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2024年11月18日月曜日

良いか悪いか?よりハッキリしてるかハッキリしてないか?


「足りないより多い方がいい」と教えてくれたのは映画映像作品の撮影現場を預かる制作部。制作部が撮影現場へ運転してくる“制作車”には、ありとあらゆる状況が想定されたモノ(雑巾、雨合羽、大工道具、拡声器、お菓子、飲み物、ホッカイロ、長靴、ブルーシートなど)が詰め込まれていて、「そんなモノまで持ってきてるんですか!」と驚いたら「(必要なモノが必要な時に無かったら)仕事してない・・・と思われるからね」と言ってた。

大昔、実家でゴルフのパターを練習(=リビングの端からダイニングテーブルの脚を目指してた)父が「ホール(穴)にどんなに近くても手前で止まっては絶対に入らない(0%)。オーバー(ホールを越える)の方が入る確率はある」的なことを言ってた記憶。

「耳障りが良いけど、具体的に何をするのか分からない人と、何をしたいかは明確だけど、それが良いか悪いか分からない人」も似ている。違うかな?

散々な応酬合戦の末に、まさに“良くも悪くも”変わる大国。
結局、マイノリティなエリート意識に対してマジョリティの鬱憤が反対票として入った感じ。

これまでの慣例や常識を覆す過激な発言や態度に、て都合の良い変革を期待してしまうマジョリティだけど、実は自分たちは搾取される側だった・・・はホラー&ミステリー。

結局、良いか悪いか?よりもハッキリしてるかハッキリしてないか?が結果に現れた感じ。
国民による直接選挙ってエグいとなる。
直前まで非難轟々だったのに、一夜明けたら何かを期待してるんだもの。
人は理性で考え感情で動く。

2024年11月17日日曜日

で、閃く!


“何か”ないかな?と気分転換に散歩。1日1万歩の達成は1日2-3回外出しないといけないから外出する動機を作らないといけない。
散歩も終盤、駅前で古本市が開催されていたのでブラブラと眺めていたら、洋書コーナーに「レゴの本(1500円)」を見つける。レゴを使った物理や工学ができないか?と思っていたからヒントを得る。

そして、「スターウォーズのアートブック(2500円)」もあった。EP1からEP6までのアートボードなどで高校生の時に購入した本の拡張版という感じ。実家に未だあるかな?
思いがけないワクワクに満足して、妻のリクエストに買い物をしようと店に入り、カルディのコーヒー試飲を差し出されたので一杯飲んで、喉の渇きを潤し、買い物前に本屋へ移動して、物色。

ブルータス、ポパイなどの雑誌では映画・名画の特集。旅行雑誌を見ても映画のロケ地などの紹介。
で、閃く!私たちはフィルム・コミッションだから、撮影の川上に居ることを指摘されてきたけど、その川上の価値やアドバンテージをイマイチ理解していなかったと。

だけど、閃いたアイデアはフィルム・コミッションしかできないから、イケる!?と思い、卵などの買い物をササッ!と済ませて、閃いたコトを忘れてないよう早足で帰り、急いでメモに残す。

歩数は計13,000歩になっていてクリア。気分転換ででかけた結果にアイデアまで得て良い休日だった件。

図書館に泊まる。感想。


2024年11月9日(土)18時から11月10日(日)8時過ぎまで、IYO夢みらい館で行った「図書館に泊まる。」授業の感想。
多くの方に楽しんでもらえ、企画者としてはこれ以上ない手応えだった件。

