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2024年3月11日月曜日

セッション。


わざわざ時間とお金をかけて県外の知らない土地へコワーキングに行くのは当人の意思。
行こうと思わせる動機は旅好き、人が好き、気分転換、出稽古など人それぞれ。
そんな中で参加の動機を「有休消化」と教えてくれた人が複数いて、(その視点があったか!)とメモメモ。有益と思う。

今回、シロヤマテラス津山別邸というホテルに宿泊させてもらったけど、せっかく時間とお金をかけているのだから・・・というギブ&テイク的な発想をすると、宿泊先のクオリティ&ホスピタリティは重要。

今回、事務局が女性、参加者も4名が女性だったことから、その点も考慮されたのかも。
でもその結果「すごく良かった!」は全員の感想で、日常からの解放という意味でも、地元食材、大浴場、サウナ、トレーニングルームなどが整っていて大満足。
個人的には洗濯の必要があり、2時間で洗濯から乾燥が完了する“いい洗濯機”で大満足。

プログラムも地元企業と直接関われたので、普段とは違う脳ミソを使えたし、体も動かせたし、何よりも一期一会で知り合った方々との即興のようなセッションによるアイデア構築は普段ではできないので楽しかった。

3泊4日という期間はギリギリセーフだったりアウトだったり。
愛媛県鬼北町でも同じような3泊4日のコワーケーションプログラムを実施したけど4日間を確保できるか否かは、ほんとギリギリ。かと言って2泊3日では物足りないしな。

今回書いたことを、エールラボえひめのコラムとして再構成しなきゃ!

2024年3月10日日曜日

10時間で最終発表。

前席右がトドさん

ご提案はオープンラボ改めわくわくラボの開設」となった我らIKOMAロボテック班の事業アイデア。

中間発表に約5時間、それから最終発表まで更に約5時間の計10時間かけてゼロから作り上げた事業アイデアは自画自賛の内容と発表になる。


岡山県内でも有名なIKOMAロボテック社と言えども課題を挙げればキリがなく、例え課題を改善したとしてもマイナスからゼロになる程度。

それならば未来志向で、ゼロからプラスの方が良いと、着目したのが課題の一つだった活動が停滞気味のオープンラボわくわくラボと改め、ワクワクが生まれ続ける場所への転換をはかるアイデア。


実際に会社からラボ長に任命されたトドさんを主役に事業構想。「楽しい!楽しい!ワクワクする!」というトドさんの共感もあり、描いた事業アイデア。


「じゃあ、発表は誰がする?」となる所で、私から間髪入れずにトドさんにお願い。

我々でも発表できるけど、それでは伝わりにくい感じがして「トドさんの言葉で、資料を追わず、思うままにプレゼンしてください。」と、伝えるとトドさんも納得してくださり、津山市の課長ら20名以上の前で、事業アイデアを自分の言葉で発表してくださり、ジ~ンとなる。


慣れぬ発表だったにもかかわらず「自分たちごと化」として昇華した瞬間。

エコ贔屓だけど、我々の班の発表が最も印象的だった件。私も自分の役目を全うできた感。

コワーケーション考察。

特別ラウンジから見える津山城

ネットで調べると「コワーケーション」とは「企業の合宿やオフサイトミーティング時に最適な滞在施設、研修・体験コンテンツ、そして必要な機材準備まで手配するコンシェルジュ型サービス」とのこと。

似た言葉の「ワーケーション」は、「テレワーク等を活用し、リゾート地や温泉地、国立公園等、普段の職場とは異なる場所で余暇を楽しみつつ仕事を行うこと」と観光庁が定義してた。


ちなみに「ブレンデッドトラベル(ビジネス+旅)」と提唱したのはグーグルのトラベル部門で、実践しよう!とスペイン→イタリア→オーストリアへ旅をしながら仕事もしたのは2023年2月7月。これもワーケーションの一つだけど移動型。


今回のような拠点滞在型は初めてで、
コワーケーションプログラムでもあったから、その土地を学びながら触れ合った4日間。このような機会がなかったら訪れることがなかった津山市。

