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2024年4月24日水曜日

2024年度ココ大最初の授業は。

推し本の紹介は楽しい!

2024年度ココ大最初の授業は【初夏に本とスパークリングワインの夕べ】となりました。
5月22日(水)18:30からIYO夢みらい館一階にて。参加費は1,000円、持ち物は「推し本」を二冊。

推したい二冊はどんな本でもよく、条件は「推したい」だけ。だから、去年は小説のほか、短歌集、画集、写真集、エッセイ集などが揃い、面白かった!
今年は漫画や料理本があってもいいかもしれない!

定員は先着で5名と設定したけど、状況に応じて一人ぐらい増やすのも可能。
スパークリングワインと書いてあるので「スパークリングワイン(≒お酒)が飲めないと参加できないのですか?」という質問には「いいえ、コーヒーやお茶などを持参いただくのもOKです!」と伝えているので、水筒に好きな飲み物を入れて参加もあり。
もちろん、冷え冷えのスパークリングワインも数種類用意します。

一冊の推し本の紹介時間は約5分。思いの丈を語っていただき、意見交換をして全員の押し本紹介が一巡したら、「推しPOP」を作成、推しポイントを描いていただく。
そして二巡目(二冊目の紹介)がスタート!

計10冊ほどの推し本紹介になるから、計算上は100分ほどになる。アッ!と言う間に過ぎる時間。そして、この頃には、ほろ酔い気分にもなり、心地よさも。

早速、お申込みが入った!定員が少ないのは一人一人の時間を濃くしたいからご容赦を。

2024年2月14日水曜日

妄想授業。


令和5年度のココ大授業は終わったので、令和6年度のココ大授業について検討中。
令和5年度は計11種類の授業のほか、ココ大付属学園があったり、地域づくりの現地へ赴いてワークショップやファシリテーションの他、実践者への伴走支援や相談対応などもあり、濃い一年だったと振り返り(まだ終わってないけど)。
フィルム・コミッションもココ大事業だから、濃い一年だった(まだ終わってないけど)。

特にIYO夢みらい館で実施した授業は“ココ大らしく(≒ユニーク)”させてもらい、今後もどんな授業ができるかの妄想。

ホロ酔いになった「本とスパークリングワインの夕べ」、本を片手に寝落ちした「図書館に泊まる。」、非常食や時短も兼ねた「缶つま本でつくるツマミ」は、図書館併設だったから実現できた授業。
「夏休みの課題図書攻略」「ビジネス本を活用した事業構想」もできる・・・と妄想。

4回の連続講座だった「市民先生養成講座」からは、4人の市民先生が誕生。
宇宙船地球号などを置かせてもらってるから「レゴ授業(プログラミングもできるな)」もできるし、「木工体験授業」「調理授業(新しく誕生した市民先生を迎えて!)」「(企業との)コラボ授業」もできると妄想。
そして妄想の傍で、もっと市民先生を増やしていかないといけないとも思ったり。

2024年1月12日金曜日

広報はちおうじ登場。


・グループワークを行う上で重要なプロセスには、会議中の意見の衝突もある。
・リーダーシップは、リーダー1人よりも全員が意識することで、互いに影響を与える。
・計画を先に立てることでリスクをあらかじめ予見したうえで逆算できるので効率いい。
・成果をあげやすい雰囲気とは、成果を見据えつつも、成果に縛られずにコミュニケーションを重視するという、難しいもの。
・嬉しかったことは声をかけた何気ない一言が、イベント参加者に安心を与えていたこと。


半年間に渡った創価大学でのリーダーシップとプロジェクトマネジメントを実践で学ぶ授業が終了。
最後はそれぞれが振り返りを発表し、次に繋げようという内容。

SWの展示&レゴ遊びのイベントを検討→計画→準備→実行→終結と体験したから、感想の一つ一つにリアリティがあり、詰まってた。

イベントはアウトプット。参加者の満足度や学生達の学びはアウトカム(創出された価値)。

そして、八王子市の全戸へ配布となる「広報はちおうじ(1/15号)」の表紙を飾ってしまう。これは予想外のことでインパクト(波及効果)。
八王子市教育長が訪れたのもスゴかったけど。

