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2022年1月27日木曜日

持ってる人。


「ドミトリー(簡易宿泊所)」には男性1人の先約がいて名前を尋ねるとDくん(24歳)。いわゆる“Z世代”で、旅行会社に就職したもののコロナウイルスの影響などもあり、色々と思うコトあり退職。時間が空いたことで“自分探し”で愛知県からフラリと特別な目的なし、縁もなしのアドリブ大学へ着いたとのこと。「一宿一飯の恩」でアドリブ大学のお手伝いをしていて「面白いね!」と私。

「よかったら研修に一緒に参加しない?」と今回の研修コーディネーターのデオッチ(60歳)。Dくんも予定がないから研修に参加。ビジネスアイデアなどの場で突然感想を求められたら、その後の意見交換でも会話を交わすと「いい人」とわかる。「うちに来ない?」とデオッチから冗談とも本気とも分からない意見も飛び出し、一期一会の夜は他の方々とも初対面同士で盛り上がる。

翌日、Dくんは「徳島市内を観光しようと思います」「それだったら、こっちの研修に参加したら?」とデオッチ。「えっ、いいんですか?」と話しは勢いを増して飛び入り研修生となったDくん、彼なりに地域を勉強していたのでウェルカム!
朝に出発して戻ってきたのは既に夜。「移住したら?」など朝は冗談混じりに我々からイジってたけど、帰り際は「マジで移住していいんですかね?」とDくんから前のめり。こういう素直な若者を見て「Dくん、持ってるよねー」と私たち。

2021年6月16日水曜日

相談を散らかす。

「人の相談ばかり乗って、自身の相談は誰にしてんの?」とは言われてませんが、ざっくばらんに素で話せる友人は、家族とは違う視点で貴重です。家族とは相談しても内輪話になので、無意識に妥協点などを探してしまい、自分で自分を納得させてしまうけど、断片的な情報しか持たない友人は客観的に忖度ナシで意見を言ってくれるから、こっちも構えずに吐露できるから不思議、これも長い年月を重ねた関係性からか。

特定の誰かに“相談する”ことはなく、いつも周りに「どうたらいい?」「相談があるんだけど・・・」と、相談を振りまいている感じで、周りで聞かされる人は(また始まったよ・・・)とたまったもんじゃないと思う。でも、一人でできることには限りがあるし、関係性が成立しているからこそ、お願いができると自分に都合のよい謎理論です。いかにお願いにワクワク感を持たせられるか?です。

愛媛に来て20年。フィルム・コミッションもココ大も言われてみれば、お願いごとばかりだった件。撮影で場所や道具、時にはエキストラ出演のお願い。ココ大なら市民先生としてのお願い、体験プログラム提供のお願い。そしてまた、お願いばかりの日々が続く。お願い先が何か得てくれることを願って、本日も相談を散らかす!

2021年5月1日土曜日

わらしべ人財。

ここ最近の出来事からの気づき。コロナ禍で直接会っての打ち合わせが難しく、もしかしたら、その打ち合わせから派生した(≒ご縁になった)かもしれない“繋がり”があったかもと思うと残念だった・・・。
しかし最近「あの人と繋いでくれない?」とか「あの人紹介してくれない?」などの相談や依頼されたり、私からも「〇〇さんをご紹介いただけませんか?」とお願いすることもあったり。以前からもあったけど、その頻度が増えている気がする。

フム、と気がつき、考えてみるとココ大の市民先生、地域づくりの関係者など、県内の20市町に相談できる知り合いがいる。これは移住して20年の賜物の一つ。それも県庁や市役所、町役場、大学、病院、商工会議所、コンベンション協会、事業所、大学、高校、小学校などにいれば、県外ではフィルム・コミッションを頼れば、北は北海道、南は沖縄県にまで連絡できるって意外とスゴイかも!と今更気付く。日本映画監督協会にも繋がる!

