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2017年5月24日水曜日

伸びしろ。

うひゃー!2015年より53700人多い推定187500人の外国人訪問者が2016年に松山市を訪れてましたか!ちなみに平成27年松山市観光客推定表を参考にすると、外国人訪問者は全員が宿泊すると思われるので消費額は17500円(一人1泊2日の消費額)×187500人=32億8125万円!が外国人訪問者によって消費されたのか!これは全体の消費額(659億8331万円)に対して約5%。

全体の観光客数が582万9700万人だから187500人で割ると約3%。30人に1人は外国人訪問者なんだ!花園町を歩く外国人も増えた感じあり。アジア圏の訪問者が多いとのことで台湾からが23.1%、続いて香港→韓国→中国。「どんなに品が良くても訪問者の文化や生活様式に合わせないと売れないよ」と教えてくれたホーチミン在住の弟分の言葉がしみる。

実は四国運輸局も同じようなデータを出していて、こちらをみると例えば松山での外国人訪問者の宿泊客数は1%未満。「伸びしろ」があると解釈してるけど、愛顔の食卓も多言語整備を整えなきゃ!と思ったり。我が家にも7月に海外から友人がくるし、静かだけど確実に「その角」まできてる外国人訪問客を招き入れなきゃ!

2017年5月23日火曜日

一期一会。

「キッシュは好きですか?」「はい、好きです。これは何が入っているんですか?」「これはベーコン&チーズ、マッシュルーム、スピナッチ(ほうれん草)、パンプキン、ソーセージ&ポテト」とおじ様の説明は続く。その後もあーだこーだ会話して「じゃあ、これください」と1つだと500円するので5種類1500円のセットを購入。滞在時間は3分程度、互いに名前も知らない同士の交流終了。「写真を撮ってもいいですか?」と尋ねると「いいよ!」という脇でお客さん対応のおじ様。

「お城下マルシェ」に携わるようになり、他のマルシェに興味が出るようになり出張帰りに国連大学前で行われていたファーマーズマーケット(海外でも盛ん)に。写真を見るとおじ様は外国人であり、その奥にも外国人がおり、さすが東京、色々な人種の方がいた。

5月21日のお城下マルシェの来場者は468人だったとのこと。1時間に78人が来た計算だけど実際は昼から人手があったので5時間とすると94人。この方たちとの「一期一会」がファン化、持続化に繋がるなと振り返り。素性を知らなくても商品に興味ある方たちと「その一瞬」をどう楽しむか?商品を語れる魅力(背景や物語など)をもっと増やそう!

2017年5月22日月曜日

やり損はない。

時々「やって損した」とか「時間の無駄だった」など、損得勘定でモノゴトの良し悪しを判断する人がいるけど、そんなモノサシだけで評価を続けるのは、いづれしんどくなるので、絶対値で考えたらいいという話。図に描いて説明すべきなのに上手に描けない!誰か美しく図解で説明してくれると嬉しい。

仮に得と損を同量とすると単純な計算式は【+(得)と-(損)=0(ゼロ)】になる。しかし、プラマイゼロでも「経験したコト(例:酸いも甘いも苦い)」は多くあり、その経験を価値と考え、糧にできれば結果はゼロではなくて「1」になる、絶対値の考え。私はこの考えに賛成だから「経験至上主義」なのだ。損得以外に得ているものは意外と多いはず。

でも「考えてる」だけ、「言う」だけの人は結局、行動していないので【0(ゼロ)-0(ゼロ)=0(ゼロ)】と何もない、何も生み出しても得てもいないから「無」。行動せず知識や情報だけで処理や対応をしてない?と、自問自答。だからというか「やり損」はなく絶対値で測れば正数になり、一つ一つ重ねれば経験値としてレベルは必ずあがる。うーむ、言葉で説明するのは難しいー!

2017年5月21日日曜日

頑張り屋集団は。

課題に取組む責任感の強い人達が集まると・・・。責任感が強い(≒当事者意識の高い)人は責務を感じ自分以上の能力を差し出す傾向が時としてある。これを俗に「やり過ぎ」と表現する。仮に個人の能力を超えた120%を提供すると、そもそも課題という難問と100%を超えてるから、些細なことで不安定になり、心と体に負担がのしかかり、バランスの維持にストレスを感じる。

