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2024年1月27日土曜日

サイコ・ゴアマン!


古くはバットマンから始まり、最近ではLIFT/リフト、ワイルドスピードシリーズ、6アンダーグランド、オペレーション・フォーチュンなどの作品は、そもそもの設定が「大金持ちor裕福な主人公」だから不可能がなく、ご都合主義も多く緊張感がヌルい。
観なきゃいいんだけど、観てしまい(あぁ、また時間を溶かしてしまった!)と後悔しても後の祭のアホ。

金庫破り、ハッキング、敵地潜入、騙し合い、操縦には高度な知識や技術、機材が使えるなら、(そんな高度な知識や技術があればワルサをしなくても稼げるだろ?)と思うのは凡人か、スリルなのかな?
さらに全員が美男美女だから全然共感できない。あぁ、心が擦れている。

そんな中で遂に「サイコ・ゴアマン」が配信されていて即鑑賞。待ってました!
ぶっ飛ぶ血飛沫やグロ演出、何とも表現しがたいチープさ満載なのにクスクスと笑いが随所にあるって才能!
スーパーヒーロー作品にも飽きてたから、こんなB級テイストを欲してた感を満たしてくれてサイコー!

荒唐無稽だけど、最後に辿り着くのは全員が「愛の存在」に気が付く点で、SFホラーコメディドラマと要素いっぱいの作品。こんな作品が大好きなんだよ!

2024年1月25日木曜日

完全に異世界。


猛省。以前に行ったことがある場所は新鮮味(≒驚き)がなく、(まぁ、特に変わってもないだろう)と、特別な記憶も残っていなかったので消極的だった耕三寺。

それが天候も曇天だったにも関わらず今回は楽しく面白く見学できたのは、同行者にも関係してるのかな?

以前は「中国映画のセット」にしか見えなかったけど、今回は「天下一武道会の会場」にしか見えなかった平等院鳳凰堂を模した本堂。
前回は入らなかった「千佛洞地獄峡(長さ350m、深度15mの洞窟に千体の仏が地獄と極楽を表してる洞窟)」の媚びない過激な描写演出に驚嘆してると、出口で待ち受けていたのは高さ10mの救世観音大尊。

そして「未来心の丘」へ、全く知らず。同行者も「インスタで知ったんですよ。」と、20年構想がSNS時代に合致して若いカップルが多かったこと。

それもそのはずで完全に異世界。白い大理石(イタリア発掘)の庭園は5000平方メートルとのことで完全に「アナと雪の女王」のセット。いや欧風のコマーシャルセット、戦隊モノの悪の基地としてもいける!スターウォーズの惑星「ホス」かもしれない。

カフェあり、アルコールなどの提供に(お寺の敷地内だよね?)と、スケールと世界観に超驚き。
*モニュメントそれぞれには、仏教の教えが反映されていることを添えておく。

入場料1400円/人で、これだけ楽しかったら(失礼!)お得。さらに隣接する耕三寺は無料入館、平山郁夫美術館も割引されるからお得と言わずして何を言う感じ。

2024年1月24日水曜日

アンフレンドリー。


8:30からの開館は行きやすい。入場料は1,000円/人。だけど、マスク着用が求められ「エッ!」となりヲタヲタしてると「マスク差し上げます。」と窓口からマスクが出てくる。

入り口で靴を脱がないとならず、高齢者や外国人、ブーツの人は困ってしまう(腰掛ける場所もなかった)。入り口ドアは手動で建物に入った第一印象は暗くて静かで独特の古い香り。

それもそのはずなのか、展示物を見ると、いきなり歴史上の超ビッグネームが奉納してた。次の展示も次の展示もビッグネーム。それが、あまりにも質素に小さくサラッと書いてあるので時に見えにくかったり。

奉納者は分かっても奉納された由来など、当時の説明が一切ないので、展示物からしか想像できず、また館内は一切撮影ができないので、記憶にしか残せず、見てもPRできない。
個人的には「名称や説明が多言語が一切されていない」のは最大のもったいない点で、館内に外国人は0人だった。そもそも日本語でも難しい表記・表示。

