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2024年2月6日火曜日

三度ヴィダ・コン・ミエール/vida con miel


9時に松山を出発、海沿いを走り今治市に入り「しまなみ海道」へ。
来島海峡大橋→伯方・大島大橋→大三島橋→多々羅大橋→生口橋→因島南ICで降りて10分ほど土生港へ到着。
しかし現在、土生港は工事中で隣の港から立石港へ数分の船旅。

立石港から生名橋→佐島を経由して弓削島大橋→弓削島に入る。そして更に15分ほど走って着いたのは、3回目のvida con miel(ヴィダ・コン・ミエール)。
時刻は既に11時30分、2時間30分をかけてランチ(要事前予約)を食べにきた!

相変わらず店内は不協和音のようなBGMが流れて良い緊張感があり、窓からは陽が入りギャラリーのような雰囲気がGOOD!

以前から気になっていたコトがあり、思い切って聞いてみる。
「これらの料理はお二人で作られているのですか?」と奥様に尋ねると・・・。
「いいえ、夫と相談して私が作っています。」「そうですか!」と奥様の手づくりと分かる。
季節の野菜を適した調理法で創られる料理。料理だけでなく、デザートも全て手づくり(たぶん、パンも手づくりと思う)。

コース料理で2,500円/人。+デザートセット1,000円/人は、雰囲気も味わえると思うと、本当に安いと思う。2時間30分かけて訪れる価値あり。

当日のコースメニュー。

◎蕪、白菜、生海苔のスープ

└ 弓削島産の生海苔、有機大豆を使った蕪と白菜のスープ。


◎白葱と焼き海苔のテリーヌ_ソースヴィネグレット

└ 弓削島産の焼き海苔と広島産白葱のテリーヌ

└ 有機ETVオリーブオイル、有機赤ワインビネガー、自然農大蒜

└ 有機スパイス&ハーブ等


◎季節野菜のグリル_味噌、タヒニ、ヨーグルトのソース

└ 自然農季節野菜または有機野菜各種

└ 有機味噌、有機白ごま、有機胡麻油、自然農大蒜、ヨーグルト、他


◎甘海老のスモーブロー

└ 有機スペルト古代小麦と有機ライ麦を使ったサワー種パン

└ 自家製ハーブバター、自家製マヨネーズ(平飼い卵、有機マスタード)

└ 地鶏もみじの卵、甘海老、ディル


◎セットスイーツ

└ フラン・パリジャン

└ ガレット・ノア

└ 柚子のトゥロン

└ ヘーゼルナッツのセミフレッド


◎酢橘&グァバのソーダ

└ 酢橘(佐島)、イエローストロベリーグァバ(愛媛県)

└ 自然栽培生姜(高知県)

2024年2月3日土曜日

これぞオツマミ。


「えっ!?コレなに?」から「えっ!これがいぶりがっこ&チーズ?かわいい!」となる。
クラッカーに秋田名物“いぶりがっこ(燻製干のたくあん)” を刻み、クリームチーズと混ぜてON。周りにはナッツや干しぶどうをパラパラ。マーブルチョコ、水菜を添えてピンク色は何だったかな?忘れてしまった。

これぞ“おつまみ”と喜んでパチリ。出してくれたお店は秋田県庁から徒歩10分ほど、「秋田の食堂やまと」というお店。
「このお店、よく来るんですか?」「初めてです。でもよく前を通るので気になってまして・・・」と、こじんまりしたお店は年配のご夫婦?が二人で切り盛りしていて、写真のような盛り付けが出てくる雰囲気ではなかったので、ある意味“こんなところで裏切りメニュー”。
(いぶりがっこを買って真似しよう!)となる。

忙しい中、時間を作り、機会も作ってくれた担当者たち。その土地に好感を持つか否かは「人と味=思い出」に限ると思っていて、こうして秋田でも歓迎してくれて大感謝。

「泉谷さん、宿題残しましたね!」「えっ!ナニ?」「比内地鶏の親子丼ですよ。」あ”ー!ご当地食を担当者は食べてたのに私はモツ煮込み、ラーメン食べてた・・・。

「じゃあ、次回の研修後に!」と、研修終了から未だ4時間しか経ってないのに次回の研修相談!?

