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2025年7月2日水曜日

お待ちかね、神戸ロケ地ツアー!

誰もが頷く「ヤクザ事務所」。弾痕跡も。

ジャパンFCの総会後は開催地FCによる「ロケ地ツアー」が恒例。
昨年の佐世保総会でもあり好評だった思い出。

今回、私は「神戸市中心部のロケ地ツアー」に参加。
案内役は今年3月まで神戸フィルムオフィスの代表だったマリさん。

マリさんとも不思議なご縁だったので触れておくと、マリさんはマコさんの後任で神戸FOの代表になる。JFCの理事として知り合った仲だったけれど・・・。

2017年だったかな?松山市花園町の再開発が完成し、「お城下マルシェ」を始めることになり「参考になる先進地へ視察に行こう!」となり、神戸の「KOBE ファーマーズマーケット」を訪れる。

するとKOBEファーマーズマーケットにマリさんがいて「あれれっ!」と、フィルム・コミッションとは異なる活動に参加しているとを知り、「まちづくり」という共通点から仲良くさせてもらう。

そして、退任直前にお会いすると「豊かで穏やかな生活なの」と案内してくれたアートインレジデンスの管理人として過ごしている現在。

そんなマリさんによる元町エリアでのロケ地めぐり。
元町と言えば「ココが神戸の元」と言われ、ハイカラで外国人居留地だったエリア。今は大丸百貨店やハイブランドなどが歴史的建造物と一緒に立ち並び、愛媛にはない街の様子に「海です、山です、茅葺き屋根です。なんて一言もないね。」と全く異なる街並みに、隣にいた小豆島FCと笑い合ったり。

クライマックスは、貸しスタジオビルで、どこに案内されるのか?と思いきや「アウトレイジ」で登場したヤクザ事務所、と言う設定の部屋(笑)。見たコトある!と頷く一同。

劇中でぶっ放された弾痕も“そのまま”残されていたり、誰もがイメージするTHE ヤクザ事務所に全員がニヤニヤしちゃったり(笑)。

愛媛でヤクザ事務所を探して欲しいと言われたら、どうしようかと。

2025年7月1日火曜日

少し余裕ができそうですか?

見通しはいいと思う。

「6年間、お疲れさまでした!」と何人もが声をかけてくれて、労いと私から学んだことなどを振り返ってくれる(涙)。

でも、その度に「(FCを)辞めるわけではないからね!えひめFCだし、JFC理事&四国ブロック長は続くから」と退任=引退と勘違いされてないか心配したり(笑)。
でも、6年間で全国各地のFC仲間と語り合えたのは一生の宝。

「少し余裕ができそうですか?」とも各地のFC担当者からも労ってもらう。
この辺りのFC担当者は、人生相談にのった間柄でプライベートを相談をしてこられた方々。

一番多かった相談は「今後のキャリア形成、人生について」。
「任期付きキャリア」も多いFC担当者。5年間(が最も多い)の任期で、3年目までは無我夢中で作品の誘致支援をしても4年目から漠然と悩み始めて5年目で選択を迫られる。
選択肢があるのは良い方で、退任しかない選べない担当者は「FCを続けたいのに続けられない。」という悔しさを滲ませながら去る。

結婚後のライフプランの描き方も多かった。
そんな相談をしてくる理由の一つに、我が家をイメージ(私も妻も自立していて、別々に暮らしているものの家族の絆は強いなど)があるようで、「結婚しても仕事を続けたいけど、理解は得られるだろうか?」とか「結婚して転勤されたらどうしよう」「結婚ってした方がいいですか?」など、FCを超えた相談に人生訓を添えたり(笑)

話を戻して「少し余裕はできそうですか?」という質問。
言われてみれば、この6年間、JFC/FCを最優先して全国を駆け巡り、資料を作り続け、講座や講義を受け持ち、皆んなの輪に入り叱咤激励をした日々で、それらがゼロになるわけではないけど、少なくなる=自分の時間が増える(はず)。

人生の約半分(≒25年)をフィルム・コミッションに捧げてきて、今後も続くけれど、一つ分かったのは「人生はフィルム・コミッションだけではない。」ということ。
見通しは悪くないと思う。

第11回ジャパンFCアワード表彰!

受賞された皆さま、おめでとうございます。

(1)素晴らしいロケーションを発掘したFC
(2)大規模撮影やこれまでにない工夫を実現したFC

(3)支援作品を地域のPRにうまく活用したFC

(4)支援作品を地域のまちづくりにうまく活用したFC


を表彰する「第11回ジャパン・フィルムコミッションワード」を開催し、その結果を紹介。

全ての方面で紹介したくて、こちらでも掲載。


【最優秀賞】

佐賀県フィルムコミッション マレーシア作品誘致による県の知名度向上

【受賞理由】

新たな撮影誘致先としてマレーシアへの営業に力を入れ、初のイスラム圏制作チームへ粘り強く対応したことで初のマレーシア作品「From Saga, With Love」の誘致に成功。
佐賀県色を強めてもらえるよう、シナハンのために脚本家、監督等を佐賀に招聘。撮影では県内の特産品や地域をPRするシーンが追加された。さまざまな取り組みを受けて、マレーシアを中心に「SAGA」の知名度が急上昇。これを受け、2024年の佐賀県のマレーシア人宿泊者数は前年比197.9%を記録。コロナ前と比較しても125.3%増となり、FCが中心となって県とマレーシアの国際間を繋げ、地域経済の活性化に貢献させたことが大きく評価された。


