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2024年3月3日日曜日

どこで暮らして何をして生きようが。


卒業式の報告が大量に表示されたのは私たち世代が“そんな”年頃な子供を抱えている親で納得。
おめでとうございます!前途が拓かれていますように。ホント、子供は未来。

だけど、我が子たちの卒業式(高校も大学も)には全くご縁ナシ。
かろうじて中学校の記憶まで。長女はニュージーランドの高校で卒業、長男もシアトルの学校で卒業、末っ子はN高で東京で卒業式をしたのかな?誰の卒業式にも出席してない。
ちなみに入学式もない。

私自身も大学は中退してるから卒業に縁ナシ、妻は松山とニューヨークの大学を卒業。
ごく一般的なモノサシでは測れない我が家、今後、学びたい時に大学へ進学もアリと思うから、オルタナティブなモノサシを持つ家族ということで。

目下、自分と対話中の末っ子くん。高校卒業から2年が経ち、大学進学へのイメージがなく、見聞を広げたいとメルボルンに行き、現在はロンドン。

思い返せば、私も日芸を落ちて浪人のイメージが湧かず、親の提案もあり、アメリカへ行ったことが“今に繋がってる”と思うと、末っ子くんの気持ちも少しは理解できたり。

三人とも愛媛で生まれ育ったというアイデンティティさえ大切にしてもらえれば、どこで暮らそうが何をして生きようが無問題。
写真は現在、ロンドン滞在の妻から。親も自由に生きているのだから。

2023年11月1日水曜日

見るものか叶えるものか。


「えっー!ホントに?素晴らしい!」と喜んでしまったのは愛媛県から京都府へ移住した知人。
既に京都暮らしを始めていて、長年の計画だったとのこと。子育てもひと段落し、仕事にも区切りをつけて、身の回りも整理して、50歳を過ぎた。
振り返れば色々あったけど、コツコツと“その時”を見据えて準備を重ねて実現させたことにエール。

先日もココ大付属学園のスタッフが「ドイツに行ってきます!」と、冬編は全休を告げてきたけど、全面協力だから「素晴らしい!」とエールを送った所。

我が家の末っ子くんもイギリス暮らしが始まり、お世話になった友人宅から、いよいよシェアハウスでの生活が始まる。
画家を目指すフィレンツェ在住の長男君も2週間単位で描き上げる演習を繰り返しているよう。

「夢は見るものか?目指すものか?」的な話。せっかく描くのなら叶えたいし、それが半径3mの人なら応援したいのはフツーなこと。そんな人は「健全なエネルギー」を放出してるから“お裾分け”いただくことで、自分もハッピーになれる。

ホント、最後は自分次第。自分をハッピーにできない人が他人をハッピーにできるわけがない。
終の住処は愛媛か?それとも違う所か?

2023年10月22日日曜日

2196ページ。


先日迎えた誕生日を家族が祝ってくれる。松山で迎えた当日は何にもせずに過ぎ去ったから思わぬハプニング。
来週に末っ子くんはイギリスへ旅立つし、長女も海外で学びたいと計画中、長男くんは2週間で仕上げたという習作を披露。「いっそのこと、海外で暮らしたら?」と極端な意見の私。「それもアリだよね。」とまんざらでもないようで、親の野望である「海外転々生活」は実現するのか!?

家族が一緒に過ごせる時間は“本当に”限られているので、どれだけ密に過ごすかは大切。密に過ごせば思い出は増えるけど、問題は“忘れてしまう”こと。
残念ながら人の記憶は時間の経過と共に薄らいでいく(だけど、忘れることで次から次へと情報を入れられるという利点もある。)

とはいえ、記憶を留める手段は何かないか?と20年前からコツコツと作り続けてきた「家族のアルバム」が先日の制作分で61冊目(2196ページ)になった。
見返すと一気に当時に記憶が戻るから不思議、普段は全く思い出さないコトが蘇り、共有した体験話でワイワイとなる。年月が経つほど愛おしくなるのが記憶、制作は時間を要するから楽ではないけど、時を経るとその価値はプライスレス。
ちなみに20年以上使用しているのはPhotobackというウェブサービス。