私自身も学生と学びあい気づくことも多く、これはアウトカム。

2023年12月19日火曜日

三方、四方、五方よし。


「1日目は160名が参加してくれました。2日目が210名なので合計370名です。」と、教えてくれた受付担当の学生。満足感&達成感の笑顔。

2日間合計(計11時間)で370名という数字は、1時間に33名が訪れた計算。
大学生にとって初めてのリーダーシップとプロジェクトマネジメントの実践機会で、予想通りのコトもあれば、予想外のコトも起こり、実践から得られることは多かったはず。

子ども達には「楽しい時間」、保護者には「安心安全な空間」、サイエンスドームには「新しいにぎわい」、大学生には「実践機会」、八王子市には「可能性など」、関わる全員が多くを得られたのは確か。

初日で不便と気づいたことを2日目に改善したり、想定外の対応でも慌てずにできたのは学生達が、自分たちも楽しむことを忘れずに自分ごと化できたから。

Done is better than perfect.(完璧を目指すより、まず終わらせる。)を得た学生達。
明日は私からのメッセージを伝える最後の機会で、「(成功を阻害する)リスクとの付き合い方」話をしようと思案中。

リスクについて心得ておくと、安心度が高まり慌てずに対処できることも多い。実際に今回も「抑制(軽減)」でコトなきを得た場面があった。
頭での理解も大切だけど、経験して身をもって学ぶコト、もっと大事。

好事例になる。


「八王子市の広報誌の表紙撮影」とのことで、八王子市役所の職員がカメラを携えて訪問。てっきり30分ほどで終わるかと思いきや2時間ほど滞在してくれて、色々な角度から撮影し、撮影された親子には承諾をとるなどしてた。全戸配布な機会をいただく。
いい表紙になるに違いない!発行が楽しみ!

2日目には「八王子市教育長が視察に来ます。」とのことで妻が対応。会場を周りながら目の前で学生と子ども達がレゴでワイワイに遊んでいる様子を見て感激されたようで何より。
これまで何度もレゴイベントを開いてきたけど、教育長自ら現場に足を運んでいただいたのは初めて。

大学と市役所の連携事業となった本企画だけど「大学から相談された初期のイメージとは全く違いました。」はサイエンスドームの担当者。
その通りで、相談は授業と並行して行っていたから全体像を明確に伝えるコトができず、でも学生の熱量に共感されて、たくさんの配慮をいただき、館長自らも何度も足を運んでくれる。

誤解を恐れずに杓子定規で言えば、今回の企画は通常業務ではない“余計なコト”で素人が行うから心配されたと思うけど、関係者がそれぞれ“ちょっとだけ”踏み込んでいただいたことで、想像以上の成果が創出されるという事例になる。

2023年12月18日月曜日

夢も希望もある話。


2年生から4年生の創価大学生と。
【私】この先、どんな仕事とか分野に進みたいと思ってるの?
【学】私は子どもが好きで、今、プログラミングを教えていて、このまま、この分野に就職予定です。

【学】私はマーケティングやマネジメントに興味があるので、好きなブランドに就職して活かしたいです。

【学】私は広告業界に興味はあるんですが、自分はデザイナーではないので、プランナーやプロデューサーのような職に就きたいです。

【学】私は英語が得意なので、子どもへ英語の楽しさを伝えたいです。来年は留学も決まっているので、英語のスキルも上げてきます。

【学】私は空き家問題に興味があって、空き家活用の分野で起業できたらと思っています。

【学】私は地方創生に取り組みたくて、実家のある兵庫県で公務員を目指します。

【学】私も地方創生に興味があって、電車の運転手になりたいと思っていて、既に社内説明などを受けています。

【学】私は高校生の時に、ウィリー・ワンカのチョコレート工場(「チャーリーとチョコレート工場」)を作りたい!」と本気で考えていたんですけど、難しいなぁと思って諦めました・・・。

【私】まだ20歳辺りでしょ?何でもできるよ!卒業して最初の就職先が希望を叶えるとは限らないから転職してキャリアアップしたり、複業して新しい可能性を見出したり、チョコレート工場も30年後にはできてるかもしれないよ!