【優秀賞①】

小豆島フィルムコミッション ドラマ・映画『からかい上手の高木さん』

【受賞理由】

島内外で500人以上のエキストラが参加し、実際に生徒がいる中学校での撮影が実現された。その結果、映画の仕事を将来の職業としてスタッフに相談した親子もいたほど、制作と地域の関係が深まった。
オマージュポスター「もてなし上手の町⾧さん」の作成によるロケ地巡り客増、宿泊のコラボ商品、タイアップ記念乗車券の発行などFCが中心となって地元と製作側を繋げて成功させたことが大きく評価された。


【優秀賞②】

富山県ロケーションオフィス 映画『正体』

【受賞理由】

デイサービス利用者もいる現役介護施設で建て込みやガラスを割るアクション、スモーク使用、雪降らしなど本来、許可を得にくい施設での許可取りやロケ地マップをFCが全国約35か所の劇場に直接交渉し配布した。
宣伝側と企画を重ね、全国最速の有料先行上映会を実施しつつ、同日に地元のテレビ局や新聞社による監督への個別取材も調整して県内PRに繋げるなど、FCの継続的な粘り強い活動の積み重ねが表彰の決め手となった。


【優秀賞③】

いばらきフィルムコミッション 映画『はたらく細胞』

【受賞理由】

人間の体内に見えるロケ地という難しい課題を、県内市町村FCと連携し模索。無機質で工業的な雰囲気の空間をあえて提案することで本採用になる。「人間社会」パートも県内で撮影、4市5ケ所にわたる広域ロケを実現し、公開に合わせた企画展も県内5会場で展開した。
20日間に及ぶ撮影には、宿泊や機材使用等で約1,700万円の経済効果を生み出すなど、各市町村FCとの連携が功を奏した地域経済の活性化に貢献する好事例となった。


【優秀賞④】

かくのだてFC、だいせん大曲FC、あきたロケ支援ネットワーク、千葉県柏市

映画『室井慎次 敗れざる者』、『室井慎次 生き続ける者』

【受賞理由】

主演を務めた柳葉敏郎さんの地元である「秋田で撮りたい」という強い思いから撮影が決定した本作品。公開前から県内各所に室井慎次の等身大パネルの設置、ポスターやチラシの掲示、柳葉さんの映像メッセージ等で告知を行った。
地元のラジオ番組にてロケ地巡りの放送や舞台挨拶で演者が秋田県内ロケの思い出を語るなど、制作、演者、FCが一体となったことで地元秋田で話題になった。
県内映画館の観客動員数もけた違いに多く、地域経済の活性化に貢献する好事例となった。

みんな、おめでとう!

2025年6月30日月曜日

時を超えた話。

東映京都撮影所の福居プロデューサー

「泉谷さん!ご無沙汰しています!覚えていらっしゃいますか?」と、向こうから声をかけてくれたのは、東映京都撮影所のラインプロデューサー福居雅之さん。

(福居さん?お会いしたことあった?)と思い出せずにいると「23年前、大阪芸術大学映像学科の卒業制作で撮影した際にお世話になりました!あの時は本当にありがとうございました!」
に「もしかして、島で撮影した時の学生さん?」「はい!そうです。あの時に撮った作品で東映に就職できたんです。」と、23年の時を超えての報告(涙)

23年前と言えば、えひめFC1年目。学生映画であろうがなんであろうが、全ての撮影支援に同行して、ロケ候補先や関係者へ挨拶や交渉をして、製作者と一緒に動き回っていた頃。
言われるまで忘れてたけど、こうして当時の記憶を大切にしてくれていたことに大感謝!なんだか泣けてしまった。

ちなみに福居さんはラインプロデューサーなので、その前は制作担当、更にその前は制作主任と経験されて今のポジション。だから、東映内で着実に実績と力をつけてこられた方。

そして、なぜジャパンFCの総会レセプションに参加されていたか?と言うと、昨年の第10回JFCアウォードを機に誕生した「優秀制作部賞」の受賞者だったから!

「優秀制作部賞」とは、制作/撮影現場でFCと最も緊密な関係になる制作部は、撮影に欠かせない存在なのに、黒子な存在なので、スポットライトが当たらない。

しかし、その存在は撮影/作品の質を左右するものであり、フィルム・コミッションが顕彰することに意義があると掲げると、映画監督協会、日本映画製作者連盟、日本映画製作者協会からも支持されて発足した賞。

そこへ今回受賞の福居プロデューサー。
こんな、時を超えて私から表彰の言葉を伝え、盾を渡す時が来るなんて、フィルム・コミッション冥利に尽きる、感慨深くなるのもわかってもらえるよね・・・という話。

長いのも悪くないと。


ジャパン・フィルムコミッションの総会後は、開催地神戸のフィルム・コミッション「神戸フィルムオフィス」の設立25周年を記念した特別講演とシンポジウム。

特別講演は「日本におけるFC の夜明けと未来への提言」と題して、元神戸フィルムオフィス代表の田中まこサン。
日本にフィルム・コミッションの概念を持ち込み、私とは不思議なご縁の姉的存在

