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2017年12月11日月曜日

アイデアキラーには気をつけて。

松山市から車で約2時間30分「道の駅あぐり窪川町(豚まん)」その後30分、「道の駅なかとさ(Kaze工房)」その後60分「満天の星(満天の星大福)」その後30分「ランヤニコット(スープカレー)」と見学して思ったのは「どこも駐車場がいっぱい」「三世代の訪問者が目に付いた」「女性グループが多かった」こと。そして、どれも大原一郎さんというキーパーソンが仕掛け人だったこと。

できたモノ・コトを前に意見をいうのは簡単だけど「まだ見ぬモノ・コト」では大半が懐疑的・否定的なのが世の常の中で「自分がこうだっ!という信念(覚悟)を持つわけ、だから全員に受け入れられない。だけど一人でも受入れてくれる人がいたら認められたと思っていいじゃない、ワッハッハ!」と大原さん。「モノゴトはリスクをと取らなければ始まらないでしょ?ワッハッハ!」と必ず笑う大原さん。人を魅了するのはこれですな!

私は何を信じているんだろうと、計画や妄想をしても思い通りにならないことは多い(笑)。「色々な人の意見を入れたらカドがとれてトンガリのないターゲット不在の中身になるでしょ?ワッハッハ!」「(自分たちの)価値観を押し付けようなんて、おこがましいよね、ワッハッハ!」「正論っぽいことを言い潰そうとするアイデアキラーには気をつけて、ワッハッハ!」面白い人にモノ・コトは集まると実感。

2017年12月10日日曜日

明るい暗黒職場。

在籍は短かったけど濃い時間を過ごした仲間と18年ぶり?に再会。20名が集まり思い出話に盛り上がる。「残業代がパンだった」「徹夜が妙に盛り上がった」「ノリで仕事してた」など、今の価値観と照合すると「暗黒職場」と言われかねない環境だったけど、当時はみんな仲良しで笑いも多く楽しかった。仲間と会社に内緒でソフトウェアコンテストへ応募したら受賞してしまい、会社に事後報告で怒られながら笑われたこともあった。

20名のうち会社に残っているのは4名。16名は独立・転職・退職したりして現在に至る。当時、多くが20代-30代だったけど今や30代-40代、おのずと話は「家族、働き方、今後について」になる。特に女性は出産などがあると働きたくても一時的に現場を離れないとならず、その後は子育てなどに追われ家族の協力や技術、経験があっても復帰が難しいとのこと、うーむ・・・。

かたや「ノリや勢い」を経験した人は「今は法令遵守が全てにおいて最優先で正論だから無理はNGと・・。」法令遵守は当然ですが誤解を恐れずにいうと「昼夜を問わずガムシャラに仕事だ!」という時もありました。変な制限を考えず「突き進めるだけ行こう!」みたいな限界への挑戦があって、それは互いの信頼関係があったからできた。そして限界がきたら褒め称えた(笑)。限界を知らず超えずの仕事姿勢は現代において求められる姿なのかと複雑な心境。

2017年12月9日土曜日

心理学とまちづくり。

これまでの経験からひっかかっていた「まちづくりへの違和感」。それは「地域の課題は分かったものの、課題や地域、そう思った自分とどう向き合えばいいのか?地域を構成する一人として関わり方が分からない人が多い」と思い、従来型の手段や事業計画などとは異なる機会が必要と思っていた所に「人材育成・輩出講座をお願いします」と久万高原町。まちづくり以前のコトを知る・学ぶ必要があると共感!

とはいえ、新しい構成なので右往左往しながらたどり着いたのは【地域や自分との向き合い方・関わり方】を学び自発的に動く人材輩出を目的にした実践型講座。私一人では網羅できないので心理学博士の妻にもお願いし夫婦講座の誕生。まずは「自分はどんな人物か?」を知るためのエニアグラムからスタート。結果に対してタイプ1からタイプ9までに分けられ、納得した人もいれば、予想外の結果に驚く人がいたりと出だしは好調。

エニアグラムも学んだ妻いわく「タイプを分ける意味は、自分を型に当てはめるのではなく、当てはまった型から自分を解放する(開く)ため」という言葉に一同納得。「まちづくりもガムシャラが評価された価値観から、心理学などで自分と向き合い(小さなことでも)自発的に動くことで、結果としてまちづくりになる」と締めくくる。次回はまちづくりにおけるコミュニケーション!

