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2017年4月22日土曜日

脳と心。

「脳(理性)は心(感情や欲求)を抑える」とのことで「(時に)無意識で心を抑圧してしまう」とも。すると心で素直に感じたことと、脳による心への抑圧で起こるぶつかり(葛藤)が子供でいえば反抗期、大人でいえばストレスと言える。心が抑圧され続けると心の声(自我)は封印され、理性はあるものの無気力や無関心な人になる恐れがあると理解。心理学博士の妻と朝談義。

ただ、封印された心もずっと沈黙ではなく「我慢のタンク」が溢れると身体から警告が出るけど理性で更に抑えようと抑圧を重ねるとタンクが爆発して病になることもある。理性っていうのは響きはいいけど、単なる「世間一般論」でしかないから世の中の価値観の変化と共に変わるからやっかい!(昔は外で歩きながら携帯でペチャクチャ話すなんてモラルなし!と言われていたのに今は普通とか)

かと言えば「全ての人が心を全開にしたハッピーな世界を!」も気持ち悪く、そんな極端で画一的な方向や縛りではなく、一人一人の「脳と心が健全に対話できる状態の尊重」が大切と思うんだけど、障壁になっているのは当人ではなく周りの世間体?体裁?プライドか?許容が狭い価値観の中で自分の心を偽って生きることに、無気力や無関心になるのも仕方がないと思えたり。ア”ー、納得してもダメダメ!

2017年4月21日金曜日

TKO に金槌。

人の相談に乗っていながら自分の悩みは誰が乗ってくれるの?という自体発生。ボクシングに例えるとワン・ツー・アッパー!でダウンという時に後ろから金槌でガツンとTKO、さすがに白旗でした。普段であれば「寝れば回復」なんだけど、今回ばかりは悶々さがぬけず、4年前に「ストレス貯めるとまた倒れますよ」と、医者から忠告されたのを思い出し長めの散歩。

深呼吸をスーハースーハー繰り返し、全身の酸素を総入替え(笑)。腕をブルンブルン回してストレッチ風。天気も気分同様にハッキリしない曇天の中、目の前のまっすぐな道を見て(目の前に囚われていた!)と気づく。この先も続く長い道のりの中で、想定外のことが(たまたま)連続して起こっただけで、ソレが起きてもその先は続くから遠くの目標をみよう!と書いたばかりではないか(笑)

色々あるけど、ど真ん中を歩けばいいじゃないか!とセルフレジリエンスを発揮。と、やっと吹っ切れる。さて、じゃあどうしようか?というと手持ちのカードで動かないといけないけど、意外とそれが「スリーカード」だったり「フルハウス」だったりするかもねと期待。「フラッシュ」や「ストレート」にはならないから。あっ、ポーカーの話です。

2017年4月20日木曜日

相談者くる。

相談者くる。地域と「食」で繋がりたいけど今一つで、「金儲けか?」と思わぬ言葉をかけられ意気消沈。「自分は料理しかできないから・・」と手詰まり感で話すので「ちょっと待って!料理を単に"味の提供"と捉えるのではなく"コミュニケーションツール"として考えるのはどうだろう?」「コミュニケーションツール??」「そう、料理を通して伝えられることは何か?例えば、食材は地元産、器も地元の作家、味付けは郷土の味を参考にしたなど」

「で?」「そういうコトを伝えると、単に美味しい、不味いではなく、この食材は地元産か!と喜ばれたり、器に驚かれたり、味付けに懐かしさを感じたりとするんだ」「全く気づかなかったです」「それはよかった、すると今度は料理だけでなく店の雰囲気や対応までもコミュニケーションツールとして考えれば相手の距離は縮まるよ」「ほんと、そうですね」と少し笑顔。

