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2017年2月26日日曜日

つれづれ東京。

「みかんジュース営業」で東京2日目。東急ハンズ新宿店4階で販売は続いている他、本日は有楽町で「愛媛への移住相談会」ということで「愛顔の食卓」も出店させていただく「味」から愛媛を紹介しています。松山の東急ハンズでは「ごはんのお供」に出店、花園町の愛顔の食卓は通常営業です(3月から毎週火曜日定休です)。

1年半ぶりに「おもてなし科(あんなことこんなこと)」に登場、全く知らない方には、やはり「なんでFC(フィルム・コミッション)から物販なの?」という素朴な疑問があるので黒板で紹介。FCもココ大も愛顔の食卓も私にとっては【愛媛の魅力を伝える手段の一つ】でしかないということ。協力者も顧客も受益者もそれぞれ異なるので、やりくりは大変ですが、その代り「ものすごく多くの人へ伝えられる」のがポイント。【目的変えず手法を変える】は事業持続の鍵です。

そして各事業を時に絡め、連動させられると「ダイナミックな相乗効果(≒新しい価値)」が生まれから面白い!ココ大の場合、やはり【旅のように学ぶ】スタディツアーが最有力。東京はガイド本やスマホを片手に旅をしている外国人(家族や一人、カップル)が多いこと、この波は愛媛にもきっとくる!彼らが愛媛に来たら、最初に立ち寄れる拠点を作らないとね!

2017年2月25日土曜日

地道な作戦。

「ふぉ!酸っぱいー!」「甘いっても砂糖ではない素材の甘さ!」「味が濃いー!」「風味が鼻に広がる!」などの感想。生まれ育った、結婚を機にやってきた愛媛人4名、かれこれ20年、40年以上過ごしてきましたが、【実は愛媛のことをよく知らない】4名でもありました。その理由は【特段に知る必要がなかった】から。その通りで必要に感じなかったら知りません。ただ「愛媛について学びたい!」と思い立ちご縁で試食会。

まず市町村名が怪しい、分からない(笑)。そして特産品情報は知っていても特産地とリンクしていない。なので「愛顔の食卓」で地図と特産品を重ね合わせて紹介し納得いただく。そして各地域の味を試食いただき、感想をいただく。観光でも学術的に学ぶ内容もあるけど、五感で学ぶことはあるはずなので存分に試食いただき、驚いていただく。(美味しいだけでは売れません・・・)

「商品から生産者の顔が見えました」「商品を身近に感じました」「お土産買うなら愛媛が詰まった品ですね」「教えてあげたい!」などの感想を生産者へ届けたい!これでまた「愛媛のファン」を4名獲得。4名が5名ずつに感想を伝えると計20名に伝わる。20名の内、半分の10名が店にきて驚き、10人が5名ずつ紹介すると計50名に伝わる。地道な作戦です。

2017年2月24日金曜日

外ではなく内から。

観光(国外、県内外の人が他地の景色や文化などを楽しむために訪れること)の促進は【地元の意識と離れているorいない】が成功か否かの大きな要素と再確認。(当然!)と言われそうですが身をもって体験すると「腑に落ちる感」が違います。

「今さら観光なんて、どうすればいいんだ!飽き飽きだ。」「何も変わらないですよ、多くの心が離れてしまってるんだから」「どうぞ、してください」という言葉に観光という言葉に振り回された苦い過去を推察、手応えのなさが諦め感を感じさせているのか、本来なら住む・暮らす人々の営みが観光の根源と思うので、観光と人が切り離された現状は外から言っても響かない。

「ここに住んで60年以上」「この地で生まれ育って60年以上」と自己紹介を受ける。「(60年も同じ景色を見ていたら)全く気づかないよ!」と地域を何とか盛り上げようと模索しているものの、見慣れているので気づかない。「いやぁー、そういう視点があるなんて・・・」「それでいいの??」。地域を盛り上げるに大切なのは【持続性】、イベントじゃないから各人が負担なく楽しんで取り組めることが大切。写真は帰りに道に買った「ドデカ甘平(250円/個*東京だと500円/個はするとか)と木製みかん」。ほんとデカイ!

2017年2月23日木曜日

直球意見。

全くの「手探り」で商品開発をしています。(事業の企画立案と同じだろ?)と言われればそれまでですが、商品開発の方が製作の協力者と「直にボールを投げ合う」感じがして、で、そのボールは「直球」が多くビシバシ!感じます。事業の企画立案の場合、会議室での「情報のやりとり」が多いのに対して、商品開発は現場や物を目の前にした意見交換が多かったり。違うかな?