  • 図書館にテントを張ったりキャンプ気分で楽しむことが出来るのが、斬新で良かったです。
  • とてもいい体験になりました。寝る前も起きてからもずっと本に囲まれて幸せでした。
  • 子供は数日たった今でも図書館でのお泊まり楽しかったね。また行きたいね。とよく言っております。
  • 私も普段はゆっくり本を読む時間がないのですが、今回はゆっくり色んな本を読むことができてとても良かったです。
  • 普段夜更かしをしない子供が、ずっと本を読み続けていたので、こんなに集中力があるんだなと気付けました。
  • 本を読んでいると、時間が過ぎるのが早くてビックリしました。
  • 夜の図書館はいつもと雰囲気がガラリと変わっていました。
  • 人も少なく静かで読みたい時に読みたい本を手に取るとワクワクしました。
  • とても貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
  • 本が大好きな長男はまだまだ時間が足りない!もっと読みたいと言いながらも、眠くなるまで本に囲まれて好きな時に好きな本を好きなだけ読むことのできる非日常体験がなかなかないので非常に喜んでおりました。
  • 私も本片手に寝落ちする幸せな時間を過ごすことができました。是非また参加させて頂きたいイベントでした。
  • 私は何も買わないのに本屋さんに行ってしまうのですが、それがなんでだろうって考えてみると、本に囲まれたあの空間が大好きなんだいうことに気が付きました。なので、今回この企画を見た時にただそこにいるだけでも落ち着くだろうな、って思いました。
  • 実際泊まってみて、やっぱり本を読んでいなくても落ち着くことが出来ました。とても貴重な体験だったとともに、また参加したいと思いました。
  • デジタルデトックスにもなり、とても有意義な時間を過ごせて良かったです。
  • いつもはダラダラしてるのに気づいたら日をまたいでいて、夜更かしをしてしまうのですがそれがなかったこと。いつもより早く眠くなってすぐ眠りにつけました。これも本の力なのでしょうか…
  • テレビやゲームのない静かな環境で子どもとゆっくりコミュニケーションをとれてよかったです。本好きにとってはとても贅沢な時間でした。
  • 子どもも私も、ゆっくりできたことで普段は手に取らない本も楽しむことができました。
  • 子どもはテントで泊まるのがはじめてだったのと、図書館という環境でゴロゴロ好きな場所、姿勢で本を読めたことに興奮しておりました。
  • 気になった本を時間を気にせずに読むことができて、とても楽しく過ごせました。
  • 普段だとあまり立ち寄らないジャンルの本棚をじっくり見ることができて、おもしろかったです。こんな本もあるんだなと新たな発見がありました。
  • 参加者の人数も少なめだったので、特に寝るときなどは、一人ひとりが比較的ゆったりしたスペースを使うことができてよかったです。
  • オリエンテーションや人前で感想を言ったりするのが個人的には苦手なので、参加者に委ねてくださる自由な時間が多くてありがたかったです。
  • 本を読んでいる人が多いのでと消灯時間を遅らせていただいたり、寒くないか声をかけていただいたりと、スタッフのみなさんの気配りがすばらしかったです。ありがとうございました。
  • スタッフの皆さんは運営が大変と思いますが、この授業はこれからも末永く続けていただきたいです。この楽しさはぜひ、多くの人に体験していただきたい!

2024年11月16日土曜日

初めてのInter BEE。


モノゴトは、黎明期は特徴に加速をつけてシェアを伸ばそうして、発展期に機能などを多彩にして飽きさせず、成熟期になると低価格化などで競合他社と差をつけて広くシェアなどを奪っていく。
もしくは、競合他社を買収してグループ化してスケールアウト、そして、そんな話題を国内外に発信して優位性の認知度アップ・・・という感じか。

初めて参加したメディア総合展示会「Inter BEE 2024」の感想。
撮影、編集、音響、照明、CGなどのハード&ソフトが一堂に集まり、デモンストレーションからセミナー、実機体験など各社、自社のハード&ソフトをPR。

漠然と思ったのは、各種機材が小型化してるような。20年ほど前のイメージを引きずっているのか?暗い部屋で四方を大きな機材に囲まれてテーブル一面がボタンやスイッチ、配線だらけ・・・と思ったら、今は洗練されていて自宅でもできる感じ。
それもこれも技術革新のおかげだけど、すると、映画・映像制作の方法も変わる(既に変わっている)よな・・・と。
撮影から編集はリアルタイムだし、かつオンラインでパッケージなんてなくデータだもの。

NETFLIXだって最初(1997)は小さなDVDのオンラインレンタル事業者だった。それが今や世界に2億8000万人超の会員を有する超巨大企業になり、写真のような空き席が一つもない大盛況(これはNETFLIXプロデューサーによる人気コンテンツの開発セミナー)となる。

フィルム・コミッションに関するブースはゼロだったけど、話すと知ってる人が多かった。
一見すると関係ないように見えるけど、「撮影」というキーワードで繋がってた件。


額装化推進!


我が子の描いた絵などは手元に残しておきたいから保管しているものの、飾らなくてはもったいない!と思ってから、作品は額装して飾っている我が家。

ココ大付属学園でも子ども達の落書きや写真などを飾っていて、ペラペラで飾るより、サマになるから保護者からも喜んでくれる。

「(描いても、作っても)捨てられちゃうんだよね」という子供の嘆きを何とかしたい気持ちもある。


でも、額装って手間だし、お金もかかるし、億劫になるけど、それまで単なるペラペラなモノが途端に作品化になるのはいい。

と言いつつも、額は高いのでもっぱら100円ショップで購入(100円ショップでも良いものが増えてる!)