「交流人口/関係人口」という言葉も何度も出てきたけど、そもそも、
交流人口/関係人口って、地元の方や地元の味、地元ならではの情報、そして地元の宿など、いくつもの要素が絡んだ相乗効果として、その街から受ける印象が決まるからコワーケーションプログラムって効果的なんだなと。

「エールラボえひめ」でも、交流人口/関係人口にコワーケーションなどの案件があったけど、これでまた一つ、相談を受けても実体験を通して応えられる事案が増える。

2024年3月9日土曜日

5時間で中間発表。


工場見学が約1時間、検討時間は約5時間で中間(経過)発表。短い間で事実を把握して仮説を立てて確認と共有をして、解決策のストーリーを描く作業は、慣れてないとできず。

その点、我々Aチームは大手代理店勤務を経て独立された各地で活躍しているマーケティング系のプロ。

IT系から創業系まで様々な事務局運営経験が豊富でスマホ3台、PCも駆使するコーディネーションのプロ。

津山市が大好きで、普段はサラリーマンながら、津山市を良くしようと積極的に地域づくりに関わっている23歳の青年(この青年は我が子よりも年下で息子状態)。

そして、IKOMAロボテックス株式会社のトドさん。このトドさん(同じ50代)がとても素敵な方で終始笑顔。(トドさんのために良いアイデアを出そう!)となる。

それぞれの立場から意見を出して議論を重ね、アイデアは発散なままだったけど、一つ一つのアイデアには共通要素があって、一つ一つを紡いで妄想ストーリーを構想させてもらう。

そして、この構想の最重要事項は「当事者のトドさん自身が楽しく携われ、疲弊した時でも最低限の労力で運営できること」となる。

中間発表をしたことで、見えない部分もわかり、妄想ストーリーをブラッシュアップ。請負事業でもなんでもなく好きで考えられるって、こんなにもノリノリなのか!?となる。
写真は他チームの発表の様子。

体も脳ミソも解す。


コワーキングプログラムには運動プログラムも組まれていて、説明には「リズムジャンププログラムを体験」としか書いてなく、よく分からないままタクシー移動で到着したのは「Grobe Sports Dome」というスポーツ施設。

説明を聞くと、元々は屋内プール施設だったのをGrobe Sports社がプールを埋め立てて新しくジム(と一言では形容しがたい施設)にリフォームしたとのこと。


だから、かまぼこのような半円型ドームの天井はガラス張り、流れるプールの名残りと思われるゴツゴツ岩や植物園のような雰囲気が残る不思議なジム。


「型ではなくリズム」と、スポーツリズムトレーニングメソッドを確立していて、運動(動き)はリズムが基本でビートに合わせて体を動かして!となる。


頭では簡単と思っていても、体が思うように動かない50代。トレーナーの言葉に合わせて二人一組の運動に「上手にできたね!」とドヤ顔でも「全くダメでした!」のダメ出しに爆笑しかない。


表拍子、裏表紙などのリズムを学び、体感していくと、これはジャズと同じリズムで映画「スィングガールズ(アルタミラピクチャーズ)」でも同じことを言っていたのを思い出す。


そう気づいてから「考えるな感じろ」となり、重い体でもリズムに乗るようになり、トレーナーたちから、よくできましたとハイタッチをいただく。


体をほぐしたつもりが脳ミソもほぐれた件。

2024年3月8日金曜日

一期一会の味。


朝食会場の一角で数人が並んでいたので、(ナニナニ?)と思ったら、「おにぎりを握ってくれるサービス」があって、他の料理とは違いキチンと区分けされて、おば様が“おにぎり担当”だった。
泊まっているザ・シロヤマテエアス津山別邸では、この“おにぎり”が朝食のウリの一つ。

つい「おば様はおにぎり職人なんですか?」「わたし?いやー、そんなんじゃないけどね。」「でも、おにぎりを握るためにいるんですよね?」「そうね」「じゃあ、やっぱり“おにぎり名人”じゃないですか!」「いやぁ、恥ずかしいわ」と、初対面の“おにぎり名人”高本さんとやりとり。

「じゃあ、鮭と“そずり肉(骨の周りの肉を削ぎ落とした肉、津山市の方言“そずって”が語源)”を一つずつ」と伝えると、丁寧に握ってくれる高本さん。
「泉谷さん、何を話してるんですか?」と、一緒に参加しているプログラムメンバーも寄ってきて「おにぎり名人と話してる所」。

