぞれだけど、私も子供が好きとはいえ、親と子(我が子)という関係しか意識したことがなかったから、見ず知らずの子供の育みが目標になっているなんてスゴイと。我が子よりも年下の方に教わる。

2021年12月26日日曜日

今年の毒は今年のうちに。


頭の回転が早いから、直ぐに返答するけど「結論に辿り着く過程」を省いて結論だけをサッ!と言ってしまうから相手を黙らせてしまう人(たぶん、ムッ!とさせただろうな)。「(質問者)〇〇はどうしたらいいですか?」「(回答者)分かりません、知りません。知ってる人に聞いてください。」と素っ気なく言われたら、尋ねた方が(なにか気に触ること言ったかな?)と、余計な気を使わせてしまう。言い方もあるけどもったいない。

「皆勤≒賞賛に値する」という言葉にどれほどの人が呪縛されていることか。小学生の頃は「少々の無理≒頑張り」で無遅刻無欠席を目指したっけ。エスカレートして「皆勤≒賞賛」となる代わりに「欠席≒後ろめたさ」な風潮になったのかな?無理しても何の得はナシ。変な後ろめたさを感じて無理しても生産性や効率はあがらないから皆勤という言葉は結果だけであって目的にしなくていい。

猛省。「知らなくてもいい」は「何も知らなくていい」とは違い「常識の範囲は知っている人へ対し、それ以上は専門的だから知らなくてもいい」という意味合いがあり「常識も分からない知らな過ぎ!」は論外でアタフタする。昔だったら諦めていたことも今は(踏ん張って!分かりたい!)と思えているのは少しは成長した証か。今年の毒は今年のうちに吐いておかないとね。

2021年12月25日土曜日

素敵なクリボッチ。


世の中はクリスマス。と、言っても一人暮らしなので黙々と作業に打ち込む。「ココ大附属学園【冬】」の“準備の準備”をしようとハーモニープラザへ荷物を置きに行ったら飾り付けがカサカサのヨレヨレに沁みた件。仕事や現場以外では話すこともない単身者。帰り道のスーパーに寄ればクリスマス一色で普段は見ないような品が並び、カップルや家族がワイワイと「コレも買う?」なんて楽しげ。

品定め中の単身族と思わしき方を発見して勝手に仲間と感じる(涙)。なぜ分かるかって?クリスマスだからといって特別な品ではなく、カット野菜や刺身、缶ビールがカゴに入っていたから。私も同じようなもの。でも、先日も妻は来ていたし、この生活は殺風景だけど嫌いじゃない。部屋に戻ればツリーも何もないけど良い意味で“サイレントナイト”。

クリスマスだからと言って1年10ヵ月前から始めたウォーキングは休まない(でも、今日の朝は寒かった)。既に一週間のノルマの40000歩/週は達成していて歩数を伸ばすだけ。ご褒美に溜まった無料チケット(歩くだけでもらえる!)も有効期限が近づいてきた。側から見ると侘しい感じかもしれず、義母や義兄、義姉も心配してくれるけど、どんな状況でも"楽しめるか否かは自分次第”なので、仕事も食事もグータラも好き放題できるのである。

2021年12月24日金曜日

小さい撮影、大きい撮影


いいか、わるいかの話ではない。100人以上のスタッフが所狭しと動き回る撮影現場の経験もあるし、10人程度のスタッフがテキパキ動き回る撮影現場も経験済。100人規模の場合は制作費は数億円だろうし、10人規模でも1000万円の制作費がかかる場合もある。
話が逸れた!大規模撮影と小規模撮影の違いを尋ねられたので、「予算」と答えたけど「監督との距離」もそうだと、思ったので書く(考える時間がなかったので、振り返る)

撮影は基本的に監督がいて演出部、撮影部、俳優部、衣装部、照明部、録音部、美術部、制作部などの“部制”だから監督の意向を確認したり意見を言ったりするのは各部のトップ。各部は数人単位で序列構成されているから、例えば各部に6人いたら48人。これに車両部などが入ると60人以上、キャストやマネジャー、メイクなども含めると100人になる。それが10人規模の撮影の場合、複数の部を“兼ねる”ことになる。

誤解を恐れずにいうと、小規模撮影の場合「和気あいあい」が多いかも。そもそも少人数なので全員が互いの顔が分かるし意見も全員で共有できる、良くも悪くもフラットな感じ。大規模撮影の場合、組織は縦割りだけど各トップは他部所と連携できてるし、部下はチームとして互いを補完し合い良い雰囲気。規模は違えど出来上がるものは同じ作品。色々な撮影の現場を知ること大事!

2021年12月23日木曜日

私は教えない。


画面越しでも泣いてしまうやろー!と言う渾身のプレゼンが続いた「いしづち編集学校」の予選会に8名が挑戦しました。コロナ禍で対面の予定が急遽オンラインになったりして受講生の不安は多かったと思います。だからか当初は各人が考えてきた事業アイデアは不安が随所に見られました。でも「失敗OK!」と、相変わらずな助言で深刻にならぬようにしたつもり(もしかしたら一層深刻にしたかもしれないけど・・・)

受講生には「プレゼンはあなたの一人舞台ですよ!」とハッパをかけました。すると、その意図を汲んだのか写真の竹並さんは自分は何者か(アウトドアアクティビティのインストラクター)が瞬間で分かる格好で登場!この時点で言いたいことの半分は伝わった!そして大沼さんは皆んながPPTで発表する中、一人だけ「紙芝居」でプレゼン、劇団員でもある彼女の声が通ったこと。そして戸田さんは“ブドウ”中島さんは“おにぎり”イラストのトレーナーを着て伝えたいテーマを視覚で訴求!

