勝手に「村上水軍の娘」撮影誘致（７）

撮影は無事終了。最後まで残務処理で残っていた「制作部」との挨拶まわりも終わり。制作部が帰ると支援も一段落。
ここで「撮影支援による経済効果」を勝手に試算してみましょう（笑）

撮影隊を６０人と仮定します。全員がホテルに宿泊したのは２０日間と設定します。ホテルへの宿泊費（素泊まり）を一人６,０００円と考えると６０人×６,０００円×２０日間＝７２０万円です。６０人の食事が３回/日人、移動費、酒肴品、雑費、賃借費などで一人あたり５,０００円/人と考えると、６０人×５,０００円×２０日間＝６００万円という計算になります。

撮影隊だけで７２０万円＋６００万円＝１,３２０万円のお金を地域で使います、特需ですね。これは直接ですが、間接費用まで幅を広げると、合計で１,５００万円ほどの経済効果が得られるでしょう。ただし！ここで問題なのが「制作費の負担」について。フィルム・コミッションと制作委員会は違います。フィルム・コミッションは制作費を負担しませんが、制作委員会を制作部の一部を負担することが多いのです。