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2023年3月7日火曜日

愛媛は温泉県だから!


「カワポという名前まで考えたので使ってください!」「カワポ?」「オロポってありますよね?」「オロポ?」「オロナミンCとポカリスエットを混ぜた飲み物です。サウナの時に人気なんですよ」「知らなかった・・・」「そこで!オロナミンCを河内晩柑100%果汁に置き換えたのがカワポです。」「面白い!」「発汗して水分補給がしたい!という時にカワポ(河内晩柑100%ジュース+ポカリ)はいいと思うんです。」「面白い!」

Z世代の社会人が河内晩柑の需要拡大アイデアを考えた数は200以上!その中には「閃いた!」とか「これはいい!」など検討した当人がターゲットだけど、考えたアイデアに自画自賛の方もいて熱烈PR。「カワポが受け例られる背景や根拠はなに?」「愛媛県は“温泉県”じゃないですか!それに愛媛の柑橘の多くは“甘い”から水分補給に求める味ではないけど、河内晩柑はスッキリサッパリだから合いますよ!」とのこと。

そもそも、河内晩柑の活用法には「割材とてしも広めよう」があったから、既存のジュースなどと混ぜるのもアリ。ちなみに野菜ジュースに河内晩柑果汁を混ぜて飲んだ時は美味しかった。
200人以上のZ世代社会人が考えたから、私が思いもつかないアイデアや指摘もあり、つい一つ一つ読んでいたら半日が過ぎてしまった件。「こういう機会がもっと欲しいです」に(そうだよね・・・)と思ったり。

2023年2月1日水曜日

デザイン決定。


愛南町の特産品の一つ「河内晩柑100%果汁」をどんな付加価値で売り込むか?を考えた3年間。特徴は甘みは少なくスッキリとした苦味と酸味、「100%果汁です!」と売込むのも可能だけど、他の柑橘に埋もれてしまう。そこで目をつけたのは「割材でも楽しめる」という切り口。
じゃあ、どこから始める?となった時に平均気温23度、飲酒習慣で割材を使い、苦味や酸味を美味しいと思う地域は沖縄県だった件。

そこでまず2022年6月に現地調査として果実を売ったら爆売れ、手応え十分で満を持して「100%果汁」を持ち込む。でも持ち込む際に「沖縄県と愛南町をミックスさせたラベルデザインが必要」となり、通常なら愛媛県内のデザイナーを頼るけど、今回は全国各地のデザイナーが登録しているプラットホームに依頼し、興味関心のあったデザイナーから38件の応募がある。色々なデザイナーにも知っていただく。

そこから4案に絞り、顧客である消費者に直接選んでもらおうと「ちゃんぷる〜市場」の来店者へ投票を実施。結果276人が投票に参加してくださり、色々な意見を伺いながら投票を見守ると、写真のデザインが最多得票となる。
このデザイン、各世代で人気で、特に財布を管理?する女性には「沖縄と愛南町がいい感じで混ざってる」など高評価。その旨を、お会いしたこともないデザイナーに伝えると、とても喜んでくれて、皆んなハッピーだった件。

2023年1月30日月曜日

ご縁のカタチ化。


2日間の「河内晩柑100%果汁試飲会&ラベルデザインコンテスト」は200人以上の参加者が参加して終了。愛媛県出身の人がいたり、愛媛へ行ったことがある人もいたりと、沖縄人と会話しながらできたことは大きな収穫。「沖縄で売るなら、このデザイン!」も決まり一区切り。
甘みと酸味、苦味のバランスがよいスッキリ味だから「割材推し」でPRしてきたけど、「実はオリーブオイルと割るとドレッシングとしても使えますよ!」と伝えると喜んだ人、多数。

前回、今回のご縁は「フィルム・コミッション」。沖縄市のFC「KOZAフィルム・オフィス」のFC担当者とは代々繋がっていて、今回の事業を相談すると協力を快諾してくださり、「ちゃんぷる〜市場」「新里酒造」などに繋いでいただき成立。
こういう事業を新規営業で話していくのは困難で、“まさかココにつながるとは”という感じで、これまでの関係性を最大限に発揮できたと実感。

