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2023年7月12日水曜日

最優秀アイデアは・・・。


神奈川大学でも授業を受け持ち、テーマは「ロケ地などを活用した地域の活性アイデア」。
130名の学生がオンライン上で6エリア(札幌市、仙北市、仙台市、諏訪市、宇部市、愛媛県)、27グループに分かれて検討。
そのために各地のフィルム・コミッションにもアドバイザーとして入っていただき、育んできた3ヶ月。FC仲間の協力に大感謝!

先日は各エリアごとに優秀アイデアを一点選び、愛媛県からは「松山城でサバゲー」を選出。
このアイデアは実践で使われなかった松山城を舞台にスポンジ弾を用いて合戦ゲームをしよう!という内容で、個人的には本物の城で行うサバゲーもいいけど、老若男女が「戦国時代のコスプレ(町娘、商人、浪人、武士など)もできる」点が良くて選ぶ。

そして昨日の決勝。各エリアから出てきた優秀アイデアのプレゼンを6FCで審査。
その結果、札幌市で撮影された「First Love」を活用した街コン」が選ばれる。「可能性を感じた」「他FCにも転用できる」などが高く評価される。プレゼンを聞いてイメージが湧いたのも良かった。とはいえ、他のアイデアも素晴らしかったのは事実。
惜しくも愛媛県グループは最優秀賞を逃したけど、愛媛県を訪れたことがない学生に愛媛県に興味をもってもらったということでOK!

2023年7月10日月曜日

昨日も今日も明日も。


「企画立案にはこれまでの経験や感じたことが必要とわかりました。」「企画を実現するには多くの人の協力が必要とわかりました。」「アイデアから企画に仕立てるのは難しい。」「アイデアでも具体的に考えることで他の人への共感があがるとわかりました。」「ブラッシュアップをすることでアイデアは良くなることを実感した。」「企画立案の面白さ、難しさを実感しました。」「初めての企画立案は楽しかった!」などの感想。

女子大学生に教える傍らで自分も企画アイデアを書かなくてはならず、東京の自宅で過ごすも家族はそれぞれの用事ですでに不在。一人、PCに向かう。
メルボルンから帰国した末っ子くんが持って帰ってきたビル・エバンスのレコード「TRIO」がターンテーブルにあったので再生しながらアイデアを考えたり、推敲したり。
なんとも表現しがたいスピーカーから流れるレコード音に浸ってしまう。カフェ気分!

気分が乗り計4種の「たたき台」を書き上げる。勘違いされる時があるのは「書いたら採用されるんでしょ?」と採用既定のように思われるけど、そんなことは全くなく、今年も不採用はあった。
書かないと採用は絶対にされないので、そこで出し惜しみとか条件などを気にしているようでは企画なんて時間の無駄と思うから、しない方がいいと。
企画とは自分らしさの表現手法。

2023年7月5日水曜日

学生が褒めてくれる。


授業終了後に「悩んでくれてありがとう!」と送り出した理由は「悩みの淵」に佇んだ学生への労い。
道後一会への応援ボランティア体験。「こうすれば私たちに刺さる!PRアイデア」を考えた学生達。
「ケーキを食べる時って何も考えてないよね。」という言葉が私にささる。「たしかに!おいしいって思う程度だよね。」と相槌をすると、「でも、他の店の味と比較とかしない?」と隣席の学生。

「すると?欲とか出てこない?」「ある!もう一個食べたいとか、もっと濃厚な味だったらいいのに・・・とか!」「それそれ!願望ってアイデアになりやすいよ。」「そっか!」と腑に落ちたような晴れた笑顔。
道後一会のPRにケーキなどスイーツを活用したアイデア(酒粕スイーツの調理教室など)は多く、水口さんも他のグループをまわりアドバイス。

「とてもいいアイデアが多いですね!」と水口さん。道後一会がPRしたい学生が、自らをペルソナ化して考えたアイデアだから具体的で喜んでくださる。
「いくつかのアイデアは本当に実現できそうなので参考にします。」と続けてくださり、学生へ労いをかけてくださる。
学生達からは「授業で道後一会を知ることができて本当に良かった。いい授業でした。」と今度は私を褒めてくれる。

