日記を検索

2018年3月20日火曜日

振りかえる。

気づけば2万歩以上歩いてた!東西南北、地上や地下など東京は歩く街です。その途中で、思わず立ち止まり「写真を撮ってもいいですか?」と尋ね、キョトンとする店員から「どうぞ」と言われたのがEATALY、日本に進出していたのね。NYで訪れた時に(これだ!)と思いつつも、愛顔の食卓で活かせてない悶々感はあるけど、フラリと立ち寄れる雰囲気を思い出す。

本日オープンの「シン・エヒメ」も雰囲気はよく、KITTE2階に上がると真正面に朱色の商品棚が見えるのが最初のポイント。愛顔の食卓から並んだ品々やオリジナル商品などが多数並び、内覧会に訪れた女性記者の「やばい!むっちゃテンションあがるんだけどー!」という声が残る(笑)。奥行きもあり、ワークショップスペースやイートインも併設、「丸の内だからできること」の表現通り。

EATALYのような空間の次は「STORY」か!と勝手に予測。「魅力の理解」というゼロ段階から「魅力の発掘」という段階もひと区切り、次は「魅力の編集」という情報のコンテンツ化。愛顔の食卓は【生産者と食卓とを繋ぐメディア】と当初に掲げていた立ち位置を再認識!目の前に捉われすぎたら危険!近くと遠くを常に行き来しないとね!

2018年3月19日月曜日

密命にて。

お城下マルシェ花園が盛況な頃、一人勝手に密命と新橋で降りて「鳥取・岡山、愛媛・香川、久留米、山形、広島」のアンテナショップを巡る。面積が広いのは鳥取・岡山(以前は通販生活があった場所)。来店者は鳥取・岡山と広島が多し!一方で残念だったのは久留米→他店が複数人対応だったのにワンオペなのかレジカウンター人員のみで、説明を受けられず。愛媛・香川は可もなく不可もなく・・・。

目的の一つ「商品パッケージ」はどの店、どの商品でも【大差なし】、それだけ各商品の印象力はアップしてるけど、好印象を狙った外装、文字、色使いなどは「流行」もあるようで長続きするか否かはメモメモ。そんな中で「量」はコストとの攻め所なのか、驚く変化はナシ!大家族が少なくなっている今、「食べきり・飲みきり」などの使い切りは需要が伸びそう。

密命で一番の驚きは、GSIXの地下2階でオシャレな各店が提供している「ソフトクリームの種類の多さ」。濃厚ミルクの店があれば、バニラ、イチゴ、抹茶、チョコなど。でも、これらの主な成分は牛乳由来だから(食べたくても食べれない人≒アレルギー、ヴィーガン・ベジタリアン、宗教上の理由など)がいると見た!

2018年3月18日日曜日

面白い妻。

愛媛との関係を尋ねられると、必ず話題になるのが「妻」のことで「彼女の方が面白い!」と紹介している(笑)。というのも22年前に結婚してから凸凹はあったものの、側から見てると(泳がないと死んでしまうマグロのよう)と言われるほど、色々な話題を振りまいてくれる。明日からは専門の心理学についてコラムが始まり(執筆業を生業にしたい私にすれば嫉妬!)、そして再び海外出張へ。

10年ほど前「博士を目指す!」と大学院→博士課程へと約10年かけて博士号を取得し、大学で職を得たかと思いきや「もっと活動分野を広めたい!」と、Nourish Japanを起業し、これまでに培った世界各地の大学ネットワークなどを駆使して顧客の要望に答えているんだから、(そんなビジネスがあるの?)と思わずにはいられない。8月には国際会議にも登場するのね。

アドベンチャーファミリーを標榜している我が家にとり、開拓精神の塊のような妻は面白い。ちなみに【NICE CREAM】を発掘したのも妻(と娘)、共感したのは私。互いの価値観が一緒だったのか?それとも一緒になったのか?分からないけど、男だから女だからとか働いている働いていないとか別々に考えること発想自体がなく「一緒です。」と答える。

2018年3月17日土曜日

つれづれに。

正直にいうと「ザック・エフロン」と「クリス・パイン」を勘違いしていました。そしてゴールデンラズベリー賞作品「ベイ・ウォッチ」に出演と聞いたら(そっち系!?)と思うのも当然。しかし「ザ・グレイテスト・ショーマン」を見て(おいしい役!)と思い、イメージ払拭。人間の印象ってテキトーで曖昧です。相変わらず各シーンで泣く、涙腺ゆるすぎ中年男。どうでもいい話ですね・・・。

