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2025年4月9日水曜日

売り方上手。


「はい、どうぞ。」と、高知県からの土産でいただいたのはジプロック(それもジプロックのチャックだけでなく結束バンドでねじられて)だったので、てっきり何かの「お裾分け」と思ってたら、製造者情報や値段、賞味期限などが明記された、れっきとした商品だった!

商品自体は「乾燥菊芋(食物繊維が豊富で血糖値の上昇をおだやかにするなど健康志向と相性の良い食物)」で、スープやサラダに入れて食べたら美味しそう(菊芋自体に味はない)

こんなダイナミックな売り方があるんだ!とマーケティング視点で見ると面白くてつづる。
道の駅などの直売所、産直市で見かけるのは透明な袋に入った品で、最近は“外装(見た目)”も意識してか、手土産などにも通じるオシャレさもあるけど、その真逆。
包装などの資材代は高く、利益を圧迫してしまうのは「愛顔の食卓」で痛いほど学んだ。

とても良い意味で「買うなら買ってみろ!私は商品の質一本で勝負だ!」と言わんばかりの潔さが時代に抗っていて好感が持てた。

そして、食べ終わってもジプロックは再利用できるではないか!そこまで気を使っているのか!?と勝手に思って「売り方上手だな・・・」とうなる。

別日。家庭菜園を楽しまれている星川さんからツヤッツヤの新玉ねぎをいただく。
瑞々しさもあり、新玉ねぎは炒めたりせず、生のまま薄くスライスして、水でさらした後はポン酢と鰹節がシャキシャキの食感を楽しむのがベスト。

大都会では絶対に得られない恵。

2025年4月8日火曜日

今春も10kg食べました。


今春も10kgの平岡米を寄付いただき、毎日6合〜8合を炊いた(冬も夏も寄付いただき大感謝!)

最後の平岡米は「うなぎのタレ味」でいただく。
「インチキ、最後は白米がいい!」という子もいれば「インチキ!最後は焼肉のタレ味がいい!」という子もいて、そんな些細なことで言い争いをするのだから平和です。

だから、どっちの意見でもない「うなぎのタレ味」で締める。
そして子どもの言う通りにしなかったから「インチキ!ひどいー!」と言われる始末。理不尽さを学ぶんだ!
実は海苔も用意していたのだけど、湿気てしまってたのは予想外。特に味付け海苔。

大人が一生懸命というか真摯に向き合っていると、子ども達もマネ/お手伝いしたがる傾向があり、毎日、精米し研いで炊飯セットをすると「今日は何味にするの?」と近寄ってきたし、炊きあがれば「手伝いたい!」「(自分専用の)おにぎり作りたい!」「味見したい!」「(欲しい人へ)配りたい!」など集まってくる子ども達。

何度も書くけど、子ども達は美味しそうなお昼ご飯(≒エネルギー)を毎日持ってきてる。
でも、エネルギーの消費が超絶早く、用意したお昼ご飯だけでは足りない子が多い。
食べ盛りとも言えて、男の子も女のもパクパク&モリモリ食べた。

大活躍してくれた精米機は平岡家に返却し、一升炊きの炊飯器は夏休みまでお休み。
「知ってた?炊飯器でケーキとか料理もできるんだって!」と、子ども達に話題を振ったら「じゃあ、インチキ。お米は炊けないじゃん?」と、同時には作れないことを冷静に指摘されたのはナイショ!

今春もごちそうさまでした!

2025年4月4日金曜日

“持ちつ持たれつ”の生態系で生かされている感じ。


ココ大付属学園は保護者や関係者による寄付を募っていて、今春も「不要になった文房具、空箱、段ボール、お菓子など」をいただいた。多くの方のご理解と協力に大感謝。
その中で珍しかったのは「百人一首」で、百人一首大会とか工作に使われるのかと思いきや「坊主めくり」が毎日、行われた。

「坊主めくり」なんて響き、40年以上ぶり?
ルールなど全て忘れていて、調べると(見なきゃよかった!)と思った件。
と、言うのも意外と細かいルール(姫を引いたらもう一枚引ける、鶴丸を引いたら一回休み、武官を引いたら左隣の札を全部もらう、天皇を引いたら全部の札をもらう等)があり、「坊主さえ引かなけばいい」と思っていたから“見なかったコト”にする。
楽しめれば、それでいいのだ。

寄付と言えば今春も「平岡米」をいただいた。
いつもハラペコな子ども達に平岡米のおいしさは浸透していて、「今日は何味なの?」と炊飯器を覗き込む子ども、楽しみにしている子ども多し。
「今日は白米だから、塩おにぎり。」
「今日は焼き鳥のタレ味おにぎり。」
「今日はうなぎのタレ味おにぎり。」
「今日は焼肉のタレ味おにぎり。」