2023年7月4日火曜日

朗報届く。


松山に戻ったら大量の郵便物。広告などの捨てるもの、書類などの捨てないものの仕分け。その中に申請していた助成金先からの封書があり(おぉ!あれか!)と思い、開けてみると「採択」の文字。
7/24から始まるココ大付属学園用に申請していた内容で「防災への意識ギャップの解消」を目的に子ども達が保護者へ体験したことを伝えられるようにすると申請。良かった!

助成金は10万円だろうが100万円だろうが、書く内容に大きな差はなく、また、どれほど客観的に伝えられるか?と、読み手に明確なイメージを伝えられるかが採択の分かれ道。
助成金マニアとしてたどり着いた境地。今回はキーワードには「非常食」もあり、食べてみないと扱い方も味も分からない。
「非常食は買ったものの保存しっぱなし・・・」という家庭もあると思うので見直し機会にもする。

今夏のココ大付属学園で助成金を活用するのは2種類目。助成金、補助金は上手に活用しよう!派なので、この実績は他にも使える(笑)。
ちなみに、これらの助成金は我々の「人件費」には使えないので、純粋に子ども達への学びに活用される。だからプログラムは“かなり濃い内容”になる。せっかく申し込んでもらったんだもの、知識、技術、経験を投じなきゃと。

2023年7月3日月曜日

ある日、ある時、突然に。


話す人の多くがプロデューサーで業界話や現場の話、未来の話などについて意見交換。ただ、その中で一人だけ「今の話」をしてきた方がいて、その方とは初対面、互いにこれまでの実績も知らず実力も知らず、わかっているのはプロデューサーとフィルム・コミッションという間柄だけ。
どうして、そんな話になったかは覚えてないけど、キーワードは「企画と地域」だったような。

実は似た話を「香港FILMART」でも別人から聞いたので(おっ!?2回目!これはニーズか?)と企画スイッチが入る。
「〇〇が〇〇を〇〇して〇〇へ〇〇するのはどうですか?」と尋ねると「それは、ありがたい!できますか?」となり、「はい、フィルム・コミッションならできます。」
自分たちが持っている資源を有効活用できているか?と言われると怪しいFCも多いからいいかも!となり「叩き台書きます。」と20分前に会った人に言う(笑)

生態系とも言うけど、同じ思考や行動をしている範囲では、こういった外的指摘は起こりにくく、(えっ!?そんなコトを求めているの?)とある人にとっては普通のことでも、他人にとっては貴重なことがあると分かった機会。
その後もイメージを具体化して共有して分かれる。
これも他流試合の成果。

2023年7月2日日曜日

12年ぶりのピッチ。


今回で言うなら、日本でピッチ(企画内容をまとめて、興味関心者へ資金などのリソース提供を求める短いプレゼン)は見たことがあったけど、日本を舞台にした作品に対して韓国へピッチする機会は初めてで感動した件。
VIPOとJFCの共同企画だった「Project Spotlight Japan Pitching & Luncheon」は、聞けば12年ぶり!に日本にスポットライト浴びる貴重な機会だったと知る。

写真は今回のピッチに登壇した5組の監督やプロデューサー、そして関係者。「全組、昨晩は寝れなかったと思いましたが、一気にギアを上げて素晴らしい内容でしたね。」とメンター役の関係者。
その通りで、ピッチ(≒プレゼン)は伝える内容も大切だけど、5-6分の1本勝負だから、技法や工夫が大切で、教えている立場としては全組聞きやすく、1本でも多くの作品にスポンサーが付くのを願う!