2017年12月8日金曜日

心理ゲーム。

全く初めての場所で全国から選ばれた強者と混じり、ギラギラと「活動を審査する人」へ対し、プレゼンテーションをするのは「どこを伝えるべきか?」が求められたとつくづく感じた話。というのもプレゼンで与えられた時間は短く「自己紹介」をすると、あっ!と言う間に時間がなくなる。その「第一のワナ」を抜けたとしても今度は「始めた理由」という第二のワナが待っている。

発表者にとって始めた理由は【動機のWhy?】なので喋りたい!けど必要最低限にしないと時間が押し迫る。ワナを抜けたら「具体的に何をしてるか?」を話すべきだけど、自分軸ではなく「第三者がどう関わっているか?」で攻めに出る。審査する人がメモをとったり、頷くエピソードを入れる。そして【どんな成果を生み出しているか?】へと話を続ける。

実施前と実施後で変わった点を一目でわかるよう紹介。最後は【今後どう発展させるか?】まだ実現できてないけど、それまでに話した「延長線上に予測できること」で「聞き手が想像していないこと」を言えたら完璧(そう、きたか・・・)という感じ。でも難しい。そんな喋らないといけないことだけをまとめていても数分は必要でプレゼンは「心理ゲーム」とつくづく思った東京の夜。

2017年12月7日木曜日

愚痴を並べても好き。

年に1度、四国四県からFC担当者が集まる「JFC四国ブロック会議」。昨年は高知県、今年は香川県!それも今年は3県で新任担当者となり集まった6人のうち3名が20代半ば!30代1名、40名2名という構成。経験は1年目が3名、3-4年目が2名、そして15年が1名(私)だったので、おのずと支援経験からの教訓や失敗談、そして「大っぴらにできない話題」で日頃の孤独感を溶かす(笑)

「撮影期間中はずっと立ち会うべきでしょうか?→いいえ、その必要はありません」「タチの悪い制作の見分け方は?→言葉遣い、態度が横柄だったらダメ制作者に間違いなし!」「撮影された作品の信用度は?→撮影時に配給会社が決まっていなければ怪しい」「代理申請はアリですか?→道路使用許可などの代理申請はありえません!」などの他、私が松山東署に連行された逸話も含め生々しい話で盛り上がる(笑)

互いに愚痴や不満をいっぱい並べても(私の場合)15年も続いているのは「(何かが)好き」だから。写真は「魔女の宅急便(2014年:興行収入約5億円)」で撮影された小豆島にあるオリーブの丘。小豆島は実は撮影が多い!(1956年の二十四の瞳だけではない!)愛媛県でもこんな素敵な所があったら!と隣の芝は青い症状に陥りそうだった2日間。

2017年12月6日水曜日

職場のあるあるホラー。

(何の為にやっているのか?わからない)と意義を見出せない業務があると相談。私にもあり、進言するも「面倒、手間、責任を負いたくないと」サラリとかわされてしまった経験。「費用対効果が分かりません!」と正論を述べるだけでなく、先ずは自分ができることからやってみようと助言、私も相談される大人になりました。

(1)何の為にやっているか?わからないなら誰かに分かるよう改善する。(2)現在より費用対効果が高い「対案」を進言する。(3)手間や時間を数字/数値化して費用換算して他と比較してムダを進言する。どれも思いついたままの助言だったので適切かどうかは不安だけど、いきなり正論を突きつけられても相手は困ってしまう。「議論の仕方」は大切で、いきなり本題も時にアリだけど「前後の文脈」も用意してねと。

よく聞いてみると「費用対効果」よりも「時代の価値観ギャップ」と思ったり。10年前は求められていて、そのままズルズルと検証もせず10年が経ち、すると担当者も10年間に何名も代わり気づいたら「誰も必要としていない、誰も知らない」お荷物業務になっていた・・・。でも「過去から引き継いできたから・・・」という意味のわからない理由で誰も問わなくなっていた。職場のホラーだね!と大笑いもするも、背筋がゾッ!とする話。

2017年12月5日火曜日

時代は来たのか?

