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2017年11月22日水曜日

にぎわいをデザインする。

昨晩、まっすんのラジオ番組に出演した際も話題になった「花園町通り」。愛顔の食卓は花園町通りに場所を借りて商売をしている一事業者に過ぎず、店舗自体に魅力がなければ、そもそも来店者はありません。ただ「来店だけが目的だど、利用者数は限られ"潜在来店者"」はきません。要するに「フラリ」「ちょっと覗く」「たまたま」などの、偶発的、(忘れてたけど)気づいて来店という「来店機会」を創出したいと思ってます。

すると、店もそうですが「通り」も魅力的でなければならない。なので「マルシェ」が始まり「オープンカフェ」の検討も始まりました。第三弾、第四弾は広く検討できればと思い「公開授業」として12月13日から始まります。で、坂の上の雲ミュージアムでも「花園町通りをにぎやかにしよう!」と市民や子供達が集まり検討が始まっています。

彼らは「花園町にあったらいいなという屋台」を検討していて、飲食提供のような従来型の屋台から、図書館のような機能だったり、滑り台のように遊べたり、スポーツ屋台だったり、テントのように中で休めたり・・・。みんなで考えるのは楽しい!ということで「連携しましょう!」となりました。通りのにぎわいをデザインできる、参加できるな機会はなかなかないです。どれだけ街を楽しめるか!

2017年11月21日火曜日

山あり谷あり6カ月。

6月から6カ月間「自転車で暮らしやすいまちを考える」をテーマに集まった16人の市民による松山市長への提言終了!終わってみれば早かったと感じるも、市長から「さぞ大変だったでしょ?ご苦労様です」と労われ色々と思い出す。市民は興味関心別に3グループに別れ、各10分間によるプレゼンテーションを行い「プレゼンだけ」を見ればサラッ!と見えますが実際は山あり谷ありでした。

まず「自転車」というテーマは松山市にとっては散々検討されてきた素材だったため「新鮮味」が少なかったこと、自転車愛好家が多いため「自分なりの自転車観」を持っている方が多く、他の意見とのすり合わせや融合が難しかったこと。テーマに取り掛かる前段階の課題設定法や検討プロセス、客観的な資料の作成法など学ぶべきコトが山積だったこと。

最初の数回はギクシャクしましたが、何かがキッカケ(コレは何だろう?)となり結束力が生まれ、素晴らしい提言になりました(担当職員は「8回目で確信しました」とのこと)。「松山市は検討しますと言ったら本当に検討するんです、お約束します。」と野志市長。この言葉が自分の時間や知識、経験を投入した市民にとってどれほど労われたことか。大役終了!

2017年11月20日月曜日

大人は勝てない。

無垢で利害関係がなく、自由気ままで前後を考える必要がなく、時に天使で時に悪魔化するこども達に【大人は絶対勝てない】と痛感しました、今回も完敗です。何が書いてあるのかサッパリ分かりませんが「花園町にあったらいい機能、欲しいモノ」です。ブレストなのでアイデアは多いほうがいいのですが、1枚の模造紙では足りず2枚目に突入、「周りに媚びない、読まない姿勢」を子供から学ぶ(笑)。

大人というと「文脈を読もうと」したり、「利害関係を察し」たり、「予算を気に」したり、「できる範囲で考え」たり、出てくるアイデアは子供に比べて驚きが少ない。私も根性でアイデアを出そうにも10種も出したら思考が停止し、子供達がスラスラ案出しするのを横目にギブアップ、そもそも「アイデアを出そう」という意識がダメなのね。そんなことを考えながら事務所に帰ったら、顔がヒリヒリしていることに気づく。

「今日、日焼けしたかも・・・」と、佐澤さん、黒河さんに尋ねたら「それ乾燥肌ですよ」と一刀両断!でも気遣ってくれ「日差しも強かったかもですね」という言葉が胸にしみる(涙)。「えっー!そうなの乾燥肌?この46年間一度も肌の手入れなんてしたことない!」「保湿は大切ですよ!」と言われ慌てて保湿クリームを購入!ヨレヨレのカサカサに打つ手はあるか?