2024年2月2日金曜日

裏切ってしまった飯。


曇りの松山空港を出発して到着した羽田空港は晴れ。一息の休憩を入れて秋田空港へ出発。
雲の上はピーカンだったけれど着陸へ雲の下に入ると辺りは雪景色。

秋田空港には予定よりも早く着くことが分かり=昼飯時間も少し早くなると分かり、秋田駅周辺の昼食場所を探したら、「ご当地ハンバーガー」が目につく。
(これって、“こんなところで裏切り飯!?”と同じ!?)と、郷土料理ではなく、ご当地バーガーにウキウキする。

秋田空港に到着。バスに乗り約40分でJR秋田駅に到着。稲庭うどん、きりたんぽなどの郷土料理ではなく“裏切り飯”のご当地ハンバーガーを地図で探す。

信号渡って左に入って・・・この辺りなんだけどな・・・と探すと雑居ビルに店名を見つけて(怪しい・・・)と一瞬よぎるも入り店を見つけると「しばらく休業します。」と張り紙。(えぇぇ〜〜〜)と大ショック!

勝手な思い込みが外れ、外に出たら雨が降り出しタタッーと駅前に戻るもみぞれ混じりの雨は強くなり、濡れながら駅ビルに入る。

すると、うどん屋チェーンが目に入り、寒さもあり温かいうどんを注文してしまった。
でも案の定、食べ終わってから後悔・・・。せっかく秋田まで来たのにどこでも食べられる味に敗北感。自分を裏切ってしまった飯。

2024年1月26日金曜日

ご当地食自慢。


伯方島の道の駅「マリンオアシスはかた」では、「総重量3.5kgのデカ盛りラーメン!」の挑戦者を募集してた。写真は美味しそうだった。
「これは一人で挑戦するんだよね?皆んなで挑戦したらダメだよね?」と、主旨を理解してなかった私に周りは苦笑。
制限時間は20分!失敗したら3,300円を支払わないといけない(完食したら無料)。

生口島の瀬戸田町商店街を歩いていたら、「コロッケ(120円)」の看板を見つけて近づくと親子3人が並んでいて、「これは?」と声をかけたオジさんは「コロッケ?隣の店だよ」と無関係者だった(爆)。
でも「全国的に有名なんだよ!美味しいよ!」とフォローするので、並ぶとすぐに男性2人も後方にならび一気に9名が待つ事態に!

肝心のコロッケ(120円/個)はアツアツで、味はコロッケってこんな味だよね・・・。と、自分の期待値を勝手に上げすぎていて猛省。

小雨が降り出し、エイッ!と入ったのは「行列ができるカレー屋」とうたってた古民家を改装したカフェ&レストラン。
こういう店で多いメニューはカレー。「レモンバターチキンカレー&欧風カレーのあいがけ(1150円)」と、ご当地カレーがあったので選択。
全体的に甘めだったけど美味しかった。あいがけなので味変も楽しめた味。

帰りは「ローストチキン(400円)」を見つけて同行人が購入。ご当地をしっかり食べる。

2024年1月24日水曜日

再会。


待ち合わせ場所は、大三島I.Cを降りたら右に曲がり、左手に甘崎城跡(大潮の時に干上がると現れるエンジェルロードが知る人ぞ知る場所)を見ながら進み、右手の小道に入り「ココかも!?」と、オシャレな佇まいから店と分かり、ここが「果輪弥(カリンヤ)」。
駐車場がなく、指示された所は両脇に家があるものの「空き家が多いから大丈夫ですよ」と、違う意味で考えさせられた件。

ほどなく、前回のしまなみ旅でお世話になった大谷さん登場。「ごいた」などであーだこーだそーだと楽しませていただきました。

「ごいた」の普及へ精力的に活動をされていて、高知でも始まるとのことで松山でも!という勢い。そう言えば前回は「鬼北町で!」とかワイワイなった記憶。

ボードゲームやカードゲームと言えば、花園町の2階に「ミープルの森」があったのを思い出す(「愛顔の食卓」の隣ビルだった)。
そして、カードゲームと言えば「吉田戦車のともだち自慢」
NY時代にドハマりして徹夜で遊んだのを覚えてる、突然懐かしくなり、メルカリで探したが廃盤で売りに出されてなかった。

話を戻して、大谷さんと談笑した果輪弥さんの2階はオシャレ空間で、大三島であることを忘れてしまうほど。そもそも、果輪弥を見つけたのはSNSとのことで、アンテナ感度の高さ、私の低さを実感。

2024年1月23日火曜日

その時がきた!