「でも、この場だけで全て調達できるとは最初から思ってないんですよ。」「えっ!?どういうことですか?」「彼らは企画の実現(≒制作)に各地の映画祭に赴いてはリソースの調達を行います。」「と、言うことは?」「企画成立までの長い道のりが始まったんです。」と、まだ無名に近い監督やプロデューサーには先ず、大勢に知ってもらうのが大切とのこと。
本当のキカクの「キ」の字が始まった瞬間。

2023年6月29日木曜日

凸凹山脈乗り越えて。


「アイデアを夢で終わらせたくないんですが、どうしたらいいですか?」という質問。
これは「アイデアを手放さない!」と常々、口酸っぱく伝えている成果?か分からないけど、アイデアを「自分ごと化」できた証拠。自身が心底、面白いと思ったことは実現したいのはフツーなこと。
とは言っても、こういう場合の多くは完成イメージを話しているようで、実は話してない。

先ずはバックキャスティングを用いて図解がいいかも。成し遂げたいゴールイメージを描き切り、そこから“逆引きで紐解けば”必要最小限の工程を導き出せるかもしれない。
図解は思考の整理になるほか、整合性や矛盾をあぶりだし、初めて見る人にとっても説明しやすい資料だからオススメ。
キャッシュポイントも分かるし、関係者の把握もできる。

「先生、大変!代表が辞めてしまった!」と、一直線にやってきて、唐突でビックリな報告。詳しくは聞かなかったけど、実は意外と多いハプニング。
これまでに数々のハプニングを見てきたけど、代表が辞めてしまうケースは「溜まりに溜まった鬱積が爆発=辞める」が多く、周りから頼りにされる真面目なリーダーに多い。
アイデアの実現には凸凹があり、それを乗り越えないといけない正念場は必ずあり、「踏ん張り所だよ!」とアドバイス。

2023年6月9日金曜日

ブランドは。


ブランドとコンセプトを分けて考えてはいけないし、戦略と戦術は明確に分けておかないといけないし、コンセプトと戦略は表裏一体だし、戦術とブランドは因果関係にも繋がるしややこしい。
話題性に安売りや派手な戦術でもいいけど、その結果「安かろう悪かろう」と思われても「チープ」なイメージを抱かせても、いや、ウチはそんなつもりでは・・・と思ってもあとの祭り。


そしてブランドを「コスト」と考えるか?それとも「投資」と考えるか?でも全く違ってくる。
(しょうがないな・・・)など、これまでの惰性などではコスト、(よし!この機会に!)など、同じ取り組みでも意欲を持てば投資。この差は意外と大きく、今日の明日に成果は見えないけど、3年後、5年後にジワジワと出てくる。

しかし問題は、その間にブランドが忘れ去られてしまうこと。


忘れ去られてしまう理由の一つは、ブランドを誰かに背負わせているからで、携わる一人一人が自分たちごと化されてないから持続の仕組みがない。
なのでブランドの確立には「ブランディング」が必要で、ブランドは資産と位置付けるべきで、その資産とは事業の中核に資する概念でもあり、切り分けてはならず、トップから末端まで、言い換えれば頭のてっぺんからつま先まで浸透しなければならないのが理想。

2023年6月8日木曜日

魔法のテーブル。


上京すると、家族がココ大の13回目の開校記念日を祝ってくれる。コロナ禍ですっかり祝い事から離れてしまったけど気持ちが⤴️。
「ココ大と仲間(協力者)」と「ココ大と家族」では祝い方が違い、ココ大の妄想段階から知っている家族とは話題が違う。
その一つがケーキを置いているテーブル(1m×2m)で、このテーブルは結婚した時に購入したので27年間、私たち家族と過ごしてきた。巨大なので引越しの度に苦労したけど。

「このテーブルから色々な企画が生まれたね。」と妻。書斎を持っていないので、このテーブルで仕事や作業、子ども達は宿題や勉強、家族では食事や団欒などをして、今もこのテーブルでPCを広げて日記を書いてる。
広いから紙を広げて構想を描いたりしたこともあり、このテーブルはこれまでのアイデアを支えてきた知られざる存在。

話を戻してココ大。まだ13年?もう13年?という感じだけど、これまでの600回以上の授業を振り返ると、ユニークな授業が色々あり、そんな授業を企画できた愛媛県のポテンシャルは大きいが総意。
そして、新たなアイデア(企画の前段階)の一歩が始まる!地域の特徴を上手に活用できないか?から始まり草案完成。進みますように!