閑話休題。明日は「お城下マルシェ花園」です。天気も良く、気温も高くなるとのことでお出かけ日和。明日は32店舗が出店します、今回【愛顔の食卓】は出店しませんが、お店は開いていますので、来店をお待ちしています。NICE CREAMは3/20の「シン・エヒメ」オープン&販売開始に合わせ同じ味を食べられるよう「NICE CREAM with みかん」を本日から50個限定(350円)で販売いたします。

「泉谷さん、ブラック・パンサーはFCとして参考になりますよ」とは、映画関係者。聞けば撮影地の一つ、釜山では撮影に行政が全面協力し、電柱やバス停などを移動させたりしたとのこと。参考になるというか日本で同じことを要求されたらできるかな?というレベル。でも結果は10億ドル(1000億円!)以上を稼ぎ出す。知事や市長に響く言葉は何かなと妄想する。

2018年3月16日金曜日

地域を温める。

100年前の海軍は100年後に自分たちの軍用施設が「鋼の錬金術」の撮影で使われるとは思ってもみなかったはず!愛媛にはない「ロケ地」に嫉妬、こんな場所があったらロケ地以外に活用方法は色々ある。VIPO(映像産業振興機構)の依頼で舞鶴市にて「フィルム・コミッション→いよココロザシ大学への成り立ち」について講演。地方FCとの交流機会をいただけるのは本当にありがたい。

地方FCは都市FCと異なり、毎日撮影はない。でも、いつ来るか分からない撮影支援依頼に備えておかないといけない。するといつ支援依頼がきても対応できるよう地域を温めておかないといけない(冷めていては動きにくい・・)。なので日頃から地域や関係者らとは「つながっている関係」が必要で、そのために「市民大学は有効」と紹介。ロケ地以外に思わぬ収穫もあったり一石二鳥ならぬ、一石四鳥かな。

講演終了後、なかなかお会いできなかったFB友達とリアルに会えたり、担当者と「地方FCのあり方」についての議論で盛り上がり、その中核は「撮影支援はアウトプットで、撮影支援が創出するアウトカムは?」ということ。愛媛においては「一人一人が人や街、自然と主体的に繋がり、自分の言葉で地域の魅力を語れる社会の創出」と断言、県外で気づかされることあるある。

2018年3月15日木曜日

どう稼ぐか?

久万高原町面河での3年間に渡る講座が終了!3年前は、この先どうなるか?誰にも分からなかったけれど、当事者たちも気づかぬうちに少しずつ学び、気がついたら仲間が増え、小さな経験を着実に積み、振り返りを常にして行動を改善し、手応えを掴んで終了!「活動報告会」では、住民や役場職員など、活動を初めて聞く人も多く訪れ、熱心に自分たちが創出した価値について紹介する姿を見て涙腺緩む。

そんな報告会から遡ること数時間前。西予市の地域づくりについて意見を交わす。支援者として「活動資金を得られている間ではなく終了後に活動資金をどう捻出するか?」が明確であって欲しいと。実験や研究、調査でもOKだけど、それだけでは活動資金の調達(≒活動の持続)は難しく、何かしらの資金調達法を考えないと・・・となる。これが難しいんだけどね。

毎日100円でも現金収入が入るようにするにはどうしたらいいか?毎日100円、年額3650円という額は少額だけど、毎日絶え間なく100円を稼ぐのは難しい。ココ大はそこで【愛顔の食卓】という物販を始めて毎日100円以上の現金収入を実現しました。地域づくり、や町おこしだからといって「きれいごとだけでは済まない現実」を受け入れないと、始まらないと助言。

2018年3月14日水曜日

地域への投資コト始め。

小学生が数人、出生数よりも自然減の方が多い地域。10年後を想像すると現在は70代-80代が世帯の大半を占めており、このまま何もしないと消滅しかねない・・・。
本業はあるが、今から何かを始めて暮らし続けたい地域を作ろう!と集まった有志の方々。その席へ招かれ親世代に近い人生の先輩方と意見交換。みなさん、足腰弱く重労働はできません。

一先ず3年計画で考えましょう。そして1年目に行うこととゴールを、2年目は1年目を振り返り当初の計画を進めるのか?軌道修正するのか?考えましょう。3年目は過去2年間の集大成とすると共に、自立が求められる4年目を意識した活動でなければなりません。地域への情熱は十分なので、その熱量を地域へ広げましょう。明日に成果は出ませんが、地域の未来への投資と思い行動しましょう。

ナニナニ?足腰が弱く軽作業しかできないシニアでもできる作物があるって!?「パパイア」とな!それだったら「愛媛でパパイアなら一番知っている、パパイアなら我々に聞け!」と胸を張れるくらいの気概で臨みませんか?結果として少々の収入も期待できますよ!仕事ではないから「どれだけ楽しめるか?」です。笑いながら楽しみながら知識や技術、経験を投資できることってそうはないですよね!

