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2025年4月12日土曜日

13年間ありがとう。


自分の学習能力の低さ、記憶力低下を嘆くしかない。
追われていた報告書作成も終盤、(よし!書類をスキャンしたら終わりだ!)と、ゴールが見えてスキャナーと書類をセット。
いざ!開始ボタンを押すと「ギュルルル〜!」と嫌な音が出て(紙詰まりか?)と思って駆動部分を開けたら、用紙送りのゴムローラーが溶けてた・・・。

Oh!No!去年も同じトラブルだったよ!すっかり忘れてた。
去年はダマしダマし使い、使い終わった後は修理もせず片付けて放置のままだった。
それも昨日と同じタイミングではないか!ホント、アホ。

そして、去年は1つのゴムローラーだけが溶けていたのに、今年は新たに2つがベトベト&ネチャネチャで溶けてた!残る1つも時間の問題でフニャ〜となってた(笑)

一年に一回しか出番がないから機械がスネたとしか思えず、でもどうしようもなく、準備したのにバラして廃棄処分に。13年間ありがとう!と役目を果たしたということで(今回は果たしてないけど・・・)。

でも、肝心の書類スキャンはできず、こうなったらスマホで撮影し、フォトショップで補正してPDFで保存となる。代替え法を知っていて良かった。

そして、一年に一回(一定期間)しか出番がないと言えば「自転車」も同じだった。
一年間、屋外で放置された自転車は汚れがヒドく、部屋にいれて洗い最低限のキレイになったけどタイヤは空気が抜けて運転できず。

自転車を押しながら自転車屋さんに行き、空気を入れていただき、1年ぶりに息を吹き返した自転車。
機械のメンテナンスは定期的に必要ということ。

話を戻して、もうスキャナーを買うこともないだろう。断捨離!

2025年4月11日金曜日

いよいよ発売「6つのまちのくだもの自慢ピクルス」。


松山市、伊予市、東温市、久万高原町、松前町、砥部町の特産品(松山市/伊台・五明こうげんぶどう、カラマンダリン、伊予市/キウイフルーツ、東温市/いちご、久万高原町/りんご、松前町/いちじく、砥部町/七折小梅)を活用した商品開発を行い、松山圏域の話題、活性化につなげようというプロジェクト。

2021年10月に水口酒造さんに協力していただき6市町の特産品を活用した「道後ジン 六媛」を、2024年10月にはグッドモーニングファームさんに協力していただき「6つのまちのやさい自慢ピクルス」を販売。
どちらも好評で「道後ジン 六媛」は初回予定を超える売れ行きを記録したり。

そして今回は「6つのまちのやさい自慢ピクルス」とは素材を変えて、「6つのまちのくだもの自慢ピクルス」が完成し、令和7年4月16日(水曜日)から販売開始!
限定300本とのことで、売れ行きによって追加製造が決まる!

開発の経緯はあんなこんなと色々しました。
これまでの計6年間、毎年担当者が変わる中で私だけは変わらず、よく頑張りました!と自分で自分を褒める(涙)。

やはり、地域の可能性を信じていたからで(必ず美味しいモノが開発できる!)と疑わなかったから。
この6年間で得た知識と経験は今後の商品開発にも活かされること間違いなし!

値段は2,484円/本と安くない。
毎日の食卓に並べることは難しいからこそ、特別感を出したく、お土産でも、特別な日でも、ハレの日でも、ご褒美でも、プチ贅沢として活用されたらと願い。
そして、買った人が新しい食べ方や楽しみ方を発信してくれたら・・・完璧!

奇遇と言わず、何を言おうか?


松山東雲女子大学での「NPO・ボランティア論」も4年目。
「応援ボランティア」というテーマを掲げて、ボランティアには色々な形や内容があることを体験しながら学ぶユニークな授業(にしてるつもり)。大学側もOK言ってるし!

15回の講座はざっくり4部構成になっていて、1つ目は「NPO・ボランティア概論」、2つ目は「ゲスト講師を招いての応援ボランティア体験」、3つ目は「ロケハンボランティア体験」、4つ目は「ココ大付属学園でのボランティア体験」。

アカデミックに学ぶことも必要だけど、先入観で固まっている「ボランティア像」をほぐすこと大事。
「ボランティアは発意による無償の行動」なので、直感なワクワク感が大切。
余計なコトを考える隙も時間も与えないワクワク感!

