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2017年8月20日日曜日

小さなスタッフ。

先日、夏休みでお母さんの取材に同行していた兄妹が「みかん(ジュース)」が大好物という話になり、それから「自由研究」の話題になり「愛顔の食卓で販売体験をしてみる?」と畑さんの粋な計らい。小学生兄妹による職場体験が実現しました。こういうことが現場で行われて嬉しい!子供達は「未来の塊」これぞ、大人だからできること。看板も素敵!真摯な姿勢も素敵!

我が家では末っ子の自由研究を一緒に考えていたら、自分でも何か挑戦しようと、佐澤さんが以前に作ってくれたスコーンが食べたくなり、冷蔵庫を見ると材料はある!フム、全くの目分量で小麦粉、牛乳、ベーキングパウダー、みかんジャムを入れて適当に混ぜる。適当に伸ばして180度で30分焼いたら「それっぽく」できた。いつも人に「作って!」とお願いばかりだから、これで自分でも最低限のことはできるはず。

頭の中は「愛顔の食卓への(ユニークな)集客策自由研究」でいっぱい。【みかん餅つき】【ご当地もなか】【みかんヌーボー】はしたい!【射的】【季節の柑橘プレゼント】もいいけど、多くの人の興味をそそるか?【杉浦綾おかゆうつわ展】は10月7日(土)から10月22日(日)に決定!普段は学び!学び!といってるけど、その前に「ワクワク!」が先でよい自由研究は続く。

2017年8月19日土曜日

真摯でも誠実でもなく。

よく働きました、8件の用務に計10時間。でも、おかげさまで【愛顔の食卓】への集客策、てみやげ本の発行、情報発信策の話が全てまとまる。預かるお金を「預かった以上」に活用するのが私の役目。人の期待に1mmでも超えれば「預けてよかった!」と思われるわけで、期待だけさせて「売り逃げ」なんてしません(笑:話題のVALUは面白い仕組みなのに投機を煽ってはバブルっぽく見えるから静観)。

その人の価値は当人ではなく、周りが決めることなので客観的に評価できる、される仕組みは(特に個人事業主には)大賛成。人の価値を決める最大の要素は「信頼」と思うので、その信頼を積み重ねるには「目の前に"面白がって"取り組む」のが信条。「真摯に」とか「誠実に」などの表現ではないのは「真摯でも誠実でもない」から(笑)テキトー野郎です。

「全てのことが面白いわけないでしょー!」と叫ばれたことがあるけど「当たり前でしょ!」と反論。手間や面倒、しんどいコトなんて石鎚山ほどある!でもボヤいても愚痴を言ってもいいけど、ずっといい続けたり誰かの悪口を言ったりするのはマイナスオーラに襲われるだけなので、意識だけでも「何事も面白く」取り組むのが性に合ってる。暑かったけど松山城が美しかったこと。

2017年8月18日金曜日

街を活かす!

9月23日(土)9:30のオープニングセレモニーでリニューアルする花園町通り。東通りと西通りの有志で結成されたプロジェクト協議会。理事長は不肖、私です・・・。
そんな私を支えてくれる協力なメンバーにフードトレンドクリエイターの「やのくにこさん」が合流。「まちづくり」を知る同志参戦で事業速度が加速!早速、「花勝さん」「アイソウさん」から協力を取り付けてくださるやのさん、スゴすぎます。

その後は金融機関に務める素敵な友人が「お城下マルシェ花園に協力したい!」と駆けつけてくれる。「花園町へ行くことが目的」となるには、何をどうしたらいいか?たっぷり90分間、意見交換して作戦開始!そして「花」園町だから「花」に関するモノを求めていたら「種子」をいただけるようだ。その後も「協力するよ!」と、民間・行政に関係なく友人知人が声をかけてくれる。

情報は知らぬ所にも届いていて離島や九州からの問い合わせも!花園町通りの可能性を感じていますが、9/23だけでなく10/22、11/19、12/17、1/21、2/18と続きますから、息切れしないでくださいね(と、実は自分に言っている)。「お城下マルシェ花園」への出店にご興味ある方はFacebookページへメッセージを寄せてください。事務局から直接詳細をお伝えいたします!