「おにぎり名人って高本さんだけ?」「私とあと二人いるの、でも私が多いかな。」「ほらー、やっぱりおにぎり名人!」と初対面のおにぎり名人とコミュニケーション。

「美味しかったです。明日も来ますね!」と伝えて、翌日も「来ましたよ、高本さん。今日は梅干しと鮭で!」と伝えて、丁寧に握ってくれたおにぎりを頬張る。

「今日も美味しかったです。明日も来ますね!」と帰り際に伝えると「明日、私はいないのよ!明日は違う人!」と、これぞまさしく一期一会の味。

深度を探る。


課題課題課題課題課題課題課題課題課題・・・とずっと、見ているとゲシュタルト崩壊(全体を認知する機能が低下する心理現象)を起こして、脳に緊急ブレーキがかかる。

と、言うのも課題は基本的に大小問わず、必ず存在するわけで「課題=マイナス」なイメージからすると、「課題を改善してもゼロ」で即プラスな改善策はない。

また「課題=マイナス」なイメージから、負の思考連鎖が始まり、とてもネガティブで重箱の隅をつつくような極小にも意識してしまい延々と終わらない。

さらに課題一つとっても「軸(従業員の軸、経営層の軸、顧客の軸、組織の軸など)」「時期(直近、短期、中期、長期の課題)」「緊急性」「リスク(放っておくとダメージを被る)」など、色々な切り口があって、3日間では全てに対応できない。

こういう場合、一つは「目の前で困っている担当者の悩み(≒課題)」として、改善策へ取り組むのが最善ではないか?と思い、考える深度の調整が必用と知る。

そして、担当者自身が課題改善に辛く取り組むよりかは、楽しく取り組めた方が絶対に良いに決まっているし、我々だって楽しく考えたいし、新しく楽しい取り組みを構想したい。

次は「楽しいだけ」ではダメで、忙しい中でも持続&継続できる仕組みづくりが必用。楽しいも持続&継続のモチベーション要素であるけれど、仕組みができれば誰でも楽しくできる。

2024年3月7日木曜日

担当企業は。


「津山市Co-workation」は、津山市主催の3泊4日のプログラム。3組の地元企業(レプタイル株式会社、院庄林業株式会社、IKOMAロボテック株式会社)が紹介されて、それぞれから自社紹介。

レプタイル株式会社が創業10年と新しいけどブランディングやゲストハウス、こどもの教育など多岐にわたって展開していれば、院庄林業株式会社は建材事業から始まり、今では林業から住宅などまで一気通貫で担っている年商200億円企業、IKOMAロボテック株式会社は70名の従業員で産業用ロボットの企画製造をしていて社内ベンチャー制度もしていたり。

8名の参加者は3社に合わせて3グループに分かれて、私はIKOMAロボテック株式会社担当になる。
携わったことがない産業用ロボットについて学べる機会にラッキー!となる。
工場見学では火花を散らしながらの溶接、産業用ロボットの組み立てなどメカメカしい作業に「下町ロケットみたいですね。」と感想を伝えると「あんな感じです」。

「ココです。」と紹介されたのは、2階の一室で、高価な3Dプリンターなどがあるし、窓からは工場の様子が見える部屋(オープンラボ)。
「この部屋をもっと活用したいです。」というお題。

身近に工場や機械、プログラミングなどに縁がなかったら、未知の世界で知らずに生きてきたけど、もしも、身近にあって“日常の一部”に取り込まれていたら、知らずのうちに愛着などが湧くんだろうなと。

出稽古へ。


8:10発の岡山行きの特急しおかぜ「アンパンマン号」に乗車。ゴトゴト揺られて宇多津駅(どうでもいい話だけど、多度津と間違えて下車した過去アリ)で車両は岡山行きと高松行きに切り離され、しおかぜは瀬戸大橋を渡り、岡山駅に11時に到着。
ここまで既に約3時間!

