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2018年2月6日火曜日

60代、70代と。

2018年の初モンマルトル。「おぉ!久しぶり、どうした?」と声をかけていただき、「ケーキを買いに来た」旨と、しかじかの相談をすると「それはいいコトだ!わかった!協力しよう」と快諾いただく。花園町にやってきてから「あんな」「こんな」「そんな」でお世話になっている老舗ケーキ屋。今回は「アップルパイ」「プリンアラモード」「ティラミス」「ココアロール」を調達。また買いに行きます!ちなみに今回の土産(モンマルトルでは購入者に小さなお土産がついてくる時がある)はお手製チョコレート。

私が敬愛する3人の心の師匠の一人、高橋さんがやってきた。ここでもしかじか話していると「あいかわらず面白いな、相談に乗って欲しい」と師匠直々の相談。断る理由なんて微塵もないから協力を即決。これまでに「あんな」「こんな」でお世話になっています。一緒に何かできるってワクワクするし、何よりも恩返しできていなかったので嬉しい。

「泉谷くんはどうやって稼いでいるのか?」と訝しげな重鎮。しかじか構造を話して驚かれる。終身雇用のような「1本の大きな収入の柱」で数百万円を稼げる時代の傍で「複数の小中の収入の柱」を組み合わせて数百万になることもある。稼ぐとは自分たちの取り組みへの成果なので手応えあるし充足感もあるし自信にも繋がる。最近話した60代、70代との話から。

2018年2月5日月曜日

自己完結させない。

2月17日(土)の【地域を耕せ!〜地縁×志縁〜】にて、最大100人の分科会を預かることになり、その構成を考える。分科会テーマは「担い手づくりの機会を知る」なので、具体例な事例が必要と「面河烏龍茶」「とべみらい会議」「梅本の里」をお招きし、地域活動の現場から「取り組みの背景」「取り組みから創出されたコト」「持続化への課題」「自分は成長したか?」などを参加者と意見交換し(私たちにもできる!)と身近に思ってもらうことが狙い。

このような場合、(いい話を聞けた)と参加者自身が「その場で自己完結」し、地域で共有や反映されないことも多く、あえて「完結させない≒現場で答を出す」構成が大切。そのために私と滋賀県からお越しいただく河村さんとで「意見交換を耕す役」を担い、表面的な話から深い意見を掘り起こす。参加者も実践者も互いの話を聞くことで「気づくこと」ってあるはず。

最近は「引き出し役」の立ち回りも多くなりました。実践者でもあるけど蓄積してきた知識、技術、経験を少しずつ卸したい。地域の担い手も必要だけど、地域をその気にさせる「引き出し役の担い手」の育成は本当に必要。言い方を変えれば「地域プロデューサー」かな。ただ育成って単にプログラムの修了ではないので、どうしたらいいものかと。

2018年2月4日日曜日

寒い日につれづれ。

先日の講演を聞いた経営者が【愛顔の食卓】に来店。聞けば単身赴任とのことで「にがいよ」のエピソードを聞いて買いにきたとのこと。別の方からは相談メールも届いたりと地道な営業活動を続けています。1月の【愛顔の食卓】の売上は、12月の反動も少なく対前年度比で微増。といっても吹けば飛んでしまう利益(実際に固定費などでピューと・・・)。PR って大切。

私の設定ミスで申込が数日間できていなかった「花園アイデアソン(事業アイデア固め編)」は少しずつ申込が増えています。先日は広島から参加された木原さんが授業レポートを寄せてくれました。愛顔の食卓だけに頼るのではなく、ココ大本体としても頑張らねば!2月は「やのくにこさん」を市民先生に25日に授業を準備中!3月は「こもねっと(授業名未定)」を招いての授業を準備中!

