NHK松山放送局の「ラジオまどんな」の収録&生放送が終わった18時過ぎの写真。右には外での「天気情報」が終わった撮影隊が撤収中。2020年の私の収録は最後だったので「よいお年を。次回は来年!」と板倉アナウンサー、パーソナリティの岡田さん、松下ディレクターとわかれる。昨日の放送は年末というタイミングから「映画業界の振り返り」をフィルム・コミッションの立場から行った。
時間の都合で細かく言えなかったのは、邦画の興行収入面を上位10作品だけで見ると、2020年はコロナウイルスの影響で大ダメージを受けたにも関わらず、10作品の興行収入合計は暫定で562億円。2019年は587億円だったから、わずか25億円の差(5%)。これは「鬼滅の刃」への依存が大きく、562億円の55%(311億円)を占めているから。なので残り9作品で45%(251億円)となる。「鬼滅の刃」も「ドラえもん」もまだ上映中だから、その差は更に縮まる・・・。
そして、「鬼滅の刃」は作品から飛び出し「地域や経済の活性」にも貢献しているとわかる。日経POS情報によると、コラボ商品は約200種類、丸美屋のコラボカレーは57倍、ダイドーブレンドのコラボコーヒーは15倍、コラボ歯ブラシは30倍と紹介。奈良県、福岡県、大分県、福島県、山梨県などには多くのファンが押し寄せ聖地化。「愛媛県でも探せますよね?」と漫画、アニメ、映画を制覇したコンプリーターの岡田さんと終始盛り上がる。
0 件のコメント:
コメントを投稿