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2018年1月7日日曜日

無知の知。

私の憧れだったNYUで学んでいる甥っ子は音楽業界への就職に向けてインターンを。小学校から成長を見守っている子はオーストラリアの大学を卒業(オーストラリアは3年で大学卒業!)し有名な会計会社で働く。そして友人の娘さんは高校生ながら「国連に就職したい!」とUNIDOで働く兄から話が聞きたいそう。その兄の話を聞けば聞くほど「(自分が)知らない所で世界は動いている」と知る。今度帰ってくる時は授業を!約束。

「知らないこと」と「知ろうとしないこと」は同じ「知らない」だけど意味が異なり、「知ろうとしないこと」は何かしらの不都合な理由が存在するから。(周りと同じだから大丈夫でしょ)的な根拠のない、一見して「大勢=正しい」という怖い心理状態は自分にとって都合がいい(自戒を込めて)。やっかいなのは目の前は誤魔化すのに、将来は(このままではマズい!)と明確に思えていること。

特に我々より長生きするはずの子供達が自分の才能を発揮できるか否かは本人の努力もあるけど成長過程の環境も大きいと思っていて、親ができることはやはり「(環境の)投資」と甥っ子を見て思ったり。「有名アーティストのPV撮影が日本であったら愛媛を薦めてね!私が日本の窓口となり対応するから!」と、甥っ子とのコラボを夢見て見送る。

2018年1月6日土曜日

悶々感に囚われて内省。

結果から見たら非はある、それは分かる。分かるけど、これまでの奮闘ぶりを知っているが故に「行き場のない悶々感」にたまらず「或る男」に会いに美味しいコーヒーをいただき、しばし考える。社会からの信頼を土台にした活動だから許されないのか、単なる人格的な理由なのか、そもそもの法令秩序なのか、外野なのでわからないけど、組織は内側から崩れるという歴史で読んだ事例を目の当たりにする。

このようなことは組織の規模に関係ないと思うと(明るいブラック企業です)とか言えません・・・、猛省。いかに組織内の風通しをよくするか、常日頃の意思疎通をフツーにするかが難しいかが分かります。目の前にいるから風通しが良いとは限らない。
誤解を恐れずにいうと全て経営者の責任なんだろうか?もちろん最後は責任者=経営者なので今回の結果に疑問はないけど「雇われる力量」はどうだったんだろう。

できる経営者もいれば、できない経営者がいるのと同じで、できる社員もいれば、できない社員もいる。10で限界が来る人もいれば100でも大丈夫な人もいる。立場を偉さと勘違いする人もいれば、義務の先に権利を主張する勘違いもいる。今回も残念と思う人もいれば笑う人もいると思うと、なんだかなーと思うわけです。また陽はさすか・・・。

2018年1月5日金曜日

段階的に関わることができれば。

1月27日に「えひめ地域政策研究センター」主催のセミナーチラシに「関係人口が創る新しい地域社会」という一文があり(はて?関係人口とはナニ?)と思っていたら事務所に届いたソトコト2月号が「関係人口入門」だったという話。ナニ?観光以上、移住未満、なんだそりゃ?セミナーに登壇される高橋博之さんにも伺うけど、高橋さんとソトコト編集長が関係人口論を話している内容はコチラ

物事が論議されて深まると内容は細分化される典型的な話題。そもそも「移住の定義がされていない」中で、地域との関わりが最も深くなるのは「定住」だけど、(定住は色々考えると重いわ〜)と思う人も少なくなく、ニ拠点とか地域でボランティアとか頻繁な訪問は「地域と関わる段階」としてある!と思う。要は地域との関わり(≒ファン化)は興味関心で人それぞれで、それらを大きく捉えて「第三の人=関係人口」と解釈。

段階的に地域への関わり度を高めることができればミスマッチも少なくなるかもしれない。私の場合は妻の故郷とはいえ、愛媛県について右も左もわからず県庁へ突撃し、幸運としか表現できない恵まれた環境で周囲によって愛媛県を教えてもらい今がある。関係人口に「大きな山場」があるとしたら「住む場所ではなく、働ける機会(環境)」が乗り越えられる最も有効な手段とも思う。

2018年1月4日木曜日

本日も自問自答。

「仕事は真摯な人たちとしてください(1/1)」「市場に現れているトレンドが組織にどんな影響を与えるか?考えなさい(1/2)」「マネジメントの能力、真摯さ、仕事ぶりが社会の発展に不可欠なことを示しなさい(1/3)」と【ドラッカーの365の金言集】で毎日が問われ、1月4日は「NPO活動の評価尺度をもたせなさい」と問われる。"(長期に渡って成果をあげ続けるには)あらゆる組織は変化しなければならない"とのこと。