冷え込み続きで、駅には鉛色の空を背景につららが何本も!山の木々には雪がうっすら。寒いとつい内向き思考になりがちで、余計なことばかり考えるけど「止まない雨はない」「明けない夜はない」と誰かが言ってたっけ。早く暖かくならないかなー、いろいろなトンネルを抜けたい。

2018年2月3日土曜日

小さく軽く少量で個包装で個性的

約30名の県内外の名だたる経営者を前に、フィルム・コミッションの課題改善にココ大、ココ大で発見した地域の課題改善に愛顔の食卓を紹介すると、フィルム・コミッション(坂の上の雲)でNHK、ココ大でサントリー(ラーニングBar)、愛顔の食卓で全日空(塩みかん)からご挨拶をいただく。こちらから会えない方々と意見交換し「一緒にぜひ!連絡するから」とラブコールまでいただく。

飛び交う話の貨幣単位が「億」で「100円単位」で話している我々とは次元が違う中で「どうやって時代のニーズに合わせているのですか?」「価値観の変化を自ら創り出すんだよ」的な発言にフムと納得。「そうでないと大企業も生き残れないのですか?」「生き残ると思うが成長はしないな」と。「あなたの取り組みは実に面白くて必要と思う、まさに価値観を創っているね」と感想をいただく。凹み気味だったので沁みました。

全員に「えひめの手みやげ・贈りもの」をお渡ししました。すると「我々は転勤族だし、毎週、どこかに出張なんです。そんな時に役立ちますねー」「本社に帰る歳の手土産に困ってたんですよ」など、意見をいただく中で「ただ、小さく軽く少量で個包装で個性的だともっとありがたいです、少々値段が割高でも大丈夫です」。やはりそうか・・・、生産者へ相談だ!

2018年2月2日金曜日

2/16(金)18:30花園アイデアソンにお誘いします。

花園町で暮らす方、花園町近隣にお住いの方、または働いている方などが参加し、花園町のにぎわい策を検討している【花園アイデアソン】、アイデアがある人、アイデアに参加したい人が一期一会で集まり盛り上がっています。次回は2/16(金)18:30からサイボウズ松山オフィスにて。「オープンカフェ・バー」「ロングテーブル」「足湯」「ストリートパフォーマンス」「国際交流カフェ・バー」「幸せストリート」「堀之内との連携事業」の計7つについて考えましょう!詳細とお申込みはコチラ

今回出たアイデアを参考に早速、2/25(日)に花園町通り西通りのウッドデッキにて実験をします。内容は現在検討中ですが【複数のアイデア+花園町でしかできないコト】を組み合わせます。いただいたアイデアを上手く紡げるよう妄想しています。その実験の一週間前は「お城下マルシェat花園」、毎月第3日曜日の開催がナンと早いことか!今回も30店舗以上出るとのこと、本当にありがたい。

「ハードを活かすのはソフト」というのをマルシェを通じて痛感しています。一回のマルシェの平均通行量は6000人に達する勢いです。そして波及効果は花園町の店舗、他所での通行量増も推察されています。前回よりも今回、今回よりも次回と課題は尽きませんが、もう2月の準備を始めなきゃ!と思ったり。

2018年2月1日木曜日

愛の壁。

西予市にて。取り組んでいる住民主体の地域づくりが新たな展開に進む際に発生する課題について意見交換の図。どの地域も同じで、地域を愛するがゆえに(何とかしないと!)と思うものの、これまでに費やした時間や手間、労力が積み重なり「見えない壁(愛の壁)」を築き「新参者はその壁を乗り越えないと」いけない。壁で囲われている活動は他者から見えづらく、理解されづらい。

「乗り越えて!」という相手へ試練を求めるのではなく、「壁に入口」を多く開けて、こちらから相手を招き入れるようにしないと活動は持続できない。上がってこい!ではなく、こちらから降りて行かないとという話。写真の高川地区は苦労をしながらも地域の理解が広がり、壁はあっても誰もが「またげる」低さで、多くの人が数年後の「桃園の満開」を夢見てる。写真は藤川さんより拝借。