「ポイントは相手がコチラに合わせるのを待つのではなく、コラチが相手へ近くこと」「伝わらないのは何かしらの原因があり、その理由を相手の非にするのは簡単だけど、自分はどうか?何かできないか?と振り返ることが大事」と伝えると「モヤモヤが晴れました」と相談者帰る。地域の実情ってこういうのが多い、うまくいきますように。写真は全く関係ありません。

2017年4月19日水曜日

FCの課題(補足)。

「●●さんが、四季録を楽しみにしてるって」と周りから届く。文章力向上と情報発信を目的に始めた執筆が恥ずかしいやら嬉しいやら。昨日の四季録の補足として映画一本が地域で撮影されると約1000万円の消費が起こると書きましたが、私の給料は当時250万円程度でしたから約4倍のコストパフォーマンスを発揮していました。なので映画2本で8倍と、すごい効果が期待できました。撮影がアウトプットなら、4倍はアウトカム。

フィルム・コミッション(FC)の核となる人物を「フィルム・コミッショナー」といいますが、このフィルム・コミッショナーは県庁や市役所、観光協会、商工会議所、NPOなどの組織に属しています。そもそもFCの設立母体がそれらの組織・団体だからですが、時々相談を受けるのが「どうしたらFCに就職できますか?」「フィルム・コミッショナーになれますか?」という内容。

FCへの就職はFCが属している組織・団体の職員になることが近道です。ただ「FC募集」という求人はあまり見たことがないのでお近くのFCに相談するのがいいでしょう。フィルム・コミッショナーには誰でもなれます。海外や日本で研修を受ければOK。そういえば県庁時代に「フィルム・コミッションに憧れて入庁しました」と観光課へ配属された職員がいたな、彼はどうしているかな。写真は名残惜しいお堀の桜。

2017年4月18日火曜日

バトン。

「レゴは子供達の集中力が途切れませんね」と新居田さん。50kgのレゴプールから何を探しているのか?ガチャガチャとブロックをほじくり返す子。目の前のブロックを手当たり次第にくっつける子。考えているのか?ずっとブロックを見続ける子。「できたっ!」と満面の笑みで作品を持ってきてくれる子。「その子にしかない世界」が誕生した瞬間。聞けば家や動物園、乗り物や正体不明など多種多様な「この世に一つしかない街」ができあがる。

今までに「こんな」「あんな」授業をしてきましたが、見ているだけで「ほっこり」します。そう感じるのは心も身体もヨレヨレのカサカサだからか(涙)。街を見てこの子達の将来(=直接・間接的にお世話になるだろう将来)を考えると、明るいこと、不透明なことがよぎり(良くなりますように!)と、歯切れの悪い他人行儀な自分がもどかしい。

靴を履かせてもらい帰る子。手をつないで帰る子。保護者を追いかけて帰る子。泣き叫んでレゴから離される子。バイバイして笑顔で帰る子。この分別のつかない子供達の将来へ誰がバトンを渡すかというと30-40代で、30-40代は誰からバトンを渡されるか?というと60代-70代だなと。大人、大丈夫か!と思わずにいられないことが多い。ブツブツ。

2017年4月17日月曜日

感じたこと。

昨日の【お城下マルシェ】のベストショット。あと20分ほどで終了時刻という頃合い、周りが建物に囲まれているので日陰になり、丘の上で(終わりを和む)様子の畑さんと新居田さん。店舗ではない「出会い」があるのが「出張販売」。昨日は暑かったので「梅ジュース」「ゆずジュース」がよく売れました。販売商品を考えてくれたスタッフに感謝!

