毎年恒例の行事!日本映画製作者連盟による「2020年全国映画概況」が発表される。これまでにも「こんな」「あんな」で書いてきたけど、2020年は後世に語り継がれる事態だった。「鬼滅の刃:365.5億円/公開101日」が第一位。「今日から俺は!!劇場版:53.7億円」が2位。「コンフィデンスマンJPプリンセス編:38.4億円」が3位。【合計:457.6億円】
ちなみに2019年の上位3位は「天気の子:141.9億円」「名探偵コナン紺青の拳:93.7億円」「キングダム:57.3億円」で【合計:292.9億円】。
しかし、2020年の邦画興行収入は1092億7600万円。2019年の邦画興行収入が1421億9200万円だから329億1600万円減少した計算(前年比76%)。邦画と洋画を合わせた全体の興行収入で見ると前年比54%という結果(だから入場人員も前年比54%)。余談だけど洋画の上位3位は「スターウォーズEP9:73.2億円」「パラサイト:47.2億円」「TENET:27.3億円」。スターウォーズは100億円に届かなかったのか・・・。
邦画の興行収入1092億7600万円のうち、33%の365.5億円(動員数2667万人/日本の人口の21%)を「鬼滅の刃」が占めたのか!これまで高水準で推移していた日本の映画業界が激変した2020年で、これが今後、回復や好転する保証がないのが怖い。劇場公開もありつつ、ネット配信も盛んになるんだろうな。それにしても「良作」と言われながらコロナウイルスの影響で爆死した作品が無念。
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