アイデアの勝利。

既に多くの方が発信していますが、昨日のお城下マルシェat花園は大勢の方にお越しいただきました。「すごいもの博」の前後に立ち寄っていただき2000人以上の来場はあったと思います。取材もFM愛媛、あいテレビ、愛媛新聞からあり「みんなで育てている感」がありました。課題といえば「突風」と「寒さ」で、カイロやヒートテック、火鉢、ストーブなどで春まで乗り切らないと!

今回、印象的だったのはシーズンインになった「温州みかん」で3者が出店。詰め放題、盛り放題で「お得感」を出す各出店者の知恵と工夫に感心してたら、写真は「みかんが実った木(枝)」を持ち込み「みかんもぎの体験付き」という販売促進。そして次回の来店に繋がる特典もあり、アイデアの勝利。美味しさが横並びで比較できないと「並べただけ」では売れないので、参考になりました。

愛顔の食卓のえひめ粥(中華粥)は完売、みがらし味噌withこんにゃくも3本残し完売。やはり寒いと温かいモノは人気です。寒いからできること、楽しめることはなんだろうと。「(屋外)コタツはどう?」と提案されましたが入ったら出ないだろなと(笑)。「火鉢に餅、焼きみかん」もあり、作戦をたてよう。次回はクリスマスを控えたマルシェ、1ヶ月が経つのが早いのなんの・・・。

2017年11月19日日曜日

比較される時代。

(そっかー、他も色々頑張っているだな)と思いました。昨日は興居島で2本の授業(島の青空サラダ、体験!みかん農家)を行い、心配されていた雨も降らず(晴れ男、晴れ女のおかげ!)濃い学びができました。昨日の授業の特徴は「転勤などで一時的でも愛媛に住んでいる方」が複数いたこと。そして市民学生から「今までに渋谷、広島、奈良、福岡の市民大学に参加したことがあります」とのこと。

ザクッ!と北海道から沖縄までおよそ70の市民大学があります。愛媛はココ大と「しまの大学」です。この数年で一気に増え、授業(接点)が増えたことで多くの方が気軽に学べるようになりました。すると次に授業に求められるのが「質」で、約120分の授業内容で何を体験し、その結果、何に気づき学ぶのか?を【言わずして伝える】のが本質。これが毎回の難しい・・・。

「(学)他とは違いましたね」「(私)どんな所がですか?」「(学)地域密着で地元の人が主役になり気軽に質問できて美味しいことでしょうか(笑)」。市民大学も良くも悪くも比較される時代に入りました。「島の青空サラダ」は興居島でないとできなかった授業なので「地域密着授業です!」と胸を張って言えます。初参加の方にも満足の学びで一安心!さぁ、午後は「体験!みかん農家」へ。

2017年11月18日土曜日

コミットしてエンパワー。

業種でいうと「農業、漁業、林業、食料品製造業、情報通信業、卸売業、販売業、宿泊業、飲食業、福祉業、サービス業」があり「弁護士、社会福祉士、公務員、プロデューサー、コンサルタント、デザイナー、教授、郷土史家」などの肩書きを持つ方とコトを進めると、言葉の解釈に必ず「乖離」が発生するので日本語は難しいと思うと共に奥が深い!とも感じるわけです。

「それの何が問題?」と思う人はコトを推進した経験がない!と思われ、最初は微々たるズレでも進むことで差が開いたり、あるべき姿にたどり着かなかったり。「〜と思ってた」「そういう意味だったの?」などの類の言い訳が発生する原因。それが「カタカナ」だったら、ファジー(曖昧)に聞こえ、タスク(課題)に落とし込めず、自分のコミット(関与)があやふやになるわけです。

業種が異なるから乖離は起こるとは限らず、隣同士でも組織内でもズレ、ヌケ、モレは発生する。特に小さい組織だと「(一応見渡せるので)全てを共有している錯覚」になるから怖い。それに「いつでも話せる環境だから」というのも怖い。ということで、カタカナ言葉から組織のコミュニケーション(意思疎通)をスムース(円滑)にし、パフォーマンス(業務)をより「エンパワーメント(力をつけて発揮)しようとなったわけです。

2017年11月17日金曜日

セントラルパーク!

