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2014年7月25日金曜日

私が思うこと。

「ココ大の約束」の参考にしたデザイン会社「ホルスティー」のマニュフェスト。昨日、スタッフから「ハガキ版」をいただき、嬉しくてFBにアップしたら反響が大きかったので再掲。

日々思うのは、毎日なんてコピー用紙一枚の厚さ。でも365日で数cm。未来なんて一枚一枚の積み重ねの「次の一枚」。価値観や行動なんて突然変らない。今までの積み重ねがその人の価値や行動を支えるのだ。
ココ大も人格。積み重ねを前に深呼吸して、世の中と向き合おうと思います。

以下:ホルスティー日本語訳

これはあなたの人生です。
“自分の好きなことをやりなさい。そして、どんどんやりなさい。
何か気に入らないことがあれば、それを変えなさい。
今の仕事が気に入らなければ、やめなさい。
時間が足りないのなら、テレビを見るのをやめなさい。
人生をかけて愛する人を探してるなら、それもやめなさい。
その人は、あなたが好きなことを始めたときにあらわれます。
考えすぎるのをやめなさい、人生はシンプルです。
すべての感情は美しい。食事を、ひと口ひと口味わいなさい。
新しいことや人々との出会いに、心を、腕を、そしてハートを開きなさい。
私たちは、お互いの違いで結びついているのです。
自分のまわりの人々に、何に情熱を傾けているのか聞きなさい、
そして、その人たちにあなた自身の夢も語りなさい。
たくさん旅をしなさい。
道に迷うことで、新しい自分を発見するでしょう。
ときにチャンスは一度しか訪れません。しっかりつかみなさい。
人生とは、あなたが出会う人々であり、その人たちとあなたが作るもの。
だから、待っていないで作りはじめなさい。
人生は短い。
情熱を身にまとい、自分の夢を生きよう。”

2013年12月22日日曜日

チャンスを掴め!

NYの友人、リバティさんの「ニューヨークの遊び方」から。平成23年に松山市を訪れた観光客は571万人。そして633億円が消費されたとのこと。所変わりニューヨーク市の平成25年観光客数は5,430万人、そして4兆円が消費されたとNYC観光局が発表。10年前と比較すると観光客は2,000万人も増えたそうです。

特に観光・商業の中心部マンハッタンは左右2km、上下4kmの島。ここに観光客の多くが訪れ消費するとは!既に成熟しきった街と思われたのにこの成長率、恐るべし。4兆円って、どこかの国家予算規模ですよ・・・。

4年後は国体、7年後はオリンピック。松山市も観光客は増えるでしょう。地方交付金が減額される中で、どこまで松山市を成長させられるか?市長になりきって授業もいいよなー。

2012年5月8日火曜日

清水から飛び降りた旅。

ホテル書斎。ここで書いていました。
一度は「私と妻が出会った場所」であるニューヨークをこども達に見せておこう!と、思いきった旅でしたが、そろそろお別れ。
社会復帰をしなければなりません(笑)今日、この時間も働いてくれているスタッフや仲間の為にも益々頑張らねば!と元気が出てきました。思い残すことが何一つもない素敵な12日間でした。

ここで雑感を。
地下鉄に乗っていた時に気付いたのですが、「携帯ゲーム機(任天堂、SONYなど)」を持っている人を見かけませんでした。2年前は数人見かけましたが、多くが「iPhone」でした。BlackBerryも見ましたが、明らかにiPhone。そして、Kindle、iPadも多く見かけました。何を言いたいのか?というと「日本製品を見かけない」のです。

ただ、旅行者のデジカメ(一眼)は全部日本製でした(安堵)。それでも心配ですよね、そんな所にこだわってどうするの?と、言われそうですが、正直驚きました。書籍販売大手のバーンズ&ノーブルは「Knock」という電子書籍リーダーを販売していました。Kindleと同じですね。ソニー製のリーダーも販売店で見ましたが、頑張れ!日本製と強く思いました。

