決して「フィルム・コミッションに頼めば、その部分は"安くすむ(≒0円)"から、予算を抑えられる」と、思わないでください。我々は製作側に雇われてはいませんし、無償で答える義務もありません。そもそも情報や労力の提供は0円ではありません、それは「非営利」という言葉を誤解釈しています。
一体誰ですか?「フィルム・コミッションはタダ」という意識にしたのは?もしかしたら支援実績欲しさからの私たち?
Tシャツ一枚、ボールペン1本、クリアファイル1部でエキストラが集まるとは思わないでください。エキストラが集まらなかったからと、罵声をあげるのはやめてください。FCの基本業務にエキストラを集めるコトは含まれていません、製作側の仕事に「協力」している立場を忘れないでください。思い出すのは松山城に連日400人を観衆役で集めろ!と言った製作担当と大ゲンカして「ロケをやめて帰ってほしい!」と言ったこと。
劇場作品、テレビ番組がこの先も安泰とは限りません。NETFRIXは世界に1億人以上の会員がいて「映画やテレビで流れない」作品を、Youtubeは監督や製作、配給などを必要とせず世界中に配信できます。「映画を撮ってやってんだよ!」という勘違いさんは10年前と比べて少なくなりました。しかし「まだ自分勝手」な人はいます。作品を「一緒」に作っているパートナーと思えない製作者は退場してもらっていいんだ、と隣の席だった崔洋一監督の熱い言葉に感じました。
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