2018年3月13日火曜日

私はがんばらない。

誤解を恐れずにいうと、ビジネス書や先人の教訓に「逃げない経営」とか「逃げるは恥」など「逃げ=よくない」があり、逃げないことに違和感を感じていたら、立て続けに違和感に遭遇。一つは「誰一人もれることなく一丸となって!」という言葉に(この根拠のない一体感を求める姿勢が窮屈さを生んでるかも・・・)と思い、逃げたくても逃げれない雰囲気に飲み込まれた人を想像する。

もう一つは暗に「正論っぽい責任感」を押し付け、退路のない雰囲気を出した場面。その結果、選択肢は用意されず追い詰められ本意ではない結末になる。あっ!これは私の5年前にも当てはまり、自分を「正論っぽい理屈」で追い込んだ結果、倒れて2週間の入院、半年の通院。でも名誉でもなく、誰も褒めないし「体調管理不足」と思われる始末。その時に決めたのが「がんばらない」こと。だから「がんばる」という言葉が苦手。

適切な逃げ方を教えられずに育った人は判断が前進しかないから強要したり、当事者も玉砕覚悟だったりするけど、強要した人は結果への責任を取らない。(行動したのはあなたでしょ?)と行動した本人が責任を負わされる始末。無意識に刷り込まれた価値観に従わず、逃げてOK!「逃げ癖がつく」と言う人もいるけど、癖がついたらその程度の人と割り切る。答は一つではなく多様であってほしいと願う。

2018年3月12日月曜日

国は違えど。

愛媛を訪れた20代ベトナム人の友人らとホームパーティー。海外での思い出は観光地巡りなどもいいけど「家へ招かれた思い出」は私も妻も格別に覚えているので、ささやかに演出。「お好み焼き」「焼きそば」「唐揚げ」などでワイワイガヤガヤ、日本語も堪能なんだけど、ちょっとした拍子に英語やベトナム語も混ざったり、でも意思疎通はできるのだからコミュニケーションとは面白い。

「みんなにとって日本は魅力的なの?」と直球質問。すると「(仕事面でも生活面でも)ものすごく魅力的!」とのこと。日本人の我々は今の政治や経済について不満や窮屈さを感じているけど彼らには「可能性の塊」に見えるらしい。実際にベトナムと日本との架け橋事業を行う彼ら、10年後、20年後、ごく普通にベトナムを含む海外と意識せずに仕事をしてるだろうなと。

トランプで盛り上がり、写真はジャスチャークイズ中、こうなったら人種なんて関係なしの真剣勝負!ベトナムの経済成長率は6.2%(2016年:前年比)、日本は1.5%(2017年度)。単純比較はできないけれど4倍以上というのは「勢いはある」と思うに十分。アジア圏でのあらゆる機会は今後、いくらでも創出できると実感。

2018年3月11日日曜日

どこまで攻めるか?

「家族で食事を囲むのでボリューム感は大事」「見栄えを気にするから色味も大切」「一袋に一切ではなく4切、5切れ入ったほうがいい」「カンパチが好み、鯛は味が薄い気がする」「ご飯のおかずなので味は濃い方がいい」「各地の食文化に味は合わせたほうがいい」「テリヤキ味があってもいい」など、ベトナム、中国、インドネシアの留学生などを対象にした「こもねっと」さんの試食会。

海外には「味がハッキリ」している方が好まれる傾向はあり、16種類の品の中で最も人気のあったのは「チリソース」、魚種は真鯛、真アジ、カンパチからは「(脂分のある)カンパチ」。日本人は「一夜干し」、「(旨味のある)真鯛」が好み。これは育んだ食文化が違うので当然。(むむっ!)と思ったのは、こもねっとサンの商品の多くが「ハラル対応」。海外販売を意識すると必然です。

「日本にはご飯と一緒に食べる文化の他に、お酒と魚を嗜む文化があるけど、みんなの自国ではどう?」「中国北部は寒いのでお酒で温まり魚を嗜む似た文化があります」「ベトナムにはそのような文化はないですね」と。以前、マレーシアの撮影隊を支援した際【ハラル弁当】に苦労したのを思い出す。その時も「チリソース」が人気だったのを思い出す。売るためにどこまで攻められるか?