長男くんが描いた油絵と習作を額装。でも作品は既成サイズではないので額装屋さんへ行く。
店員さんからアドバイスを聞き、台紙やフレームを選ぼうと材質や色、デザインなど数十種類からピン!ときたものに決める。
ちなみに最近の額装の表面はガラスではなく、高透明アクリルパネルが主流とのこと。

全て整えて代金を算出してもらうと2つの額装で計2万円超だった・・・。
一瞬、高額に思えたけど、これから先、何年も楽しませてもらうわけだし、仮に20年間楽しめたら1年1,000円、1ヶ月80円ほど。全然高くない!

来年度もフレームづくりを申請しようかな、今年は円型と正方形型のフレームを作った。
額装化推進!

2024年11月15日金曜日

実施まで1ヶ月!


12月14日、15日のイベントまで1ヶ月となり、学生達はリーダーシップやプロジェクトマネジメントを学びながらイベントをOJT(On The Job Traning)で準備中。

・レゴでロケットを作ってもらいたい。
・レゴで宇宙に関するモノなら何でも自由に創作してほしい。
・レゴでお題に沿って作ってもらう。
・星座を創作してもらって飾ってもらう。
・顔ハメパネルをつくる。
・フリースペースをつくり、宇宙に関する絵本、塗り絵などを用意する。
・新聞紙ドームで宇宙空間をつくりたい。
など、会場となるコニカミノルタサイエンスドームの特徴を生かした企画が固まってきた!

・全てのグループからアイデアを聞いて賞賛しつつも質問タイム。
・時間を区切って遊ぶだけど、創作途中で時間切れとなった子どもの満足度は低くなるけど、どうフォローするの?
・親子参加が多い中で保護者の居場所や巻き込む方法はどうする?
・掲げた目的や成果指標に書いた言葉の定義(例:楽しんでもらう。仲良くする等)はされている?
・考えたアイデアに必要なリソース(資源)の調達方法は?
・誰が何をどこまで責任を持ってするの?
など、突っ込まないといけない所が多々あるのは学生だから、授業だから。

・その視点が抜けてました!
・その手があったか〜!
・その話、未だしてないね」「ようやく見えたかも!
など、学生達に気づきが多かった授業。

アイデアが概ね固まったので、次は開催日までバックキャスティングによるスケジュール検討およびアイデアに必要なリソースの調達。
他の授業も受けつつ、この授業も受けているんだからスゴいよ学生達!となる。

選択肢を増やそうと。


誤解を恐れずに書くと「物分かりのよい子は“手がかからない子”」「先生に従順な子は“素直な子”」「学校のルールを守る子は“真面目な子”」などと思わせる時があった我が子の学校時代。

担任の先生が一人で30名ほどの子どもたちを指導するのだから、そうならざるを得ないのも分かるけど、子どもたちは規格品ではなく、一人一人に個性があり、“じゃない子“もいるのが教室であり学校(組織も)。

“じゃない子“には、(更新されない)既存のフォーマットからはみ出たり、合わなかったり、飛び出してしまうなど規格外の子もいるけど、フォーマットのモノサシに合わないから思い込みなレッテルを貼られたりする時もある。
その結果、学校に行きずらくなったり・・・。

10代の秘密基地を作りたい“なまじサン”。
まだ漠然としたイメージだけど、既に取り組んでいる人を紹介する2回目は“太田聡美さん(さっちゃん)”。

伊予市佐礼谷地区に親子の居場所を開設されていて、これまでの取り組み&これからの取り組みなどを紹介していただくと、なまじサン感激。
雰囲気は柔らかく、優しい口調だけど熱量の高さを感じる太田さん。ご自身も当事者だったからかな。

なまじサンも一歩を踏み出す勇気が更に増したと思うけど、いざ現実はリソース(ヒトモノカネバショジカンなどの資源)の調達が必要となる。

太田さんも居場所の持続&継続には苦心していて、求められているのに・・・は、声がまだ小さい&少ないからだけど、子どもたちは未来だから選択肢を増やしてあげないと・・・は独り言。

2024年11月14日木曜日

令和ですから。


世間一般的な理事長イメージは組織のトップであり、責任を持つボスであり、リーダーという感じ。その通りで否定するつもりは毛頭ないけど、時代は価値観に合わせて刻々と変わり、“それだけ”ではなくなった・・・は自論。