朝の堀之内公園は意外と混雑していることをご存知でしょうか?通勤/通学の方以外にラジオ体操や犬の散歩で(これが6:30の光景か?)と思うほど多い。そんな方々を横目に最近のお気に入りがこの並木道。(うーむ、恋人同士が歩くにはピッタリの雰囲気だ、映画「オータムインNY」だね)と妄想しながらの散歩は楽しい。紅葉は今がピークで週末には散ってしまうでしょう。そして花園町を通って帰る。

花園町通りで「将棋や囲碁、オセロができたら」「アート作品の展示ができたら」「蚤の市、フリーマッケート、古本市ができたら」「夏はビアガーデンができたら」「ゆっくり読書ができたら」「何もせず、ボッ〜として行き交う路面電車を眺められたら」など、ちょっと考えるだけで山のように出るアイデア。一回はできるでしょうが、定期的に持続的に行うにはマネジメントが欠かせません。

できないことは何もなく、事業運営管理(プロジェクトマネジメント)さえできれば全て可能。イベントではありますが、こういう機会をOJT(実践型研修)としてプログラム化できたら学生や社会人にとっても有益と思ったり。先ずは「面白い!楽しい!」と思ってもらわないと始まらないので「花園アイデアソン」にお誘いしたい。この授業で支持や共感の多かった事業アイデアは本気で検討します。

2017年11月16日木曜日

縁の下の力持ち。

18時に集合、今週末(11/19)は第3回お城下マルシェat花園。全員が本業を持ちながらも時間を割いてくれることに感謝。「出店レイアウト」「準備物用意と製作」「備品貸し出し」「前日の準備と段取り」「当日の担当と役割」「収支計算」など、膨大な作業量に失神しそうですが【自分たちごと化】しています。私は相変わらずの役立たずで、こうして仲間の頑張りを発信する程度・・・。

今回も30店以上が出店予定で、伊予市、伊方町からの初出店も!そして豊穣の季節ということで野菜や果物も並びます。新米を食べ比べするワークショップもあるので楽しみ!【愛顔の食卓】では定番の「ききみかんジュース」、寒い時にこそ「えひめ粥」です。輪ゴム鉄砲では今回だけ、特別に「ポテトチップスおでん辛子味噌味」を景品として用意します。ホント、今回だけ!

お城下マルシェat花園の主催は「花園まちづくりプロジェクト協議会」ですが、写真メンバーの「お城下マルシェ実行委員会」も支えています。重複するメンバーが多いのですが、それぞれ独立した組織。協議会も実行委員会も持続可能な仕組みづくりに挑戦しています。ココで自立化を構築できたら、個人的ですが表彰モノと思ってます(笑)。えいえいおー!

2017年11月15日水曜日

内からの情報が。

(なるほどなー)と思いました。観光客と接点のあるホテルのフロントや商店街の女将さんたちが地域の魅力を知らなければ、提案も返答もできない。だから自分たちから現地を訪れ見て食べて触れて「自分の言葉」で魅力を語れるようになろう。と、第一弾は久万高原町へ訪れた昨日。言い方を変えれば「久万高原町の一人観光案内」がフロントや商店街に配置されることを目指すということか。

情報だけは瞬時に手に入る現在において、外からきた情報は「借りてきた」情報とも言えるので、耳障りはいいけど平たく聞こえる。それに対して内からの情報は「経験/体験を基にした」情報なので「オリジナル(自分)の言葉で表現」できる。この差は歴然で語る側も熱が入る。そんな自分の言葉を観光の最前線にいるフロントの方々が身につけたら「愛媛らしい"もてなし"」ができると一人納得。

