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2021年1月24日日曜日

アイデア検討中。

「30・10運動、15・10運動」と言われて???となる。食品ロスを減らす運動で「乾杯後30分は席を立たず目の前の食事を楽しむ。お開き10分前になったら自席に戻り静かにする。」もしくは「乾杯から15分間、終わり10分前は食事に専念して食べ残さない」とのこと。(それって、マナーが分からない子供対象?それともマナーを守らない大人対象?)となり、マナーを忘れてしまった大人対象とのことで愕然となる・・・。

日本の廃棄食料は1800万トン/年、うち食べられるのは632万トン/年(割合は飲食店から約50%の約316万トン、家庭から約50%の約316万トン)。家庭から出る約316万トンのうち、約20%(63万トン)は“手付かず”で賞味期限などで廃棄とのこと。日本人は毎日一人130g(ごはん一杯分)、1年間で約48kgの食料を捨てている計算。「捨ててないよ!」と言っても現実はそのよう。写真はエコ容器に入った某日のロケ弁。

撮影現場でも(もったいないなぁ)と思ったことがあって、調べたらフランスの撮影現場ではエコプラウドという連合体があり、エコ憲章をつくり、エコ撮影のガイドラインに沿って制作された作品は助成金にエコボーナスを加算し推奨しているとのこと。制作費に対して0.5%-1%の節約がされて、そのお金で子供達の鑑賞機会を作ることかできたら、それこそ“循環型撮影”だよねと、アイデア検討中。

2018年9月10日月曜日

パリ終了!

パリで気づいたこと。ホテルのTV位置が天井近くにあったこと(2軒とも)、男子トイレの小便器の高さが176cmの私で標準だった事(単に足が短いだけかも)、トイレットペーパーの幅が日本と比べると幅が短いこと(そして分厚い)、歯ブラシがデカいこと(こんなに口が大きいのか!)、飲料水は硬水なため、滑らかというかトロリとしてること、観光バス内では飲食禁止(仏観光協会お達し)。

2024年のパリオリンピックを控えパリ中心部は拡張工事などが始まったこと。強烈な目的があれば往復700kmでも人は日帰りすること(東京↔︎名古屋間、東京↔︎仙台間と同じ距離)、旅行中は野菜不足になること、地域が次世代や環境のために開発や目先の利益を自制していること(フランスは年間8600万人、うち日本人は約2000万人が訪れる過去30年間世界一の観光立国)。

日本は一部過度なサービスを提供していることを再確認。人の期待値の数倍値で返す日本。1mmでも期待値を超えていれば満足で、3mm越えればファンタスティック!5mmで神対応という感じか、8mmだと度を超えて面倒、煩わしく感じるかも。人それぞれに受け止め方は異なるから一概に言えないけど、「ほどよい心地よさ」とは何だろう?と改めて考えたり(私は「心地よさ」とは誰にでも合わせられる「柔軟性・弾力性」と思う)

2018年9月9日日曜日

チャレンジ筆頭格


いざ、自分が一人の旅行者となると、異国では起きてから寝るまで何かをチャレンジすることになる。例えば、ホテルの部屋では電気スタンドの電球がなく、フロントに伝えて取り付けてもらうが、部屋に来る人は(怪しくないか?)と用心するし、翌朝の朝食もどういったルール(順番や身元チェックなど)があるのか尋ねないといけない。そして最大の挑戦は「食事」になる。特に初めてで言葉の通じない国ではチャレンジ筆頭格!

毎日レストランでは予算オーバーなので、近所のスーパーで調達(現地のスーパー巡りは国柄が出て好き)。ただ、部屋で食べるのも飽きる、そもそも料理は温かくない。フランスでは、カフェとレストランは別物で、カフェは指差しと英語で注文できるけど、レストランは、挨拶からフランス語の洗礼で撃沈!写真はレストランで食べた50ユーロ/人のラムステーキ(焼き具合をフランス語で話すも通じず英語で押し通す)

愛媛に訪れている外国人を思うと似たような事態に陥っていないか?と思う。「道後は特に外国人が如実に増えてるね」と友人。フランスでは肉もあればベジタリアン、ヴィーガン、ハラルなど「訪問者にストレスを与えない」選択肢がある。(松山はまだ大丈夫でしょ?)と思ってると気づかぬうちにダメージがあったり。食の多様性は旅の思い出に直結すると痛感。