今回のゲスト講師は「程野商店さん」と「エフエム愛媛」さんという豪華さ!
2社でコラボ商品を検討したいとのことで、通常の商品開発の延長では面白さに欠けると思い、話を進めては戻り、違う切り口で進めては戻り、全然違う話もぶっ込みながら90分の打合せで「尖った構成&振り切った構成」になる予感が持てた。

ちなみにこれまで「河内晩柑(2022)」「萬翠荘(2023)「道後一会(2024)」を取り上げて、学生たちは「私たちは〇〇だったら食べる、行く、響く」と自らをペルソナ化してPRアイデアを考えた。

で、程野商店さんといえば「松山あげ」。
「私、いなりや成の近くに住んでます。この前行きました。」と何気なく伝えたら、ゲスト講師は程野商店の役員さん、いなりや成の社長さんだった件!
これを奇遇と言わず、何を言おうか?

学生達もゲスト講師も実り多い授業になりますように!

2025年4月10日木曜日

根気がない、自分らしくないと。


締切迫る資料作成に追われているのに、息抜きに見た「ザ・ノンフィクション」が面白くて前編をTVerで見てしまった。

以前はキッチンカーで夢を実現しようとする若者を取り上げていたけど現実は厳しく、夢との狭間で揺れ動く若者が印象的だった。

今回は「パン屋になる!」と夢を描き上京した若者二人の成長物語。
決してご都合主義のハッピーエンドにならないのがノンフィクションの良いところ。

今回の主人公である男性(20歳)は愛媛県出身で、グッ!と引き寄せられてしまう。
と言うのも絵に描いたようなダメっぷりで、遅刻常習だし、必要なことを覚えないし、確認しないし、言い訳多いし、設定?と思うほど(だからこそ、どう長するのか?を視聴者は期待する)。

そんな彼と真逆でコントラストをクッキリつけているのが、もう一人の主人公である女性(20歳)の努力姿。なんでも積極的に挑戦する姿は出来過ぎのよう。
最後はどうなるのだろう(後半はまだ)。

先日も河原デザイン・アート専門学校の学生と過ごしたけれど、20歳で社会に(半強制的に)出され、仕事して成果を求められたら戸惑うのも無理はないは分かるけど、それが理不尽が多い社会と学ばされ、我慢&辛抱を無理やり飲み込まされた我々とは違うんだろうな。

「カラフルな日常がグレーになり、白黒になり、やがて真黒になった。」って何かで絶望を表現してた記憶。

退職代行サービスの「モームリ」は、4月7日の退職相談依頼が244件(うち新卒39名)/日と発表。この調子だと4月は約3000件の退職相談数になると予測。退職を代行依頼って・・・。

方や「我慢&辛抱、根気が足りない」って言うし、方や「精神論ではない、自分らしくない!」など言うし、関わらない方がいいかもと思ったり。

愛媛ファン集合。


「私は宮城県出身愛媛県在住です。私は愛知県出身愛媛県在住です。私は香川県出身愛媛県在住です。私は熊本県在住です。私は東京都出身愛媛県在住です。私は愛媛県にUターンです。」

と、オンライン上で自己紹介が続いた「新生エールラボえひめ」チーム。
だからアクセスも愛媛県内外からあり、DX化の賜物ですね。となる。

すると、やはり「故郷」と言うのは、社会情勢や経済状況、価値観などによって昔(と言っても30年ほど前)と今では捉え方が大きく異なったと思った件。

生まれ育った土地/地域だからと言って、生まれた土地/地域が好きとは限らない。
もちろん、生まれた土地/地域が好きな人もたくさんいる。
でも、好きな土地/地域は一つしか選べないのだろうか?

話の整理の一つに「好き」を定義しないとならず、「旅(訪れて)で地域を好き」もあれば「暮らして好き」になったのもあるし、「予期せぬ意図せぬご縁で好きになる」もある。
そして、これらの関係性には「直接」と「間接」の2種類ある。

すると、人ぞれぞれだから色々な事情があるわけだから、「生まれ育った土地/地域だから・・・」は関係ないんじゃないの?が持論。
ただ、色々な事情で愛媛に関わるようになり、かつ仕事でも愛媛に直接かかわるようになったのだから「愛媛ファン」の方がいいんじゃないの?と。その方が楽しめるし。

「地域づくりは、わか者、よそ者、ばか者が興す」って今でも言うのかしら?
愛媛に移住したばかりの2001年頃、盛んに言われていたフレーズ。

愛媛ファンなエールラボえひめチーム。今年度も頑張ろうね!とキックオフ会議終了。

2025年4月9日水曜日

売り方上手。


「はい、どうぞ。」と、高知県からの土産でいただいたのはジプロック(それもジプロックのチャックだけでなく結束バンドでねじられて)だったので、てっきり何かの「お裾分け」と思ってたら、製造者情報や値段、賞味期限などが明記された、れっきとした商品だった!