2017年8月17日木曜日

色々な売り出し方。

「受賞品は完成している味(商品)が多いですが、塩や醤油などの調味料は何が評価基準ですか?→味に大差がない味(商品)の場合、背景や熱意、パッケージデザインが重要になります。」「もう一つ!日本の加工食品は海外からみると添加物の規制が緩いのですが、添加物への評価はありますか?→評価は特にありませんが、少ない方がいいでしょう」と、生産者でもないのに参加した「フードアクションニッポンアワード」の説明会。

昨年から形態が進化し「応募品から10品が選ばれ、その10品は選者が責任を持って流通・販売を行う」ようになったとのこと。これにより「確実に売れます」と事務局。昨年(2016年)は1008品出品され、愛媛県からは12品がエントリー。そして見事「イオンリテール」が「まるごとみかん大福(清光堂:今治市)」を選出。実際にイオンで販売されたとのこと、で、説明してくださった事務局の本人が、その「まるごとみかん大福」をエントリーに誘ったというエピソード付。

早速【愛顔の食卓】の営業開始!お越しいただき、生産者の顔が見える商品群に驚いていただく(笑)。とはいえ「色々と見慣れている」方なので、ググッ!と惹きつけられる品は限られていました。「いいお店ですねー!」と満足して後にしていただき、再会を約束!

経営の勉強。

ほほー!日本農業新聞によると、JA直売所で10億円以上の売上があるのは、アンケートに回答した110店舗のうち39店舗(約35%)。そして39店舗のうち全体第3位、愛媛1位で「21億8000万円:さいさいきて屋(おちいまばり)」がランクイン!続いて第5位に「20億6800万円:周ちゃんひろば(周桑)」、第7位に「18億5200万円:太陽市(えひめ中央)」、第25位に「11億4300万円:愛たい菜(愛媛たいき)」が入る!計4カ所ってすごい。

先日、全体3位愛媛1位の「さいさいきて屋」にて木原店長から小さな店舗からの始まり、成功に潜む課題などを教えていただき再会を約束!21億8000万円の売上って単純計算で1日平均597万円の売上!うひゃー!80%が経費(477万円)としても毎日120万円の利益、1年間で4億3800万円か・・・。最近、お金の話題が多く、物販は結局「売れたコト」が評価の大部分(いや、ほとんど)を占めるなと。評価価値の荒波に飲み込まれ溺れる。

それにしても全体1位の伊都菜彩(福岡)の圧倒的な強さは何なんだろう。と思ったら「ガイアの夜明け」などで取り上げられるほど有名なのね。40億円って一日平均売上が1000万円超!農業を取り巻く環境は楽観視できないけど「先ずは成功事例から紐解くと自分に足りない所がわかるよ」という助言に従う。

2017年8月16日水曜日

ご近所探偵。

【愛顔の食卓】がある花園町東、それも約200mの間に「つけ麺、焼き鳥、インドカレー、串焼き、もつやき、居酒屋、イタリアン、焼肉、トンカツ、ラーメン、ケーキ」の店が並ぶ(お粥もある!)。この豊富なラインアップはスゴいと思う。中には「2階」に構えた店もあり、にぎわってます(最近は隣のビル2階奥に「ボードゲームルーム」なる場所もオープンし、どんな店なのか?興味津々)

で、新規開拓ということで隣のビル2階に数ヶ月前にオープンした「獅子丸」という店に独り向かい「唐揚げ定食(700JPY)」をいただく。味噌汁ではなくスープなのね。お味は家庭的で安心の味。客席は28席、客単価を昼は800JPYとして1回転(22400円)、夜は客単価が3000円として1回転か(84000円)。すると25日営業で266万円の売上、ざっくり70%を経費とみると186万円なので差し引き80万円。人件費は支払えますな。

花園町東にない業態は「パン屋、本屋、カフェ」あたり。パン屋ができたら人気出ると思うんだけどな。これに「お城下マルシェ花園」が9月から始まれば・・・と思いたい所だけど、人の店より【愛顔の食卓】です。1ヶ月に266万円も稼いでいませんからね。頑張らないと!