この“つながり”をもっと活かせたら、もっと“面白いことに”なる!ただ、ココでいう“つながる”とは単に「知り合いいるよ〜」などの一方通行的な間柄ではなく、しばらく会っていなくても、こうして学長日記を読んでくれて近況を把握してくれていたり、FBで思い出してくれたり【ご縁】が切れていない人。そういう意味ではSNSの威力というか効果は、使い方次第でスゴいもんだなと。

2021年2月17日水曜日

働き方相談。

「泉谷さんの根っこにある動機って何ですか?」と、コロナウイルスの影響で在宅勤務も多く、仕事以外に色々と考えてしまい、悶々と時間を過ごしている方。聞けばタッグを組んだ仕事以外にも色々としている私を見て新ためて不思議に思ったよう。個人的なミッションは「公益活動で飯は喰えるか?がテーマです。」と答える。このテーマ、フィルム・コミッションの理念に感動したものの、周りから“非営利事業で飯なんてムリムリ!”と言われた反動だったような、若かった・・・。

「公益性(≒非営利)であれば、実は何でもOKなので、FC以外の事業(ココ大、南予通信大学、愛顔の食卓、屋上交流農園、NICECREAMなど)も全て、公益事業として説明できます。」と答えると合点がいったよう。公益事業は儲からないと思う人は想像力が貧弱で、ココ大だったら、授業は愛媛の魅力発掘・再発見的な公益事業だけど、そこで得られたノウハウや経験などを収益化を目的にした「編集・コンテンツ化」がポイント。

「私の世代で公益性を前面に出している人は、地方(愛媛)にはまだ少なく、ロールモデルとして見せて飯が喰えることを証明すれば、30代、20代と続く人は現れると思ってます」と続けると、納得してくれたよう。経済や生活を支える貨幣価値も大事だけど、思う・感じる非貨幣価値も大事!東京の事情と地方の事情は違うけど、大企業に勤めていてもこの先安泰はないという話。

2018年12月5日水曜日

生き様です。

「俺はパフォーマーだ、時計じゃない」と遅刻を指摘されて返答したフレディ。遅刻は良くないけど妙に納得したり(しかし、その後フレディが許しを請うシーンでは周りが意図的?に遅れるブーメラン、おごりというか過信は禁物と解釈)。鑑賞後はLIVEAID映像を見直して号泣してる一人。世界73ヵ国で公開され興行収入は600億円を超えた!ちなみに12/1の映画の日は日本だけで2.6億円の興収。

「自身のあがりをどう思われてます?」と唐突な質問を受ける。「あがり」とは働き終わった時、人生最後の時という意味で、フレディのように最後までパフォーマーのままで生き切る人もいれば、不本意だったり、追い出されたり、色々な形の「あがり」を思い出す、目の前を過ぎた人たちは元気だろうか。希望のあがりは穏やかで満ちた気持ちで過ごしたいのは万人の願い。

でも!そうはいかないだろうと。「課題を改善・解決する事業を興し成果を出してナンボ」な世界にいる以上、愛媛に課題や可能性がある限り七転八倒、暗中模索の日々が続く。そして無理難題多いプロジェクト参加への打診。「学長はその時まで仕事してそうですね」とピンピンコロリを予言されて生涯現役を喜ぶ反面、七転八倒も続くのかと、エイエイオー!

2018年1月5日金曜日

段階的に関わることができれば。

1月27日に「えひめ地域政策研究センター」主催のセミナーチラシに「関係人口が創る新しい地域社会」という一文があり(はて?関係人口とはナニ?)と思っていたら事務所に届いたソトコト2月号が「関係人口入門」だったという話。ナニ?観光以上、移住未満、なんだそりゃ?セミナーに登壇される高橋博之さんにも伺うけど、高橋さんとソトコト編集長が関係人口論を話している内容はコチラ

物事が論議されて深まると内容は細分化される典型的な話題。そもそも「移住の定義がされていない」中で、地域との関わりが最も深くなるのは「定住」だけど、(定住は色々考えると重いわ〜)と思う人も少なくなく、ニ拠点とか地域でボランティアとか頻繁な訪問は「地域と関わる段階」としてある!と思う。要は地域との関わり(≒ファン化)は興味関心で人それぞれで、それらを大きく捉えて「第三の人=関係人口」と解釈。