超有名な武士や時の権力者などの数々の逸品(それも「重要文化財」と朱文字でサラリと書いてある)がズラリと並び、何度も訪れいるけどその度に驚く。それだけスゴい展示物。
「国宝」が並ぶ別館は、凄まじいドヨ〜ンさで歴史の圧を感じるほど。
後世にこれだけ残っているのはココだけ。

儲ける必要はないかもしれないけど、日本最強のコンテンツと思われるのに、アンフレンドリーな博物館で、これは日本の撮影にも当てはまるかも(アンフレンドリーと言われた過去を思い出す。)とブーメラン。

ミュージアムショップもカフェもなく、トイレは古い。フレンドリーな施設に行ったので比較してしまった。

フレンドリー。


入館料は1,000円。天井が高く開放的なロビーは自然光が入り明るい。ゆったり座れるイスもあり、ガラス越しに庭も見える。床はフローリングで、靴を脱がず土足で鑑賞できるのはシニアや外国人にも優しい。
作品紹介にヘッドホンを無料で借りることができ、イヤホンジャックではないUSB-Cタイプもアダプター付き。

作品の紹介以外に作者の経歴、テーマについてなど60インチほどのモニターで映像紹介していた他、40席ほどのミニシアターでは3部構成(各数分ずつ)のドキュメンタリー映像で紹介。制作はNHK系でナレーションも聞いたことのある声だった。

幅広い通路の壁には作品が即売展示され、100万円/枚ほどの作品もあったり。
カフェも併設されていてコーヒーやホットレモン、スイーツが食べれて休憩もできたり。
小さいながらもミュージアムショップもあり、商品は充実していた。
ミュージアムショップ脇にあったトイレも綺麗で清潔感があった。

功績の年表が大きくパネル化されていたり、作品の遍歴なども紹介されていて、鑑賞に必要な情報をインプットしてから作品を見せていたので、作品がスンナリ入ってきた。

洞窟内を凹凸なども細密に再現した展示もあり、懐中電灯で見せる“
飽きさせない”体験型演出に、さほど興味がなかった私にも刺さる。

チケットは近隣施設の割引にも使え、閉館まで再入場も可能だったのでお得だった件。
作品は全て撮影可能だったので、来館者自身もPRできて更に人を引き寄せるフレンドリーさ。

2024年1月23日火曜日

露天風呂に浸りながら。


(この土手でTV版「がんばっていきまっしょい」の撮影をした記憶・・・)と、露天風呂に浸りながら乗り出して辺りを見渡す。自転車に二人乗りなど青春シーンだったかな。

コチラから10mほど先に土手が見えたということは、土手からもコチラが見えたということでスッポンポンだったけれど、夜だったし、知り合いもいないし、お構いなし。
撮影の時以来の入浴だから19年ぶり?の大三島マーレグラッシア。

露天風呂、塩風呂(体力が奪われるので5分間しか入ってはけない!と警告文アリ)、ジェットバス、ラベンダー湯、歩行湯など1時間ほど色々な湯に入って、のぼせ気味になったのが、この日最後のクライマックス。

サッパリして着替えを終えて、ロビーで寛いでいると終業時間の20時が近づき、館内には蛍の光🎵が流れてお爺さま、お婆さま達と一緒に退出。
2024年最初の大浴場満喫。

予定では、この後は近くの居酒屋で乾杯だったけど、コンビニでおのおの好きな食べ物を買ってゲストハウスの共有スペースでお疲れさん会に変更。

「こんな所には何もない。」と思う人には何も感じない所だし、色々と思った人には可能性を感じる所だし、要は“どんな意識”で地域を見るのか?

離島へのアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み・偏見)を考えさせられた件。

2024年1月22日月曜日

500年前の体験。


水軍レストランで満足なランチを食べた後は、お隣の「潮流体験」へ。
余談だけど、受付のお兄さんに「海鮮丼セットは、美味しくてお得でしたよ。」と告げると、お兄さんも「そうなんですよ、本当にお得ですよね。私も食べました。」と教えてくれる。
お兄さんは岐阜県からの移住者で、海無県から大島にきて、魚の美味しさにビックリしたとのこと。

オフシーズンだし、こんな寒い時に潮流体験をする人はいない・・・けど、ココに4名。
ライフジャケットをつけると「コレも着といたら?防寒にもなるよ。」とレインコートを渡され、これが海風を防げて大正解だった!