2023年9月25日月曜日

応援団長として。


私も妻も海外へ学びに行けたのは両親のおかげ。我が子の海外へ行きたい!を叶えてくれたから今がある。私も妻も互いに知らない者同士が、時期や場所、タイミングなど色々な要素が絶妙に重なり偶然の出会いをして、3人の子どもを授かる。

オーストラリアから帰国したばかりの末っ子くん、話を聞くと改めて学びたい!があるようで再度、海外へ行かせてほしいとのこと。既に彼なりに調べていて「やりたいコト」があるのは素晴らしい!となる。

長女もニュージーランドから帰国して数年、将来について聞くと、彼女も海外で学びたい意欲があり、彼女なりに学べる学校などを調べて明文化してくれる。意欲があるって素晴らしい!となる。

「この親にして、この子あり」は的確な表現で、アドベンチャーファミリーの我が家らしく、己の道を自ら拓こうとする我が子達。
子育ても一段落して、自分たちの老後を考えるお年頃と思っていたけど、神様は落ち着かせてくれない(笑)

そして画家を目指す長男くんはフィレンツェ3年目。「最終年だから頑張るよ!」とメッセージが届く。応援団長として夕陽と対話する。

2023年7月20日木曜日

Think Grobally,Act Locally.


飛行機はローマ国際空港から飛び立つので、長男くんとはフィレンツェでお別れ。「お互いに、また頑張ろうね!」と再会の約束。
そして、ローマに着いたのは15時過ぎ、ホテルにチェックインして、炎天下(38度!)だけど、せっかくだから!と、ローマの休日で有名な「スペイン広場」「トレビの泉」を見に行き、そのままの勢いで「コロッセオ」まで行こう!となる。

訪れている人は多いものの、大混雑でもなく「やりきった感」で観光も終了。ただし、腹ペコになり途中でマルゲリータ&ボンゴレを食してイタリア最後の食事は終了。
7泊9日を振り返れば色々ありすぎて整理できず最終日。2度目のイタリア、お金も時間も投資したこの経験をどう仕事に活かせるか?観光促進以外に働き方やワーケーションでもいける!

Think Grobally,Act Locally(世界規模で考え、足元から実践せよ)」は、社是にも使われたり、地域づくりでも使われている言葉。
地域づくりといって、目の前のコトだけを気にしていればいいの?はNO(そんな狭い見識では末恐ろしい!
)。
見聞を広げて常に更新し続け、問いを立て、気づいたことなどを積極的に真似たり参考にしたり、落とし込んでオリジナルにできたら本物!

時にメンター、時にアドバイザー。


フィレンツェで過ごした最後の夜。スーパーで各人が好きな味(ファラフェル、トマト、トルティーヤ、サルサ、サラダ、茹ほうれん草、豆、カットフルーツなど)を買い込んでシェア。
53歳の妻、51歳の私、25歳の長女、23歳の長男と将来や仕事、人生などについて意見交換できた有意義な夜。まさか、二人とこんな話ができるなんて・・・と感慨にふける。
親子であるけれど、時にメンターだし、時にアドバイザーな感じの二人。

今でこそ、成人して親の仕事を理解したけど、小学生や中学生の時はイメージしかなくモヤモヤしたと思う。お父さんは「撮影」、お母さんは「英語」がキーワード。授業参観日で保護者の職業を紹介する時に「映画のお仕事です。」と聞いたような記憶。
それが「フィルム・コミッションって日本各地にあるんでしょ、スゴいよね。」と理解してくれて涙。

旅の中で二人に「自分の名前は好き?」と尋ねると「大好きだよ!」と即答。
長女は私の祖母から、長男くんはスターウォーズから名付けた。そして海外でも通用するようにと。
末っ子くんの名前の由来は「出産間近の春に松山城に上がったら植物が芽吹く様子に、それまで考えていた名前ではない違う名前を思いついて、つけたんだよ」と説明すると「今のほうがいい!」と納得。

2023年7月18日火曜日

2人だけだった博物館。


 「スティッベルト博物館はオススメ!」と、長男くん。行こう!と二人でバスに揺られて約15分。降りた場所は静かな住宅街で、観光客が訪れることもないエリア。
「スティッベルト博物館をどうやって知ったの?」「学校の先輩が教えてくれたんだ。」「聞いたこともないけど・・・。」「そう、僕も知らなくて行ったらビックリしたんだよね。」と長男くんを驚かせた博物館とは?ワクワクが高まる。