フィルム・コミッションの多くは観光系・シティプロモーション系なので「観光誘客」とは相性もよく、また全国をネットワークで結んでいるので「この強み」を生かせば、これまでにないイベントや話題を創れるはず!と身をもって体験。スキームも描けた。
この「まだ見ぬ(無い)価値をどう創出するか?」はFCにとっても付加価値になるし、部署にとっても相乗効果が高まるし、いいことだらけ。すると、やっぱりアレでしょ!と妄想しながら本日帰松。

虹を見たおかげかどうかは。


イベント初日の朝、天候不順で雨が降ったり陽が差したり、そこへ虹が掛かり「虹が見えるなんて幸先いいね!」と車内でワイワイ。すると翌日の2日目の朝も日差しがあるのに雨と風「沖縄の天候って不思議だね」とワイワイ言っていると虹がパァー!とかかり「おぉ!虹ー!2日連続で見れるなんて、いいコトありますよ!」とテンションをあげてイベント会場の「ちゃんぷる〜市場」へ向かう。

すると・・・(1)昼食を済ませた途端に観光バスが到着、大勢が来店して混雑を回避。
(2)イベント終了後に「ちゃんぷる〜市場」で買い物を済まし、レジに並ぶとお世話になったスタッフの方で「あら!お疲れさまでした。あっ!ちょっと待って、これよりもこっちの方がいいのよ!」とカゴから商品を出して別商品と取替えてくれ「ねっ!こっちの方が美味しいのよ!」と秘密を教えてくれる(笑)。

(3)帰り道に寄った海辺でTHE 沖縄を味わっていたら、観光バスが到着し次々と降りる観光客に辺りはごった返す中、混雑を避けられる。
最後は「絶対に並ぶから覚悟して!」と言われた店に待たずに入れ、食事後に外と出たら長い行列ができてて「すっ、スゴいね・・・」となる。
「私たち、最後まで“持って”ましたね!」となる。これを「虹を見たおかげ」と思うか、どうかは自分次第。

2023年1月29日日曜日

一期一会のライブ。


前回、
ちゃんぷる〜市場を訪れたのは2022年6月4日と5日。7ヶ月ぶりに再訪問。店長らスタッフの皆さんに温かく迎え入れていただき「帰ってきた感」を感じることができて嬉しい。
今回は「河内晩柑100%果汁ラベルデザイン投票&試飲」がミッション。沖縄在住の方(消費者)に選んでいただくのが一番!

「あらお兄さん!元気だった?今度は何するの?」と興味津々で寄ってきてくれる方、「河内晩柑の試飲会をしてますよー!」と我々に代わって店内でPRしてくださる方、「前回の美味しかったよ、今回は果実はないの?100%ジュース?いいじゃない!」と早速試飲して感想をくれるスタッフなど、ちゃんぷる〜市場の方々は本当にフレンドリー。

試飲した方から「おいしい⤵︎⤴︎」という沖縄言葉のイントネーションも聞けてなぜかワクワクする。名前も知らない人との一期一会のライブ感(即興感)は楽しく話が弾む。
「どのデザインなら手に取りますか?」「これは沖縄を意識しすぎ!」「これは沖縄のイメージだね」「見やすいのが一番!」「お酒飲みにはコレだね」「このデザインはいい!」など初日だけで100人以上の方に参加いただく。

3年間かけて、ココまで形にしてきたプロジェクトは今日が大きなヤマ場。「明日も頑張ってね!お疲れさま!」と、ほんと!気さくに声をかけくださるスタッフの皆さんに私も近づいて喋ったり尋ねたり。ちゃんぷる〜市場サイコー!

2023年1月28日土曜日

2418kmの移動。


4:30起床、日課のブログを書き、メール返信をしていたらもう6:00、急いでシャワーを浴びて身支度。6:30に朝食を済ませて、そのままチェックアウト(余談だけど、そんな人用なのか?液体歯磨きをもらう)、外は暗くマイナス10度。千歳空港行きの電車に乗り8:00に空港着、土産売り場をザザッー!と見て、トイレで液体歯磨き、厚着から着替えをして搭乗手続き。8:50発の羽田空港行きの案内まで待機。8:30過ぎから搭乗開始。

行きもそうだったけど、千歳空港↔︎羽田空港の飛行機は国際線使用。ナント「トップガン_マーヴェリック」が観れたので「追いトップガン」再び。でも飛行時間の都合でいい所で中断。
羽田空港到着は10:30。降機中からオンラインで事業相談に対応。相談者の悩みが改善され道筋が見えて良かった!と思ったら次の搭乗は11:40からだった!那覇空港行きのゲートへ移動して、ギリギリまでメール返信をこなす。