2001年夏、私はワシントンD.C.で行われた「シネポジウム」という世界中のFCおよび関係者が集まるカンファレンスに参加するため、ダレス空港だったかな?到着して飛行機からゲートへ移動する車両の中で「あなた日本人?」と突然話しかけてきたのがマコさん。

ビックリして「はい、そうです。
」と返答して、その後もシネポジウムに参加する旨を伝える「えっ!私もよ!」と喜んでくれて、「乗せてあげる!」とマコさんが借りたレンタカーに乗せてもらい数日、一緒に過ごすという体験をする。

また、疲れてFCから距離を開けていた時、「私、今、愛媛にいるんだけど会えない?」と突然連絡してきて、会うと「戻ってきて欲しい。」と言われて、マコさんの為に戻ったり。

そんなマコさんも喜寿を迎えて、これまでの25年、これからの25年の示してくれて感慨深くなる。

シンポジウムではエピスコープ(株)石塚紘太さんが登壇されて「久しぶりです!」となる。「新幹線大爆破」「スミオの話をしよう」など話題作を立て続けに手掛けている制作会社を創業されて社長になられていました。

と、言うのも石塚さんとはコロナ禍に撮影した「バスカヴィル家の犬」でご一緒し、二人で萬翠荘での撮影交渉や出演者全員のワクチン接種証明書の取得など、撮影の実現に向けて奔走した仲。二人で焼き鳥屋で作戦会議をしたり、映画の未来を語りあった仲でも。

そんな方々が目の前で講演、ゲストとして語ってくれているのを見れるなんて、FCに長く携わっていたからこそ。
長く携わるのも悪くない・・・と思った瞬間。

2025年6月29日日曜日

ジャパン・フィルムコミッション総会終了。


令和7年度のジャパン・フィルムコミッション総会が終了。
大きな変更点は理事長を3期6年務めた私が退任したこと。

次期理事長は小室裕一さん。元官僚の小室さん、その実績と歴任された要職は数多く、コンテンツ業界とも縁深いということで、私から小室さんへバトンタッチ。

しかし、このバトンタッチには驚く人が多かったのも事実。
でも、理事会で賛成多数で承認されたので、見守るしかなく、私は理事兼四国ブロック理事に戻り、改めてJFCのあり方などを問うていきたい。

と言うのも、JFCには可能性が多い反面、課題も多く、3期6年の間で私が精力的に取り組んだのが「FC人材育成」と「会員の声を聞く」こと。
会員にとってJFCは単体FCではできないことをネットワークを組むことで実現できる拠り所であり、一つ一つのFCとJFCとの繋がりを太く強くしてきたつもり。

だから、次はいよいよ拡充へ!なんだけど、可能性と期待が大きくなればなるほど、比例して課題も大きく顕在化/深刻化する傾向はFCに限らずで、今日の明日の話でなくとも、わかった時点で対処すべきと伝えたつもり。

そんなJFCが抱える課題の一つが「資金調達/収益化」の改善策。
JFCの規模は年々大きくなっていて、実績や数字だけをみればスゴい!となるけど、多くが「外発的財源」で、大口だけど変動性、対価性&事業性という性質は、成果は出しやすいものの、利益を出しにくい&残しにくい(出してしまったら還付が多い)。

直接的な利益が出しにくい&残しにくいから、その成果を自主事業に活かして収益化が基本だけど、今度は自主事業化するコスト、軌道に乗せるまでのコストがかかってしまうと、利益が出るのは当分先・・・が多い。

すると、作戦(戦略と戦術)が必要なわけで、さて、どうする!?となる。

妄想リスクが本当に。


梅雨前線が消滅して「そんなコトあるんだ。嫌な予感がするね。」と言ってたのは6月中旬。

そして「6月27日頃に四国地方は梅雨が明けました。」となり、昨年は7月17日に梅雨明けしたから20日ほど早く、観測史上最速の梅雨明けだったとのこと。全然嬉しくない記録。

どうでもいい話は「梅雨明けまで値引き敢行!」と大々的にPRしてた近所の唐揚げ屋が、予想外の短い梅雨明けに値下げを継続中だった(笑)

猛暑が予測される中で夏の全国高校野球選手権は、2025年から開会式を午後4時から開始、試合は選手への負担軽減に午前の部、午後の部という2部制にするというニュース。

他人ごとに思えないのは、ココ大付属学園は夏休み期間中に開設するから、子ども達の体調管理が優先事項となる。
外でも遊びたい子ども達、だけど梅雨が明けたら猛暑、酷暑なはず。
すると「熱中症アラート発令」は確実で「外では遊べない」事態になる→室内遊びになる。

40人の小学生のエネルギーを発散させることも役割なので、体育館でのドッジボールだけでは物足りない、どうしよう。妄想したリスクが本当になってしまった。

そんな妄想リスクの回避に3月にハーモニープラザ相談していたから、他の部屋の利用も叶ったけど、今年だけの話ではないから、今後どうしたらいいのか?と悩む。

今年は助成金で室内外スポーツ用品を調達できたから、数年間(≒壊れるまで)楽しめるけど、猛暑、酷暑が毎年だと、出来なくなることが多くなる(例:もしも、鹿島ピクニックが実施できなくなったら悲しい)ことも想定しないとならず、大変だ!となる。