これまで数々のクラウドファンディングで挑戦を支えてきたけど、リターン(返礼)を得る出番がなかったコトも多し。
今回、大三島にも行くことになり、訪問地の検討の中で(あっ!確か・・・)と気が付く。

地域おこし協力隊として愛媛にやってきた小松さんが、5年前に大三島で島唯一のパン屋「まるまど」を開業するに際して行ったクラウドファンディング。
その際のリターンは「500円のパン割引券」。
ゴソゴソと探すコト10分、(おぉ!)とお礼の手紙も入っていた青封筒を発見!

営業終了時間(18時)間際に到着。店頭に立たれていた奥様にご挨拶すると、少し驚いた様子で「ちょっと呼んできますね!」と奥に行かれて出てきた小松さんと数年ぶりの再会。
「(売れて)少なくなっちゃいましたけどね。」と、言いつつも16種類のパンが並んでいて、説明してくれる小松さん。
ちなみに「まるかど」の特徴は「みかん酵母」を使ったパン。

3種類のブドウパン、ベーグル、抹茶ホワイトチョコなどを購入して、500円の割引券を活用すると500円ほどになり、勝手にお得気分になる。

で、壁に飾ってあったイラスト入りのショッピングバッグを見たら、ナント!奥様が直筆で描かれたイラストで記念に購入。束の間の再会時間。
記念とか言いつつ、大三島に行ったらまた行くけどね。

2024年1月22日月曜日

ガリガリボリボリチクチク。


「腹減ったねー」と能島水軍博物館の後は、目の前の「水軍レストラン」へ。
メニューを見て「海鮮丼(1500円)が美味しそう!」となるも、目に入ったのは隣にあった「鯛の唐揚げ定食(2200円)」。そして更に「海鮮丼セット(2500円)」と言うのもあった!

「アレ?これ計算がおかしくない?」となり、海鮮丼(1500円)+鯛の唐揚げ定食(2200円)=3700円なのに、「海鮮丼セット」にすると両方がついて2500円。セットにすると30%も安くなる!

「この表示で良いんですよね?」と店員さんに質問すると「はい、お得なんです。」とのことで、奮発して海鮮丼セット(2500円)を注文。ついでに「骨までボリボリ食べたいのでカリカリに揚げてください。」とも伝える。

出てきたのは写真と同じ、嘘偽りない鯛の海鮮丼+鯛の唐揚げ=海鮮丼セット。
鯛の骨は太く硬いけど、背ビレや小骨にガリガリボリボリ喰らいつき、口の中は骨が刺さりチクチクしたも完食。
海鮮丼は言うに及ばず、全ての海の幸は美味しく完食。
2500円という金額は昼食には高いけど、満足度&格闘度は高く、話題にもオススメ。

何だかミッションを成功させて満足に「仕事が終わった感」だったけど、実は仕事は全く終えてなく「これからですよ。」と、次へ移動。

10年後。


「いよココロザシ大学しまのわ分校」と掲げて、しまなみ海道やとびしま海道の離島で魅力資源を発掘し、その魅力を授業化したのが2014年、もう10年前!
その一つに「地上最大級のものづくり!あっぱれ進水式」があり、しまなみ造船を訪れて巨大なタンカーの門出(ハレの日)を祝った授業。

その後、撮影には至らなかったけど「海賊と呼ばれた男」のロケ候補地にあがり、山崎監督らがロケハンに来た場所。

そんなスゴいモノづくりの現場に10年ぶりに訪れたら「1月23日に進水式」が予定されていて、タンカーがほぼ出来上がっていた。その大迫力は写真の通り。ちなみに無料で見学可能。

そして、その後は当時の授業と同じく「玉屋」さんを訪れてスイーツとコーヒーをいただきながら、オーナーに「実は以前に、玉屋さんで授業をさせてもらった者です。」と伝えると「あっー!覚えてるよ。ナントカ大学の方だね!」と覚えてくださっていて再会の感激。
「あの時は楽しかったよね。」と、わざわざ時間を作ってくださり、しばしの歓談。

なんと言うか、10年前に感じた味わいを、今、改めて噛み締めてる気分。あの時に自分なりに一所懸命にしたから思い出も多く、それが醸成されたのが今回。
ホント、未来は分からないから“今”を大切にという感じ。