だから、お願いゴトは明確に表現した方が「できる、できない」の返答も明確になる。つい相手を気にしてオブラートに包んだ表現や回りくどい説明をすると「?」となるなと。これは自分が「相談される側」になるとよく分かる。なので、相談する側は思いの丈を語るのもいいけど、「相談の中身は何か?」「相談のポイント」「何を得て帰りたいのか?」は事前に整理した方がいいと思う。

写真は商談会のようですが、先日の「成果発表会」で意見をいただいている様子。この場では第三者(関係者ではない人)からの意見なので(良い意味で)ズバズバと直球意見をいただけ、(そうか、その点をそう思うわけね!)と気づかなかった点を指摘いただく。商品のブラッシュアップってこういうことか!と再度確認。

2017年2月22日水曜日

みかんみかんみかん。

「ありそうでなかった!」「JAが"みかんの授業"で欲しがると思います」「学校教材として使える」「癒し効果がありそう!」「お風呂に入れて柑橘湯」「工芸品?木製玩具?インテリア?」「白木もいいけど色ありも面白い!」「ろくろを回す職人がいるんですね!」「防虫効果があったらみかんと一緒に入れたらいいのに!」などの感想をいただいた【木製みかん】のお披露目会。大いに盛り上がりました。写真は青果と混ぜてみた。

「みかん王国」と名乗り40以上の柑橘を栽培し、一年中何かしらの収穫ができる品種がある愛媛県。しかしながら各品種は時期が異なるために一同に揃うことはなく、紹介するのに「写真など」で紹介していたので「手触り」がなかった・・・。というのが発端になり、内子てしごとの会に相談し、職人が作ってくれた「木製みかん」。すごくいい!

発表会で(よし!)と思ったのは、実寸サイズは値段が1,000円-2,000円/個するので、工芸や教材向けとし、個人には購入しやすいよう「ガチャガチャ使用」にして500円/個で販売できるよう調整中。形は整ったので後は売り方、魅力の伝え方をブラッシュアップすると更に面白くなるはず!

2017年2月21日火曜日

事業の展開法。

昨日の相談と枡形さんのラジオ番組で語った内容を図で表すとこんな感じ。「結果論」的なコトもあるのはご容赦いただいて、可能性を細分化して事業化し、具体的な手段に落とし込むと手間や収益性、社会性などから【取捨選択】しないと、資源は限られているから散財できないということ。ただ【取捨選択】っていうのは「捨てる」選択肢以外に「時が熟すまでキープ」という考えもあると気持ち的な負担は軽い(一生懸命考えたことは簡単に捨てられない)

「選択と集中」という言葉があるけど、FCから搾り出した結果が「ココ大」で、できる全てを投入しました。「学長ブログ」も「できるコトの一つ」。そして「授業」を5年間ひたすらに続けた結果、「愛顔の食卓」という授業の延長線上に見えた可能性を始めのが設立から6年目。

「目的は変えず手段は変える」という言葉もあるように、「愛媛の魅力を自分の言葉で語れる社会の実現」はFCでもココ大でも愛顔の食卓でも変わらない。ただFCだけの場合「単面」なので愛媛の魅力との接点は一面でしかなく、ココ大や愛顔の食卓によって「多面」になるのがミソ。そしてキッチリ収益を上げられるか?だけど、そこはこれからの頑張りを含む!

2017年2月20日月曜日

ケセラセラ。

これを見て写真を撮らない人がいるだろうか?というほどの珍景。キミ達は愛媛県警の誰なの?妻と長女と散歩していたら目の前に現れてビックリ。笑わせてくれてありがとう!洗濯中か??