夢も希望もある話に「元気をありがとう!ヨレヨレでカサカサの心が潤いました!」で、大爆笑。

三つ編みベイダー


イベントに訪れた保護者と。
【保】このイベントは毎年しているんですか?
【私】いいえ、今回が初めてなんです。このイベントは創価大学生による授業の一環で、リーダーシップやプロジェクトマネジメントの実践機会なんです。
【保】それは良いですね!面白いイベントに子どもが楽しみにしてたんです。

【保】レゴの量がハンパじゃないですね。何でも作れますよね。家のレゴでは作れる種類が限られるから・・・。
【私】100kg以上あると思います。
【保】100kg!?レゴ社の協力なんですか?
【私】いいえ、実は私の私物なんです。
【保】えっ!?

【保】大学生はアルバイトですか?
【私】いいえ、授業の一環でこのイベントを企画運営しています。
【保】子供への接し方が優しくて丁寧で、うちの子が初対面の人とあんなに楽しそうにするなんて。
【私】授業で学んだり、自分たちなりに考えて接しているんだと思います。

【私】スターウォーズをご覧になったことがありますか?
【保】父が大好きで私と妹も女の子遊びよりもライトセーバー振り回したやんちゃ娘でした。
【私】懐かしいものがありますか?
【保】このフィギュアは懐かしいですね。息子がフィギュア好きなので、スターウォーズ好きにして三世代で楽しめたらいいですよね。映画見直します!

【私】この剣(音が鳴るライトセーバー)を持ってごらん!ついでに、この(ダースベイダーの)マスクも被れるんだよ!
【子】被りたい!
【私】OK!じゃあ、こうして・・・ハイ、できました。お母さんお父さん記念撮影どうぞ!【保】アハハッ!いい!すっごくいい!こっち向いて!構えて!
【私】三つ編みベイダーだね!かわいい!

2023年12月11日月曜日

狼煙再び。


「おつまみ」に可能性を感じたのは11年前、ココ大の設立直後。愛媛県愛南町出身で銀座ロックフィッシュの店主、間口一就さんの「ちょっと変わったおつまみ本」という本を義兄に教えてもらい、面白い人がいるもんだ!と勢いで会いに行ったのがことの始まり。
その後は「ラーニングBAR」にお越しいただき、生産者らと一緒に「愛媛の創作つまみ」授業を実施。個人的にも思い出深い授業の一つ。

つまみを「世界最小の料理」と位置付け、伊予市や松前町は珍味発祥の地でもあるので、世界へ売りだそう!と企画書を書くと喜んでいただき、いざ!という時にコロナ禍で消滅・・・。
でも、先日の「缶つま授業」で再び狼煙があがったかも!?。今回の授業に先立ち、数年前に書いた企画書を読み直したら、やっぱり可能性しかなかった件。
「これ、イケますよ。」とパパイズム鈴木さん、IYO夢みらい館の館長の言葉にも押してもらう。

時流の価値観に照らし合わせても「つまみ」は「時短料理」や「キャンプ飯」「非常食」などとも合致する。
つまみの定義は既に決めてある(混ぜる、和える、添える程度など)から、協力者を集めればいいだけかも!?となる。「〇〇に〇〇、〇〇も求めていますよ!」となり妄想広がる。
松山東雲女子大学の授業でもしてみようかな?女子大学生のアイデアってスゴいし。

14品もできちゃった!


料理好きの人、お酒が大好きな人、全く料理をしない人、お酒を飲まない人、ソロキャンパーなど色々な人が集まった「缶つま授業」。先生はイタリアンで腕を振るったパパイズムの鈴木雅也さん。

今回は参加費以外に「缶詰を一つ持ってくるコト」が参加条件で、ツナ缶やイワシ缶、ベーコン缶、焼き鳥缶などを提供してくださった皆さん。
今回の授業で改めて思ったのが缶詰って意外と高い(高いものは1個600円とかする!)