2024年1月19日金曜日

こんなところで裏切り飯。


撮影相談は2023年9月。この時点では概要はドラマというだけで詳細は分からず。
実景のみと思っていたら、10月に台本が届き、それまでの打ち合わせ通りに「タベルナ ラ・セーラ」が舞台に描かれていた。
まさにタイトル通りで、ただ最初に「裏切り飯」と聞いた時は悪いイメージを想像してしまい猛省。「裏切られるほどに美味しかった!クッー!やられた・・・。」という感じ。

11月に撮影。実はラ・セーラの長崎さんとは10年来の知人(この時はマンダリンパイレーツを辞めていた)で、まさか撮影で再会するとは思わず。
そもそもラ・セーラは時々行っていた店で、個人的にも「こんなところで裏切り飯」状態。

撮影に伴い挨拶を兼ねて食事。グラタンもラザニアも美味しく、第一話を飾る味&インパクトとしては十分!
ロケ弁の相談を受けるも「ラ・セーラで出せますよね?」となり、今回はロケ弁はナシ。

立ち会いは私が不在だったので、えひめFCの須賀サンが初の撮影立ち会い。
「撮影時はどこにいればいいですか?」は初任者ならではの質問で研修でも事例として使わせてもらう。この場合の正解は「カメラの後ろ」。
「泉谷さん、見切ってる!(映ってる!)」と注意されてはいけない。

12月から番宣が始まり、1月15日の全国ロケ地フェアでもポスターやグッズで紹介。
1月18日に中京テレビでの放送を皮切りに各地順次放映。南海放送では1月27日(土)放映。

2024年1月18日木曜日

地域の代名詞。


「泉谷さん、これ食べてみて!」と「岩谷堂羊羹ひとくち」をくれた奥州ロケ推進室/おのみちFC。

「持ってきましたぜ!」と「どでか梅」を渡してくれたのは和歌山FC。

「えっ!モナカ?」と思わず漏らしたら「理事長はモナカ集めが趣味なんだよね?」と周りに???だった初対面の甲賀FC。

豪華な金色の箱から出てきたのは絵巻風のパッケージだった「仙台銘菓伊達絵巻」。「食べてほしい!」とせんだい・宮城FC。

「ぐんまちゃんもありますよー!」と「ぐんまちゃん旅がらす」をくれたぐんまFC。
他にも「きび団子」をくれた岡山FC連絡協議会。

「これは!?」と浜松FCが用意したのは「ゴジラ-1.0」のシルエットがプリントしたクッキー。他にも同じように支援作品をプリントしたクッキーがあった。

「みすゞ飴」をくれた信州上田FC、「ミレー」をくれた高知FCなど、各地のFCが持ち寄った【ご当地菓子】が集まる。
えひめFCは「みかんジュース」を持ち込み、あっ!と言う間になくなる。

各地のFCが持ち寄った理由は、映画映像制作者へ話題提供のため。全国ロケ地フェア終了後の意見交換会には多くの関係者が参加し、ざっくばらんな情報交換。
意外とこういう気兼ねない機会に何かが始まることアリ!

「こんなにバラエティ豊かで、持ち込んだお菓子のエピソードを話せるなら、これも一つのご当地コンテンツだよね?」となり、「理事長!企画して!」ともらった対価を求められる。

2024年1月14日日曜日

一人柑橘大使。


「はしり」とは「出始め」のことで、酸味が甘さよりも強いですよ。という親切な説明があった愛媛県産伊予柑(1個110円)。
上等!甘さを追い求める柑橘が増えてきてる中で「媚びない味(酸っぱさ&苦味)」は最高。何よりもスーパーで柑橘を見ると(愛媛産はあるかな?)と確認してしまうのは、愛媛ファンだから。*スーパーには和歌山産、熊本産など各地の柑橘も多く売られている。

色艶や重さの確認に一つずつ持って選んでいると、その様子を見てなのか、1人、2人が追随するから面白い。心の中で(オススメします。)と呟く。

そもそも伊予柑1個の値段は110円くらいなのかな?愛媛では頂くことも多いから値段を知らなかったり・・・。以前に甘平が600円/個で売られていたのには驚いたけど。
ケーキと同じ値段と思うと、もっとありがたみを持っていただかないと。

生果は充実してるけど、愛媛産の柑橘ジュースは全く充実してない。置いてあるのはどれも濃縮還元ジュースで生搾りジュースが置いてないのはもったいない。
「みかんジュースヌーボー」とか企画したなー。