次は岡山駅から津山駅まで快速ことぶき、11:40発の汽車。岡山駅でブラブラしてたらアッ!と言う間に出発時間。到着は12:52までゴトゴト揺られながら車窓から見る景色を見ながら(愛媛と似てるなぁ)など思いながら過ごす。

12:52に津山駅到着。人生初の岡山県津山市訪問。松山から4時間40分かかっての到着。津山城のある城下町で岡山県第三の街、人口は10万人を下回ってしまった・・・と市役所職員。

駅舎を出て指定場所に行くと既に数名の方がいて「こんにちは、初めまして泉谷です。」となる。

全員と初対面、かつ、誰が何をしてるかも知らずに来たから、よい緊張感でも4日間の仲間だし・・と不思議な雰囲気のまま、「津山市Co-workation」プログラムのオリエン会場へ徒歩移動。
で、到着したところは天満屋津山店、1階の生鮮食品売り場を通り(ココなの?)からスタート!

2016年以来(苦楽を共にした“ふるさとグローバルプロデューサー”の縁は今でも続いてる)久しぶりの出稽古。

2023年10月11日水曜日

未来の働き方。


メタバースの勉強会を「デジタルの日(10/9)」に合わせてエールラボえひめが開催。
結論から言うと、もの凄く可能性を感じる一方で、もの凄く悶々ともしてしまう。
理由は、これから確実に発展、浸透するのは想像できても、自分ごとに落とし込めない自分がいたから。

メタバース上で交流したい人は今の所、特定の人(例:家から出れない人など)が多いのかな。個人では“まだ”必要性を感じにくかったのが正直な感想。
否定ではなくて、これまでの断片的な情報から手繰り寄せたつもりだけど、今は黎明期かな。
アバターも分身とはいえ、生身の人間が操るので、結局は自分の時間などを割かなければならない。

「いづれ、泉谷さんのパラメータ設定がされた自律系AIアバターが出ますよ。」に「アバターがメタバース上で働いて稼いでくれたらいいのにね。二馬力!」と話すも、メタバース上でのマネタイズは企業協賛など、まだ手段が少なく、やはり黎明期。
「一人で複数人のアバターを使い分ける人もいますから、稼げたら複業ですよ。」に未来の働き方を見る。「SNSで複数アカウント持ってるのと同じですから」に「うーむ」となる。

自分ごと化できてないのは自分の中で整理できてないからだろうな。一先ず、メタバース、VR、XR、アバター、WEB3.0などの言葉をしっかり理解しないと進まないことだけは分かった。

2023年5月27日土曜日

無知の知アゲイン。


リスキリングが注目されて、同世代が大学院へ入学したりと、50歳を過ぎても学び続けようと我々。
そこへAIやChatGPTのようなRadical Innovation(これまでなかった革新的技術)に驚かされ「Moon Shot」と揶揄される、映画と同じ世界が現実になったり、Disrupt Innovationのように既存マーケットがDXで破壊的に置き換わったりして、何が何だか・・・と、時代にしがみつこうと申し込んだのが「DXデザイナー養成講座」

「これから求められる人材はDXデザイナー」と主催者が断言して、DXデザイナーとは「ソサエティ5.0の時代にビジネスニーズを発掘/発見し、新しい事業構想ができる人」とし、どんなに技術が発展しても、「使いこなすのは人であり、これまで以上に想像力が必要」と画面越しの熱弁に(おぉ!私?)と思っても、そもそもAIやChatGPTのような技術に疎いから大変!
わかったことは「無知の知」ということ。

受講生は日本各地から160名以上。Slack上には自己紹介が乱舞して、IT業界から公務員、建設業、大学事務、教員、科学者、観光業、医療系、学生など性別年齢と問わずいて面白い!
これから2ヶ月間、自己研究と課題研究をしていくようだけど、2ヶ月後の自分がどんな成長をしているのか?全く想像がつかない。
そして、主催者の「このような講座は対面ではできない。DXだからできるのです。」に納得。
早速、課題が出てるー!

丸くなるな星になれ。


初対面、それも5分程度の一期一会の方の一言にハッ!となる。
事業を考える時、それもDX化だと「現状の課題改善≒効率化、生産性向上など」の現状を議論のベースにしがちだけど、単に現状の置き換えとは違う・・・と分かっていたはずなのに落とし穴、いやタコツボ化。

自分の知識や経験だけでモノゴトを考えてはいけないと猛省。自己紹介でゼロイチが得意です。とか言ったのに全然ダメ!