「事業モデルは5年で陳腐化する」と教えてくれたのは中島出身の忽那先生。その5年目で始めたのが【愛顔の食卓】。単なる物販では5年も待たずに陳腐化すると思うと怖い!「NPO活動の評価尺度をもたせなさい」と問われ、物販であれば「売上のみ」なのは明快だけど、数字・数値で表せない部分は「手応え・実感」を感じにくく、何とか得ようとこのような自問自答できる本を読むんでいるのかと。

ココ大の評価尺度は何か?「自分の言葉で地域の魅力を語れる社会かどうか?」借りてきた言葉(外発的)ではなく、体験や実感したことで内発的に発せられる言葉で地域を語ることができたらいいなと。永遠に終わりそうもないけど、評価尺度によって成果を実感できたら一区切りするのがNPOだよね!

2018年1月3日水曜日

維持できないと思う。

元旦の愛媛新聞、ざっくり愛媛県は毎年、自然減で約7000人、社会減で約3000人が減っており、愛媛県の推計人口によると出生数で10,000人、転入で約40,000人と計算上はプラスだけど、毎年1万人が減っていると思っていい。勝手に愛媛県の一世帯あたりの人口は2.29人なので1万人で割ると4366世帯(2017年12月1日現在:595876世帯)が毎年消滅する計算。この計算だと松山市内の5つの地域が一年で消滅する・・・。

よく陥るワナとして「人口減は課題で悪だ!」という人がいるけど、違います。人口減少は単に現象であって「人口減少の結果に起こる、もたらされる懸念事項が課題」です。紙面では「地域間の不均衡」を挙げていて頷く。短絡的ですが、中予に人が集まると一次産業が盛んな南予は減少するよね?と。個人的には生産年齢人口の減少で働き手や税収が少なくなり公共サービスは今までと同じ質でいられるのか?と。

20年後も今の公共サービスが同じ質を維持できているとは思えず、質を下げて広く浅くするか、質を維持する代わりに範囲を限るなどの予測は安易にできる。じゃあ、何が可能かと考えると現在の64歳から75歳まで生産年齢人口を上げて税収を補うのか?と思うとムリ!と自分を想像して思ったり。

2018年1月2日火曜日

人生のゲーム。

2018年の行先を占うかと思うほどの乱高下。静かに過ごす正月は人生ゲーム。職業がタレントになり現状と重なる「不安定」さが現実に。給料はルーレットの出目で毎回異なり、堅実さを求めて一番高額な不動産を購入し、勢いで株券を10枚買い占めたものの暴落して50万を支払い手形発行で債務超過に陥りピンチ!と思いきや最後は100万を手に入れてゴール。私の人生に安定することは許されないのね(笑)。

NPO法人に株券も配当はないけど、人生ゲームでは株券や家は購入していた方がいいし、ギャンブルもした方がいい。これ勝利への鉄則。人生ではどうだかね(笑)。閑話休題。「面白い商材があるんだけど」と連絡。聞けば確かに面白く、ありそうでなかった品とのこと。私の直感は国内よりも話題性と合わせて海外での活路を見出した方がいいと思ったり。

明日から【愛顔の食卓】は2018年がスタート、10時開店です。愛媛の逸品をお求めの方は明日から販売しておりますので、お立ち寄りください。「えひめがゆ」は1月10日(水)からスタートです。一年のゲームもとい、真剣勝負が始まる!今年は正念場!

人それぞれに。

元旦は1000人はいた松山城も今朝は数十人ほど。朝陽が昇るタイミングに重なり待つこと数分、朝陽が山から出てきた!というのが写真。神々しく見えて願をかけたくなるのは日本人のDNAなのか。そして「初夢は見た?」と妻から問われても記憶が全くないのは加齢のせいか。とにかく2日間連続で松山城に上ったのは人生初。

防弾少年団に首ったけの長女は20歳を迎え、次のステップへ準備を整え、可能性へ飛び立った長男は異国で18歳を迎える。自由人の末っ子は相変わらずだが「高校≒描ける未来」という二文字が浮かんでは消えているようでどんな先を思い描くのやら。妻はというと世界各地へ赴く仕事は今年も続き、私が知る由もない世界を教えてくれることは面白い。訪れる先々で愛媛の味をPRしてもらおう。