とはいえ、魅力的な場所美味しい食べ物、面白いエピソードがあっても「情報発信とかみ合わないと届かない」「そもそも地域の情報を編集して魅力的な情報にしなければならない」「マイカー以外の交通手段が弱い」「施設で用意されているプログラムが弱い」など、「良いモノだから売れる、好まれるとは限らない」ことも露呈された意見交換会。久万高原町にしかない魅力をどう編集するか?宿題!

2017年11月14日火曜日

"のろし"をあげる!

愛媛初となる「愛媛のおみやげ・おくりもの」の本を刊行します。2年前から妄想していたことがまた一つ実現。(なんで2年もかかったの?)と思われそうですが、実現には「タイミング」があり、必要な全ての歯車がカチッ!と合わさった時にできるもの。お金、人、商品、時期、気力(笑)など、何一つ欠けてはできず、現在は大詰めの作業。写真は「表紙」撮影で面倒なクライアント気取りで後ろで見守る私。

【愛顔の食卓】に並ぶ品は生産者の顔が見えていい!と総論は賛成でも各論の「購入の動機」「来店の理由」などが分からない人はまだ多く、一つの切り口として「おみやげ・おくりもの」で価値を提案します。これだけ愛媛の生産者/顔の見える商品を掲載した本はなく、唯一無二の存在になるっ!愛媛のみやげ/おくりもの文化の"のろし"はあがりました。エイエイオー!

どうすれば(印刷部数)3000部で「愛媛のみやげ/おくりもの文化」の周知/浸透は始められるか?作戦が必要で、道後などの宿泊施設の各部屋に置いていただけたらと妄想してたり。すると「1000部預かり協力します!」と早速協力者現る。完成は12月初旬、きっと話題になるはず・・・。期間、部数限定になりますが完成後、愛顔の食卓でもお買上げの方には進呈いたします。

2017年11月13日月曜日

お茶は飲んでも食べても。

「新宮茶は完全無農薬栽培」「四国中央市の製茶業は3者」「同じお茶でもお湯の熱さ、淹れた時間の長短で味は全く異なること」「基本一人で全業務を行っていること」など、大西茶園の大西さん。忙しい合間を抜けて(当日は祭の途中から!)四国中央市から授業を行ってくれました。おかげで我々はディープな「お茶の現場」を当事者から学ぶことができました。ありがたや!そして同じお茶なのにプロが淹れるお茶の違いにビックリ。

授業終了後も延長戦で話をしていたら、目の前を南海放送の和気記者が通り、手を振ったら、そのまま取材になったという「電波少年」を彷彿させるアポなし取材(笑)。そして大西さんの授業で試食した「100%植物性ソフトクリーム+お茶パウダー」が想像を超える美味しさで、その場で収録決定(笑)。和気さんも撮影助手の女性も絶賛してくたので、イケるでしょう!

実は「お茶パウダーをかけるのは想像の実験」でしたが、居合わせた第三者によって、お茶は飲んでも美味しく、食べても美味しいく、混ぜても美味しいことが証明されました。11/19(日)のデビューまで実験は続きます。お茶パウダーはできたから、次は弓削の荘(上島町)の塩はどうだろう?「えひめがゆ」の食後デザートに試食いただこう!

