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2017年10月14日土曜日

モノサシが違うと。

岩の合間から巨大な「キングコング」が現れる髑髏島だ!と、一人興奮しました。ただ場所がマニアックなので「デート」や「ピクニック」には不向きかなと採点。
目の前に立てば誰もがワォー!と思うはずです。なぜなら地層が横向きではなく何かの影響で歪み縦に隆起、突き出てます。色は緑や青、赤茶などカラフルです。「2億年前の地層」と言われて呆然と見上げる。

「資料な視点」と「娯楽な視点」では評価のモノサシ(計り具合)は違い、写真のような「手つかずの自然」は資料的価値は高いものの「楽しむには配慮や工夫、情報が不可欠=気軽に楽しみにくい、遊びにくい」ことが多く、訪れる目的が明確でないともったいないかな。だから「撮影」のような場合は合致しやすかったり。観光地化すれば景観や自然は破壊されるし、何もしなければ知名度は浸透しない。地域のジレンマあるあるの事例。

ちなみにこの場所へ行くには、下り274段、登り274段の計548段の階段を通る必要があります。地層から化石や古代の証が見えたら娯楽系に繋がったりするんだけど、削ったりするのはNGなはず!ジオパーク、スゴイんだけど、「スゴい」で終わらせない「その先」をどう楽しむか?宿題!

事業を山登りに例えて。

松山市タウンミーティング課と一緒に行っている「わがまち工房」。6月から半年間、全11回の市民講座。今回のテーマは「自転車で暮らしやすいまちを考える」で、15人が3グループに分かれて自分たちが考えたテーマで11月20日に野志市長へプレゼンテーション!市長へ直接提言できる機会ってないので、どのように伝えたら届きやすいか?などを共に考える。

課題が明確になり、そこへ目指そう!となっても、一気にジャンプして課題改善(目的)へは辿り着かず、標(目標)を定め、コツコツと目的(頂き)へ向かおうという図。そして目標自体も実は細分化すると、小さな目的に言い換えることができ、俯瞰的にみると目標のクリアを繰り返すことで、おのずと課題改善という頂きにたどり着くと補足。慣れないと、いきなり頂きを目指す傾向がありますが、そこは「まずは第一目標」です。

個人的には「仕事以外で街中を自転車で走らない(現状)→単なる移動手段(結果≒課題)→街中でも仕事以外で自転車と楽しく過ごせる場として【街中に自転車用品購入、パンク修理、レンタサイクルなどできる多機能自転車カフェ】(課題改善策)が花園町にあればと。ホント、街のド真ん中に駐輪場はあるものの、パンク修理やメンテナンスできる所がないなと。

2017年10月13日金曜日

移住つれづれ。

思いを朝日新聞に掲載いただきました。コメントの文脈は「ミクロでは増えてもマクロでは社会減、自然減で人口は減っており、人口増は期待しにくい。ならば減る中でも魅力を創るべき」という内容。そこで着目すべきは「愛媛に可能性を求めて」やってきた「地域おこし協力隊」と思っており、任期が終わっても県内で暮らしてもらうことを目指すべきと言っています。

繰返しになりますが「日常の活動こそ」発信されるべきで、日常の延長に「効果や成果」があるわけだから、効果や成果だけで判断をするのは本質の半分にも満たないかもしれないということ。ココ大としても「こんな」「あんな」授業で、協力隊ともっと連携したいと思っています。魅力となる素材は自然由来かもしれないけれど、素材を魅力化するのは人しかできないと思うので「人への投資」が必要と思ったり。かと言って講座や研修でいいのか?とまた新たな問題が・・・。

そしてもう一つの持論は「4年間学ぶ大学生」も一種の移住であり、彼らが学ぶ4年間に、いかに愛媛の魅力に触れるかで県内への就職率(起業率)も上がったりと妄想したり。そもそも移住って住民票の住所という「定義」でもないから「複数拠点で暮らす」もアリと思う。そうなると人交密度の増が移住の本質なのか?そんな本質を「一つ」に絞ること自体、間違っているかも。価値観は時代と共に常に変わるのね。

