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2024年1月26日金曜日

3,000万人に増やせる。

T'sカフェ玉屋のショートケーキ&ピスタチオのケーキ

1泊2日の調査に計15回目の日記を書いてしまった。
それだけインプットに対してアウトプットが必要だった・・・と言うことだけど、11月の2回と今回の計3回の調査で辿り着いた境地はどこかと尋ねられたら「編集&デザインの必要性」を痛感した。と答える。

しまなみ海道&ゆめしま海道には魅力的なコンテンツが豊富なのは知っていたけど、体験して“やっぱり”と感じる。

ただ、それらのコンテンツは「体験して初めて感じる良さ」というやつで、「体験すれば分かる」は「体験させる所(≒動機づけ)までが大変なんだよ!」となる。
その通りで、わざわざ時間とお金を費やしてまで“その気”にさせるのは至難の業。

そこで登場するのが良くも悪くもSNSで「ナニコレ?」「スゴい!」と感じてもらう演出が必要で、これらは編集やデザインに左右される。
実際に「未来の丘」「果輪弥」などはSNSを参考にした。

すると今度はデザインさえ良ければいいのか?となるけど、デザインの上流にある「編集(≒資源化、素材化)」が最も大切と思っていて、扱いやすくしないとデザイン力は発揮できない、多くの人に伝わらない。

日本最強のコンテンツでも編集もデザインもしなければ、ただのモノコトで、本当にもったいないと思う。
令和4年度の愛媛県の観光客数は延べ2,000万人だけど3,000万人にできる!と言いたい。

季節つれづれ。


愛媛県内では40種類以上の柑橘が育てられていると教えてもらったけど、「シークゥワーサー(黄金/クガニシークゥワーサー)」は入ってなかった記憶。大三島の道の駅で販売してた。
8年間農薬散布ナシという表示は「無農薬」と言っていいのかな?
「えっー!とても珍しい」と同行者が購入。10個以上入って350円/袋って手頃感アリ。

愛媛県ではレモン栽培も盛んだけど、広島県は瀬戸田町へ行ったら「生産量日本一の表記には敵わない・・・となる。10個600円/盛は安いと思う。
大都市などニーズの高い地域へ持って行けたらセドリができてしまうかも。
アマルフィの巨大なレモンシャーベットを思い出す。

今の季節は柑橘が実るハイシーズンだから、レモンの他に、温州みかん、はれひめ、ポンカン、八朔、伊予柑などで店頭はオレンジ一色で映えてた。

「まるまど」でも“せとか”をいただいたし、他でも袋一杯に柑橘を詰めてくれて「持っていって!」と渡されたっけ。そして、どれも美味しい柑橘。

「ノラ伊予柑」を見つけたのは松山城で。離島でも「ノラ柑橘」は道路沿いなどに実っていて放置されてた。「ノラ檸檬」があったら・・・と思ったり。ダメダメ!
行けば動けば柑橘だらけだった2日間。

ご当地食自慢。


伯方島の道の駅「マリンオアシスはかた」では、「総重量3.5kgのデカ盛りラーメン!」の挑戦者を募集してた。写真は美味しそうだった。
「これは一人で挑戦するんだよね?皆んなで挑戦したらダメだよね?」と、主旨を理解してなかった私に周りは苦笑。
制限時間は20分!失敗したら3,300円を支払わないといけない(完食したら無料)。

生口島の瀬戸田町商店街を歩いていたら、「コロッケ(120円)」の看板を見つけて近づくと親子3人が並んでいて、「これは?」と声をかけたオジさんは「コロッケ?隣の店だよ」と無関係者だった(爆)。
でも「全国的に有名なんだよ!美味しいよ!」とフォローするので、並ぶとすぐに男性2人も後方にならび一気に9名が待つ事態に!