2017年11月12日日曜日

スマートがいいとは限らない。

第78回全国高校野球選手権、松山商業対熊本工業による決勝戦。10回裏、3対3。1アウト満塁。ここでライトの守備、(投げ抜いた)新田選手から矢野選手選手へ交代。直後、バッター初球を打ち、ライトヘ大きなフライ(実況も叫ぶ!)。矢野選手捕球、三塁走者タッチアップでホームへ、矢野選手ホームへ送球。ホームベースで交差する選手とボールの判定はアウト!。伝説となった奇跡のバックホーム。その後、松山商業は11回に3点入れ優勝。

(テレビで見てました)と、横目に見ながら河本先生、青野先生らと打合せ。高校野球のように汗と涙の土の人間ドラマから20年以上の時が流れ、現代ではピッ!と非接触端末による現金を交わさない決済システムを高校生達が体験しようとしています。(未来だなー)とのんきに思っていたら「愛顔の食卓さんにもご協力いただきます!」となり、他人事から自分ごとへ。

困り事が解決するのは便利だけど、その代わりに何かを失う気がして問いを立てる。特に「会話の量」が減ると予測するので、高校生には積極的に話して欲しいと提案、人と関わると時に摩擦や衝突も起きて面倒なのが日常。しかし、それを非効率などと避けてばかりいると対処法も人の気持ちも分からないなと。何もかもスマートがいいとは限らない。

2017年11月11日土曜日

ここは松山、アメリカン。

何を血迷ったか、お堀を周る予定が黒門が見えたので松山城へ進む。茂る山道はアンチバリアフリーで苔や落ち葉で気をぬくと滑りそう。でもこれが1歩1歩を意識させてヒーヒーハーハー登り続けること約5分。天守閣への道へと出て更に3分ほどで松山城天守閣前に到着。あいにくの曇天だったけど久しぶりの眺めは最高で、朝から少し得した気分。体力づくりに続けなければ!と思う気持ちは続くのか。

家を出て往復40分の間に日本人とすれ違えば「おはようございます」と交わす。で、外国人ランナー二人と別々にすれ違い「Good Morning」と交わす。出張か?在住か?観光か?は知らないけれどNYのセントラルパークのよう。こんな意識になったのは昨日、市内で30年続く「英会話学校」を訪れて約90分間、英語で進んだ意見交換に参加したから。

仕事も子育ても区切りがつき、いよいよ自分のために時間を費やせるシニアが学びたい筆頭の英会話。でも文法や単語を覚えたいわけではなく「英語によるコミュニケーションをはかりたい」シニア。「コミュニケーションの先にあるものは何か?」を考えなきゃ。松山にも「どっぷりアメリカン」な空間があるのねと驚く。この宿題に私はどう答を出すのだろうか?と・・・・。

2017年11月10日金曜日

本日も新規商談。

昨日も【愛顔の食卓】では新規の商談がありました。今回は天空の郷さんさんの清水支配人。実は久万高原町には大変お世話になっている私、さんさんへ立ち寄ることも多く「魅力資源の宝庫」と思っていた所に今回の話、ご縁を繋いでいただいた友人に感謝!そして商品も「媛っこ地鶏の釜飯(の素)」とは面白い!美味しだろうし、食べた後も釜は活用できる!良縁になりますように!

【愛顔の食卓】では畑さん、佐澤さんが積極的に来店者に話しかけているおかげで、動向や傾向を把握、蓄積できています。よかれと思い開発した商品(≒プロダクトアウト)でも「些細なこと」で手が伸びなかったり、「見方を変えたら」オススメしやすくなったり、「試食試飲をすると」購買率が高くなったり。私も消費者の一人、昨日も5000円のギフトセットを預かりましたが、同じ味なのに些細な違いで商品を差し替えました。

と、偉そうなことを言っていたら「現場の経験を紹介して!」と依頼され11月29日(水)事例報告させていただきます。アウェイだ!と思うのも伊予鉄髙島屋さんと一緒ですからね・・・。そういえば、以前に県外バイヤーや県内コンサルタントから「こんなんじゃ売れない」「愛媛なんて名はいらない」と一刀両断された経験がありました。否定するのは簡単、いかに魅力を引き出すかです。

2017年11月9日木曜日

経営者と共に。

宇摩経済研究会での講演5分前。これまでの会場とは違い天井高い!スクリーン高い!とテンション上がって1時間。縦横無人にこれまでの取り組みを紹介させていただきました。約60名の参加とのことでしたが、企業一社ずつまわることはできないので、こういう機会は本当にありがたい!今回はケーブルテレビの収録もあったので内容について「抑え気味」で言葉を選んでしまったのはナイショ!