120%を一人だけでなく、仮に仲間5人も同じ120%だったら、5人なのに600%と6人分の負荷がかかっているけど、責任感が強いから周りの頑張りを察して弱音も吐きにくい。(みんなも頑張っているから)と、更に自分を追い込む傾向あり。しかし何かの拍子にバランスが崩れると(どうして私だけが!)(どうして頑張りを認めてくれない!)とタガが外れ心が折れる。でも(もっと踏ん張らなきゃ!)と、もう一人の自分が自分を責めて鬱に陥ったり。

あっ!何の根拠も医学的な事実も知りません(笑)。この120%の頑張り屋集団を何とかしないという事態。で、何でこんな知ったかぶりかというと、今思えば私自身が体現者だったから。認めたくないけど、以前に入院してたどり着いた境地。オーバースペックなんて誰も求めておらず、褒められることでもなく、単に自己満足と知った。

2017年5月20日土曜日

映画と中国(ネタバレあり注意!)駄話。

主人公はリストラされた技術者、舞台は米国。家族と山で暮らし始めるとコンピューターや飛行機、携帯電話や自動車などが機能不全になり、全米大パニック。大統領は非常事態宣言。テロだけど実は米国は中国に返済できない多額の借金があり、中国が返済しない米国に業を煮やし「全ての電子機器に組込まれたMADE IN CHINAのチップ」を操作して米国に報復した結果だった。米国は中国占領下になり米国軍も中国化!圧政から逃げるため、主人公は家族と共にメキシコへ逃げてハッピーエンド?!という作品、作品名が分からない!

12体の飛行体が世界各地に突如出現。飛行体が現れた国々は異星人と意思疎通を図ろうとするも国同士で情報共有ができず、各国毎に解釈と対応がズレる。友好的にしたい米国に対し、業を煮やした中国は武力で制圧しようとし各国も中国に追随、国同士の情報共有ネットワークは崩壊。中国は武力行使の準備入り米国は退去しようとするも主人公が異星人との意思疎通に成功し中国へ武力中止を命がけで伝え、中国が納得し異星人との武力衝突は避けられハッピーエンド。これは「メッセージ(ARRIVAL)」。

中国が出てくる超極端な物語(笑)。一方は中国をテロの首謀者として描けば(そもそも米国が借金を返済しないことに問題があると思うけど)、もう一方は地球を救う鍵として扱われている。飛行体は日本(北海道に飛行体出現)にも現れたけど日本の出番ゼロ。深読みはよそう。映画自体は知的に溢れ面白かった!そういえばID4でも中国が出てきたな。

ご当地。

たっぷりバターと餡子を挟んだサンドイッチを見た時も驚いたけど、こし餡の上に羊羹を乗せるなんてスゴい!と「ご当地パン」の破壊力を見せつけらる。噂にも聞いていたけど「懐かしい味」と「地域のソフルフード化(三世代以上に愛されたら立派なソウルフード(笑))」している「ようかんぱん」。野村町だけか?そういえば田村菓子舗(伊方町)ではあんパンを揚げた「あげぱん」があり、三代続く味だからソウルフードだ!

無事にドラマ撮影も終わったと報告が入り、夜は八幡浜市、伊予市で撮影された「リバース」も放映され一安心(雨で松山撮影が飛んだのは悔やまれる)。こうして愛媛での撮影が発信されることで、地域の人が自分たちが暮らす所が魅力的であると自分の言葉で話せたら嬉しい。だから「ご当地パン」も地域を物語る素材の一つで蓄積!(「ご当地もなか」も動かさないと!)

聞けば「ご当地サイダー」「ご当地カレー」「ご当地ソフトクリーム」と「ご当地系」の発信は多様に展開されているようで(つべこべ言われても)やった者勝ち!なんだろうな。ご当地つまみ、ご当地パン、ご当地もなか・・・愛媛固有の味や食文化を楽しく学びながら掘り起こせたら面白い!

2017年5月19日金曜日

事業ではなくて。

人のふり見て我がふり直せ。な時間。実践者ですが、時に助言者になることも多々あります。特に「まちづくり、地域活性系」で呼ばれると、ビジコン視点(ビジコンの多くは「新規性」「収益性」が審査基準の上位になる場合が多い)ではなく「課題の明確さ」「緊急性」「持続性」の方が新規性や収益性よりも上位な時もあるので、その辺を曖昧にすると伝わりにくい。

個人的には「あなたがかかわる理由」「あなたでないといけない訳」が知りたい。最初は「思いつき」でもいいけど、その思いつきの理由を丁寧に辿ると気づかなかった自分の意識にたどり着いたり。事業自体に共感はしなくて、事業によって創出された価値に市民は共感するのであって、その源や可能性に気づいた「あなた」に共感する。ややこしー!

