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2026年3月18日水曜日

過渡期。


河原学園の河原デザイン・アート専門学校は「eスポーツ学科」「3DCGゲーム・アニメ科」「ネット動画クリエイター科」「グラフィックデザイン科」「漫画クリエイター科」「インテリア・建築デザイン科」の6コースがあり、在校生は290人。

2025年度に「グラフィックデザイン科」からお声がけがあり、非常勤講師を勤めているけど、デザインの実務(配色、タイポグラフィ、レイアウト、ソフトの使い方など)は一切教えないという異色の授業。

教えるのはデザインという領域に必要な考え方、捉え方で、そのためには少々遠回りに思えても「自分の強み」などを把握して言語化した方が良いと実践中。

デザインという実務は、ニーズを叶える“手段”と思っているから、その前段である思考/構成こそが差別化!と伝えると「こんな授業、受けたことがない・・・」と戸惑いと興奮の学生達。

先日、各学科の2年生は卒業を迎え、その結果も含めた「教育課程編成委員会」委員として報告を受けると【業界の求人数が減少傾向】という内容に、「・・・・・」と言葉を失う。

そして、一昔前ならグラフィックデザイナーの就職先といえば、デザイン会社、印刷会社、テレビ局、広告代理店がイメージだったけど、最近ではインハウスデザイナー(社内デザイナー)としての需要が伸びていて、自社でデザイナーを抱える企業が増えていると。

そこへ生成AIの登場だから、プロデザイナーとしての力量は問われてしまう・・・酷な時代。
「今後、求められるのはデザインだけでなく、企画力、マネジメント力、発信力などを一貫してできる多機能型人材」とグラフィックデザイン学科長。

デザイン力は備えていて当然になってしまい、+@が求められる時代になった。
「“多機能人材”と言うのは、プロデューサーと同義語と思いました。デザインを通して社会をよりよくする人材を河原デザイン・アート専門学校から輩出できれば、学校として特徴が出せます。」と意見を述べる。

学生達に変化を求める一方で、学校自体も変わらないといけない過渡期にあると先生たちは思っていて、2年間で社会で活躍する人材に育て、就職させることが使命の先生たちって、本当に大変でスゴいと思った件。

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