2017年10月12日木曜日

一件落着。

「警察です・・・」と言われたら、悪事をしてないのにビクッ!とする小心者。それが「息子さんがですね・・・」と続けば(エッ!ナニ!一体どうした?)と気が先回りして心配になるのが親。
聞いてみれば7月に盗難にあった自転車が発見されたとのこと。警察に向かって「ホントですか??」と今度は疑り深くなったり。「バラバラですか?」と訳の分からないことを聞く始末。

数万円したそれなりの自転車で息子のお気に入りだったものだから、見つかったものの、壊れたり傷ついたりしていないかも心配しましたが、奇跡的に綺麗な状態で放置されていてビックリ。「どうやって見つかったんですか?」と私。「敷地に長い間放置されている自転車がある、と通報があったんです。」と警察。ホント、てっきり分解されてパーツ売りされたと思っていたので感謝。

「東署管内だけで一日数件の盗難被害がありますから、県内では相当数の自転車が盗難にあってるんです。」「盗難届けと自転車登録があったから見つかったですよ!」と警察。盗む奴が悪いのは当然ですが、その一方で通報してくださった方もいて、世の中には悪人と善人がいるんだなと、心に刺さっていたトゲが一つ抜けた!一件落着。

2017年10月11日水曜日

見ようとする姿勢。

明日は「やらないといけない」こと、1週間後は「やるべき」こと、1ヶ月後は「やれる」こと、1年後は「やりたい」ことと、1日先は明確に分かるのに、日を追うごとに意思は不明瞭で不確定になる。見えない先を見通すって大変!ましてや5年後、10年後なんて・・と、愚痴ってもコトは改善しないので「見ようとする姿勢が大切」と自分に言い聞かせる(笑)リード・ザ・セルフ。

その一つ10/15の「お城下マルシェat花園」。おかげさまで20店舗以上の出店者になりました。新規出店者もあったり「レゴプール(えひめレゴ部)」も登場、「えひめ粥」も準備中です。「みかんソムリエクイズ」「ききみかんジュース」に参加していただければ「季節の柑橘プレゼント(協力:田縁農園)」です。写真は実行委員会で出店者の確認、レイアウトの検討をヴェントディマーレさんでパワーランチしながら実施。

1年後、「お城下マルシェat花園」は40店の出店者で溢れ、月に一度の日曜の朝は「花園通りでブランチ」が日常になってたり!企画者たる醍醐味の一つは「文化をつくること」。そして小さな経済がまわり始め、持続に必要な資源が循環する。見えない先を見ようとするには「ワクワク」が必要と思った朝。

2017年10月10日火曜日

魅力クエスト。

来るべき時に備え、店内のレイアウトをガラリと変えました。花園町通りも綺麗になり入口を全開にすると陽射しも風も心地よく、緑も路面電車も見えて解放的でいい感じ(予想外は「ポケモンGO」で、10人-20人ほどが店前で時々たむろされること)。今週末に控えた「お城下マルシェ」は現在20店の出店申込を受付けました。愛顔の食卓では【えひめ粥】も出す予定です。「ジャックオーランタンづくり」のワークショップも受付中です。

お菓子づくりは経験ないし、趣味でもないです。ただ「意見するなら体験してから」と思うので失敗、不出来に関係なく行い「自分の意見」を持つようにしています。やらないうちから「できない理由を探さないで」と思いますが、これまでの経験と固定概念がそうさせるのでしょう。「状況」を集めれば、それなりに「推測」できますが、どこか空虚に感じるのは気のせいか?

