勝手に「村上水軍の娘」撮影誘致（３）

メインロケハンを撮影候補地の魅力以外に成功させる「力」に監督達と首長、もしくは委員会の長との引き合わせがあります。「ぜひ愛媛で撮影を！」というアレです。

そして、撮影が決まると先ず、手を打つのが「宿泊先の確保」です。撮影隊の規模は大小様々ですが、映画の場合、キャスト（出演者）を含め５０人〜８０人規模なので、仮に６０人としましょう。たくさんのホテルがありますが、実は「条件」があります。それは「平地の駐車場（大型車両が多いため）」「会議室があったらベスト」「スイートルーム（キャストが希望する場合）」など。６０人の場合、シングル、ツインなど最大４０部屋ほどが必要です。えぇ「メイク部屋」「衣装部屋」も必要です。

そして「何日間の宿泊か？」も大切です。繁忙期だったら、まずこの規模では宿泊できず「分宿」になりますが、打合せが大変などで遠慮される傾向があります。キャスト達の「俳優部」だけ別場所というのもありますね。