未来への投資は更に加速しそうで、すると愛媛県でも「休眠預金口座」について議論が活発になることを願うが、NPOだけで背負うには荷が重すぎる話題。「何を手放そうとしているのですか?」と問われた昨日の答はコレ。休眠預金口座を手放すことは簡単だけど、手放した後の影響力を考慮すると確実に遅れる愛媛県。始めるせよ、終わらせるにせよ、よいスタートと思える朝陽。

2018年1月1日月曜日

つれづれに元旦。

元旦の松山城の朝7時ってあんなに大勢の人がいるのね、と驚きで始まった2018年。昨日までは(2018年になったら考えればいいか・・・)と、思っていた報告書や企画書作成などの先延ばし事項が一気に降りかかる(汗)。そして「するの?しないの?」的な案件を多数抱え、人が不安になったり心配になるのは「不確定要素が多いから」と、身をもって知る。でも一方で「相談される」というのは幸せとも思ったり。

2018年はどうなるか?ちなみに2017年は「こんな」予測がされ概ね予想通りだったけど、読み直した反省は「事業整理」はできなかったこと。「顧客にとってよいもの」そして「社会にとってよいもの」更に「利益をもたらすこと」が【組織にとって正しい方向】と言っているドラッカーさん、総論は賛成ですが各論は様々な要素が複雑に絡み合っているのですよ。単に手放せない優柔不断なだけかも。

今年こそは「事業整理(手放せるか?)」できるのか?どれ一つ無意味なコトはないと思うけど、さすがに手一杯!むっ!事業を手放す選択肢もあれば雇用して持続させる選択肢もあるのか?これはNPOによる雇用創出という個人的に掲げる使命に合致する。一年後の心境はどうなっているのか?7年目の経営を迎えるのにまだヘボ。

2017年12月31日日曜日

2017年も色々ありました。

2017年も色々と区切りを迎えた一年でした。市民学生登録が2000名を超えたり、授業数が600回を超えたり、多くのNPOが抱える課題の一つ「キャッシュフロー」を【愛顔の食卓】で実現させたり、一度は頓挫した寄付付き商品を「市民×中野本舗×梅山窯」で実現させたり、日本初となる100%植物性ソフトクリームをNourish Japanと一緒に販売することになったりと、振り返ればエピソードはいっぱいです。

愛顔の食卓では80以上の生産者や関係者が登録してくださり、登録品目は500種を超えました。店舗だけの集客力には限界があり「お城下マルシェat花園」に参画し、私は花園まちづくりプロジェクト協議会理事長役を担い、単なる通りだった花園町通りを「訪れる目的」にするために奔走中です。過去4回の平均通行量は3300人、5000人まで増やそう!次回は1/21(日)9時-14時。

写真は営業最終日後の掃除が終わりスポットライトだけの店内。拠点ができたことで、今まで会うことがなかった方とも出会うことができました。「出会うはずのなかった人と出会った。縁と思うと明日の出会いも楽しい」はココ大マニュフェストの一文。ご縁の愛媛、どれだけ楽しめるか?だけで生きている。

2017年12月30日土曜日

ハードを活かすのはソフト!

ナニナニ?見出し一面に中心市街地の空洞化を食い止め「にぎわい」を取り戻すための計画に空振りが目立ち、目標達成は3割にとどまり、悪化したのは5割に上がると読売新聞調べ。商業・観光施設の整備などに10年間で計2兆3200億円が投じられたが、「人口減少のスピードが予測よりも早かった(岡山県玉野市)」「新規開業よりも廃業が上回った(富山県高岡市)」など、急速に進む人口減少に対応しきれていないと指摘。

読んだ感想は2つ。「ハードを活かすのはソフト」なので、ハード整備以外に仕組化や実行できる人材(例:プロデューサー)を育成する予算も2兆円にはあったと思いたい。もう一つは「人口減少は悪ではない」ので10年後相応のコンパクトさで実行されたよねと思いたい。「現状を維持」したいのは分かるけど「人口減少に見合った持続」はできると思う一人。

断言したいのはハードを活かすのはソフトであり、その中核は人。2001年にフィルム・コミッションを愛媛に紹介した際に書いた一文に「既存のハードを活かすソフト事業」と書いたのを思い出す。とはいえ、ソフト事業は1回はできても持続してこそ価値は認められるので、一つに答がでても次の難題に四苦八苦!まるで修行僧のようだけど、きっといいことあるよねー!