知識や経験って時に本当に厄介!これまでの経験則らいつの間にか「考える範囲」を固定/制限してしまい、その範囲であれば描けて、描いた内容は悪くないけど面白くないこと多し。
せっかく考えるチャンスを得ているのに障のいい丸い内容でどうするの?と自問自答。
「丸くなるな星になれ!」はサントリービールの名コピー。
お金を払っても貰ってもない自由な機会なんだから妄想力を爆発させて、好き放題に書こう!だから、ターゲットは10年後の自分。

するとペルソナは「61歳、男性、仕事量が減った、国内外の旅好き、ロケ地を多く知っている、ネット利用多い、散歩好き、子供は巣立っている、妻は働いている、免許持ってない、飲酒しない、タバコ吸わない、健康不安など」となり、周りにも多くいるんじゃないかと。

2022年11月15日火曜日

90分で描けたアイデア。


参加者だった「松山(愛媛)へのワーケーションを促すアイデア」ワークショップ。我がグループは「30歳前後の独身女性、東京都世田谷区在住。仕事はウェブデザイナーやライターなどワーケーションが可能な職業。ヨガやティラピスをして、自分らしさの実現に自己投資は惜しまない、今のところ結婚願望も強くない。それなりに自立している。」というペルソナを立てて「こんなサービスや環境があったら、松山(愛媛)にワーケーションに行きたい!」を考える。

すると「ウェブサイト」の立ち上げは必須。そして「情報が多すぎるから一人一人のリクエストに合わせたサービスの提供」が必要となり「ワーケーションコンシェルジュ」という人がいて、コンシェルジュ厳選のモデルプランを紹介するのはどうだろう?となる。
でも「与えらえたプランでは押し付けがましいので、選択制にすることで半カスタマイズ、基本とオプションを組み合わせればオリジナルなワーケーションプランになるね。」となる。

ワーケーションの合間のアクティビティは「通年で楽しめる果物などの収穫体験」「温泉やエストなど美容&健康」「おいしい食事」なども選択制にする。ならば「海、山、街でのワーケーション」と入口から選択できるようにしよう!となる。
そもそもワーケーションをする目的は仕事をしながら「リフレッシュ」「英気を養う」だから、心身ともにリラックスして「また頑張ろう!」というもの。わずか90分程度で形になったアイデアに「これ、実現できますよね?」となり、実際にプロジェクトが立ち上がる。

2021年4月17日土曜日

示唆に富んでた件。

売れるには何かしらの理由がある。と思っているので「メディア多様化時代のコンテンツ」と題したセミナーに参加。登壇者は放送作家の鈴木おさむ氏と芸人・絵本作家の西野亮廣氏。会場はコロナ対応で間隔を空けて座っても話題の人なので超満員。会場を笑わすコントなどは一切なく、生々しい話も多く一言で言えば良かった。特別に新しいコトはなかったけど2:8の法則を駆使していたと報告書に書いた(笑)

ちなみに「えんとつ町のプペル」は156万人超の動員で21億円超の興行収入。20年間何かしらの手法でプペルを続けたいようで、世代をまたげば多世代で認知されIP(知的財産)として可能性が広がるという目論み。ミクロな目の前だけを見ると???と思うこともマクロで俯瞰的に見ると(そういうことか!)となるけど、結果は20年後!と想像すらつかない混沌な時代なので「リスク」と捉えて“目の前の損得勘定”に走る人が多いと。

「攻めやすい城は攻められやすい」とも表現してたけど、これは「市場」とか「オリジナリティ」のことで、既に市場が成立している所には入りやすいけど他も競合他社も多い。競合品の多い商品やサービスに割って入っても差別化は難しい。(そりゃ、そーだ)!と再確認。だから「自分らしさのある城(≒オリジナリティ)を築く(≒市場)」なのだけど、そんな築城に多くが苦戦してまして・・・。