段階的に地域への関わり度を高めることができればミスマッチも少なくなるかもしれない。私の場合は妻の故郷とはいえ、愛媛県について右も左もわからず県庁へ突撃し、幸運としか表現できない恵まれた環境で周囲によって愛媛県を教えてもらい今がある。関係人口に「大きな山場」があるとしたら「住む場所ではなく、働ける機会(環境)」が乗り越えられる最も有効な手段とも思う。

2017年10月2日月曜日

知らぬことばかり。

高校生と先生が来所、聞けば今年度からスタートした「社会起業家育成」コースの1期生だから16歳。私の30年前を思い出すと「無気力極まりない」学生だったので、ギャップにおののく。
「頭で学ぶのも大切だけど、まずはやってみることも大切」と伝え12月17日の「お城下マルシェat花園」で社会と接点を持つ企画で参加決定!「いいことだから行う」ではなくて「気づかぬうちに結果としていいこと」でもいいな。

ワークライフコラボの堀田さんに3年前に依頼されて続いている「なでしこドリームプロジェクト」がスタート。「ビューティーアドバイザー」「ベビーマッサージ」「クローゼットオーガナイザー」「コーチング」「バースデープランナー」「エステティシャン」「終活アドバイザー」「産後整体」「ライフオーガナイザー」などを目指す、始めた方々。聞いたことのない肩書き、働き方ばかりで、へっー!ほっー!とか唸ってばかり。

私の役目は、今は「横一線」に並んでいる熱い思いを整理し「順序立て」「優先順位」をつけて1歩が踏み出せるようにすること。写真は先日の面河ウーロン茶の販売会議の様子。このように自発的に目標を立て、行動計画が立てられるようになってくれたらと願ったり。行動プランの発表は1月!女性は元気です。

2016年11月10日木曜日

実るか実らないか。

不安を抱える二人がいます。一人は「教えてください。」といい、もう一人は「経験も知識もあるので、教えは不要です。」という。「教えてください」をAさん、「教え不要」をBさんとする。教える内容が良いか悪いかは別にして、Aさんは自分の足りない点、分からない点、そして自分の意見を一緒に考えました。

Bさんは経験と知識があるとのことなので静観すると、確かに指摘も的確だし回転も速い。しかしBさんは指摘は上手なものの、意見は常に批評的で「それっぽい正論」が多い。最初こそBさんの経験と知識はAさんを凌駕しました。Aさんは時に突き放しても諦めず踏ん張りました。すると、ある時からAさんはグーン!と伸びました。一方、Bさんは「教えは不要」と、意見に聞く耳をもたなかったので成長せず。

二人とも成長できたはずなのに、この違いは何か?性格?境遇?意識?Bさんは「忙しいし、お金がないから集中できない」と「それっぽい正論」を言いました。が実はAさんの方がBさんよりも収入は不安定で厳しい。しかしAさんは頑張りが実り、本人が望んだ舞台へ行きました。Bさんは舞台から降りました。寓話のような話、たどり着いた結果を望んだのは本人。

2016年6月25日土曜日

自分たち発のまちづくり。

西予市野村町にて「まちづくり交付金」の審査会。時にプレイヤーでもあり、時に審査員でもある私、プレゼンターの気持ちが痛いほど分かる場面もあり(頑張って!)と心の中で叫ぶ。
本日のプレゼンテーションは9組、先日は12組だったので計21組が「自分達発のまちづくりアイデア」を発表。これまで色々な審査会に出ていますが、練習を積んだのでしょう、皆さんの発表は聞きやすかったです。(プレゼンは初めての方がほとんどだったと思います)

写真は昼食風景。心の師匠、前田さんはスマホでお弁当を撮影中(笑)。前田さんの車に同乗させていただき往復3時間の道中は楽しかった!知り合って15年!大先輩です。

「笑顔な理由は?原動力は何ですか?」に「自分たちがこの先も暮らす地域ですし、笑顔だと楽しいじゃないですか!」と若者。その言葉に「NPOの人たちって自己満足が強いし、週末も自分の時間を使って、そこまでしないといけないんですかね?」と言われたことを思い出す。人それぞれだけど私はいいと思う。最初は「個人の"思いつき(妄想)"」から始まり同じ思いの人から共感を得て地域へ発展すると思うから、頑張れ市民活動!