40人以上乗れる観光船に4人。約40分間の潮流体験という名の遊覧。船長も私たちしかいないからサービス精神旺盛に説明と操舵。

事前に“能島水軍博物館で予習”をしてきたから説明と体験がリンクして500年前の歴史を身近に感じたり。
以前に能島に上陸したことがあったけど、上陸当時とは様相がすっかり変わり、整備中で観光資源になる予定。
そして、船酔いもなく体験は終了。

今回の潮流体験は宮窪町からだったけど、海の駅いきいき館からも同様のサービスがあり「そっちも行きたいよね」となるも「それは今度、ご家族でどうぞ!」となる。

2024年1月13日土曜日

仕事観。


そもそも25歳まで働いたことがなかったし、更に言えば就職活動も入社試験も受けたことがなかったから、アドバイスが相談者にとってどれほどの価値があるのか分からない。
一つ伝えられるようになったのは、“そんな経験”から培って醸成された仕事観など。

働く年齢や職種、働く場所などに差はないし、仕事にやりがいや愛着はあった方がいいと思う反面、給与面などの待遇が良ければ“割り切って”働くのもアリと思う。
給与をもらうだけの仕事でもプライベートで充実してればOKと思う。要は比重(バランス≒ワークライフバランス)なのかな?

だから仕事に何を望むか?は大切と思っていて、自己表現や実現や収入、社会との繋がりなど人それぞれ。
もったいないのは、働いている時間やコトを後悔すること。仕事しながらゾンビ化は残念。

60歳まで割り切って働いても、その後はこれまでの比重を変えて心機一転もあるかもしれない。

「定年を迎えます。」「50代で転職しました。」「定年後に起業しました。」などの連絡が続き、シルバー人材センターが定期的に開いている入会説明会が毎回盛況なのを見ると、8年後は申し込んでいるかも!?と思ったり。

2024年1月11日木曜日

抗いたい。


2024年の最初に行く展覧会は森アーツセンターギャラリーで開催中の「キース・ヘリング展〜アートをストリートへ〜」に決めていて、昨年に告知されてから、どんなに楽しみしていたか!
NYのセント・ヨハネ大聖堂は良かったな・・・と、しみじみ思い出したり。
これまで多くの作品を観てきたつもりでも、まだ観たことがない作品≒メッセージがあるのだから、キース・ヘリングはやっぱりスゴいし愛の人。

平日の昼間だったから空いていて、一つ一つの作品と対峙して作品の変容をおさらい。
キース・ヘリングの何が好きかって、「アートは大衆のモノ」という思想はそれまでの権威主義的で一部の人が楽しむコトへの抗いがいい。
評論家の評価よりも落書き批評家の評価の方が気になってたというエピソード好き。
もちろん、アンディ・ウォーホルらポップアートを確立したアーティストの存在も大きかったけど。

たっぷり2時間の心のビタミンチャージは溢れてしまった。
メッセージも10代で読んだ響きと50代で読んだ響きは違っていて、50代にもなると色々と背負い込んで守りの姿勢になる時も多いけど、「何歳でも自由でいいんだ。」と、今に抗いたくなってしまうのは作品からエナジーを感じるからか。
もっと生きたかったろうな・・・。

展覧会の目録を購入しようと思ったらナント!作成されてなかった。

2024年1月9日火曜日

一緒に見るしかない。


ベネッセコーポレーション調べ(n18,000人の小学生/2023)によると、小学生がなりたい職業の第1位は男女総合で「Youtuber」。2020年から4年連続の1位。
ココ大付属学園の男の子も女の子もYoutuberになりたいって言ってた。

第2位は芸能人。「歌手になりたい」って子がいた。第3位は「漫画家・イラストレーター・アニメーター」。上手に絵を描く子もいたし、トレーシングペーパーで模写に没頭した子もいた。

それが男子高校生になると第1位は「公務員」。第2位は「ITエンジニア・プログラマー」。第3位は「会社員」と続き、「Youtuber」は第8位。「漫画家・イラストレーター・アニメーター」は圏外に。

女子高生の第1位は「看護師」。第2位は「公務員」。第3位は「保育士・幼稚園教諭」。「芸能人」は4位、「漫画家・イラストレーター・アニメーター」はデザイナーとなり5位とベスト進学ネット調べ。

小学生から高校生へ進学する過程で夢や希望が変わるのは当然だけど、上位10位に映画監督がランクインしていないのはYoutuberに取って代わられたから?