商品自体は「乾燥菊芋(食物繊維が豊富で血糖値の上昇をおだやかにするなど健康志向と相性の良い食物)」で、スープやサラダに入れて食べたら美味しそう(菊芋自体に味はない)

こんなダイナミックな売り方があるんだ!とマーケティング視点で見ると面白くてつづる。
道の駅などの直売所、産直市で見かけるのは透明な袋に入った品で、最近は“外装(見た目)”も意識してか、手土産などにも通じるオシャレさもあるけど、その真逆。
包装などの資材代は高く、利益を圧迫してしまうのは「愛顔の食卓」で痛いほど学んだ。

とても良い意味で「買うなら買ってみろ!私は商品の質一本で勝負だ!」と言わんばかりの潔さが時代に抗っていて好感が持てた。

そして、食べ終わってもジプロックは再利用できるではないか!そこまで気を使っているのか!?と勝手に思って「売り方上手だな・・・」とうなる。

別日。家庭菜園を楽しまれている星川さんからツヤッツヤの新玉ねぎをいただく。
瑞々しさもあり、新玉ねぎは炒めたりせず、生のまま薄くスライスして、水でさらした後はポン酢と鰹節がシャキシャキの食感を楽しむのがベスト。

大都会では絶対に得られない恵。

こんなコトもあった!


ココ大付属学園春休み編の写真を整理していたら、(あぁ!こんなコトもあった!)とニヤけてしまった写真。

その一。
子どもたちは出席をとる10時までは自習をする子が多く、国語、算数、英語などの演習問題に向かうのだけど、自分の席ではなく私の隣や前に陣取り、私の邪魔をしながら問題を解く子が多い。

「自分の席で勉強した方がはかどるでしょ?」「いやだね!」などのやりとりをしていて、ふと「発表、金曜日、牛乳をローマ字で書きなさい。」と言う英語のドリルが目に入った。
発表=アナウンス、金曜日=フライデー、牛乳=ミルクと思いきや、発表=happyou、金曜日=kinyoubi、牛乳=gyuunyuuと書いていて、(設問はこれでいいのか?)と思った件。

その二。
片付けは躊躇してはならず、思い切って処分するのが鉄則。そうしないとわずか11日間でも膨大な量の資材(ダンボール、空き箱、布切れ端、新聞紙、各種芯など)が貯まるから。

でも、子ども達には“そんなコト”関係なく、ゴミ袋にいれたそばからゴソゴソと興味あるブツを取り出しては、子ども達になりに再利用を楽しんでる。だから結局、片付かない・・・。

その中でも、各場面で華やかに彩ってくれた「造花」が色褪せてくたびれてしまい、ゴミ袋に入れて、次の作業へ移り、20分後に戻ったら、造花をドレスのようにまとった女の子がドヤ顔で「インチキ、見て〜」と立っていた。

「かわいいね!」と伝えると、そのままの格好でハーモニープラザ内を闊歩したとのこと。
こんなコトができるのって子どもの時だけかもと思ったり。

写真の整理をしなかったら思い出さなかった日々。

2025年4月8日火曜日

話題の多かった春休みだったかな?


11日間のココ大付属学園春休みが、アッ!と言う間に終了。
3月で6年生が卒業し、4月から新一年生がやってきた今回。色々と心配(新一年生との出会い、怪我や事故など)もしたけど、過ぎてみたら特になく一安心。

心配事の91.4%は起こらない・・・と言うけれど、結局残りの8.6%を心配してしまうのが人の性。ただ、何が起こるか分からないのに闇雲に不安になってもしょうがいないので、8.6%で起こりそうなコトを1つ、2つ想像して対処できるよう心の準備さえしておけばいい。

例えば、怪我したら保険の申請が直ぐに必要だな。とか、モノが壊れたら〇〇○さんに直ぐに言おう。とか。それだけで随分と心が軽くなるし、この先も不安が消えないわけだから「意識の演習」と思っておけばいい。