ふむ、現在の「学び直し」関連の予算は年100億円規模!だが2019年度以降は50倍!となる5000億円を投入する方向、まさか年間額ではないよね。財源は失業手当と同じ労働保険特別会計(積立金6.2兆円)から充当される見通し。ビジネス英会話など職業訓練講座では既に受講費の20%を助成しているが、対象は失業手当受給者などに限られているため、柔軟性を持たせるためにオンライン講座などへも広げフリーランスなどにも支援を広げる予定。

へぇー。では「南予通信大学」で3000名以上が学んだ「gacco」も対象になる予感。ココ大も対象にならないかなーと独り言(笑)。「リベラルアーツ(≒人が持つべき実践的な知識・学問の基本=生きる力)」もココ大です。でも学ぶことが目的ではなく「学んだ成果をどう生かすか?」の方が大切で、自分のため、地域のため、社会のために活かせる仕組みや場所がないと宝の持ち腐れ、自己満で終わる。

育成/輩出する仕組みができるなら、活かせる仕組みと一体化で構築してほしい。実はココ大は構想当初(今から6年前)は「いよココロザシ大学付属学園(子供たちの感性の育み)」「いよココロザシ大学(社会人など対象)」「いよココロザシ大学院(シニア専用/専門学)」の三部構成でした。時代が追いついたのか?偶然か(笑)。

2017年12月4日月曜日

移住検討者と。

何とも思っていなかった「愛媛へやってきたこと」が素材になるなんてという話。松山市主催、TURNS企画実施の松山ツアーへの随行を依頼されたのが半年前。そして倍率2倍の申込から選ばれた18人の参加者と共に過ごした半日。開始早々の見所は「坊っちゃん列車」。愛媛県議事堂前は坊っちゃん列車の撮影ポイント、静止画&動画で撮影した参加者。車掌さんも手を振ってくれ出だし好調。

とはいえ、見所が多いだけでは移住はせず、やはり「生活費(≒給与)」が最大の懸念事項で(現状の暮らしと比較してどうなの?)ということ。トレードオフは必ずある、複数の望みを同時に叶えることはできない。やはり「何のために(わざわざ松山へ)引越してくるのか?」と思う。色々なことと松山での暮らしを天秤にかけて当然。「私は3つの収入源で生計を立てています」と、地方のリアルを伝え納得いただく。そして「ご縁があったらまた会いましょう!」と別れる。

移住というと大げさに聞こえるけど、単なる引越しだし、本来なら他人の引越しに第三者が口出すなんて!と思う節もあるけど、参加者の「本音(オフレコ)」も聞けた貴重な機会をいただきました。このツアー、昨年は13人が参加し4人(2組)が松山に移住したとのこと(30%)。今回は果たして何人が松山人になるのか?そういえば以前に参加した、あのツアーのみんなはどうしてるかな?

2017年12月3日日曜日

その気スイッチ。

言いたかったのは「教育の仕組みに自分を合わせることで存在感を示せた、安心を感じた時代」は残るものの、「一人一人に合わせた教育が求められてゆく」と感じていること。
言い換えればデザイン優先で狭く窮屈なカウンタックに自分を無理やりでも合わせ存在感を示した時代から、乗り手や環境に優しいプリウスが好まれる時代になっているということ。ちと、違うか?