2017年8月15日火曜日

しっかり掴む!

整備中の花園町商店街、【愛顔の食卓】前もこんなに綺麗になりました。店舗の前は奥行き5mの歩道になり広い!(先日からポケモンGO!で大勢が集まっている)。写真を撮った場所は「駐輪スペース」になる場所で数台は駐輪できるとのこと。ここまで広いと「縁台」が欲しくなる。風情を味わいたくなる。夏は風鈴、秋はランタン、冬はイルミネーションなんかどうだろう。屋台も似合いそう!

と、妄想だけではダメでチャンス到来なので、しっかり掴まないといけないのが9/23に引っ越す「お城下マルシェ」。名前も「お城下マルシェ花園」になり最大40ブースほどが出店可能になるけど、完成形はまだ先。愛媛で乗降者数が最も多い松山市駅から松山城が見え、愛媛県美術館のある堀内公園を繋ぐ導線の花園町商店街。正岡子規が生まれたのも花園町。活用されていない可能性って多い!私も本腰で関わる。

という傍で戦後72年(去年はこんなコト)。一触即発の緊張に覆われるのも(まさか最悪の事態は起きないよね・・)と、考えたくない、受け入れたくない不都合な事実、集団的思考停止。市民は四国の上をミサイルが通っても見過ごすしかできない。この緊張と日常のギャップをどう受け止めればいいのか?地震でもないから避難道具一式を確認してもねぇ・・・。

2017年8月14日月曜日

遠くへ行きたい。

愛媛にいながらにして「もっと遠くへ行ける」と思うわけです。いいことも、やれやれなことも色々と混ざった毎日ですが、避けても結局自分へ還るので、それだったら面倒でも乗り越えて前に進もうと。「やれやれ、面倒」なことを課題の壁に設定すると、乗り越えた先は課題設定をしていなかった時と比べて遠くへ着地する。1回では実感なくても数回繰り返せば、その差は歴然で過程は「成長」とも繋がったり。

「風早押し隊」の頃は規模は小さかったけど濃くて手作り感があった。「ワンダーえひめ」で県内全域を対象にした時は運営管理の大変さを味わい、「しまのわ2014」では往復で丸一日を費やすこともあったけど、関わらなければ離島の魅力は分からなかったし、「えひめ南予通信大学」ではNTTdocomo gaccoと対等に組み成果を出すことができた。そして「愛顔の食卓」の船出はまだ港が見えていて大海原ではないけど、出航はできた。

「独創的スモールビジネス in ニューヨーク」は資料請求の申込を複数いただいています。「旅行でも行ったことがないのに、愛媛からNYへ事業視察!?」と驚かれましたが、世界を席巻する企業視察もいいけど、幾多の壁を乗り越えて軌道に乗せた事業家と意見交換できる機会は貴重です。その一人、川野作織さん(光琳、ゴハンソサエティ)の動画を見て会いたい!(実は私、お会いしてません)と思ったり。

2017年8月13日日曜日

日本で2回目の試食会。

人が突き動いているのを側でみています(笑)。創業から1年が過ぎたNourishJapan、代表の妻は「しなくてはならないこと、したいこと、できること」を全て抱えて私よりも何倍も忙しい(今月は海外出張2回!)。結婚も20年以上経つと幾多の局面(「綱渡り」とも言う)を超え戦友です。

そんな妻が「したいこと」で惚込んでいるのがヴィーガン(動物性由来ではない)「ソフトクリーム(主成分はココナッツミルク)」。そもそもソフトクリームが大好物!でもない妻から聞いた時は(単に珍しく、一部の人が一部の人へ作ったもの)と思い「どんなによい理由を立てても味で判断されるよ」と伝えると妻は商品を米国から取り寄せ、先日宇和島で試食を行いココナッツミルクのソフトクリームは日本デビューしました。