2015年8月6日木曜日

一人一人違っていい。

ひょんな縁(つまり今まで縁はなかった)から、早稲田大学、上智大学、東北大学の学生さん計5名がココ大を訪れてくれました。実は「中小企業への訪問」が主だった(NPOは中小企業法では該当しません)のですが、ココ大の取組などに興味を持っていただき「働き方」「移住」「地域活性」などについて縦横無尽に意見交換。

私からは「考える(思考する)こと」の重要性を伝えました。私達が彼らの時頃とは比較にならない「関心や意識の高さ」で、持っている情報も膨大です。しかしながら「経験」が足りなく、判断材料が「外に頼りがち」なのが若者。「思考の矢」でも書きましたが、酸いも甘いもの経験が最善の判断を促してくれると思います。

働き方も移住の仕方も地域の活性も「一辺倒な紋切り型」では対応できません。枠に当てはめた方が楽なのは分かっているけど、一人一人違ってみんないい(この考えに到達するには山あり谷ありでしたが)。自分らしい生き方とは何か?考えてね。とくくったのでありました。

2015年4月16日木曜日

風の人から種の人。

双海町で「地域おこし協力隊」として大活躍していた冨田敏さんの退任に合わせた「お疲れさん会」へ同じく地域おこし協力隊の本多さんから伝達あり、ベンスケ氏運転の電動籠(現代風に言えば自動車)で馳せ参じる。

冨田さんとの出会いは約4年程前。赴任直後に地域再生実践塾に参加いただいてからのお付き合い。それからの冨田さんの大活躍と地域からの信頼は通常3年の任期なのに「雇用期間延長」が表しています。会場では「まちづくり学校双海人」の面々が集まりワイワイガヤガヤ。私は隣に座った偶然のお婆ちゃんと話が盛りあがる。聞けば40年前に青森のリンゴ農家を研修で受入れてから以後、40年間「ミカンとリンゴの交換」を続けているとか!そのリンゴ、いただきました。だけど、お婆ちゃんの名前を聞くのを忘れた。

「風の人」から「種の人」になり、「フリーターで暮らすんだ」と教えてくれた冨田さん。年上の先輩ですが妙に気が合う私達。お疲れさまー!これからも濃くお付き合いを!

2015年4月15日水曜日

心の底から。

あ”ー!またやってしまっている。忙しさを理由にブログをサボってしまいました。実は2015年中に20万アクセスを狙っているのに、達成できぬではないか!と自分に喝!書きたいことは多々あるのに書けないのは、偏に私の作業が遅いからと反省。

4/13に行った「絵画な食卓 浮世絵編」から。授業は大成功だったのはFacebookでもお伝えていますが、今回は久保田料理長の助手として西岡さん(21歳)を紹介します。和食の世界に入り2年目の西岡さんと私は酢飯を作ったり、彼女のお手伝いをさせていただきました。そんな彼女は勉強熱心、手持ちのノートにはレシピやポイント、メモなどがビッシリと書かれていました。今回の授業の具材も手配、調達したのは彼女です。

修行中には傷、ヤケドはつきもの、大変さが分かります。「学長はお仕事楽しいですか?」と西岡さん。「楽しむようにしてるよ」と私。「仕事は大変でギリギリですが、オヤジさんが優しく気遣ってくれるので頑張ってます」と西岡さん。心の底から頑張って欲しい!と思った瞬間。

2015年3月30日月曜日

0.1%。

イエムラコーヒーの家村さんからの紹介で、亀岡美咲さんが来所。聖カタリナ大学に通う大学生、本人の許可をいただき掲載。音楽が大好きな彼女は、同じく大好きな北条を音楽で素敵な場所にできないか?と考えてまして、ベンスケと色々と聞きまくる。