2023年6月7日水曜日

振り切って学生!


神奈川大学の授業に協力してくれている「札幌FC、かくのだてFC、せんだい・宮城FC、諏訪圏FC、宇部FC」と私がいるえひめFCの計6FC。
120名以上の学生が6地域に分かれ、担当した地域(FC)の活性策をロケ地などを絡めながら考えていて、SWOT分析などのフレームワークを使ったり、ペルソナを設定などをした中間発表を聞いてみると・・・。


愛媛県グループは計5グループあり、多くが愛媛県を知らない学生なのに一生懸命調べ考えてくれたことに感激する。

そして各グループから「ショートムービー」「道の駅」「ゲーム」「コト消費」というキーワードに「良いところに着目してるね!」となる。「どうして、そのアイデアに至ったの?」と尋ねると、やはり自分が好きとか関心があるのが起点だった。これは、自分自身をターゲット(ペルソナ化)するにリアリティが出るから大事なこと。


全ての発表は素晴らしかった。しかし!あえて言えば模範解答のようだったので、最後の講評で全員へ「アイデアを振り切ってほしい。踏み込んで具体性をもって深化させてほしい。」と伝える。

授業なんだもの、耳障りがよく100人が聞けばウンウンと頷くも、すぐに忘れられてしまうアイデアよりも、たった1人でも深くささり、忘れられない尖がって振り切れているアイデアの方が学びは多い。「いやぁ、予想より面白かった!」と協力FC。

2023年5月18日木曜日

【授業】IYO夢みらい館第一期市民先生養成講座


「いしづち編集学校」でも「鬼北町にぎわい塾」でも「松山東雲女子大学」「イイトコ道後」でも企画を学びたい人(≒自己表現・自己実現したい人)が、体系的に学べる機会がない愛媛県。
あるとすれば「事業企画(立案)」で、創業や起業がゴールだから事業計画書の書き方などに行ってしまう。そうではない「企画立案」もあっていいはずだけど、ホントない。

学びたい、得たくても機会がないからIYO夢みらい館で作ったのが「IYO夢みらい館第一期市民先生養成講座」。
全4回シリーズで、第一回目が6月24日(土)10:30から12:30。ココ大がこれまで培ってきた授業の作り方の伝授が特徴で、抑えるべきポイントがわかる実践型授業。全4回を修了した参加者は10月21日、22日に予定しているイベントで自分の授業を実施可能!存分に自分らしさを発揮できます!

料理が好きな人、菓子作りが好きな人、写真(撮影)が好きな人、裁縫が好きな人、アクセサリーづくりが好きな人、本が好きな人、自然が好きな人、哲学が好きな人、お酒が好きな人・・・など、人にはそれぞれ好きなことがあり、蓄えた知識や技術などを共有したいと思う人が多いと思っていて、学びを通して市民先生が増えることで地域は豊かになり、IYO夢みらい館はその拠点になれると思った企画。

2023年5月16日火曜日

思い浮かべてくれる。


愛媛大学生と松山東雲女子大学生で構成されているNPOイイトコ道後。道後の魅力を発掘して発信している学生団体で、コトの始まりは「松山アーバンデザインセンター」の勉強会から発展して組織化、学生主体で年間3-4回のにぎわいイベントを実施。

「どうやって進めたらいいか悩んでいて・・・」との相談で愛媛大学へ。すると、写真のような学生が打ち合わせや検討などで使用できるスゴい環境が整っていてビックリ!
彼女達の悩みは「7月8日(土)13時-18時に宝厳寺で夏祭りイベントを考えているが、出店者集めや運営方法など初めてだらけで、これでいいのか?不安」とのこと。
そんな時に、真っ先に私を思い浮かべてくれたことに感謝。