映画監督もしくは脚本家になりたかったけど才能の無さに断念。でもフィルム・コミッションとして映画などに携わってるから今に大満足。

子供が親の全く知らない世界に興味を持ったら、どうしたらいいか?という悩みの助言は、親も一緒に興味=努力を持つしかない。

2024年1月5日金曜日

観散らかして。


年末年始はネットが遅くなったんだとか。その理由は私のような奴がネット配信作品を「観散らかす(造語)」から通信速度に影響を及ぼすらしい。
世間の雰囲気とは隔離されて、どこにも行かない&動かないから配信作品を見まくる。

そして(あれっ!?上映時間が2時間超の作品が多い)と気づく。「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」などは2時間30分超!
2021年のアメリカ興行収入BEST10のうち、7作品が2時間超とのこと。

以前は映画館での上映回数に合わせて2時間以内が目安だったのに、これでは1日の上映回数が減る・・・と思いきや最近はシネコンで複数スクリーンで同じ作品を「字幕or吹替」で上映してた。
そもそも2時間超の作品は敬遠されがちで、事業的には1日上映回数=収入だから複数回上映したいはずだけど。

これまた最近多い「前編&後編(例:ミッション・インポッシブル最新作など)」の都合が原因かと思いきや、これも主な理由ではないよう。

どうやら上映後の「配信」が理由のようで、配信なら3時間の作品でも問題ないから、監督達は
編集で泣く泣くカットした作品よりも、納得の編集で上映回数が少なくても配信されるなら尺は問題ないと思う節があるとのこと。
じゃあ、「ディレクターズカット版」は今後、減るのかな?映画館はどうなるのか?

配信作品を1.5倍速で観てしまう時もあり、3時間なら鑑賞時間は2時間。そこまで計算してるかは不明。

2024年1月2日火曜日

多いか?少ないか?


四国運輸局によると、2023年度上半期の入込客数は、四国4県の全てで前年度同期と比べて増加。

四県合計は690万人、対2022年度同期比16.8%増となったが、コロナ禍前と比べると、対2019年度同期比は12.7%減とのこと。

内訳は、テレビドラマの舞台となった高知県は増加したものの、他3県は約80%の回復となっている。 

ちなみに、高知が増となった【牧野植物園】は2022年度同期と比較して262%UP↑(96,231人→252,362人)とのこと。物語やロケ地としての影響力が大きいとわかる。


四国の主要観光地(調査を実施して回答のあった23カ所/60カ所)を訪れた外国人は22.8万人、対2022年度同期比2,240%増となった。
増加率は多いけど、22.8万人とは、23カ所を訪れた外国人は624人/日なので決して多くない。四国でロケ地などをもっとPRしたら訪れる外国人はもっと増えるはず。

四国の入込客数ベスト1位は【松山城ロープウェイ・リフト】で62万人。2位が【ニューレオマワールド】で46万人。3位が【文化の森総合公園】で39万人。そして【道後温泉旅館協同組合・宿泊者】は37万人で4位。

愛媛県では他に【マイントピア別子】が26万人で8位。昨年8位にランクインしていた【とべ動物園】は19万人でベスト10から漏れる。

「聖地巡礼の入込客数って測ってますか?」と記者。「いいえ、施設ではない所でのロケも多いから測り方が難しくって・・・。」

2023年12月30日土曜日

撮影思い出。


そうですか・・・。「ひめキュンフルーツ缶」が本日(12/30)をもって解散。現在は3代目が活躍だったのね。
初代メンバーの一人が我が子と同じ小学校で、ご近所だったから勝手に保護者のようだったけど、13年間で幕。コロナ禍での活動は大変だったと思う。