「成長戦略にNPOと組みませんか?」と先輩経営者を前にしゃべりました。そして「課題で稼ぐとはどういうことか?」「目的変えずに手段を変えることとは?」と若輩者ながら私の経営観まで語らせていただきました(CATVで流れると思うとゾッとしますが・・)。タイミングよく昨日「中野本舗との唐草こざくらの開発」が愛媛新聞に掲載されたこともあり、興味をもって聞いていただきました。

「課題で稼ぐとは、課題の解決策を自社事業として取り組むこと」「目的変えずに手段を変えることは、時代や価値観の変化に適切に対応すること」。頭ではわかっていますが、現実は目の前に山積するコトで精一杯なので、せめて意識だけはと思っています。CATVの放送にふさわしい内容かどうかが心配!いらぬコトいってないか終わってからソワソワ。

2017年11月8日水曜日

唐草こざくら誕生!

プレスリリース10分前の様子。この後、全ての席は埋まり立ち見も出るほどの盛況で始まった「唐草こざくら」の完成発表。遂にお披露目機会を迎えることができました。思い起こせば2年前の中野本舗さんとココ大を襲った想定外の事態にプロジェクトは白紙に。仕切り直そうとも全てを自己負担でしなくてはならず、お互いに持ち出し。購入者は市民なので、市民を交えて検討した方がよいと始めた「シーンから商品開発」。

計6回のべ116人の市民に支えられ100以上出たアイデアから「唐草模様」になった後は、「唐草模様に著作権はありますか?」と砥部町役場への相談から始まり、開窯130年と最も古い梅山窯へ相談と続き協力を得てデザイン、と言っても通常とは異なる形状(立方体)には調整が必要で悩んだり、箱も陶器らしさを出すためにテカテカピカピカ感が出る紙を選んだり。

そして成果をキチンと発信したく発表。足掛け2年かかりましたが感無量。今回3万本をつくり1本の販売に対し5円がココ大へ寄付され、ココ大は寄付金を授業の企画開催に活用します。「寄付付き商品を作ってよかった!」という自己満足ではなく、世に送り出し、販売に責任を持つという構図が作れた今回、評判は上々(中野社長談)とのことなので、第二弾はあるのかっ!?

2017年11月7日火曜日

並べられた漢字。

情報過多だった一日と思ったのは、2時間が3回あったこと、各内容に振れ幅が大きかったこと、そして「知っている人が少ない」という事実だったから。独居、障がい、孤立、弱者、困窮者、放棄、依存、希薄、危機、病気、不足など、並べられた漢字が地域のあちこち潜んでいると思うと、(私には関係ありません)と思えないけど何ができるか分からず現状をインプット。写真は前田さんによる芸術的相関図。

手を挙げなければ何も起こらないし、何も改善もされない事実。しかし他では手を挙げ奮闘した結果、改善されるとしたら、どっちがいいか?という話。「仕組み」を構築し評価指標をキチンと定めれば運営は問題ないんだけど「誰がリーダーシップを発揮するか?」になる。課題の一つ一つを改善するのではなく、一つ一つの課題を改善できる屋台骨の話。「休眠預金口座の活用」は愛媛でも必須と思う一人。

楽しいだけではない事業戦略。初期は波状の勢いが必要だし、落ち着いたら持続性のある取り組みに変換。そもそも勢いや持続にはヒト、モノ、カネなどの資源があって実現できる。そしてファンがいないと認知や浸透はない。広げに広げた情報を繋いだり組み直したり逆転させたりしてたら思考がショート。回路が正常に機能しますように!