活動が続く中、学生達は代替わりしていて、知り合いだった初代リーダーは既に社会人。その後もリーダーは交代し現リーダーへ。
相談される状況の多くが「タスクが同列に広がりワッー!」となっている状態が多いので、優先順位や取り組む順序などの思考の整理。一言で言えばプロジェクトマネジメント。

ゴールを決めてなかったので「色々大変だったけど、また、やりたいね!と乾杯して労うことでしょ?」とおせっかい。

2023年5月13日土曜日

動機づくり。

自撮りは腕の長さが画角に影響する

「やっぱり、訪れた記録というか記念に自撮りしたいです。でも、腕は短いし、友達数人だと(画面に)入りきらないし、そもそも写真を撮るのが上手じゃないし・・・」と悩む学生。
たしかに、訪れたら記念や記録に写真を撮りたいよね・・・となる。写真はバルセロナのサグラダファミリア内での自撮り。
大抵こんなムッツリ顔になるので、楽しんでるんだか表情から分からない(実は超喜んでる)

「例えば、映えるフォトスポットが複数箇所に用意されていて、自分のスマホを自撮り用にセットできて、オート撮影できたらいいのに・・・」「それ、いいね!」と隣の学生。
「自分のスマホじゃなくても、チェキとか貸し出してくれてもいいのにな」とリクエストは続く。要は【映える場所で自分達が望むアングルで友達と一緒に収まったキチンとした写真を撮りたい・共有したい】というニーズ?

他のグループに「あそこのグループがさ・・・」とアイデアを告げると「それイイ!」と共感。
自撮りってホント、腕の長さの条件などで画角に満足できない時多し。自分も皆んなと一緒に映りたい。それを叶えるのがセルフフォトスポット。
アイデア自体はシンプルだから、既に実施済かもしれないけど、大学生のお悩みを解決できれば、一つ「訪れる動機」なり得る!

2023年4月24日月曜日

結果は。


松山空港への着陸体制が整ったものの、海側から滑走路へではなく、街を見下ろしながら大きく旋回して山側から滑走路へ。高度が低くなり着陸!と窓の外を見てたらガクンッ!となって飛行機が上昇、エンジン音が勢いよく鳴り響きグングン上昇。ざわつく機内。

「お客様にご案内します。松山空港強風のため本機はは再度、着陸を試みます。」とのこと。
また大きく旋回して今度は無事に着陸。隣のシニア夫婦は「よかったね・・・。」。
CAさんが着陸時間が遅くなったのを詫びてたけど、安全のためなんだから、詫びる必要ないのに。

数日ぶりに家に戻ると郵便受けには必要と不要な郵便物がいっぱい・・・。
仕分けして、次々と開封していくと、その中に「助成金申請の結果」と書かれていて手が止まる。結果は【採択決定】のお知らせ。おぉ!これで今夏も子ども達と一緒に色々と作れるし、思い出の一ページになること間違いナシ!

他にも今年度事業の書類が届いていて、今週からキックオフ!ゴールデンウィークは何の予定もないから(諸々の準備だな)と。楽しいと自分では思ってる事業に参画や協力を差し伸べてくれる事業者に大感謝!

2023年4月12日水曜日

女学生のニーズは。


34人が答えました。「ボランティア活動に参加したことはありますか?」と尋ねると85.3%の学生が「参加経験アリ」と答える。ちなみに昨年度は81.4%。
その影響からか「現在、ボランティア活動をしていますか?」と続けると26.5%が「団体に所属している(5.9%)、月1-2回の活動(5.9%)、年4-6回の活動(14.7%)」と活動を継続中と答える。ちなみに昨年度は7%が活動を継続的にしていた。

「意外と同世代でボランティア(経験)をしている人が多くてビックリした。」は学生の感想。ただ、良くも悪くも「小中高校時代にボランティアをさせられた。」という意見も入っていて、最近の学校ではボランティア活動が必須なの?と尋ねてしまう。
ボランティアってそういうコトかな?。その反動なのか、ボランティアに良いイメージを持っていない学生もいたり。

初回なのでオリエンテーションとしてシラバスを紹介すると、多くの学生が興味を持ったのが「ボランティア活動の企画立案」で、昨年度の学生からリクエストがあったものの実施できなかったので、今期に入れたら「知りたい!学びたい!」とのこと。
女子大学生が発想法や企画立案を会得したら、きっと面白いだろうなと。授業内容を一部変えられるか?
早速、大学に相談するとシラバス変更の許可がおり、発想術&企画立案概要が入った!