肝心のコロッケ(120円/個)はアツアツで、味はコロッケってこんな味だよね・・・。と、自分の期待値を勝手に上げすぎていて猛省。

小雨が降り出し、エイッ!と入ったのは「行列ができるカレー屋」とうたってた古民家を改装したカフェ&レストラン。
こういう店で多いメニューはカレー。「レモンバターチキンカレー&欧風カレーのあいがけ(1150円)」と、ご当地カレーがあったので選択。
全体的に甘めだったけど美味しかった。あいがけなので味変も楽しめた味。

帰りは「ローストチキン(400円)」を見つけて同行人が購入。ご当地をしっかり食べる。

2024年1月25日木曜日

完全に異世界。


猛省。以前に行ったことがある場所は新鮮味(≒驚き)がなく、(まぁ、特に変わってもないだろう)と、特別な記憶も残っていなかったので消極的だった耕三寺。

それが天候も曇天だったにも関わらず今回は楽しく面白く見学できたのは、同行者にも関係してるのかな?

以前は「中国映画のセット」にしか見えなかったけど、今回は「天下一武道会の会場」にしか見えなかった平等院鳳凰堂を模した本堂。
前回は入らなかった「千佛洞地獄峡(長さ350m、深度15mの洞窟に千体の仏が地獄と極楽を表してる洞窟)」の媚びない過激な描写演出に驚嘆してると、出口で待ち受けていたのは高さ10mの救世観音大尊。

そして「未来心の丘」へ、全く知らず。同行者も「インスタで知ったんですよ。」と、20年構想がSNS時代に合致して若いカップルが多かったこと。

それもそのはずで完全に異世界。白い大理石(イタリア発掘)の庭園は5000平方メートルとのことで完全に「アナと雪の女王」のセット。いや欧風のコマーシャルセット、戦隊モノの悪の基地としてもいける!スターウォーズの惑星「ホス」かもしれない。

カフェあり、アルコールなどの提供に(お寺の敷地内だよね?)と、スケールと世界観に超驚き。
*モニュメントそれぞれには、仏教の教えが反映されていることを添えておく。

入場料1400円/人で、これだけ楽しかったら(失礼!)お得。さらに隣接する耕三寺は無料入館、平山郁夫美術館も割引されるからお得と言わずして何を言う感じ。

2024年1月24日水曜日

アンフレンドリー。


8:30からの開館は行きやすい。入場料は1,000円/人。だけど、マスク着用が求められ「エッ!」となりヲタヲタしてると「マスク差し上げます。」と窓口からマスクが出てくる。

入り口で靴を脱がないとならず、高齢者や外国人、ブーツの人は困ってしまう(腰掛ける場所もなかった)。入り口ドアは手動で建物に入った第一印象は暗くて静かで独特の古い香り。

それもそのはずなのか、展示物を見ると、いきなり歴史上の超ビッグネームが奉納してた。次の展示も次の展示もビッグネーム。それが、あまりにも質素に小さくサラッと書いてあるので時に見えにくかったり。

奉納者は分かっても奉納された由来など、当時の説明が一切ないので、展示物からしか想像できず、また館内は一切撮影ができないので、記憶にしか残せず、見てもPRできない。
個人的には「名称や説明が多言語が一切されていない」のは最大のもったいない点で、館内に外国人は0人だった。そもそも日本語でも難しい表記・表示。

超有名な武士や時の権力者などの数々の逸品(それも「重要文化財」と朱文字でサラリと書いてある)がズラリと並び、何度も訪れいるけどその度に驚く。それだけスゴい展示物。
「国宝」が並ぶ別館は、凄まじいドヨ〜ンさで歴史の圧を感じるほど。
後世にこれだけ残っているのはココだけ。

儲ける必要はないかもしれないけど、日本最強のコンテンツと思われるのに、アンフレンドリーな博物館で、これは日本の撮影にも当てはまるかも(アンフレンドリーと言われた過去を思い出す。)とブーメラン。

ミュージアムショップもカフェもなく、トイレは古い。フレンドリーな施設に行ったので比較してしまった。

フレンドリー。


入館料は1,000円。天井が高く開放的なロビーは自然光が入り明るい。ゆったり座れるイスもあり、ガラス越しに庭も見える。床はフローリングで、靴を脱がず土足で鑑賞できるのはシニアや外国人にも優しい。
作品紹介にヘッドホンを無料で借りることができ、イヤホンジャックではないUSB-Cタイプもアダプター付き。

作品の紹介以外に作者の経歴、テーマについてなど60インチほどのモニターで映像紹介していた他、40席ほどのミニシアターでは3部構成(各数分ずつ)のドキュメンタリー映像で紹介。制作はNHK系でナレーションも聞いたことのある声だった。