炊き上がった平岡米はモッチモチ。作れば、男の子も女の子も片っ端から持っていく盛況さ。
ちなみに「精米器」もお借りしていて、毎回の精米の度にでる米糠は、星川さんの家庭菜園で活用されている。
そんな星川さんからは、家庭菜園で実った野菜を「健康に気をつけてほしい。」といただいたり(涙)。

繋がりと言うか、循環と言うか、“持ちつ持たれつ”の生態系で生かされている感じ。

本格ピザづくり。


「せっかくだから、本格的なピザを作りましょうよ!」と、提案してくれたのはパパイズム鈴木さん。

昨年度は本業のピザ(彼はマルブンで腕を振るったピザ職人)ではなく、「おにぎり百景」で鯛めしおにぎりなどの作り方を教えてくれ、年度も変わり本業のピザで登場。

「今日のピザはギョーザの皮?」と、これまでも作ったことのある子。
「へへっ、違うらしいよ。本格的なピザだよ。」と伝えるものの、本格的なピザが分からず。
でも、パパイズムが持ってきてくれたピザメーカーが作った「石釜オーブン」を見て、全てを理解した子ども達。
「奮発して買いました!」とパパイズム。

予め発酵時間が計算された生地を用意していただき、子ども達は生地を伸ばす“手つき”を教えてもらい、トッピング(ハム、ピーマン、コーン、チーズなどのオーソドックス系&バナナ、クリーム、チョコなどスイーツ系)を乗せたのだけどで、スイーツ系が人気と思ったらオーソドックス系の方が人気だった件。

かつ、子ども達は具材を“盛り過ぎ”するので、一番最後だった私の時にはオーソドックスの具材はゼロ。かろうじてスイーツ系の具材を子ども達が作ってくれてありつけた。

石釜オーブンの威力は凄まじく、ピザを入れて1分も経てばこんがり焼き目がつく熱さ(本当にピザ釜と同じ効果らしい)。
「ねぇ、インチキ、同じ(パパイズムと同じ石窯)オーブンを買おうよ!ピザ食べたいよ!」と子ども。「これはいいですね!」とスタッフ。

でも、機械があっても、そもそも「生地を作り発酵させる手間」が省かれていたので簡単に思えただけなのよ(笑)


2025年3月31日月曜日

外で食べると美味しさ30%UP!


保護者がつくる毎日のお弁当には本当に頭がさがる。
先日のレインボーハイランドピクニックでの一コマ。

子ども達が開けた弁当箱を見たら肉、野菜、魚などがカラフルで、どれも美味しそうで写真を撮らせてもらう。
「わっー!私の好きなモノばかり入ってる!」「うまそうー!」「これだけじゃ足りないかも!」など、ワイワイガヤガヤ、モリモリ食べる子ども達。おかずの交換もしてた!

我が子の時はどうしてたかな?
妻と協力して色々と作ったけど、思い出すのは朝から揚げ物は億劫だったので、冷凍の唐揚げと彩り用にヒジキ、煮物などを常備してた冷凍庫。今は冷蔵庫さえない生活だしな。
だし巻き卵は必須だったな。

で、私の昼食はと言うと「平岡米でにぎった焼肉おにぎり」。
そこへ「インチキはご飯が好き?パンが好き?」と聞いてきた子ども。「どっちも好きだよ!」「私も!今日はサンドイッチだから嬉しい!」と、わざわざ見せに来てくれる。
これまた、外で食べると美味しさは30%UP!だから、さぞ美味しくいただけたと思う。

保護者も(全部食べてくれるかな?彩りはどうかな?)など、色々と考えて作ったと思う。
ちなみに10合でにぎった「平岡米の焼肉おにぎり」は出発時点で希望者に全て渡った。

「まだ、お腹空いてるー!」と、平岡米も食べたのに、そんな子が現れた!
昼食までの約90分、走り回ったり、遠くまで探検したり、山頂まで上がったりしたから昼食が腹ペコを満たすことができなかったよう。
子どもの胃袋を満たすって大変なこと。
保護者の愛を感じた一コマ。

2025年3月24日月曜日

一合 ペロリ。


世間では米の価格があがり、政府が備蓄米まで出している所に「はい、10kgです。玄米で用意してますからね。そしてこれが精米機!」
「ありがとうございますっ!!」
「いえいえ、食べていただき、ありがとうございます。」
と、いただいたコトにお礼を言ってくれる平岡さん。

食育の一環で助成金を得て、子ども達がおにぎりを作っている今年度。助成金で一升炊きの炊飯器を購入し、夏に30kg、冬に10kgのお米を平岡家からいただく。「平岡米」として子ども達に紹介すると「おいしい!」と、“いつでもハラペコ”な子ども達は1個、2個とパクパク食べ尽くす。

パパイズム鈴木さんも「この米は甘くておいしい!」と感想の平岡米。
せっかくいただいたのだから実食!と、まずは精米機に玄米を3合いれて七分付きで精米。数分で精米完成。そして炊飯器に入れてセットON!