「松山でも味を知って欲しい」と妻。友人経由でたどり着いたのはhaco.というレストラン。意気投合したようで一層燃え、試食日時が決まりました。私はというと、先日の宇和島試食で人気だったトッピングのジャムを愛顔の食卓から持ち込みます。日本で2回目となるココナッツミルクのソフトクリーム、味は牛乳由来のソフトクリームと比べるとサッパリ、キレのある甘さ、コクもある。宇和島で試験販売した時は大盛況だったとのこと。

2017年8月12日土曜日

連続な非連続。

発売日当日から「ララランド」を見まくり、休日も籠り1日に2度みて号泣(心底アホだな)と自分を遠目で見る。ちょっと頑張ったからご褒美。Aというコンテストに応募し、Bという助成金に申請、Cという企業へ提案、Dという審査会には応募、Eという補助金には申請中。狩猟でなくて農耕なのは「その先」も描けていること。まずは作成しなければ始まらない、注ぐべきコトがあるって幸せ(ララランドも結果そうだけど・・)

「トレードオフなんだな」と。複数の望みを同時に満たすことはできなくて、一つを追求すれば他方は諦めざるを得ない。ただトレードオフの紹介でよく使われる「犠牲」という表現は全くなく、今は明日に繋がるので、明日以降のためという「連続な非連続」ということ。「将来への種をまく」と表現すると聞こえがいい(笑)、どの種から芽が出るかは行動次第って感じ。

でもトレードオフではなく「全てがダメ/骨折り損」という結果もあり、この場合は「オプションB」という「手持ち資源での最善策」を余儀なくされる。自信喪失で、打ちのめされてノックダウン状態だから立ち上がれない・・・。そんな時は「とても些細だけどうまくいったコト」が一日に1つ、翌日は2つ、翌々日は3つと重ねていくといいんだとか。うまくいかないことも多いけど、それが何だ。

2017年8月11日金曜日

自らも書きまくる。

国体で訪れる選手や関係者、選手を応援する人、四国遍路途中のお遍路さん、結婚を控える友人・親族、遠く離れた両親や親族、フラリと訪れた外国人観光客、松山へ出張に訪れた会社員、遊びにきてくれた親友・友人、有名な土産ではなく何か面白い土産を探している方、愛媛に里帰りする幼馴染など、十人十色で訪れる・購入する目的があるので自分でもワークシートを作り向かい合います。

シュミレーション、ペルソナなどの類だけど「想像」することは今後、今以上に必要になると思ったり。AIも想像するのかな?過去の統計による未来の推測、因果はできても妄想は・・・できたら怖い!何がいいたいかというと、一度でも想像、妄想しておくと次に発想するときに思い出しやすい。アイデアなんていきなりフッ!となんて湧かないので「ならし」ておく。

やはりモノを扱う業務について思うのは「シーンは大切」ということ。お客さんは「(自分の知らない)使い方を求めて」いる。ジュースは飲み物、ジャムはパン、海苔はご飯に使う以外に新しい美味しさが創るシーンを探している。「シーンをどう演出し、実現させるか?」というのはコンサル領域の話なんだけど、やはり商品はコンサルが買うのではなく市民が買うので市民を交えた機会で考えたいと思ったり。

2017年8月10日木曜日

情報発信は。

1カ月間、毎回2時間、計5回の「ソーシャルデザインスクールまつやま」が終了。最終回は【情報発信】について。(1)商品やサービスを世に出す際は「開発したコト」ではなく、それらの商品やサービスによって変わるコトを発信すること。(2)FacebookもTwitterもYoutubeもブログも技術的に連動できるので補完しあえる。(3)1つの情報でも多面的な切り口で探ると複数の情報になる。(4)情報をネットに出た瞬間から意図しない拡散や影響がでる。(5)情報は意図的に編集されているので鵜呑みにしない。