と、偉そうなことはさておき、発表いただいた方々は本当に素晴らしい!提案書を書いては推敲し、予算を立て積算根拠を集め、意図が伝わりやすいよう何度も練習し、望んだ審査会。そもそも義務も責務もないのに自分たちが暮らす地域の将来を思い立ち上がった方々。と思うと、私をアドバイザーにしたチャレンジャーな西予市のためにも頑張りたくもなるわけ。

2017年5月18日木曜日

花園町のケーキ屋。

日頃の労いをかねて、誕生日を迎えたスタッフに誕生日ケーキを。愛顔の食卓がある「花園町商店街」には「モンマルトル」というケーキ屋さんが近くあります。周りに聞くと「30年-40年前からあるんじゃないの?」という古くからあるケーキ屋さん、ほほっー!

ただ、現在は花園町商店街は大改装中(電柱地中化、歩道整備、憩いの場設置など)で、モンマルトルの前は「入れ」ない状態。工事関係者に「あの店に入るにはどうしたらいいですか?」と尋ねると、門番のように工事区間を開けてくださり入店。モンマルトルのおじ様も来店者に驚いた(いや、ほんと店の前は立入禁止ようのだった)ようで「従業員が誕生日なんです、オススメはありますか?」と質問すると「男か?女か?年は?」と矢継ぎ早におじ様。

悩んだのは、色々な味が選べるピースにするか、ホールのケーキにするか?するとおじ様「ホールケーキなんて食べる機会が減っただろ?今、一つ作った所なんだ」とできたてのホールのショートケーキを見せていただき即決!「わざわざ来てくれたんだからまけるよ!」と10%OFF!それにチョコのネームプレートもOFF!帰り際「わざわざ来てくれて、ありがとう!」とおじ様。いえいえ、こちらこそありがとう!花園町商店街の一コマ。

2017年5月17日水曜日

盲点をつく。

構想半年、愛顔の食卓で足りなかった商品といえば「お酒」でした。ココ大には「唎酒師のツッチーさん」というアドバイザー(←勝手に任命)がおりまして、相談に乗っていただいていました。そこでツッチーさんからの助言は「学長!日本酒は(温度)管理で味が変わる扱いが難しい品ですよ」と言われ(うわっ!手を出すのはやめよう)と思いつつも、お酒は売りたい希望はあり酒造組合へ相談!

お話を伺い(打開策はないものか?)と考えて一つ思いつく。それは「梅酒などの果実酒が一同に集まっている売り場はありますか?」「うーん、ないなぁ」「じゃあ!します」「いいね!」で商談ダン!日本酒は「蔵元屋」という県内の日本酒が揃う酒場がありますが、果実酒が揃っている所はない!そして果実酒は小瓶が多く、可愛く手土産にもピッタリ!

でもそこからが長かった。事務局が何度税務署などに掛け合い往復したことか。「お酒の販売は難しいよ」と忠告されていましたが、予想以上でした。しかし事務局の粘り勝ち(笑)。第一弾として5蔵から17種類の果実酒などが揃いました(写真は4蔵14種類)。早速本日から販売開始で1本売れる。愛顔の食卓の新人として頑張ってもらいましょうー!

考え抜く。

結局、2日間のバズられた結果はシェア137回、32000回以上のアクセスで収束、たまげました。この経験が活かせますように!写真はお気に入りの「哲学の道」と名付けている川辺、考えを整理するに最適な道。京都でも哲学の道を歩いたけど、ココの方が開放的で気持ちいい(笑)。経営者になり6年、課題が少しでも改善されていればいいけど、毎日大小の出来事に悩みっぱなし(涙)。悩みがわかっているだけでもいいことか。

「特徴っていうのは、それ自体の特記事項だから、生産者や開発者視点で消費者側の視点ではないんだよ」「だから?」「だから、特徴を消費者視点に「変換」させなければ、消費者は自分に有益と考えにくいんだよ」「へっー、じゃあどうやって変換するの?」「それはね・・」と論議。既成を根底から変換するって大変、ここでも悩む。

FC携帯が鳴る。聞けば「FCに電話をするのは初めて」の制作者。うぉ!愛媛の対応が今後の基準になるかと思うと悩むけど、これも何かの縁だ。ベストを尽くそう。悩みは山積みだけど、最近は忙しさを言い訳に、考え抜くコトを避けていたからいい機会だ。だけど松野町から菓子工房Kazさんが出張販売に来ると知り「寄って!」とメッセージ送った判断は微塵の迷いも悩みもなかったのはどうしてか?