その間はお腹を減らすために、机を動かしたり、コンテナを移動させたり、冷蔵庫を拭いてスイッチオンなどの力仕事を2時間。
(あっ!こんなメロディ〜♪)と炊き上がったメロディが流れて、炊飯器を開けたのが写真。
米の一粒一粒が立っている!

今回は3合だったけど、これが3倍以上の10合(一升)炊き上がる迫力を思い出す。

(すっかり湿気てしまった)味付けのり、ふりかけがあったので、おにぎりにしていただく。
普段はスーパーの弁当で米を食べて満足はしているけど、やはり“何か”が違う。なんだろう?甘さ?スッキリさ?雑味の無さ?

で、一合食べてしまった・・・。
残り2合は明日食べようと。
ココ大付属学園の11日間、平岡米が食べられる毎日!

2025年3月23日日曜日

いなりや成。

“いなり”ではなく“いなりロール”。

ハーモニープラザからの帰り道は12時過ぎ。
昼食はいつものよう“適当”と思っていたものの、(そう言えば、このまま通ると新しくオープンした程野商店の“いなりや成”の前を通るぞ!)と分かる。
2月にオープンしたのは知っていたし、前を通ったこともあったけど、タイミングと腹ペコ具合が合わなかったこれまで。

ちなみに「松山あげ」は松山の人なら一度でも食べたことがあると思われる「油揚」で、軽いし美味しいから、お土産に買った回数は数知れず。肉厚で歯ごたえがあるのがいい。
汁物などに入れたら、これだけで立派な一品になる。

店内に入ると目の前にショーケースがあり、商品が並んでいる。
「初めてですが、どれがオススメですか?」と店員さんに尋ねると、商品一覧のメニューを指さしながら「全部で7種類ありまして、しょうゆ飯はしょうゆ飯の出汁ご飯ですが、他は酢飯です。」と教えてくれ、それぞれの特徴を教えてくれる。

「しょうゆ飯(160円)、黄卵ツナマヨ(160円)、ピリ辛キンパ(190円)をください。」と伝えると、ショーケースに並んだ商品を出すと思いきや「少々お待ちください。」と、言われたので、ふと横に目を向けると「山盛りの松山あげ」があり、隣の「松山だし」で入れるよう。

「この150円のカップで松山あげ入れ放題です。」と店員さん。
寒かったら需要がありそうだけど、これから暑くなったら「冷やし揚げ汁」なのかな?知らんけど。

と妄想していたら、「お待ちどうさまでした。」と、店の奥から商品(写真)が出てきた!
たぶん、このご時世だから商品を写真に撮ると想定しているのだろう、具材の鮮やかなキンパが真ん中だった。

男性には一口サイズだけど、ジュワ〜と染みたあげが美味しく、今回は3種だったから、いづれ4種類たべてコンプリートを目指そうという味。


2025年3月22日土曜日

世界三大炊き込みご飯「ビリヤニ」。

チキンビリヤニセット(サラダ&ドリンク付)+ミニカレー

「泉谷さん、そんなにインドカレー好きなら、本町に“ケサリ”というお店がオープンしたのを知ってますか?」「そうなの?知らなかった。」「ラルキーで働いてた人がやってるらしいですよ。」「へっー!じゃあ、行ってみないと!」

という会話から数日後、城山公園を歩いていたら、前から外国人女性2人組がやってきて「どうぞー!きてください。」と渡されたのが“ケサリ”のチラシ。偶然。

で、チラシを見たら「ビリヤニ」をウリにしていて(おっ!ビリヤニ!これは行くしかない!)と、“ケサリ”へ。

でもメニューを見るとスペシャルカレーセットにも目移りする。
先日、ニューポカラで食べたばかりだけど、値段が1,100円(税込)とニューポカラよりも安い!むむっ、戦略的値段設定だ!と思うも、今日はビリヤニと決めていたので、チキンビリヤニセット(サラダ&ドリンク付き)+ミニカレー=1250円(チラシクーポンで50円引き)を注文。

ビリヤニとは「スパイスと肉の炊き込みご飯」。
誰が決めたのか?ビリヤニは「パエリア」「松茸ごはん」と共に並ぶ“世界三大炊き込みご飯”らしい。ホントかいな?