ラッキーだったのは羽田空港→那覇空港行きの機材も国際線使用で「トップガン_マーヴェリック」の続きを鑑賞して涙腺緩むのだからホント、アホ!
フライトは140分の予定が強い逆風の影響で30分遅れで到着。札幌から2418kmの移動。那覇市の気温が17度だったから札幌市との気温差27度!体調管理には気をつけようと心底思った51歳。
写真は札幌のベストな光景。

2022年9月8日木曜日

数分前まで知らないコト。


河内晩柑は1905年頃、熊本県河内町で発見された偶然の果実。そんな果実の生産量日本一は今や愛媛県愛南町になっているのだから不思議。果実は約350g/個、果汁は約40%/個だから約140ml/個ほど。140ml入りのジュースなど飲み物は世に多くあり「1個=1瓶」という感じ。味はサッパリスッキリ味で甘くない。昨今は甘さが求められてるけど、甘くない「青春味、大人味」かな。

4年前、愛顔の食卓の縁から河内晩柑の魅力発信について相談があり、早速、調べると「見たことはある、名前は知ってる人」は多くとも「食べたことがない、飲んだことがない」人が多く、実は私もその一人だったり・・・。愛南町担当者の中本さんは元地域おこし協力隊で、自身を河内晩柑のエヴァンジェリスト(伝道師)とよび、とにかく認知度向上、普及促進に全集中されてる方(元営業マンだから突撃がスゴい)

そこにタイミングよく「ワンダフルエミフル」が重なり、好機!とお願いして3年目。色々な認知度向上・普及促進策があるけど、やはり当事者が目の前で直接教えてくれるってシンプルで的確で訴求力あり。買い物などで行き交う人々が自然と集まり、数分前までは知らなかったことを知り、きっと晩には家族などに「ねぇ、河内晩柑って知ってる?」と話題になるはず。それがココ大授業!

2022年8月18日木曜日

インチキじゃない話。


「今日はおでかけ」と告げると「どこに行くのさ!遊び?パチンコ?」と矢継ぎ早に質問する子ども達(子ども達にとってパチンコは“そんなイメージ”の よう)。「そう、遊びに行ってくるね」と話を合わせると「(私たちを置いて行くなんて)なんてヒドい大人なんだ!」と突っ込みが入り、「本当は教えにいきます。」と本当のコトを言うと「インチキのくせに、どうして教えられるのさ!」と指摘される。

昨年はオンラインだったので2年ぶりに愛媛県政を担う愛媛県新規採用職員への研修。今回も200名を超える職員と共に公益について考える。堅い内容が多い中で一際特異を放つボランティア/NPOによる「地域づくり、撮影がい及ぼす地域への影響など」について。伝わってくれたら嬉しいと思ったら休憩時間に「お世話になりました!」と、学生時代に縁のあった当時学生だった方が県庁に就職してた!

研修後半は河内晩柑の需要拡大について検討。とは言え河内晩柑について尋ねると、76.2%が河内晩柑という名称は知っているも、69%が愛南ゴールドや美生柑などが河内晩柑と知らず、73.8%が今シーズン、河内晩柑を食べてない・飲んでなかった。意識の中に入らなければ購入などの選択肢にも入らない。いくら愛南町は日本一の生産量と言ってもね・・・これはインチキじゃない話。

2022年6月7日火曜日

妄想広がる。


沖縄での河内晩柑フェアは、予め決まっていたわけでなく、河内晩柑がウォンツとして成立するシーンを分析して「沖縄県での検証」が決まる。とは言っても、どうやって沖縄県と河内晩柑を繋ぐのか?となり、頼ったのが「フィルム・コミッション」の繋がり。フィルム・コミッションは、母体が観光協会の所も多く、沖縄市にある沖縄市コザフィルムオフィスは沖縄市観光物産振興協会。そして北中城村観光協会の事務局長は元沖縄県のFCスタッフ。