そもそも「リーダー=カリスマ」なイメージは既に過去形で、サーバントリーダーシップ(≒リーダーは部下に積極的に関わり、意見に耳を傾ける。そのうえで組織の進むべき方向を指し示し、奉仕することで導く。部下を支えながら、一人一人の可能性を引き出す)が役目と思っているので、懇親会では“素”の仲間が話す話題に耳を傾けると・・・。

古今東西「職場の話題」は尽きず、組織の話のように思えても組織は人で構成されているので、結局“人”の話題。

40代の上司を前にボヤく20代を見守る50代。上司の許容力に「さすが!」と拍手し、20代に「よくも堂々と言えるね!」と驚くと「今は令和ですから・・・。」と、またボヤき(笑)

ジャパンFCの責任者なので組織の方向性を舵取りするのが役割だけど、私の場合は撮影誘致や支援の他に、働き方、キャリア形成、ライフプラン、仕事の仕方、悩み・困りごとなどの相談を受けることも多い。
これも“令和”だからなのか?

相談に答えを示すというか、話を聞くという感じ(≒相手の気づきを待つ)なので役に立っているかは不明。

外は寒いのに相談話はヒートアップ。そこへ食後のデザートにアイスモナカが出てきてクールダウン!
「あっ!ゴメン!モナカだから写真撮らせて!」と一呼吸。

この先も学び。


撮影相談で増えているのはYoutube撮影だけでなく、ドローン撮影も。
と、言っても私がドローン撮影をするわけでもなく、特別な思いもなく、またドローン撮影が絡んだ事故や事件なども相次ぎ、規制が厳しくなり、撮影がしにくくなっているドローン撮影。

余談だけど、今年7月で一区切りした「佐田岬ワンダービューコンテスト(通称:サダワン)」は、2018年の第一回目当初「ドローン撮影が似合う佐田岬」的なコンセプトで、今ほど規制が多くなかったため、とてもユニークで臨場感のあるドローン映像を審査した思い出。
応募作品の半分以上がドローン撮影ならではの眺めだった。

閑話休題。でもドローン撮影が好きな人、詳しい人が説明すると興味が湧くから不思議。
「100g未満のドローンなら大丈夫!」と時々言う人がいるけど、あれは「航空法に触れないから国交相に飛行申請を出す必要がない」だけで、どこでも飛ばせるとは違う話。
空の話と陸の話があって、それも毎年法令や条例が更新されるから追いつくのに必死。

でも、100g未満でも高精細に撮影できるドローンもあるわけで、追尾機能などもあったり。
するとココ大付属学園で子どもたちの様子を上からとか気づかれずに撮影とかもできたり・・・と妄想したり。

要は情報だけで知った気になってはならず、慣れておかないと的確に案内などできないなと。
ドローン撮影を利用する狙いは「斬新なカット(今まで見たことがないよいアングル)」を求めているから、話を合わせられるようにしておかないと・・・。

2024年11月13日水曜日

BOYS BE AMBITIOUS.


今回の目的は毎年、ジャパンFCが全国10箇所で行っている研修会に参加。
チェックアウトから研修会の開始まで3時間ある。天気も良い。どこかへ行こうとGoogleマップを見るとクラーク像のある羊ヶ丘展望台が近くにある!よし行こう!となる。

地下鉄に迷いながらも乗り継いで最寄り駅に着くも羊ヶ丘展望台へは・・・と思ったら路線バスだった!

で、平日の午前中なのに人がめっちゃ多いバス停を発見して近づくと「羊ヶ丘展望台行き」で、並んでいる人の90%が女性だった(昨日の某アイドルのコンサートが終わったファン?)と思うのも不思議ではない光景。

路線バスに揺られて20分ほどすると羊ヶ丘展望台に到着。羊ヶ丘展望台に入るには600円/人が必要。支払うと札幌の街を背景に立っているのが、「BOYS BE AMBITIOUS(少年よ、大志を抱け)」で有名なクラーク博士像。

元々、北海道大学構内にあったものの、観光客が押し寄せて支障をきたし、羊ヶ丘展望台にも設置されたとのことで、だから北海道大学構内と羊ヶ丘展望台の2体あるのね。

辺りには羊がまったりしてたり、牧歌的な光景があって散歩してたらあっという間に20分が経ってた!