愛顔の食卓の隣は「済美高校」、あのメンバーが今度は「済美クッキー(砕いたアーモンド入り)」という50年以上もレシピの変わらない味を500袋(1袋100円、5枚入り)販売し、見事完売。やはり高校生がいると場が明るくなるのがいい!そして終日満員御礼だったのが「レゴプール」。中に入って泳ぐ子はいなかったけど、ひたすら作り続ける子供たちの集中力に脱帽。時間だったのかお父さんから引き離され泣いてる子もいました(涙)

店舗外での新たな出会いは、愛顔の食卓の存在を直に知っていただく唯一の機会で「愛媛県内各地の生産者がお茶や菓子、ジャム、海産物、ジュースなどを作っていること」はまだまだ知られていない。そこに目をつけたわけですが、通りすがりの人が立ち寄ってくださり会話をして少しでも記憶に残してもらう。「存在を知ってもらう」出張販売はまだまだ続く!

2017年4月16日日曜日

夜明け前。

マサイ族が暮らす村の夜明け
乱読完了。意外と説得力があったのは大沢在昌氏の「売れる作家の全技術」だった(笑)。「言わずして伝えられるか?」という私の永遠のテーマにビシバシ響きました。商品を主人公に「物語」として伝えたくなったもんね、でも氏いわく「数日寝かして推敲」とのことで、今は読了の覚醒状態なので冷静になったら再考しよう。今だったら小説が書ける気がしてしょうがない(完全に目的からズレてる・・)

閑話休題。写真はマサイ族の村の夜明け。wifiの感度がいい所を探したら「外(自然)」というのが面白い。NGOの活動に参加したり、マサイの村にも泊まった2週間のケニア滞在は妻にしても「ムテゥギ」と名付けられた(笑)息子にとっても色々な意味での新しい夜明け(スタート)。私にとっても毎日の変化は小さくても俯瞰的に見ると大きな夜明け。

「動かなければならない」の受動的な意識&行動と「動きたい」という能動的な意識&行動は同じ「動く」でも意味合いが異なる。自分の引出しが幾つか「空っぽ」になっていると気づき、その充足と新しい引出しを増やすに4月は最適(笑)。まだまだ暗いけど、辺りが明るくなり遠くまで見渡せるように猛烈インプット!

2017年4月15日土曜日

外回り。

JR下灘駅は観光列車「伊予灘ものがたり」が止まる駅としても有名ですが、フラリと立ち寄ってみると「みきゃん電車」が到着。よくよくみると反対は「にゃんよ」で南予博の時に走ったとのことですが、その迫力にJR四国さんの英断をたたえるのでありました。そして30分ほどして「伊予灘ものがたり」到着。

昨日一日は各地を巡ったものだから手元に新しい名刺が15枚、漁師さんやおば様は名刺を持たないからお渡しした数でいうと20枚か。「あっ!知ってますよ。いよココロザシ大学さん」と初対面の方からの先制パンチに一人驚く。名刺は、それ自体に価値は全くないけど相手との「ご縁の始まり」で「メールや電話じゃなくて直接お会いしたコト」が後に繋がることがある。

職種によると思うけど、紙切れ一枚から親近感を醸し出すには個人的には顔写真やイラストがあった方がいいかなと。ちなみに私の名刺はイラスト顔入り、見開きで授業紹介しているミニパンフ的名刺。このご縁が今後どんな広がりを見せるか楽しみ。フム「みきゃん電車」「伊予灘ものがたり」は運ぶ機能以外に「愛媛の動く名刺」という仕事か!外回り仕事って大切!

2017年4月14日金曜日

価値観の更新。

染み付いた価値観でも意識すれば変わると思う一人。私の場合「18歳頃(1990年前後)」「28歳頃(1997年前後)」「30歳頃(2001年前後)」「40歳頃(2011年前後)」に明確に変わったと自分でわかる。18歳頃は海外へ行こうと決め、その後、自分の置かれた環境は相手ではなく自ら動かないと変わらないと知り変化。28歳頃は第一子誕生を機に、それまでの振る舞いや思考が自分中心から子に移り変化。

30歳頃は(新しいことに賭けてみたい!)と不安よりも希望に溢れて変化。そして40歳は(自分がしないで誰がする?)と、課題に対して自分なりの答を出した変化。気づいたのは「価値観の変化」は「価値観のアップデート(更新)」と同じかなと。だから「変わらない価値観」もあるし「更新された価値観」もある。特に「子育て」「経営(運営)」に関したアップデートは頻繁(メジャーアップデートもある)

世の中を覆う価値観(多数派の価値観が全て正しいとも、少数派の価値観も全て正しいとは思わない)を静観しつつ「自分はどう思ってるの?」と、先行き不明確で不明瞭、不透明な中でも明確に自分の意見が言えるようにしようと心がけている。こう宣言的に明記しないと近視的思考になりがち、遠くをみよう!