住宅街を抜けて坂道を上ると
スティッベルト博物館が見えて入り口へ。外観は他の博物館や美術館とは異なる邸宅、地味目。
10€(約1500円)払い、館内説明を受けていざ展示室へ入ると、いきなり西洋甲冑たちがお出迎え、他の部屋では西洋甲冑をまとった騎馬隊が隊列を組んで展示され、高い壁は絵画で埋め尽くされ(キュレーションおかしくない?)と思うのはフツー。
広い部屋なのに展示数がキャパオーバー。

そして2階がスゴかった。日本武士の兜や鎧などが無数展示され、80体以上の原寸現物展示は迫力が凄まじく、怖さを感じたほど。
特にタコやトンボ、獣などをあしらわれた兜や鎧をみて「日本人は全員が観た方がいい!」と思ったのは、ナント!館内には私たち2人だけだったから!

観光ガイドブックで紹介されてないので誰も知らず、訪れず・・・。
国宝級とも思えるものも多く、日本で展覧会したら話題になるのに・・・と思いつつ、作品の量と質に圧倒されたまま次の部屋へ移動。
ナイトミュージアムで動きそうだった展示物人形たち。

人生の早さは。


Italoの特急電車は時速300km。ナポリ→ローマ・テルミニ間を90分で移動するし、フィレンツェ・サンタマリマノベラッツァ駅からローマ・テルミニ間も90分で移動。イタリアは鉄道網がいいから、上手に使えば各地へ快適に移動できる。

ただ、こんな超高速なのに、イタリア人自体は”ゆっくり”で自分時間というか緩い。
慌てたイタリア人を見たことがないし、道端の井戸端会議を全身ジェスチャーで語り合っている人を多く見かける。


ストライキで長時間待たされても「しょうがないよね・・・」的で悲観的にならず、どんな時間でさえ「自分のモノ」として取り込もうとするイタリア人に気付かされること多し!


自戒を込めて言えば「生産性、効率性など」どうしたら“無駄なく””余計なことなく”“寸分の隙間なく”生きることが正解のような圧を感じる雰囲気に自分が毒されていると気づいていて、子どもたちにも圧をかけてはいけないと・・・。


同じ次元、自分のモノサシで相手を測ると、その違いからイライラしたり、カチン!とするかもしれないけど、そもそも次元が違ったり、モノサシの材質やメモリが違うと、測ること自体が無意味で比較自体に意味がない。

人生を時速何kmで駆けるかは人それぞれだけど、「人生は短いと思ってるから、生き急いでいるかも・・・」と言った私に「そう言う人にかぎって長生きするよ、お父さん。大丈夫。」と長女と長男(笑)。

2023年7月16日日曜日

人間讃歌。


同じ人間なのに、こんなに面白い生き物なのか?と、備忘録に残す。

  • 朝6時過ぎにアマルフィを散歩してたら、野菜満載のトラックが止まっていて見たら新鮮野菜!「写真を撮らせてください!」と言ったらお客さんを含め快諾だった!
  • 乗車券の返金に並んでいたら、隣の女性が「私はもう出るから、早い番号札だけどいる?」と声がけしてくれて、10番も早くなる!一期一会。
  • 駅構内のカフェで並んでいたら、男性がジェスチャーで「荷物を後ろから前に背負った方がいい」というアドバイスだった。とにかくスリが多い!
  • 灼熱下で乗船に並ぶも、どの船か分からず、私たちだけでなく右往左往する乗客。長女が思い切って尋ねると英語で「この船ですよ・・・」と、コソッと教えてくれて、ススッーと移動できてサクッと乗船(イタリア語ではなかったのがミソ!)
  • フェリー乗場の係留スタッフは、パブロ・ピカソの生まれ変わり?と驚くほどのツルピカ、青のブリーフパンツ一丁、全身日焼けで真っ黒で裸足。指摘されてもまんざらでもない様子。
  • 頼んでもないのに「フリーだよ。」と冷製トマトを載せたパンwithクリームチーズをくれたお店。トマトが食べれないのに「ボーノ!(美味しい)」とお礼したのはナイショ(長女が食べてくれる)
  • ホテルではチェックイン後も荷物を預かってくれ、また戻ってきても、快く時間調整の休憩&トイレも使わせてくれてグラッチェ!の連発。
  • 明らかに挙動不審で列車に乗り込んできた男性。そして乗務員の不在時に何度も車両間を移動して、スリには見え無さそうなので無視してたら「あれは完全に無賃乗車だよ」と長男。
  • 道端で立っていた老シスター達、装いの違うシスターと再会したのか「チャオー!」「チャオー!」と大声ではしゃぐ。これまで持っていたシスターのイメージを覆す。
  • バチカン美術館で見かけた家族。お母さんと思われる女性が大型車椅子にマスク型の人工呼吸をつけて、お父さんと思われる方が後ろに、両脇には姉妹と思われる子がフォロー。どんな状況でも家族の力でアートを鑑賞する姿に涙腺ゆるむ。

