日記を検索

2025年11月10日月曜日

“今さら聞きにくい”という切り口で。


次回のNHK松山放送局「ひめゴジ!」は12月9日(火)17:05から。
年末だから・・・ではないけど、大小様々なフィルム・コミッション関連の話題が溢れている昨今、でもフィルム・コミッションについて知らない方も多い現状を鑑みて「今後、ますます話題になるだろうフィルム・コミッションについて、“今さら聞けない”という切り口」で紹介しましょう!となる。

誤解や誤認の一人歩きも困るし、フィルム・コミッションという名前は聞いたコトがあっても詳しくは知らない人でも楽しく聞けるように構成してみた。
放送日当日にリスナーから質問を受け付けてもいいかも!

【Q】フィルム・コミッションの運営はどこですか?

【A】えひめフィルム・コミッションは、愛媛県観光国際課に事務局があります。県庁や市役所、観光協会、コンベンションビューロー、商工会議所、NPOなどがフィルムコミッションを行なっています。ジャパン・フィルムコミッションはNPO法人として運営しています。特徴は「非営利」で行なっている点です。


【Q】非営利ではないとフィルム・コミッションはできませんか?

【A】営利でも撮影の誘致支援はできますが、フィルムコミッションとは名乗れません。これは世界共通の三原則を遵守しているからです。営利で撮影の誘致や支援を行う場合は「撮影コーディーターなど」の名称や役割で事業化されています。東京や大阪、沖縄など撮影需要が高い所にはコーディネーター職がたくさんいます。


【Q】フィルム・コミッションにおける「三原則」は何ですか?

【A】非営利なこと。撮影を選ばないこと。ワンストップサービスで情報を提供できること。AFCI(アソシエーション・オブ・フィルムコミッショナーズ・インターナショナル)が制定しています。


【Q】フィルム・コミッションは芸能人に会える、話せる機会がある、サインがもらえる。

【A】会えますが、話す機会はありません。サインはキャストから頂いたことはありますが、FCからはお願いしません。


Q】フィルム・コミッションはアニメ作品を支援していない。

【A】いいえ、アニメ作品も支援対象です。実写作品の撮影相談が多いのは事実ですが、アニメ作品も支援・協力対象です。


【Q】フィルム・コミッションは制作にお金を出して撮影してもらっている。

【A】いいえ、FCは製作へ一銭もお金を出しません。撮影の誘致はイメージ通りのロケ候補地の提案などの努力で決まります。


【Q】フィルム・コミッションに関わることはできますか?

【A】担当者/職員という意味では、FCの母体への就職、最近では地域おこし協力隊がFCを担うことも出てきました。撮影自体ではボランティアエキストラとしての参加が多いです。

本当は、もっとあるけど、一先ずココまで。

0 件のコメント:

コメントを投稿