最近の発見は「オリーブオイルを混ぜれば、多くがドレッシング化される」事実。「塩みかん(ミヤモトオレンジガーデン)」「鯛みそ(浦安水産)」「飲む酢(尾崎食品)」「レモン果汁(カネミ農園)」などは王道で、それに「ハーブ塩(愛媛ハーブ)」を振ったら十分な逸品になるからスゴい。飽くなき商品の魅力創出と探求の旅(魅力クエスト)は続く。

2017年10月9日月曜日

見つける、感じる。

同じコトに取り組んでも「意識」が違うと取組み方も違うよね。という話。あくまでも私の個人的な感覚の話で男性は「世のため人のため」みたいな大義で社会の課題を見つけて改善・解決に向かうに対して、女性は「大切な人のため」から課題と感じて改善・解決に向かうのでは?。
ワークライフコボラさんで3年目に入った「なでしこドリームプロジェクト」や「ソーシャルビジネス相談」を通して感じていたモヤモヤを整理。

社会で起こっている課題を見つける男性は「明確なゴール(改善)」があるから目的を定めてから動く。だから非常に分かりやすく解決すれば広く多く受益者がいる。一方で女性は大切な人が「良かった」と思えば、それがゴールだから広く多く受益者はいない。だけど、大切な人の場合は「具体的な誰か(家族、友人など)」が分かるのに対して、社会の課題の場合「○○市○○町の誰か」まで受益者を絞れない。

どっちがいいかなんてナンセンスな話で、ちっぽけな話。整理できたんだからお得にするには「両方の意識」を手にいれること。すると臨機応変な対応ができるし、新たな視点も得られる(課題が2倍発見できるのはゴメンだけど・・・)。そう!女性の場合、大切な人が困っていることを感じる、男性の場合は社会が困っていることを見つける。どうなんだろう?違っているだろうか。

2017年10月8日日曜日

コレクションの果て。

全高600mmm、全長500mmのAT-ATが「売られてゆくドナドナ」のようです(実は二匹、もとい二体います)。荷馬車はガソリン車になりました。その奥は全長700mmのGR75です。よく見るとベイダー卿がこっちを見ています。
今から25年前、後先考えずに好きだったスターウォーズのオモチャをアルバイト代で片っ端から購入し、恐ろしい量になってしまい実家からSOS!エミフルで公開授業をしても持ち帰らないとならず、行き先なく義母に保管していただくことに。

25年前で既に古く「鑑定団に出してみたら?」と言われるも出すのが面倒!そんな綺麗に保管してるわけでもないし。全く興味のない妻は「売ったら旅行に行けるよね??」と虎視眈々に狙われるコレクション、帝国軍よりも手強い(笑)。一体いくらぐらいの価値があるのかも分からず、このまま「家宝」として子供達に受け継がれるのか?それとも・・・。

一昨年からエピソード7、昨年はローグワン、そして今年はエピソード8と続き、再来年前まで続くSWサーガ。盛り上がりたいけど「目の前」の問題が根本的に解決していないので不完全燃焼。ミレニアムファルコン、スレーブワン、タイインターセプターなどが再び陽の目を見るときはあるのか!それともサザビーズに出店かっ!心の叫びを綴ってみた駄話。

律するって大変!

那覇、コザ、今帰仁村と巡り、時に24時まで話し込んだ沖縄4日間が終了。超MIXなゴチャゴチャ感の中で自分なりに編集して「何を問うべきか?」というと「いかに自分を律するか?」に尽きる。
話し込んだ多くが40歳以上と同世代もあったせいか、生まれてから今までに無意識で培った価値観や生きてゆくための縛りに窮屈さを感じたり、諦めたり、奮起したり、でもそんな中で自分を見失わないようにしないといけない。

見失うと「場当たり的、近視的、刹那的」な意識で「自分さえよければいい」発想や行動になり、沖縄でもあった。周りのことを気にせず、自分中心で生きられたらと思うけど、つい(あ”ー!書類が終わってない、夕飯は何にしよう、○○に土産だ!)と周り(誰かを)を意識してしまうから、自分には無理だろうなと。【人は生まれながらにして弱い】という性弱説を信じる私。誘惑の中で人は生きてるのね。