2017年4月13日木曜日

ココ大史上初めて。

*イメージです。
私の上半期目標の一つに「授業を3回以上行い新しい市民学生を10名以上迎える」があり、そのために4月1日から授業を行い、更に新しい授業企画を練っています。おかげさまで「さつえい日和」でも「シーンから商品開発」でも初参加の方を複数お迎えしました。愛媛出身ながら長らく県外にいて、この度戻られた方いわく「こんな機会が愛媛にあるなんて!」との感想でした。

今後、私が企画しているのは5月下旬に「五臓六腑を整える」、そして6月2日(金)「ラーニングBar」、そして6月下旬に「アクセサリー(仮称)」です。と自分に集中していて他のコーディネーターの授業は何だろう?と見たら驚いた!伊方町で行う【そうだ!漁師になろう】授業はココ大史上最も早い開始時間(am4:00)です。でも、絶対に一人では体験できない機会だから、ここは私も一人の市民学生として申し込みます。

船上体験もあるとのことなので期待大!で、実はこの授業日の前日は西条市「風薫る千町棚田でお茶摘み」授業。これは4年連続の開催で「お茶摘み」はするわ、「猪カレー(昨年)」は美味しいわ、「タケノコ掘り」はするわのテンコ盛り授業でした。遠くへ旅行に行くのもOKですが、県内でも十分以上(笑)に楽しく学べる機会です!

2017年4月12日水曜日

撮影誘致の裏側で(補足)

地方のフツー(茶畑の眼下に桜、下には川)
「フィルム・コミッションと、いよココロザシ大学の繋がりが明確に分かりましたよ!」と愛媛新聞四季録デスク。自分では全て一直線上に見えているのですが、断片的に見る人からすれば(映画?市民大学?何の繋がり?)と思われるでしょう。水曜日ですから昨日、愛媛新聞四季録に掲載された「撮影誘致の裏側」の補足です。

「フツーなんですよね」と制作者。その表現では掴めないので尋問(笑)すると「こじんまり」「シンプル(質素、無機質)」「生活感漂う」など、イメージを具体化させ撮影候補地を浮かび上がらせるのは経験がものをいいます。ただ問題なのは制作者がOK!と言っても決定権はなく(推薦、進言はしてくれる)、最終的に決めるのは作品の品質に責任を持つ監督です。まぁ、これがドンピシャ!の時もあればガタガタの時もある(涙)

実は今、撮影準備の真っ最中で、多くの方にご協力いただいています。注視しないと愛媛での撮影とは分からないかもしれない、それが「フツー」です(フツーで主張は難しい!)。時間は5分かもしれないし1分かもしれない。FCって派手で賑やかに見えますが、それは俳優や映画会社の演出であって、地域では地味にコツコツ、知られずに動いています。あっ、でも嫌じゃなくて(うししっ、自分しか知らない)とほくそ笑んでますが。

2017年4月11日火曜日

アイデア全開!

