日記を検索

2017年10月14日土曜日

モノサシが違うと。

岩の合間から巨大な「キングコング」が現れる髑髏島だ!と、一人興奮しました。ただ場所がマニアックなので「デート」や「ピクニック」には不向きかなと採点。
目の前に立てば誰もがワォー!と思うはずです。なぜなら地層が横向きではなく何かの影響で歪み縦に隆起、突き出てます。色は緑や青、赤茶などカラフルです。「2億年前の地層」と言われて呆然と見上げる。

「資料な視点」と「娯楽な視点」では評価のモノサシ(計り具合)は違い、写真のような「手つかずの自然」は資料的価値は高いものの「楽しむには配慮や工夫、情報が不可欠=気軽に楽しみにくい、遊びにくい」ことが多く、訪れる目的が明確でないともったいないかな。だから「撮影」のような場合は合致しやすかったり。観光地化すれば景観や自然は破壊されるし、何もしなければ知名度は浸透しない。地域のジレンマあるあるの事例。

ちなみにこの場所へ行くには、下り274段、登り274段の計548段の階段を通る必要があります。地層から化石や古代の証が見えたら娯楽系に繋がったりするんだけど、削ったりするのはNGなはず!ジオパーク、スゴイんだけど、「スゴい」で終わらせない「その先」をどう楽しむか?宿題!

0 件のコメント:

コメントを投稿