勝手に「食の世界旅行7(最終回)」。

ニューヨーク最後の夜は、在住の友人と会食。今回もFacebookが役に立ちました!凄いなぁ。
「何でも大丈夫です!」と、お任せでお願いしたら「ペルー料理」をご馳走してくれました。ペルー?と言われても「ナスカの地上絵」「インカ帝国」程度の知識しかない私。「ピオピオ」というお店、入り口は狭いのに店内を進むと巨大な空間が広がるシャレたレストラン。

メニュー表記もスペイン語がメインでさっぱり分りません。と、言う事で友人にお任せ。
すると、鶏モモのスパイス焼、サモサみたいなモノ、酢のきいたサラダ、イモの揚げ物など、一つ一つの料理名は全く分らりませんでしたが、美味しかったなぁ。で、ニューヨーク全般に言えるのですが店内は雰囲気を出すために暗いから彩りが分りづらい!この点だけはもったいないなぁと・・・。

今回のペルー料理で食の世界旅行は終了。紹介を受けたり、連れて行ってもらったり、友人たちとのつながりを「食」を介して楽しむことができました。やはり、食って大切だなぁ。余談ですが、夕食ばかりの紹介でしたが、朝は「ベーグル&クリームチーズ」を屋台で買って食べていました(笑)これにて終了!

人を街に出す仕掛け。

ニューヨーク最終日は「ストリートフェスティバル」へ。毎週どこかで行われている「露天市」で、ホットドッグやペルシャ絨毯、革製品、ポップコーン、洋服、即興劇など約500mの長さに、100店舗ほどが出店していました。面白いと思ったのは、新聞社などの企業も出店(購読キャンペーンなど)していた点、警察官も多数いて「安心・安全」が目に見えてた点。

写真は、オジさん2人組が歌に合わせて人形劇を素敵に表現。人形劇というと「黒子さん」は見えないのが一般的かもしれませんが、オジさんキッチリ見えています(笑)音楽もこども向けではなくNYを代表するビリー・ジョエル。そして、よく見ると「施設への寄附」として募金箱がありました。

どうやら音楽1曲分が1演目のようで、演劇が終わると拍手、警察官も思わず拍手。私達も楽しませていただいたので、寄附をしました。こうした取り組みは「人を街に出す」にいいですよね。お店でも手に取った人同士が会話をするし、お店の人とも交流するし、和光会館でこんな交流機会が生まれたらいいなぁと妄想。

勝手に「食の世界旅行6」。


「Facebookを見てたら美味しい食事の紹介をしてるのね、私にも協力させて!」とアメリカの母。(ありがたいなぁ)と、いうことで車を走らせた先は「オールドタウン」という、100年以上前(中には1840年の葬儀屋も!)のレンガ造りの建物が並ぶ街にある「イタリア料理店」。

やはり「パスタ」ですよね!ペンネやフェドチーネも美味しかったのですが、写真の「ロブスターパスタ」は格別でした。ロブスターが丸ごと一匹!ミソなどのエキスがパスタと絡み、極上の味でした。で、聞いてみればこのパスタ、特別に作ってもらった料理のようでして再びの驚き!店主いわく「なんでも作るからお任せあれ!」とのことで、「ロブスターパスタ」を作っていただきました。アメリカの母演出のサプライズに感激!
Facebookが再び取り持ってくれた縁。これからも楽しみ!

2012年5月7日月曜日

これが事実。

IYONADA,SAIJYO,NIIHAMAなど明記されています。
エアスペースミュージアムでは、その名の通り「宇宙」や「空」に関する歴史から未来までを展示していますが、その中には「戦争」も多く占めています。もちろん、往年の戦闘機から零戦も展示してありますし、無人偵察機など最先端のマシンもありました。
国別に使われていた「銃弾」や「航空服」、そしてエースと言われ敵戦闘機を20機以上撃沈していた「パイロット」まで紹介されていました。

その中で「原爆」についても。
実は「松山」も投下地として検討されていたことを明確にしりました。と、言うのも検討時の地図が展示されていましたのでパチリ。不勉強なので、なぜ松山が投下地から外れたのかは知りません。アメリカ側の展示なので、いかに「凄いか!」という「落とした側」の内容でしたが、広島の平和記念公園の内容も知っているだけに、複雑な気持ちになりました。

ワシントンD.C.へ!