こんな所でFCの縁が活きるとは!と驚くもフム・・・となる。今回のような地域の特産品販売は、FCの繋がりで発展できる!と妄想。今回が良い事例で、沖縄市観光物産振興協会の事務局長とは知り合いだったので(コイツは誰だ?紹介して大丈夫か?)という予備審査は不要。私の場合はJFCなので説明もしやすく「泉谷さんって全国組織の理事長なんでしょ?」と店長から驚かれたり。

特産品の販売は既に各地で行われて目新しさは薄いけど、もしも、FCが特産品販売できると劇中に登場した商品の販売やロケ弁の販売など、従来とは異なる切り口や特徴を持たせることができて面白い!と思うのは私だけだろうか?
懸念はただでさえ忙しいFCスタッフを特産品販売まで担わせるのは酷なので、そこは物産担当者が担っていただけるとFCの認知度も上がるよなーと。

2022年6月6日月曜日

河内晩柑フェア。


「おいしい⤵︎ね⤴︎」という沖縄言葉のイントネーション(おば様が多いのかな?)がとても好きで、聞くたびに嬉しくなった50歳。おじ様からは「やなかーぎーよ」と言われて???となり、スマホをいじる愛南町職員。「(河内晩柑の見た目≒日焼けなどが)よくない」と言う意味で「中身と味は全く問題ないんですよ!」と試飲してもらうと美味しかったのか、笑顔で一袋購入いただく。

ちゃんぷる〜市場は米軍基地も近いので、来店者には外国人の方も多く、他にも中国の方やベトナムの方もいて、つたない英語で対応。子ども達は初めてみる河内晩柑に興味津々で、こちらをジッーーーと見るので試飲してもらうと「Yummy!(おいしい)」と笑顔。それを見守るお母さん「アリガトウゴザイマス」と行って子供と相談して一袋購入。日本人と思い込み喋っていた方は台湾人にも飲んでいただくと「Delicious!」。

河内晩柑の果汁は皮ごと丸ごと絞っているので苦味もあるから(どうかな?)と思いきや子供からシニアまで好評で、「お酒にも合いますかね?」と尋ねると「合うなー」「フレーバードリンクで出してもいいかも」と色々とご意見いただく。全員が初対面なのに、とてもフレンドリーだった件。そう言えば「愛媛県に娘が行ってるのよ」とか「愛媛にふるさと納税してるのよ!」と意外と愛媛県との接点が多かったのも特記事項。

2022年6月5日日曜日

冒険出張。


映画「ララランド」の主人公二人が夜、雨上がりの坂道を歩いているみたいだったからパチリ。感じたり、気づいたら放置せずに撮ること大事。ちなみにココはホテルの方に「周辺で美味しいお店はないですか?」と尋ねたら紹介された郷土料理店で「パンフ持参でドリンク1杯無料」だった店は予想より美味しかった件。ココは沖縄県沖縄市。

遡ること数時間前、沖縄空港に着陸する時間なのに未だ上空。そしてアナウンスの「雷雲の影響で着陸できないので、場合によっては他の空港へ着陸します。」に(えっー!)となる。しばらく旋回して着陸できたものの、今度は雷がドッーン!と響いたり、雨が突然大雨になり前が見えなくなったり、そして緊急地震速報のような聞きなれない音が!きけばauの携帯に鳴った「大雨警報」「避難警報」。

雷の音、豪雨が打ちつける音、警報音が鳴り響き(この先、どうなるの?)と冒険出張の始まり。予定変更も余儀なくされて、やっと辿りついた「ちゃんぷる〜市場」に着いた途端、“さらに”ものスゴい土砂降り(バケツをひっくり返したという表現はこの時のためと思う)となり、10m先の店に入るのも困難なほどでまさにアドベンチャー。「ようこそ、ちゃんぷる〜市場へ!」と副店長と合流できて、一先ずチェックポイント通過。

2022年2月19日土曜日

妄想モノがあった件。


(あぁ、コレコレ!)と思ったのが、柑橘などの果実をかき氷用の氷に入れたブロック氷。「これは業務用ですか?」「はい、夏祭りなどのイベントへの出荷が多いですね」「じゃあ、昨夏はコロナ影響で大変だったでしょ?」「えぇ。大変でした。今夏もどうなるか分からないので“かき氷化した商品”の販売を始めます。」と、出展者との会話。「この業務用の果物入り氷は家庭用にはできるんですか?最近の家庭用のかき氷機は色々ありますよね?」