あとは、いかに外からの資源を取り入れるか。ここでも「壁」はあり、必ず出現する「よそ者は分からん壁」。確かにその通りだけど高川地区は「よそ者」の私を面白がり、穴神鍾乳洞などへ連れていってくれた。「一緒に楽しもう!」と住民と平等に招き入れる地域と「地域のルールに従え!」と上下関係を強いる地域を比べた場合、どちらの方が自発的に参加したいか?ということ。

2018年1月31日水曜日

豊かさに都合の悪い真実。

「これ以上、海と土から離れてはいけない」「生産と消費の分離による工業的食事」「命を食べていることを想像できなくなっている」「経済の豊かさに都合が悪い真実」「儲かるか?儲からないか?の基準で全ての現代日本」「頭で考えた答は机上の空論」「都市と地方は補える=たべる通信のきっかけの一つ」「市場を通さず個々が直接繋がる時代」「生産者と消費者は同じ、相互関係」と、高橋さん(日本食べる通信リーグ代表理事)

勢い余って「用意したスライドを一枚も投影しない」というハプニングはあったものの、東北大震災を体験している人の話は説得力がある。だけど「単なるいい話で終わらせない」ために「どうしたらいいか?」の切り口で進めたパネルディスカッション。「「情報発信」という言葉に尽きたけど、「情報発信」と言っても「情報を発信すること」「自らのメディア化」「情報の質の時代」など、これまた色々ある。

高橋さんは自らを「メディア化」し情報を発信。地域づくりなどの関係者は情報過多の時代なので「発信情報の品質向上に編集力を鍛えるべき」と言いたかった私。そうすることでファン化への最初の接点が生まれ、訪れる訪れないに関係なく「その土地を思う」こと、太い細いに関係なく「繋がること」が関係人口となると解釈。どうだろう。

2018年1月30日火曜日

今年も素敵なAll Stars.

松山市立たちばな小学校を一年ぶりに訪問。小学校6年生約100名へ「授業」を行う。いわゆる「キャリア教育」の一環ですが、小難しい要求は一切なく、自由に構成させていただいた結果「編集、花育、パティシエ、フォトグラファー、海外留学生との交流、海外からみた愛媛の味、愛顔の食卓、フィルム・コミッション」と今年も8名の素敵なAll Starsが集まり特別授業開始!写真は授業前の市民先生同士の情報交換の様子。

私がフィルム・コミッションの可能性を伝えるのは3回目。ロケ(候補)地を見せ「どんなシーンが似合う?」「どんな人が歩いていそう?」など、想像力がとても重要な職業と熱弁。「へぇ〜、いいなぁ」「面白そう」と言われニヤリとなる(笑)。そして「興行収入ベスト10」をグループで検討し盛り上がる。そう!日本映画界の特徴は(原作)アニメが多いこと。

授業は2回行われ、終始和やかでしたが(もうダメだ・・・、今年で引退だ)と思ったのが「セカチュー」も「HERO」も「坂の上の雲」「真夏の方程式」も支援作品の全てが響かなかったこと(涙)。キムタクもTOKIOも、そもそもジャーニーズは「おじさん」と思う小6。その傍で(おぉ〜!)と盛り上がる30代以上先生たち。職業としては面白く感じてくれたけど共有の話題を探すのに一苦労とは・・・。

2018年1月29日月曜日

生傷が絶えません。

後ろから切られたり、足を引っ張られたり、かと思えば前から救いの手が差しだされたりと毎日生傷が絶えません(笑)。「想像の想像による想像」で実体がなかったり、「もっともらしい正論なアイデアキラー」が現れたりと。これも自分の発言や行動が(自分の)知らぬ間に周りに影響を与えているからか・・・。レジリエンス(復元力/回復力)発動!これも貴重な経験として蓄積だ。

創出する価値(アウトカム)について論議する中で「もしも愛顔の食卓がなかったら」と、たとえ話をしたら「考えられない!」と叱られる(笑)。80事業者500品目を預かるセレクトショップに成長し、ココでも「知らぬ間に周りへ影響を与えている」ことを指摘によって自覚する。「事業は社会の公器」と頭で理解できていても、いざ自分が始めた事業だと意識が薄くなるので、軽はずみな発言は気をつけようと自戒。