幅広い通路の壁には作品が即売展示され、100万円/枚ほどの作品もあったり。
カフェも併設されていてコーヒーやホットレモン、スイーツが食べれて休憩もできたり。
小さいながらもミュージアムショップもあり、商品は充実していた。
ミュージアムショップ脇にあったトイレも綺麗で清潔感があった。

功績の年表が大きくパネル化されていたり、作品の遍歴なども紹介されていて、鑑賞に必要な情報をインプットしてから作品を見せていたので、作品がスンナリ入ってきた。

洞窟内を凹凸なども細密に再現した展示もあり、懐中電灯で見せる“
飽きさせない”体験型演出に、さほど興味がなかった私にも刺さる。

チケットは近隣施設の割引にも使え、閉館まで再入場も可能だったのでお得だった件。
作品は全て撮影可能だったので、来館者自身もPRできて更に人を引き寄せるフレンドリーさ。

2024年1月23日火曜日

露天風呂に浸りながら。


(この土手でTV版「がんばっていきまっしょい」の撮影をした記憶・・・)と、露天風呂に浸りながら乗り出して辺りを見渡す。自転車に二人乗りなど青春シーンだったかな。

コチラから10mほど先に土手が見えたということは、土手からもコチラが見えたということでスッポンポンだったけれど、夜だったし、知り合いもいないし、お構いなし。
撮影の時以来の入浴だから19年ぶり?の大三島マーレグラッシア。

露天風呂、塩風呂(体力が奪われるので5分間しか入ってはけない!と警告文アリ)、ジェットバス、ラベンダー湯、歩行湯など1時間ほど色々な湯に入って、のぼせ気味になったのが、この日最後のクライマックス。

サッパリして着替えを終えて、ロビーで寛いでいると終業時間の20時が近づき、館内には蛍の光🎵が流れてお爺さま、お婆さま達と一緒に退出。
2024年最初の大浴場満喫。

予定では、この後は近くの居酒屋で乾杯だったけど、コンビニでおのおの好きな食べ物を買ってゲストハウスの共有スペースでお疲れさん会に変更。

「こんな所には何もない。」と思う人には何も感じない所だし、色々と思った人には可能性を感じる所だし、要は“どんな意識”で地域を見るのか?

離島へのアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み・偏見)を考えさせられた件。

Co-livig&Cafe SANDO。


今回の宿は大山祇神社の参道に構えている
ゲストハウス「Co-livig&Cafe SANDO」さん。私が選んだわけではなくIRCのOさんチョイス。お一人5400円(ファミリールーム宿泊)。
ゲストハウスと言えば直近で佐島の「ねぎねぎ/塩見の家」が記憶に新しい。
あんなこんなそんなどんなで書いてた。

1階はCafe&Bar、そこでチェックインと支払い。案内されたのは店を出て隣の通路から奥へ進み、ゲストハウス専用の入り口。暗証番号を教えていただき中へ。通されたのは一番大きなファミリールーム(2F)で、壁を隔てて共用ラウンジがあり、PC仕事もできる!本棚にはオーナー好み?のビジネス書や漫画、カード&ボードゲームなどもあり、家族連れでも楽しめる。

建物は3階建てでドミトリーがあったり、廊下の奥には貸出モノがあったり、洗面所も多かったり、トイレも綺麗だった。シャワーのみなので、車で5分の大三島マーレグラッシアへ。
宿泊時に困るのがコンセントで、少なかったり、あっても遠くにあったり。枕元に欲しい派なのでGOODだった。

夕食は外食予定がコンビニ。朝食にコーヒーを飲もうとインスタントの顆粒と思いきやドリップが用意されていて感激。

さらに感激だったのは、チェックアウトがラクで一通りの片付けをして、預かった鍵をポストに入れれば非接触で誰にも会わず退出できること。早朝出発者などにはストレスなし!
もちろん、駐車場もあり無料。オススメのゲストハウス。

その時がきた!


