次回のNHK松山放送局「ひめゴジ!」は12月9日(火)17:05から。
年末だから・・・ではないけど、大小様々なフィルム・コミッション関連の話題が溢れている昨今、でもフィルム・コミッションについて知らない方も多い現状を鑑みて「今後、ますます話題になるだろうフィルム・コミッションについて、“今さら聞けない”という切り口」で紹介しましょう!となる。
放送日当日にリスナーから質問を受け付けてもいいかも!
【Q】フィルム・コミッションの運営はどこですか?
【A】えひめフィルム・コミッションは、愛媛県観光国際課に事務局があります。県庁や市役所、観光協会、コンベンションビューロー、商工会議所、NPOなどがフィルムコミッションを行なっています。ジャパン・フィルムコミッションはNPO法人として運営しています。特徴は「非営利」で行なっている点です。
【Q】非営利ではないとフィルム・コミッションはできませんか?
【A】営利でも撮影の誘致支援はできますが、フィルムコミッションとは名乗れません。これは世界共通の三原則を遵守しているからです。営利で撮影の誘致や支援を行う場合は「撮影コーディーターなど」の名称や役割で事業化されています。東京や大阪、沖縄など撮影需要が高い所にはコーディネーター職がたくさんいます。
【Q】フィルム・コミッションにおける「三原則」は何ですか?
【A】非営利なこと。撮影を選ばないこと。ワンストップサービスで情報を提供できること。AFCI(アソシエーション・オブ・フィルムコミッショナーズ・インターナショナル)が制定しています。
【Q】フィルム・コミッションは芸能人に会える、話せる機会がある、サインがもらえる。
【A】会えますが、話す機会はありません。サインはキャストから頂いたことはありますが、FCからはお願いしません。
【Q】フィルム・コミッションはアニメ作品を支援していない。
【A】いいえ、アニメ作品も支援対象です。実写作品の撮影相談が多いのは事実ですが、アニメ作品も支援・協力対象です。
【Q】フィルム・コミッションは制作にお金を出して撮影してもらっている。
【A】いいえ、FCは製作へ一銭もお金を出しません。撮影の誘致はイメージ通りのロケ候補地の提案などの努力で決まります。
【Q】フィルム・コミッションに関わることはできますか?
【A】担当者/職員という意味では、FCの母体への就職、最近では地域おこし協力隊がFCを担うことも出てきました。撮影自体ではボランティアエキストラとしての参加が多いです。
本当は、もっとあるけど、一先ずココまで。

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