話を戻して。
奇跡な天候に恵まれたレインボーハイランドピクニック、桜がキレイだった松山城&城山公園ピクニック、パパイズムの本格ピザづくり体験、体育館でドッチボール&バスケットボール、外に出れば鬼ごっこや卓球、部屋に戻ればレゴ、ドミノ、ピタゴラ装置、木工作、ダンボール工作、プラ板づくり、土曜日はe-Sports体験、昼寝もしてたし、読書もしてた。
文具や玩具、お菓子、平岡米などたくさんの寄付もいただいた。

片付けながら、夏編の仕込みも始まった(笑)。
と、言うのも2ヶ月後の6月には募集が始まるから!それまでに色々と終わらせなければ。
「インチキ、今年の夏も鹿島に行くの?」「行こう!」と、それだけで喜びはしゃぐ子供たち。
夏は色々なスポーツ体験もするし、夏祭りもあるし、これまで以上に楽しくなるはず!

写真はお堀の桜。
こちらも満開が終わり散り始めた。
子ども達にとって春休みも話題が多かったな?と思いたい11日間が終了。

今春も10kg食べました。


今春も10kgの平岡米を寄付いただき、毎日6合〜8合を炊いた(冬も夏も寄付いただき大感謝!)

最後の平岡米は「うなぎのタレ味」でいただく。
「インチキ、最後は白米がいい!」という子もいれば「インチキ!最後は焼肉のタレ味がいい!」という子もいて、そんな些細なことで言い争いをするのだから平和です。

だから、どっちの意見でもない「うなぎのタレ味」で締める。
そして子どもの言う通りにしなかったから「インチキ!ひどいー!」と言われる始末。理不尽さを学ぶんだ!
実は海苔も用意していたのだけど、湿気てしまってたのは予想外。特に味付け海苔。

大人が一生懸命というか真摯に向き合っていると、子ども達もマネ/お手伝いしたがる傾向があり、毎日、精米し研いで炊飯セットをすると「今日は何味にするの?」と近寄ってきたし、炊きあがれば「手伝いたい!」「(自分専用の)おにぎり作りたい!」「味見したい!」「(欲しい人へ)配りたい!」など集まってくる子ども達。

何度も書くけど、子ども達は美味しそうなお昼ご飯(≒エネルギー)を毎日持ってきてる。
でも、エネルギーの消費が超絶早く、用意したお昼ご飯だけでは足りない子が多い。
食べ盛りとも言えて、男の子も女のもパクパク&モリモリ食べた。

大活躍してくれた精米機は平岡家に返却し、一升炊きの炊飯器は夏休みまでお休み。
「知ってた?炊飯器でケーキとか料理もできるんだって!」と、子ども達に話題を振ったら「じゃあ、インチキ。お米は炊けないじゃん?」と、同時には作れないことを冷静に指摘されたのはナイショ!

今春もごちそうさまでした!

2025年4月7日月曜日

25歳。


長男くんが気分転換に松山へ。
義兄姉宅にお世話になっていて、食事に誘っていただいたら長男くんの誕生日まで祝ってくれた(涙)。

長男くんは25歳になった。
済美高校の2年生時に自主退学し、シアトルのカレッジで学び、その後はフィレンツェで絵の勉強をして卒業。昨年帰国して画家になる!と奮闘中。

私が25歳の時は、松山で働き始めた頃。
前年の24歳で結婚したばかりで、仕事も結婚生活もおぼつかなかった頃。

その後、1998年に長女が誕生し、2000年に長男くんが誕生。あっという間に25年が経っていた。その後、2004年には次男くんが誕生。

親がこんな感じだから、枠や既成にとらわれず、自分が進みたい道を歩んできた我が子達。
長男くんは小さい頃から絵を描くのが好きで、キース・ヘリングの絵を模写したり、スターウォーズのキャラを描いたり。

スポーツも好きで得意だったから、将来はどんな道に進むのかな?と思っていたら、スポーツではなくアートの道でした。

25歳だからと言って、すぐに将来を決める必要がないのは私自身の経験から。
その後、2000年にネットイヤーに転職したものの、フィルム・コミッションの存在を知り、2001年に愛媛県に移住して2002年に「えひめフィルム・コミッション」の設立に参画、愛媛県観光課に就職した時は30歳だった。

画家になりたいと言っても一筋縄ではいかないのは彼も承知で、紆余曲折しながらの道になるはず。
本人が楽しめるなら、親としてはそれ以上望むことはなく、なんなら楽しさに便乗させてもらおうかなと(笑)。
人生は楽しんだ者勝ち!