と、これまでの経験も踏まえ紹介。そして「特徴と(受益者)メリットの違い」も紹介。「特徴」は発信者からの情報(例:みかんジュースなら1本にみかん10個分のビタミン等)、「メリット」は受け手にとって有益なこと(例:1本に10個分のビタミンなら疲れにも効く等)なので、よく考えて発信しないと「単なるいい話」になる傾向がある。

そのためには「編集力」が求められ、編集力の極意まで伝えられなかったけど、やはり経験(場数)は必要だと思う。とはいえ情報発信には不可欠な編集力の演習に「自分自身の振り返りシート」で自分にはどんな素材が秘められているか検討、自身は気づいていませんが、意外と多いものです。ただ編集していないから単に素材なだけで一人一人には物語があることを学んで終了!写真は自分に届いたお返し、変な気分(笑)

2017年8月9日水曜日

どんなイベントが。

ご縁あり「瀬戸内ファインダー」の取材を受ける。ライターはハタノさん、松山→岡山→松山と戻ってきた方。「松山に帰ってきた理由の一つに「子供の大のみかん好き」があったんです」とハタノさん、「えっー!」とお世辞のようですが、お子様に尋ねると大のみかん好きは本当で【愛顔の食卓で1日店員】がその場で決定!こどもの願い、応援します!

みかん積みは?」「みかんのある風景写真コンテスト(賞品はみかんジュース)は?」「みかん和菓子づくり体験
?」「みかん餅つき」「ききみかんジュースは?」「みかんネイルは?」「クリスマスオレンジは?」「みかんスイーツコンテストは?」「みかんソムリエクイズ」など、「みかん&こども」をキーワードにした集客イベントのブレスト。どんなイベントを行えば「親子連れ」は【愛顔の食卓】へ来てくれるだろう・・・。

そういえば「餅まき」って愛媛(松山)の定番イベント、「みかん餅まき」なんてね!「ハロウィーン」はカボチャ🎃お化けだけど、「みかん🍊お化け」もアリかもね。今回ばかりは「学び」も外して、どれだけ面白く集客性と持続性、話題性、独自性があるかで検討する。「みかん&こども」がキーワードのイベント、もっとアイデアはあるよなー。

2017年8月8日火曜日

地域おこし協力隊

昨年度、えひめリソースセンターで受託した「ソーシャルビジネス相談事業」は72件の相談を受けました。今年度は「相談事業は成果が見えにくい等」の理由で事業化されませんでしたが、事業が終わったから相談も終わり!とはいかないので自主的に続けています。相談主で意外と多いのは「地域おこし協力隊」の方々。島、山、里、街で活動されている協力隊の悩みの一つは「活動内容が発信されていない」現実。

まぁね、日々の取組みに発信の価値ナシと思われる方もいると思うけど、活動の成果だけみても(ふ〜ん、よく頑張ったね)と感心はされるけど、単なる美談に終わりそうな気がするのは私だけか?個人的には七転八倒、暗中模索、五里霧中な自身の状況や思いなどの「エピソード」に共感は集まると思うんだけど。コボちゃんも両津勘吉も日常を描いてる(笑)

エピソードをたっぷり持っている協力隊は県内に70名以上いるのかな?日々の取組や業務内容を授業化できたらと思い「こんな」「あんな」授業をしたけど、彼らにとっても授業は地域の魅力資源に触れる学ぶ良い機会になると思う。卒業した隊員も多く、彼らともネットワークが組めたらと妄想。妄想が現実になりますように!写真は先日訪問した大三島の林さんのワイナリー(いよぎんビジネスプランコンテスト2016準優勝)。大三島にも協力隊はいる!