実は県内制作者からは撮影相談が少ない、えひめフィルム・コミッション。県内事業者は土地勘があるからだけど、その中で「ひめキュンフルーツ缶」とは、写真のバリーさんとのコラボ撮影(2015年)と映画「へっぽこエスパーなごみ!」の撮影を支援。
予告編を改めてみると、微笑ましいというか県庁などでの撮影を思い出す。

「ひめキュンフルーツ缶」以外にも愛媛発のご当地アイドルは活躍中のようで、以前、愛媛出身で東京でアイドル業を続けている方の相談に対応した時は、10代から20代と年齢を重ねていくと、行く先を色々と考えてしまうと吐露してくれて、ここでもやはり保護者のようになってしまったのも思い出す。

フィルム・コミッションの担当者でもアイドル志望(実際に応募したと本人)がいたから、アイドルとして活動できたコトって、想像以上にスゴいコトなんだと勝手にエール。
そして、また新しい愛媛発のご当地アイドルが出てきますように。

2023年12月24日日曜日

2023年の出張終了。


2023年の出張が全て終了。今年はコロナ禍から一区切りついたこともあり、国内外へ機会があった一年。
オンライン会議に置き換わったコトも多かったけど、そこは対面との併用や優先順位で共存していくだろうと予測(≒わざわざ60分の会議に往復240分もかけるコトは非効率など)

出張の目的や役目の主は「フィルム・コミッション」が多く、ジャパンFCとして海外映画祭(香港、韓国)で日本のロケ地をPRしたり、国内でも関係省庁や関係団体のほか、JFC事務局とのやりとりで上京が最も多かったり。

地方へはフィルム・コミッションに取り組んでいる地域を訪れて関係性を構築してネットワークづくり。そのおかげでジャパンFCは日本のナショナルフィルム・コミッションとして確立。

出張の“副産物”として「働き方」に変化が起きたのもコロナの影響。
家族にも変化が起きて「出張(≒旅)と仕事の向上」を自ら実践したのがブレンデッドトラベル
スペイン(マドリード・バレンシア・バルセロナ)→イタリア(ローマ、フィレンツェ、ナポリ、ヴェネチア)→オーストリア(ウィーン)を訪れながら仕事ができたのは大きな収穫だった。

【結論】出張が実り多いのは、そもそも愛媛に居たからと思うと、暮らしやすい愛媛となる。

2023年12月18日月曜日

夢も希望もある話。


2年生から4年生の創価大学生と。
【私】この先、どんな仕事とか分野に進みたいと思ってるの?
【学】私は子どもが好きで、今、プログラミングを教えていて、このまま、この分野に就職予定です。

【学】私はマーケティングやマネジメントに興味があるので、好きなブランドに就職して活かしたいです。

【学】私は広告業界に興味はあるんですが、自分はデザイナーではないので、プランナーやプロデューサーのような職に就きたいです。

【学】私は英語が得意なので、子どもへ英語の楽しさを伝えたいです。来年は留学も決まっているので、英語のスキルも上げてきます。

【学】私は空き家問題に興味があって、空き家活用の分野で起業できたらと思っています。

【学】私は地方創生に取り組みたくて、実家のある兵庫県で公務員を目指します。

【学】私も地方創生に興味があって、電車の運転手になりたいと思っていて、既に社内説明などを受けています。

【学】私は高校生の時に、ウィリー・ワンカのチョコレート工場(「チャーリーとチョコレート工場」)を作りたい!」と本気で考えていたんですけど、難しいなぁと思って諦めました・・・。

【私】まだ20歳辺りでしょ?何でもできるよ!卒業して最初の就職先が希望を叶えるとは限らないから転職してキャリアアップしたり、複業して新しい可能性を見出したり、チョコレート工場も30年後にはできてるかもしれないよ!