2017年5月16日火曜日

提案してナンボ。

「バズった(バズる:瞬間的な口コミ)」先日の投稿は28,000回以上になり、後にも先にもこれ以上ない結果になりました、自身が一番驚く。何がバズるか分かりません。これまで以上に自分の書いた内容に責任を持たないといけない!と気持ちを引き締める。

事業提案に概要図を3種類描いて、3者に見せる。A「ココ大らしさをもっと際立たせた方がいい、何が商材?」B「全く余裕がなく、提案は嬉しいけど遠慮したい」C「何かできそうですね、続けましょう」。結果は凸凹あるけど、うまくいかなくても「練り直し」て横にも縦にも再展開できるのが企画力の見せ所。現在Dへの提案を控え格闘中、話が進みますように!

道後に用事があったので道すがら、先日オープンしたまめ楽にいこう!と伺うと定休日。が!しかし、たまたま店にいた小柳さん夫婦が温かく迎えてくださる。店は「工房、物販、飲食」機能があり、(小柳さんも市場に対して提案してんだなぁ)と、すぐに自分に引き寄せて考えてしまう(笑)。いつか、まめ楽さんの商品が「愛顔の食卓」に置けたらいいなと。(社会に)提案してナンボだなと。「琥珀羹(柑橘入の寒天)」ごちそうさま!

2017年5月15日月曜日

ウンチクの多い店。

SNSの恐ろしさを思い知る。たった1回の発信でも60回以上もシェアされると1万回以上のアクセスになる。共感と関心がシェアの理由と思うと(多くの人が同じようなコトを経験してるのかな?)と。今日も日本各地で行われている撮影が地域にとって、よい機会になりますようにと切に願う。今週も撮影だ!

ふらっと立ち寄ってくださったのは山下さん(あすも)と藤原さん(フジワラコーポレーション)。「最近はアロマオイルの問合わせが多くて、元気もんはいかがですか?って聞くの?」と笑いながら山下さん。藤原さんは森を守る林業を元気にする手段として国産アロマオイルの生産に着手し、この度完成。1滴でヒノキの香り漂い閃く!「授業にしませんか?→いいね!できるよ!」。善は急げ!乞うご期待!

SNSの力を借りられるのなら、生産者など地域で暮らす方々の生き様や踏ん張り、商品の魅力が広がってくれたらと思う。「ココは生産者よりも(商品の魅力を)喋るもんね」と山下さん。愛顔の食卓はウンチクの多い店、商品を置いて「美味しいです」では売れない時代は、SNSのような情報発信力と店頭で生産者に成り代わり紹介する力、そして商品の魅力を体験できる仕掛けがあると生き残れるとサバイバルプラン発動!

2017年5月14日日曜日

制作者へ物申す!

3週間で3回あったので物申す!愛媛で撮影をしていただけるのは本当にありがたいこと。だけど①PV撮影。「集合時間30分前に撮影キャンセル、翌日に撮影変更依頼→既に翌日はその場所で別撮影が入っており撮影不可を告げると怒り出すので、撮影隊の都合で地域を振り回すのはやめてくれ!と一喝!プロデューサーが詫びる」

②バラエティ撮影。撮影前日夜にエキストラが急遽必要と連絡、通常なら対応しないけど知人経由だったから面目を保つために翌朝に友人を確保。何事もなく無事に撮影終了と思っていたら集合時間5分前に友人へ携帯電話で「撮影はナシ、来なくていい」と一方的に連絡、ガッカリの友人→FCに一切の連絡なし。

③ドラマ撮影。エキストラ出演をお願いしようとロケ地に連絡すると話が噛み合わなく(もしや!)と思い、撮影が行われることを知っていますか?と尋ねると「知らない!」と驚かれ、慌てて事情説明。周辺への配慮不足の最たる事例で制作者へ苦言を伝える。

制作者よ、こんなんでいいのか・・・。自分たちだけで撮影ができると勘違いしないでほしい。地域は撮影に合わせものスゴいエネルギーを使っている。その一方で先日の「リバース」の撮影担当者は完璧でした。なので全ての制作者がダメではなくて、担当者の質なのかな?自分たちで自分の首を締めてどうするの?って感じ。

イタ飯は。

この時期は「今年一年の講座設定」で大あらわ。大洲市では「肱南肱北まちそだ手」が5回、松山市では「ソーシャルデザイン」が5回と「夢工房」が8回、久万高原町でも数回、愛媛県研修所では新規採用職員研修が4回と年間40回程度の講座や研修がこの時期に決まる。