そして話題作りに「非常食(これはリゾットなると鈴木さん)」と「海外缶詰(マレーシアのドライトマト&ツナ、チリ&ガーリック& ツナ)」と「郷土料理(いぶりがっこ/秋田)」も持ち込む。

普段は“そのまま”食べている缶詰に一工夫して“もっとおいしく”しようと、IYO夢みらい館の図書館にある缶詰料理本を参考に「創作つまみづくり」に挑戦したら、みなさんアイデアが溢れてしまい1時間余りで14品もできてしまう!

並んだのは、これまで食べたことのない品(笑)。想像してた味と異なってた味もあったけど総じて美味しいとなる(当然だけど)
バロメーターの一つは、子ども達も「これ、美味しい!」と言った味があったこと。
創って食べて学んだ「おいしい授業」は大いに盛り上がる。「この授業、また参加したい!」と帰り際の参加者達。

2023年12月10日日曜日

遠隔称賛!


創価大学で教える妻の授業で「リーダーシップを発揮しながらイベントを企画運営する。」という授業は、【こどもスペースラボ〜学生と一緒に100kg分のレゴブロックで宇宙に触れて、遊びながら“科学するチカラ”“ワクワクするココロ”を育む時間に!〜】とタイトルが決まったことで、一気に推進力が生まれ、12/16-12/17の本番へギアチェンジとなる。

これまで「こんな」「あんな」「そんな」で綴ってきたけど、学生達は「広報チーム」「レゴチーム」「SW展示チーム」「マネジメントチーム」に分かれて連携しながらシュミレーションをしながら企画立案やプロジェクトマネジメントをOJTで学び中。

八王子市の協力もあり、全戸配布の広報で紹介されたり、チラシには校正が入ったり、会場となるコニカミノルタサイエンスドームとのやりとりもしている学生達。

でも、学生達は他にも授業があるわけで、授業の合間をぬいながら会場で確認したり、チームで集まりブラッシュアップしたり、単に授業かもしれないけど「自分たちごと化」されてるのが伝わっていて「素晴らしい!」と遠隔称賛。

当日はレゴの他、ビンテージトイと表現したスターウォーズコレクションも展示。でも、学生達は生まれてないから「なんですか?コレ?」となるけど、彼ら彼女達の保護者世代には響いてるようで、それでよし!となる。私も参戦へGO!

2023年12月5日火曜日

できることコツコツと。


「えひめレゴ部」で一緒に活動した森さんのご遺族から預かった「松山城」「宇宙船えひめ号」に私の「100kgのレゴ」を加えて「レゴまつり」をIYO夢みらい館で3日間実施。
まず、「松山城」「宇宙船えひめ号」の迫力に驚く来館者。「これは売ってる(≒商品化されている)レゴじゃないですよね?」「オリジナル作品に、既存の商品を組み合わせています。」「スゴいね・・・。」とポッカーンと眺める子供に保護者が声をかける。

次に、圧倒的な量のレゴに驚く。8つのコンテナに分けたから、求めるパーツを探すのは宝探しのようでゴソゴソしては「見つけたー!」「見つからない・・・」など悲喜交々。
欲しいパーツが既に遊ばれていたら声がけしたり、交換したり、子ども達ならではの“駆け引き”もあったりして、こうしてコミュニケーション術を学ぶんだと思ったり。
そして、いつの間にか保護者の方が熱が入っていたり(笑)

ホント、レゴは面白い。「レゴを使ったプログラミング教室をしたらいいのに・・・。」と言われるけど、ニーズはあるのかな?
「松山城」「宇宙船えひめ号」は引き続き展示。「100kgのレゴ」は12/16-12/17に東京都八王子市のコニカミノルタサイエンスドームで行われる創価大学生が企画運営のイベントへ出発!

この企画はリーダーシップとプロジェクトマネジメントを組み合わせた授業の集大成というのかだから、これも面白い!

2023年12月4日月曜日

市民先生デビュー!