待つこと5分。テーブルにやってきたチキンビリヤニセット(サラダ&ドリンク付き)+ミニカレー。そして実食!

スパイスがどれほど効いてるかと一口目を頬張ると、日本人の好みに合わせたのかマイルドで優しいだった。個人的には、もう少しガツンッ!と効いててもよかったかな。好みの問題。
アクセントのナッツ類も食感を演出してて良かった!

会計時に「美味しかったです。ごちそうさまでした。ラルキーで働いていたんですか?」と、てっきり厨房の料理人と思い話したら、サーブをしてくれた方が「はい、5年ほど働いてました。」とのことで、ラルキーからの“のれん分け店”は本当だった件。本店は大丈夫か?

2025年3月16日日曜日

2025年初めてでした。

これで1350円(ナンお代わり付き)

先日の「デュエットでのミートスパ」に続き、妻と「ニューポカラ」へ遅めのランチに。
前回来たのは11月、その前が8月と言うことは、2025年初めてのニューポカラ!
常連なんて言えませんな・・・。

私はスペシャルランチセット(サラダ+タンドリーチキン+サグチキン+本日のカレー/シーフード+1カラwithバター+ナン+マンゴーラッシー=1,350円)、妻はサラサラカレー(サラダ+1カラ+ナンwithバター+アイスティー=950円)。
これでナンがお代わりできるのだからお得(一枚が大きいからお代わりしなかったけど)。

訪れた時刻は13時頃、私たちが訪れた時はお客さんの多くが食事を終えたタイミングだったけど、13時過ぎでも新規のお客さんが数組来店して、フレンズの店は安泰という言葉がピッタリだった件。

妻と食べていて、そもそもネパールカレー&インドカレーとの出会いは、ニューヨーク時代にマンハッタンの一角(30St-40St辺り)にインド系通りがあり、インドカレー店が多く、近くに住んでいたこともあり、時々訪れたことで好きになった思い出。
茶色や赤色、緑色など色々な味のカレーがズラリと並び、食べ放題だった思い出。
客に“媚びない味”で刺激が強かった思い出。

ちなみにこれまで海外でワニ、カエル、ウサギ、ダチョウなど色々食べたけど、唯一食べれなかったのは「ヤギミルクのライスヨーグルト」の発酵味。

閑話休題。
銀天街や大街道に行けば大手チェーン店が多くなり、ご当地&地元の店は少なくなってる感があるから、応援しないとね。と、応援額は合計2,300円だった件。ごちそうさま。

2025年3月13日木曜日

商品開発は難しい。

宍道湖のシジミを使った品を購入。

(おっ!どう見てもコスパ的に一番お得ではないか!)と「シジミ味噌汁の“お湯を入れるだけ”商品」を見つけて手に取る。

そして、愛顔の食卓、6次化商品開発などでついクセとなったパッケージを裏返して原材料や製造場所を見ると、手に取った商品のシジミは外国産だった・・・。

ここは島根県松江市。
シジミで有名な場所で目の前に宍道湖があるにもかかわらず外国産のシジミを使った商品が置いてあるのは、購入者の価値観の違いに合わせたからか?

でも、せっかくなら「宍道湖で獲れたシジミ」を使った「シジミ味噌汁の“お湯を入れるだけ”商品」が欲しかったので、宍道湖産シジミを明記していた写真の商品を求めた。

鳥取県米子市にて。
ホテルで「名物!梨カレー」なるものを食べたけど、誰もが思うように梨の味はしなかった。
鳥取県と言えば「すなばコーヒー」が有名だけど、前回訪れた時に買ったから今回はパス。
「ご当地コーヒー」は今では全国どこにもであるので、味というより話題性という感じか。

「準チョコレート」は「チョコレート」よりも質が低いし、チョコレートにしてもカカオ含有量が70%以上のモノを選ぶし、「ラクトアイス」も「アイスクリーム」より質は低い。
商品開発に携わってから「本物」を選ぶようにしていて、なんと言っていいか「なんちゃって商品」には気をつけようと思ってる。

「なんちゃって商品」の原材料はカタカナが多く、多く入ってる。
本物にはカタカナ原材料は少ないし、シンプルな構成。

そもそも(それって本当にニーズを汲み取って開発したの?プロダクトアウト的な発想じゃない?)という土産品もあって商品開発の難しさが痛かった件。

その点、「ご当地もなか」は原材料がシンプルで多く入れられないのが良い所。

2025年3月9日日曜日

延長戦後半は3時間超。


島根県と言えば「VIVANT」のロケ地として有名。
最近では「仮面ライダーガッチャード」の新作ロケ地になったと教えてもらい、「いいなぁ、ヒーロー映画。愛媛でも撮影して欲しいな」と呟いてしまったのはナイショ。

研修会後の延長戦でも終わらなかったフィルムコミッション談義。
ハーフタイムを挟み、場所を移して延長戦の後半戦がスタート!