その中で(むむっ!)と思ったのが【今さら聞けない〜】と仮称付けた講座。「ユーザー」「メリット」「ソーシャル」「ワークショップ」「アイデア」「プライオリティ」「タスク」「プロジェクト」「アウトプット」「アウトカム」「インパクト」「コミット」「バックボーン」「プレスリリース」「コンセプト」「ステイクホルダー」「テーマ」「メソッド」「NPO」「SNS」・・・と、出るわ出るわ会議や書類で交わされるカタカナ言葉。カタカナだけで喋れるもんね。

しかし意外と「自分に都合よく解釈」されていて、同じ言葉なのに解釈が異なることで後で面倒になったり、よくある!そして「行政言葉」「企業言葉」「NPO言葉」という「その組織固有のカタカナ表現(業界表現)」というのもあって、意思疎通などがかみ合わないことも。「単語帳をつくってもいいかもね!」との意見、その通りでニーズ(あっ!必要とされてるコト)があるのではと思ったり。「イタメシ」を「炒めた飯=チャーハン」と勘違いしていた自分が懐かしい・・・。

2017年5月13日土曜日

全て繋がる。

例えばの話。働き方は昔ほど固定的(公務員、会社員、自営業)ではなくなり、新しい働き方(NPOなど)を求める人がいるけど「職業として完成(安定)していない」から、いざ始めたり就職しても(イメージが違う!)なんてNPOあるある。特にお金に関しては、すごく大切だけど、お金を何よりも優先させて義務よりも権利を主張する価値観を持つ人は合いません。

ただ、将来を推測するとNPOも「人並みな給料」水準でないと後が続かないと思い、ロールモデルになろうとしています。ココ大の使命とは異なる個人的な使命、「NPOでも稼げる!飯は喰える!」と少々ハッタリ気味でも豪語するのはそんな理由から。そうすることで(私にもできるかも)と次に続いてくれる方(社会で10年ほど経験した30代前半)が将来像を描けたらいいなと。

すると、この30代を見る20代(写真の彼ら、特にまちづくり、地域活性系)は我々ではなく意識の近い30代を参考にすると思うので、彼らにとって自分たちの10年後の30代がロールモデルになる可能性がある。そんな彼らも今は小学生や中学生にとって参考になる存在になる可能性はあり、実は自分の振る舞いが【我が子世代】に繋がるという恐ろしいやら嬉しいやらの話。振る舞い大事!

2017年5月12日金曜日

未来の塊。

怪しいポーズをとっていますが、これは「21期」という意味。高校生の翌日は愛媛大学生20名へリーダーシップ授業。彼らは私の世代とは大きく異なり、携帯もSNSもソーシャルビジネスも身近にあった存在で情報の入手も吸収も私よりも早いし駆使してる(笑)。そんな彼らに必要なのは現場経験(実体験)。これまでの失敗などが参考になったのなら存在意義もあったかな。

「周りへの配慮をどうすればできるようになりますか?→周り(相手)を想像(思いやる)することです」「リーダーシップを演じることはありますか?→真のリーダは演じて相手に合わせることができます」「地域が抱える課題に無関心がありますが、どう対応したらいいですか?→できることは少なく、対象が気づくよう常に接点を設けることでしょう」と質問が多かった21期生。質問って深化のギフト。

そして、いろいろな夢を語ってくれた彼ら。「何にでもなれるよ!」と言ったのは本当で、精度を高めるなら「よい大人を味方につけること」そして「真摯なこと」。と言いかけた時に(わっー!よい大人になってるか?ワタシ)と自問自答。だけど本当なのだ、私自身、振り返ると素敵な人に恵まれてココまできたと強く感じたり。

2017年5月11日木曜日

父親モード。

まさか我が子世代に「モノゴトの始め方(マネジメント)」を教えるとは!「相談があるんです!」と済美高校4人組、何かと聞けば「考えているイベントについて」で、食物科学コースらしい取組に「何でも答えるよー!」と相談する父親モード(笑)。

伝えたはのは(1)市民活動には直接関わる協力者と間接的に関わる協力者の2種類いること。(2)モノゴトは「検討→計画→準備→実行→集結」の行程を辿ること。(3)広げたやりたいコトに優先順位をつけること。(4)ヒト、モノ、カネ、バショ、ジョウホウでモノゴトは成り立っていること(5)お金は助成金という手があること(6)モノゴトをどういう目的で行うか?明確にすること(7)1回目で「燃え尽き症候群」になってはいけないこと。(8)楽しむこと

