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| 辺りは真っ暗の中、メコン川をくだる | 
フルーツ5種(ドラゴンフルーツ、ベトナム版グレープフルーツ、ライチ、マンゴー、パイナップル)盛りでもてなされた「島の民謡ショー」は、歌い手さんが変わりながら計5曲披露しくれる。
トムさんいわく、歌い手さんは家族と親戚で、収入源が栽培以外にないので、こうしたお披露目は貴重な収入源なので、よかったらチップ(心付け)を置いて欲しいと。
テーブルを見たら籐カゴが置いてあり、チップ入れだった。
面白い!と思ったのは「国民性」なのか?チップを置く国と置かない国があり、私たちの日本にチップ文化はないけど、NY時代はチップのありがたさを知っていたので、少しばかりの心付けを籐カゴへ。
しかし、ドイツ、インドのテーブルの籐カゴにはチップが入っておらず、アメリカのテーブルにはチップは置いてあったし、アルゼンチン人も置いていた。
勝手な推察だけど、「ツアー料金以外は払う必要がない。」「ショーも含んで支払った。」かな?
強制ではないし良い悪いはないけど、心地よかったし美味しかったしのお礼。
民謡ショーが終わる頃は既に18時30分過ぎで辺りは日は沈み、街灯は数えるほどしかなく、かろうじて足元が見える暗道。
(確か、このメコンデルタツアーにはメコン川の川下りがあったはずだけど、まさか、この真っ暗の中で川下りするのかな?)と軽い不安がよぎると「はーい!これから約2kmの川下りをします。時間は約15分です!」とトムさん。
「おぉ〜!やっぱり、この真っ暗の中でも川下りするのね!本当のジャングルクルーズだよ!」と、日本語でトムさんに語りかけてしまった(笑)
辺りが真っ暗の中、船乗り場には先頭と船尾に女性が櫓を持って待機してくれていた!
私たちが乗り込んだ小舟の先頭の女性(おばさま)の後ろに座った私は、おばさまから「櫓を持て!(たぶん、そんな意味)」と、渡されて助手になる。
本当に真っ暗の中、両脇はモリモリの木々の中を静かに進む船。
時々、おばさんは私に向かって自身の肩を叩くジェスチャーをして「もう、肩が疲れてパンパンだよ!」と言ってるように解釈(笑)。
辺りが真っ暗なので写真も撮れず、そのまま15分ほど漕いで下流に到着。
腰が痛くて重くて、立ちあがろうとしたら、おばさんに腰を掴まれて何かと思ったらチップを要求される。
真っ暗の中、落としたら川ポチャで完全アウトの中、財布を開いて紙幣を取って渡したら、少額過ぎて「もっとよこせ!」と親指と人差し指を擦り合わせて要求されてしまった(笑)
その様子を見ていたトムさん「Money Honey!」と笑ってた。
 
 
 
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