2024年度は27件。


うーん、3月末に立て続けに2本の撮影を逃してしまった。
一つはミュージックビデオ。愛媛でファンタジーな場所を求めていたけど、ファンタジーというフワッ!としたイメージを突き詰められなかったのが敗因か?力不足!

もう一つはイベント兼撮影で、色々な場所の提案を受けたけれど、どこも実施は難しい所=撮影としては面白い所とは思えたけど、結局「撮影は難しい」と数回伝えたら他へ行ってしまった。
押し通せば良かったのか?だけど、こういった撮影は地域に話題も負担もかけて、最後は負担の方が大きくなる傾向があるから、ご縁がなかったと思う。

そういえば「ストリート系店舗のPRビデオを撮影したいです。どうしたらいいですか?」「公道撮影なら道路使用許可、道路占有許可が必要になるかもです。資料を拝見させてください。」「ないです!ガチャ!」と名前も名乗らず要点だけ尋ねられて切られてしまった先日。

最近はスマホでも十分な画質で撮影できるし、Youtubeで撮影方法も学べるから可能性は広がったけど、同時に困った案件も増えている感じ。10年前にはなかった。

凸凹色々な撮影相談に対応した一年間。
結局、昨年度は27件の撮影実績だったけど、撮影までつながらず相談案件も含めれば50件程度だったし、撮影したことを報告しない撮影隊もいるので実際は30件/年ほどか。
ちなみに2023年度は37本だった。

2024年はなんと言っても「笑うマトリョーシカ」「がんばっていきまっしょい(アニメ版)」「トリリオンゲーム」が話題で、本数だけをみると昨年よりも見劣りするけど1本のボリュームがすごかった。

2025年は既に撮影が決まっている作品があったり、公開を控える作品があったりバタバタな予感しかない!

2025年4月6日日曜日

お粗末にもほどがある。


東京商工リサーチによると、テレビなどの映像・動画制作会社の倒産が急増しているとのこと。
2024年度に負債1,000万円以上で倒産した映像・動画制作会社は58件(前年度の1.5倍)。
過去10年で最も多く、50件を超えたのは15年ぶり。

背景にはネットメディアの台頭で、テレビの存在感が薄まり、広告出稿に依存していた収益構造が
営業不振に陥り、制作予算が縮小と推察。

倒産58件の内訳は、映画・ビデオ制作が34件。次いでテレビ番組制作17件、アニメーション制作6件と続く。

そこへフジテレビ(だけの話じゃないけど)性加害事件が大炎上。おぞましい。
フジテレビの親会社「フジ・メディア・ホールディングス」の国内取引先は、テレビ番組制作業は391社、映画・ビデオ制作業は181社、アニメーション制作業は90社。
計662社以外にも子会社、孫請会社などの下請け企業も多いだろうから、いづれ“関連倒産”という報道も時間の問題か・・・。

「風が吹けば桶屋が儲かる」的な話だけど、直接関係ないのに倒産に追い込まれたら恨むよな。

そして、岐阜県関市を舞台にした“ご当地映画「名もない池」”のトラブル続報が笑ってしまうほどお粗末。

交付した2000万円の補助金全額を4月15日までに返還を求める関市に対して、映画企画会社の代理人弁護士「(2000万円を返還したら)興行自体が破滅的になります。」とコメント。
そもそも、補助金を先に全額渡してしまう関市の甘さにも一抹の責任を感じるけど・・・。

ChatGPTで脚本を書いたと言われていて革新的!国際映画祭で、AIに可能性を感じた一人だけど、画期的=品質保証ではないからな・・・。

淡路島で上映だけかと思いきや、シネマルナティックでも上映してた!怖いモノみたさで・・・。

接待地獄。

皮ごとバナナ、ブロッコリー、目玉焼き、ケーキの丼!