映画「ナイトミュージアム」はご存じでしょうか?博物館の展示物が夜になると動き出す・・・という内容がヒットした作品でして、第1作目は「ニューヨーク自然史博物館」、そして第2作目が「スミソニアン博物館」なのです。こども達のリクエストに応え、ニューヨークから電車で3時間、フィラデルフィア、ボルチモア、メリーランドを経てワシントンD.C.へやってきました。

写真は「国会議事堂」。このあたりは「リンカーン像」などモニュメントとも多く「フォレストガンプ」や「猿の惑星(新作)」でも登場しました。そこにココ大立ちました!今日だけは完全に観光気分!

実は私、ニューヨークへ渡る前の1年半、ワシントンD.C.の隣、バージニア州にいまして「アメリカの母」にお世話になっていました。その母と10年ぶりに合流し、各地を案内いただきました。18歳だったあの時の自分が22年後に、我が子を連れて再び同じ土地に立つ。1人で勝手に感動しジ~ンときました。

「スキルシェア」に潜入!。

冷蔵庫、キッチンで食事をゲットして参加!
ニューヨーク旅の目的の一つが、スキルシェアへの訪問。
スキルシェアは「ココ大」のニューヨーク版。と、いうと「君たちこそ!」と、言われそうですが「誰でも先生、誰でも生徒、どこでもキャンパス」は私達と同じです。いえ!昨年まで知りませんでした。偶然に読んだ記事がきっかけですが、これは偶然というか必然の出会いなんでしょうね。

今回、NYを訪れるに際し、せっかくなのでスキルシェアの授業を受けてみようと、「Tea Time with the Skillshare Team」という8:30~9:30までの早朝ミーティングに参加してみました。これは「パンや果物、ジュースを飲食しながらスキルシェアについて語らいましょう!」という内容で、15人ほどが参加しました。

教室は「スキルシェア本部」。他の会社とシェアしているとはいえ、広いスペースにはミーティングスペースが複数あり、壁には「課題と解決法」を書いた付箋紙が貼られ、アイデアなどを記した模造紙が置いてある。(こんな所で働きたい!)と思わせる雰囲気でした。おっと!自分でそう思うならココ大で実践しないといけませんね!と自戒。

素敵なオフィスでした!こうしよう!
スキルシェアの授業は有料が基本で参加費の15%がスキルシェアに。パンフレットはなく全てウェブ上で紹介。11人の雇用を生み出している。「教える」ことを「教える」ことはとても難しいこと(ベラベラ喋ることが「教える」と勘違いしている人が多いという指摘にドキッ!)。世界中にネットワークを広げたい。授業評価は参加者により自浄作用で淘汰されるだろうという立場。自分たちを「コミュニティ・デベロッパー」と呼び、自分たちのビジネスを「コミュニティ・マーケットプレイス」と称していたことなど、参考になる情報を多くいただきました。
いよココロザシ大学とも連携があるかも?ありがとう!スキルシェア!

勝手に「食の世界旅行5」。

パエリアが食べたくて「スペイン」へ。食の世界旅行を勝手に続けています。この「スペイン」というお店、座るだけで「パン(食べ放題)」「スペアリブ」「ムール貝」「ソーセージ」「サラダ」が自動的に出てきます。何もオーダーしていないのにテーブルは料理でいっぱいになるので、驚かないように(笑)

この「前菜」だけでもお腹いっぱいになりそうですが、メインデッシュはやはり「パエリア」。今回頼んだのは「シーフードパエリア」。魚介類のエキスがインディカ米に染込み、初めて食べる味にこども達も果敢に挑戦していました。
そして私の挑戦は「シャングリラ(赤ワインとジュースを混ぜた飲物)」。せっかくだからと頼み、ちょっと大人気分、美味しくいただきました。

これでスペイン料理も制覇。実は紹介をしていませんが、トルコ(シシカバなど)、日本(しゃぶしゃぶ)、メキシコ(タコス)も制覇しており、これで7カ国目!目指せ次!