夢も希望もある話に「元気をありがとう!ヨレヨレでカサカサの心が潤いました!」で、大爆笑。

2023年12月16日土曜日

世田谷ボロ市。


けなげに自分が売れるのを待っているかのような表情に思わず「写真撮っていいですか?」「はい、どうぞー」と店主から承諾いただいてパチリ。
頬杖をついた童、その隣では自分が売れるまで書画に夢中の童、その前では小鬼が暇を持て余していたり、右下ではピエロがおどけていたり・・・。ちなみに後ろにおぼろげに写っているのはお菊人形でコチラを見つめているようだったのでボカした。

1578年から続いていると言うから445年!も続く「世田谷ボロ市」とタイミングがあい、初めて訪れる。平日の小雨降る中の開催なのに、ものすごい人出で、うち3人に1人は外国人と思われる方々で、英語、韓国語、中国語、スペイン語、フランス語など数カ国語を耳にする。

そして、彼らのお目当てに気づく!古い和風モノで「巻物(掛け軸)、扇子、古陶器、福助人形など」を熱心に見ていて、手にとって見ていたら、「これは何時代のモノなの?」と尋ねられしまい「分からないです、ゴメンなさい」となったり。

世田谷線の世田谷駅から上町駅までの間に700店ほどが出店していて、東急電鉄は臨時便、駅には係員が増員、警視庁の警察官も各所に配置され、他にも警備員がいたり、そりゃ20万人/日というだけある人混み。高校や大学、自衛隊まで出店してた。
本物だった手榴弾や本物だった銃弾も売ってたし、やはり、このカオス感が好き。

2023年12月13日水曜日

役割がつくるよ。


活動を続けていると、ひょんな所から初めての話が舞い込むことがある。それは、これまでの成果や評価などを機に、知るはずもない第三者からの連絡。
代表、理事長、委員長、顧問、プロデューサーなど、組織や事業を束ねる経験をしてきたけど、最初の頃は失敗(と感じる凹み)が続く。

失敗と感じる理由の一つは、指名してきた方々の期待に添えたかどうか?という判断基準がある。「期待はずれだった。」と言われた経験あり。

(なぜ、その役職を自分は引き受けたのか?)を深く内省すると、役職に見合った“未来像”を自分なりに描くことができて、“そこ”を目指そうとする。
役職を預かり数回の間は、周りから見られる(精査される)「お試し期間」となる。ここで張り切りすぎると引かれるし、自分のカラーを全面に出そうとすると空回りする時もある。
ミクロとマクロ、単眼と複眼などの視点=落とし所、バランスが役職には求められることを知る。

ジャパンFCの理事長に就任したのは48歳の時。
前理事長から一回り以上も若返りした他に、会議などに出ると周りは年長者、私は若輩者になり、可愛がってもらったり、叱咤激励してもらったり。
そんな環境に適した振る舞いをしようと考えたのも役割があったから。と、これからの人たちへ願いを込めて。

2023年12月8日金曜日

感じられる否か。


コンピューターとアートを融合させた先駆け人と言えば我々世代ではジョン・マエダが有名で、緻密な計算が織りなした作品に(絵の具や工具を持たなくてもいいんだ!)と思ったものの、自分のセンスの無さに諦めた思い出。
あれから30年余り、DXP(デジタルトランスフォーメーションプラネット)と題した企画展は、若かりし頃を思させてくれた意欲展示。

人の脳波を表現した作品、自動工程で永遠に出力される作品、投影した自分に着せ替えする作品、音に変化する作品、ARで仮想空間を生み出す作品、インスタレーションの世界を歩き回る作品、そして、体験したもののよく分からなかった作品・・・。

結論から言うと、それがアートか否かは自身で感じられるかどうか(≠理解ではない)で、DX自体はアートではないが答え。
でも、DXで目に見えないモノ(音や脳波、知覚など)が偶発的な計算で顕在化されると考えさせられるからアート。ただ、美術館で見てるからアートと思うだけで、商業施設で見たら、そうは思わないかもしれない。

DX自体はアートじゃないけど、仕掛け次第で鑑賞者を巻き込むことができる点がこれまでの現代美術とは異なる点の一つ。
と、なるとアートとかインタラクティブとかゲームとかの境界線は曖昧になり、大切なのは「感じられるかどうか?」となるから感性の具合になる。
エールラボえひめの新春号の話題に改めて書く!

心のビタミン。


やっぱり金沢21世紀美術館は面白い!一般的に美術館では「作品は静かに鑑賞するもの」だけど、現在の企画展「電気-音」では、ベル音が館内に激しく響くし、インスタレーションの効果音が鳴るわ、意味不明な音が流れるなど、館内は音で溢れていて、全ては作品の一環。
ちなみに音は発信だけでなく、鑑賞者の声や環境音なども収音されていて、それがまた作品化されてるのが妙!