何もない毎日より濃い日々の方が後の笑い話が増えると思おう。忖度してお願いされてもいない責任を背負い込むのはやめよう。資料のための資料づくりはやめよう。真の顧客へ対して仕事をしよう。考えすぎるのはやめよう、人生はシンプル。人生は短い、情熱をまとい、自分の夢を生きよう。ホルスティーのマニュフェストを思い出す。THIS IS YOUR LIFE.-Holstee-日本語訳はこちら

2018年1月28日日曜日

今年もやはり60%。

FCとして邦画動向は毎年チェック!日本映画製作者連盟から興行収入10億円以上が発表、その内ベスト10はご覧のよう。ふむ、去年と比べると驚きが少ないというかテッパンなラインアップ。今年1位の「名探偵コナン」68.9億円は2016年に公開された「名探偵コナン」より5億円高いけど去年のラインアップだと第3位(去年は250億円!という「君の名は」がありましたからね)

コナンは強い!2016年(63.3億:3位)、2015年(44.8億:4位)、2014年(41.1億:7位)、2013年(36.3億:4位)と過去5年間で254.4 億円!(それでも「君の名は」と同額か・・・)。やはり、コナン君を愛媛県にでしょう。愛媛県で殺人事件がおきますが、大目にみてください。タイトルは【名探偵コナン〜目撃者はサンセット(紅のたちどまる夕陽)〜】とか、下灘駅どうでしょう。

今年も興行収入に占める洋画と邦画の比率は45.1(洋画):54.9(邦画)で邦画。ちなみに洋画1位は「美女と野獣(124億円)」。日本の映画市場は邦画の頑張りにで支えられているけど映画市場は2200億円程度(2200億円というと2015年の妖怪ウォッチの市場規模と同額・・・)。劇的に変わらない市場の中で、FCは実写は当然としてアニメにいかに地域を登場させるかと再確認。明日の小学校授業で紹介!

2018年1月27日土曜日

外とも内とも。

撮影商談中。企画が決まったので「現場への落とし込み」のために話を進めてゆくと、愛媛県だけでなく高知県でも撮影が行われると分かり、高知FCの伊東さんに同席をお願いして「ボール」を預かる。FCには担当区域が決まっているけど撮影には担当など関係なく、「区域外だから知りません」ということはしません。今回は高知でしたが、香川、徳島だって紹介します。

四国FCは3年前から年に1回の情報交換会を行っており、愛媛→高知→香川と終わった所。互いに顔が分かり、サクッ!と相談や連絡ができる関係は貴重です。そして、今回の撮影支援相談は愛媛では松山での撮影(松山は先日、孤独のグルメの撮影がありました)とのことで、今度は松山市シティプロモーション推進課との協議をしなきゃ!県外ネットワークも大切だけど、県内各市町とのネットワークも大切!

打ち合わせも終わり、他のFCの所へ情報交換などをしていると「撮影相談者がお待ちですよ!」と声がかかる。今度はバラエティ番組、これは情報さえ整えてお渡しすればOKかな。この他2本の撮影支援相談を受けてロケ地フェアは終了。今回は15年前にセカチューで経験値ゼロに等しかった私に親切丁寧に撮影について教えてくださった前田さんにも会え、手応え十分となりました。

2018年1月26日金曜日

地域の魅力を耕せ。

経済産業省によると韓国や中国での「キャッシュレス」で対価を払う決済比率は50%以上、米国では40%以上、スウェーデンでは中央銀行初の電子通貨発行が検討中。日本は20%とのこと。(低いんだ)と思いつつ、東京1泊2日の出張に現金2000円しか持ってないことが判明、バスは「い〜カード」、飛行機は「クレジットカード」、都内は「パスモ」、コンビニで「クオカード」を使い、ATMに行かずやりくり成功!身近な電子決済。