アイデアでは「イベントの企画・実施」を考えていたようですが「亀岡さんらしさ」が伝わってこない。老若男女がターゲットだとしても女学生が年齢や性別が異なる人の趣向を想像するのは容易ではない。それならば「コアターゲット」として「学生中心」にと助言し、そして亀岡さんの強みである「(自ら学内で立ち上げた)放送研究会」という機能と立場を最大限に活かすのもアリと伝えました。自分の得意分野、アウェイではなくホームで勝負です。

「自分ごと化」から「自分たちごと化」。思い描いた当人は熱量も高いのですが、持続・継続には共感や仕組みが必要です。聖カタリナ大学には約1,000人の学生がいるそうですが、その中でココ大へ来たのは亀岡さんが初めて、0.1%の割合です。これを0.5%、1%まで高められますように!

2015年1月8日木曜日

輝いて眩しい日野さん。

昨日の「週刊ココ大ラヂオ」は伊予銀行広報CSR室の日野文香さんをゲストにお招きしました。銀行員の方とは普段、「窓口」で用件のみの会話でしか接しないですよね。なのでいい機会だ!と根掘り葉掘り聞いてしまいました。実は日野さん、ココ大の授業にも何度も参加いただいている市民学生の一人でもあるんです、これもご縁!

内容は1日16日(金)23時〜南海放送ラジオでお聞きいただきたいのですが、「レシート探偵」の感想や今回への思い、日野さんが2015年に行いたいこと、なぜ銀行員になりたいと思ったのか?など、とても面白くて、ありがたくて濃い時間となりました。あっ!日野さんのリクエスト曲はさすが!と思えるアレです(笑)

銀行員というと「お堅い」イメージですが「夢を叶える手助け」という立ち位置で日野さんは業務に邁進しています、だから温かくて優しい。私も杉浦副学長も輝いて眩しい日野さんに心洗われたのでありました。また一緒に授業したいなー!

2014年11月29日土曜日

四国中央市は温かい。

石川さんです。四国中央市ボランティア市民活動研修会も4回目、毎回の訪問で感嘆するのが「題字」です。立派な字で「ボランティア市民活動研修会」と書かれた横断幕。そして、毎回異なる「演目」。その題字を筆と墨で毎回記してくださるのが石川さんです。ものすごい達筆!教科書に出てくる字のよう。もちろんボランティア、石川さんから申し出てくださったようです。

もしかしたら「子供」と思えるぐらいの年の差ですが、真摯に対応いただく姿に頭が下がります。聞けば日展にも出品経験があるとか。また、宮崎さんからは四国中央市の素晴らしい風景をまとめたカレンダーもいただきました。何も知らない奴に皆さんの気持ちが温かい・・。

20代〜70代が参加する研修会。一人一人に知識、技術、経験があり、素晴らしい。どうしたら皆さんの「その気」を活動に注げられるか?悶々と考えた電車旅90分。

2014年11月27日木曜日

課題改善中。

なかなかレアな画です(笑)。ココ大とリソースセンターの経理を担当する江戸さん。会計ソフトと格闘中です。ココ大とリソースセンターの課題の一つに経理(財務)の効率化があります。どんなに事業アイデアがよくても、経理(財務)が脆弱だったら張り子の虎です。

この課題改善にはNPOについて興味関心のある「士業」の方がどうしても必要で、出会ったのが柳井崇延税理士です。専門知識をフルに活用し経理(財務)のテコ入れ作業中です。私がビジネススクールに行っているのも、I4でお金などについて学んでいるのも、ここに直結します。

色々な能力を持つ方々に参加いただき、ココ大もリソースセンターも存在していると再確認。あとは事業アイデアだけ、来年の3月には、ココ大、シェアライフデザイン、ライフサポートアゴラからドッーン!と事業を発表します!