紆余曲折、凸凹を経て「自分ごと化」された事業アイデアはどれも素晴らしく涙腺崩壊。でも待てよ?私は何も教えてないな、私は何をしたのかな?今更ながら思ったり。たぶん、これまで30名ほどの受講生と関わってきたけど、きっと全員が(なんで、アンタが校長先生なの?)と思ったに違いない。言わずして伝えられることもあるってことで!

2021年12月22日水曜日

観るだけじゃない。


一つ一つ「今年最後」となってゆく。隔月放送のNHK松山放送局の「ラジオまどんな」もその一つ。松下ディレクターと構成を考えた結果「11月に内子町で撮影され、1月25日から放送されるドラマ“旅屋おかえり”を題材に具体的な撮影支援について」となる。シナハンの相談があり、ロケハンになり、メインロケハンになり、撮影準備と続き、クランクイン、そしてクランクアップ。宣伝Pからは「ポスターできました!」と連絡が入ったところ。

撮影隊は県外から来るから全員が宿泊するし食事もする。場所の提供に使用料を払う。送迎にレンタカーやタクシーを使う。資材も内子町で調達する。こう言う直接的な関係性もあれば、弁当の原材料の仕入や宿泊施設などの人件費、移動に伴うガソリン代、エキストラの交通費など間接的な関係性もある。なおかつ、それが一次、二次なんて表現もあって丸ごとひっくるめて地域への経済効果となる。

作品が完成すれば放映。テレビで見た人が(内子町って良いところ!行ってみよう!)となるかもしれない。見ず知らずの人を動かせるパワーがあるのが作品。その作品を地域で支えるのがフィルム・コミッション。Twitterやメールで多くの感想(県外からも多かった!)や意見もいただき岡田キャスターも喜んでくれて何より。作品って観るだけじゃないと伝えられてデブ猫ちゃんも喜んでくれたと!

2021年12月21日火曜日

目的は。


予定のない日曜日は久しぶり→晴れだけど寒いから家に籠ろう!と決める→洗濯して掃除しても時間が余る→資料作成に取り掛かっても進まない→読書だ!と手に取っても内容が入ってこない→昼寝もいいかも!と思っても罪悪感で断念→ついSNSを見てしまう→2021年最後のお城下マルシェが開催中と出店中の小西さん、片岡さんの記事を見つける!→気分転換も兼ねて会いにいこう!となる。

花園町通りの活性にゼロから立上げに参画して責任者となり、船出と共に次にバトンタッチして以来だから2年ぶりかな。当時とは雰囲気も出店者も異なり、これも時の流れ。そんな中、小西さん、片岡さんを見つけるもお二人は寒い中、昼食中でビックリさせてしまう。お食事中、スミマセンでした。でもお元気そうな顔を見れて良かった。ゲットしたのはレモン果汁100%(600円)。ホットレモネードを作ろう!

松山市内でもマルシェは各地で行われ、主催者は出店者確保に頭を悩ませていたり。開催日は日曜日が多いから他のマルシェと重なる。コロナ禍でイベントができなかった分、少し落ち着いた今は市内だけでなく県内各地で一斉にイベントで出店者も来場者も分散する。出店者を増やそうと出店料を下げると運営を圧迫する。高くすると出店者から敬遠される。出店者の属性が変わるとコンセプトがズレる可能性もある。目的は何か?という話。

2021年12月20日月曜日

雪をも溶かす熱く歪んだ愛。


仙台市で行われた東北地方のフィルム・コミッション研修会。各地から9FC+1自治体が集まり最新情報と共に意見交換。今年から担当者になった方もいれば15年以上の経験豊富な猛者もいて、色々な視点は多くの気づきを与えてくれて学び多かった時間。コロナウイルスの影響で一変してしまった撮影環境、撮影現場を支えるFCは今後、どうしたらいいのか?一時的な対応もあれば恒久的な対応もあるのでは?すると、手間は?負担は?となる。

コロナウイルス以外の影響でまったナシ!なのが人材育成。「FCって募集が(ほとんど)ない」のが現状で、FCの求人があっても任期や期限付きの採用が多い。組織などに就職して異動で担当になることもあるけど偶然などが重ならないと難しい。多くのFCが組織ではなく事業だから専任が少ないのは当然。だけど業務内容は多岐に渡り、交渉術や業界について専門知識が求められるのだから、それまでの業務とは全く異なり戸惑うはず。

でも「私がココで踏ん張らないといけない!って思います!」「地域が撮影を喜んでくれるなら頑張れます!」と、アルコールが入った担当者。「クレジットに名前を見たら泣くよね」「物語より、どこで撮影されたか?気になって仕方がない」と別の担当者。たまたま担当になっても自分ごと化して想いを吐露する姿に「撮影支援への熱く歪んだ愛(≒見方、感じ方が一般とは違う)」とホロリ。