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2011年6月9日木曜日

【授業レポート】庶民の「お能」松山藩ゆかりの伝統芸能を体験しょ!


報告:杉浦綾

松山藩ゆかりの伝統芸能である「能」の授業を体験しました!

今回の教室は二の丸史跡庭園。石垣の間を縫うように登って到着。なんだか気持ちも高ぶります。
わくわくしながら庭園内の「観恒亭」に入ると、びし!っと袴姿も凛々しい女性たちがお迎えしてくださいました。
自然と背筋がのびる雰囲気です。
先生は「金剛流松山景雲会」の方々。みなさんの袴姿とってもかっこいい。

松山藩では庶民が能に親しみ、継承していったということ。そして、それは全国的にもとても珍しいことなのだということを勉強。すこし「お能」が身近に感じられます。興味深い講義につづき、先生方による舞の披露。
静かな緊張感漂う所作と響き渡る歌声にざわざわと鳥肌が立ちました。

 
後半は生徒が参加する体験教室。
能の演者が行っているというストレッチを教えてもらったり、気持ちを整える呼吸の練習をしたり。
だんだん体育系な授業になってきました。
そして、能の歩き方の練習。日頃の運動不足を恨みたくなるしんどさです。
能を舞う演者さんはこんなきついことをやってるの?!
しかもあの装束をつけて面をつけて...信じられない!
体験してはじめて分かることってあるんですね。
今後の能舞台の鑑賞が楽しみです。
 
「松山景雲会」のみなさん、ご一緒した生徒の方々、本当に楽しい時間でした。
ありがとうございました。
次の日にあんなに筋肉痛になるとはつゆ知らず...
今度はもっと鍛えて授業に臨みます!

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