島根県としてはNHK朝ドラ「ばけばけ」の撮影を控えて、放送が始まった際、どのようにすれば県外から誘客ができるか?県外でのプロモーションは何が効果的なのか?

テレビも映画も含めて、撮影と同時に話題になり、観光客が押し寄せてくるのは稀で、「ばけばけ」の放送で多くの人が訪れるであろう「城山(じょうざん)稲荷神社=小泉八雲が出勤中によく立ち寄った神社で、当時は無数の狛狐があったそう」「小泉八雲が暮らした家(旧居)」に行ってきたけど、現在は静か。
松江市内をめぐる周遊バスも人気なるだろうな。

今期放送中の「おむすび」は神戸フィルムオフィス、岡山県FC協議会は「カムカムエブリバディ」、えひめフィルムコミッションは「坂の上の雲」と、NHKのドラマ撮影にもフィルムコミッションの協力は欠かせず、この機会をどう活かすかはFCの腕の見せ所と作戦がモノをいう。

ただ諸事情で映画のように大々的なプロモーションができないのも現実。
あの手(≒ロケ地)、この手(≒プロダクトプレイスメント)、その手(≒寄り道策)など壁打ちのようにアイデアを紹介したけど、フィルムコミッションが手がけたプロモーションが話題になることを願う!

「これは何ですか?」と尋ねたのは目の前のテーブルに置かれた“何か”がまぶしてある刺身。
「寒鮒(カンフナ)です。まぶしてあるのは卵で出雲地方の名物(=子まぶし)です。」
「んっ!歯ごたえがあって美味しい!」
「でしょ!」と、延長戦後半は3時間超だった件。よく喋った。

2025年3月6日木曜日

こういうコト。


妻が愛媛大学での勤務で愛媛にやってきたので「お昼を一緒に食べよう。」となり、「デュエットにしよう!」と妻。
ランチには早かったけれど、午後から用事があったので11時の開店に合わせて移動したら、店前には既に数組が並んでいて「スゴい!」となる。

前回のデュエットは2年前だったのか。
咄嗟に前回を思い出し、ブログのネタとして「スパゲティの大(1,500円)」を注文。
「そんなに食べれる?」と怪訝な妻だったけど「君も食べるでしょ?」となり「まぁね。」と。
妻が頼んだのはレタスやトマト、スクランブルエッグが混ざった「サラダスパゲティ」。

そして、ものすごいボリュームのミートスパだったけど、なんだかんだ言いながら二人で食べ切ってしまった(笑)。

こうして話題にできるのは美味しいのも当然だけど、ご当地味でもあり、老舗でもあり・・・などの特徴があるから。最近では観光客も多いと聞くのも納得。

「聖地巡礼を仕掛ける際のアイデアはありますか?」と、河原デザイン・アート専門学校で学生からの質問を思い出す。

「Aという聖地とBという聖地の間にある“ご当地味”で寄り道をさせるのも一案です。」と、返答したけど、まさにデュエットのような「ご当地味」を移動の途中で立ち寄らせることができれば、話題が一つ増えるし、地元にお金も落ちるし、いうコトなし!

日切焼きでもOK、Aという聖地とBという聖地を直線で結ばせてばならず、寄り道、立ち寄らせることは聖地巡礼を企画する際の基礎基本。

「聖地巡礼先が飲食店だったら、更に仕掛けしやすいよね。“ソフトタイム”と言う店を知ってますか?」
「いいえ。」
「アニメ版がんばっていきまっしょいで主人公たちが立ち寄る喫茶店ですが、そこの三津浜焼きは劇中に実際に登場しています。」
「行ってみたいです!」
「でしょ!」

2025年2月27日木曜日

6日間11種のメニュー。

イズミさんは「手羽元と大根とカレー煮」が印象的だった。

チェックアウト時間までは各自で片付けしたり布団のシーツなどを外したり、掃除したり。
その中で今回、毎日の食事を提供してくれた「舎逢」の馬越さんにお礼をしよう!となり、馬越さんからいただいたメニュー表に寄せ書きをする。

改めてメニューを見ると毎日、豊富な食事(野菜中心で体に優しい味だった。)だったと分かり、日頃の不摂生を猛省。

メニューには11種類しかないけど、実は「適当に添えてください。」という副菜(サラダ、小松菜のおひたし、のっぺ(煮締め)、白菜塩昆布〆など)があり、「いつ食べようか?」と些細なコトで悩み楽しかった思い出。