やばい!あと10分で来る帰りのバスに乗らないと研修に間に合わない!と急いでお土産売り場を見るも特段に目を引くものはなく、トイレに行って表に出たらバスが来た!
滞在時間30分だった羊ヶ丘展望台、またねクラーク博士!
いざ!研修へ!

推し活経済を目の当たりにする。


「図書館に泊まる。」が8:30に終わり急いで帰り、荷物をまとめて松山空港へ。
11:50発の飛行機は遅延で12時過ぎに出発、13:30頃に羽田空港到着。
そのまま今度は14:30の飛行機で新千歳空港へ離陸。16時過ぎに着いた新千歳空港付近は既に日没で暗かった。

地下鉄で札幌駅を目指そうとするもギリギリ間に合わず(次に乗るか)と思ったら、電車は未だ出発しておらず、ラッキーと乗車。聞けば病人対応で発車が遅れているとのことだった。
その後、思いの外、大変な出来事だったようで後続列車は出発時刻が未定となってた、セーフ。

札幌駅到着。
今回、札幌周辺のホテルはどこも満室で、空き部屋があっても一泊2万円、3万円という信じられない値段。その中でも18,000円という“底値”のホテルを残り一室で予約した。

某人気グループのコンサートでファンが押し寄せているとのことで(本当なの?)と思いきや、街ゆく人の多くがキャリーバッグを引いて歩く女性で、ホテルのロビー、フロントにも女性たちが30人ほどいて(これが推し活か・・・)となる。
エレベーターにのっても、翌朝の朝食会場も女性だらけ。
この機会に便乗して値上げした、ごくごくフツーなビジネスホテルなのに特異な雰囲気。

一説では2022年のお押し活市場は8000億円。うち押し活トップは「アニメ」の3000億円。その次が「アイドル」。

2021年の推し活市場は7000億円とのことだったので1年で1000億円UP、今は2024年9000億円、1兆円という人もいる。

地元に特需がもたらされるってスゴい。
チェックアウト後もいたる所にキャリーバッグを引く女性達がいた札幌市内。

2024年11月12日火曜日

14時間の滞在。


就寝前の見回りに図書館を歩くと、23時を過ぎてても子ども達は元気だった!
積んだ本を広げてはページをめくり喜んでた。で、近くのテントや寝袋では保護者が既に寝てた・・・。親の気持ち分かる・・・。

私は24時過ぎに就寝。5時に目が覚めて顔を洗い、歯磨きをしてベースの料理研修室へ。そして静かな図書館(館内)を見回り。

6時頃になると起き出す人がいて、早速、昨晩の続きなのか読書灯をつけて本を読んでた。
それと同時に料理研修室にも参加者が訪れて、コーヒーや紅茶を入れたり、朝食を食べる家族もいたり、子供が朝食と言っていたのはスイーツで「今日はスペシャルだね!」となる。

皆さん、本を読み過ぎたのか寝不足気味だったけど全員元気でサッパリ&スッキリ。
今回の参加者は親子が多かったけれど、幼稚園からの幼馴染という30代2人組がいたり、同じ学校に通う高校生2人組がいたり、色々な人に刺さったよう。
ちなみに高校生は未成年なので、親の参加同意書にサインしていただき参加していただいた。

7時になるとそれぞれがラストスパートの読書をしたり、料理研修室で“まったり時間(好きな本、読んだ本、一夜を過ごしたなどの共有)”したり、いい時間となる。
その後は辺りを整理したり、テントをたたんだり、身支度を整えたら8時になり、全員集合。

14時間(午後6時から翌朝8時)をIYO夢みらい館内で過ごしたにもかかわらず、短かく感じた・・・が最も多かった感想。
本を読むと時間が過ぎるのは早いし、5-6時間寝たら、あっという間。

本を読みきれず、中途半端になってしまった子どもへセンター長の河野さん「読みきれなくても問題ありませんよ!9時から通常営業ですから」がハイライト(笑)

また企画します!

夜を越えて。


図書館でオーバーナイトなんて・・・と言えば驚かれるけど、理解と協力、そして(少しの)信用があれば実現できるということ。

17:30からマットやテント、ブランケット、読書灯などを持ってきた参加者。
持参品の参考はお伝えしたけど「各自で検討して必要と思うものは持ってきてくださいね!」と伝えていたので、それぞれ色々なモノを持ち込む。

18時になり「図書館に泊まる。」授業スタート!ベース(拠点)は料理研修室。
理由は料理研修室なら、湯も沸かせるし電子レンジもあるし炊飯器もある。
腹が減っては・・・と言う感じで各自、夕食も持ち込む。

そして“つい買い込んでしまう”のがこんな時。
図書館が閉まる19時から移動開始だから、その前に夕食を食べて、寝床を確保してからまた食べて、一通り本を読んで今度はお菓子を食べて・・・とスペシャルな時間を過ごす参加者。

閉館は22時。学習スペースで勉強していた学生らが帰っていくと、いよいよ我々だけの貸切タイム!