ココ大付属学園では、特別に何かをしてるわけではないけど、子ども達には気づかれないような配慮はしてるわけで、今夏は今後の過ごし方を占う機会になりそう。

2025年6月28日土曜日

24年ぶり。

美味しいに“ご当地味”を+@できたらいい。

令和7年度のジャパン・フィルムコミッション(JFC)総会出席に神戸へ。
松山空港から伊丹空港へ、伊丹空港からリムジンバスで三宮へ、三宮からポートライナーでポートピアホテルで下車。

辺りには国際会議場や国際展示場などがある一体で、(なんか見覚えがあるな・・・)と思ったら記憶がフラッシュバックして(あぁ〜!)となる。

記憶が正しければ2001年。JFCの前身である全国フィルム・コミッション連絡協議会の設立総会の出席に同じ場所を訪れてた!今から24年前の出来事!

当時はフィルム・コミッションの「フ」の時も知られていなく、私自身にも誘致支援経験はなく、愛媛ではフィルム・コミッション(FC)と言ったら「フランチャイズ」「ファンクラブ」「フットボールクラブ」など、紛らわしい!とクレームが入った思い出。
脚本が愛媛フットボールクラブ(愛媛FC)へ送られてしまった笑話も添えておく(本当の話!)

あれから24年後、当時を知る唯一の最古参FCとなり、経験や知識も豊富になって戻ってきた。
24年も立てば各地のFC担当者も10代目!もあったりして時代の流れを感じずにはいられず。

確かに色々ありました。
参考になる情報は海外からしかなく、前例がない誘致支援策はどうしたらいいか?一先ず、良いか悪いかの前に目の前のことに精一杯しかなく、その経験値を持ち寄って夜通しで語り合ったり、FCを一気に大きくしようとして自爆して居場所がなくなってしまった人がいたり、任意団体では事業を受託できないので法人格を持とう!と機運が高まったり・・・。

写真は、総会前の理事会終了後に配られた弁当。
とても美味しかったけど、(こういう、美味しい弁当に+@を求めたくて“ご当地ロケ弁”の必要性も感じたんだった。)と、色々思い出して総会へ。

ご協力に大感謝!

日没後の愛媛県庁本館、加工済

えひめフィルム・コミッション、いよ観ネット、松山市の公式LINEで発信(既に全て削除済)したエキストラ募集作品の撮影がクランクアップ。

作品名もキャスト名も伏せられての募集に「集まるか分かりません、不安です。」と、正直な気持ちを伝えたのは東京でのプロデューサーや助監督など5人との打ち合わせ時。

実は「離婚しようよ」の時は「作品名、主演の名前の公表OK」と返事をいただき、募集をかけて、多くの方から興味関心をいただいた過去があったので、今回は本当にドキドキしたけれど、松山市シティプロモーション推進課の協力も得て全てエキストラが必要だった全てのシーンでご協力いただけて大感謝!

厳密に言うと「エキストラ募集」はフィルム・コミッションの支援対象外。
なので原理原則に沿うと「できません。」とも言えるけど、それでは話が進まないので、できる範囲で協力というFCが多い。えひめフィルム・コミッションでは要相談で対応。

また、撮影が多いFC/地域では「エキストラリスト」なる協力者を抱えてる例もあり、撮影支援の付加価値としてPRしていたり。
ちなみに都市部ではエキストラは有料だけど、FC経由の場合は無料。

そこへコロナ禍があったから、エキストラの扱い(不特定多数の接触は避けるべき、個人情報の扱いなど)が取り沙汰されて、FC自体がエキストラを直接集めるではなく、制作会社に窓口を設けてもらい、エキストラの募集の情報提供のみになったケースも多い、今回もそうだった。

とは言え、エキストラに参加したい人には、そんな情報は関係なく、物語の世界観という非日常を体験できる機会を楽しんでいただけたようで何より、時間などの提供をありがとうございました。

帰り際に通った愛媛県庁本館の夕焼けが美しかったこと。
写真はGoogle Pixelで電線を消してます。

2025年6月27日金曜日

“鬼”から物語。


日本国内には1,741の地方公共団体(自治体)があるけれど、唯一「鬼」という字が入る鬼北町-鬼北町-より。実際に鬼伝説もあり、鬼王丸、柚鬼姫というシンボル像まで立てて鬼に全振り。

私は鬼北町で「にぎわい塾」という、何をしたい&始めたい人向けの講座を受け持ちかれこれ5年、今年度も実施との連絡が入り、鬼北町とのご縁も長くなった。

そんな鬼北町でご当地映画を作ると聞いたのは昨年。
愛媛県出身の大森研一監督が今回取り上げたのは、その「鬼」で、どんな物語になるのかな?と思ってたら、これまでの愛媛作品にはない、鬼ベラシという「鬼の血を引く「鬼女」たちが生き残りをかけて戦う姿を描いたサバイバルバトルムービー。」