コミュニティセンターでは「きまぐれ市」が開催中で寄ってみると「スイーツ、軽食、アクセサリー、木工、マッサージ、占い、保険、ガンプラ完成物、農作物、バッグ、皮小物など」、個人店主の出店が30店以上かな。自己表現の場として完成されていて、店主も客も「会話」を楽しんでていい雰囲気。店主には県外からの出店もいた。で自分に(購入目的を正当化させて)木板を購入。世の中には器用な人がたくさんいることを知る(≒市民先生)。

報告書は仕上げた。プレゼン資料も仕上げた。教材資料は未だ。できたコト、積み残しているコト、不完全なコト、気がかりなコトは色々あるけど、2時間の散歩で振り返りや内省ができたことは気持ちに整理ができたのは大きい(笑)。忙しく取り組んだことも、一つ一つ収束していき、また新たなコトに繋がる。一年後はどうしてることやら、一年前はこんなことあんなことだったか、当時、今を全く想像できなかった。

2017年2月19日日曜日

やってみる。

「こうして、ああして、こんな形にしたいけど、できるかな?」「そんなの見た事ないですよ!どうかな?」「できたらスゴくない??」「確かに・・横展開できますね」「よしっ!じゃあやりましょう!」「頑張ります!」と商談成立(笑)。モノが持つ機能に新たな役割を持たせたく旧知のデザイナーに妄想を語る。完成したら話題になるはず!

翌日「これです、これをこんな風にして、あーしたら面白いですよね?」「また、変なコト考えますね?面白い!」「いづれ需要は出ると思うので先取りです」「技術的なコトは任せて欲しいので、学長はアイデアをください」「わかりました!」「実は以前からやってみたことなんです」「それは良かった!期待してます!」と、こちらも旧知の映像製作者に妄想を語る。仲間ってありがたい!

不安でも「やってみる」ことです。成功か?失敗か?は二の次、頭の中だけで考えるのは不完全。で「やってみる」には仲間が必要で、仲間がいるのは信頼で繋がっているから。だから、やる前から「無理!できません!」と、できない理由を並べる人は「責任は誰がとるんですか?」などのもっともな理由で足をひっぱるけど、「共にやってみる仲間がいないのかな」と思ったり。責任は私がとります。幸いにして私には仲間が各地にいてくれる、感謝!

2017年2月18日土曜日

幸せの沸点。

分かったことは、総じて我が家の場合「幸せと感じる沸点」が低いことが判明!夕食を食べ終わっても6時だったり、赤信号なしのノンストップで目的地までたどり着けたり、鍋に残った味噌汁がベストな量だったり、エレベーター前に着いたらジャストでドアが開いたり・・・。
心の中で(ラッキー!)と思う瞬間(≒沸点)は誰しもあると思うけど、我が家で話してみると「ウチは沸点低い!」と長女。低いことは悪いことではなく「幸せ」と思う場面が多いということ。

長女は2カ月間のアルバイトが終了。とてもよい経験をさせてもらったようで職場に手紙を書いていた。学生時代のバイトは「学業と就業の間」でそれまで未知の世界だった「世の中」を知れて良くも悪くも成長したっけ。(高校時代、プールの監視員のバイトをして諸先輩に可愛がってもらった経験を思い出す←すごく痩せていた)

幸せの沸点の源は「価値観」と同じで、妻とは価値観の多くを共有でき本当に良かったと思う。と、いっても最初から多くを共有できたわけではなく、朝5時から心理学や哲学の話をしたり、80年代のポップカルチャーに共感したり、職業観、子育て観、死生観など、むっ!夫婦で「よく話している」からか!価値観の共有って話すことから始まりってこと!?写真は死生観といえば涅槃像。

2017年2月17日金曜日

日常のバグ。

隙間時間に訪れた「地域×デザイン展」で見つけた松山での取り組み。全く知らず、己のアンテナ感度の悪さを再確認。湯道具の新しいブランドに「地域資源×企業×デザイナー」がタッグを組んだとのこと。
何気ない日常のルーチンワーク(歯磨き、着替え、入浴など)にデザインの付加価値をつけるって素敵!デザインが支持されて道後で話題になり、風呂場などで活用されることを願って退散。

自分(日常)の行動にはバグ(なくていいのに発生するコト)がある。例えば「物を探すこと」、本来なら「無くて(存在しなくて)いい」ことがあって、作業や処理が「つっかえる」ことが私の問題。だって一日3分くらい探し物をしている時間を1年で計算すると18時間以上探し物をしている計算だから、これに自分の時給をかけると数万円をかけて探し物!なんてアホなんだ!(で、見つかればいいけど、見つからないと凹む)

他にも「デスクトップの整理」「不要データの削除」など、地域の改善より「先ずは目の前だろ!」と自戒する。日常のバグを一つ一つ解決しなきゃ!と、250GBのSSD容量がフルになり、これからバグの処理(あっー!本当は報告書作成の時間に充てたい・・)