スイミングプールは事前予約制の人数制限、5分程度の鑑賞というルールになっていたけど、相変わらずの人気。以前は2時間待ちもフツーだった。
入館時に当日の申し込みをしたら1時間後に入ることができて、下から上を眺める人、上から下を眺める他人とのコミュニケーションを楽しむ。
狭いし何かが飾ってあるわけでもないので「えっ!なにコレ、これだけ?」と驚く人がいるのもわかる。

企画展だけで1時間以上時が経つ。心のビタミンチャージは満タンに。アートは心を満たす。
企画展だからか、普段からそうなのか?若い人や親子連れが多かったのが印象的。そして外国人の方も多く、彼らに混じって出口へ向かおうと思ったら違う方向へ!
(あっ!DXP展(アートのデジタルトランスフォーメーション)の鑑賞が未だだった!)と気づいて隣会場へ!

2023年11月30日木曜日

古い≠汚い。


ゲストハウスと言えば、ホテルの代わり程度と思っていて、関心のない分野だったのは確か。ただ海外旅では検討マストで、今夏のフィレンツェでも利用したばかり。
愛媛県内では鬼北町の「Warmth」、弓削島の「民宿中塚」、今回の佐島「汐見の家」「ねぎねぎ」しか記憶がない。
実はゲストハウス・民泊とは言えない公民館泊、体育館泊などの方が圧倒的に多い過去。

そして「ゲストハウスみちしお」さんにも話を聞いて、魅力や可能性を感じる一方で驚きを感じたのが率直な感想。
ゲストハウスの利用目的を察すると「ゲストハウスの特徴である一期一会」という出会いに価値を見出す人もいれば、「ホテルよりも安いから」と値段に価値に見出す人もいる。
人それぞれだけど「ホテルより安いから」は、比較から入っているから判断のモノサシが、GIVE&TAKE(コスパ)に見合ってるか?になりやすい。

そもそも、ゲストハウス≒民泊だから、ホテルとサービスなどを比べること自体がナンセンスと思うのはさておき、「経年劣化などの古さ≠汚い」では無いと記しておく。
一方で一期一会というワクワクとドキドキが入り混じる場合は総じて満足感を得ることが多く、ホストとゲストの関係性が成立するとファンというリピーターになる可能性大。

どこに泊まったか自慢で「廃校の保健室、ストレッチャーで寝たことがあります。」は、別次元の話(笑)

2023年11月21日火曜日

どこで何が繋がるか分からない。


2023年11月8日(土)の愛媛県は、前夜から暴風雨&雷に雹も降る大荒れで県内各地で予定されていたイベントの多くが中止。
「鬼北にぎわい塾」の最終回も中止。最終回は北宇和高校が新設した寮のお披露目をかねて、着任したハウスマスター(寮母)さんのピアノ演奏が予定されていたから残念・・・と思いきや、「もしかしたら中止を知らずに寮へ来てしまう人もいるかも・・」と急遽、現地へ。

寮に着くとピアノ演奏会は中止だけど、関係者向けに演奏会をしてくださると中井さん。寮生とスタッフら関係者ら10数名を前に演奏してくれる中井さん。
聴衆には県外出身の中井さんのご両親、演奏会のために東京からやってきた友人もいて、アットホームな雰囲気のピアノ演奏会。ピアノマン(ビリー・ジョエル)にNY時代を思い出してジ〜ンとなる。

20分ほどで演奏会は終了し、寮生から花束が中井さんに手渡しされて気付く。(アレ!?ポッピーって書いてあるけど・・・)で瞬時に記憶が巻き戻されて、遡ること数時間前。
私たちは宇和島市にある花屋POPPYで温かい飲み物を飲んでいて、そこへ初老の夫婦が訪れて花束を注文していたのを見ていた!

中井さんいわく「両親は泉谷さんらがPOPPYで今日の演奏会のことを話していると分かっていたそうです。」と、偶然にも自分の娘のことを喋っている私たちと数分間過ごしていたと判明!
どこで何が繋がっているか分からないということ。