子ども達の見守りで体育館に行ったら、不思議な世界へ迷い込んでしまい、小学生女子(それも低学年の)「接待地獄」に陥ってしまった件。

最初はバナナ、目玉焼き、野菜にホールケーキが乗った「ケーキ丼」をご馳走をなり、「ごちそうさまでした。美味しかったです。」と、言ったのがマズかった・・・。

ドーナッツ、パンケーキ、ホールケーキが2つ、ブドウ、生野菜、エビフライ、オレンジやイチゴ、キウイなどのフルーツ盛り、9カン寿司が次々と並べられ「ご馳走をどうぞ」とドヤ顔の子ども達。

ちなみにイチゴはココで農家さんが自家栽培している極上のイチゴと説明を受けた。
寿司は松山沖で採れた新鮮なネタ、農家さんが作ったシャリとのこと。

飲み物はお茶のほか、ビールまで注いでくれ「インチキはビールを飲まないんだけど・・・ジュースはありませんか?」と言うと「いいの!飲みなさいー!」と、昭和時代を彷彿させる強制さ&強引さ(笑)

ちゃんと、“食べるフリ”をしなければならず、パクパク食べて終わりかと思ったら「ソーセージ、肉、ポテトセット」が更に出てきて「スミマセン、もうお腹がパンパンなんですけど・・・」「もっと食べれるでしょー!」と「食えや!食えや!」な強引の小学生女子。

「もう帰ってもいいですか?」と伺うと、「まだダメー!」と、接待は続くも、歪んだ大人の接待のような「見返り」は何も求められず、ひたすら「食べて!食べて!」だったひと時。

助け船はチャイム!
遊び時間終了の合図で、一斉に片付けが始まったものの、「インチキも片付けて!」と、接待の見返りは強制的な片付けだった件。


2025年4月5日土曜日

街角インタビューごっこ。

左がハート型マイク、右がひまわり型マイク

「こんにちは!今日は青空が広がっている、松山市若草町にあります、松山市ハーモニープラザ3階の“いよココロザシ大学付属学園”にお邪魔してます。」
「子ども達〜、こんにちはー!」
「・・・・。インチキ、アホみたい。」
「えっー、お聞き苦しい言葉ですが、元気な子ども達ですね!」
「では、隣にいる子に聞いてみましょうか?こんにちは!」
「はい、こんにちは。」
「何年生ですか?」
「1年生です。」
「好きな教科は何ですか?」
「ありません。」
「・・・・。」
「そうですか!元気なお子さんですね!では、好きな食べ物はありますか?」
「ほうれん草です!」
「ほうれん草のどんな所が好きですか?」
「ポンズをかけて食べるのが好きです。」
「素敵な食べ方ですね!」

8時間後・・・。
「こんにちは!夕陽がまぶしい、松山市若草町にあります松山市ハーモニープラザ3階の“いよココロザシ大学付属学園”にお邪魔してます。」

朝から夕方、保護者が迎えにくるまで終日「街角インタビューごっこ」。
子ども達はインタビューされるのが好きで、「次は私の番!」「私もインタビューしたい!」と、折り紙で作ったマイク(本当はマイクではなく“ひまわり”だった・・・)。

マイクもクタクタになり「はーい、スタジオへ返します!」と告げて、インタビューごっこは強制終了できたと思ったら、「明日もね!」と、今度はハート型マイクを渡された件・・・。

歩きながら。


週刊ココ大ラジオの収録日。
毎週日曜日の17:40から放送だけど、収録は6:30から。

寝ぼけていると冒頭の挨拶を「おはようございます!」と言ってしまうけど「こんばんは!」が正解だった3月。
4月に入り、日没が18時過ぎになったので「こんにちは!にしましょう!」とディレクター。

6:30からの収録に合わせて朝散歩。辺りはまだ暗い中、南海放送へ。
今回の収録では「先日の河原デザイン・アート専門学校での特別講義、新年度の心意気、ココ大付属学園春編」などを紹介。

学長日記では“つれづれ的”に書けるけど、ラジオなので、初めて聞く人にも(へっ〜、そうなんだ)と分かるような構成にしているつもり。でも、これが意外と難しい。

7:20に収録終了。次回の収録日が決まれば、すぐに構成を考えなければならず(エールラボえひめ?フィルム・コミッション?ココ大授業?他に面白いコトはあったかな?)と巡らせながら堀端を歩いていたら、朝日が桜にあたり、花びらが透けていてキレイだったのでパチリ。

そして(あぁ、松山東雲女子大学での授業もあった!)と気づく。
と、言うことで時期的なことも考慮して、大学での授業が始まったことを紹介しようと。

でも、未だNPO・ボランティア論を履修希望の学生数を知らず・・・。
NPO・ボランティア論にはテストがない代わりに、ボランティア体験が60時間。そして、その多くはココ大付属学園での見守りボランティア体験。