2017年12月29日金曜日

私である必要性。

お声がけは本当に嬉しい。お役に立つのなら!と思うけど「往復5時間+実務1時間で帰ってOK」とか「往復3時間+実務4時間で交通費込2万円」とか「往復2時間+実務2時間で交通費込1万円」などの依頼はことわざるをえません。理由は当日の拘束時間だけでなく「事前準備や事後作業」に8時間ほどは費やしているからです。昨日も一つ、ありがたい話でしたが、お断りしました。

じゃあ、何を基準に選んでいるか?といえば【私である必要性】が一番意識していることでお断りする依頼の多くが「私でないといけない理由がない」のが多い。共感したら交通費のみ謝金なしでも行かせてもらうこともあります!だって「私も得られること(入力)がきっとあるはず」だから。よく考えられていない依頼は「出力のみを求められる」ことが多い。この差は大きい。

望めるなら「私である必要性」が欲しいです。予算消化でも(ムムッ!オォ!)と思わせてくれるテーマや目的なら大歓迎!ということで「都市と地方をかき混ぜる〜関係人口が創る新しい地域社会〜(主催:えひめ地域政策研究センター)」もその一つ。分かるような具体的には分からないテーマに共感(笑)。入力機会をいただけるって本当に嬉しい!

2017年12月28日木曜日

日々の雑感。

2017年の学長日記。特記事項は2016年まで1回の記事に対してアクセス数が最も多かったのは1271回だったのに、2017年に入り2000回、3000回と超え、ナント最多は【製作者へ物申す!(38438回)】第2位が【製作者の方へ(5362回)】第3位が【大義がない(3699回)】第4位が【彼も飛び立った(3145回)】第5位が【最初で最後(2793回)】。1回の記事が3日ほどで3万回のアクセスなんて(ネットは怖い!)と初めて思ったり。

飛躍的にアクセス数が増えたことで総アクセス数も6年間で60万回も間近。これまでに3326回の記事をアップして文章力が少しは向上した!と思いたいけど「文筆家」の道は険しい。いっそのこと小説でも書けばいいのか。文章で生計を立てるなんて憧れるなー。あっ!でも半年間の「四季録(愛媛新聞)」の執筆機会は文筆家を目指す者にとっては最良の経験で学びが多かった!

内容といえば大したことは何一つなく、自分の備忘録DBとして書き綴っているだけ。落とし所のない気持ちや感情、日々の雑感。一日経てば忘れてしまうことも書き記すことで「もう一人の自分と出会える」のは面白い。今年は1回の記事で1000回を超えることも珍しくなくなったけど1000人も読者は知らないので、どこかで誰かが読んでくれているのだろうと思うと感謝しかない。

点ではなく線。

先日の「お城下マルシェat花園」と同日に行われた松山アーバンデザインセンター主催の「ヤタイワークショップ」。キムさんの「旅する4つの屋台」が受賞し、イメージとして模型を作っての説明会をのぞく。屋台の他にベンチもあったり、行き交う人、休憩する人がいるのね。イメージとはいえ花園町通りが賑わっている雰囲気は伝わります。

すると今度は地元はどうだ?となります。実は賛成もあれば面倒という意見もある。売上増に繋がる店もあれば、全く影響しない店もあるかも。意見は多様であり各人に考えがあるので正解不正解を論じるのはナンセンス。検討の核は個々の店(点)がどうかではなく「通りのにぎわい(線)をどう演出するか?」とするなら、業種・業態にかかわらず取り組めることはあると思う一人。

丁寧さが求められるのは、商売と関係があるとはいえ別であり、個々にスピードや勢いが異なるのを調整しながら進めないといけないこと(←自戒をこめて!)。アクセル全開もいいけどカーブでは慎重に速度を落としてコーナーリング、抜けたら加速。そしてまたカーブ、減速の繰り返し。花園町が持つ馬力(可能性)にアクセルを踏み込みたくなるけど冷静に。あっ!まちづくりにも運転免許は必要か!?