2017年2月16日木曜日

東急ハンズ新宿店にて。

愛媛との接点を「どこで」発信すればいいか?それも「移住」をキーワードに。ポップアップショップはどうだろうか?軒下を借りのはどうだろう?カフェでワークショップ?それともイベントで大々的に宣伝?と、色々と検討した結果、辿り着いたのが「東急ハンズ(新宿店)」。

特別な接点もない中、人づてを頼りに繋げていただいた縁でバイヤーに来ていただき、そもそも「(愛顔の食卓で取り扱う商品は)魅力的か?」の判断をしていただくと「驚きました!面白い!」と高評価をいただき、最初は2週間の企画販売予定でしたが、ナント!4週間の販売に決定。さらに後半は「みかん」をキーワードにした展開で【愛媛PR全開】となりました。場所も動線上にあり、移住と愛媛の魅力の両方を発信を整える。

オープン間もない時間に行くとスタッフの方が商品を整えていて「愛媛の方ですか!」と声を掛けてくださり「はい!」と返答すると「親族が徳島なんです」と、さすがハンズのホスピタリティの高さに驚く。そして「時間を追いかけてますから!」と、販促や装飾はドンドン増えてゆくとのこと。愛顔の食卓に成り代わっての販売に感謝!2月15日から3月15日まで東急ハンズ新宿店4階にて販売。

2017年2月15日水曜日

もっと退場!

愛顔の食卓商品は3ヶ国語表記
東京にいると外国人が多いとつくづく気付かされる。往来する人(アジア人、欧米人)の他、電車に乗ってくる勤め人風の外国人、コンビニに行けばレジは外国人、ホテルに行けばロビーに外国人と本当に多い。先日のハワイでは標識やエレベーターは4ヶ国語(英語、中国語、韓国語、日本語)の併記はフツーで、(愛媛では大いに検討の余地あり)と感じたり。

「初めての松山(愛媛)ですが、どうしてもっとミカンを全面に押し出さないのですか?」と岩手県宮古市からの視察者。「いたる所でミカンジュースが飲めると思ってました」と、愛顔の食卓でミカンジュースを試飲するまで探していたんだとか。これを「もっと探せばあったのに!」とか「探し方が不十分だよ」と視察者に原因があると思う人は市場から退場した方がいい。

暮らしてもない人に、自分たちの常識や感覚を当てはめても無意味で、相手が近づいてくるのを待つのではなくて、自ら近寄る意識が必要と痛感。すると(そんなこと分かってますよ!)と、正論風に言う人がいる(いた)けど、そういう人は大概にして行動してないし、その先の発言を求めても他人事(笑)。そんな人はもっと退場!

助成金や補助金は。

助成金や補助金の活用は大賛成!でも「15人で視察に行きます、宿泊は温泉地です←えっ!?」「100万円の備品を購入します←1年365日のうち稼働は3日なの?」「車を買います←リースの方がお得だし購入なら荷物を運べる箱バンではなくなぜセダンなの?」と、これまでの審査事例を通して「ツッコミ」が入るポイントを紹介した大洲市での企画立案講座。提出側は真剣と思いますが、読み手からすると?と思うコトも多いんです。

助成金や補助金は「こんなことがしたい!」という自らの目的・活動に充当できるお金。第三者が提案者に共感して拠出するお金。あるんだったら活用すればいい!なので「(説得ではなく)納得」させて欲しい。上記のように誤解や変なことを想像させるような内容を防ぐには第三者など客観的に意見をもらえる人に見てもらうのも一つ。

プレゼンが無いなら尚更で、文章でしか表現できない。あっ!文章だけだと文字の羅列で平坦なので「下線をひく」「文字を太くする」「写真や図を入れる」などもアリです。【申請書を項目に沿って正しく書くのではなく、分かりやすく書く】のがポイント。これから行政系の助成金・補助金の時期が訪れます。自活に向けて勢いをつける仕組み、上手に活用して欲しい!写真は仕事してますの図を拝借。

2017年2月14日火曜日

シーンから考える。

「四国遍路のお供に」「サイクリングやツーリングのお供に」「お母さんが赤ちゃんと一緒にいる時に」「俳句を詠みながら」「コーヒーとのひと時に」「コミュニケーションツールとしてサッ!と出せるシーン」など、中野本舗「薄墨羊羹こざくら」のパッケージアイデアを考える際に【どんなシーンに「こざくら」があったらいいか?】を20代から60代までの22名で妄想。色々な価値観が交差しました。