よく見ると手前のコーヒーカップには「羊羹ホルダー」が付いてます(笑)。「羊羹にコーヒーは合うからぜひ!」とのこと。「応援メッセージが書けるよう空欄のあるパッケージがいい!」「和柄&花柄でTHE和風な外装がいい」「ハイキングの途中で一句詠む時に俳句が書けるパッケージがいい」など、段々とアイデアが熟成してきた中野本舗「こざくら」のパッケージデザインを考える「シーンから商品開発」授業。

「義理羊羹」もあったな(笑)、2月はチョコの代わりに羊羹を配られた人は義理なのね。中野社長も混ざり自身もアイデアを考え市民(消費者)と意見交換してアイデアは更に良い方向へ。(この手法は今後もいかせるぞ!)と手応えを得たり。あっ!でも結局は授業は誰が作るかといえば市民学生なので私ではないな。

この写真の前の1時間は、色鉛筆が走る音、時計の音、消しゴムの消し音など静寂な1時間で、誰もが黙々と集中してアイデアを出している様子に感銘を受けました。仕事帰りや学校帰りでお疲れのはずのなのに、脳みそをフル回転してくださった皆さんに感謝!いよいよ次回は中野社長へアイデアを披露します。えぇ、次回(5/8)は私もフル参戦して「本当に実現」を目指します!

2017年4月10日月曜日

教育は投資。

父が久万高原町中津地区で授業をしている頃、1万km以上離れたナイロビ近郊で息子と妻は、結婚式のお手伝い。朝5時から6種類の野菜を500人分!ひたすら切ったとのこと。台所という所はなく、写真の通り外での作業。ママモンデ(ホームステイ先のお母さん)から「ムテゥギ」と名付けられ気に入られた息子(笑)、その後は結婚式にも参列させてもらう。これが素敵!

基本的に自給自足の生活で火は薪で起こすし、鶏はそこら辺を歩き回り、牛乳もバナナもトマトもキュウリも豆もすべて周辺で栽培&収穫。お米は予想以上にパラパラとのこと。愛媛の暮らしと大きく異なることに驚いているはずだけど、なんだか「楽しそう」と見える。(当然、この国や地域にもエイズや孤児、経済、教育の問題は山積しているが・・)

教育は投資。キチンと次世代へバトンタッチせねば!と本当に思う。世界は救えないけど半径3mなら何とかなるはず。異国を見た上で地域を見直している今回、こどもの成長に海外経験と思っていたけど、実は「こども」というフィルターを通して、親が「人やコミュニティ、価値観など」を考える機会でもあるんだなーと、ブツブツ一人ごと。教育は投資。

2017年4月9日日曜日

授業にて。

OFFショットが好きで掲載。この笑顔は散策中に立ち寄った「くーちゃん?」という休憩場所で撮ったもの。「おせったい」というのでお茶程度と思ったら「いなり寿司、ゆで卵、ドーナツ、こんにゃく、よもぎシフォンケーキ」が並び、全て無料!写真前列右のおばちゃんが「食べていってー!」と「もぶり飯(ちらし寿司の一種)」まで出す大判振る舞い。だからか、おばちゃんのファンが多く、山中は離合の渋滞がおきるほど。

90分の散策が大幅に延びたことは反省点。言い訳は「写真写りの良い」素材が多く、全員が時間を忘れて撮影していました。その代わりといっては何ですが、200%の充実感を味わっていただけたと思います。久万高原町中津地区、初めて伺いましたが快晴もあって、気持ちの良い授業になりました。

「どうでしたか?素晴らしかったでしょ!中津はイチオシですよ!」と散策が終わり雑談していると、おじ様が近づいてきた。「ちょ、町長!?」と市民先生が驚き、ご挨拶。なんと町長が現れ、名刺を渡すと「いよココロザシ大学?面白いねぇ!」「ぜひ、今度ゆっくりと話しましょう!」と声をかけてくださる。(6次化産業や授業で提携しませんか?)と心の中でつぶやいたのは聞こえたかな?