と、さらに考えいてたらハーモニープラザに到着。

2025年4月4日金曜日

“持ちつ持たれつ”の生態系で生かされている感じ。


ココ大付属学園は保護者や関係者による寄付を募っていて、今春も「不要になった文房具、空箱、段ボール、お菓子など」をいただいた。多くの方のご理解と協力に大感謝。
その中で珍しかったのは「百人一首」で、百人一首大会とか工作に使われるのかと思いきや「坊主めくり」が毎日、行われた。

「坊主めくり」なんて響き、40年以上ぶり?
ルールなど全て忘れていて、調べると(見なきゃよかった!)と思った件。
と、言うのも意外と細かいルール(姫を引いたらもう一枚引ける、鶴丸を引いたら一回休み、武官を引いたら左隣の札を全部もらう、天皇を引いたら全部の札をもらう等)があり、「坊主さえ引かなけばいい」と思っていたから“見なかったコト”にする。
楽しめれば、それでいいのだ。

寄付と言えば今春も「平岡米」をいただいた。
いつもハラペコな子ども達に平岡米のおいしさは浸透していて、「今日は何味なの?」と炊飯器を覗き込む子ども、楽しみにしている子ども多し。
「今日は白米だから、塩おにぎり。」
「今日は焼き鳥のタレ味おにぎり。」
「今日はうなぎのタレ味おにぎり。」
「今日は焼肉のタレ味おにぎり。」

炊き上がった平岡米はモッチモチ。作れば、男の子も女の子も片っ端から持っていく盛況さ。
ちなみに「精米器」もお借りしていて、毎回の精米の度にでる米糠は、星川さんの家庭菜園で活用されている。
そんな星川さんからは、家庭菜園で実った野菜を「健康に気をつけてほしい。」といただいたり(涙)。

繋がりと言うか、循環と言うか、“持ちつ持たれつ”の生態系で生かされている感じ。

本格ピザづくり。


「せっかくだから、本格的なピザを作りましょうよ!」と、提案してくれたのはパパイズム鈴木さん。

昨年度は本業のピザ(彼はマルブンで腕を振るったピザ職人)ではなく、「おにぎり百景」で鯛めしおにぎりなどの作り方を教えてくれ、年度も変わり本業のピザで登場。

「今日のピザはギョーザの皮?」と、これまでも作ったことのある子。
「へへっ、違うらしいよ。本格的なピザだよ。」と伝えるものの、本格的なピザが分からず。
でも、パパイズムが持ってきてくれたピザメーカーが作った「石釜オーブン」を見て、全てを理解した子ども達。
「奮発して買いました!」とパパイズム。

予め発酵時間が計算された生地を用意していただき、子ども達は生地を伸ばす“手つき”を教えてもらい、トッピング(ハム、ピーマン、コーン、チーズなどのオーソドックス系&バナナ、クリーム、チョコなどスイーツ系)を乗せたのだけどで、スイーツ系が人気と思ったらオーソドックス系の方が人気だった件。

かつ、子ども達は具材を“盛り過ぎ”するので、一番最後だった私の時にはオーソドックスの具材はゼロ。かろうじてスイーツ系の具材を子ども達が作ってくれてありつけた。

石釜オーブンの威力は凄まじく、ピザを入れて1分も経てばこんがり焼き目がつく熱さ(本当にピザ釜と同じ効果らしい)。
「ねぇ、インチキ、同じ(パパイズムと同じ石窯)オーブンを買おうよ!ピザ食べたいよ!」と子ども。「これはいいですね!」とスタッフ。

でも、機械があっても、そもそも「生地を作り発酵させる手間」が省かれていたので簡単に思えただけなのよ(笑)


2025年4月3日木曜日

ほっこり話。


本当は・・・と言うか、10時に出席確認をとるので、それまでは(8時から10時までの2時間)は静かな教室。
なので、その静かな時間を使って子ども達の多くは自習をするのだけど、早めに終わった子、「今日はしない!」とか「今日は無い!」などの子もいて、そんな子ども達の相手をしてくださるのは星川さん。

突然、羽子板の羽、卓球のパドルでバトミントンを始めた子ども達。その様子に加わろうとするも子ども達に笑いながらイジられて参加を妨害されてしまう。
すると「星川さんってイジられキャラだね!」と周りでみていた子。
「孫とおじいちゃん」と言われても違和感のない歳差なのに、そんなコト関係なく触れ合えるって素敵な関係。

「インチキー!皆んなで(遊んで)貯めてたコインが2/3も使われちゃったよー!」
「???何の話?」
「〇〇○(ゲームの名前を忘れてしまった)だよ!」

聞けば、子ども達が毎日、順番を守って遊んでいるオンラインゲームの話。
初日から皆んなで協力しあい同じゲームをして貯めたポイントは30,000コインを超えていた。そのポイントを、ある子が20,000コイン以上を使い込んでしまった・・・。

で、私の所へ嘆きにくるもペナルティがあるわけでなく、「また、頑張らないといけないかぁ。」と新たな決意表明をして戻っていった子ども。ポジティブ!