嫌なコトをするのも人間だけど、良いコトもするのも人間。

2023年7月15日土曜日

プライドの場所。


長男くんとローマ・テルミニ駅で合流して、早速、バチカン市国へ地下鉄で移動。
カトリック教徒でもプロテスタント教徒でも何でもない無宗教者(あえて言う“ジェダイ”はもはやネタ)だけど、世界一小さな国家で、テレビなどで見かける「ローマ教皇(国家元首であり統治者)」が暮らしている所と知れば興味津々。
全く知識も情報もないので、超ベテラン日本人ガイド「イナミさん」を派遣してもらう。

バチカン市国には一般人は住んでおらず、枢機卿など関係者のみ。「日本人は居るんですか?」と尋ねると「ごくわずかです。」とのこと。
イナミさんと一緒に「バチカン美術館」「システィーナ礼拝堂」「サンピエトロ寺院」を3時間で見回り(本当は一日かけて見る量)、作品のボリューム、ネームバリュー、クオリティ、エピソードなどはピカイチで、さすが「世界一でないといけない」プライドの場所。

バチカン市国に産業はなく、あえて言えば宗教&歴史ビジネスで、ミケランジェロやラファエロ、ボッティチェリなどの作品を公開して外貨を稼ぐビジネスモデル。
外に出ると「あそこに(第266代)ローマ教皇フランシスコが住んでいるんですよ」とイナミさん(右の四角い建物の右上の部屋)。作品以外にも情報量多すぎて咀嚼できず。

2023年7月14日金曜日

どこでワープしたの?


イタロ(イタリアの国営鉄道)列車はナポリ駅で予定よりも10分遅れて到着。次がサレルモ駅だけど、降りたらそのままアマルフィ行きのフェリーに乗らなければいけない!もしも逃すと2時間後の乗船となり、アマルフィ到着が21時になってしまう!
ハラハラドキドキしながら発車した列車の電光掲示板を見たら「This Train is On Time.」と時刻通りの表示に「あれ?」どこでワープしたの?となる。

そして、ナント!サレルノ駅到着が予定よりも3分も早く到着する。やっぱり「どこでワープしたの?」となる。
でも気は緩めない!33度の蒸し暑く、潮風吹く中、18時出発のフェリー乗り場へ急ぐ!出発5分前に到着してセーフ!そして周りを見ると、老いも若きも水着などバカンス意欲満々の方々。
そしてフェリー船員はイタリアンなイメージの方々で、その中でも「オレ、カッコイイだろ?」的な雰囲気が漏れてた男性に(同じ人間なのに、こうも違うのか?)と思ったり。

アマルフィまでは約1時間の船旅。アマルフィは映画のロケ地になった避暑地なほか、アマルフィペーパーというイタリアでも高級紙漉きがある所。
19時過ぎにアマルフィ到着、朝7時にローマ・テルミニ駅に到着してから12時間かけての大移動。一日がこんなに長く感じたことはなかったねと長女、長男と乾杯。