机に向かって読む人もいれば、ソファで寛ぎながら読書する人、寝袋に寝っ転がって読む人、本棚を片っ端から見て回る人、読みたい本を側に積んでる人、テントの中で読んでる人など、思い思いの読書スタイルが面白い!
夜更かしする寝巻き姿の子どもたちは楽しそう!

23時を過ぎた。
実はスタッフも参加者と一緒に寝袋を敷いて寝る。ちなみに私は和室で寝かせてもらう。
図書館の明かりも最小限になった、おやすみなさいzzz。

2024年11月11日月曜日

2024年最後の授業は。


2024年を振り返るに
は早いけど、ココ大の授業は12月7日(土)10:30からIYO夢みらい館/調理研修室で行う「缶つま本でつくるツマミ」授業が最後。

この授業は703回目の授業。2024年は700回目という節目を迎えた年で、これまで授業を企画してくれた授業コーディネーターの分も振り返ると感慨深い。
2011年6月4日に第一回目の授業をしてから13年、コツコツと授業を重ねてきた結果&通過点。

700の授業ということは、700の企画が成立したわけで「この絶妙な“学びと遊び”のバランスがたまらんですね。」は新聞記者さんのコメント。

上手に言語化できないけど、サジ加減は経験値としか言いようがない。授業で全てが学べることはなく、授業が終わってから本当の学び(≒深く知り、広く知り、考えること)が始まると思ってる。

さて、「缶つま本でつくるツマミ」授業はパパイズム鈴木雅也さんを市民先生としてお招きしていて、鈴木さんはココ大付属学園でもお世話になってるプロの料理人。

前回は参加者が持ち寄った缶詰(イワシ缶、ツナ缶、サバ缶、馬肉缶、鯨缶、帆立缶、スパム缶、コーンビーフ、焼き鳥缶、鮭缶、豆缶、オリーブ、パイナップル、コーン、シンガポールの缶詰など)で14品ができあがり、その過程はIYO夢みらい館の図書館にある缶詰のアレンジ本や鈴木さんのアドバイス。

乗せたり、和えたり、混ぜたり、挟んだり、そのままでも美味しい缶詰だから手間などを省くことで「時短料理、キャンプ飯、災害時食」にも応用できるからオススメ!

ただいま、参加者の募集中!

飲んで喋って語らって。

酔っ払っても推しを言えるようメモを用意した参加者

IYO夢みらい館には図書館があるから企画した「本とスパークリングワインの夕べ」授業。
5月22日に行った「初夏に本とスパークリングワインの夕べ」の時に、再会を約束したので11月6日に「晩秋に本とスパークリングワインの夕べ」を開催。

今回は6名が参加。初参加の方がいたにもかかわらず「本好き、お酒好き」な全員だから“0秒”で溶け込む(笑)。いわゆる飲みニケーション?
早速、スパークリングワインでカンパーイ!で
推し本の紹介開始!
今回紹介された推し本は以下の通り。

あんなにそんなに/ヨシタケシンスケ

ライブラリアンのためのスタイリング超入門/広瀬容子

文学キョーダイ/奈倉有里・逢坂冬馬

マチネの終わりに/平野啓一郎

宇和島の鯛めしは生卵入りだった/太田和彦

象虫/小檜山賢二

ブレイブ・ストーリー/宮部みゆき

クローディアの秘密/E.L.カニグズバーグ

八月の母/早見和馬

女大関若緑/遠藤泰夫

授業構成は一人ずつが一冊目を3分ほどで紹介し、紹介後は意見交換して次の方へ順番を渡す。全員の紹介が終わると「推しPOPづくり」をして1周目が終わり。

二冊目になる頃には1本目のスパークリングワインはカラに。
2本目のスパークリングワインを開封!
ホロ酔い気分の参加者は饒舌になり、「読んだことがある!」「子供に読ませたい!」「知らなかった!」「ここ(IYO夢みらい館)にありますか?」など、意見飛び交う楽しい推し本紹介。

そして3本目のスパークリングワインへ突入!
ロゼだったのか、前の2本と違う口当たりに「う〜ん!おいしい!」と加速する会話。

でも、そこは大人達。存分に飲んで喋って語らったから満足したのか、名残惜しさはあったものの再会を約束して授業終了!

