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2025年4月19日土曜日

こんな“後味が悪すぎる作品”は初めて。


「ザ・ノンフィクション」でパンづくり修行に上京したものの、絵に描いたようなダメッぷりの男性主人公は21歳の愛媛県松山市出身。

もう一人の21歳の女性主人公は、“出来すぎ”なほどで、二人のコントラストが激しすぎて番組的には面白いんだけど、彼の親はどんな気分で番組を見るのだろうと余計な心配をしてしまうほど、ダメだった。
印象的だったのは番組ナレーションも彼の良い所を一生懸命に探してフォローした演出。

結局、1年で辞めて故郷(松山)に帰ることになった。だけど唯一の救いは21歳と若いこと。
早く失敗して早く出直せれば経験値として学びになるから、頑張ってねと。

そんな番組を見終わったあとに、気分転換に「母さんに騙されて」というNETFLIXのドキュメンタリーを見たら、「ザ・ノンフィクション」なんて比にならないほど、救いようがなく、終始信じられず、最後も後味が悪いまま終わる・・・という、かつてない問題作。

一つ明確だったのは「世の中には本当に邪悪な人間が少数だけど必ずいる。」ということ。
更に最悪なのは、邪悪な人間は他人を貶めようが傷つけようが全く気にしない。

だから被害にあった主人公を貶めた犯人は「サイコパス、ソシオパス」なんだけど、それが他人ではなく、40年以上も行方不明だった現在80歳以上で余命半年と言うの実の母親から突然連絡があり、主人公を精神的にズタボロに貶めるのだから、こんな理不尽、同じく多額の金銭被害を被った友人たちも怒りのぶつけ所が分からず、(これホントなの?フィクション?)と疑ったほど。

最後も突然連絡が途絶えた母親。
だけど、ある日息子に電話をかけて「あの時はごめんなさい。仕方なかったの」と何事もなかった喋り口に、ゾッ!として、後味悪く終わり「ザ・ノンフィクション」の彼のことなんて、小さい!と思ってしまった件。

2025年4月17日木曜日

5月21日(水)18:30から【初夏に本とスパークリングワインの夕べ】


「この授業は、ぜひ年2回してほしい!」と、IYO夢みらい館からのリクエストで去年から年2回(初夏と晩秋)実施となった「本とスパークリングワインの夕べ」授業。

IYO夢みらい館での授業は今回で4回目。
小説のほか、写真集、画集、絵本、エッセイ、ノンフィクションなど、十人十色の推し本を紹介してきて、これまでに紹介された本を数えたら30冊になってました。
このまま続けられたら、祝!100冊記念もできるかも(何をするのか全く不明だけど)。

やはり、自分が知る、好みの作家、ジャンルには偏りがあり、手が伸びない。
でも、この授業なら「聞きかじる」ことができるし、かつ紹介する人にとっては「推し本」なので「作品への思い」も感じる。
ほろ酔い気分もあるから楽しい(私は全く酒類を飲まない。
お茶、コーヒー持参もOK)

5月21日(水)18:30からIYO夢みらい館、一階、IYOラウンジにて。
持ち物は「参加費(1,000円)」「推し本(2冊)」「飲み物(スパークリングワインを飲まない方)」*当日は冷えたスパークリングワインを用意しています。

<これまでに紹介した本たち>
あなたのための短歌集
/木下龍也
イスラム飲酒紀行
/高野秀行
壁の本
/杉浦貴美子
奇想の系譜
/辻惟雄
沙門空海唐の国にて鬼と宴す
/夢枕漠
センセイの鞄
/川上弘美
破門
/黒川博行
復活の日
/小松左京
輪違屋糸里
/浅田次郎
インザプール
/
奥田英
魂の駆動体/神林長平
夢眠書店の絵本棚/夢眠ねむ
ガラスの遊園地/影山民生
女たちよ!/伊丹十三
デレクジャーマンの庭/デレクジャーマン
よぞらをみあげて/ジョナサン・ビーン
日本現代版画『清宮質文』
スターウォーズビジョン
象虫/小檜山賢二
張り込み日記/渡部雄吉
あんなにそんなに/ヨシタケシンスケ
ライブラリアンのためのスタイリング超入門/広瀬容子
文学キョーダイ/奈倉有里・逢坂冬馬
マチネの終わりに/平野啓一郎
宇和島の鯛めしは生卵入りだった/太田和彦
ブレイブ・ストーリー/宮部みゆき
クローディアの秘密/E.L.カニグズバーグ
八月の母/早見和馬
女大関若緑/遠藤泰夫
くまもんの秘密/熊本県庁