2023年3月24日金曜日

自分から信じる。


一粒万倍日
暦にある吉日の一つ、二十四節気の節目と節目の間の2日が一粒万倍日になる。おおよそ6日に1回、ひと月に5日、1年間に約60日に、天赦日暦上で最上とされる日、年に数回しか訪れない大開運日。一粒万倍日と重なると最強の開運日)が重なり、さらに寅の日(虎の体毛が金色であることから金運と結び付けられる。)というスゴい日だった3月21日に事業図を描いたので、きっとうまくいくはず(笑)。

「ゼロイチ事業の多くは失敗する。」と揶揄されるけど、まずは自分が信じないと始まらない。
そもそも、始める前から、あーだこーだと「正論のようなできない理由」を並べる人(アイデアキラー)は大抵、何もできない人。スルーしていいし、近づかなくていい。
やってみないとモノゴトはわからないのだ。ただし、闇雲にしても軌道にのる確度は低いので、そこはこれまでの経験値の出番。

自分一人で確度をあげるには限界があるけど、仲間や協力者がいれば限界はない。それは“想像を超えたデキ過ぎ”と思ってしまったWBCで多くの人が感じたことと同じ。
久しぶりに妄想をフル回転して描いたけど、図解はモノゴトの流れを把握できたり、矛盾を炙り出したり、頭の整理にもなるから事業構想にはピッタリ。
信じてもうまくいかない場合もあるけど、事業も仲間も自分も信じれらるか否かは大切。

2023年3月3日金曜日

誰よりも楽しむ。


コロナ禍で授業が思うように実施できず、その間にどんな変化が起きたかと言うと「授業(講座/教室)」の類は、少人数開催が定着し、3〜4人+先生=5人程度で行われ、自宅などの屋内、山や里などの屋外が増えました。
ココ大を始めた2011年当時は定員が15〜20人でも少数と言われていたので時代の変化を感じます。その頃の授業といえば30名〜40名が主流でした。それもスクール形式。

そんなコロナ禍に、とても面白い相談をいただいて数ヶ月。ワクワク感を大切に!と打合せを重ねて何とか形になりそう(涙)。「アイデアはご自由に!」という依頼に妄想を広げての企画だから楽しかったこと。
今回、参考にしたのは「花園アイデアソン」。いわゆるゼロイチ企画で、楽しいコトを皆んなで考えて実行しましょう!という内容だったけど、あれから5年経っても色褪せてない!

世の中や社会は変わってしまったけど、変わらない・変えてはいけなのは「学びの本質」で、でも真正面から「学び」を捉えると窮屈さを感じてしまうこともある。
そこでココ大の出番なんだけど、こういう機会をいただき、改めて「学びの本質」について問いを立てることができたのは何かの思しめしか。
企画運営する側だけど、誰よりも楽しめる根拠ない自信だけはある。

2023年2月28日火曜日

と、言ってもうまくはいかない。


公民館研究大会終了後は「エールラボえひめ」の講座(今回の内容はプロジェクトマネジメント)へ駆け込む。20年前に学んだ内容(物事の捉え方、進め方、リスクの考え方など)は今でも現場で活きてる!