閑話休題。写真は北は北海道、南は沖縄まで各地のフィルム・コミッション担当者。私が受け持った分科会「撮影支援は観光振興にどう役立たせることができるか?」の検討中。撮影支援をすると「地域への意識が変わる」「地域のイメージUPに繋がる」「お金が落ちる」「歴史文化の再発見になる」など、多種多様な効果が得られると45人の担当者たち。よく喋りました。

この効果の持続、発展に多くのFCがロケ地マップ、エンドロールにFC名の掲載を行い、ロケ地ツアー、市民対象のワークショップ、カフェの運営まで!している。実はFC担当は地元に戻れば1-2人が最も多い。こうして「仲間同士」で語り合うことで、色々あるけどモチベーションをあげてくれたらと先輩ヅラ。現在、JFCに加盟するFCは120まで増えました。

2018年1月24日水曜日

100人の満足より1人の感動。

まさに!このような光景(お気に入りの飲食物などを写真に撮る&発信する)が生まれる「お城下マルシェat花園」にしないといけません。実際に「こんな」「あんな」で発信されていますが「100人の満足よりも1人の感動を」と言ってたのは誰だったけな?今の時代、満足ではコト足りず(≒自己完結で発信されず)、感動したことが発信されるとのこと。その感動は多くの人に知ってもらいたいと発信されるとのこと。

愛顔の食卓では先週から勢いよく売れている商品があります。あえて商品名は伏せますが、季節性による購入動機の提案、値ごろ感ある価格、パッケージの横展開から中身は同じなのに多くの方が複数購入します。その商品目当てで来店される方もいて、目の前で「売れる要素&構成」を学んでいます。やはり「商品パッケージのデザイン」「形状」「価格」は大事。

話を戻して、写真は非言語なので一人一人に受け取りやすく、自由に解釈、感じる・思うことができるのがポイント。彼女は撮影モデルではなく、本当に自分で撮影していた所を見つけたので慌てて「撮らせて!」と言ったまで、その結果焦点が彼女ではなく背景に合ってしまったのは私の力不足。頭でわかっていても、次は技術が追いつかないのよねー。とカメラのせいにするアホ。

2018年1月23日火曜日

地域活動について。

西予市では「自分たちが暮らす地域をよりよくしたい!」と意欲を示せば最大300万円を預かることができます。何度聞いてもスゴい!仕組みです。ただ、現状の何が問題と設定し、具体的な改善策を打ち、改善策の実施前と実施後で何がどれほど変わりそうか?まで考えられていることが採択条件です。頭で理解できても慣れぬことばかりで、それも通常の仕事や作業の合間をぬっての取り組みは、精神論や理想論だけでは実現できません。

最近、まちづくりに「心理学(心理学博士の妻の協力ですが・・・)」を取り入れていますが、最大の成果達成にまちづくりに「管理」をどこまで厳格にする必要があるか?と悩みます。責任者や第三者からすると管理した方が簡単だし見えやすいけど、給与や序列関係で繋がっていない組織の場合、モチベーションの維持は「やらされ感」では保つことはできないと思う一人。

そもそも組織は管理だけでは成長、進化せず、ヘタをすると保身や萎縮する傾向あり。「管理とリーダーシップは同じと勘違い」すると、地域活動の行末は悲劇しかない。リーダーシップは「関係者のその気を引き出すこと」、マネジメントは「決まったことを順序正しく、遂行すること」。この両輪でないともったいない。地域活動が窮屈になりませんように!