2025年4月10日木曜日

根気がない、自分らしくないと。


締切迫る資料作成に追われているのに、息抜きに見た「ザ・ノンフィクション」が面白くて前編をTVerで見てしまった。

以前はキッチンカーで夢を実現しようとする若者を取り上げていたけど現実は厳しく、夢との狭間で揺れ動く若者が印象的だった。

今回は「パン屋になる!」と夢を描き上京した若者二人の成長物語。
決してご都合主義のハッピーエンドにならないのがノンフィクションの良いところ。

今回の主人公である男性(20歳)は愛媛県出身で、グッ!と引き寄せられてしまう。
と言うのも絵に描いたようなダメっぷりで、遅刻常習だし、必要なことを覚えないし、確認しないし、言い訳多いし、設定?と思うほど(だからこそ、どう長するのか?を視聴者は期待する)。

そんな彼と真逆でコントラストをクッキリつけているのが、もう一人の主人公である女性(20歳)の努力姿。なんでも積極的に挑戦する姿は出来過ぎのよう。
最後はどうなるのだろう(後半はまだ)。

先日も河原デザイン・アート専門学校の学生と過ごしたけれど、20歳で社会に(半強制的に)出され、仕事して成果を求められたら戸惑うのも無理はないは分かるけど、それが理不尽が多い社会と学ばされ、我慢&辛抱を無理やり飲み込まされた我々とは違うんだろうな。

「カラフルな日常がグレーになり、白黒になり、やがて真黒になった。」って何かで絶望を表現してた記憶。

退職代行サービスの「モームリ」は、4月7日の退職相談依頼が244件(うち新卒39名)/日と発表。この調子だと4月は約3000件の退職相談数になると予測。退職を代行依頼って・・・。

方や「我慢&辛抱、根気が足りない」って言うし、方や「精神論ではない、自分らしくない!」など言うし、関わらない方がいいかもと思ったり。

2025年3月11日火曜日

天国へ手紙を書く。

妖怪ポストのようだけど天国へのポスト

黄泉の国の入り口「黄泉比良坂(よもつひらさか)」まで揖屋駅から徒歩25分。
フィクションなのか?ノンフィクションなのか?ファンタジーなエピソードを求めて、揖屋駅を出発するも、いきなり道を間違えて5分のロス!痛い!

早足で向かうも初めての場所は、道を間違えそうで怖い(早速、間違えた所だし)。
そして緩やかな登り坂が続き、トレーニングのようにヒーヒー言いながら黄泉比良坂へ急ぐ。

途中から「黄泉比良坂」という案内板が出ていたので更に加速して「300m先」と分かったものの、道は細くなり住宅と畑の間を歩いて行き心細くなる。
(ドキュメント72時間もこの道を通ったのか?)と思いながら進むこと数分。

突き当たりとなり、車が3台ほど駐車できる広場に出る。
そして、その広場を囲むように通り道があって、ここが黄泉比良坂(よもつひらさか)か!と分かるも周りの自然と一体化しているので、「黄泉の国への入り口とやらはどこ?」と謎だったけれど、視界に入る大きな石や石碑が黄泉比良坂(よもつひらさか)の全てと分かるのに時間を要してしまう。

実は「黄泉の国への入り口」は大岩で塞がれている・・・。が伝説。
なので(この大岩の向こうに黄泉の国へ通じる道があるのか!)と想像する。
なぜ、大岩で塞がれているのかはコチラ(しまね観光ナビ)から。

ココに来たら天国への手紙を書かなきゃ!と思っていたので周辺の探索はそこそこに、25年ほど前に天国へと逝った祖母に「みんな元気ですよ!」と書いてポストに投函(このポストがゲゲゲの鬼太郎への妖怪ポスト(鬼太郎への妖怪退治依頼ポスト)にソックリだったのは余談。)

おぉ!揖屋駅発松江方面行きの電車出発時刻まで残り30分!
来た道を、また急いで戻ったら出発5分前に到着。
完璧な時間運びで、元々無かった予定が充実する。これも天国の祖母のおかげか(涙)


2023年1月15日日曜日

家族の話。


母は四姉妹の末っ子、鹿児島出身の「薩摩おごじょ」。叔母たちは88歳、86歳、84歳と老いても元気な様子で人生100年時代が目の前にあった件。父には兄と妹がいて叔母は昨年亡くなった(その時を悟り、わざわざ松山まで会いに来てくれたのは宝物)
法事の話もあり立ち寄った実家で「あれ?もしかして私が作ったピッチャーじゃない?」と、30年以上前に作った陶器に先日、妻が実家へ持って行った花が生けられてた。

ちなみに花瓶代わりのピッチャー後ろの壁に掛けてある額縁は、私がバージニア州で受けた語学研修修了書(1990年)。
「ボケ防止にカレンダーを使いこなしたい」と言うのも今回の相談で、日記のように使いたいとのこと。聞けば物忘れが多くなり、カレンダーを使いメモで「作付日、天気、順番など」を記入すれば、後で見返すことができて助かる!とのこと。82歳で明確に使い方があるなんていいね!