「家庭用も試しました。が!果物の皮や繊維が刃に目詰まりすることが多くて、家庭用は難しいとなりました。」と、参考になるいいことを聞けた!家庭用かき氷機は氷を回す回転速度が遅く、氷を削る刃が薄い上に強度が足りないとのこと。業務用は氷を回す回転速度が早く、刃は厚く大きく硬いとのこと。妄想していた仮説は成立しなかったけど、原因や理由が分かったので対応策を検討できるようになる。

「かき氷ってベジタリアンとかヴィーガンとかハラルでもいけますよね?」「そうなんです!実は今、コンデンスミルクを豆乳で作ろうと挑戦中です、牛乳アレルギーの方にも食べてもらえるよう開発中です。」「面白いですね!できそうですか?」「コンデンスミルクの甘さの再現を何で代替えしたらいいかの途中です。」と見ず知らずの私に熱く語ってくれた出展者。
ヒントを引き出せるか?という話。

2022年2月18日金曜日

トレンドは・・・。


巣篭もり需要が2年も続けば、家飲みに変化が出るのは当然。毎回、外で買っていては安く感じてもチリツモで意外な出費大になる。そこへ【飲み物・食べ物DIY】の登場。写真は人気のクラフトコーラを自宅で作れる!をウリにしていた品。ポイントはレモンでもショウガでも作れる点で参考に「レモン+ショウガ」を飲ませてもらう。シリーズとして「レモネード版」もあり、いわゆる“〇〇の素”は昨年より多かった。

別出展では容器に入っている原液が25%ほどしかなく、よく見ると「つくるシェイク!」と書いてあり、牛乳を入れてシャカシャカ振れば果汁シェイクの出来上がり。いい発想だけど第一印象がちょっと貧素に見える(空き容器に見えるから・・・)のが惜しい!
以前に「てづくり醤油」などの名称でアゴやイリコ、コンブなどの乾物が入った容器だけが売られ、そこに好きな醤油を入れたら「マイオリジナル醤油」が作れる品があったな。

【飲み物・食べ物DIY】の特徴は、最後の工程(フィニッシュ!)がユーザーに委ねられている点=オリジナリティ(独自性を出せる)な点。95%ほど完成しているから失敗がないのも満足ポイントのようで、「人と被りたくない」と思う人のハートをギュッ!と掴んでいる。実によくマジョリティ(多数派)のニーズを掴んでいて、ウォンツに昇華して提案していて参考になる。このトレンドは当分続きそう。

2021年8月28日土曜日

認知と理解って違うなと。

8月25日に10代から60代のネット利用時間の平均値がテレビ視聴時間を初めて超えたと
令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」。2015年の時点で「最初に電源を入れるのはテレビのリモコンではなくスマホ(ネット)」と講座で伝えていた記憶があるので驚きというか(そうだよね)と。テレビのない我が家はそのド真ん中で放送時間が固定されたテレビに生活を合わせることは難しくなった。

Facebookは40代、60代を除く世代で減少傾向で10代では20%を下回る。推測するに40代はFacebookの登場時は20代後半、当時の先端に触れてネットの可能性や繋がりに感嘆した世代。60代はリタイアした方の余生というか趣味としての活用(私の父は80歳でSNSを始めたのだから)、10代はFacebookをする意義が見つけにくいし、意欲がないと手間や面倒と思うのは当たり前。

全世代を横串で貫いているのはYoutubeとInstagramで、“読む”から“見る”への流れはさらに進むとのこと。そのあおりはmixiとかモバゲー、グリーなど時代と握手したものの、持続できなかったサービス。単にサービスが長ければいいか?でもないけど、訴求を考えるとき、個々に特徴はあるけど一面でしかないし、多面的にするには複合的な組み合わせがいいんだろうなと、と認知はされても理解とは似て非なると・・・。

2021年6月27日日曜日

“絶対”に持っていた参加者。

天気予報では曇りだったのに起きたら雨。(梅雨だし、仕方ない・・・)と出発場所へ。【日本一の夏柑橘】授業の参加者を待つ間も雨、バスが出発して伊予市を通過しても雨。内子町を過ぎて大洲市辺りで小雨になり、西予市に入ると雨は止み、宇和島市に入ると雲の隙間から薄っすら陽が見える。そして愛南町に入り河内晩柑の園地に到着。天気予報と反した曇天に「皆さん、持ってますね!」となる。