2018年9月8日土曜日

魔法にかかる。

若い頃は興味のあったブランド衣類。80年代後半はパーソンズ、KENZO、メルローズ、BIGIなど「DCブランド」。NYに渡るとStüssyTHRASHERなどのストリート系の友達も多かったことからカッコいいと思ったり。でも今は全身ユニクロ(も立派なブランドか!?)。でも思春期多感な15歳には色々とカッコよく見え、「どうしても行きたい店がある」と聞けば「SUPREME」。

有名は赤いボックスロゴは現代美術家のバーバラ・クルーガーをパクってるのね。と、父、息子と違う所に興味津々。「そこじゃない!」と息子に言われそうでしたが、「並ぶから早く行こう」と11時開店なので10時に行くと警備員が「11時に戻って来い」とつれない・・。で11時前にいくと整理券を配るほどの行列!(パリで行列ー!?)と思い、先ほどの警備員を見つけ話すと「お前は入っていいぞ!」と店内に入れてくる(Thank you!)

Tシャツ一枚6000円、バックが2万円、キーホルダーが3000円と日本と比べると少しは安いと言うけれど、大人になって冷静に見ると値段高すぎ!で人多すぎ!店員に聞けば3日前に新作が発表されたとのことで「新作が並んでいるんだ」とイレズミの彼。息子は望みの品を購入できご満悦、アレッ!私は新作のロゴが入ったパーカーを購入してる!?SUPREMEの魔法にかかったのか?カードの魔法にかかったのか!?

2018年9月7日金曜日

真実と虚栄の王宮

父は伊勢丹美術部で働き、確か「伊勢丹美術館(百貨店がこぞって自営の美術館を運営していた時代があった。)」の責任者だったはず。祖母、母、姉は女子美術大学で学ぶ。私はというと美術が得意だったにもかかわらず日芸に落ちてNYに渡り、SVAに入ったものの周りについてゆけず退学したポンコツ。でも幼い頃から美術に恵まれ美術館は大好きな場所の一つ。

ルーヴル美術館は「日曜美術館」でも予習しました(笑)。しかし、行ってみると広過ぎて何から見ていいか分からずにいると「2階から見よう!」と息子。意外や予習をしてきたのは息子も同じで、作品の紹介をしてくれる。父、嬉しくて涙腺緩む。特にルーブル美術館で2番目に大きい(6.3m×9.3m)「ナポレオン一世の戴冠式」は「登場人物190人以上」「全員ほぼ等身大で描かれている」「演出という名の不在人物の実在」など、トリビアが面白かった。

1階、そして0階でギブアップ!本当は-1階、-2階まである5階構造ですが「ルーブル!次回まで許してやろう!」と負け惜しみしてカフェへ(この時点で3時間ほど経過)。期待していた「ミュージアムショップ」はまぁまぁ、何も買わず。美術館が面白いのは「真実と虚栄が巧妙に入り混じるワンダーランド」的な所。真面目一辺倒では「遊びの余白」がなくてつまらないよと。

2018年9月6日木曜日

モンサンミッシェル

フランス版「道後温泉本館」と言っていいかな?たぶん、それだけの歴史と迫力があるのがモンサンミッシェル修道院と勝手に思う(ちなみに道後温泉本館は1894年建築、モンサンミッシェルは1874年に歴史的建造物に指定され修復)。「大天使ミカエルを祀った宗教建築物」で、無知な私でも高さ80mの教会に建つ高さ32mの塔上に切り取った悪魔の首を持ち輝くお姿にはビックリ(いつ見てもピカピカ)。

聞けば、150年以上前に料理好きだったアネット・プラールさんが嫁いで修道者などへ作ったオムレツ(この地域は乳牛、塩で有名)が好評で有名に。で、今は「プラール」ブランドでオムレツ、クッキー、キャラメル他お土産、ホテル経営まで!入れ食いなファミリービジネス(下品な表現スミマセン、でもクッキーとキャラメルは話のネタに買いました)。プラールさんのお墓まで名所になってたから商魂たくましい(笑)

話を戻して修道院は下界とは異なり「用の美」。シンプルな構造にある最低限のデザインに末っ子も感動しきり。隅々まで見て周ると2時間かかります(ベランダからの眺めは視界に近代建造物が見えずタイムトリップな光景が広がる)。お勧めはやはり夕方から夜。夏は20時頃から陽が沈みライトアップされたモンサンミッシェルの佇まいに無宗教者なのに感動(笑)。対岸の村から続く2kmと言われる道は歩いた方が絶対にいい!