2017年4月8日土曜日

引き出せるか。

信じられない2日間のスタート。一人で雨の音や鳥のさえずりを聞きながら優雅に仕事なんて贅沢。着替えも食事も外出も面倒と思う一人生活(笑)、家族5人になってから初めてじゃないかな?一人は約190km離れた所にいるし、一人は太平洋を超えた11000km先にいるし、もう一人は大西洋先の10000kmにいる。凸凹あるけど各人にしたいことがあり、目指す姿を誇りに思う。

私はというと「販売は初心者なので」という言い訳と決別するために、今までの経験+参考書を活用し販売作戦の勉強中。現代の売り方を経験値と複数の書籍から引っ張り紡いでまとめ中。これも愛顔の食卓の商品に魅力があるからできるので、魅力がなかったら単に安売りでいい。でもそうじゃない、まだ商品の魅力を存分に引き出していない自分の不甲斐なさを改善するのだ。

引き出す役目という点では我が子(親として)と商品(販売者として)が重なったり(笑)。我が家の場合、仮に生涯を県外、国外で過ごしてもOKで、その代わり「私は愛媛出身です」と胸を張って言えたらいいなと。商品も同じで、どこへ行こうとも「愛媛の代名詞」になってくれたらいいなと。そのために我々が商品の可能性を最大限に引き出せるかがポイント。

販売心得。

「100%だけど半分で終わりと、50%だけど完成させた」は優劣つけにくいけど「一先ず完成させた」かな。なぜなら一先ず完成させたなら、そこからブラッシュアップできるから。100%はその品質は認めるけど、完成させなければ判断のしようがない。あえて「2択」と迫られたらの答。本当は120%で完成がいい(笑)

「ニーズの多くはウォンツである」というくだりも納得。この論議はよく起きて「ニーズとウォンツは何が違うの?」というのは「欲求が有る(ウォンツ)か無い(ニーズ)か」と私は解釈。愛顔の食卓の場合、商品への思いはニーズはなく「ウォンツ」、でも「地域を学ぶ」というココ大の使命は「ニーズ」。見定めるって大事!

「特徴は益とは限らない」というくだりも納得。商品やサービスの特徴は言えるけど、それは「売り手」視点のセールスポイントで、実は「買い手」視点のセールスポイントでないことが多い。確かに!(自分が商品の特徴を説明していたことを猛省)。ただ特徴を明確に把握していることは無駄でなく、その特徴が買い手にもたらすメリットに変換すればいいということ。言われれば当然だけど納得。お粥があなたにいい理由を挙げないと!

2017年4月7日金曜日

邦画つれづれ。

ワークライフコラボさんの依頼で小学生から中学生の女子と愛媛県で撮影された映画や邦画の話でペチャクチャ。我が子よりも幼い子供なのでどう伝えたらいいか?悪戦苦闘の90分!この世に誕生して未だ8年と愛媛で暮らして16年では情報量が全く違うし、そもそも、これから愛媛について学ぶんだから知らなくて当然と作戦変更!

写真は興行収入ベスト10、先日はたちばな小学校で行いました。左は女子4名が「面白い!」と並べ替えたベスト10。右が興行収入ベスト10(えっ!「君の名は」は未だ公開中なの!4月2日時点で公開222日、248億円の興収)と驚くけど、実は「千と千尋の神隠し」は308億円だから桁違いです。閑話休題、小・中学性女子に「君の名は」人気ナシ(笑)。「ワケわからん」「興味なし」と、彼女たちにはこれからの作品かもしれない。

内閣府は昨年12月に映画の振興施策の検討と論点と題してまとめています。映画は総合芸術だ!といっているものの2000億円程度の市場しかない邦画産業(この規模は「妖怪ウォッチ」単体で創出する市場規模と同じ)、報告書にはフィルム・コミッションについても書かれているけど、現状のままでは邦画産業の停滞は容易に想像できる(実は現状でも以前の暗黒状況と比較すると回復傾向にあることは事実)。やはり国主導か・・。