これまで数々のクラウドファンディングで挑戦を支えてきたけど、リターン(返礼)を得る出番がなかったコトも多し。
今回、大三島にも行くことになり、訪問地の検討の中で(あっ!確か・・・)と気が付く。

地域おこし協力隊として愛媛にやってきた小松さんが、5年前に大三島で島唯一のパン屋「まるまど」を開業するに際して行ったクラウドファンディング。
その際のリターンは「500円のパン割引券」。
ゴソゴソと探すコト10分、(おぉ!)とお礼の手紙も入っていた青封筒を発見!

営業終了時間(18時)間際に到着。店頭に立たれていた奥様にご挨拶すると、少し驚いた様子で「ちょっと呼んできますね!」と奥に行かれて出てきた小松さんと数年ぶりの再会。
「(売れて)少なくなっちゃいましたけどね。」と、言いつつも16種類のパンが並んでいて、説明してくれる小松さん。
ちなみに「まるかど」の特徴は「みかん酵母」を使ったパン。

3種類のブドウパン、ベーグル、抹茶ホワイトチョコなどを購入して、500円の割引券を活用すると500円ほどになり、勝手にお得気分になる。

で、壁に飾ってあったイラスト入りのショッピングバッグを見たら、ナント!奥様が直筆で描かれたイラストで記念に購入。束の間の再会時間。
記念とか言いつつ、大三島に行ったらまた行くけどね。

2024年1月22日月曜日

500年前の体験。


水軍レストランで満足なランチを食べた後は、お隣の「潮流体験」へ。
余談だけど、受付のお兄さんに「海鮮丼セットは、美味しくてお得でしたよ。」と告げると、お兄さんも「そうなんですよ、本当にお得ですよね。私も食べました。」と教えてくれる。
お兄さんは岐阜県からの移住者で、海無県から大島にきて、魚の美味しさにビックリしたとのこと。

オフシーズンだし、こんな寒い時に潮流体験をする人はいない・・・けど、ココに4名。
ライフジャケットをつけると「コレも着といたら?防寒にもなるよ。」とレインコートを渡され、これが海風を防げて大正解だった!

40人以上乗れる観光船に4人。約40分間の潮流体験という名の遊覧。船長も私たちしかいないからサービス精神旺盛に説明と操舵。

事前に“能島水軍博物館で予習”をしてきたから説明と体験がリンクして500年前の歴史を身近に感じたり。
以前に能島に上陸したことがあったけど、上陸当時とは様相がすっかり変わり、整備中で観光資源になる予定。
そして、船酔いもなく体験は終了。

今回の潮流体験は宮窪町からだったけど、海の駅いきいき館からも同様のサービスがあり「そっちも行きたいよね」となるも「それは今度、ご家族でどうぞ!」となる。

10年後。


「いよココロザシ大学しまのわ分校」と掲げて、しまなみ海道やとびしま海道の離島で魅力資源を発掘し、その魅力を授業化したのが2014年、もう10年前!
その一つに「地上最大級のものづくり!あっぱれ進水式」があり、しまなみ造船を訪れて巨大なタンカーの門出(ハレの日)を祝った授業。

その後、撮影には至らなかったけど「海賊と呼ばれた男」のロケ候補地にあがり、山崎監督らがロケハンに来た場所。

そんなスゴいモノづくりの現場に10年ぶりに訪れたら「1月23日に進水式」が予定されていて、タンカーがほぼ出来上がっていた。その大迫力は写真の通り。ちなみに無料で見学可能。

そして、その後は当時の授業と同じく「玉屋」さんを訪れてスイーツとコーヒーをいただきながら、オーナーに「実は以前に、玉屋さんで授業をさせてもらった者です。」と伝えると「あっー!覚えてるよ。ナントカ大学の方だね!」と覚えてくださっていて再会の感激。
「あの時は楽しかったよね。」と、わざわざ時間を作ってくださり、しばしの歓談。

なんと言うか、10年前に感じた味わいを、今、改めて噛み締めてる気分。あの時に自分なりに一所懸命にしたから思い出も多く、それが醸成されたのが今回。
ホント、未来は分からないから“今”を大切にという感じ。

2024年1月20日土曜日

空が広くなってた!


2024年の初出張も終わり、久しぶりに松山に戻れば郵便受けは溢れてるし、請求書に溜め息がでるし、ゴミと思ったら不在連絡票が紛れていたし、部屋は冷蔵庫のように寒かった。
一気に“私の日常”に戻ったけど、この不便というか環境が心地いいのは慣れか?アホか?