じゃあ、どうやって欲にまみれず自分を律すればと考えると、自分に課せても甘えたり、緩んだりするので「こども達」という未来を担う人たちと思うんだけど、模範となるべき人たちが魑魅魍魎化したり、生ける屍化を見ると性弱説を信じる者としていづれ自分の姿かとおののいたり(笑)。でも、いつ自分が魑魅魍魎化、生ける屍になったか気づかないんだろうな。

2017年10月7日土曜日

パンドラか。

お天気雨がパラパラの中で、全長約2kmの古宇利大橋。まだ30度を超える気温に海辺はワンサカ人がいて「水着持ってきた??」とイジらるほど(笑)。人口約350名の古宇利島はリゾート感漂う15分も走れば一周できてしまう小さな島。だけど!撮影による功罪が顕著にわかる島と、説明してくれたのはフィルム・コミッショナーとして活躍し、今帰仁村観光協会事務局長を経て独立した友人。

「ハートロック」という何の変哲もないハートに見える岩が嵐出演のCMに登場以来、島に訪れる人が激増し、島に潤いをもたらしたが「ゴミ、騒音、渋滞」も小さな島に引き入れてしまったと悩む彼(彼自身がハートロックの名付け親の一人)。ハートロック周辺の土地は「駐車場だらけ」でバブル価格からデフレ価格に陥り、今では100円で駐車可能とのこと。トレードオフと言ったら実も蓋もないけど、FCはパンドラの箱を開けたのか?

地域は利益が欲しいし、我々は支援実績が欲しいし、撮影隊はいいロケ地が欲しい。「お金や利益ファースト」ではなく「地域の魅力再発見、再評価ファースト」なんだけど「理念や姿勢だけ」では持続しない。「バランス」と言われるけどバランスを保つだけでは動けない・・・。いい事例でした。

2017年10月6日金曜日

製作者の方へ。

決して「フィルム・コミッションに頼めば、その部分は"安くすむ(≒0円)"から、予算を抑えられる」と、思わないでください。我々は製作側に雇われてはいませんし、無償で答える義務もありません。そもそも情報や労力の提供は0円ではありません、それは「非営利」という言葉を誤解釈しています。
一体誰ですか?「フィルム・コミッションはタダ」という意識にしたのは?もしかしたら支援実績欲しさからの私たち?

Tシャツ一枚、ボールペン1本、クリアファイル1部でエキストラが集まるとは思わないでください。エキストラが集まらなかったからと、罵声をあげるのはやめてください。FCの基本業務にエキストラを集めるコトは含まれていません、製作側の仕事に「協力」している立場を忘れないでください。思い出すのは松山城に連日400人を観衆役で集めろ!と言った製作担当と大ゲンカして「ロケをやめて帰ってほしい!」と言ったこと。

劇場作品、テレビ番組がこの先も安泰とは限りません。NETFRIXは世界に1億人以上の会員がいて「映画やテレビで流れない」作品を、Youtubeは監督や製作、配給などを必要とせず世界中に配信できます。「映画を撮ってやってんだよ!」という勘違いさんは10年前と比べて少なくなりました。しかし「まだ自分勝手」な人はいます。作品を「一緒」に作っているパートナーと思えない製作者は退場してもらっていいんだ、と隣の席だった崔洋一監督の熱い言葉に感じました。

2017年10月5日木曜日

気持ちを逃がさない。

前回から5年、国際通りを行き交う人はアジア系、欧米系の外国人多し。店員のかけ声も「外国っぽく」雰囲気はホーチミンで味わった混沌の様子。外国人観光客は増える一方で那覇の慢性的な渋滞は改善していないとのこと。同い年の沖縄人3名と「市民大学、働き方、地域課題」などについて熱く交わす。「沖縄と愛媛で"交換授業"したいですね」とも。

