3年目の「佐田岬ワンダービューコンペティション(通称:サダワン)」。1年目は「ドローン撮影コンペティション」のようでドローン撮影作品が多くビックリ(それもアリと言えばありですが・・・)、2年目の昨年は佐田岬の特徴の一つ「風」をテーマにした作品「風凛」はほのぼのしてグランプリ受賞、そして3年目の今年は「ついに目指す所にたどり着きましたね!」と、作品の出来に審査員全員が納得だったけど「さざ波」が立つ。
と、言うのも「グランプリ」と「準グランプリ」に狙い的、技術的、撮影的、演出的などに差はなく、審査員の意見が真っ二つに分かれる事態に。挙げ句の果ては「グランプリを2作品に」「いやいや準グランプリを2作に」という意見も出る中で、そもそも「サダワンの目的(コンセプト)は何なのか?」と原点回帰を審査員全員が思い返す。すると「佐田岬の魅力を発信する作品であり、作品を観た人が佐田岬、伊方町へ行きたい!」と思わせる作品となる。その結果で「SADAMISAKI」となった。
しかし「岬で生きる」も素晴らしく、特に佐田岬で生きる人に焦点をあてた所の評価が高く「ドキュメンタリー作品として素晴らしい!」となる。グランプリ、準グランプリの出来が抜き出ていたからか、冨永監督(審査委員長)から「作品は他のコンテストでも十分に通用しますよね?」と投げかけられたので「はい、もちろんです。サダワンが映像人たちの登竜門となり、更にはばたけるよう願ってます」と締める。結局、主催の伊方町は趣向は違うも超素晴らしい作品を2本も手に入れることができたという話。
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