2023年7月13日木曜日

待合わせはローマ・テルミニ駅で。


空港からローマ・テルミニ駅までは特急で約30分。駅の隣には巨大な浴場の遺跡があり、街全体が遺跡だらけの中央駅。
そして、長男くんとの待ち合わせ場所。まさか前回から5ヶ月しか経ってない再会はお互いに笑うしかなく・・・。でもこの間に最優秀賞を受賞したりして、直接会いたかったし、話したかったのは親の気持ち。

今回のミッションの一つは「パブリックアート&デザイン」について。街にアートがあることは訪れる人や暮らしている方にどんな影響を及ぼすのか?自分なりの見解を持ちたくてイタリアへ。
街がアートで覆われているローマでは、地下鉄構内に「古代ローマ遺物」が剥き出していたり、遺跡のようなモノが現代建造物と融合していたり、メリットとデメリットに折り合いをつけて暮らしているよう。

ホテルは前回泊まった「ラウロおじさんのホテル」と思ったけど、せっかくなら違うホテルにしようとなり駅近の「ホテルサンレモ」に。
ホテルは写真と評価で選ぶしかなく、部屋に入ったら天井が3m以上と高くて驚くも、冷蔵庫は機能せず、シャワーの蛇口はグラグラで外れそうだし、水洗トイレのボタンは弱いけど、これが海外のスタンダード。洗礼をあびて異国スイッチON!

2023年7月12日水曜日

“いつか”はない。


「ローマで学会があるから行ってくるね。」と妻。「じゃあ、カラマリでも食べに行こうかな?」と、冗談っぽく始まった会話から、仕事と休暇を兼ねた「ブレンデッドトラベル/ワーケーション夏編」が実現。
(二度と来ないかもしれない・・・)と思い、長男くんを訪ねたのが2月。それから5ヶ月後に再び訪れるなんて「アドベンチャーファミリー」を標榜する我が家らしい。
“いつか”は来ない。

前回はスペイン→イタリア→オーストリアを巡った3週間だったけど、今回はイタリアのみ。そして冬だった前回から今回は夏、荷物量(特に衣類系)が圧倒的に違う!
前回の学びから荷物も取捨選択でき、さらにミニマムにできたつもり(前回購入したアレコレが再び活躍するはず!)。旅の相棒はすっかり馴染んだコレ with 会津若松FCからいただいた「あかべこ」

正直に言えば「行かない・行けない理由」をたくさん挙げることはできるけど、「“いつか”は向こうからはやって来ない」は本当で「こっちから行かないと始まらない」が事実。
懐事情などがよぎるけど、何とかなる!
それよりも妻からの一言で長男くんに会えるし、今回は長女も一緒なので、仕事と休暇を兼ねての思い出づくりなんてお金に換算できないと自分に言い聞かせる。Let'Go!

2023年6月26日月曜日

フラッシュバック。


SNSへのリクエスト申請に誰?と思ったら「以前に子ども達がお世話になりました。」と、当時のワークショップについて触れられていたのでフラッシュバックが起こる。
小学生の時に兄妹で参加してくれた彼らも既に社会人。長女らと同級生だったから覚えていて、我が子も参加して楽しんだ思い出。当時から子ども達の想像力&創造力がキーワードだった。

そんな長女も誕生日を迎えた。最初の子だったので何もかもが分からず、現実味がなく、東京から母も駆けつけての出産迎え。
「生まれるわよ!」と母からの電話を今治市で受けて、「ごめん!急いで松山へ!」と同僚にお願いして山コースをレースのように駆けて病院へ。
昨日まで夫婦だったのに、今日から家族という不思議な感覚に涙が出たのを覚えてる。
生まれてきた長女の名前は私の祖母の名前から授ける。

長女も長男くんと同じようなオリジナルの人生を歩んでいて、中学卒業後は日本の高校へ進学せず、マレーシア→ニュージーランド→ニューヨークと渡り帰国。
小学生の時に出会った子ども達が社会人となり、社会の中軸になろうとしてるのだから月日が経つのは早い。
そして、いくら社会人になったからと言って、我が子に変わりなく、心配が尽きないのもどこの親も変わりなく。

2023年6月18日日曜日

Best Ecorche of the Year.