じゃあ、朝食は?となるけど、毎夕食、残るほどの量だったので翌朝に持ち越して食べたり、ハウスキーパーの石田さんが買ってきてくれたパン、ストックされていたラーメン、キウイのカワハラさんから寄付されたお米があったので、炊いてTKG(たまごかけごはん)、納豆、梅干し、味噌汁も作れたので全く問題なかった。
「こんなに贅沢な朝食ってない・・・」と何度言ったことか。

「グリーンツーリズム」「農家レストラン」など、地域には地元の野菜を活用する取り組みが多いけど、それはそれ。
個人的には「野菜や柑橘を作る人(=生産者)と、野菜や柑橘を使って食事を出す人(=料理人)」を分けていたのは大正解と思った。

そう思ったのは、とにかくバラエティ豊かなメニューだったので、“そこ(毎日、違うメニューを考えて作り届けるコト)”を生産者に求めても、考えるだけで苦労すると思うから。

「全部おいしかったけど、最も印象的なメニューに対して感想を残そう!」ともなり、私は初日の「ネギ塩鍋」に感想を書く。
全員と初対面だったのに、皆んなとワイワイと交流できたのは同じ鍋を食べたから。

2025年2月25日火曜日

最後の晩餐。


明日は「スパイスカレー(小麦粉などを使用したルーを使わずスパイスで作るカレー)をご馳走します。」と、援農プログラムの現場責任者のニヘイさん。

突然の提案に、援農プログラムとスパイスカレーが結びつかず「ニヘイさん、スパイスカレーづくりが趣味なんですか?」
「(スパイスカレーづくりを)習ってからです!」どうやら以前に習ったらしい。
「毎回の期に、ご馳走してるんですか?」
「いえいえ、タイミングあった期だけです。」
「あら!ラッキーですね。私たち」
「その通りです〜!」と笑いながらニヘイさん。

我々はスパイスカレーを作ったことがないので、ニヘイさんに教わり、鶏肉を炒めながらスパイス(クミン、コリアンダー、ナツメグ、ガーリック、ペッパー、ターメリックなど)を入れれば20分ほどでシャバシャバなスープに近いスパイスカレーが完成。

そこへ、ご飯を茶碗に入れて盛り皿にカパッ!と被せてご飯を整え、同時並行で作っていたニンジンの酢漬け、葉っぱを添えたほか、チリコンカンもあったので一緒によそったら、レストラン級の見栄えがする夕食が完成!

そこへ「こんばんは。」と入ってきたのは、キュウリ&ナスのミヤモトさんの義母さま。
御年80歳とのことだったけど、「私のやること(≒野菜の世話)が、取られちゃったわよ〜」と笑いながら、初対面の私たちともすぐに打ち解けるホスピタリティの高さ。
ハウスマスターの石田さんも一緒に8名で最後の晩餐。

午前中にコダマさんからいただいた「7年ものの梅シロップ原液」もいただき、サイコーの語らいが続く。

そこへ「こんばんは!」と、キウイと柑橘のカワハラさんが「キウイの長男」をもってきてくださった!

2025年2月18日火曜日

残るは・・・。


「6つのまちのくだもの自慢ピクルス」が商品名。
今回使用されたのは果物は、キウイ(伊予市)、イチゴ(東温市)、甘平(松山市)、ピオーネレーズン(松山市)、イチジク(松前町)、梅シロップ(砥部町)、リンゴ(久万高原町)が、梅シロップ(砥部町)に浸されて詰め込まれたもの。
だからピクルスと言うと酸っぱいイメージがあるけど、食べてみると酸味&甘味のハーモニーという感じ。

人の味覚は面白いもので、同じものを食べているのに感じ方は十人十色、同じ人は誰もいない。
「見た目ががサイコーにカワイイ!」という人もいれれば、「フタを開けた時の香りが特に印象的だった」という人も、一つ一つの具材が大きいので「歯ごたえが良かった」という人もいれば、「イチジクのトロッと感が良かった」人も、「果物同士の甘味が美味しかった」という人もいて、普段は食べなれない味、食感でも好評を得られた。

ただ、そのまま食べても美味しけれど、和えたり、添えたり、混ぜたりして美味しさに付加価値を出せたら・・・が、くだものピクルス。と、言うのも一瓶1,500円以上するから
(予定)
ココが6次化品の悩みどころだけど、付加価値を感じてもらえればケーキの値段と変わらず、高くはないはず。