2014年11月26日水曜日

妹分です。

佐々倉愛さん茶目っ気ありで、人懐っこい笑顔の持ち主。多くの方に好かれています。カタリバ in 宇和島を控え、事務所にやってきた愛ちゃん、久しぶりにゆっくり話せました。NPO法人アイズの代表でもある愛ちゃんは、お母さんになっても変らず素敵な女性でした。

NPO法人の経営者でもありますが、自分らしい生き方としてもNPO法人を選択した愛ちゃん。安永さんとも互いの境遇などを話し、意気投合。ふと気づいたのは、30歳前後の人がNPOを元気にしているぞ!ということ。実際に八幡浜でも新居浜でも西条でも現場を動かしているのは30歳前後です。

彼女達が頑張ってくれることで、その次の世代(つまり我が子世代)の目標になるでしょう。そんな彼女たちが少しでも「しょうがない、目標にしてあげる」と思ってくれる40代でありたい(笑)。もう少し頑張らないといけないみたい・・・。

2014年11月7日金曜日

男3人、宇和島を考える。

真剣なまなざしなのは、Studio-Lの神庭さん、そして宇和島市役所の谷本さん。神庭さんとは、宇和島市商店街のにぎわい創出を市民参画で行う「おまち会議」を、谷本さんは、その「おまち会議」を仕掛人でして、縦横無尽に語り合う図でした。

おまち会議での私の役割は、にぎわい創出企画の立案アドバイザー。私が考えるのではなく、「市民発のアイデア実現」を応援する立場です。一人一人、素晴らしいアイデアは持っているので、そのアイデアをどうしたら実現できるか?実現に必要な知恵、技術、工夫などを提供しています。そして単なる実施で終わらせず、振返りも。振り返りによる気づきが大切!

やはり主役は市民です。私も市民の一人ではありますが、宇和島を元気にするのは暮らす人々です。私も神庭さんも市民活動に必要な調味料であり、大根のツマ(笑)。今晩、宇和島に入り、明日にはまた別場所へ旅立つ神庭さん。頭がさがります。

2014年11月5日水曜日

松本英次さん登場!

昨晩は松本英次さん(アービンズ代表取締役社長)による「ブランディング力中級編」講座を、えひめリソースセンター主催で開催。ライフサポートアゴラ、花育・花活プロジェクトえひめ、シェアライフデザイン、いよココロザシ大学が参加して開催。すごく勉強になりました。
「NPOとブランディング?」と思われるかもしれませんが、もの凄く重要と位置づけていまして、ブランドマネジャー1級&2級の松本さんに講師をお願いしました。

「情緒的価値は浸透・普及によって機能的価値に組み込まれてしまう」というのが学び。「エアバッグ装備」や「衝突安全装置」は新型車の差別化となる情緒的価値だったけど、いつしか「標準装備」となり「機能的(基本的)価値」になった。前回は情緒的価値と機能的価値について学んだけど、今回は自分なりに咀嚼できて腑に落ちた。

自分が考えたこと、始めたことは時に盲目的になり「裸の王様」になってしまう。この事態を回避するのは、やはり「常に受益者視点」なんだなと、自戒を込める。

2014年11月3日月曜日

おせったいを受ける。

今回の「街中遍路歴史散策」では「おせったい」を受けました。それも2度!一回目は浄土寺から三輪田米山のお墓のある裏山を上り下り、繁多寺への小道の途中で「みかんを持っていきなよ!」と声が。声のする方向を見上げると塀からオジさんでした。「ミカン?」と思っているとオジさん家の駐車場にミカンが盛ってあり、「無農薬だから形と色は悪いけど美味しいよ!」といただく。皆でありがたく頂戴してのどを潤す。

石手寺に到着し、先達の木下さんから説明を受けているとベンスケが五十一番食堂さんの「石手名物やきもち」に。挨拶をすると「みなさんでどうぞ!」と、やきもちを20個もいただく。浄土寺出発から既に3時間が経過していたので参加者全員が小腹を空いていたので美味しさが身に染みました。五十一番食堂さん!ありがとうございます!

このご恩は次へ。「恩送り」を感じずにはいられません。どこの誰とも知らない私達に明るく気さくに接していただき感謝!こうして遍路文化は人の温かさを介して1200年以上も続いているんだと一人納得。