2012年5月6日日曜日

これだから、感性が育つ。


ニューヨークの美術館・博物館には「入場料無料の時間」があります。その時に行けば「入場無料」ですから、我が家のような5人家族にはとてもありがたいのです。
だって一人20ドルの場合、5人で100ドルですからね・・・。

そんな「無料時間」に訪れたのが「MUSEUM OF MOVING IMAGE(映画・映像アート美術館)」。場所はマンハッタンではなくクィーンズという地区。ビルがそびえる摩天楼ではなく、静かな佇まいの雰囲気だったので(どうかな?)と思い入ると、私の間違えでした。ゴメンナサイ!
いきなり迎え入れてくれたのは、今月公開の「MIB3(メン・イン・ブラック3)」で使われた乗物。そして、ビデオアート。その他にもビデオアートや実際に使われた映画の小道具、衣装、アニマトロニクスまで!面白いのは、ビデオゲームまでありました!

おっと!忘れてはいけないのが「実演体験」で、「音響操作」「台詞の録音」「ストップモーションアニメ」「パラパラアニメ」など、こども達はハマリまくり。これらが全て無料というのは驚きでした。
写真はスターウォーズの人形たち。これらは80年代の代物で既に展示物の域なんですね。はい、実は私も数多く持っています、レア品も・・・。皮算用をしたことは言うまでもありません(笑)

レジンの授業が50年前に!

我が子は「これもアートなの?」と。
MoMA(現代美術館)は午後5時過ぎに行っても大にぎわい。エントランスロビーではDJが派手な音楽を流し、カクテルが販売され、とても美術館とは思えない雰囲気でした。

そんな中、企画展の「シンディ・シャーマン」はよかったんだけど、20年前と比較して作風も変わり作品もかなり濃かったかな・・・。気を取り直して3階にいくと、いわゆる「ポップアート」作品群が出迎えてくれ、気分もスッキリ(笑)
そんな中、以前に授業でした「レジンアクセサリー」そっくりな作品を見つけてパチリ。ポリエステル素材に「日常」を閉じ込めた作品で、よく見ると作者は「Natsuyuki Nakanishi」と、日本人じゃないですか!不勉強でスミマセン。知りませんでした・・・。

そして、さらに驚いたのは中西氏は現在72歳!そして、この作品は1962年発表!50年前の作品でした。レジンの授業も、このように「タイムカプセル」のように時間や記憶を有形化できるぞ!とココでも妄想。

2012年5月4日金曜日

愛媛産を発見!


NYで「愛媛を探そう!」と、インテリア店「ABC」へ。さすが人気のお店、6階まである広い店内には所狭しと素敵な商品が無造作(笑)に置かれていました。そんな店内で「IMABARI TOWEL 」ありました!。NYで愛媛産を見られるのは嬉しいですよね。

愛媛以外にも日本語であれば、多くみることができます。
主に「日本食」ですが、イーストビレッジという地区に行けば「蕎麦屋」「やきとり大将」「写楽」「サンライズストア」など、日本がたくさんあります。

そうしたら!ホテルの近くで「極度乾燥(しなさい)」の文字が!「!?」何と思ったら服のブランド名だそうです。英語では「Superdry.」ウ~ン、ビールのようなブランド名を持つ洋服・・・。そして、「極度乾燥(しなさい)」。漢字はカッコよく見えるんですね、きっと。

レゴ愛好者の聖地。


私、レゴ好きです。と、いっても幼少の頃は覚えていなく、子どもが生まれてからハマリまして、我が家には30kgを超えるレゴブロックがあります。そんなレゴ好きの聖地(?)と言ってもいいのが、「レゴショップ」。レゴとは「よく遊べ」という創業者が作った造語。