高校2年生の1学期に通っていた高校を辞めたいと相談されて、私も妻も戸惑ったのは事実。
でも、無理やり行かせるのは間違っていると思ったし、長男くんはその先を考えていたし、親として応援しようとシアトルへ送り出したのが17歳の夏。

シアトルでは語学や絵画などを学び、より専門的に絵画を学ぶためにフィレンツェへ渡り、将来は画家になりたいと夢を語ってくれて、自ら奨学金を申請して獲得。
フィレンツェでの生活が始まると、友達にも恵まれて切磋琢磨な環境で、出入り自由なアトリエで好きなだけ作品に向かい合えたのがよかったのかも。

一年目があっという間に過ぎ、2年目。親としてはどんな環境で学んでいるのか見たくて2月に学校を訪問。塑像授業(Ecorche)は一年間、解剖学など学びながら人体構造を学んでいて、自分でつくる骨格に感心したのを覚えてる。

そして、取り組んだ成果が「Best Ecorche of the Year」の受賞。親は表面しか知らないけど、本人は苦労を多くしてるはずで、これまでが少しでも報われて欲しいは親の願い。

今日は父の日。思いがけないハッピーニュースに小さい頃から絵を描くのが好きだった幼少期の長男くんを思い出して涙。

2023年2月18日土曜日

さよならフィレンツェ!こんにちはベネチア


長男くんとわかれ、フィレンツェの次はベネチアヘ。4時起床でルーティンの作業を行い、シャワーを浴びたら既に6時30分、朝食は7時30分から。列車は8時39分発なので8時過ぎには駅に到着したい。幸いにして駅は10分ほどの距離なので8時に出ると決める。

パッキングを済ませて朝食会場へ。ここでもチーズ、ハム、サラミ、パン、クロワッサン、ゆで卵、ヨーグルトなど、シンプルなメニューだけど十分!個人的には「ジャムのディスペンサー」は日本にあるのかな?と思ったり。

電車はベネチアへ向けて順調に走行。ベネチアと言えばオーバーツーリズム対策に2022年から「入場料の徴収(夏は10€、冬は3€を予定)」が話題になったけど、その後、2023年1月からに延期と知ったけど、徴収されなかったような(でもホテルでは税金を300円ほど払った)。そんなこんなで海の上を走る列車は「千と千尋の神隠し」のような光景!ココがベネチアか!

宿泊は中心部ではなく、公共の水上バスを使い「リド」と言う島へ40分ほどの船旅、運賃は24時間乗り放題のパスが25€。着いたリドは静かな島で観光施設などはない。マネジャーのクリスティーナから教えてもらった通りに進み、ホテルに到着!
ベネチア滞在は20時間!街へGO!

2023年2月17日金曜日

お土産実話。


日本から持ってきた様々なブツを長男くんへ渡せて肩の荷が半分おりる(もう半分のブツはウィーンへ輸送中)。これがロストバッケージで渡せなかったらと思うと悲劇だった。
おかげでスーツケースの半分が空き、マドリード、バレンシア、バルセロナ、ローマ、ポンペイではお土産をほぼ買わずにいたので、(帰りのスーツケースは、もしかしてスカスカ!?)と、よぎるも甘い考えと数秒後に訂正。

Bt/Wcができているのは直接・間接で関わってくださっている方々のおかげなので、お土産探しに出かける。目ぼしい品を見つけても類似品が多くて定まらない。候補を見つけても「他店の方がお得かも?」と思い、探し続けて時間だけが過ぎる。
ピン!と来た品は類似品は多くても、その店でしか見たことがなく品質も確かめさせてくれる。調子に乗って価格交渉したら応じてもくれた!

執念にも近い「探し抜けば」本当にあるんだな・・・という話。この話、2種類のお土産で実った実話だから諦めなければ最後はハーピーエンドでスッキリもする話。
そして、スペースが空いたはずのスーツケースは少しずつ埋まりはじめ、(あれ?意外と埋まってる!?)と、抑えていた感情が理性を打ち破る。まだ、ウィーンでの滞在が残ってる!