2020年9月28日月曜日

男ばかりの料理教室

カジダン=家事も積極的に楽しむ男性。自己肯定感や働く喜びの原点は「家事」にこそあると思う。と述べた我らの中村和憲さん(料理研究家・音楽家)。「食事という漢字を見てください、“人を良くするコト”なんです。1日3回の食事だと1年間に1095回、人生100年時代なら10万回以上も食事をします。食事はとても大切です。ちなみに学校の給食は190回/年程度です。」と金八先生のような“中村節”にシビれます。

ココ大の授業ではなく、誘われて参加した「カジダン講座(料理編)」。レシピはシーフードグラタン、鯛のソテー塩レモンソース、バーニャカウダー、黒ごまミルクプリンの4種類を3人1組のチームで90分で作り、30分の食事時間の計120分の満腹講座。普段は料理をしないと言うメンバーとワイワイガヤガヤ、たまには全く知らない者同士(実は自己紹介をするタイミングを逸してしまった・・・)で交流をはかるのも新鮮!でも仲良くできるものなのだ。

「盛り付けも頑張ってください!」と先生の中村さん。我がチームは立体的に盛り付けて完成。レシピ通りに作ったのでマズイわけがなく、我が家では食卓に並ばない料理を堪能した120分(個人的には「黒ごまミルクプリン」がGOOD)。ちなみに中村さんは「電子レンジの中村和憲」と言われ愛媛県では有名な電子レンジ使い。「このグラタン、電子レンジ一つでできるなら私にもできますね!」とメンバー。カジダンここに新たに爆誕!

2020年6月8日月曜日

習うより慣れろか

習うより慣れろか・・・。研修やワークショップのファシリテーションを預かる身ですが、このご時世に対面型ではなくオンライン型へ変更せざるをえない場合も多く、対面型とは異なるコツは何かな?と思っていたら、やはり「オンラインファシリテーター養成講座」的なものがあり、商才ある方は行動が早いと妙に頷いてしまったけど、他人事ではなく自分ごと!メモメモ。

オンラインミーティングは一人一人が喋る機会を明確に持てる反面、意見を縦横無尽に交わすことが難しく、そもそもマイクは「発言以外はミュート(消音)」がルールとのことで、話に割って入れない・・・。だから進行役は個々の発言へ「いいね!」など、同意や頷きなどのサインを送るようにとのこと。そして進行役は、発言の度に静まりがち(止まりがち)な「場」へ積極的に質問や意見を振ること。

一人の発言が終わると「間」が空いて次の発言になるので、対面型のように会話のキャッチボールがポンポン行かない。なので積極的に振ることで「会話を耕す」とのこと。そして「話しの長い人の発言を切る」も重要な役割とのこと。わかる!けど大変な役目だ。話が長いとおのずと会議時間も長くなるからね。対面型よりも長くなる時もあるオンラインミーティング、習うより慣れろか。

2019年10月24日木曜日

どうして時間が証明できるのか?

いしづち編集学校によるデザイン活動家ナガオカケンメイ氏の講演会。校長先生として一番前に座り、地域づくりに従事する者、自分の活動と照らし合わせながら聞き入る、ココ大事!そうでないと「単にいい話を聞いた」で終わってしまうから。テーマは「LONG LIFE DESIGN」、単に表面的なデザインでなく、時流にとらわれず、対象の本質は何かを説いてくださった120分。

帰りの電車の中で「LONG LIFE DESIGNとは"時間が証明"してくれたもの」という言葉が最も印象的だったと振り返る。そして(どうして時間が証明できるのか?)と新たな問いを自分で立てると「それは対象との距離感」ではないか?と思ったり。毎日、隔日、週1、隔週と、対象との使用頻度によって環境に馴染んだり、愛着が湧いたりするからと自分なりに解釈。

「〜らしさ」の話はココ大と全く同じ。らしさは個性を生み出す原動力で、推進すればおのずと結果として差別化になる。ココ大を始める時に「カルチャーセンターなどと何が違うの?」と言われたけど、異なるのは今を見れば明白で【学びあい】を通した自己実現や地域の魅力発見、コミュニティとの繋がりなどは学ぶ人それぞれでOKと。「変えていいことと変えてはいけないコト」を学んだ時間!