私が暮らすアパートはモノが少ない殺風景な部屋(荷物を義母の家や実家に置いてるだけ)だけど、実家は多い。記憶にない品々が実家に(大量に)眠っていると思うと複雑な心境。
「処分の判断や処分の仕方が分からないよね・・・」と話題になった時、ピンとこなかったけど、誰の判断がいいのか?ノンフィクションで記録してもいいかもしれない。

2022年1月9日日曜日

ココ大付属学園【冬】終了。


ココ大付属学園【冬】では、シルバー人材センターへ有資格者の方に子供たちの見守り役をお願いした他、松山東雲女子大学からは保育を学ぶ8名の学生を受け入れ、子供たちの見守り役をお願いしました。シルバー人材センターの方は、その名の通り60歳以上で、これまでの経験は学校の先生や園長先生などを歴任したスペシャリスト。そんな方々と一切の資格を持たない私が仕事をすると、色々と驚かれます。

とは言え、共通の話題には子育てなどがあり、互いの子育て経験を話すと“ノンフィクションだから面白く”て笑ったり、驚いたり。一致した価値観の一つは「経験は一つでも多い方が心が豊かになる」ということ。
松山東雲女子大学とは「子供たちとの接し方」について話す。子供たちは直感で(この人と遊びたい!)と学生に近づき、触れ合って関係性を続けたり離れたり。「印象的だった子はいましたか?」と、尋ねると。

子供の癖や言葉遣い、仕草、態度、性格などを触れ合いの中で感じていて頼もしかったり。ココ大付属学園にはナビーラ、アヤカさん、トモミさん、セイコさんというスペシャリストもいて“人ありき”の事業。雰囲気って人が醸し出すから人が大事。
松山城の梅が咲き始め春の到来を感じさせる季節になっていた。ココ大付属学園【冬】はこれにて終了。日常に戻る!

2021年4月22日木曜日

これをアイデアキラーと言う(猛省)

あぁ、W氏と年始に約束したことが年度末になり、年度始めとなり、はやGWが迫っているではないか!寄稿文などは締め切りが明確なので書き始められるのに、いざ自分で決めたことは先送りするダメ人間。フィルム・コミッションに着想を得た物語は生々しすぎて(ノンフィクションのよう・・・)と手が止まる(私がパトカーに乗せられて東署に連れて行かれたのはまだ序の口)エグい輩がいるからね、と同じ穴のムジナ。

フィルム・コミッションではオチが描きにくいので、NICECREAMの物語の方が夢があるかも(笑)。NYで妻と娘が偶然に出会い、そこに私が参画してゼロから始まり、手探りで始め(このパートだけでも七転八倒と思う。)その後出会った方々は、これまでとは全く異なって、まさに「物語に出てくる登場人物」のよう。親切に近寄ってきたかと思えばトンズラしたり、こんなに親切な人がいるの?と思う人が本当にいたり、世の中はコンチクショーですが捨てたもんじゃないと。

想像よりもノンフィクションの方が面白い(いや、正確に言えば先が見えない不安と期待か)から変に脚色すると面白さが半減するかも。その昔、初稿は切れ味鋭く尖った物語にワクワクしたのに決定稿は切れず鈍く中途半端で改悪した物語を知っているだけにな・・・。
この「いかにも正論に聞こえるできない・しない」屁理屈を【アイデアキラー】と言う。頭だけで考えて結局何もしないただの自己都合。猛省。

2019年12月22日日曜日

明るく蹴り飛ばせ。

信号待ちをしていると、若い男性が近づいてきて「スミマセン!今、あっちで撮影中でして、申し訳ないですが建物に沿って歩いていただけますか?」とのこと。「はい、わかりました。」と私。(へっー、撮影してるんだ、何の撮影だろう)と思い、脇を見るとロケバス、機材車などが駐車、録音や照明機材などもありスタッフが取り囲んでた。何の撮影かはわからず・・・。

TVの話。珍獣捕獲と思いきやコーディネーターの仕込みだったり、インタビューに答えた人はエキストラだったり、劇的な演出は作為的な編集の組み合わせだったり、早回しだったり・・・。倫理感を問われる番組が多くなったねと。「そもそも最初から全てフィクションと言えばいいのに、ノンフィクションを装うから問題なんだよ」。法律的な責任と道義的な責任の曖昧さを蹴り飛ばせと。

声の主はBAD NEWSという感じ。「使われてるよ!(困った人は)自分の立場の優位性を自慢げに話してる」という内容。おっ!私もそんな立場になったか!?と思いきや「なにを呑気なことを言っている!」と諭される。何のメリットも無いと思うけど、その人(実は相当年上!)にとって小生は価値があるんだと思う半分、自分自身で勝負できない哀れみを感じたり・・・。明るく蹴り飛ばせ!