参加者の中には「愛南町に初めてきた。」「河内晩柑食べるのは初めて。」という方もいて、いざ収穫体験。その様子は別の機会として、「一般的に柑橘は実の下部の方が美味しい」「木の低い所の実より高い所にある実がおいしい」「枝先にある実がおいしい」など諸説ある助言をいただいて【目に見える河内晩柑を全て収穫するミッション】発動!参加者には予め「ビニール袋を持ってきてください」と伝えていたものの・・・。

河内晩柑は平均で400g/個あり、5個も収穫すると約2kg。手持ちのビニール袋は数個でいっぱいに、愛南町さんが用意してくださったビニール袋を用意してもいっぱいに。最後は「40Lのゴミ袋」に入れる(笑)。その場で何個食べてもOKだった【河内晩柑の収穫体験】。一人10Kg以上は持ち帰ったと思うと150kg以上の収穫!「バスは過積載じゃないですよね?」と笑いも出たほど。そして終了後、帰路の途中で愛南町から「大雨になりました!」と“絶対に持っていた”参加者。

2021年6月18日金曜日

コラボの力。

とても美味しかったので、帰りの電車でも堪能したいと【2杯目】のCOCO&NATSUのボタニカルシェイク河内晩柑味。原料のココナッツミルクはNICECREAMを使い、スッキリな河内晩柑の酸味と苦味が甘さと絶妙なバランスで、2杯目なのに飽きなかった件。色も河内晩柑の鮮やかな黄色が白色に映えて推します!購入したのは岡山県岡山市、JR岡山駅中央改札口から徒歩約1分、駅ビルの「さんすて岡山」にあるGOHOBIさんすて岡山店改札口と近いから買いやすかった。

NCECREAM×河内晩柑の相性は以前から良いと思っていての提案が実る。単一の素材で伸ばせる所まで伸ばし、更に勢いをつけようとする時に有効な手段の一つが「コラボ」。互いの素材の長所が相乗効果という変化を生み出して新しい価値を生み出せるのだから本当にスゴい。NICECREAMはソフトクリーム/アイスクリームというイメージだったけど、ボタニカルシェイクでも全国展開できるよねと電車の中で自問自答。

今回は河内晩柑の活用実践。「ウチは7月からゼリーのように使おうと思っています。」と石鎚山から。「私たちはソースなどに使おうと思っています。」は神奈川県から。「果汁も素晴らしいけど、果皮もいいですね。緊急事態宣言が明けてからですかね」は沖縄県から。河内晩柑に興味がある方々にコラボレーションをお願いして【新しい味(価値)】の検証中。全国各地に相談できることに感謝!

2021年5月18日火曜日

夏柑橘は河内晩柑!

2月以来の授業です!それも一気に「愛南町」まで行きます。柑橘王国の愛媛ですが、その多くは冬にシーズンを迎える味で、夏にシーズンを迎える柑橘と言えば・・・となることでしょう。「愛媛は通年で柑橘が食べられます!」とPRに使っていますが、夏に河内晩柑があることで、春柑橘からのバトンタッチ、そして秋から冬への柑橘へのバトンパスができていると言っても過言ではありません。

そんな河内晩柑は愛南町の特産です、それも生産量日本一!しかし、非常に非常に残念なのが「食べたことがない。」とか「(存在を)知らない」など、温州みかんなどと比べると知名度がとても低い!でも1個の重さ平均が350gほどあり、1個の果汁は40%ほど(例:120-150ml)。そして、やはり3月頃から収穫できて半年後の8月頃まで収穫できるのがスゴいところ(ちなみに、3月の河内晩柑と8月の河内晩柑では味、食感が全く別物)

そこで!色々と情報を並べるより、まずは皆んなで園地へ行き、収穫してその場で食べて驚いてもらって好きになってもらって店頭で見つけてもらって買ってもらう。という流れを妄想しての授業第一弾【日本一の夏柑橘!】です。モニター参加授業になりますので“参加無料”“大型バス”で行きます。コロナ禍なので万全の体制を整えました。車で行きたい!という方は集合場所をお伝えします!授業当日にお会いできるのを楽しみにしています!