こども達と一緒にレゴショップへ行くと、世界中の愛好者がわんさか!特に自分で好きなだけブロックを「詰められる」写真のコーナーは人気でした。日本には無いんだろうなぁ。あっ!もちろん日本未発売の品もたくさんあります。そんな中で「いいね!」と思ったのが「世界の建築シリーズ」。
「エンパイア」「国連ビル」「ウォーターフォール」など、建築史に残る名作がレゴで再現されてました。

思わず、「購入!」と思いましたが、冷静に考えると「我が家のブロックで充分に作れる!」ことが判明!と、いうことは、「愛媛の建築シリーズ」もできるぞ!「道後温泉」「松山城」「来島海峡大橋」など、何だか面白そう!と、妄想授業。

本当にあった!


(本当なの?)と半信半疑で訪れたのが「セント・ヨハネ大聖堂」。 世界最大級の大聖堂で外観からもその壮大さが分りました。1892年に着工以来すでに120年が経過していますが、未だ「未完成」。サグラダ・ファミリア以外にも未完成の大聖堂ってあるんですね・・・。
中に入ると、「超」がつく大空間がひらけ、200m以上ある奥行き、高さ30m以上の天井、そして数々のステンドグラスに「ワオッ」としか言葉が出てきません。

おっと!この荘厳さも凄いのですが、歴史や風格を感じれば感じるほど、(本当なの?)という訪れた本来の目的に「?」が点滅。それは、大好きなアーティスト「キース・ヘリング作の祭壇」が祭られているとの情報。で、半信半疑で巡ってみると・・・。

すごい!本当にあった!ヘリングの祭壇!(なんで?)とも思うけど、出会えて感動だなぁ。今回の旅でベスト3に入る出来事。彼の作品が大好きで20年前にNYに来た当時を思い出しました。いいなぁ、こんな作品が我が家にあったら、本当にいいなぁ・・・。

2012年5月3日木曜日

勝手に「食の世界旅行4」。

ピクルスも「そのまま」出てきます。
どうだ!参ったか!と言わんばかりの「アメリカ料理」。これは1937年創業の「カーネギー・デリ」の「ウディ・アレン」という名のパストラミサンド。とても一人では食べきれません・・・。
このサンドの名前の由来は、ウディ・アレン出演の名作「Broadway Danny Rose(1984)」で、この店が撮影に使われたから。

そしてこの店の特徴は、サンドだけではありません。著名人が訪れた記念撮影の写真が店内の壁一面を覆っています。さすが創業75年です。それにしても、どうしてこんなに有名になったのかなぁと妻と話すと、「やはり、このパストラミサンドじゃないの?店のトレードマーク(代名詞)となる商品があるからじゃない?」とのこと。確かにね。

オープン当初は有名なはずがなく、「何かしら」が話題となり有名への階段を上ったのだと推測しました。すると、自分たちの「代名詞」は何かと考えたくなります。
我が家の場合、「アドベンチャーファミリー(冒険家族)」にします。経済的にも行動的にもハラハラドキドキの毎日ですからね(笑)。こんな我が家を支えてくれる皆に感謝!

三方両得の基本形。

30人ほどが参加していました。
ゴールデンウィーク真最中ということで、私達を含めた多くの日本人がNYを訪れています。

そして、観光客であれば確実に行く「メトロポリタン美術館」では「外国人向けのガイドツアー」をしています。これは参加無料で「その国」のボランティアガイドが所蔵作品を紹介する約90分のツアー。私達は日本語ツアーに参加しましたが、お隣ではドイツ語、フランス語などのツアーもありました。

実は「オーディオガイド」も「日本語の作品紹介パンフ」もあるんです。でも参加無料のツアーもあるんです。別にツアーをしなくても誰も困らないと思うんです。そこで、なぜ「ツアー」に参加したかを考えると、「その時、その場でしか得られないライブ感」があるからと思いました。