2017年4月6日木曜日

愛情を込めて。

可愛い怪獣5匹との1泊2日のを終える。夕食に5人で6合平らげたあと、男同士で風呂に入り(冷水か暗がりか知らないけど)キャーキャー騒ぎ、その後は大量のお菓子(写真)を食べながら「怖い映画観ようぜ〜!」と怪談映画で肝試し。アイスを食べてゲームして喋りっぱなしで寝たのは丑三つ時。「朝は冷えるから着込んで寝てね」と寝袋や毛布を渡しても「半袖短パン」で寝る→案の定、鼻水垂らして朝起きる(笑)。

愛情を込めて怪獣とよぶ。怪獣はその「瞬間」に楽しさを見出し行動の前後に文脈はなく、気づいたら即行動(腹が減ったらお菓子、退屈ならゲーム、気分転換なら運動など)で見ていて面白い。大人から見ると無駄、余分、無意味と思うかもしれないけど、(私も同じ道を通ってきたなぁ)と、時おり彼らの会話に入り自由に過ごさせる。ちなみに彼らは全員スポーツをしているからか、礼儀、挨拶、声の出し方は完璧(笑)。

「夢をみてね!」と親は子に言う。子供が夢を追いかけたり、夢を見たりするのは大賛成なはずなのに「いつまで夢を見てるの!」と、ある時期(進学、就職など)を境に言う大人がいる。子にしてみれば(なんで?夢をみてねと、言ったのに)と思いかねない。こういうたわいもない時に語った夢が実現することってあるある!

2017年4月5日水曜日

四季録補完1

昨日掲載された「愛媛新聞四季録」への感想をありがとうございます。「(愛媛に来た背景を)知らなくて知ることができた」的な感想が多かったです。せっかくの機会なので紙面と連動させた方が面白いかな?と思い補足的に綴ります(新聞では字数的に限りがあるのでサラリと書いていますが、実際は山あり谷ありでした←当然)。

フィルム・コミッションだ!と、勢いでコンサル会社を辞めたものの「次の一手」が打てず(できることは・・)と考え、勝手に「フィルム・コミッションの未来」的な企画書を書き、FC研究会(当時は国土交通省が関与していた)へ無謀にも送りつけ、結果それが「始まり」になるのだから感慨深い。推測だけど目に止まったのは「FCは行政と市民参画で行うべき」と今でいう「協働」の視点で書いたからと思ったり。

しかし、愛媛県とはまだ繋がらず、これまた(今、できることは・・)と考えると、アジア圏でFCの先進地だった韓国の「釜山FC」へ取材に行ったり、ワシントンD.Cへファンダメンタルズという世界各地のFCが集まる講習会に参加したりと、思いつくこと全てしたような・・・。で、D.C.から帰って数日後に「同時多発テロ」がおき、D.C.も被害を受けてビックリしたのを覚えている。

2017年4月4日火曜日

あなどるなかれ。

県内各地から生産者の顔が見える加工食品(≒6次化品)を販売しているので、各地の「旬」な情報を入手する必要があると思い、考えた結果、各市町が毎月発行している「広報誌」にたどり着く。
これが実に面白い!A4版だったり、タブロイド版だったり、縦型・横型、我が家は松山市内なので感じなかったけど、多くの市町では表紙に「地域の旬」を誌面全面に配置していて「ライブ感」がすごくいい!

中身も特集が組まれていたり、市民へのインタビューが掲載されている他、エッセイや地域の人口・世帯増減も掲載されているので読み物以外に資料としても役立つ。(広報誌ってナニ?ダサイ、読む人は誰?)的な印象があったのは昔のこと。「地域の今」を残す・伝えるスゴいメディアと思ったり。実は全国広報コンクールというのがあり、2016年は内子町が3席を受賞していたりするのだ。

広報誌は地域で暮らしている方を「読者」にしているから、目線が市民と同じでいい。読み続けると地域の四季や変化を知ることもできていい!県内で全20市町の広報誌を集めている所は図書館と思うけど、【愛顔の食卓】でもご覧いただけます。