2018年3月10日土曜日

あなた自身が久万高原町。

今治経済研究会にて50名の経営者を前に事例紹介。これまでに八幡浜、松山、宇和島、宇摩でも紹介させていただき「課題改善で稼ぐ」と題して公益事業型の展開法について意見交換。「久しぶり!」と数年ぶりに再会した人もいれば「学長日記読んでます!」と初対面の方から言われて赤面したり、「事業継続」という役割にNPOも株式会社も関係なく受け入れてくださり感謝!

松山に戻り、一息入れて久万高原町へ出発。12月から5回の連続講座だった「シビックプライド講座」が一区切り。地域づくりの実践も大切ですが、自分と久万高原町、同じ志を持つ方との関わり方を先ず知るべき!と心理学者の妻との講座は好評だったようで一安心。一人一人に発表いただくと「(結婚や子育てなどを機にした)移住者が多い」ことに気づく。かといえば地元の人もいて良い混ざり具合。

【あなた自身が久万高原町】とシビックプライドでは定番の表現を紹介。一人一人が久万高原町の細胞であり、一挙手一投足が久万高原町の魅力を作っていると理解できるとおのずと意識が変わり行動も変わるのではないかと。正論じみた理屈っぽいことばかりでは眠くなるので、活動すると必要になる「活動資金(お金)の話」もできたし、私的には満足!

2018年3月9日金曜日

課題を見える化

審査ポイントの一つは「手段」である事業が創出する(今までは無かった)価値。その価値というのは予め掲げている目的に沿ったものでないとズレてしまう。アレもソレもコレも手掛けるのはOKだけど、果たしてソレラは本当に目的と繋がっているのか?時に厳しく、時に笑いありで16事業の審査を行った昨日。とはいえ、企画立案、プレゼンなど慣れない作業に時間を費やされた皆さんの熱意に我々も熱くなりました。

この助成事業は地域単位での提案が条件で立案者(当事者)は当然のごとくやる気満々。しかし地域づくりは当事者の他、「受益者」「支援者」の三位一体で取り組まないと持続しにくく、時々当事者視点だけで語られる時があるので、多面的な視点で捉えてね!と伝えた場面も。【人の振り見て我が振り直せ】とはまさにこのことで、こういう機会に自分の緩んだネジを巻き直す。

伝統文化を継承したい、農業を盛んにしたい、地域学習を推進したい、寄り合い所をつくりたい、桃源郷をつくりたい、健康増進をはかりたい、空き家を改修したい、絆を深めたいなど、色々ありました。我々は単に「顕在化した課題への改善策」を見ているだけですが、「地域の課題を見える化」した西予市役所の方々の熱量はすごいなと。見えないと、そもそも始まりませんからね。

2018年3月7日水曜日

子育ては不安だらけ。

今年度の地域づくり未来会議終了、私は「こねっと」のグループで意見交換。17年も活動をしていると実績もノウハウも経験も豊富!しかし、豊富な経験ゆえに「創出した価値や可能性が実績の中に埋もれている」となり紐解いてゆく。すると、こねっとは活動によって「コミュニティ」を創出していると分かった!けど「コミュニティって何?」となる。

「子育て」をキーワードに多岐の活動から「0歳児-3歳児を持つ父母」「子育てに不安のあるお母さん」「2人目を妊娠、出産を控える家族」などのコミュニティがあり、どのコミュニティにも共通するのが【目の前や今後に不安がある】ということ。なので、「各不安コミュニティへ安心や自信を実現できたら、今よりも充実した育児環境、明るい家族関係になるかも」と考える。これがアウトカムの一つ。

じゃあ、誰と一緒に叶えるか?となると、こねっとさんが創出した別のコミュニティである「子育てを応援したい企業」。聞けば20事業者以上あるとのことで、不安コミュニティと子育てを応援したい企業を繋ぐ【接着剤の役目】ができればアウトカムは創出できる。少子化の中で相談件数や利用者が増えているというのは、仮説を立てるのに十分な素材!