ちょっとしたエピソードだったり、参加者からの質問への返答、何気ない会話など、サラリと作品を見るよりも、情報を得てから見た方がググッ!と来る作品もあります。
ボランティアガイドにとって自分の居場所というか、知識や経験を活かせるし、美術館にとっても複数の言語で作品紹介ができるし、参加者も自国の言葉で美術館の魅力を体感できる。まさに三方両得の基本形。恐れ入りました・・・。

2012年5月2日水曜日

パブリックアートの似合う街。

銀色が周囲の景色を反映してカッコいい!
寺山修司の「ソロモン」を松山市内各地で同時多発的に行ったのは2008年。賛否両論はありましたが、どちらにしても語り継がれるエピソードにはなるでしょう。

そんな「語り継がれる要素」があるのが「パブリックアート」。写真はポップアート界の巨匠「アンディ・ウォーホール!(彼に影響を受け真似した頃が懐かしい!)の像」。彼のスタジオがこの地区にあったことを縁に5月13日まで設置とのことで、これらパブリックアートの情報はダウンロード(それも移動を考えてスマートフォン!対応)できる仕掛けで、QRコード、無料音声ガイド、ツイッター、フェイスブックも完備という、単に作品展示だけない「見せる」仕掛けの完璧さ。ここまでキッチリしないとなぁと脱帽。

という、関連情報が整っている作品もあれば、「イタズラ」か?「アート」か?というモノもあります。公共の電灯にタイル張り(これはジム・パワーという芸術家の作品)もあれば、色とりどりの結束バンドを電柱などに幾重にも巻いていたり、地面のアスファルトにメッセージを書いていたり。

日本じゃ許されないだろうモノも、受け入れてしまうNY。それが結果として、街の魅力の一つになっている・・・。ブルームバーグ市長(実は実業家で億万長者!)の器の広さ、深さなんでしょうか?それとも街の器なんでしょうか?いつの間にか、自分の「器」のサイズを決めていないか?ちょっと振り返り。

勝手に「食の世界旅行3」。


「ヴェセルカ」は「ウクライナ料理」を出すカフェで、その中の「チリビーンズ」が私の好物。3種類の豆が美味しく、日本にはない異国情緒を感じる味。一緒に食べるライ麦パンとサワークリームも美味しいかったなぁ。ウクライナ料理と言えば「ボルシチ」が代表格ですが、「チリビーンズ」もおススメです!

さて、その後は「リトルイタリー」でデザートタイム。イタリアということで、やはり「ティラミス」。そして「ニューヨークチーズケーキ」を堪能。日本にもありますが、やはり「異国情緒」を感じます。なぜなら、「日本独特の繊細さがウリではなく、ガツン!とくる力強さを感じるから」。
ティラミスはゴツゴツ感があるし、チーズケーキは超濃厚。

「人種のつるぼ」と言われるニューヨークなだけに、住んでいる人種の数だけカフェやレストランはあるのでしょう。
昨日だけでも「地中海料理」「トルコ料理」「ブラジル料理」などを見かけました。これだけ多様だから、文化も経済も混ざり合わなければならず、おのずと醸成されるんだろうなぁと妙に納得。

2012年5月1日火曜日

想像させる広告。


地下鉄に乗っていて「?」と思った広告がコレ。よく見ると地下鉄の実在する路線を自社の名前に並べた「コールハーン」の広告。(*実際には「O」線は無いので「Q」で代用)。

さらに文章を読んでみると、どうやら商品説明ではありません。「500万人/日が利用する地下鉄のエピソードをFacebookで共有しましょう。」と、何とも控えめな広告です。

消費者と商品を直接結びつけず、間に「エピソード」を挟むことで、「(商品のある)シーンを想像させる」。コールハーンのFacebookページに行きたくなりましたもんね。これぞ、広告宣伝の本質かな?と思いました。

100%の情報を消費者に伝え「想像させる余裕(隙間)を与えない広告」ではなく、例え、50%の情報でも「残り50%の情報は消費者に想像させる」。うまい広告だななぁと感服・・・。
*コールハーンは「靴」のメーカーです。