そして不在の間に変わったコトは、周辺でスクラップ&ビルドの最中だったお宅やビルなどの工事が終盤を迎え、空が広くなってた!これはいい!
掃除洗濯をして買い物や散歩をして愛媛・松山の空気を存分に吸って入れ替えも完了。

愛媛のPRをするとゼロイチのような選択肢があるけど、愛媛でも東京でもアメリカでもイタリアでも、その土地の良さはそれぞれ違う良さだからゼロイチで測っても無意味。

「外に出て(地域を離れて)分かる地域の良さ」は本当で、「理事長、地元にも来てくださいよ。」は私のもう一つの地元「多摩FC」。

「毎度お騒がせします」などのドラマ撮影があった地域で、何とも思わなかったけど「平成狸合戦ぽんぽこ」の舞台として話題にすると、へっーとなるから不思議。多摩FCの紹介。

「住めば都」とも言うけど、八王子18年→VA&NY6年→松山3年→東京2年→松山23年の現在、3年前から二拠点生活にもなり、今後どうなるかは未定だけど、当分は松山が拠点。
恵まれてる環境に感謝。

2024年1月18日木曜日

地域の代名詞。


「泉谷さん、これ食べてみて!」と「岩谷堂羊羹ひとくち」をくれた奥州ロケ推進室/おのみちFC。

「持ってきましたぜ!」と「どでか梅」を渡してくれたのは和歌山FC。

「えっ!モナカ?」と思わず漏らしたら「理事長はモナカ集めが趣味なんだよね?」と周りに???だった初対面の甲賀FC。

豪華な金色の箱から出てきたのは絵巻風のパッケージだった「仙台銘菓伊達絵巻」。「食べてほしい!」とせんだい・宮城FC。

「ぐんまちゃんもありますよー!」と「ぐんまちゃん旅がらす」をくれたぐんまFC。
他にも「きび団子」をくれた岡山FC連絡協議会。

「これは!?」と浜松FCが用意したのは「ゴジラ-1.0」のシルエットがプリントしたクッキー。他にも同じように支援作品をプリントしたクッキーがあった。

「みすゞ飴」をくれた信州上田FC、「ミレー」をくれた高知FCなど、各地のFCが持ち寄った【ご当地菓子】が集まる。
えひめFCは「みかんジュース」を持ち込み、あっ!と言う間になくなる。

各地のFCが持ち寄った理由は、映画映像制作者へ話題提供のため。全国ロケ地フェア終了後の意見交換会には多くの関係者が参加し、ざっくばらんな情報交換。
意外とこういう気兼ねない機会に何かが始まることアリ!

「こんなにバラエティ豊かで、持ち込んだお菓子のエピソードを話せるなら、これも一つのご当地コンテンツだよね?」となり、「理事長!企画して!」ともらった対価を求められる。

2024年1月15日月曜日

青山古市。


「渋谷蚤の市」から徒歩約25分(距離約2km)で国連大学に到着。
ココは何度も来たことがあるけど「青山古市」と初めて知る。古い半纏やアクセサリー、小物などが売られているけど、実はファーマーズマーケットの方が印象が強め。
実際に会場の多くを占めるのは各地からの野菜や果物、加工品や菓子。

何も買うつもりはなかったのに「はーい!甘いよ!食べていって!」と和歌山のみかん農家さん。
売り方が上手で「2024年のミカン福袋だよー!」と言われたので「じゃあ一つ福袋をください。」と伝えると、周りにも聞こえる大きな声で「1個500円の〇〇(名前は忘れたけど甘平系)を一個追加しまーす!」と袋に入れてくれて1500円。

和歌山のミカンも食べてみないとね!と思っていたら、また柑橘が売られていて「宇和島本」が目に入る!
聞けば店主の親戚が宇和島で柑橘農家していて直送してもらったとのこと、ブラッドオレンジまであった!
「愛媛なんですよ。」の定番挨拶から愛媛話で盛り上がった後に「カゴ(500円/盛)を一つください。」と伝えると店主から「オマケで1個追加しとくね!」とサービスをしていただく。