2024年11月10日日曜日

セーマンドーマン。


どこかで見たマークと思ったら「帝都大戦」で、嶋田久作演じる加藤保憲が付けていた白い手袋に描いてあったらしいし、「呪術廻戦」でも一級呪霊に貼られた呪札に描かれていたらしい。

そんな場面に登場する「セーマンドーマン(ドーマンセーマン)」とは、三重県志摩地方(現・鳥羽市と志摩市)の海女が身につける魔除けとのこと。
起源は陰陽師と言われ、名称は安倍晴明、蘆屋道満が由来とも言われている。

手拭いや襦袢などに星型の「セーマン」、格子状の「ドーマン」を貝紫で描く、もしくは黒糸で縫い、海での安全を祈願する役目とのこと。
星型は一筆書きで元に戻ることから「無事に帰ってこられるように」、格子は多くの目で「見張る」という言い伝え。

「急々如律令(キュウキュウニョリツリョウ)」とは、中国漢代の公文書末尾に、急々に律令のごとくに行え、の意味(≒即刻行え)で書き添えた語。
後に呪文の終わりに添える悪魔ばらいの語として、陰陽師などが用いたとのこと。

そもそも海女達は海の中で何に恐れていると言うと、トモカヅキ、山椒ビラシ(身体をチクチクとさす生物とされる)、ボーシン(船幽霊)、引モーレン(海の亡者霊)などで、現在になっては以前ほどの信仰はないもののシンボルになっていると、くれた伊勢志摩フィルム・コミッション。

このお守り、裏には同じく魔除けとして、七難即滅七福即生「蘇民将来(そみんしょうらい)」と豪快に描かれていて、何のこと?と思ったら「経を読んだり神仏を信仰した功徳によって、七つの災難がすぐに消えて七つの福が生まれ変わりますよ。」という内容。

なんだか想像以上に物語があるお守りだった件。

NO ART,NO LIFE.


最近、アートなビタミンチャージが足りない・・・と思っていたのにチャージできなかった件。

吉祥寺で行われた「吉田まゆみ画業50周年原画展」を訪れたものの、長蛇の列で小さなギャラリーだったので入場は入替制、1時間以上待たなければならず断念。

吉田まゆみは姉が持っていた「アイドルを探せ」にハマった。
当時中学生だった私にはお兄さん、お姉さんたちが刺激だった。線描も好みだった。

さらに渋谷で行われた「AKIRA REMIX 大友克洋全集」のポップアップイベントも東京にいたのに行けず会期終了。

ジャパンFC事務所から徒歩圏内にある「ポーラミュジアムアネックス」も行けずだった。
ここは入館無料だからアートなビタミンチャージにはもってこい。

残るは渋谷で開催中の「スター・ウォーズ/ジョイン・ザ・ダークサイド」。
愛媛県美術館でも展覧会のあった見立て作家田中達也氏の作品もあるとのことなので時間を作らなければ!12月15日までか!

そして日本初公開となる写真もあるという「ソール・ライター展」があると言うではないか!それも入館無料!うれしい!1月13日までか!

束芋の作家活動25年を紹介する「そのあと展」は11月16日までか。微妙だ!
いっそのこと、アートなビタミンチャージをめぐる一日をつくるか!

写真は、そんな展覧会へ行けず悶々として散歩に出かけたら、雨に濡れた落ち葉が敷き詰められていて、そこへ朝日が当たり、一言で落ち葉といっても色々な色が自然と織りなす偶然の美に心が沁みたり。
NO ART,NO LIFE.

2024年11月9日土曜日

書きながら妄想。


届いたメールには「(提出された)事業報告書に過不足ありませんでした。」と書いてあり、満額請求で事業終了!振込日のお知らせもあり一件落着!

今年度請け負った事業の一つ目が終了!
年内にはもう2つの事後が終了予定だから残り5つ!事業を任せていただけることに感謝。今年度は8つの事業を遂行中。
とは言え、請負事業だし零細事業者だから事業査定および精算後に事業費が振り込まれるから、ヒヤヒヤしたけど、これから徐々に財政状況は回復していくはず!