市民大学の授業費(参加費)だけで人を雇うに必要な額を賄うのは大変。一人1000円で20人の場合2万円/回。毎週(50回/年)行い100万円/年。週に3回(毎月12回/年144回)して288万円/年。違う仕組みとして5回講座5万円の授業に4人参加し20万円/回。それを15回すると300万円/年。参加無料の授業であれば、いくらでも企画できるけど活動や事業として持続性を考えると専属(腹を決める)がいないと難しい。

「腹を決めないと仕事はできないのか?」と言われればNOだけど、腹を決めた方が(自分の気持ちが逃げない)かと。どうしても「(正論のように)できない理由」を探すのが人。不惑の40代、かれこれ社会に出て20年、自分のこと、地域のこと、仕事のこと、家庭のこと、愛媛では話さないことを沖縄人と話して、さながら男子会(笑)。写真は外国人多しの中で学生、おばちゃん、工事現場の人と相席だった花笠食堂の沖縄そば(500JPY)。

2017年10月4日水曜日

価値を作るのは。

ホントかいな!花園町の土地価格は約26万円/平方m、約89万円/坪って。10m四方(100平方m)で2600万円!「お城下マルシェat花園」は、東と西で各長さ200m×幅5m程度だから合わせて約5億2千万円する土地で開催してるってこと!?考えたこともなかった。「地域の価値をあげる」について意見交換したら、土地の価格になって意識したらビックリ!そこに2.5m×2.5mほどの区画で出店。

写真に写るこの地域を5億円以上の価値へ押し上げた人は誰か?企業や行政もと思うけど、インフラに過ぎず、結局「いかに人が往来してるか?」が価値と思うのでハードではなくてソフトではないかと。【愛顔の食卓】だったら(あそこへ行けば生産者の味が手に入る)【お城下マルシェat花園】だったら(あそこへ行けば新しい出会いが必ずある)という感じ。小さくても一つ一つが強い個性を持てば点→線→面と。

本業そっちのけにも感じられる熱の入れようは「地域がにぎわえば個々にも波及する」と思うから。個々で動けば効果はすぐに得られるけど動き続けるのは大変。そこで「(自分も知らない)伸びしろ」があるのが地域。地域の力も借りながら自分の力も地域へ提供する。いやぁ、数年先、花園町通りの価値が6億円になったら「えぇ、私たちも価値を押し上げました」なんて言えたらスカッ!とするだろうなと。

2017年10月3日火曜日

降り立つ人へ。

「戦略の誤りは戦術でカバーできない」なんて挑発的な言葉に続き、「儲かる会社と儲からない会社の違いは、経営者が正しい戦略をとっているかどうかだけ!」なんて紋切り型で言われたら気にするに決まってる!「儲かっている会社には必ずいい商品、サービスが存在する」だなんて、その通り・・・。【愛顔の食卓】は大丈夫だよね?と自問自答。ちなみに戦略は方向性、戦術は手段。戦略は経営者が決める。

売上を伸ばすには「客数をあげる」「客単価をあげる」「購買頻度をあげる」の3つしかない!「盲目的になるから商品に惚れ込むな」。48ページしかない、薄く何かのオマケで無料配布されている冊子に釘付けとは、ページ数が少ないだけに「言い切り型文章」が妙に突き刺さる(笑)

「補助金頼りで商品を開発するな!」「コンサルは決められた条件でしか考えないから失敗が多い」「プロダクトアウトだけでは市場を見落とす」「情報発信力が弱い」「経営者が経営の仕事をしていない≒経営者ではない」なんて面白いじゃないか!実は今、商品の売り方で悩みの局地もあって、響くんだろうなと自己分析。松山空港に降り立つ人は何を求めるかのか?