2018年1月22日月曜日

ご来場、ありがとうございました。

1月とは思えない暖かさに恵まれた「お城下マルシェat花園」は盛況なうちに終了!今回は27ブースが出店。愛顔の食卓にも多くの来店者がありました。12月は7,000人の通行量があったけど、今回は何人が歩いただろう?「人出が増えていますね」「新しいお店が楽しいです」との感想をいただき、これは学生を含むスタッフ、花園町関係者の努力の賜物です。私ではありません!とキッパリ。

個人的に嬉しかったのは先日の「花園アイデアソン」の参加者8名(26%)と個々に会えたこと(本当はもっといたかもしれないけど)。奥様やご家族と、友人らとお越しいただき、雰囲気を体感していただき、事業アイデアのイメージが鮮明になったこと。「マルシェとの連動もアリですね!」「あの場所でするといいですね!」など、企画者でもあり、参加者でもある立場を楽しんでくれているようで何より。

それにしても多くの食べ物と今回も会うことができました。初めてN'sさんのサンドイッチを食べたし、キッシュとけんちん汁で体は温まり、炙りで食べる過程を楽しんだりと、食べ物を囲むと自然に人が集うのがいい。一体何人の素性を知らぬ人と喋っただろうか?(笑)。そもそも、相手からしたら(お前は誰なんだ!)と思われているに違いないけど。

2018年1月21日日曜日

課題先取りNICE CREAM

NICE CREAMの「おいしい実験」は繰り返されていて、先日のみかんジュースを混ぜた「みかんソフトクリーム味」は紆余曲折しながらも最終実験へと進む。次は「寒い時期にどう提案できるか?」で「アフォガードがいいかも!」という意見に、いざ実験!で取り組んだものの、アツアツのエスプレッソをNICE CREAMにかけると、予想通り溶けてしまい、ビジュアルはまさに「溺れる(アフォガード)」。

なので今回は、エスプレッソも飲みたい。NICE CREAMも食べたい。と、両方を堪能したい人向けへセット提供。アフォガードにしたい方は好みでどうぞという食べ方を提供。もちろんNICE CREAMだけでも対応。そして愛媛らしさの演出に「みかんホワイトチョコレート(尾崎食品)」を添えて。価格は500円。

どこから情報を聞きつけたのか?先日、外国人がお店を訪れてNICE CREAMを頼んだとのこと。また、訪れる先々でNICE CREAMを話すと「ALT(外国語指導助手)の先生がヴィーガン」「夫が、妻がベジタリアン」「知り合いがイスラム教徒」「こどもが牛乳アレルギー」など、動物性を避けている方が意外と多いと把握。課題先取りの美味しいNICE CREAMが広く届きますように!

2018年1月20日土曜日

ワークショップは誰のもの。

自戒を込めて。ワークショップの企画運営を生業にしていますが、企画運営なんて単に風呂敷の「大きさや柄(風呂敷自体は地域)」で、中に包むモノ、包み方までは決められず、そこは市民(参加者)が自らの考えを述べ、他者と対話と通して紡げることが、参加者にとっても私にとっても醍醐味。昨日の「花園アイデアソン」を見ていて「ワークショップは参加者のもの」と改めて実感。

私が喋った時間は100分の中で計20分(20%)。残り80%(80分)は、初対面同士などが花園町通りについての意見をしゃべりまくる。参加者31人中、30人が社会人、1名が学生。14名が女性で17名が男性。世代は30代-40代が90%。社会で最も生産性が求められ、仕事や家事などに忙しく、色々なものを背負い、板挟みになる世代が積極的に参加してくれたことに感謝。そう言えば、広島からも参考にしたいと参加者がきた!

「自分たちが暮らす町を自分たちで楽しくできるって最高でしょ?」と参加者。聞けば花園町から徒歩1分の所に暮らしていて、花園町が好きとのこと。花園町で暮らしている住民も参加し、私も花園町から徒歩3分の所に引っ越してきた。明日は花園町への磁力となる「お城下マルシェat花園」。住んでる人も訪れる人も参画してこそ「まちづくり」。いい時間を頂き大感謝。