ブツブツ呟きながら、一人柑橘大使は手に買い物カゴを持ち愛媛から遠く離れた店を物色。

2024年1月10日水曜日

おいしい国際交流。


正月の高齢親見守りで実家へ。「初詣に行こう!」となり、高幡不動尊、大國魂神社などこの辺りでは大きな神社へ行くかと思ったら近所の八幡宮で、夏祭りで境内に多くの屋台が並び、お小遣いを握りしめて射的や駄菓子などをしてた記憶が蘇る。
そして(あれ、境内ってこんなに狭かったっけ?)と、“幼少期の記憶あるある”。

最寄駅前の通りではマーケットが開かれ数多くの店が軒を連ねていたので、ブラブラするとシリア料理の「フムス(ひよこ豆を茹でて潰してペースト状にし、ごまペースト、潰しニンニク、レモン汁、塩、オリーブオイルなどで味を整えた中東料理)」を見つける。懐かしい。

先客がいたので待っていると「サーレップ」という木の根の粉末を牛乳で溶かした温かい飲み物(にシナモンを振りかけたもの)を店主がサービスしてくれる。
初めての味に感激すると喜んでくれるシリア人店主夫婦。

旦那がフムスを盛ってくれている間、奥さんはフライパンではピタパンを焼いてくれて「写真を撮ってもいい?」と尋ねると、見栄え良い角度に合わせてくれる。
こういう異国との偶然の出会い、かつ即興でノリのいい場面って好き。

“媚びてない味”は異国情緒たっぷりで、突然の美味しい国際交流。
あぁ「旅に出たい症候群」がムズムズうづく。

2024年1月7日日曜日

当事者だった件。


2023年12月29日、米国フロリダ州に住む女性が、ピーナッツバターチョコレートの「リーズ」のパッケージデザインは欺瞞的だとして、米大手製菓メーカーのハーシーを相手取り、損害賠償を求める裁判を提起した。
損害賠償金額は500万ドル(7.5億円)。

女性は、レジ脇に陳列されたパッケージを見て「口と目がくり抜かれたキュートな見た目のパンプキンが入った製品だと思い」4.49ドルの商品を購入した。

しかし実物にはそのような細工が施されていなかった。

女性は訴状で「きめ細やかなカービングが施されていない商品と知っていれば、購入していなかった」と主張。リーズのパッケージは「非常に誤解を招くものであり、多くの消費者がパッケージの写真に騙され、勘違いさせられた。」と非難している。

友人からアメリカ土産でもらったのが”そのリーズ”だった件。
商品にはコウモリを模したピーナッツバターチョコが描かれていたけど、中身はコウモリに全く見えず、よく分からない形状だった。濃い甘さとピーナッツバターに脳みそがノックアウトされる。

だけど、憤慨や激怒にはならず(まぁ、アメリカだもんね)と笑っていたら、憤慨してる人がいて笑ってしまった。

アメリカでも賛否両論の訴訟ネタ。

2023年12月29日金曜日

慣れておく必要。


災害などの非常事態はいつ、どこで、どんな形で起きるかも分からず。非常時は寝ることすらままならず、食事も食べられるかは分からない。食べられても選択肢はなく、食べられるだけ良いという状況もある・・・。

などの状況は決して空想ごとではないのが日本なので、少しは災害時の体験と思い「非常食」の試食。
振り返れば10年以上前から非常食の授業はしていて、今夏も実施したところ。今回は主に「ドライカレー」と「チキンライス」を用意して食べてもらうと・・・。

「おいしいよ!」もあれば「まずいよ!」もあり、中には「チキンライスなのに鶏肉が入ってない!」とクレームを入れる子どもがいたり、「五目ごはんの方が美味しかった!」と前回の味を絶賛したり。私は先日ドライカレー、今日はチキンライスを食べ、好みはドライカレー。
2回も非常食を食べた私をみて「インチキって、本当にビンボーなんだね。」と言われてしまう(爆)

非常時の食事だから万人向けな味付けだから好みで分かれるかもしれないけど、非常食がある避難生活とは限らないので、いっそのこと皆んなで「非常時食づくり」をしてもいいかも!と思ったり。
それだったら、食のありがたみが分かるかも!