2019年9月27日金曜日

出稽古。

フィルム・コミッションが抱える課題をあえて言えば「撮影支援作品を活用しきれていないこと」。撮影支援後も作品を活用して地域をPRできれば(観光客が訪れる目的になるかもしれない・・・)と気づいたのはセカチューの時(地域や企業が良かれと思い企画したコトが許諾関係でNGになった事例あり)。もちろん!上映時に監督などと一緒に解説、イベント仕立ての上映、ロケ地ツアー実施などを積極的にしているFCもあるので誤解なく!

民間で取り組んでいる事例を学びに参加。FCとは異なるアプローチに驚いたり、参考になったり。タイアップ(撮影協力)、プロダクトプレイスメント(商品提供)などの手法は、こちらから仕掛けないと実現しないPR方法だから、地域色を出せるけど「加減」が難しい。そもそも、一言で「撮影」と言っても映画なのか?CMなのか?バラエティなのか?で主旨も内容も異なる。

とはいえ(あぁ、自分が暮らす街は作品にも登場するいい街だ・・・)と思ってもらいたいのは関係者全員の願い。取り組まれている源にあるのは「撮影」であって、フィルム・コミッションの役目!撮影支援から支流に分かれ、個々の取り組みへ流れ着く。やはりFC超絶大事!静かに受講しようと思っていたら、声をかけられたり、発言を求められたりしてしまったけど、あくまでも個人の意見。

2019年7月10日水曜日

近視的な単眼思考。

栃木県のファーマーズ・フォレストの代表取締役社長、松本謙さんをお招きしての勉強会。年間150万人が訪れる道の駅「うつのみや ろまんちっく村」は46haの広さ、ここを拠点に沖縄、長野などの県外も合わせ18箇所の直営施設、直売所の物流は自社で構築した結果、年商20億円以上、従業員305人、そして大谷石の採掘現場をめぐるツアーなどの着地型観光は年間200本、何もかもが参考になります。

猛省は「6次産業化」について。「6次化は目的ではなく手段なので、6次化を目的に始めると失敗する」の言葉が刺さる。分かってたつもりだったけど、6次化の可能性を疑わず強く思う余り、6次化=ゴール(目的)という意識があったと気づく。いわゆる「近視的な単眼思考」で「俯瞰的な複眼思考」ではなかったと。プレイヤー兼プロデューサー的な立場も多くなった昨今、気をつけないと・・・。

意識の切り替えって大変!勉強会の最中に「UrbanHarvest」に繋がる言葉を聞いては意識がそっちに行くし、ドラマに取り上げられたという発言に「ロケ地、撮影」に意識が行くし・・・。意識が繋がり連鎖して相乗効果は良いことなんだけど、考えがフラフラしないよう、どこかで(〇〇はこうだ!)と決めつけてしまう単純化が考えを硬直化させる近視的な単純思考の原因に(意識にもっとゆとりを!)と更に猛省。

2018年12月7日金曜日

まだまだ学べる。

学んでいるリテールマーケティング講座も3ヶ月目。昨日の学びは3つ(1)教材に書かれている内容は過去だから現実世界は今も進んでいること。だから教材と現実は一致しないことも多く、現実世界のスピードは早まる一方で乖離が激しい。(2)ネスレ日本のWT戦略を知らなかったので調べると「自社の弱みと外部脅威の最小化」を目的に生み出されたのがアンバサダー制度だったのね。

(3)経営は想像(創造)ということ。目の前の数字になった背景や知らぬ所で起こっていること、諸々の移ろいを自分ごと化して考えると「どこかに接点を見出せる」から面白い。ただその時は「(自分にとって)不都合な真実」があることを直視する。当初に設定したターゲットが変わっていたり、売れ筋と死に筋商品が変わっていたり、価値観が変わっていたりと・・・。

立地の重要性はゲームの三国志で知ったっけ。僻地は土地も広く敵もいないが、お金や人が流れず国は豊かにならない。中心部は物価も高く敵も多いけど経済の循環があり国は豊かになった。それだけ立地は重要、花園町はどうかな?昨晩のオチは日本製品は素晴らしく好きだから応援したく、海外商品にダメ出し嵐だったけど乗っている車はBMW、そこかい!