商品開発は「誰に買ってもらいたいか?」から考えることが多いですが、今回の「シーンから考えた」ことは皆さんを刺激したようで「脳みそを揺さぶられてます!」「仕事とは違って面白い!」と参加者(笑)。メーカーが市民(消費者)と直に意見を交わすことはないですし、市民(消費者)も経営者と直に話すことはありません。商品を購入するのは市民なので、消費者の意見を反映させるのが狙いです。

「皆さんの積極的な意見に驚きました」と中野社長。このような機会は中野本舗にとっても初めてだったようでイメージの把握は難しかったと思います、でも任せてくださった。次回はいよいよ「シーンに合うパッケージアイデアは何か?」の大作戦!3月6日(月)18:30です!

2017年2月13日月曜日

フレームワークを使う。

先日のメンターとの意見交換で久しぶりに思い出した「ブランドの構造」について、ココ大を題材にフレームワークで落とし込んでみた。ココ大最大の価値は【愛媛の魅力実感】で、消費者(参加者)が得られることは【知らなかった愛媛の魅力】【多様な価値観】。消費者(参加者)がココ大を認知できる機会は【体験授業】で、その根拠は【2万人以上が参加】している実績があること。

ココ大が主張したいのは【学びは楽しい、面白い】ことで、愛媛の魅力を【自分の言葉で発信する人】を望んでいる。猪突猛進だと「目の前のタスク実行」が目的になってしまい、「(自分の中では)当然!今さら!」な意識の起点・基軸を忘れてしまいそうになるから怖い(笑)。ココ大の起点・基軸はとてもシンプル、シンプルな想いは強い。

で、意見交換では「このフレームワークをみかんジュース」で試してみると、実は「みかんジュース」の味もさることながら、メンターから「生産者」「土地(風土)」という他とは比較できない絶対的な【信頼の根拠(base of authority)】が強いと助言を受ける。「非常に面白い考えですよ」とリップサービスをいただく。横並びだった素材に優先順位をつけなきゃ!

2017年2月12日日曜日

オリジナルな生き方を。

ご本人が読むかは定かではないけど、ちょっとエールを送らないといけなくて。大勢の行動や大勢が思うコトはどうしても「常識」や「安心」を生みやすい。だから人と変わった行動や選択をすると「変わり者」「常識外れ」など、特に日本の場合は「非適合」な目で見られることがある。でもそもそも常識や格式は人が考えたのだから深く考えず情報に流されるのは危険。「常識を疑え!」はプロデューサーの基本。

非適合ではなく、オリジナルな生き方を選んだ私と妻が他人に「世間一般的な既成概念の中で安心して過ごしてね」なんて助言はおかしいでしょ、期待されてない(笑)。アドベンチャーファミリーを標榜しているだけに、人生は山谷、酸いも甘いも苦楽の連続。生きてるだけで丸儲け、そしてどれだけ濃く生きられるかです。

此の道を行けば どうなるのかと危ぶむなかれ 危ぶめば 道はなし ふみ出せば その一足が 道となる その一足が 道である わからなくても 歩いて行け 行けば わかるよ「道」清沢哲夫「無常断章」昭和26年掲載。
踏み出そうとする今を受け入れ、自分を大切にし、しっかり生きるという意味。他人にエールを書いているつもりが、何だか自分へのエールになってる・・・。人生は長い、遠回りしてもいいじゃないか!

適切な時間の必要性。

「1年で課題を改善する予定」を「半年で行った」らどうなるか?課題は半年前倒しで改善され喜ぶ人も多いかしれないけど、「倍速で取り組んだことによる弊害」はでなかったか?ということ。「何かを省いていないか?」「取り組みは浅くならなかったか?」など、モノゴトの改善には「改善に要する適切な時間」があるのでは?と悶々と悩む。

組織の場合、効率化や業績向上などの理由で課題は1日でも早く改善・解決させたいという。しかし身の回り(地域)の課題の場合「(改善が)早ければいいってもんじゃない」なと。だから組織での改善手法を身の回りの課題に適用するとズレたり思うような成果がでないと理解した!組織と地域の課題の違いは「当事者の人格」で、組織は「人(業績)が膨らませている人形」、地域の課題は「多様性ある個人」だから、同じ課題という字でも中身は全くことなる。

じゃあ「(課題に必要な)適切な時間はどれほど?」となるけど、正直わからない。もしも自分が当事者だったら「リーダーシップ」が参考になるかな。時に牽引、時に並走、時に後押しとあるけど、適切な時間は「見守る」かな。文脈(モノゴトの前後)を読み取ることも大切かも!くれぐれも課題は勢いに任せて改善しないことを自戒を込めて記す。写真は色々渦巻く都会。

2017年2月11日土曜日

あ”ぁー!

