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| フラクタルデザイン |
「ロケハンには“実写用”と“シーン用”の2つがあります。」
「その違いは?」
「“実写”とは、眺めや景色などです、物語の冒頭で俯瞰で街並みが映り、“物語はここで起きます”的な意味が含まれています。なので、人物は不要です。」
「一方で“シーン用”は、シーンに求められる叙情的な場所です。犯人が白状する場所が断崖絶壁だったり、恋人同士が別れを惜しむ駅で電車が到着したり・・・などです。こちらは人物が演技するスペースが必要なので空間、雰囲気が必要です。」
「そういう所は、どうやって探すんですか?」
「これも2つあって、一つは作品(シーン)の世界観に合わせてロケハンする目的型、もう一つはニーズの高い要望をロケハンする自主的型です。」
「そうなんですね。」
「そうなんですね。」
「自主的なロケハンが必要なのには理由がありまして・・・。」
「なんですか?」
「実は日々は、夏があって、秋が来て冬となり春とめぐってますよね。季節があります。また、1日は朝、昼、夕、夜と時間が流れています。また、晴、曇、雨、雪と天気も1日にはあります。すると、夏の朝の晴とか、秋の夕の雨など64通りの組合せがあるのが毎日です。」
「・・・・・。」
「これに方角なども組み合わせたら、とんでもないコトになりまして、自主的なロケハンは日頃からしていたほうがよいと思います。」
「大変ですね・・・。」
「余談ですが、目的型のロケハンは、シーンの設定に合わせた時間帯にするのがベストと言われていて、同じ場所で朝や夜に同じアングルで撮ったこともありました。」
「実写の方が簡単そうですね。」
「そうですね、松山が一望できる松山城の山頂広場だったり、街中なら松山市役所の屋上から路面電車の往来を撮ったことがあります。」
四六時中、そんな視点で街をみてるから、上を見上げた時に新緑の鮮やかにハッ!として撮った写真がコレ。

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