えひめフィルム・コミッションの支援作品ではないけど、大森監督、今作品で助監督を務めた皆尾さんとも長い付き合いなので応援してる。

出演はアイドルグループSTU48のメンバーなどで(アイドルが鬼ってどんなの?)と思い予告編を見たら、怖いんだけど、凄みがあるけれど、(良い意味で)カワイイ鬼でした。

特記事項としては、やはり、この手の作品を完成させたこと。
ご当地映画の場合、多くが地域密着型だから題材も地域に根付いている文化、伝統、風習、習わしなど。時に古臭く、埃被ったような素材を作品を通して照らす&磨く目的に作るから、基本的に戦わないし、殺し合いもしない。

それが「鬼」という一文字から、73分の物語を創ったのは、大森監督の才能。
かつ、中途半端(例:誰でも考えられる物語=鬼伝説を調べる役場の職員が秘密に気づいてキャッー!みたいな)ではなく、振り切ったからこその賜物。

えひめフィルム・コミッションでも「サイコ・ゴアマン」みたいな作品が来ないかな・・・。

放課後指導員認定研修終える。


一教科90分×4教科/日を4日間=計24時間(移動時間や休憩時間を入れると9時間/日)だった「放課後指導員認定研修」を終える。
県内3カ所で同時に受講した人は数十人、ほとんどが女性だった中で男性は数人という感じ。

これで児童クラブなどに携わるに必要な基礎知識が備わったはず。実践は過去2000時間で経験済み!
でも、研修日が空いていて本当によかったと、つくづく思う。
一日でもNGだったら認定されなかったわけで、“ツイてる”と思ったり。

研修を振り返って印象的だったのは3つ。

(1)ますます遊びが必要になる。
私たちの子供時代だった昭和とは違い、今の遊びは超高度化してスゴいけど、実は「用意されている/与えられた範囲から外れない遊び方」が多い気がして、五感をフルに使ってない。予想外が起きにくい。
だからゼロから遊びを生み出す力、とっさの対応力、五感を育む必要があると思った。

(2)子供を取り巻く環境/質の変化。
一言でいえば家庭環境、教育環境。子ども達は学校以外にも習い事をしている(中には放課後に複数も!)。子供の将来を案じてという親心と思うけど、親子共々が疲弊していたり、子供へ費やす費用が5万円以上/月と家計を圧迫していたり。
一方で習い事≒体験できていないこととの格差は広まる一方で、選択肢と言えばそれまでだけど、環境も質も激変している中で、どう子ども達を育めるか?

(3)身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクト(育児放棄)の多さ。
具体的に数字や数値を示されて、その多さ(それも年々増加してる)に本当に驚く。
その多くが家庭で起こっているけど、児童クラブなどでも発生していて、一体どうなっているのか?すると、本当の数字なのか?それとも氷山の一角なのか?

子どもの研究も色々とされて、知れば知るほど不都合な真実も飲み込まないと先へ進めない事実という感じか。

2025年6月26日木曜日

人間関係。

難しく考えるとドツボにハマる人間関係。

パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、カスタマーハラスメント、マタニティハラスメント、モラルハラスメント、アルコールハラスメントなど巷に溢れてる「ハラスメント」行為」
「三大ハラスメント」「五大ハラスメント」などの括りもあるよう、どうでもいいけど。

ハラスメントは、受けた側が、した側の行為を不快に思うと・・・と思いがちだけど、弁護士いわく「明確な線引き/がある!その辺り勘違いしている人が多い!」とのこと。私もその一人。

でも、もしも好きな人から一般的なハラスメント行為をされたても不快に思わず(嬉しい!)と思ってしまったら、許容範囲/線引きは意外と曖昧かも・・・と思ったり。
だから、自分もハラスメントをしてしまう側、される側に簡単になってしまうと自戒を込めて書く。

でも、次の事案はどうなの?と首を傾げてしまった。
職場にて。特別な職務の関係性もなく、だから特別に喋りもせず、コミュニケーションも取らずにいたら(圧を感じた≒パワハラ)と職員から言われた。
職場では挨拶を交わさない人もいるし、職場は仕事場なので余計なお喋りは不要だし、飲みニケーションも無いし・・・など、想像すると(無視されてる・・・と受け取られたか?)

詳細な状況は分からないけど、言われた方は、寝耳に水!という感じだったに違いない。
でも、何でもかんでも〇〇ハラスメントで片付けられると勘違いな社会に違和感を持つ。

「髪を切ったから、カワイイイね!と褒めるのはセクハラの一種。」
「時間が空いてるなら、この仕事手伝ってもらえない?」はパワハラの一種。
は大間違いだけど、だからといって「口は災いのもと」で喋らなかったら「圧をかけられてる=パワハラ」と勘違いされてしまうとは、世知辛い世の中になった・・・。

と、思ってたら以前にも似たようなコトを書いてた・・・。

私は誰でしょう。

ルビをふったり、シールを貼ったりしてPR

「自分を動物に例えると?→リス、ハムスター、ネコ、ウサギ、イヌ・・・」
「嫌いな食べ物は?→シイタケ、野菜、カボチャ、ポテトサラダ、酢の物、甲殻類・・・」
「好きなコトは?→アニメ鑑賞、漫画を読む、音楽を聴く、お菓子を作る、推し活、バドミントン、散歩、昼寝、ゲーム・・・」と続く女子学生たち。