2017年8月7日月曜日

2回目のアポ。

1回目のアポは取りやすい。例え経営者でも初対面の方をむげに断ることもないだろう(もちろん、スケジュールの都合でNG、興味関心がなければNGですが)。「初めまして」から始まり、互いの事業を紹介しあい、接点や共通点を探る。同じゴールイメージを持てるか?互いが持つ資源は何か?自らできることは何か?など意見交換して1回目は終了する。

で、ココでポイントは「2回目のアポ取り」が意外と難しい。というのも2回目以降は諸々の実務が伴うからで、1回目は投資的な時間で(引き続き時間や人的資源を割いても有益か?)と判断されるのだ。
だから単なる情報交換になるのか?何かを興す機会にするかは2回目が関所で、相手の想像を1mmでも超える提案ができれば(おぉ!検討を継続しましょう)となる。どうかな?違うかな?

かといって、2回目にギラギラした資料(≒提案相手のメリットまで気を回した資料)を見せると、相手は引くので1枚にする。事業概要を記した「図解」がいいと思うけどな。ここで相手が前のめりにか?深く座っているか?で興味関心度を測ることができる。詳細を求められるようであれば「3回目」に続くし、時期尚早となれば今回は2回目まで。でもボツではないので、アイデアはストックして引き出しを増やす

2017年8月6日日曜日

子供は鏡。

8月4日の夕焼けは美しかった、わずか30分の間に刻々と表情が変わり印象派の絵画のようだった。長女といつもの「哲学の道」を散歩、高校からマレーシア→ニュージーランド→NYと進んだ彼女は今、一息ついている。来年は成人式、あっ!と言う間の出来事。と、思えば長男は米国大使館で渡航の面接、イメトレを重ねていたようで問題なく終了、来月彼は日本を発つ。

「常識を捨てろ!疑え!」と文字や言葉で鼓舞するけど並大抵のことじゃできないって!周りとは明らかに違うことは「何かあったの?」「大丈夫?」と思われることも多く、今までの「常識(経験値)」が通じない環境でゼロから試されることは価値観が違うから合相容れない時もある。親は心配しかできず辛いことがあっても踏ん張っての意味を込め、父は「お守り」を買って渡す程度(涙)

ドタドタと降りてくる次男。長女、長男と異なる感性を持つ彼はこの先どんな道を歩むのか?「教育は投資」と思っているけど、果たして自分は(自分の)親にとって優良債権だったのか?不良債権だったのか?と自問自答したり。子供達が社会に出ることで痛感するのは「育児は育自」という言葉。これまでの経験値や価値観、常識が宿る子供は親の鏡だ。

2017年8月5日土曜日

販売アイデア大作戦!


【愛顔の食卓】では(1)試食試飲(2)生産者を招いた授業(3)出張販売(4)ギフト化(詰合せ)(5)えひめ粥(6)創作つまみで6次化品の販売をしています。「あの手この手」という表現通り、生産者の顔が見える商品の魅力はどうしたら伝わるか?試行錯誤、暗中模索の毎日。
アイデアを求め、これからの愛媛県を担う新規採用職員に「6次化商品の販売アイデア」を訊ねる。すると。

「県民対象に6次化商品を用いた"創作つまみ"コンテスト←写真映えしそう!」「居酒屋の"お通し"として市場開拓←今すぐできそう」「映画やテレビ、小説の中に登場させる←プロダクト・プレイスメントか!」「音楽や芸術など"非言語"による魅力紹介←ハッ!としたアイデア」「生産収穫体験ツアーでファン化←ココ大が最も得意!」「毎月自分に商品が届く定期便←固定客掴める」など、意外と(失礼!)面白いアイデアが出る。

(1)生産のプロでも加工・販売のプロではないので商品の特徴を明確化していない(2)消費者ニーズやウォンツを考慮せずに開発された品もあり、市場から求められず(3)商品単価が類似商品と比較すると150%-200%高いため貨幣価値では訴求できない(4)小規模で6次化に取り組んでいるため、大量に作れず販売したくても販路が限られる。という課題がある6次産業化。あの手この手はまだ続く。

2017年8月4日金曜日

翻訳者になる。

「未利用魚/低利用魚の価値を見直して活用を!」と八幡浜市から参加の菊池さん。ソーシャルデザインスクールでの一コマ。自分が課題と思った事柄の改善に持続性と公益性を兼ね備えた事業を思案中です。
「雑魚」って考えると魚に失礼だなーと(笑)。名前もなくアレもコレも「雑」の一言ですからね、港町で暮らす菊池さんだから気づいた課題でした。