2017年12月27日水曜日

ボランティアについて。

今回も「ボランティア論争」。「ボランティアという仕組み・概念・気持ちとどう関わっていくべきか?」は永遠の課題で、一つに答が集約できるわけもなく互いの意見を主張して終了するのが定番。一つの側面としてボランティアが自分の居場所づくりや生きがいに繋がるのは「手応え・実感」があるから。一方でボランティアは発意なので好きな時に始めることもできれば、いつでも止められるのもボランティア。なので責任は負わない。

すると持ち込まれるのがボランティアへ対する「法的な解釈」と「道義的な解釈」で、署名や捺印したから「法律に責任はないが道義的にはある」みたいな解釈も出たり。自分一人のボランティアは全て自己責任だけど、ボランティアグループの場合、最初は同意や共感が得られていても時間の経過などで人の気持ちは変わるもの。いつの間にか「善意が消耗」してギスギスしたりもある。

関係者同士で納得していても、「どうしてボランティアをしたいのか?」というWhy?が一番大切と思うし、期間にも1年間などの区切りをつけることも大切。あっ!最近よく分からないのが「有償ボランティア」という言葉。無償を基本にしているボランティアで有償はボランティアではないのでは?と思ったり。写真はお招きされたお家の道中に広がるキャベツ畑。論争とは無縁ののどかさです。

2017年12月26日火曜日

Welcome to HELL!

物騒だけど「地獄へようこそ!」しか浮かばない!パンドラの箱を開けた、地獄の一丁目に降りたようで、こうなったら「どれだけ楽しめるか?」の本領発揮だ!と自分を鼓舞する。そんなことを思っていたら「すでに覚悟はできている。」と話す方がいてのけぞる・・・。いえ!私にはその覚悟はまだなくて「逃げることもできる」と伝えると、微笑むその方は地獄の仏か?

昨日は一昨日、今日は昨日、今日は明日と「連続な非連続な毎日」の中でどれだけ目の前と真摯に向き合えるか?は大切で、(相手が)好き・嫌い、周りが見ている・みていない、成果を気にする・気にしないは関係なく、コツコツと目的を見失わず、毎日に流されず「自分を保つこと」に注力すること。頭では分かっているけど、達観も悟りの境地もなく煩悩にまみれ自責と他責の渦に溺れているからWelcome to HELL!

そんなカオスは自分だけか?と思うと同じ境遇の方がいるから不思議。そのうえ覚悟までできてるんだから更に不思議。そして相談や協力に乗ってくださるというのだから更に更に不思議。どうして?どうして?と思わざるを得ない「答のない境地」でめぐる煩悩を払拭するのは目の前の餅をひたすらつくことぐらい。私は「蜘蛛の糸」のカンダタか!?

2017年12月25日月曜日

曖昧さは美徳とも言うが。

心理学をまちづくりに取り入れている久万高原町プロプラ(プロモーションプラットホーム)講座。シビックプライド(地域への愛着や誇り)の醸成が目的だけど頭で理解しても「(実際には)地域と自分との関わりか方が分からない」。なので「まず自分を知る」でエニアグラムを使い「自分の型にはまる」ではなく「自分の型から解放する(開く)」必要があると知った前回。

今回は「コミュニケーションとは何か?」を心理学的に紹介。発信者から記号化された信号は受け手によって再記号化されるが、ココでよくズレる。その理由は日本語特有のハイコンテクスト(抽象度が高く解釈に幅が出やすい)だから。がゆえに「忖度」みたいな言葉も出てくると補足。この曖昧さが美徳とも言えるけど、誤解を防いだり解釈に幅を持たせないために「質問をする、問いを立てる」大切さを紹介する。

頭で理解したら実際に「インタビュー」に挑戦。「これぞ!久万高原町」の答へ質問や問いを立てて「Why?の深堀り」。メールや電話も気持ちや思いを伝える手段として有効ですが、相手の目をみて思いを交わすってコミュニケーションの基本。思う存分話していただき(これが講座?この先どうなるの?)と思われるけど伏線さっ!と。心理学とまちづくり、これはいいと自画自賛。

2017年12月24日日曜日

定番への登竜門。

南予観光振興会議にて【愛顔の食卓】の紹介をさせていただく。ここで役に立ったのが「えひめの手みやげ・贈りもの」。集まった各市町の担当者は地元の逸品がどう紹介されているか気になったようで「味」というのは古今東西普遍な興味関心ごとだなと。「シシ節やシカ節って知ってますか?」「ナニそれ!?」「ジビエをダシに使う、カツオ節と同じようなものです」知っているよう知らないのが地域。

商品を預かって思うのは「新商品はたくさんあるものの、その中から支持され定番となる商品は少ない」ということ。どんな分野でも該当すると思うけど5年、10年と売れ続けている商品は意外と少なく、【愛顔の食卓】では「定番への登竜門」としても役目を果たせると思ったり。1年目の商品、3年目の商品、5年目の商品という陳列の仕方でも面白いかも。