数多くの経験(試食提供や取材対応、東京でのプレゼンなど)を積んできた高校生。自分たち発で始めたいモノゴトは分からないコトだらけなのに「不安よりも期待」の方が大きいそう。「これからも相談に乗っていただけますか?」と言われたら断る理由は一厘もないでしょ!と、この後は愛媛大学社会共創学部生らと懇談もあり、父親モードは夜も続く。

2017年5月10日水曜日

世界最小の料理。

俳句が世界最短のアートなら、ツマミは世界最小の料理と思ってます。可能性を多く秘めており「混ぜる、合える、温める」程度な調理なので屋内外を問わず作れるのも利点。さらにツマミは一つ一つが小さく彩りもいいので「写真映え(フォトジェニック)」するからSNS時代にピッタリ!更にいえば松前町は「珍味発祥の地」として有名だから「珍味とツマミ」を掛け合わせ「TSUMAMIを世界語に!」と書いたこともありました(笑)

そんなツマミの可能性を気づかせてくれたのが間口一就さん。私も最初は(たかがツマミでしょ?)という意識でしたが間口さんが作ったツマミに(えぇ!)と驚き衝撃を受けたのを覚えています。だって「バナナに味噌をトッピング」でしたから。(創作だ!)と気づき「羊羹に生ハム&クラッカー」「梅の果肉海苔巻」など自分でも作り始めました。

そして「愛顔の食卓」をすることになり「ツマミの時代」がやってきました(笑)。6月2日はシンプルなツマミから創作ツマミまで並べます。そして、愛媛県産の素材もズラリと並べますので「ご自身でツマミを創作」できます。ツマミの可能性を愛媛から広げる機会にお誘いします!そして間口さんのツマミも召し上がれ!

2017年5月9日火曜日

薄墨羊羹へプレゼン!

「食べ終わった後も箱で遊べるように」「組合せで一つのイメージに」「名所の写真を覆うパッケージ」「食べ合わせレシピ情報掲載」「メッセージが書ける欄がある」「御朱印の代わりに」「非常時のお役立ち情報掲載」「プチギフトとしてハレの日に」「和柄でレトロモダンなデザイン」「季節や薄墨桜など綺麗、かわいい柄」「アーティストにデザインを依頼する」など、市民による【薄墨羊羹こざくら】のパッケージアイデア授業の4回目。

中野社長へ一人5分の持ち時間でプレゼンを行いました。言葉で説明する人、絵で紹介する人、模型で説明する人と「これだけ熱心な薄墨羊羹ファン(≒ロイヤルカスタマー)」がいることに今回も驚かされる!そして副産物は「人のアイデアから自分のアイデアや考えが広がった」という意見。きっと他に案件を抱えているのか、はっ!と気づかれた様子が印象的でした。

中野社長も真剣に聞いてくださり、熱心なプレゼンに色々と考えがめぐったようで実現化に1歩近づいたかもしません!次回までに中野本舗にて作戦会議決定!プロダクトアウト的に考えがちな姿勢をマーケットイン的に考えようと始めた授業、体系的にプログラム化できそう!

2017年5月8日月曜日

アシストの必要性。

GW終了。授業写真を整理してると何気ない一枚に目がとまる。多くの人が知らない山里(西条千町地区)に集まった30人は互いに知らない人も多く、ココが一期一会の機会。生まれも育ちも異なり、年齢も幼稚園から70代までが【お茶つみ、蕎麦打ち】で集まる。知らない同士でも作業を通して会話が生まれて交流につながる。GWだから他にも行楽の選択肢は多くあったと思うけど、授業を選んでくださった方々。

海の町に行けば生業の傍で、地域のために「できることを!」と自分の知識や技術、経験を惜しみなく提供している人々。こういう方々の存在をもっと伝えたいし、出会える機会を増やせたらと思ったGW。点でしかない活動や人へどう繋げられるか?と考えると私たちには「授業」しかないなと。

(やはり旅行業か?)と思う反面(そこまではムリ!)と思ったり。個人的には10人乗りやマイクロで各地へ乗り込むことができたらいいなと思ったり。AからBへの移動を単に移動にせず、移動中でさえも「何か」ができたらいいなと。それを観光バスは実現していて妙案はないものか?と振り返る。いく先々は本当に素晴らしい!だから少しでも行きたい気持ちをアシストできる仕組みが必要!