2017年11月6日月曜日

本は友だち。

「本の購入=知識の入手」と勘違いするタイプで、購入すると満足感に浸るアホです。興味あるとなんでも読むので、ジャンル関係ナシ。引越しの際に一次審査(一回目の断捨離を免れた)を通った本を事務所に持込むもココでも「お荷物」になっており(いづれお城下マルシェat花園で「本がある休憩所」を作るべきか!)と妄想してたら「移動屋台」の本を発見、片付けるべきなのに読み始める(これも悪い典型!)

実は最初、愛顔の食卓は「(資金もなかったので)移動販売車」でした。行く先々で駐車場などを借りて販売するというもの。まさか今のように拠点を構えるなんて、その時は想像しなかったので真剣でした。あっ!でも私は車の免許を持っていないので「私ではない誰か」で妄想してました(笑)。うーむ、今読んでも面白い、あの時浮かんだアイデアは今後に活かそう。

屋台といえば、先日の「移動する建築コンペ」で「まちを旅する4つの屋台」が花園町にふさわしい作品として受賞しました。「休憩+遊ぶ+学ぶ+食べる」の4つの機能をもつ屋台。はたして花園町にどんな屋台が登場するのか?これからワークショップを重ね、デビューは2018年2月予定。乞うご期待!

2017年11月5日日曜日

経営者たるものは。

(このような経営者になりたい・・・)と心底思いました。アルバイト先から初めていただいたバイト代は現金支給!それもピン札!さらに添えられていたメッセージ(ご本人に了承いただき掲載)。温かい言葉に長女大喜び。こんなに素敵な職場があるのか・・・と、絶句。楽しんでいるつもりではありますが「心配り」が雲泥の差、天と地の開き、経営者としての心構え、振る舞い方を考えさせられました。

理屈だけは妙に理解しているからやっかいです。NPOの場合は「第一の顧客(顧客、取引先)」「第二の顧客(従業員、地域)」「第三の顧客(ファン、関係者)」がいて、それに自らの生活もあるから、毎時間、毎日が明日に繋がるよう悪戦苦闘、七転八倒です。すると一先ず「取り繕う」ことはできても、心配りまでは余裕がないので、声がけもメッセージも振る舞いは時にあと送りにされる・・・。

「忙しさ≒仕事してる感」に陥りそうだった。これが嫌で企業勤めを辞めたのではないか!忙しいと(仕事さえしていれば他は大目にみてよ)的な甘えが発生しがちだけど、一つ一つの甘えは小さいけど、やがて大きなヌケ、ブレ、モレになるのは明らか。一目見て「はっ!」としたのは必要とされていたタイミングだったのね。ネジをギュギュッと!

2017年11月4日土曜日

決定力のダイエット。

へぇー。人は1日に35000回の意思決定をしているんだ。朝から晩までの行動は意識/無意識で選択をした結果なのね。で問いは「意思決定の力が35000回から半分の17500回になったら」というもの。そして「朝は100%だった判断能力が寝る間際は1%だったら」と、なんだかバッテリーのような例えだけど、これだけ情報やモノに溢れている中で人の能力は無限、無尽蔵じゃない。夜はヘトヘトです・・・。

ルーチンワークは、意思決定や判断ではなく流れなので(決定力をそれほど)消耗しない。同じ洋服(例:タートルネックとか)、同じ行動(例:朝起きる→朝食→歯磨き→着替えなど)は一種のルーチン。ルーチン化しても17500回にはならず、何を減らしたらいいか?職住近接で1000回/日、店舗と事務所の同居で500回/日、早寝で500回は減らせたと思うけど、新しいコトで2000回/日は増えたか・・・減ってない!

もしも、1回減らすことで一日寿命が延びるとしたら・・・。「もしも世界から猫が消えたなら」が置いてあって「誰が読んでるの?」と家族に尋ねたら「ボク」と末っ子。へぇーと共に、似ていると思いつつ思考のダイエットもそうだけど、体重のダイエットも真剣に考えないといけないことは後回し(ダメなんだけど・・・)