2023年12月27日水曜日

オリジナルクリスマスケーキ。

これは失敗して私にまわってきた。

用意したのはマーブルチョコ、カラースプレー各種、ペンシルチョコ各種、バナナ、チョコ&クリームホイップクリーム、パチパチパニック各種、ハリボー各種、ドライマンゴーなど。別に用意していたスポンジケーキの土台を切り分けて、各人がデコレーションするというオリジナルクリスマスケーキづくり。

高学年が「手伝うー!」と率先してくれて(頼りになるー!)と思っていたのは束の間、先に作って食べたいからだった(爆)
早速、サンプルを作ってもらと「失敗したー!」となり、私用のクリスマスケーキとなったのが写真。見た目からは想像できない美味しさで安堵したのはナイショ、コーヒーとよく合った。

デコレーションは個性が出て楽しい。ドライマンゴー(海外の土産)を断面に添えて「ドラゴンー!」と喜んでいた子もいれば、バナナだけというシンプルを好む子、全部乗せの盛りを実現した子など、お家ではできないコトができるのもココ大付属学園。

ケーキが食べれない子はマシュマロを焼いてパクパク満足。それを見ていた周り子ども達、よだれが出そうだったのでクラッカーに焼マシュマロを挟んだ「スモア」も作り腹一杯で大満足だった時間。

でも、15時になると「お菓子食べたいなー!」と、どこまでも無限の腹ペコだった子ども達。

2023年12月11日月曜日

狼煙再び。


「おつまみ」に可能性を感じたのは11年前、ココ大の設立直後。愛媛県愛南町出身で銀座ロックフィッシュの店主、間口一就さんの「ちょっと変わったおつまみ本」という本を義兄に教えてもらい、面白い人がいるもんだ!と勢いで会いに行ったのがことの始まり。
その後は「ラーニングBAR」にお越しいただき、生産者らと一緒に「愛媛の創作つまみ」授業を実施。個人的にも思い出深い授業の一つ。

つまみを「世界最小の料理」と位置付け、伊予市や松前町は珍味発祥の地でもあるので、世界へ売りだそう!と企画書を書くと喜んでいただき、いざ!という時にコロナ禍で消滅・・・。
でも、先日の「缶つま授業」で再び狼煙があがったかも!?。今回の授業に先立ち、数年前に書いた企画書を読み直したら、やっぱり可能性しかなかった件。
「これ、イケますよ。」とパパイズム鈴木さん、IYO夢みらい館の館長の言葉にも押してもらう。

時流の価値観に照らし合わせても「つまみ」は「時短料理」や「キャンプ飯」「非常食」などとも合致する。
つまみの定義は既に決めてある(混ぜる、和える、添える程度など)から、協力者を集めればいいだけかも!?となる。「〇〇に〇〇、〇〇も求めていますよ!」となり妄想広がる。
松山東雲女子大学の授業でもしてみようかな?女子大学生のアイデアってスゴいし。

14品もできちゃった!


料理好きの人、お酒が大好きな人、全く料理をしない人、お酒を飲まない人、ソロキャンパーなど色々な人が集まった「缶つま授業」。先生はイタリアンで腕を振るったパパイズムの鈴木雅也さん。

今回は参加費以外に「缶詰を一つ持ってくるコト」が参加条件で、ツナ缶やイワシ缶、ベーコン缶、焼き鳥缶などを提供してくださった皆さん。
今回の授業で改めて思ったのが缶詰って意外と高い(高いものは1個600円とかする!)

そして話題作りに「非常食(これはリゾットなると鈴木さん)」と「海外缶詰(マレーシアのドライトマト&ツナ、チリ&ガーリック& ツナ)」と「郷土料理(いぶりがっこ/秋田)」も持ち込む。

普段は“そのまま”食べている缶詰に一工夫して“もっとおいしく”しようと、IYO夢みらい館の図書館にある缶詰料理本を参考に「創作つまみづくり」に挑戦したら、みなさんアイデアが溢れてしまい1時間余りで14品もできてしまう!