2018年3月6日火曜日

お二人様で300万円。

せとうちDMO主催のワークショップに参加、インバウンド商品のアイデアを検討し、我らの班は「国や肌の色などに関係ない富裕層へ、自分が主人公のオンリーワンな体験物語を愛媛で撮影」と決め、殿様になって松山城を貸し切ったり、美味しい愛媛の味を揃えたり、八日市護国の街並みを闊歩したり、海賊になりきり瀬戸内海の島に泊まったり。一泊二日の行程では撮影班が同行し全て撮影!いわば愛媛を舞台にしたオリジナルPV。

撮影したPVは後日、愛媛県でのお披露目会を行うので「2回」お越しいただく。お値段はお二人様で300万円〜。もちろんPVはご自宅へ発送しご自宅で鑑賞会、ウェブでの発信をしていただいてOK。「人とは違う優越感」を味わえるプランです。このプラン自体が愛媛県のプロモーションになっているので広告宣伝費は不要!もちろんオプショナルも追加料金で可能。

コースは季節に合わせて年4回。1万円の旅行商品を300回して300万円、300万円の旅行商品を1回しても300万円。「高額商品ほど一見バカバカしく見える」とは先生。撮影だったらフィルム・コミッションとしても全力で支援できるし、松山城もトイレはないけど可能とのことだし、八日市護国の街並みもOK、ひょっとすると!できるかもねと。

2018年3月5日月曜日

第一印象って超絶大事。

大阪からの視察のお礼にお菓子をいただき、開けたら驚いた。菓子の宣伝になるのは承知だけど「おぉ〜〜」と声をあげてしまったほどのインパクト。
「インスタ映えしますね!」と佐澤さん。観光課時代から100種類以上の「ご当地土産」を見てきましたが、こんなの見たことない!味はラングドシャのような外側にバタークリーム+ドライイチゴ。「いちごマムさんの苺でもできそうですよね」と話が沸く。

やはり「第一印象」ってすごく大事!頭で理解する前に感じる印象だから瞬時の出来事。この菓子1個150円、冷静に考えれば高級ですが驚きで納得させてしまう力強さ。愛顔の食卓で同じような商品があるか?と問いを立て一つ一つ商品を思い返す。そして気づいたのは【素材の良さより、時に魅せ方重視】なのねと。「手が込んでる」「一手間二手間を感じる」そして「カワイイ」と思わせたら勝ちなのだと。

モノゴトは成熟すると差別化に網の目のような細分化へ走り、一つで良かった特徴も複数もち合わせることが「お得感」や「優位性」の差別化に繋がる。ただ、流行りなど一過性の細分化(尖り)は、すぐに飽きられることは確実で、一概に差別化がいいとは限らない。(そんなこと考えずに美味しく食べやがれ!)と思われてること確実・・・。

2018年3月4日日曜日

商売は面白い。

【愛顔の食卓】は10人も来店すれば一杯になる15坪の小さな店です。年度末に入り今年度を数字で表すと現実が見えて気持ちが凸凹します。通過点として立てた目標をクリアしたと思いきや、予測を下回った月もあり「商売とは生物」と感じずにはいられません。「待ち」の状態では売上増は望めず、売上機会の創出に「攻め」なければならないのは至極当然のこと。まだブランド力ないですからね。

で、店頭では全く役に立っていなかった私も遂に「レジ打ち」の練習を始める。早速、友人家族を「練習」に清算させていただく。私の練習にお付き合いいただける方(いちいちボタンを確認するので遅いです!)募集中(笑)。
閑話休題。今年度は新規に34事業者と取引をさせていただき計86事業者になりました。何も考えずに「100事業者と取引!」と言ったものの管理が大変でしてアタフタ中。

好評だった「えひめ粥」は3月30日でシーズン終了です。暖かくなると需要は減りますからね。じゃあ、代わりは?と問われたら、先日の花園町通りCAFEで好評だった「イエムラコーヒー」が提供できたらいいなと思ったり。4人の来店中3人が購入(75%)と数字が表す。ランチタイムしか稼働していなかった空間をフルタイムで活かさないと!数字は妄想を掻立てる。

2018年3月3日土曜日

地域づくりはトライ&エラー。

マシュマロチャレンジから地域づくりが学べることは「トライ&エラー」。ゴールはそれぞれ「マシュマロを一番上に据えること」「より良い明日をつくること」なら、ゴールへ手探りの中、試行錯誤を繰り返し、1歩進んで2歩後退して3歩進むなんて普通。救世主のような現れないリーダーを待ち続けるより、小さなことを自ら始めようと紹介。