男3人で「子育て論」をスタバ!で話すなんて初だったから面白かった。良かれ悪かれ子供の価値観を形成するのは(環境も大いに影響するけど)親の価値観も多大にあり、子供に受け入れられたらハッピーだけど、子供が違和感を感じながらも「与えられた価値観」に従うなんて悲しいので解放してあげようと、本来ならば「価値観は自ら育むもの」だよねと自戒を込める。

仕組みから外れたり、不出来だと減点される仕組みから、仕組みの中で個々の頑張りが評価・加算される仕組みはないものか?テストなど100点からの減点法が常識の中で、仮に50点の場合「50点なんだ・・・」もあれば「50点も!」もある。意気消沈から「その気」にさせるなら、瞬間的に1000点満点にして「ワォ!500点もとったんだ!」と言えるのは大人だけ。その気スイッチの存在を示すのは大人の役割。

2017年12月2日土曜日

あぁ、勘違い。

定点パトロールの松山城は異常なし!紅葉がきれい!気がつけば恐れていた12月、県外に5回、講座4回、収録3回、授業2回、撮影随行、マルシェ、理事会、会議多数なので、ご用命がある方は来月以降にしていただけると助かります。役割が増えた結果なので全て自分の責任です。風邪なんて引いてる場合ではありません(実は3日間、体調不良でした)

「取捨選択」が必要なのは長年の懸案事項で「フィルム・コミッション」「ココ大(愛顔の食卓)」「お城下マルシェ実行委員会」「花園まちづくりプロジェクト協議会」「えひめリソースセンター」が主な役割。自分で勘違いしていると思うのは(自分しかできないだろう)という勘違い。「あなたより私の方が適任だ!」という方がいたら喜んで代わります!

「始める時は止め時も想像しておきなさい(≒引き際を見極めろ)」とは震災支援などの現場でよくいわれる言葉。自分が身軽(ただでさえ重い体重なのに!)でいられるためには2017年の自分の成果を振り返る必要があるなと。どんな成果を出せただろうか?四方よし(売り手、買い手、世間、未来)の事業に専念すべし!

2017年12月1日金曜日

今からしか繋がらない。

写真はウィーンのクリスマスマーケットで出されるホットワイン(プンシュ)のカップ。7.5ユーロ(約850円)で販売され、そのまま持って帰ってもOKだし、返却すればカップ代が戻ってくるデポジット制。クリスマスマーケットは町中の各所で行われ、マーケットごとにカップの形やデザインは異なるとのこと。容量は250ml、マーケットの名前も書いているオリジナル品。形状も色も配色も東欧らしさに妻が土産に持ち帰る。

「向こうでは寒い中でも人々がプンシュ飲んで交流してたよ」と妻。「アイスも食べてた!」とも。我が家のCIA、なかなか面白い情報を仕入れてきました。現在検討中の「オープンカフェ」の参考になる!ホットみかんジュースとかビール、ワインなどが飲める花園町なんて素敵!その帰りに「愛顔の食卓にでも寄ってくか!」と送客したい魂胆(笑)カップは陶器製だから砥部焼か!?

「そういうの(オープンカフェなど)根付くかなぁ」と言われます。前例がないから想像できないのは私も同じ。でもチャンスと思うので全力で行います。「いつも目の前に全力だよね?」と先日のラジオ収録でまっすんが喋った私のイメージ。どんなに先のことを想像しても「今からしか繋がらない」から「できるorできない」ではなく「やるorやらない」です。

2017年11月30日木曜日

追い風が止んだら。

愛媛県産業創出課と農政課合同による「えひめ農商工連携・6次産業化交流会」に登場。参加者は80名の大入りで、会場は最前列まで一杯!いよてつ髙島屋の村上さんとも久しぶりに再会、そして師匠(尾崎食品の高橋氏)を筆頭に生産者・関係者の方々とも久しぶりにあえて、さながら同窓会気分で【愛顔の食卓】から見えたことを報告。