並んだのは、これまで食べたことのない品(笑)。想像してた味と異なってた味もあったけど総じて美味しいとなる(当然だけど)
バロメーターの一つは、子ども達も「これ、美味しい!」と言った味があったこと。
創って食べて学んだ「おいしい授業」は大いに盛り上がる。「この授業、また参加したい!」と帰り際の参加者達。

2023年11月28日火曜日

ヴィダ・コン・ミエール再び。


前回は、その空気感・世界観に飲み込まれてしまったヴィダ・コン・ミエール。「緊張するカフェ」では、呆気にとられてしまったのでリベンジ!とランチをいただく。

ちなみにランチは予約制で午前2組、午後2組の計4組/日しか、この世界観を堪能できない。


着席のテーブルにはメニューと思いきや、J.L.ルーネベリ(フィンランドの詩人)の詩が表紙だった!読みいってしまい、情景にメニューに辿り着かない。

料理はコースのようになっているものの、フランス料理、中東料理、デンマーク料理、イタリア料理と世界各地の調理法で生み出された味がでてきて「食の世界旅行だね」と、唸ってしまう。写真は「南瓜のフムス/マルチシードクラッカー」を食べ終えた皿。

一つ一つの料理を盛り付けている皿も個性的で、いちいち感激する我ら。


でもココは愛媛県上島町弓削島。離島。

照明はあるけど、自然光の中での昼食。店内に流れるBGMは時々不協和音だし、「作品の中で作品を食べているようですね」という表現は的を得たり!という感じ。

個人的にはとても面白くて、どれも美味しくて、かつデザートも込みで3,500円/人(デザート抜きは2,500円/人)はお値頃と思ったり。

気づけば90分の食の旅をしていて、大人空間を味わいたい人にはオススメできる所。
今回はキチンと対峙できて大満足!と思っていたら、
ヴィダ・コン・ミエールを知っている方からの情報で再び謎に陥るとは予想もできず、それは次回に解決。

2023年11月21日火曜日

ヒャクマンエン。


「おっ、お釣りがイチジュウヒャクセンマン・・・ヒャクマンエンになってますけど・・・。」「えっ!?あ!いやだー!ホント。どうして?おかしいですね。あっ!ゼロを何回も押しちゃったみたい、ワッハハー!」と声の主はサムコッペの店主、高田杏さん。
ランチ(要予約の日替わりメニュー/870円)代を精算しようとレジ越しで話していたら、こんなハプニングに。これが杏さんの持ち味。

相変わらずランチは彩鮮やかで美味しく沁みる味。ここぞとばかりに栄養を摂取。他にも子連れのお客さんや来店者もいて多くの人にとって憩いの場のよう。

その後は以前にサムコッペが営業していた場所でコーヒーと米粉マフィンを提供し始めた人がいると聞き、行ってみる。
のどかな山間を走り続けること約15分、道路沿いに店があり、その隣に小さい店があり、そこがHARSHA COFFEE(サンスクリット語で“幸せ”)という店。

初めて訪れた店だったのに、既視感があり(デジャヴ?)と思いつつ、記憶を辿ったら2017年10月に四国運輸局の事業で立ち寄っていた。昼食は隣の「風」という店でいただき、飲み物を
サムコッペでいただいた記憶。

当時は気にもしていなかったけど、こうして縁というものを実感。そしてHARSHA COFFEEには先客がいて、よく見たら北宇和高校のハウスマスター(寮母)さんだった件。
お互いに「なんで、ここに?」

2023年11月19日日曜日

モナカの話。


これが(個人的に気になっていた)「翼もなか」。「JALの機内誌に載っていたよ。」と教えてもらっていたのにすっかり忘れていて、何気なくページをめくっていたら現れる。

「コーヒー味の皮(なんて初めて!)+求肥入り粒あん」は美味しはず!と思いながらも(どうして、自社オリジナル商品としてモナカを世に出すのか?)と改めて思う。ホント、どうして?
企画会議を経ての商品開発、飛行機の形とかロゴマーク案はなかったのかな?は個人の感想。
「手土産にぴったり」はその通りだから今度探してみよう。

お土産と言えば先日の秋田県では「金萬」は超有名。「いぶりがっこ」は12/9の授業用に購入。「あられ各種」は米どころの秋田ならではの米菓子。「もろこし」は愛媛では食べたことのない食感の口に入れたらホロリと崩れる(溶ける)落雁のような菓子。「バター餅」は試食させてもらい美味しかった。「なまはげ、秋田犬の人形焼」はよく見る類。

話を「モナカ」に戻して。松山には「松山城モナカ(薄墨羊羹)」があるけど、「道後温泉モナカ」はない。「坊っちゃんモナカ」もない(人形焼のように坊っちゃん、マドンナ、赤シャツなど登場人物の型ならサイコー)。
「全国ご当地モナカ博覧会」とかあったら、面白いだろうな。海外の人にもウケると思う。