手土産、ヨーグルトに和える、クラッカーに乗せる、フルーツピザ、フルーツポンチなど、色々とアイデアが出てくる中で「シャングリラ(ワインにフルーツやスパイスを入れたワインカクテル)は?」というアイデアに出る。
NY時代に飲んだ覚えがあるシャングリラ(美味しかった思い出)、「いけますね!」となったり。

モノも味もいい、残るは「食べ方、飲み方次第」ということ。

化学変化でバインバイン。

6市町の特産フルーツが入ってる。

53歳のオッサンが「フルーツが入った瓶」を一目見て「カワイイ!」と無意識に言葉に出てしまった。

そして、そんな言葉を口走ってしまった自分が恥ずかしくなり(なんで、「カワイイ!」と言ったんだろう?)と、カワイイの正体を知りたくなった。


ネット情報によれば「カワイイ(Kawaii)」と似た英語には、cuteやprettyなどがあるが、それらに置き換えられないことから、「カワイイ」は日本独自の美意識といえるとのこと。


そして、「かわいい」には「注意を引きつける、長く見ていられる、笑顔になる、気分が良くなる、細部に注目しやすくなる、癒される」などの効果をもたらすことが、実験心理学で分かっている。


「かわいい」は快(こころよい)であり、社会的交流を促進するポジティブ感情である。

感情なので、その背景には生物学的な基盤があり、文化によらない人間の普遍的な性質であると考えられる・・・とのこと。


分かったような分からない・・・感じだけど、「人間の普遍的な性質」であり、生まれ持った「ポジティブ感情」であることは分かった。

じゃあ、私は“どこ”に、そのカワイイを感じたのか?

それは一つだけの要素だけでなく、複数の要素(一つ一つのフルーツの大きさ×種類×断面×色味×コントラスト×瑞々しさ×瓶の大きさなど)が化学変化でバインバインとなり、私にそう思わせたのかな?

こういう商品を作れる(写真は試食品)GOOD MORNING FARMさんはスゴいと思う。
まだ、フタも開けてないけど。

2025年2月12日水曜日

大原三千院の初午大根焚き


♪京都〜大原三千院♬と、メロディに合わせたコマーシャルがあったはず。
広大な敷地に点在する寺院。各院で如来様、観音様、菩薩様にご挨拶(大原三千院の秘蔵は「秘仏金色不動明王」で、一年に一回しかご開帳しない)。

シャーベット状になった通路は滑りやすく、足元に気をつけながら進むと「初午大根焚き」という幟(のぼり)を見つけた!

既に多くの人が大根をいただいていて、私にも渡されて、大根の大きさに驚く。
直径10cmほどで厚さも10cmほど。おでんに入っている大根より一回りほど大きく厚く!そして、出汁に染まり、透明感ある飴色!

箸で割って頬張ると出汁と大根の味が冷えた五臓六腑に染み渡る。「おいしい!」と思わず口にすると「おいしいでしょ!これで無病息災ですよ。」と鍋番のおばさま。

大根一個でこんなに満足感が得られるなんて・・・と感激。
余談だけど、松山市の円光寺でも毎年12月に親鸞聖人を偲んでの「風呂吹き大根のお接待」が行われているとのこと。

この「初午大根焚き」は参拝者向けだから、拝観料700円/人が必要。
するとネット情報では期間中1万人とあったから、4日間だけで700万円の拝観料なんだ・・・と、煩悩を思ってしまう。出汁の醤油も販売されていたから商魂です。

おいしくいただき、お礼を伝え三千院を後にして帰り道。
行きよりも帰りの方が滑りやすく、手すりなどにつかまり、何とかバス停まで(途中、何度も滑りはしたが)転ばずに戻ってこれた。

朝、「初午大根焚き」に気づかなかったら何も得なかった時間が、プランB(代替案)が豊富にあり、私にはプランBだったけど、プランA(本命)だった人もいたはずで、京都の底力も味わう。


2025年2月9日日曜日

ただいま神戸。

湯気まで写る激アツ感。辛くて美味しかった。

伊丹空港着。外気が冷たい!三宮まで直通バスが出ていると分かり、バスに乗って約1時間。三宮に到着。前回訪れたのが11月だから、3ヶ月ぶり。ただいま神戸。
前回はCCC(Community College Backstage 2024)という、市民大学/コミュニティカレッジの集まりだったけど、今回はジャパンFCの近畿ブロック研修に参加。

でも、その前に時刻は12時。(何が食べたいかな?)とスマホで調べるも、(そういえば前回訪れた時はぎょうざ大学だった。あの時、もう一つ行きたいと思ったのは・・・)と、「麻婆豆腐、南京町」で検索したら出てきました「南京町花梨麻婆飯店」。