「愛顔の食卓でもPB商品を作ったらいいのに」と言われますが、賞味期限がある商品開発は手が出しにくい!仮に検討するにしても「従来」や「既成」という価値観には乗らず、ゼロから考えないと「愛顔の食卓らしさ、ココ大らしさ」ないしなー。サンタさん、アイデアを明日くれないかなー。

2017年12月23日土曜日

半径3mの気づきから。

みかんが並ぶ会議で何を熱弁中かというと、2月17日に開催する「包括的地域福祉社会づくりセミナー(名称が硬すぎ!)」で分科会を預かるので、そのテーマについて意見を交わしている図。「地域の困りごとの改善に傾聴は不可欠」「その困りごとは家族、町内、校区のどこで起きているのか?」「困りごとは一人では改善できない」など現状を認識をしたら、行動はどうする?とメンバーに提示。

「傾聴ボランティアには限界(ボランティアは発意なので、いつでも始められるがいつでも辞められる)がある。対価を伴わないのでジリ貧になる」「そういう時こそ社会の基盤整備として行政の役目ではないか?」「いきなり活動に参加してほしい、は難しく先ずは接点機会にしたらどうか?」「ボランティアを支える中間組織の充実も大切」など、議論は深まる。

「自分は関係ない」と思う人は、まだ気づいていないか考えが浅く、これらの問題は自分の老後ではなく「地域(愛媛)の未来」であって、子供達にヒドイ地域(≒勝手に負わされる未来)を残すわけにはいかないと思うから参画。「いきなり地域や社会の課題ではなく【半径3m(=身近)の課題】から始めましょう」とも。誰でも課題の改善に関われる!

2017年12月22日金曜日

四国八十八景。

往復5時間、協議4時間、懇親会2時間の高松日帰り出張でヘロヘロなのは年のせいかか・・。周りは東京大学、東京工業大学、香川大学、愛媛大学、高知工科大学の先生らに囲まれ完全アウェイな会議名は「四国八十八景実行委員会」。2020年の東京オリンピックを境に四国へも(外国人)観光客はやってくるはず!しかし、魅力的な場所は20年-30年も前の価値観で作られた環境、構造物、視点場(その景色が見れる場所)なので、現在に合わせ更新しよう!というもの。

でも場所の選定は一筋縄ではいかない。絶景だからといって訪れるのに2時間かけて行く人はいないし、究極の絶景でも周囲にトイレや駐車場などの「サポート機能」がないと訪れても大変なだけ。20年、30年前の視点場は、案内板が汚く、ベンチは朽ちている所もあり「修繕が望ましい!」となっても施設管理者が動かなければ改善はない。撮影の場合は案内板は不要!と言いたいけど百歩譲って脱着式を直訴!

四国八十八景だから「88箇所の選定」は酷な話で、我々は採択した責任を持たなければならず、責任を持つことを意識し過ぎると厳しい査定になり第6回目にしてようやく88箇所の候補が決まる。そんな中、我らが愛媛は四国で最も多く選出され改めて(愛媛って可能性高い!)と実感。

2017年12月21日木曜日

次はバレンタインデー!

和やかな雰囲気にパチリ。互いに初対面でも「共通テーマ(今回なら「お菓子づくり」)」で集まったので接点を見つけやすいのがココ大授業の特徴。それも先生役がスゴ腕パティシエと聞けば数日で定員オーバーにもなるのも納得です。
心配だったのは狭い空間、限られた道具で「フォンダンショコラ」はできるのか?だったけど、結論からいえば「三浦さんのおかげ」でできました。

集まった7人は「お菓子づくり好き!」「年に1度程度」「家で作りたい!」「三浦さんに会いたくて!」「興味があって!」の他、食のプロもいたり。そんな中「形式や道具にこだわりすぎず効率的に作りましょう!」「正解不正解はないので自分なりの味を出しましょう」などのアドバイスで参加者の心理的ハードルを下げてくれた三浦さん。でも「ココをこうするとプロっぽいです」と、スゴ腕を見せてくれ唸る参加者。

材料さえあれば30分程度でできるフォンダンショコラ。でも皆んなでワイワイ協力しながら作ると1時間30分かかるから不思議(笑)。いつの間にか仲良くなった7人「次はいつしますか?」というのは自然の流れで「バレンタインデーに合わせますか?」と誰か。ということで次回の三浦さんを迎えた授業はバレンタインデー大作戦!「腕磨いてきます!」と三浦さん、今から楽しみ!