2017年10月2日月曜日

知らぬことばかり。

高校生と先生が来所、聞けば今年度からスタートした「社会起業家育成」コースの1期生だから16歳。私の30年前を思い出すと「無気力極まりない」学生だったので、ギャップにおののく。
「頭で学ぶのも大切だけど、まずはやってみることも大切」と伝え12月17日の「お城下マルシェat花園」で社会と接点を持つ企画で参加決定!「いいことだから行う」ではなくて「気づかぬうちに結果としていいこと」でもいいな。

ワークライフコラボの堀田さんに3年前に依頼されて続いている「なでしこドリームプロジェクト」がスタート。「ビューティーアドバイザー」「ベビーマッサージ」「クローゼットオーガナイザー」「コーチング」「バースデープランナー」「エステティシャン」「終活アドバイザー」「産後整体」「ライフオーガナイザー」などを目指す、始めた方々。聞いたことのない肩書き、働き方ばかりで、へっー!ほっー!とか唸ってばかり。

私の役目は、今は「横一線」に並んでいる熱い思いを整理し「順序立て」「優先順位」をつけて1歩が踏み出せるようにすること。写真は先日の面河ウーロン茶の販売会議の様子。このように自発的に目標を立て、行動計画が立てられるようになってくれたらと願ったり。行動プランの発表は1月!女性は元気です。

2017年10月1日日曜日

美味しい未来。

情報と情報の実感には「時差」があり、東京と地方では顕著で、情報は瞬時に届くけど、東京での現象を愛媛で実感するのは情報から1年後ぐらいかな?と。
すると、1年後「ホテルや駅は当然のこと、立食い蕎麦屋や工事現場でも外国人が道を尋ねたり説明を外国語で行う」ことは「他人ごと」ではなく「必ず起こる未来」として思った方がいい。(実際に今回の出張で立食い蕎麦屋とホテルで外国人と店主らの意思疎通を手助けした)

そんなことを思ってたら、松山空港でヒジャブをした子供達、半袖短パンの欧米人らしき方がいて現実味を感じたり、国体関係かな?2020年のオリンピックも控えてるから「(外国人を含む来県者へ)おもてなし」が求められるよなーと他人事で考える。

遡ること6時間前。渋谷区神宮前でBROWN SUGAR 1ST.でヴィーガンアイスを食べてた私。店員さん自身が「ヴィーガン」で、写真のヴィーガンアイスの原材料であるココナッツはタイ産であったり、ココナッツオイルを絞る過程でできるココナッツクリームの可能性は大きいなど、初対面なのに30分間以上話し込んだり(笑)。ちなみにクリームもココナッツクリーム、クッキー(ハロウィーンバージョン)は有機国産小麦とのこと。「ヴィーガンソフトクリームは聞いたことないです・・」と彼女、準備を整えよう!

2017年9月30日土曜日

知らないと損。

「10月1日で郵政民営化10年、すると郵便貯金にも休眠預金は該当するので額は現在の700億円/年から増えるでしょう」と内閣府(サラリというけど日本最大の助成財団である日本財団でさえ扱う助成額は300億円以下ですからね)。【休眠預金等活用の基本方針策定に向けた地方公聴会】に出席。愛媛では他に誰か聞いたのだろうか?もしかして愛媛から私一人だったら(これは知らないと損!)と思うとゾッとするけど・・・。

公益とは(1)こども及び若者の支援に係る活動(2)日常生活又は社会生活を営む上で困難を有する者の支援に係る活動(3)地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に係る活動】とのことで、この3種類で大概の公益活動は網羅できるとのことなので休眠預金の活用対象になる(活動の全てが海外支援はNG)

公益活動はNPOだけでなく企業や団体なども可能なことから、対象となること。【透明化】が絶対の助成、貸付条件なので、活動を並走で見守る機能が必要なこと。資金分配団体は全国で10箇所と言っていたのに今回は数の発言がなかったこと。コーディネーターやプロデュースする機能、役目がないと効果的な成果がでないこと。内閣府だけで検討していた前回から有識者を交えた話が進み、より現実的に感じたけど、そもそも愛媛で該当しても対応できる活動は少ないと思ったり。