「瀬戸内の恵、職人のこだわりなどの表現は美味しさのPRに繋がらないこと」「無添加、無農薬、オーガニックなどの語彙の定義を作り手が正確に理解していないこと」「どう食べたらいいか?生産者の食べ方をPRすること」などを紹介し「商品の特徴と消費者の益は必ずしも一致しないこと」「パッケージデザインは第一印象なので大事なこと」「6次化の追い風が止んだ時に本当の商品力が問われること」などの問いを立て私の時間は終了。

6次化品は一部で「青果の副産物」と捉えられ青果の余り物、使えない物で作られている印象が拭えなかったけど、個人的には「加工食品の未来は明るい」と思っていて、その証拠に品質は上がっており、青果と双璧をなす可能性を感じている一人。すると「売り場」の重要性が一層増すんだけど「生産者と一緒に売ろう!という気概ある売り場は少ないよね」と担当者。愛顔の食卓なります宣言!写真は松長さんから拝借!

2017年11月29日水曜日

決起集会!

「12月17日へ向けて情報を発信しよう!」「饅頭だけでなく味噌芋もだそう」「紙コップではなく湯のみ茶碗で出そう」「器は笹船がいい」「ハッピを着よう!」「面河を全面にだそう」「ウーロン茶+饅頭+味噌芋で500円」「200円のセットもいいかも」「饅頭は柚子とよもぎ味にしよう!」「売上目標2万円!」など、人は目的を持つと自発的に動く好例の面河地区。

「味噌芋ってなんですか?」と尋ねたらサッ!と出てくる所もすごい(笑)。「この辺りの土地は痩せているのでじゃがいも小さかったようです」とコロコロのじゃがいもに久万高原の味噌などを絡めた家庭料理。寒い中にホクホクは受けるでしょう。今回は「売れる体験」を目的にしているので、かかった経費はザックリ。仕事ではないので「どれだけ楽しめるか?」とワイワイガヤガヤの作戦会議。

マルシェ当日は2万円の売上目標を立てたということは約100セットは売らなければならず、そのためには事前の情報発信も欠かせないと、一人一人が得意分野で考える。「2万円の売上があがったら祝杯ですね」と私。いよいよ集大成となる販売、そして振り返りが楽しみなチーム面河。仲間に入れてくれたことに感謝!

2017年11月28日火曜日

職住近接で感じたこと。

思えば東京時代は宮前平駅まで徒歩10分、電車で30分ほどゆられ渋谷駅、渋谷駅から徒歩10分。ドアtoドアで約1時間、往復2時間。16年前に愛媛に引っ越し先月まで自転車で片道約15分、往復30分弱の距離を通っていましたが、11月から片道徒歩3分、往復6分!の劇的短さで80%カット。通勤を年間300日で計算すると9000分(150時間)から1800分(30時間)に短縮!

「通勤という意識がなくなった、蚊がいなくなった、洗濯物の乾きが早い、気密性が高い、出張でも駅から近いので気が楽、街中へのアクセスが楽、散歩が楽しい、眺めがいい、事務所のSOSに対応可能」という反面、「スーパーが近くにない、狭くなった、事務所に行ったり行かなかったり、お隣や下の階の方への配慮」などがあるけど総じてOK!職住近接のありがたさをジワジワ感じたこの1ヶ月。

じゃあ「浮いた時間(約24分/毎日)はどこへ?」となるけど、自分や家族の時間へ費やそうと思うけど、気づかぬうちに「なかったコト」になっているから不思議(笑)。時間は自己管理として、引っ越したのはこの先、消耗しそうだったこと、自転車通勤は事故のリスクをはらんでいることなどへの対処。今の所、職住近接してよかったと思えるこの街並み。

2017年11月27日月曜日

アイデアを持つ人とアイデアに参加したい人。

12月授業は2つ。一つは「マルシェ」が始まり「オープンカフェ」の検討も始まっている花園町通りで、にぎわい事業アイデアを検討する【花園アイデアソン(12/13)】。「ビアガーデン、ギャラリー、大道芸、図書館」などの妄想を書いたら「フライベントを行いたい」「エクスチェンジハンガーをしたい」などのアイデアが早速、寄せられました。そう!こういうアイデアを持つ人とアイデアに参加したい人を結ぶ機会になります。