ココ大付属学園での研修を控えている学生たち。
子ども達との接点をどう演出できるか?と考えて「私は誰でしょう?」を3年前から始める。

ポイントは「私は誰でしょう?」だから名前を書かずにプロフィールを書く点。
ちなみに「似顔絵」は描ける。


大学生から子ども達へ「私のプロフィールはどこでしょう?」と尋ねると、子ども達は食いついて探す(笑)。

そして、見事正解(一致)できたら、プロフィールを見てワイワイとなる仕組み。私も見て(へっー!この学生は実は〇〇なんだ!)と知れて楽しい。

そんなプロフィール項目には「自分で考えた項目」も用意されて、十人十色で様々な項目を作って自分で答える学生。

「好きだった給食→米粉パン、チリコンカン、ハヤシライス、唐揚げ」
「やってたスポーツ→バレーボール、ダンス、バスケ、アーチェリー」
「好きな遊び→鬼ごっこ、かくれんぼ、ドッチボール、あやとり」
「好きなゲーム→マイクラ、スプラトゥーン、あつ森、ぷよぷよ、テトリス」
「実は・・・→ドラムが叩ける!絵が描ける!折り紙が得意、裁縫が好き」
「好きなお菓子→ポッキー、じゃがりこ、グミ」と、授業ではそんなコトを一切発しない学生たちの素性がいい!

そして、子ども達の意識、興味関心を気にして書いている子もいて、テストが無い授業なので、こういうのも考査資料になる。

楽しみながら学ぶ・・・とは、こういうことと思う。

2025年6月25日水曜日

アニメ大好き!


「私に絶対見て欲しい!作品は何ですか?」
と尋ねると「ファーストキス/1st Kiss」「新解釈・三國志」と、実写作品が続く!と思ったら、「呪術廻戦0」「名探偵コナンシリーズ」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「モアナと伝説の海」「ゆるキャン△」「BANANAFISH」「君の膵臓をたべたい」「ドラえもん のび太の絵世界物語」「鬼滅の刃」と、残りは全てアニメ作品でした。

他にも「ワンダーエッグプラオリティ」「もののけ姫」「すみっコぐらし」などのアニメ作品は出てきたけど、今期の学生はアニメ好きが特に多い。


「これまでに観た作品の中で心に残っている作品は?」と尋ねても「呪術廻戦0」「天気の子」「もののけ姫」「ONE PIECE FILM RED」「THE FIRST SLAM DUNK」「鬼滅の刃・無限列車編」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」とアニメ作品が多い(注:悪いわけではない)。

ちなみにこの数年間、日本の興行収入の第1位と第2位はアニメ作品。

「3回見に行きますよ!最初は友達と2回目は一人で、3回目も一人で詳しく観ます。」とサラッというあたり、筋金入りでの学生。

すると質問してはないけど「アニメ作品が刺さって、実写作品が刺さりにくい、その“差”って何だろう?」となる。
共感(≒響く)できるから“刺さる”わけで、どこに共感するんだろう?

主人公の生い立ち?(大抵、ワケあり)、主人公の現状?(苦しく悩む状況下にあること多い)、主人公に投影?(自分ができない・できなかったコトを主人公で晴らす?)物語の内容?(ストーリーにハマる?泣ける?)、物語の世界観?(自分も追体験したい?)、登場人物?(実は悪役にも人生に共感、脇役の設定に共感とか)などかな?

いづれにせよ、今の20代前後の女子学生はアニメも大好き。
情報量が多い女子学生から学ぶ53歳。

フィルム・コミッション編始まる!


松山東雲大学での「ボランティア論」も10回目。
これまで「程野商店+FM愛媛=松山あげなどを使った女子大学生(=自分たち)に刺さるスイーツアイデア検討」、ココ大付属学園に参加する児童への理解と対応などを学び、最後のテーマは「フィルム・コミッション」。

フィルム・コミッションとボランティアは相性がいい。
先日も某映画へのボランティア出演を募集したところ、300人から応募があった。
これは「普段は味わえない非日常への参加」が醍醐味で、撮影を誘致支援(=フィルム・コミッション)で発生する副産物のような機会。

ちなみに愛媛県内で最もボランティアが参加したのは2022年に撮影した「離婚しようよ」。
一回の撮影で最多300人以上が参加してくださったし、のべ応募人数は3,000人以上。時間や手間などの提供に大感謝!

学生たちは、そもそも「フィルム・コミッション」を知らないから、どんな目的で行っているか?普段はエンタメとしか捉えていない映画やドラマなどが「地域の活性?」「経済波及?」などと結びついてるなど想像もしなかったようで、スライドに釘付けの学生もいたり。

そんな学生たちへの最初のアプローチは「2024年の邦画で劇場公開された映画の本数は何本?」という3択クイズ(282本/年、505本/年、685本/年)。

(ちょっと待って先生!一年に200本以上公開って本当ですか!?)という表情の学生たち。信じられないようだけど、現実はそうなんです。

そして、「がんばっていきまっしょい!」「私を喰べたいひとでなし(10月放送)」のアニメを紹介すると、実写よりも関心度があがる学生たち。

そうだよね、興行収入上位10作品のうち2024年は7本がアニメ作品だったもんね(毎年平均6作品がアニメ作品)

2025年6月24日火曜日

【お試し無料授業】8月11日(月・祝)推し漫画授業(仮称)


5月21日にIYO夢みらい館で行った「初夏に本とスパークリングワインの夕べ」授業で「スピンオフ授業で漫画を扱ったら面白い!」となり、やってみよう!となる(勢いだけ)。
IYO夢みらい館さんの受容力に大感謝!