6月からIYO夢みらい館で行ってきた「市民先生養成講座」。そして学んだコトを実践しよう!とカタチになった「IYO夢みらい館授業コレクション」を12月2日に実施。
養成講座には8名が参加し、うち4名が市民先生デビューを果たす。
1回目から振り返れば、最初は緊張していた参加者も、腹を括ったのか「それまでの教わる姿勢から教える姿勢」にもなり、ココ大が提唱する「学びあい」を理解してくれる。

「教えたコトなんか一度もないですよ!ハァ、どうしよう・・・。」と、不安げな顔で吐露しつつも「年一回、ココ大がしてるような料理教室(例:味噌づくり、梅シロップづくりなど)に育てたいです。」という感じ(笑)。

4種類の授業は私が知らない、企画したことが無い内容だったから、全てが新鮮でココ大にとっても新境地だったのは事実。特にフェムテックは私が知る由もなく、でも大切なコトだった。

これぞ「四方よし(市民先生よし=自己実現、市民学生よし=知的欲求満たす、IYO夢みらい館=来館目的増、ココ大よし=新授業増)」の良いコトしかない授業。と自画自賛。
自分を表現できたり、自分の言葉で紹介できたりすることは、とても価値あることと実感できたようで、これで市民先生養成講座は一区切り。
「IYO夢みらい館でまた授業をしてもいいんですか?」「もちろん!」

2023年11月26日日曜日

レゴまつり。


IYO夢みらい館初となる「レゴまつり」
。経緯はココ大とIYO夢みらい館のコラボ授業の打ち合わせでレゴが話題になり「子どもたちはきっと喜んでくれるはず!」という想像で当日を迎える。

「えひめレゴ部」で一緒だった森名誉顧問から預かった「松山城」が部屋中央にドッーン!と飾られ、部屋に入った多くの人が「えっ!?あれがレゴ?」とビックリするのが第一声。
次に100kg以上のレゴが無料で自由に遊び放題と分かり「えっ!ホント?いいの?」が第二声。

更に、遊びに興奮する子どもたちの声、のちに泣きじゃくる子の悲鳴が第三声(必要なレゴを探している最中に、人形や花、動物などが誰かに持っていかれてしまうことがあるから)。
次から次へと遊びに来る子ども達、親を引っ張って来る子も。

そして最後は保護者の懇願にも近い「ねぇ、おウチに帰らない?」という第四声。でも大抵「いやだ!まだ遊ぶ!」という子ども達。肩を落とす保護者だけど「子どもが集中するってスゴいですよね。」など世間話。
見たこともない量のレゴを前に子ども達は宝探しのようにパーツを探す。そして、完成すると見せにきてくれる。

強制的に帰宅の途につく子どもも多く、その時の保護者の決め台詞は「明日も来ようね!」。そう!今日も17時まで100kgのレゴが無料で自由に遊び放題。そして12/9(土)も行われるIYO夢みらい館「レゴまつり」。

2023年11月3日金曜日

気持ちが灯る。


創価大学にて八王子市の協力のもと、実際にイベントを企画立案して実行&終結までを実践で学ぶ授業。授業は週一回だけど、そんな回数では足りず、学生には自主性(自分たちごと化=リーダーシップ)が求められていて、こっちが忙しさを忖度して気を回そうと思っていたら、自分たちなりに動き始めていて、やる気スイッチが入ったよう。

イベントは、「こどもスペースラボ〜大学生と一緒にレゴブロックで宇宙を知り尽くせ〜」と大学生達が命名し、コニカミノルタサイエンスドームで12/16-12/17の2日間。
八王子市の広報誌にも告知が載り(掲載文章も大学生たちが悩みながら作成)、こういう「動けば反映される環境」って大事。自信につながる。

企画立案を学んだことがない学生たちが四苦八苦して企画書を作成し、挙げたタスクをWBS(事業進行表)に落とし込む作業は、簡単に理解できるものではないと思っていたけど果敢にチャレンジするのだから、若さが持つ勢いっていい。
そして広報チームは授業中でもカメラで様子を記録していたのだから立派。