そして12/20(水)18:30からは【帰り道にフォンダショコラ】授業。10月に愛媛に移住したスゴ腕パティシエの三浦さんを市民先生に迎えます。「私のような初心者でも気軽に自宅で作れて美味しいスイーツを」という無理難題のリクエストにサラリと「フォンダショコラ」で答えてくれた三浦さん。あっ!三浦さんには「愛顔の食卓にはオーブンレンジしかありません!」と伝えています。

ウェブサイトには掲載していませんが12月8日(金)、22日(金)を皮切りに久万高原町で「まちプロプラ養成講座」が始まります。本講座は自ら久万高原町の魅力を発信しよう!と思う方々のプラットホームを目的に始まり、来年度も継続します。そのためには何が必要か?実は打ち合わせの中で「心理学を知る」必要もありと思い、心理学博士の妻と一緒の夫婦講座です(汗)

2017年11月26日日曜日

手綱を離さない。

連続講座や研修が次々と終わる。「ソーシャルビジネススクールまつやま(松山市)」「肱南肱北まちそだ手(大洲市)」「せいよ地域づくりアドバイザー(西予市)」「地域支え合い応援セミナー(久万高原町)」そして、昨日が最終回だった「なでしこドリームプロジェクト(松山市)」。何か興したい!始めたい!という女性達は目がキラキラです。

「ライフオーガナイザー」「バースデープランナー」「〇〇カウンセラー」「〇〇コーディネーター」などの資格、肩書きを持つ女性達。以前にも書いたように、これらの資格や肩書きの動機は「(自分を含め)身近な人が困ってい(た)るから」。誰かの役に立ちたい、立つことで「自分の役割」を実感し自己肯定感を育んでいるよう。自分を受入れていない人が他人の支援なんてできるはずがないと思う一人。

「あなたしかできないという手綱を離してはダメ」と助言しました。周りには様々な課題があり、目移りしますが「なぜ?あなたがその課題の改善に取り組まないといけないのか?」を自問自答してくださいとも。講座終了後、一息ついてメールに気づく「12月からよろしくお願いいたします」。おぉ!来月から「久万高原町」「大洲市」で新たな連続講座が始まる!

2017年11月25日土曜日

ごごにゃんファームでみかん三昧。

事前の予報は雨だったにかかわらず当日は降らなかったという幸運に恵まれてスタートした「体験!みかん農家」授業。「枝から一回切り離し、もう一度、ヘタ部分から切り切り口を滑らかにする→ナゼ?→カゴに入れた際に互いのみかんが傷付ないようにするため」「表面の皮にある泡状の模様がハッキリ細かい方が美味しい」「みかん色の色づきと味の違いはさほどない」など、収穫体験を前に石川さんから事前レクチャーを受けて園地に散らばった我々。

「わーい!」と喜ぶも、我々は30分程度収穫しただけですが、農家さんは全てのみかんを収穫しないと来期に実はならず、急斜面一体に広がる園地をみて(眺めはいいなー)と観光気分でしたが(これらのみかんを全て手作業で収穫するのは大変だ・・・。)と複雑な気持ちも混ざったり。ということで、ごごにゃんファームでは収穫アルバイターを募集中です。

試食しながら30分程度でも10カゴ収穫。選果場では「2-3日置いて痛みの有無を確認」「ブラッシングでゴミ落とし」「サイズはSS、S、M、L、LL、LLLで商品としてはMが好まれる」「八幡浜みかんが市場に出回ると出荷価格が一気に下がる」「出荷できないみかんの活用を模索」「ゾンビみかん」など、収穫体験とは打って変わりディープな話に(笑)。何も知らなければただのみかん。知れば興居島・愛媛を感じるみかん。