今日の「全国ロケ地フェア」で配るのだ!楽しい蚤の市めぐり。

渋谷蚤の市。


住友不動産渋谷ガーデンタワーで行われていた渋谷蚤の市へ。「Very old BAG.」と声を掛けられてしまう。
見ていたのはアンティークアメリカ製の巾着袋で、こんな時は、いちいち「日本人です。」と訂正するのも面倒なので「サンキュー!」と返す。
ここでは日本人である必要はないし、実際に訪れていた人の多くは外国人だったし。

で、隣店のアンティーク小物などを見ていたら「HELLO!」と、今度は店主が外国人だった。
また、自作の絵を売っている人がいて、よく見たら「ドゥモ」が描かれていたので(フィレンテェ?)と思ったら店主はフィレンツェの美術学校卒業のイタリア語講師で、「フィレンツェに行ったことはある?」「昨年行きました。」から始まったコミュニケーションで盛り上がる。

また一角では映画やコンサートなどのシーンを額にいれて販売していて、ギターケースに無造作にキース・ヘリングのプリント(ABSOLUT VODKA)が16800円で売られていた。1980年代にホットドッグやポパイなどの雑誌でよく見かけた広告。

眺めていたのを感じ取られたのか、店主が「お安くしますよ!」と声をかけてくれるも持ち金がなくお礼を言って退散。

いやぁ、土地柄なのか訪れる人の多くが外国人だし店主も外国人の多かった国際派蚤の市。
さて、次は青山古市へ!今回はハシゴ!

2024年1月14日日曜日

一人柑橘大使。


「はしり」とは「出始め」のことで、酸味が甘さよりも強いですよ。という親切な説明があった愛媛県産伊予柑(1個110円)。
上等!甘さを追い求める柑橘が増えてきてる中で「媚びない味(酸っぱさ&苦味)」は最高。何よりもスーパーで柑橘を見ると(愛媛産はあるかな?)と確認してしまうのは、愛媛ファンだから。*スーパーには和歌山産、熊本産など各地の柑橘も多く売られている。

色艶や重さの確認に一つずつ持って選んでいると、その様子を見てなのか、1人、2人が追随するから面白い。心の中で(オススメします。)と呟く。

そもそも伊予柑1個の値段は110円くらいなのかな?愛媛では頂くことも多いから値段を知らなかったり・・・。以前に甘平が600円/個で売られていたのには驚いたけど。
ケーキと同じ値段と思うと、もっとありがたみを持っていただかないと。

生果は充実してるけど、愛媛産の柑橘ジュースは全く充実してない。置いてあるのはどれも濃縮還元ジュースで生搾りジュースが置いてないのはもったいない。
「みかんジュースヌーボー」とか企画したなー。

ブツブツ呟きながら、一人柑橘大使は手に買い物カゴを持ち愛媛から遠く離れた店を物色。

2023年12月21日木曜日

勘違いのまま。


高尾山へ2023年の登り納めに。最後だから生い茂る6号路を上ろうとしたのに、うっかり1号路(舗装された道)にあがってしまう。

そして、1号路の途中にある団子屋が見えてきたら、いい匂いがしてきた!(599mの山頂まで残り半分、小腹を満たそう!)と自分に甘い。
串団子(400円)は「大福、幸福、裕福」を“三福”を意味してるとのこと。前に並んでいたのはアジア系外国人、そして後ろはアメリカ人。

「(私)お団子を一つください。」「400エン、プリーズ」とトレイを指差す店主。400円を払ったら「(店)ジャパニーズ ダンプリン ウィズ ソイソース OK?ワン?」と人差し指を立て、こちらを見る店主。
(あれ!?もしかしてワタシ、ガイコクジンと思われてる?)と思うも、そのまま「(私)イエス、ワン」と人差し指を立てる。ちなみに団子は英語でダンプリンというのを知る(ギョーザと思い込んでた。)

団子を手渡される時も「ベリーホット!」と気遣いされる。団子に絡んだ甘醤油味のタレが美味しく、アドバイス通り団子は熱い!
3つも食べると小腹は満たされ、串を返そうとゴミ箱へ入れたら「サンキュー!」と、店主には終始外国人と思われたようで、こちら「サンキュー!ベリーデリシャス!」と返して山頂へGO。小さな思い出。

