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2014年7月7日月曜日

地域には物語がいっぱい!

昨日の「むぎみソウルフル」の振り返りの前に、この写真。見えますか?柱に墨で「大黒八十八」と書かれています。
昨日の授業では、創業96年の「忽那醸造」さんの工場見学を四代目忽那大さんの紹介でさせていただきました。味噌づくり、醤油づくりの工程、麹菌が手伝う旨味の秘密に参加者一同感嘆。

そして最後に余談として紹介してくださったのが、この大黒柱。誰も気づかなかったのに、大工の棟梁が驚いたという歴史の証。
なんでも昔の大工さんが記念に書いたものですが、現存物はないと思われ棟梁間では「言い伝え」としか認識されていなかったとか。まさに発見!見事な大黒柱、そして梁です。聞けば築200年ほどでココに移築された倉庫だとか。

これぞ、地域を物語るストーリーです。忽那醸造さんの商品を見ると、大黒八十八、忽那さんを思い出します。忽那さんの味噌、醤油への思いを思い出します。仮にこれらを知らなかったら、味噌にしろ、醤油にしろ(値段の)高い or 安い、知ってる or 知らないで購入判断をしそうです。

授業で伝えたいのは、こういう所です。地域には物語がある!王道のような物語に感激してカメラと思ったら、ない!忘れてしまったので大野画伯に撮影依頼・・・。

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