ちなみにコインは何に使えるか?と言うと、クリアしやすいアイテムなどに交換できるよう。

つい大人だと、非難したり、元に戻せ!など言いそうだけど、子どもの世界に“それ”はない。
何かあってもフォローし合うというか、補い合える関係性っていいね!を子供から学んだ件。

学ぶんだ子ども達!


倉庫を整理していたら出てきた四角や丸型の木板。
材料としては上物で“いつか”使うだろうと取っておいたものの、“いつか”は来ない。
使ってもらおうと、子ども達にお披露目したら、普段はダンボールを使っているのに、今回は本物の木板にトキメいてしまい、想像力が爆発してしまった件。

木板を貼り合わせて「本棚」「家」「部屋」「ゴミ箱」などを作り始める。
私たちからは特に何の指導もせず創作を見守る。
代わりに「インチキ!ココを押さえて!」「インチキ!これを持って!」など、ボンドで貼り合わせた木板が動かないようにする助手扱い(笑)。

すると、最初は1部屋だった家が、2部屋になり、次は2階建てになり、最後はベッドやテーブル、時計なども完備の2LDKになる。階段がないのはご愛嬌。
「これは誰のおうち?」「カービーだよ!」と、子供はイメージをしっかり描いていて「建築学科で学ぶ学生の作品」のようになる。

このように上手に作れた子どももいれば、木板を張り合わせてボンドでつけた“まで”は良かったけれど・・・ボンドの量が多すぎたため、作業していた養生段ボールとくっついてしまったり、抑えが弱かったのでズレてしまったりが発生!
それにより、剥がそうとしたら壊れてしまい泣きそうになる子ども。

「作り直せばいいよ!」と声をかけるも意気消沈して工作をやめてしまう。
その瞬間は凹むけど、失敗という経験を通して次はきっと上手に行くはず。そしてその様子を見ていた周りの子ども達は、教訓として捉える機会となる。

知らぬは迎えにきた保護者で「すごい!」と驚くものの、「どこに置いていいやら・・・」と、という悩みにアドバイスできなかった件。

2025年4月2日水曜日

お花見ピクニック!


天気がよかったので「松山城へ行こう!そして城山公園で遊ぼう!」と伝えると、「(まだ、何もしていないのに)疲れた〜。」「面倒くさい〜。」「嫌だ〜。」などブーイングの子ども達。

でも、ピクニック日和だったので連れ出すと「キャッ!キャッ!」と松山城へあがる古町道で既に喜ぶ子ども達。
子ども達が口に出す言葉や態度と実際は必ずしも一致しない件。

10:30頃に松山城山頂広場に到着。桜は既に満開近く咲いていて、日本人のほかに英語、中国語、韓国語などが四方八方から聞こえるにぎやかさ。
皆さん、桜を撮っていて笑顔があふれてた。松山城と桜、見慣れているけど、スゴいと思うんだけど。
我々はヨシアキくん(松山城のマスコット人形)を囲んで記念撮影。いい写真が撮れました。

そして、そのまま下山。今度は急坂な県庁裏道を下りて10分後、城山公園に到着。
“いつも”の場所(=ふれあい広場)が見えてくると走り出す子ども達。

で、最初は何をして遊ぶのか?と見守ってると、やっぱりドッジボール。
ハーモニープラザでも毎日4-5回してるのに屋外でのドッジボールはまた違うらしい。

そして縄跳び、キックベース、鬼ごっこなどの運動系があれば、物静かな女の子たちは「椿拾い&花拾い」という遊びを始めてた。
城山公園の周辺を散歩しながら落ちたキレイな花を見つけては拾い、リースやブレスレット、ペンダントなどを作っていた子ども達。外遊びならではの楽しみ方。

あっという間に帰る時刻が迫る!
「インチキ、最後に全員でケイドロしたい!」のリクエスト。
こんな時、“ケイ”は大人、“ドロ”は子ども達となり、とにかく逃げ回りたい子ども達(笑)。
「10分だけ!」で走り回った大人達はゼーハー・・・。
子ども達は、この表情。