そのままが魅力。



人生初のツアー旅行、添乗員も同行者もいない末っ子との二人旅。「フランスでは未成年と二人での入国は誘拐・人身売買と思われるから」と脅され、書類を携帯するも顔が似てたのか質問ナシ!ホテルはパリ中心部から地下鉄で約20分の場所。移動に地下鉄は不可欠。地下鉄の乗り方にオロオロしてると、隣で切符を買っていたフランス人が助けてくれた。欧米系、アフリカ系、アジア系、南米系など「フランスは自由です」とガイドさんが言ってたけど、その自由に多様な人たちが集まっているのかなと。

パリ中心部でカフェに入り、行き交う人や街の観察。気付いたのは目の前を通り過ぎる人は昨日も明日もココを通るかもしれない、ゴミ清掃車はルーチンのようだったし、ダンボール抱えた仕入れ業者は店主と挨拶、会釈したお婆さんは近所の方かな?ジョギングの女性はココがルートなのか?私の好みは「異国の日常にお邪魔」することで、市井の飾らない「そのまま」がなによりも魅力に写る。

愛媛を訪れる外国人には「愛媛の日常」に触れたい人も多いと思ったり。パリで私たちは明らかに観光客だけど周りの人はいい意味で全く気にしない。でも、困っているとさり気なく気を使ってくれる。観光でも日常にいかにとけ込めるか?一体化するか?が次にまた訪れたい!と思わせる要因の一つかもしれないと思ったり。街角でコーヒー飲みながら・・・。

2018年9月5日水曜日

ツアーは時間との勝負!

朝7時、パリ中心部にある日本の旅行会社に集合。この日は69名!という大人数でモンサンミッシェルへ。移動距離は片道350km、約4時間の(2階建)バス移動。69名のうちモンサンミッシェルで宿泊するのは我々ともう一組の計4名のみ、残り65名は日帰り。このツアーは「着地型」といわれる現地ツアーで(何か参考にならないか?)と考えつつ出発!

350kmの距離は松山→大阪と同距離で(日本だったら躊躇する・・・)ツアー。バスは高速道路を時速100km超で走り、途中の「村」で休憩、写真はその村で「フランスで最も美しく残っている村の一つとして認定」されてるとのこと。どこの国でも素材を掘り起こし磨いて資源にするのは同じ。でも末っ子には退屈な場所だったようで年齢や経験の違いで印象は異なるもんだとメモ。

モンサンミッシェルが見えた!でも時間は13時なので対岸の村(この村がモンサンミッシェルの出発地)で昼食。「オムレツ」が超有名とのことで、69名全員がチーズオムレツ。人数が多いため時間がかかり一同不安げ、でも私と息子は宿泊するので平然。結局、食べ終わり自由行動は14時から。でも16時出発とのことでこの村からモンサンミッシェルまで片道2km、65名は大慌てでシャトルバスで上陸。2時間で見て回るのはもったいない・・と思いつつ私たちは別れ、悠々と上陸。

2018年9月4日火曜日

逃避行

カタール航空をローカル航空会社と思っていたら超大手航空会社。「欧州サッカーのスポンサーだよ」と息子に教えられる。まずは成田空港からドーハ空港まで10時間のフライト、映画はグレイテストショーマンを観て機内で泣き(息子ドン引き・・)、ジオストームで環境問題を考え、キングスマンを見て過去のスパイ映画と比較する。でも、機内食はどうして食欲をそそらないのだろう?

夕食は遠慮して朝食はヨーグルトのみ、動いてないしね。上海など各地の眩い夜景を見ながら日付変更線をまたいでドーハ空港に到着。ケタ違いに広い空港で次の便までの3時間をラウンジで待つ。ココで現地の色々な食べ物と飲み物を教えていただき、異国の味を堪能。ラウンジにいると世界は広いと感じずにはいられない。味も言葉も振る舞いも完全にアウェイ。

シャルル・ド・ゴール空港へもカタール航空、だけど今度は最新の2階建て飛行機でその2階席。6時間のフライトはまた映画三昧。ジャスティスリーグ、レディプレイヤーワンなどを見て万人ウケする構造を知る。朝食にミートパイをいただき(マクドナルドのアップルパイの中身がミート風)パリに到着。拍子抜けしたのは入国審査がパスポートのみの超アッサリ。到着して10分後には出口、ボンジュール・パリ!