「みかんジュース2本」だけ持って日帰上京なんてナメてる!と、自分でも思いましたが「みかんジュース」や「フィルム・コミッション」の意見交換だったので。
飛行機に乗れば片道80分、松山ICから宇和島ICまでの時間と同じ(距離は約800kmと約85km)なんだから、不思議なものです。

本日の学びは【絞ることで深められる広げられる可能性】【ノイズがコンセプトを弱めること】【信頼できる根拠の提示】【みかんジュースには可能性があること】【ブランドの再構築が日必要なこと】。自分では注意を払っていた「つもり」だったけど、第三者から指摘されて(あ”ぁー!そうだよね)と気づけたのは収穫!最近はアウトプットが多いから久しぶりに充実したインプット。

自分で(よしっ!)と思っていても、実は(自分が思う範囲)であって、本来、辿り着くべき所までたどり着いてないのは仕方がない・・・。じゃあ、どうやって「超える」か?だけど、手助けの一つになるのがフレームワーク。ここでも(あ”ぁー!)とフレームワークの活用を忘れてた!忘れていた多くを気づけた日帰り上京。どこまで自分を高められるかです。写真はJR恵比寿駅からの眺め、地上80mほどの高さに憩いの場所があるって都会!

2017年2月10日金曜日

プロデュースには。

全国から「地域資源を海外へ売るプロデューサーになるぞ!」と選ばれた140名が一同に集まる合同研修会。36グループに分かれOJTを経ての報告会。ニューヨーク、マレーシア、フランス、ニュージーランド、タイ、ベトナム、ハワイなどでの研修報告は色々と酸いも甘いも想像できて面白い。我が班は他のOJTとは異なり「きびそを活用した商品開発」を行い、伊予生糸のタオル、独自ブランド「シルモア」を立ち上げた。

「OJTを通してプロデュースに必要な要素は?」という問いには【ディストリビューターとの協業(=輸出先での税務処理や商品保管、配達など取次ぎ業務が必要で自分ではできない)】【地域を(時に強引でも)巻き込む力(=関係者をその気にさせて行動させるビジョン)】【リーダーシップ(=時に牽引、時に並走、時に後押し、時に静観)】とまとめる。

現場では【目的の共有、問題の共有、言語の共有、成果の共有】や【目配り、気配り、手配り】の徹底。リスクが予見できたら発生確率と影響度を検討し【回避か?抑制か?転換か?受容?】の判断を。実は今回のような研修(対外試合)は、井の中の蛙にならないためにも必要と思っています。そして多くの人と意見交換を行い「(価値観、思考などの)異なりを知る」のが最大の成果。

2017年2月9日木曜日

愛媛を更に好きになる。

東京にいます。4ヶ月間の「プロデューサー研修」が終わり、36の事業から「野村シルクプロジェクト」が選ばれ、140名の研修生代表として登壇。隣にはJRソーシャルビジネス局、中小企業庁、西予市長、愛媛県営業本部長、河合さん(リバースプロジェクトトレーディングス代表)、龜石さん(リバースプロジェクト代表)と、そうそうたるメンバーと同席。会場は立ち見がでるほどの大入り。

私の場合、今回のアウトプットは「実践研修(OJT)」。アウトカムは「愛媛県のプロデューサーとして自覚できたこと」。インパクトは「OJTの経験を活かし140名のプロデューサーが全国各地で行動に移すこと」。個人的に得たことは【課題は事業によって改善できること≒稼げること】【プロデューサーは関係者の可能性を引き出す役目】ということ。

そして【愛媛を更に好きになったこと】。このような立場・役割に導いてくれた愛媛県の魅力に感謝。最後は写真のように壇上にて【地域の一番のファンになろう!宣言】をして閉会。マイクを渡されるまで全く考えていなかったのに、よく言ったわ!と自分でも驚く。