具体的な授業構想はどうしよう。と公開妄想。
テーマは「影響を受けた漫画」。
1.漫画の種類(≒古今東西)を問わず、影響を受けた漫画を2冊、持参いただく。
2.自己紹介後、3分程度/冊で推し本の魅力(内容、キャラ、世界観など)を紹介いただく。
3.紹介後、改めて3分程度/冊で他の参加者からの感想などで意見交換。
4.推し本の紹介+意見交換=7分/冊×6回(組)=42分〜45分/一巡目紹介。
5.全員の一冊目の紹介が終わったら他の人に薦めたい「推し本POP」を制作(5分)
6.二巡目スタート。以後、一巡目と同じ段取りで進むと100分ほどが経つ。
7.授業は120分(2時間)なので、残り20分ほど。うち15分ほどは自由意見。
8.残り5分程度で「推し本POP」を使ったまとめ。


授業名も考えないといけない!「推し漫画授業(仮称)」でもいいけど、パンチがない。
そして、対象者も設定しなければならない。

「漫画好きなら、誰でもOKじゃない?」は、その通りだけど、5/21に「学生さんや若い人にも来て欲しいね!」という意見があったから昼開催&無料授業にしたつもり。

だからお酒提供はナシ、飲み物&食べ物は自由に持ち込んでOK。
我々からは冷たい水をご用意。

影響を受けた本だから、「好き」とは必ずしもダブらないのがポイント(のつもり)。
私の場合、好きな漫画はと言われたら「AKIRA」「ゲゲゲの鬼太郎」だけど難しい・・・。
「深く刻まれたセリフのある漫画」→ゲゲゲの鬼太郎
「考えさせられた漫画」→銀河鉄道999
「難度読み返しても飽きない漫画」→AKIRA
「夢中で一気読みした漫画」→ブラックジャック
「紹介されてハマった漫画」→火の鳥

最近、漫画を読んでない(実は「スラムダンク」も「ワンピース」も「進撃の巨人」も読んだことがない)と分かった。

あなたも対象者。


6月28日(土)16:55からのFMえひめ「エールラボえひめ」は、7月16日(水)18:30から行う「図解で学ぶ!資金調達講座」の紹介。参加無料、先着8名です。

どんな人を対象にしているのか?私は対象か?と悩んでいる方がいたので公開返答。

(例)市民活動・NPO活動での資金調達に悩んでいる方

(例)補助金・助成金などの違いがよくわからない方

(例)自分のアイデアを整理し、他人に伝えられるようにしたい方

(例)自身の活動を「共感される活動」にしたいと思っている方

(例)自身の事業アイデアを図解化してみたい方

(例)頭の中に浮かんだアイデアを整理してみたい方

(例)「資金調達」について情報を得たい方

(例)主なタッチポイント/収益手段(8種類)を知りたい方

(例)活動を始めている/続けているが、自腹を切ってる方

(例)市民活動・NPO活動を副業として成立させたい方


十人いれば十通りの悩み&思いがあるわけで、これから始めたい、既に始めている人を問わず、資金調達は知っておいて損はない情報。

それが情報だけでなく、実際に手を動かし、頭を動かし、意見を交わせる機会があるので「気づき」を得られると思う。

自分でも助成金を申請したくなり、現在作成中だけど、申請分野が以前より絞られている/明確化されているのは気のせいか、それとも社会情勢の変化か。


子供(子育て、貧困、居場所など)、自然(環境、生物多様性など)、一次産業(農水関連)、事業継承(継業、第二創業、起業)、100年時代(QOL、健康寿命など)、弱者(マイノリティーなど)、市民活動からコミュニティビジネス化、ソーシャルビジネス化へと持続化を求める内容も多かったり。

エールボラえひめとして、役に立ちましょう!と。

2025年6月23日月曜日

休日あるある。


モワッな湿り気のある暑さに、窓を全開しても涼しい風は時折で、集中力が続かない。

ならば、いっそのこと2025年初クーラーだ!と思うも全く準備していなくてフィルターを洗ったり、クーラーにエアーダスターを吹きかけて埃を飛ばしたり・・・。


(この部屋は事務所だから、仕事がはかどらないといけない)と、フィルターが乾くまで掃除も始めてしまった。

すると、プリンターの掃除、忘れてた出力、書類の整理&処分などにも手をつけてしまい、“片付けあるある”にハマってしまう。


当然ながら大汗をかいてしまい、水をグビグビ飲むも常温水(笑)