2021年3月11日木曜日

一人一袋一回一度

個人的に最も印象に残った品。各地のハネモノなどで市場に出ない果物を5-6種類集めてカットし150g/袋〜ごとに冷凍した商品。そのまま盛ってもいいし、ブレンダーへ入れたらスムージーだし、細かくカットすればトッピングにもなるし、扱いやすく見た目もカラフルでいい。新商品のようだけど、既に買い手を複数得たようで「ハネモノ」とよばれる果物の新しい活路としてメモ。

愛媛版だったら「温州みかん、伊予柑、せとか、ブラッドオレンジ、河内晩柑」などのハネモノをカットフルーツにして冷凍。「柑橘アソート」としてデザート、スイーツ、ドリンクとして活用可能。いっそのこと「柑橘、いちご、キウイ、りんご、ブドウ」など「愛媛フルーツスターズ」と名付けた品だっていい。1袋一人前だから使い勝手もいい。手軽に愛媛が食べられていい。この“カット”がポイントなんだろうな。

無駄なく最適にカットすることで余すところなく活用。大きくカットした品もあれば、小さくカットされた品もあったのは、そのせいだろうと。通年での果物を揃えてもいいし、季節で揃えてもいい。個人でもいいし、事業者でもいいのもポイント。一種類のカットフルーツを冷凍したものはあったけど、一人一袋一回一度の品は手間がかかるけど、私でさえ引っかかるんだから可能性は大と。

2021年3月5日金曜日

量か質か

44年間、柑橘の収穫量日本一を誇っていた愛媛県が、平成30年産の収穫量で和歌山県に122t差でその座を受け渡したという昨晩のニュース。収穫量19万8933トンのうち、温州みかんが11万3500トン、中晩柑類8万5433トン。昨年より7855トン落ち込んだとのこと。落ち込んだ背景には平成30年夏の西日本豪雨の影響で農地が崩落するなどの影響があったと愛媛県。そうか、影響は今頃か・・・思いつつ、殺伐としたニュースが多い中で(平和なニュースだ・・・)と思った私はヒドい奴か。

果物は健康的な食生活を送る上で200g/日必要とのことで、温州みかん中サイズを約100g(可食部)とした場合、2個/日食べよう!と。1年間で730個/人という計算か!11万3500トンを個数で表そうとすると1個120gで計算すると94,583,333個か(合ってるかな?)でも、これは出荷された重さや個数だから、出荷できなかった温州みかんなどはジュースなど加工品になるとは言え本当はもっと思い、多いんだろうなと推察。

食べる人の分母が減るという事実を踏まえると輸出か?と思ってたら、海外からの問い合わせ。しかし、海外品質に合わせようとすると日本のは【質もよく高級品だけど、世界で信用される認証や承認を受けていない品が多い】とのこと。「無農薬」「オーガニック」など周りで言うのはいいけど、海外では証拠がないとNGという現実をどうするかって話。

2021年2月19日金曜日

さらに二極化の流れ

「コーヒー+レモン」
の新商品を出していたUCC。「なんでコーヒーとレモンなんですか?」と尋ねると「新しい味の提案で需要の掘り起こし」とのこと。飲んで見ると「レモンティー」のようで色も似てたり。「原材料+認証」のメーカーは「日本人は“認証”というお墨付きに安心感があるから」と教えてくれる。「JIN+柑橘」は(JINは無色透明なので)香りで地域色を出しているとのこと。「アイス+野菜」も時流に合わせて差別化を出すための戦術。

「パスタ+プロテイン」は、どの商品も同じに見えるパスタへの付加価値として。組合わせて商品価値を高めようとする商品の一方で「ヴィーガンラーメン」は、ダシレベルから動物性原料や化学調味料不使用だったし、「オーガニックベジギョーザ」はオーガニック認証&ハラル認証まで取得したもの(そしてヴィーガン)。「ヴィーガン焼きそば」なんてのもあった。カゴメの「ベジタブルカレー&ベジタブルパスタ」は原材料を極力少なくし添加物も少なかった。

パン屋さんも長年研究して「7大アレルゲンフリーパン&ベーグル」をPR。その他色々あったけど、大きな流れは2つ。【組合わせて新しい価値(味、見た目、食感など)の創出→多面的な提案】【原材料数を極力減らして、これまでの価値観からの脱却→シンプルさの提案】で際立っていた点。商品に事業者の戦略の違いがハッキリ出てた。だから価値を提案できない中途半端な商品は苦戦していた件。