(そうそう、評価が★
★★★以上だったんだ!)と思い出して、店を探して入ると、予想とは違って小綺麗な店でした(老舗中の老舗で町中華独特の雰囲気と思い込んでた)。

メニューは麻婆勝負。でもご飯 or 麺が選べたので麺!
テーブルには紙エプロンが置いてあり、先客はしてなかったけど、最初なのでお店のアドバイスにそって紙エプロンをして待つこと数分、目の前に出てきたのが写真の土鍋に入った麻婆麺。

紙エプロンをした理由が分かり、アツアツの激アツでパチパチと音がなり汁が飛ぶ勢い。
白いシャツでなくて良かった・・・と思うはず。
ちなみにアドバイスには「アツアツの状態を写真に撮ること!」ともあったのでパチリ。
湯気まで写ってる!

人生で麻婆専門店で食べた記憶はなく、レトルトなどの麻婆とは全然違った(当然だけど)
王道の辛さを味わった後は、山椒を入れたり、旨酢を入れて味変を楽しみ、食べ終わっても山椒のスースー感が抜けず、ご馳走さま。
暖まったので、研修会場へ行きますか!

2025年1月27日月曜日

「全国撮影差入れフェア」とか!

全国各地の銘菓&ご当地菓子

(ざびえる/大分、なると金時/徳島、ゆずラングドシャ/高知、きび田楽/岡山、いちごグミ/茨城、干し芋/茨城、ふくまん(山口)ブリふせん/富山)に写ってないお菓子、グッズでは・・・。

金沢市からは和菓子、香川県からはオリーブお菓子、富山県からは白魚せんべい、愛知県からはういろう、茨城県からは納豆うまい棒、大阪府からは限定ブラックサンダー、北海道からはラングドシャ、静岡県からはお茶キャンディー、岡山県からはマスキングテープなどなどをいただく。
ちなみに地元ワイン、日本酒などのお酒も試飲できたり。

19時過ぎ。全国ロケ地フェアも大入りで一区切り。次はフィルム・コミッション同士のネットワークづくり+製作者も入った「撮影(支援)ネットワークづくり≒懇親会」がスタート。

各地のお菓子やグッズを見ると「古参(定番)」と「新参」の違いがあったりして面白い。
ただ、持ち込んでいるのは各地のフィルム・コミッションだけど、持ち込まれたお菓子には「フィルム・コミッション関係情報」が一つもない。

例えば、FC活動に協賛していただける企業にはパッケージにFCのウェブサイトへアクセスできるQRコードが印刷されていたり、ビックリマンチョコのように菓子袋の中に「ロケ地シール」が入っていて、収集可能だったり・・・。
アイデアはいくつでもある。

「バスカヴィル家の犬」では、フェリー乗り場に売っている土産を独自に作って、後に実際に売るのはどう?とPと話したり(予算の都合で作れなかったけど)。

必ず手に取る買う人がいるお菓子(土産)はPRツールなのだから情報量を多く濃くできる。
全国撮影差入れフェアとか!

2025年1月25日土曜日

飯で飯を喰う。


「この弁当、いくらだと思う?」と尋ねられて、周りは「う〜ん、650円?税込700円?」、私は「700円!税込で770円!」と予想を立てると「900円台(税込)」でした。
100人超の発注だったから約100,000円を支払った計算。

「そうか、東京価格だね。」となる。「でも、やっぱり高いよね」と周り。
中身は白ごはん+カリカリ梅干し、ハンバーグ+花型にんじん、春巻き、ポテトフライ、唐揚げ、ミートスパ、何かのコンポート、ポテトサラダ。
ごくフツーに美味しく、モリモリいただきながらの会話。

自分たちの地域ではどんなロケ弁が出せるか?
“金額によって違う”が大前提だけど、仮に850円(税抜)のロケ弁だったら・・・という設定でワイワイ。
「もっと(入ってる)種類が多いかな。漬物、焼き物、煮物とか」
「個人的には唐揚げの代わりに(チキン)照り焼きがいい。」
「米は地元産だよね。」
「温野菜、蒸し料理がいいですね。」
「海近だと魚かな?焼魚、干物、酢漬け、南蛮漬けとか」
「B級グルメを出したコトもあるよ。」←私

と、目の前でハンバーグ、唐揚げを食べながら違うメニューをネタに「飯で飯を喰う」。
世の中には色々な弁当(生姜焼き、親子丼、松花堂弁当など)があるけど、それはそれで美味しい。

なんだけど、“地域性(=ご当地感)”が出ないから、ロケで訪れた撮影隊には(オォ!)がない。
だから「ロケ弁こと、地域と作品をつなぐアイテムだよね。」となると「あ、泉谷さんがロケ弁を語り出した(笑)」となり、ごちそうさま。