「常温水は体に負担が少ないんですよ。」と、分かっているものの汗はひかず。

冷蔵庫や電子レンジ、テレビなどはないけど、クーラー、レーザープリンターはある。


それならば!と、冷たいシャワーを浴びて体を芯から冷やして外気との気温差にスッキリ~!となり、そのままクイックルワイパーで床掃除。フローリングはサラサラに。


約1時間、せわしなく動いた結果、その間にフィルターも乾いて、セット完了。

窓を閉めてカーテンも閉めて、クーラースイッチON!10分もすると部屋は涼しくなり、窓も閉めてるから外の音も遮断されて集中力が戻る。


暑いからといって、我慢や節約という名でガマンしても、結局、効率性、生産性が下がっては本末転倒、意味がない。

約1時間の遅れは取り戻して、気が乗らず後回しにしていたコト(更新作業、保守作業など)までできて満足。でも部屋を出たらモワッ!を一際強烈に感じたり・・・。


まだ6月。9月まで暑いから約3ヶ月間は、こんな感じか。耐えられるだろう?

近所の町中華の「冷やし中華始めました。」に涼を求めたり。

民泊部屋になってた!

民泊は自炊もできるけど、現地スーパーで買いたい派

 “その部屋”の住人を知ってた理由は、ある日、赤ちゃんを乗せたベビーカーを持ったまま階段をあがろうしていて、「手伝いましょうか?」と、声をかけたから。

数段の階段だったので「大丈夫です、ありがとうございます。」と、お礼を言われ、その方は廊下を進み、“その部屋”へ、ベビーカーを押していった。


それっきりで、いつの間にか引っ越しされ、“その部屋”のカーテンは外されて「空室」になったのを知っていた。


特に気にもせず月日は流れて、ある日。

その部屋から出てきたのは男女で(新しい人が引っ越してきたんだ。)と、思ったら中国語を喋っていて(中国人の方なんだ。)と勝手に思った。


そして、そんなコトも忘れてた先日の10時頃。

用事を済ませた帰り道。アパートの入り口に荷物を持った数人の老若男女が集まっていて(えっ!ナニナニ?)と思ったら、全員が中国語を喋っていて、(何だろう?)と横目に見つつ、入り口を抜けて1階を見たら“その部屋”から3人が出てきた。


勝手に住人は中国人と思い込んでいたので(誰かが尋ねてきたのかな?)と、気にせずにいたけど、“その部屋”の雰囲気が何か違い、何だろう?と見たら「キーボックス」があり、張り紙が貼ってあった。


見ると「民泊業許可証」が貼られていて、“その部屋”は民泊用部屋になってた!

(えっー!このアパートで民泊!?)と思い、以前見かけた男女も住人ではなく旅行者だったの?さっきの大人数も旅行者だったのか!と驚く。


もっと相応しい部屋(物件)があると思うけど・・・と思うも、そこは家主の判断。

宿泊費が安いだろうな・・・。

食事はどうしたんだろう?と、自分の利用時を思い出す。


写真はフィレンツェで2泊したAir&B部屋での食事。

近所のスーパーで好きなモノを買って地元味を堪能するのが好み。

空き部屋解消&活用に民泊利用はアリか?議論の余地はありそう。

2025年6月22日日曜日

難しく考えなくていいかも。

面白さや感動は世界共通。

2022年にオランダ・アムステルダムのアップルストアで実際に起きた立てこもり事件をベースにした作品「iHostage」
  • アルゼンチンが舞台で制作された「エテルナウタ」早く続編が見たい!
  • メキシコが舞台で制作された「カウンター・アタック」強い漢たちという感じ
  • ノルウェーが舞台で制作された「トロール」絶対に2があるはず!
  • フランスが舞台で制作された「ロストブレット」フランス車が好きな人向け。
  • スウェーデンで制作された「ブラック・クラブ」日本じゃ成立しない話。
  • デンマークで制作れた「ギルティ」密室状況作品として最高。
  • イギリスで制作されて問題作と言われている「アドレセンス」
  • カナダで制作された「サイコ・ゴアマン」は3回観た!B級感が大好き。
  • オーストラリアで制作された「ラン・ラビット・ラン」はこれから見る。
  • ドイツ・オーストリア合作の「コールドキラー」はこれから見る。
  • 中国が舞台で制作されたSF「流転の地球」中国色強めのSF。
  • 韓国が舞台で制作された「奈落のマイホーム」など色々面白い。
NetflixやAmazonPrimeなどの配信プラットホームで見れる作品が、これまで以上に世界各地に広がり、ユーザーとしては嬉しい。

スイス公共放送初のNetflixドラマ「Winter Palace/冬の宮殿」も完成し配信されているそう(日本はまだ)
ちなみに、スイスでは2022年の国民投票で可決した映画文化・映画制作法改正案(通称「ネットフリックス法」)により、スイスで得た収益の4%を同国の映画やテレビ番組制作に出資することが義務づけられた。
日本でも同じような法律ができたらいいのに・・・。

それぞれの作品には、各国の文化や思想、メッセージ、示唆などがあり、どれも面白いのだけど、どの作品を日本で劇場公開してもヒット(10億円以上)は望めないだろうな・・・は否めない。

とはいえ、面白さは世界共通だから、難しく考えることなく、気分転換程度で異国情緒を楽しめたら、それでいいのかも。