オンライン参加だったけど、熱量がモニターを通して伝わってきた。愛媛でもこんな授業ができたらいいのに・・と本当に思う。

2023年11月1日水曜日

12年で369名。


ココ大の市民先生が一気に6人増えた。「市民先生養成講座」から5人、これまでココ大付属学園でお世話になっていたパパイズム鈴木さん。
これで計369名を登録、12年間(うち3年間はコロナで授業できず)でこれだけの知識、技術、経験と出会えたのは宝。
これらは全て、ココ大に関わってくれた多くの皆さんの賜物。

色々な市民先生がいる・・・と、バラエティ豊かな先生たちを見返す。
“先生”というと大学などの教授や博士などが思い浮かぶけど、います。
漁師や生産者も市民先生、マジシャンやバーテンダー、ホステスだった方も市民先生。折り紙や森遊びの達人らも市民先生。伝統工芸などに携わる方々も市民先生。キャラ弁づくり、ガンマニア、サバゲーの方々も市民先生。海外在住の方々も市民先生。高校生や大学生も市民先生だった。

「料理が上手だから」「こんな経験を持っているから」などで市民先生を希望される方も多いけど、上手とか豊富な経験では市民先生になれず、一方的ではなく【学びあいの精神】を持っているか?は定款に記したポリシー。
市民先生養成講座ではしっかり伝えたと思うので、大丈夫なはず!
ただいま、4つの授業の参加者募集中。

2023年10月25日水曜日

目立ちたくない。


「満点をとれるのに“わざと”間違えるコトがある。」という話に超ビックリ!
聞けば「周りから妬まれたくない。」とか「目立ちたくない。」などの理由があり、そんな状況になったことがないから(なっ!なんで、そうなるの?)となるも、ご本人なりの「不都合な真実」があるんだろうな。
「目立ちたくない。」は、子ども達からも聞いたことがあり、そんな忖度させる環境や人間関係って何なんだろうと。

「自己肯定感が削がれていく・・・。」は、日常生活の中で「正しい判断(振る舞い) or 正しく無い判断(振る舞い)≒大人だから、社会人だから、親だから、責任者だから等」を求められ、プレッシャーとなり、いつの間にか「正しい判断(振る舞い)が当然」とされると、指摘はされても褒められるコトはなくなり、小さな指摘でもチリツモで一つ一つ、自尊心が削がれていく。

そんな状況は苦しいよな・・・と思う反面、感謝などの気持ちを伝えれば99%の状況は改善すると個人的には思ってる。
12/2(土)にIYO夢みらい館で授業をする4名は、それぞれに当事者としても課題を感じていて、改善策の一歩となる授業内容を詰めていて最中(公開していますが、募集開始は未だ)
知らないコトばかりと、驚くばかり・・・。

2023年10月3日火曜日

オーバーナイト授業。


4月から指定管理者制度になったIYO夢みらい館、運営者はFun Space株式会社
「民間運営になったので、民間だから振り切った企画をお願いします!」と、図書館を活用した授業を相談されて企画したのが「本とスパークリングワインの夕べ」「図書館に泊まる。」「おつまみ学」の3本。

「本とスパークリングワインの夕べ」は6月に盛況で終わり、いよいよ「図書館に泊まる。」が来月に迫る。
「図書館に泊まれるんですか?」から始まり、ビックリされたものの、よく考えれば公共施設だから、災害時などで一時的な緊急避難場所になる可能性もあるから“何事も経験”で実施する価値がある!という判断で内容を詰めていく。

泊まると言ってもホテルじゃないから、寝具などは自前で持ち込み。寝ずに本を読み倒したい人は「静かに本を読む部屋(サイレントルーム)」を確保。
飲食もできるスペースが整っていて、「料理研究室」もあるから、必要であれば夕飯や朝食をつくることもできる!

文化ホールも併設されているから、必要なら「シャワールーム」まで使える!
「せっかくですから、IYO夢みらい館について知ってもらいたいですし、使ってもらいたいですし」と館長。
話を詰めていくとワクワクが増してゆく!授業申込開始まであと少し!