計画も仮説も大切。でも立てることが大切ではなくて実行することがもっと大切。更にいえば、実行内容を振り返り行動をバージョンアップすることが大切。「そのサイクルをゴールまでに何回行ったか?」がゴールの質を左右すると思ったり。世界記録は99cmで昨日の最高記録は47.5cm。スパゲティ1本の長さが20cmですから二本分とちょっと。4グループが挑戦し3グループが自立に成功。

「やってみないと分からない」ことは多い。振り返るとフィルム・コミッションもココ大も愛顔の食卓も全て愛媛初、ナイスクリームは日本初。始めることは簡単、でも持続させるには事業構造の変化や進化などが必要。ならば地域づくりも「絶対に譲れないコト」以外は全部変えられる意欲でトライ&エラーしないと、最もらしい「できない理由を並べる」アイデアキラーは手強いと紹介。

2018年3月2日金曜日

嘆きの言葉へ。

「時間がない」「仲間がいない」「資金がない」「道具がない」「自信がない」「情報がない」「活動場所がない」「意義が見出せない」「リーダーがいない」「始め方がわからない」「アイデアがない」など、地域づくりの現場でよく聞く嘆きの言葉。その通りかもしれませんが「じゃあ、このままジリ貧になるのを受入れますか?」が私からの問い。

対処療法的に「その場しのぎ」で対応すると、一時的にはよくても根本的な原因を解明していないから次々と同じ問題が起きて対応に疲弊する。その問題の「背景(根源)」を見つけるために深く探って根本的な課題にたどり着いても「どうにもならないこと」ってよくある。じゃあ、どうするか?というと、根本的な課題とは上手に付き合うしかないのかと・・・。

だから地域の課題は「解決」ではなくて「改善」なのだと(屁理屈ですが)。解決!なんてできないことを掲げるより、改善の方がより現実的ではないかと。地域づくりの本質は解決よりも昨日よりも今日、今日よりも明日への持続と思っているので、今晩の久万高原町での講座では、そう伝えるつもり。写真は我らの「面河地区」の好事例紹介。

2018年3月1日木曜日

誰の視点で考えるか?

粗大ゴミの出し忘れから始まり、不要な勉強代を払い、購入2日目でホームベーカリーが故障し、梯子を外され、力およばすの失敗も多々、自分の不甲斐なさを痛感した2月。生まれて46年、こんなに自分が試されたコトはなかったと。
一言でいえば、私自身が「甘い」に尽きるのだけど、どうにかしてこの経験を成長の「糧」に変換しないと、もったいない!

深く凹んだ反動か、周りから色々と声がけいただいた言葉は沁みました。「捨てる神あれば拾う人神あり」とは「不運や困ったことがあっても悲観することはない」ですが、振り幅が大きいほど、その手応えも大きいと実感。今回学んだのは【譲れる点と譲れない点を誰視点で考えるか?】ということ。自分一人の視点だったら、とうに放り出してた!コトもありました。

多種多様な価値観の中では正解不正解もなく、信じるコトを進めようとすると価値観同士の摩擦が生じます。成長に痛みは伴うと分かっていても、いざ伴うとすごく痛いです。きれいごとではないなーと。そんな中、小さな喜びはホームベーカリーが戻りフランスパンが出来上がった所、切り口がガタガタなのはご愛嬌。レジリエンスこそ、最大の持ち味!と思っていたら、私よりも凹んでいる友人がいた!

2018年2月27日火曜日

知らない所で。

「実はココ大のサイトやブログは貴重な情報源なんですよ」とNHKディレクター。「そうそう!私もチェックしてます」と岡田留美キャスター。密室のスタジオにて告白され照れる(笑)。3回目の「ラジオまどんな」出演は【愛顔の食卓】について、これまでに【フィルム・コミッション】【いよココロザシ大学】を紹介し、来店された方やマルシェの出店者から「NHKで喋ってましたね、面白い取り組みですね」などの感想をいただいたっけ。

「愛媛新聞の四季録を執筆されてましたよね?読みまして是非と」と4回の寄稿を依頼される。文筆家を目指す身として訓練の場として光栄!知らない時に知らない所へ情報は届き、受け手によって色々と判断されていることを再確認。影響力というのか、己の言動や振る舞いに気をつけないといけない年頃になりました。えぇ、自分はよかれと思っても周りに与える影響への配慮です。

自分が窮屈さを感じては元も子のもないけど、求められる立ち位置を受け入れたら、自分も知らない所へ行くでしょう(笑)。で、ラジオまどんなの収録が終わり、帰りがけにディレクターから「泉谷さん、次回はお城下マルシェ花園でお願いできれば」と打診される。知らない所で色々と期待されてるのね。