親の気持ち。


長男くんと共にローマからフィレンツェへ移動(特急で90分!)。
済美高校を2年生の1学期に退学、シアトルのカレッジへ留学し、アートの世界へ進みたいと自分で探してきたのが「フローレンス・アカデミー・オブ・アート」。
奨学金も自分で獲得して自らを切り拓いている長男くん。
そんな長男くんが学校を紹介してくれると言うので、フィレンツェ中心部からバスで30分ほど揺られ下車、徒歩数分で到着。

学校は想像よりも静かで広く、一人一人が自分と向き合ってる雰囲気が漂う。指導する先生たちはスターウォーズの制作に携わっていたりなど、ユニークな実績を持つ方々から刺激を受けているよう。

そして、Instagramで見ていた作業スペースや制作途中の習作など、色々と説明してくれたのは自分と真摯に向き合ってる証で、親として嬉しい限り。
そこへルームメイトがやってきて挨拶したり、充実しているよう。父と母は菓子折りで(極めて日本的に)ご挨拶。

「描いたけど納得できなくて、描き直すんだよね。」と習作を見せてくれた長男くん。
演習提出日が迫っていて、その時間を確保したいからと親子の時間は少し短くなったけど、すごく嬉しくて、その判断に大賛成だった私たち。
親は子どもにどれほど寄り添えるか?私たち夫婦も互いの親にそうしてもらったんだよなと。

2023年2月16日木曜日

一発解決のラウロ。


「ラウロ!ラウロ!」と名前を聞いたら2回重ねてきた「ホテル_マルカントニオ_ローマ」のラウロおじさん(マネジャー)。
俳優のジョー・ペシ似(そして“しゃがれ声”)で、これまで数えきれないほどのゲストに対応しているからか、ホスピタリティが凄かった件。
チェックインの時は
扉を開けて「ウェルカムーーー!」だし、長男くんを待っている時は「座って待ってな!私が見てるから大丈夫だよ!」だし、とにかくニコニコして仕草もジョー・ペシそっくり。

ポンペイヘ行く朝は早いので朝食時間の相談をしたら「OK!クロワッサンを持たせるよ!」と翌日朝にクロワッサンが入った紙袋を用意して持たせてくれたし、チェックアウトの朝も早く、かつ荷物を預けたいと相談すると「日曜日は7:30に朝食を部屋に持って行くから!」「荷物は置いて観光してOKだよ!戻ってきたらトイレも使えるからね!」と、旅行者の突発的な現悩みを、その場で一発解決してくれる。

あまりの鮮やかな解決に「記念写真を撮ろう!」となるのは自然の流れで、「こっちで撮ろう!」とホテル前で記念撮影。
これまで、旅行者一人一人の悩みに柔軟に対応してるんだろうなと思うと度量の深さというか大きさに感服。
「しっかりPRもしてね!」ラウロおじさん。 ホスピタリィ度の高さから「ホテル_マルカントニオ_ローマ」はオススメできるホテルの一つ。

2023年2月13日月曜日

再会!


エル・プラット国際空港(バルセロナ)からフィウミチーノ空港(ローマ)までは100分ほどのフライト。相変わらず「ロストバッゲージ」の不安を抱えながら荷物がベルトコンベアーを流れるのを見守る。今回も出てきて安堵(本当はこんな不安は不要なんだけど)。
空港からは電車でローマ・テルミニ駅へ。チケットの買い方は空港内で教えてもらい、矢印の方向へ進めば乗れた。周りでは再会なのか抱き合う人多し!

ローマ・テルミニ駅到着。駅は松山空港より大きく広い!周辺には大浴場跡の遺跡などがフツーにあったりとさすがローマ。
ホテルは駅から徒歩5分(初めての地で宿泊する時は駅近がベスト)。このホテルで長男くんと待ち合わせ、彼が暮らしているのはフィレンツェだけど、283kmの距離を訪ねてくれる。
フロントで待つコト数分、長男くんがやってきて久しぶりの再会!色々と話したいことは多いけど、久しぶりの親子水入らずは先ず、周辺の散歩からスタート!

スペインでは全く感じなかったけど、ローマは地面が石畳の所が多く、事前情報通り、歩きにくい(歩道は平坦だけど、狭いので行き交う人とは譲り合いが必要)。そして“のぼり坂、くだり坂(アップダウンン)”も多い。
そして観光地から少し入るだけで静かな通りや公園があり、歴史と文化が絡まっているから、ローマをサクッとなんか語れないね・・となる。