2023年12月14日木曜日

情報量が多かった銚子電鉄。


「濡れせんべい」で赤字を改善させた程度の情報だった銚子電鉄。
電車が停車しているホームはJR線の奥(端)で、車両は年季の入ったレトロ感たっぷり。ちなみに駅数は10駅しかない。

乗車券(片道350円)は車内で車掌から購入。往復券を購入すると「外川つくしサン/鉄道むすめ」というキャラが描かれた切符を渡される。


車内は大正レトロチックな雰囲気。そして、走り出すと車掌さんのアナウンスの合間に流れる車内アナウンスの声が変わってた。

声の主は声優さんのようで、地域のPRを話す。(へっ~)と乗降口を見ると「ロボットと乗車できます。」とあり、見間違い?と思い、もう一度見ても「ロボットと乗車できます。」だった。LOVOTやロボホンなどとも一緒に乗車できるっていい。


さらに周りをみると、オリジナル?のアニメキャラが各駅の魅力や特徴を紹介していたほか、駅に着いた時に???と思ったのが駅名とアナウンス名が合致しておらず、「笠上黒生(かさがみくろはえ)駅」は「髪毛黒生」と表示されてたし、「本銚子(もとちょうし)駅」は「上り調子・本調子」と表示されてた。どうやら駅ごとに愛称があるらしい。


平日の午前中にもかかわらず乗り鉄、撮り鉄は多く、10駅しかないのに銚子電気電鉄は人気なんだと。

ちなみに松山は観光列車「坊っちゃん列車」が休止中。

荒磯に波。


銚子駅で銚子電気鉄道に乗り換え、犬吠(いぬぼう)駅まで約15分。犬吠駅は、それまでの電車からの田畑広がる眺めから、オープンセットに入ったかのような和洋折衷の昭和感漂う佇まい。

犬吠駅から15分ほど歩けば犬吠崎(灯台)。前日は暴風雨で空き缶転がり、落ち葉は舞ってたけど、訪れた日は澄み切った快晴。
目指す場所へは銚子市商工観光課が紹介しているフォトスポット「荒磯に波」に到着。

そう、ここは東映映画のオープニングで磯に波がバッシャーン!としぶく岩(荒磯)が撮影された場所。オープニングでは荒磯を背景に東映のロゴマークがズームアップで表示されるアレ。
実際は近くへ行こうとしても立ち入り禁止なので上から眺めるしかない。

訪れても特に何もなく、立ち止まる人もおらず、(わざわざ、そんな所まで行く?)という感じだけど、何が魅力資源になるか分からない。少なくとも私には刺さった。

ネット情報によれば、1954年公開の「旗本退屈男どくろ屋敷」に登場した「荒磯に波」。
すると来年は70周年!「いつの間にか名所になっていた。」との説明に、色々思うことあり・・・。発車時刻が迫り退散!

2023年12月13日水曜日

カオス感。


羽田空港を降りて向かった先は町田駅。妻と合流して「ぽっぽ町田蚤の市」へ。
蚤の市といえば、今年はローマウィーン東京立川などへも赴き、特に目的もなくブラブラと見て歩くのが好き。好きな理由は、想像もしてないモノコトに出会えるから。
ちなみに、ハンドメイドマーケットやクラフト市も好きだけど、蚤の市、ガラクタ市の方がカオス感(ゴチャゴチャ)があってカオス。

ぽっぽ町田蚤の市は実行委員会形式で、店主の他にスタッフの方がいて、値段を尋ねたりできる。季節柄か「冬物洋服のほか、クリスマス、正月系」など色々なもの(コートやセーター、クリスマスオーナメント、獅子頭など)が並び、この“興味あるんだったら自分で探しな!”感がいい(笑)

個人的に気になったのは、ダンボールに無造作に入っていた大量の折り紙や和紙はまさにカオスで、聞けば一つ100円とのことで(ココ大付属学園に使える!)と思ったものの、持ち帰るには重すぎると断念・・・。終始こんな感じで店主らと一期一会の会話を楽しむ。

「世界中の蚤の市へ行って、その様子をコンテンツにして配信したら?(=生きていけるよ)」と妻。そんなカオスなアイデアをサクっ!と言れる妻。
蚤の市が訪日外国人の目的になるかもしれないと妄想。