その他にも「寂れた駅前を元気にする!」「情報発信を充実させる!」「売上を伸ばす!」などのアイデアが発表されましたが、どの取組でも「色々な方々」との協働は欠かせず、そこで助言。「多様なメンバーでプロジェクトチームを組む場合、①目的の共有。②言語の共有。③問題の共有。④成果の共有」が求められ、特に②言語の共有は些細な解釈の異なりが後に大きな誤解を招くので要注意!

リーダー(中核メンバー)なら、①手配り(プロジェクトの舵をとる基本手順を守る)。②気配り(メンバーの「やる気」と「力」を引出す)。③目配り(利害関係者との円滑な意思疎通を行う)も忘れないようにね!これらは一言でいえば「手間」です。時間が取られる時もある!けど省略化したり省いたりして「よい」「いけない」ことがあるのは事実で、こればかりは「仕事」ではなくて「人」としてなんだよねー。

2017年8月3日木曜日

ワークショップ良し悪し。

銀天街で5月20日から6月18日まで「イコトコイコ」と名付けられた社会実験「銀天街まちなか空間活用実験実行委員会」が終了。銀天街歩行者の要望第一位は「休憩場所」とのことで、3月からワークショップを繰り返し実証実験に至ったとのこと。
私は「チクチクいじる委員」として参加。事務局の報告によるとデザインも空間(雰囲気)づくりも上手にできて評価は高かったものの、空間を活用したイベントは企画のみで実施に至らずと報告書。

意見を求められたので、この点に追ごん。企画したものの【実施のハードルが高い】は立てた企画はハードルは高くても、そもそも高いハードルの企画を立てる必要はなし!【実施主体が必要】は評論家意見が多かったと推測、自分たちごと化できなかったの?と指摘【市民の意見を参考に】は正論に聞こえるけど、そういう目的で意見交換ボードは設置していないので効果は怪しい。動機(Why?)が不明瞭では迷走しますな。

実際はコカリナの演奏会をしたそうですが、「イコトコイコ」で当初に想定したイベントはできず。ワークショップの結果、不本意な結果になることはある。ワークショップが目的に対して最適な手法だったのか?ワークショップの構成、進行法、合意形成法に問題はなかったのか?ワークショップは意見交換でもないし、万能な装置でもない。ワークショップさえすればと垣間見えたので指摘侍!

2017年8月2日水曜日

市民大学はいづこへ。

研究テーマを1つあげろ。と言われたら「6次産業化の可能性」もあるけど「市民大学の行く末」が長期でみれば筆頭格。「市民大学は本物か?」で4年前に書いた時は「他市民大学との連携」を掲げていたけど、2014年にひろしまジン大学とだけで、実現には至っていない。各学長とは情報共有など連絡のやりとりはあるんだけどな。100以上あると言われる市民大学、可能性はある。

市民大学にとって要は「授業」で、どれだけ「オリジナリティ」を出せるかが肝で習得や練習になると「カルチャースクール」と差異がなくなり市民が混乱する。
差異の明確さを妄想し「付属学園(小学生対象)」「大学院(50歳以上対象)」の三部構成で展開を考えたこともあったけど、何かが未だ足りないのだろう、動いていない。「芸術学部」「スポーツ学部」「教養学部」など学部別という構想もあったな・・。

授業への参加費だけで運営を賄うのは至難の技で、数回の連続授業で2.8万円などを実現しているのは東京の自由大学程度。そもそも「生業」として経営している市民大学は数える程度で数年前に調査した時は「シブヤ、ヒロシマ、大ナゴヤ、ココ大」だったかな。生涯学習から始まった取り組み、市民大学として立ち上げた取り組み、30年、10年と経過する中で可能性を飲み干す前に作戦考えなきゃ!写真は「大三島」のみかんジュース400JPY。