その後は「トゥクトゥクを西条市で走らせたい!/阪田さん」「中島でスーパーをオープンする!/俊成さん」「竹林をメンマで活用したい!/山中さん」のプレゼンが行われて(面白くなってきた!)と想像しながら聞かせてもらう。

実は3組のプレゼンターを全員知っていた不思議さ(阪田さんは愛媛大学主催の講座で受講生だったし、俊成さんは、エールラボで相談対応中、山中さんは「いしづち編集学校」の一期生)。
聞きながら、トゥクトゥクはマドリードで見かけた(写真)し、高齢者が多いスーパーは来店頻度と多種少量品が求められるのか!と思ったし、メンマは森林環境保全基金事業に合致しそう!など、どれも可能性を感じたり。

とは言え、多くの事業はうまくいかないとも教えているのがプロジェクトマネジメント。
じゃあ、どうしたらいいのか?は、ケースバイケースだけど、2つ言えるのが「予め成功を阻害するリスクと対処法を想定しておく」「決めた内容を死守ではなく、柔軟に変更できるよう構える」が助言。
「プロジェクトは成功を求めて変化し続ける生き物」と教えてもらい、驚き納得したのを思い出す。

2023年2月27日月曜日

これがゼロ→イチ。


3年間におよぶ「道後JIN六媛」プロジェクトが最終日を迎える。全く何もない所から始まり、最初は未だ存在しない品のイメージを創り、次は各市町ごとにJIN化する素材を何にするか?(最終的に松山市→伊台・五明こうげんぶどう、
伊予市→中山栗、東温市→いちごの赤い雫、久万高原町→りんごのふじ、松前町→はだか麦、砥部町→七折小梅)となる。

そして、誰にどんな価値を提供できるか?を話し合い、水口酒造さんから提案された試作(調合具合や香りなど)へ意見し、ラベルデザインでは修正を依頼したり・・・。
醸造の様子を見学させていただき、できたてホヤホヤの透明な透き通った
道後JIN六媛を見た瞬間、その場は「おぉ!」となったり(笑)。

商品完成とPR機会は、松山市長をはじめ、各市町の首長の所へ表敬訪問して成果を報告する傍らで、各市町担当者がPR担当者となり、道後JIN六媛の魅力をラジオで紹介もしたり。
その甲斐あってか、今も売れ続けている道後JIN六媛。
先日は水口専務をバイヤーに見立て、道後JIN六媛にあう「地域の食材」をプレゼンテーションして、全員が悪戦苦闘したり(汗)そして最後は「道後一会」での展示。

市町担当者の中には(これまで全く携わったことがない、考えたことがないコトも多くて参りました。)という感想もあったけど、「地域を売る」をOJTできたのは今後に活きると思う。
お疲れさまでした!

2022年12月21日水曜日

プレゼンテーション!


開発に携わったクラフトジンの「道後JIN六媛」。2021年10月の発売から一年が過ぎても売れ行きは堅調で嬉しい限り。そこへ勢いをつけよう!と6市町の担当者が地元で見つけてきた「道後JIN六媛」に合う味をプレゼンテーション!
FCPシートをキチンと用意して、水口専務さんへ直談判!フツーはバイヤーへ提案するけど、バイヤーって親身になってくださる人もいれば勘違いな人もいる事実。そこを省く!

模擬練習もして本番!伝わった or 伝わらなかったの分かれ道は「だれの視点」で商品の魅力を伝えたか?に尽きた。例えば「生産者に成り代わり、生産者が憑依したかのように説明した人」「担当者として自分の熱い想いを語った人」「既存の商品説明をなぞった人」「消費者が喜ぶ視点で説明した人」。どれが聞き手の気持ちを揺さぶるのだろう?考えれば分かることだけど、自分ごと化されてないと難しい。

特に6次化品は単価が高く、「なぜ高いのか?」を重苦しくなく説明する必要があり、その時のキーワードになる一つが「生産者の顔が見えるか否か」。生産者しか語れない商品物語があり、その物語が消費者にとっても有益だったら、価格よりも勝ると思う一人。
2時間に渡るプレゼンテーションが終わると、自分がプレゼンしたわけでもないのにドドッと疲れる。自助で売るのは本当に大変な中でコラボ販売は得しかないから応援しまくった。