2017年11月24日金曜日

他人ではなくて自分はどうか。

大洲肱南肱北の「まちづくり」を担う人材育成を目的にした講座が先日で修了。なんと計6年間!(3年間×2回)という長期にわたり携わり、私もよくぞ6年間、電車で通い続けましたという「お疲れさん感」で今はいっぱい。振り返れば「肱南肱北の未来を作ろう!」と前向きな人もいれば「まちづくりに絶望感(=期待感ゼロ)」を抱き、忠告目的で参加された方など、色々な方と接してきました。

「まちづくりに絶望」された方から意見を伺うと共感する節もあり。それは「散々、意見を交わし、行動もしてきたが何も変わらなかった。住民の発意から自分たちが暮らす地域は変えなければならないのに、誰も見て見ぬフリだ」なる旨(一語一句同じではなく、似た発言)を思い出す。(率先して取り組んだ方だったんだ)と思うと共に、大洲だけで起きている問題ではないとも。

「行動した→まちづくり」というほど単純ではなく、ゴールも正解不正解もない中で1歩1歩、自分が信じる目標へ進まないと何にすがっていいか分からない。そして誤解を恐れずにいうと「他人に期待しない」こともある。期待するから期待値より低いと周りを責める。【諦めたor諦めなかったかが不成功と成功の違い】他人がどうか、ではなくて自分はどうなのか?と問い続けることが大切。

2017年11月23日木曜日

協働によりかかるな。

本文と写真は一切関係ありません
共感する人はきっと「実感」したコトがあるからと思ったり。何かというと「協働は単なる手段で万能ではないし目的でもない」こと。だから「協働さえすれば解決」という考えは危険というか浅い!出直してこい!「単独だとできないし、寄りかかれば(課題も手間も)分散できる」みたいな「とりあえず時流に乗って分け前いただき!」みたいな不届き者は即時レッドカード!

それって「フィルム・コミッションを設立したら撮影がくる!」と多くの地方が誤解したコトと同じ!「シン・ゴジラ」がそれまでの慣例的な制作委員会方式(協働はちと違うか・・)ではなく、見えぬ成果に10億円以上を投資し、単独で責任を背負い込んだ結果、賛否両論が起こる話題性ある作品に仕上がり興行収入82.5億円なわけ。何もかもが協働でなくていいわけで、強烈なリーダーシップや独断も時に必要と言いたい。

多様で主体的な参画は新たな気づきや可能性を見出してくれるのは十分承知だけど、協働は魔法ではないので、やり方を間違えると「単に手間だけ増え、内容は良くも悪くもないフニャフニャで、結果に誰も責任を取ろうとしない」これでは本末転倒、時間がもったいない。「協働すればいいんじゃない?」と言ってくる人には要注意!協働するのだって大変なんだから!

300万円の土台。

食通の難波江さんでさえも「これはスゴい、オードブルですね!」と感嘆の声があがるほどのボリューム、特別なメニューではなく「アリスランチセット」です。20cm四方の四角皿に山盛りサラダ、ミートスパ、ローストビーフ、唐揚げ、カキフライ、エビフライ、オムレツ、サクランボ+ご飯&味噌汁。これで1180円(税込)。「みのり食堂」もですが西予市卯之町周辺の食事処は驚きがいっぱい!「スナック&喫茶店アリス」箸袋には「亜里寿」と漢字で書いているのが個人的なツボ。*満腹すぎて夕飯食べれずがオチ。

委嘱されている「せいよ地域づくりアドバイザー」のクライマックスに参戦。13地域24事業が採択され最大300万円を活用して「地域を元気にする持続可能な活動」に挑戦しました。このような制度や取組になじみ薄い住民が「自分たちの地域は自分たちで!」と立ち上がったコトは大きく、私も高川地区や遊子川地区の現場へ行かせてもらい助言のつもりがエネルギーをもらったのを覚えています。

本番はこれから。「(最大)300万円貰ったからできたんでしょ?」という"やっかみ"は想定済で、持続化の土台として活用したお金を発揮するのがこれから。発表を聞いていると「(小さな)成功体験」が次々と聞こえ、気づきや可能性を感じたようで一安心。来年も「経過報告」を聞けたら本物!