そんなホッとひと息もつかの間、1月からは2025年度事業の提案や申請が始まり、11月に入りアイデア出し&練りが始まる。助成金も出したいから該当する助成金のリサーチも始めなきゃ。

今夏は暑すぎて、子ども達は外で遊ぶことを阻まれ(熱中症など防止)たし、プログラミングや英会話などを子ども達に学ばせようとする意欲が高まる一方で、習いごとは2個(種)、月額14,000円以上かかり、「体験格差」が生まれているのが事実。
ココ大付属学園でも100kg以上のレゴがあるから何かできそうな気がしてならない。

他にも愛媛県には引き続き、映画映像作品の撮影を誘致しなければならないし、エールラボえひめでは引き続き、自己実現の1歩を踏み出せる相談やフォローが必要だし、6市町で取り組んでいる特産品を活用したピクルスは野菜編が終わり、フルーツ編が始まる。

これにIYO夢みらい館で行うココ大授業もある。
定番人気授業は根付かせて、エッジの効いた新しい授業も開発しなければ!
IYO夢みらい館でもレゴ授業をしようかしら?何となく思いついた土曜日。

毎日10,000歩。


11月1日から毎日10,000歩を歩くようにしていて、これまでは毎日5,000歩だったから200%増。
意図的に毎日10,000歩歩くって大変!と実感。

これまで、毎日の朝散歩が3,500歩、近所へ買い物に行くと1,500歩で計5,000歩/日。
これでOKだったのはコカコーラのウォーキングアプリ。
楽天ヘルスとも連動させていたので、一石二鳥で15週間続ければコカコーラの自販機から1本無料。楽天は毎日1ポイント以上が付与される。

一年歩き続けると飲み物は4本以上、楽天ポイントは500ポイントほど得られる。
少額だけど歩く動機になるし、特別なことをしなくても普段の徒歩移動で得られるので負担もストレスもナシ。

そこへ!JALのウォーキングアプリの存在を知る。
コカコーラウォーキングアプリ、楽天ヘルスと違い、月額550円(税込)の有料だけど、毎日10,000歩以上で9マイル以上が付与される。さらに週単位(月4回)、月単位(月1回)でボーナスマイルも付与されるから、1ヶ月を30日とすると300マイル以上もらえる。

ちなみに1マイルは約5円相当なので1,500円/月ほど。12ヶ月だったら3,600マイル(18,000円相当)だから、年額6,600円(税込)/1,320マイル相当を払ってもお得と分かる。
JALのLife Statusポイントにも毎月加算されるとのことなのでコツコツ貯めていこう!

話を戻して毎日10,000歩は、朝散歩を工夫して3500歩→4500歩へ。買い物も遠回して1,500歩→2,000歩へ。

これでも6500歩なので、松山城へ上がったり、打ち合わせをオンラインから対面に変えたりと積極的に歩く動機を作らないと大変!
いつまで続くか・・・。

2024年11月8日金曜日

職を辞してまで。


愛媛県官民共創デジタルプラットホーム「エールラボえひめ」には日々、色々な相談がある。
私が事業全体の「お守り」的なディレクターに着任したのは2022年。

その2022年に西予市で「子ども達の居場所づくり(≒学校)」を開校したいと相談してきたのが森野さん。
当時からビジョンは明確だったけど、何から手をつけていいか分からず「できるコト、したいコト、やらなければならないコト」などをホワイトボードに書き出して整理した思い出。

あれから2年、今では「西予市オルタナティブスクールを開校」して学校からも信頼され、スクールヘの出席=学校での出席扱いとなり大きな一歩を踏み出す。

そこへ新たな相談者としてやってきたのが“なまじ”サン。
職を辞してまでも「子ども達の居場所」を設立したいと、画一的な育みから一人一人に合わせた育み方をしようとなまじサン。

実は多くの親がなまじサンと同じことを思っていても、アイデアキラー化(≒できない理由を探して正当化)してしまう自分がいるのが普通。

「行動したい人は10,000人、行動する人は100人、続ける人は1人。」は中谷彰宏氏の言葉。
森野さんは100人の一人になった。なまじさんは10,000人の一人になった。

森野さんがここまで来れたのは自身のビジョン(描く未来)とパッション(熱量)が高かったことと、そのビジョンに共感し、パッションに圧倒された仲間がいたから。

なまじサンにも「お金よりも仲間が大事」とアドバイスしたのは、お金で多くのことは解決できるけど、仲間はお金で買えないから。

同じような「子ども達の居場所(≒ココ大付属学園)」を運営している立場としてもエール!