2018年1月19日金曜日

想像の想像による想像

地域福祉などの課題を議論する際に「当事者不在」は多く、(当事者が)知らない所で、(現場を)知らない人が、(忖度して)知らないコトを、あたかも「自分が見たように人から聞いたことを話す」ことが多い。ここで「なんて自分勝手なことなんだ!」と思う人は、勘違いな正論を振りかざす残念で浅い人。地域の課題は見えづらく、そもそも「課題です!」と、向こうから来ることはまずない。

だから当事者意識で想像しよう!となるんだけど、学んだのは「想像の質の良し悪し」。情報量が多すぎると、自分がイメージした状況や人格像をペルソナ設定で話すから、受けてからすると(なんてヒドイ・・)と思い、臨戦態勢で臨むと事前に得た情報は誤解というのはよくある。想像の想像による想像が悪化させるほど、無意味で時間の無駄はない。もう悪!

質の悪い想像もあれば、質の良い想像があるのも事実で、この差はどうして起こるのか?心の余裕か?意識の違いか?悪い想像から脱するには「現場で調べる」こと。「調べる=数えて比べて訪れる」が基本、と教えてくれたのは心の師匠、川北さん。現場を訪れたり、当事者とお会いすると課題に間違いはないけど「さじをなげる」ほどでもないのが多い。あー!岡村島で成田さんが作ってくれた特製焼き豚玉子飯が食べたい!想像しよう!

2018年1月18日木曜日

健康維持は大変。

日常生活の中で1万歩/日の達成は大変なことと知る。徒歩通勤や買い物などで3000歩/日程度。自宅から松山城に登って降りても6000歩程度、事務所から愛媛県総合福祉会館まで歩いて2.4km、1歩60cmの計算で4000歩。昨日は色々歩いて1万歩を初めて超えたけど、意識したり意思を強くしないと1万歩/日は至難。建物では階段を使ったりと健康維持って大変!

と、道中考えながら2月17日に行う「地域を耕せ!地縁×志援」の会議に参加。心の師匠前田さんと色々と意見交換し預かる分科会を組み立てる。私が預かるのは「担い手づくりの機会を知る」という内容で面河、砥部、松山での好事例を参考に参加者が現場に持ち帰れるコトをあぶり出す。腑に落ちたのは担い手というは「目的ではなく結果」と考えるとリーダーシップに似ているなと。写真は第二分科会を預かる木村さんによる説明。

会議前はモヤモヤしていたけど、終了時はスッキリ!で帰り支度を整えていると前田さんが「泉谷さんと同じなんですよ」と見せてくれた活動量計が一緒!「私たち❤️じゃないですか!」とアホなことを口走ってしまう(笑)。「何か体調悪いんですか?」と周り。「自己管理です」と我々。体も商売道具ですから。

2018年1月17日水曜日

岡村島を知ってるか?

6:13分発特急に乗り、7:20発の高速艇に乗り8:20に今治市岡村島に到着。岡村島??愛媛県で最も知られていない島の一つ。人口約400人、愛媛県からは船でしか行けないのに、隣の広島県には橋がかかり経済圏は広島。でも愛媛県今治市。お会いしたのは元地域おこし協力隊の成田さんご夫妻と、今年度から着任した地域おこし協力隊3人。計5人ということは島民の1%以上!は地域おこし協力隊という島。

現在取り組んでいる事業について、地域おこし協力隊について、NPO活動について意見交換すること4時間 、綺麗ごとだけではない「離島で暮らすこと」を知る。気づけば帰りの高速艇出発まで30分!成田さんがサッ!と「焼き豚玉子飯(玉子は飼っている鶏からなど、激ウマ!)」を作ってくださり、コーヒー&出てきたデザートが写真の「プリンの玉子(ひめっこプリン)」。

手に持つとズッシリ重い。食べ方を教えていただき中身を見ると、滑らかな断面で味は昔ながらのプリンの味。成田さんの好みだそうで甘すぎず、でも風味ある逸品。手間がかかるので10個/日が限度なうえ、ココでしか食べれないことも人気の秘密。「岡村島の認知度UPに待ったなし!」とのことで、何から始められるか?地域おこし協力隊の出番か!