物語が途中で大きく変わった映画で有名なのは『フロム・ダスク・ティル・ドーン』が有名。
この映画は物語が進む中で、途中から展開が変わる作品(前半のクライム映画から後半はスリラー/ホラー)。
他には『エイリアン』は閉鎖空間(宇宙船内)での恐怖を描いたSFホラーだった1作目に対して、『エイリアン2』は海兵隊がエイリアンの巣に乗り込むというSFアクションへと変更。
『ターミネーター』も変わった。
1作目は未来から来た殺人マシンに執拗に狙われる女性を描いたSFスリラー/ホラーだったのに『ターミネーター2』は前作の敵だったターミネーターが味方となり、未来の指導者となる少年を守るという設定のSFアクション大作へと変更。
正確に言えば、シュワちゃんの容姿は同じだけど、たくさん存在するという設定だから矛盾ナシ。
いざ、アメリカで公開されたら酷評の嵐で日本でもブームを起こしたのに、続編は劇場公開中止で配信(プライム・ビデオ)へ一直線だったのは『MEGAN(ミーガン)2』。
1作目で4人と一匹を殺したミーガンが何をするのか?と思ったら、完全に『ターミネーター2』を踏襲してた。贖罪しようにも4人も殺してるし、死にそうになった人もいたし・・・。
ついでに『ミッションインポッシブル』みたいに空まで飛ぶし、歌も歌ってしまう元殺人人形に前作を重ねてはいけないと思った件。
『アダムスファミリー』『メトロポリス』などへのオマージュも感じたからSFパロディかも。
全くの別物。
全く恐怖がないし、懺悔を超えた正義のSFアクション?という感じ。
でも実は不人気な要因は、ミーガンの顔が少女からお姉さんになって、「かわいいけど怖い要素」がゼロになり「お姉さんミーガン」が全然可愛くなかったからじゃないか・・と邪推。
制作会社のブラムハウスも大失敗を認めていて、フランチャイズ化は難しいか!?
終わり方はフランチャイズ化の余韻を残してるけど。

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