2017年9月29日金曜日

始めるよりも続けるよりも。

11月下旬発行予定の「えひめのてみやげ(仮称)」に掲載するギフトセットの検討に「冷凍ギフト」を作ってくれたスタッフ。お客様のニーズに答えようと冷凍発送もできるようになりました。海産物やアイスクリーム、冷凍みかんなどは「冷凍がウリ」なので提案します。

海南タイムズさん、朝日新聞さん来店。取材を兼ねた意見交換。フィルム・コミッションのこと、ココ大のこと、愛顔の食卓こと、お城下マルシェat花園のこと「業態変わりました?」と記者。「手段は変わってますが目的は変わっていません、全て愛媛の魅力を発掘・発信するという一直線上にあります」と私、唸る記者。「ただ、私もパンパンなので、これ以上はできません・・・」と自分で何気なくいった発言にハッ!とする。

「始めるよりも続けるよりも引き時が大変」は、東北大震災で支援に入った友人の言葉。始める時はエネルギーや熱量が高くエイヤー!だし、継続も仕組み化されていればできる。でも引き時は状況(好調時か不調時か)やヒト(任せられるヒト)が重要と助言を受けたっけ。タイミングを誤ると多大な迷惑をかけるし、手放せなくなる(友人は失敗したらしい・・・)。好調な時にこそ冷静に数年先を描かないと。

2017年9月28日木曜日

大義がない。

気づいたり、感じたりしているのに「しない」「できていない」のはなぜだろう?「(地域に)やる気がないからです。」と、参加者からズバッ!と出て身もフタもなかったけど(汗)、取組みに立ちはだかるこれらの障害を乗り越えないと効果や成果は表れないと意見交換。
本当にお金はないのか?仲間はいないのか?時間はないのか?表層的に考えると「ないないづくし」だけど、一つ一つ精査すると「ある」と私。

お金だったら寄付も助成もあるし、仲間は募ればいいし、時間はやりくりすればいい。アイデアもみんなで考えれば出てくる。フム、すると「何が」立ちはだかっているのかと考えると【大義がない(なぜ?自分が関わらないといけないのか?)】が浮かび上がる。自分の経験や知識、技術、時間、お金を提供してまで取り組む理由がない=メリットがないのに関わるなんて「変わり者」と思われる。

そして【(周りから)変わり者と思われたくない】という意識につながる。でも課題に気づいているのに前後両隣が平穏に「何もないように」暮らしていても、前後両隣を含む地区が課題で衰退してしまったら元も子もない。奇妙な集団意識で(お隣さんが大丈夫ならウチも大丈夫)とか(ヒーローが現れ、課題をズバッ!と改善してくれるから大丈夫)というコトは絶対にないから!と、取組もうとする人たちを鼓舞する。

2017年9月27日水曜日

パンの力を借りて。

近所のマンション一階にあった「パンケーキ」屋。雑誌などで紹介され一時は行列ができ、駐車待ちもでるほどの人気だったにもかかわらず、いつの間にか閉店。3年ほどの寿命か、今は解体待ちか工事用具などが無造作に置かれて諸行無常。行き詰まったのか、それとも次のステップなのか、知る由もなし。

かと言えば、写真のRIZさんは扱う米粉パンの全てが【完売】なんだからすごいもんです、写真の全てです。花園町には現在、パン屋がありません。KOMACHI10月号の特集はパン屋さんで2012年には人口あたりのパン屋件数で日本一になったことがある愛媛県。パン屋は地域のキラーコンテンツ、2017年だけでも県内では6店以上のパン屋がオープンとのこと。

そこへ!ソフトクリームを合わせたいと思う妄想家が一人。ソフトクリームだからといって「コーン」に縛られることはないと思っており、コッペパンやコロネにソフトクリームを挟んだり、入れたらどんなに美味しいか!そしてそのソフトクリームが「温州みかん」「伊予柑」「レモン」味だったら、地域性もバッチリと思ったり。「はだか麦パン」でもできるなと。もちろん愛媛初!