2023年10月2日月曜日

真面目に不真面目。


「真面目に不真面目(解決ゾロリの名言)」ではないけど、周りから見たら(一体、何してるんだろう?)と思われること多し。本人はいたって真面目なんだけど、不思議・可笑しさがあるのかな。
ついに「家中キャンプ」を始めてしまう(笑)。パップテントのようだけどサンシェード・タープな感じ。前幕を用意すれば四方が覆われるからプライバシーなどの問題もクリア。

組み立てると想像以上に大きい!床の広さは幅200cm×奥150cmほどで一人で寝るには(寝ないけど)十分だし、2人がイス+テーブルを置いても余裕。とにかく軽い(他社製品は4kgほどが多いのに2.4kg)のが決め手。
夏だけの登場ではもったいなく、家中キャンプでも物足りなく、屋内でも使えないか?と企画提案した所「いいですね!面白いですね!」となり予行演習。

面白い、楽しい企画をするには考える時間も手間もかかる。それも預かる事業の場合は責任も追加されるから、相手にも一緒に楽しんでもらう必要がある。アイデアを実現させる構想力大事!
床面の敷物はどうするの?と思われるかもしれないけど、そこもキチンと用意できているのが企画の骨頂!
不真面目のようだけど真面目に真剣に取り組むって手間暇かけないとできない!

2023年6月25日日曜日

ココ大授業のつくり方。


何度も確認したのは「市民先生が伝えいたコトではなくて、市民学生が知りたいコトを伝えるコト」。これがココ大が提唱している【学びあい】につながる。
知識や技術、経験を持っている人の落とし穴は「よかれと思って自分談を伝えようとするけど、聞き手と自分は違うので、ズレてしまう時がある。」
そうではなく知識や技術、経験を相手目線で再構築して伝えるコト重要。

そのためには「市民先生自身が最初の市民学生という意識」で授業を構築しなければならず、市民学生のことを想像する力が伴う。自分が学ぶ時につまづくポイントだったり、表現や表記で分からないポイントだったり、想像しながら授業の構成をするのが大切。

すると、今度は「どこまで伝えたら(教えたら)いいんだろう?」と悩み始める。せっかく学びに来ているのだからと、授業で120%教えるのも悪くはないけど、ココ大の場合は違う。
【健全なモヤモヤ】とも言うけど、授業時間で完結させてはならず、教室を出てからが本当の学びであって、学びの余白を残して持続的な探究意欲を提供できるかが腕の見せ所。

そのためには【常に問いを立てる】は重要で、向上心のきっかけ。「振り返り」とも「内省」とも言うけど自分と対話することで、思考は深くなると伝えたつもり。

2023年6月20日火曜日

スタンドかも?


「ジョジョっぽい」噴水があった丹原高校にて(時間を止めるスタンドがいそうな画)。
高校一年生へ「モノごとの進め方(検討→計画→準備→実行→終結)」の説明を「キャンプでのカレーづくり」の段取りに見立てて紹介。
「(検討)どんな味のカレーにする?」「(計画)具材はどう調達する?」「(準備)具材を切ったり、炒めたり」「(実行)皆んなで美味しくいただく」「(終結)片付け、感想共有など」

でも、キャンプでのカレーづくりにハプニングはつきもの!せっかく想像を膨らませてシュミレーションしてくれた段取りにイジワルをぶっ込む。
「ココのグループは買った食材を家に忘れてきました!」「ココはカレー鍋が焦げてしまいました!」、どんなイジワルを言われるかソワソワする高校生。
最後のグループは「鍋を誤って全部ひっくり返してしまいました・・・」で絶望を味わう。

最悪の状況から、どうリカバリーを見せるかが大切で食材を忘れたグループは「時間がかかっても家に帰る」だったし、カレー鍋が焦げても「鍋底は食べなければいい」だったし、最後の鍋を誤ってひっくり返してしまったは、「白ごはんはあるのでおにぎりで楽しむ」「UberEatsでカレーを頼む」と、レジリエンス力(スタンドかも?)を見せつけた高校生!